JPH0727014B2 - 波形レベル測定装置 - Google Patents

波形レベル測定装置

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JPH0727014B2
JPH0727014B2 JP61044399A JP4439986A JPH0727014B2 JP H0727014 B2 JPH0727014 B2 JP H0727014B2 JP 61044399 A JP61044399 A JP 61044399A JP 4439986 A JP4439986 A JP 4439986A JP H0727014 B2 JPH0727014 B2 JP H0727014B2
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哲朗 中江
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ロ−ム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、主として、電子デバイスの出力波形が正常か
異常かを判定することによってその電子デバイスが良品
であるか不良品であるかの検査に使用するものであっ
て、例えば、VTRのモータサーボ信号や同期信号などの
波形を測定してその制御回路の良否を判定したりするこ
と等に使用する波形レベル測定装置に関する。
<従来技術> 従来のこの種の波形レベル測定装置を第4図に示す。
第4図において、1は電子デバイス、2はサンプルホー
ルド回路、3はタイミング回路、4はサンプリングパル
ス発生回路、5がサンプリング時間設定回路である。
次に、第5図に基づいて動作を説明する。
電子デバイス1から例えば図示のような波形の信号S1
出力されているとし、この信号S1の時間T0におけるレベ
ルVXを測定し、このレベルVXが規定のレベルVRの供給範
囲(±α)内にあるかどうか(VR−α≦VX≦VR+α)を
判定する場合について説明する。
サンプリング時間設定回路5では、予めサンプリングす
る時間T0を設定しておく。
電子デバイス1から出力される信号S1は、サンプルホー
ルド回路2とタイミング回路3とに入力される。タイミ
ング回路3は、入力信号S1の立ち上がりおよび立ち下が
りのタイミングでタイミングパルスS2を発生する。この
タイミングパルスS2がサンプリングパルス発生回路4に
出力される。
サンプリングパルス発生回路4は、入力したタイミング
パルスS2およびサンプリング時間設定回路5で設定され
ているサンプリング時間T0に基づいて、サンプリングパ
ルスS3をサンプルホールド回路2に出力する。
サンプルホールド回路2は、このサンプリングパルスS3
の入力時間T0内において、電子デバイス1から入力した
信号S1をサンプリングする。このサンプリングされた信
号S4のレベルはVXとなる。
そして、このようにして測定されたレベルVXの信号を図
示しない判定回路に出力し、前記の VR−α≦VX≦VR+α の判定を行う。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、このような構成を有する従来例には、次
のような問題点がある。
(イ)波形レベル測定装置の回路構成として、測定デバ
イス個々の出力波形専用のサンプルホールド回路2,タイ
ミング回路3,サンプリングパルス発生回路4,サンプリン
グ時間設定回路5を必要とし、回路全体が複雑で高価な
ものとなっている。
(ロ)タイミングパルスS2とサンプリングパルスS3との
同期ならびにサンプリングパルスS3と入力信号S1との同
期がむずかしく、同期ミスによって誤ったレベルの信号
S4を出力するおそれがある。ことに、信号S1における測
定すべき時間T0が短いときや信号S1の波形が複雑なとき
には、測定しようとする期間T0にずれが生じ、測定不能
になる。
<発明の目的> 本発明は、従来例のこのような問題点を解消し、回路構
成の簡略化と測定精度の向上とを図ることを目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記の目的を達成するために、次のような構
成をとる。
即ち、本発明の波形レベル測定装置は、 段階的にレベルが変化する入力波形について、この入力
波形に含まれる対象となる一つのレベルを測定するため
の装置であって、 前記入力波形のレベル判断用として予め所定の時間Tを
設定する所定時間設定手段と、 前記入力波形に対するトリガレベルを設定するトリガレ
ベル設定手段と、 前記入力波形が前記トリガレベル設定手段で設定された
トリガレベルと交差する2点間の時間tを測定する時間
測定手段と、 この時間測定手段によって測定された時間tと前記所定
時間設定手段によって設定された所定時間Tとを比較す
る時間比較手段と、 前記測定時間tと所定時間Tとが一致するまで前記トリ
ガレベルを段階的に微小変更するトリガレベル微変手段
と、 前記時間比較手段によって比較される両時間t,Tが一致
したときに、その時点でのトリガレベルを測定対象レベ
ルとして出力する測定レベル出力手段と、 を備えた構成とした。
<作用> この構成による作用は、次の通りである。
一方においては、入力波形がトリガレベルと交差する2
点間の時間tと設定された所定時間Tとが比較され、他
方において、測定時間tと所定時間Tとが一致するまで
トリガレベルが段階的に微小変更され、比較される両時
間t,Tが一致したときに、その時点でのトリガレベルが
測定対象レベルとして出力される。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係る波形レベル測定装置の
ブロック回路図である。
第1図において、6は電子デバイス、7は電子デバイス
6からの入力信号S1をカウントするカウンタ回路、8は
全体の制御,演算を司る制御・演算回路、9は制御・演
算回路8から出力されたトリガレベル信号S5をD/A変換
してそのアナログ信号S6をカウンタ回路7に出力するD/
A変換回路、10はカウンタ回路7でアナログ信号S6(ト
リガレベル信号S5)に対応して測定した測定時間tを示
すアナログ信号S7をA/D変換してそのデジタル信号S8
制御・演算回路8に出力するA/D変換回路である。
11は入力波形のレベル判断用として予め所定の時間Tを
設定する所定時間設定手段としての設定回路である。
12は入力信号S1の波形に対する初期のトリガレベルV0
設定回路であり、制御・演算回路8に接続されている。
この初期トリガレベル設定回路12が発明の構成にいう
「入力波形に対するトリガレベルの設定手段」に相当す
る。
次に、この実施例の動作を第2図のフローチャートおよ
び第3図(A)の波形図に基づいて説明する。
ステップ#1では、所定時間設定回路11において、既知
の正規の入力信号S1の波形についての所定時間Tを設定
し、これを制御・演算回路8におけるレジスタRTにスト
アする(RT←T)。ステップ#2では、初期トリガレベ
ル設定回路12において、初期のトリガレベルV0を設定
し、これを制御・演算回路8におけるレジスタRTLにス
トアする(RTL←V0)。
ステップ#3では、初期のトリガレベルV0において、入
力信号S1の立下り・立上り間の時間t1を測定する。即
ち、制御・演算回路8から初期のトリガレベル信号S5
D/A変換回路9に出力する。D/A変換回路9は、この初期
のトリガレベル信号S5をアナログ信号S6に変換してカウ
ンタ回路7に出力する。カウンタ回路7は、アナログ信
号S6によって指定された初期のトリガレベルV0におい
て、入力信号S1の立下り・立上り間の時間t1を測定す
る。第3図(A)の場合は、t1=0である。この測定さ
れた時間t1(=0)を示すアナログ信号S7はA/D変換回
路10によってデジタル信号S8に変換され、制御・演算回
路8に入力される。
このステップ#3が、本発明の時間測定手段に相当す
る。
ステップ#4では、初期のトリガレベルV0における測定
時間t1とレジスタRTにストアされている所定時間Tとを
比較し、t1=Tかどうかを判断する。
このステップ#4が、本発明の時間比較手段に相当す
る。
初期のトリガレベルV0の場合は、ステップ#4でNOと判
断するのでステップ#5に移行し、トリガレベルを桁上
げする。即ち、レジスタRTLにストアされている初期の
トリガレベルV0に微小レベルΔVを加算して、その合計
値を第1微小変更トリガレベル(V0+ΔV)としてレジ
スタRTLにストアする(RTL←V0+ΔV)。
このステップ#5が、本発明のトリガレベル微変手段に
相当する。
次いでステップ#6では、レジスタRTLにストアした第
1微小変更トリガレベル(V0+ΔV)が予想される入力
信号S1の波形の最大値Vmax以下かどうかを判断する。第
3図(A)の場合はYESと判断し、ステップ#3にリタ
ーンする。
このステップ#3では、第1微小変更トリガレベル(V0
+ΔV)に基づいて、前述と同様に入力信号S1の立下り
・立上り間の時間t2を測定する。第3図(A)の場合
は、0<t2<Tであるから、次のステップ#4で再びNO
と判断し、ステップ#5に移行する。
このステップ#5では、再度、トリガレベルを桁上げす
る。即ち、レジスタRTLにストアされている第1微小変
更トリガレベル(V0+ΔV)に微小レベルΔVを加算し
て、その合計値を第2微小変更トリガレベル(V0+2・
ΔV)としてレジスタRTLにストアする(RTL←V0+2・
ΔV)。
次いでステップ#6を経て、ステップ#3で、第2微小
変更トリガレベル(V0+2・ΔV)に基づいて、前述と
同様に入力信号S1の立下り・立上り間の時間t3を測定す
る。第3図(A)の場合は、t3=t2<Tであるから、次
のステップ#4で再びNOと判断し、ステップ#5に移行
する。
このステップ#5では、再度、トリガレベルを桁上げす
る。即ち、レジスタRTLにストアされている第2微小変
更トリガレベル(V0+2・ΔV)に微小レベルΔVを加
算して、その合計値を第3微小変更トリガレベル(V0
3・ΔV)としてレジスタRTLにストアする(RTL←V0
3・ΔV)。
次いでステップ#6を経て、ステップ#3で、第3微小
変更トリガレベル(V0+3・ΔV)に基づいて、前述と
同様に入力信号S1の立下り・立上り間の時間t4を測定す
る。第3図(A)の場合は、t4=Tであるから、次のス
テップ#4ではYESと判断し、ステップ#7に移行す
る。
ステップ#7では、レジスタRTLにストアされている第
3微小変更トリガレベル(V0+3・ΔV)を実測定レベ
ルVRDとみなしてメモリに書き込むとともに、この実測
定レベルVRDのデータを外部に出力した後、フローを終
了する。
このステップ#7が、本発明の測定レベル出力手段に相
当する。
なお、場合によっては、ステップ#6の判断でレジスタ
RTLの内容が最大値Vmaxを超えることがある。その場合
は、直ちにフローを終了する。
なお、電子デバイス6からの入力信号S1の波形が第3図
(B)のような場合には、初期のトリガレベルV0が高
く、1段階ごとの微小レベルΔVの変更は、マイナス側
になる。即ち、V0−ΔVのようになる。
ところで、ステップ#4での判断において、レジスタR
TLにストアしたトリガレベルが測定対象レベルVDと一致
せず、測定対象レベルVDよりも大きくなる場合がある。
しかし、微小レベルΔVを電子デバイス6の良否判断の
許容範囲α以下(ΔV≦α)としておけば、不一致であ
っても電子デバイス6の良否の判断を誤ることがない。
また、ステップ#4の判断が最初にYESとなったとき
に、レジスタRTLにストアしたトリガレベルが測定対象
レベルVDよりも大きい場合には、変更する微小レベルを
最初の微小レベルΔVよりもさらに小さい微小レベルΔ
V1とし、かつ、レジスタRTLの内容からその微小レベル
ΔV1を今度は順次段階的に減算しながら、同様のサイク
ルを繰り返し、次にステップ#4の判断がNOとなったと
きに、変更する微小レベルを先の微小レベルΔV1よりも
さらに小さい微小レベルΔV2にして、再度順次段階的に
加算しながら、同様のサイクルを繰り返すように構成す
れば、最終的にはレジスタRTLストアしたトリガレベル
と測定対象レベルVDとが一致することになる。従って、
電子デバイス6の良否の判定を高精度化することができ
る。
<発明の効果> 本発明によれば、次の効果が発揮される。
(a)トリガレベルの変更に基づいて測定対象レベルを
測定しているため、従来例のようにシビアなタイミング
処理を必要とせず、全体として回路構成を簡略化するこ
とができる。
(b)前記(a)と同様の理由により、従来例で生じて
いた同期ミスに起因する誤測定をなくすことができると
ともに、測定対象レベルを測定すべき時間が短いことや
入力波形が複雑であっても、そのことには影響されるこ
となく高精度な測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
波形レベル測定装置のブロック回路図、第2図はフロー
チャート、第3図は波形図である。第4図および第5図
は従来例に係り、第4図は波形レベル測定装置のブロッ
ク回路図、第5図は波形図である。 8…制御・演算回路 11…所定時間設定回路(手段) 12…トリガレベル設定回路(手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段階的にレベルが変化する入力波形につい
    て、この入力波形に含まれる対象となる一つのレベルを
    測定するための装置であって、 前記入力波形のレベル判断用として予め所定の時間Tを
    設定する所定時間設定手段と、 前記入力波形に対するトリガレベルを設定するトリガレ
    ベル設定手段と、 前記入力波形が前記トリガレベル設定手段で設定された
    トリガレベルと交差する2点間の時間tを測定する時間
    測定手段と、 この時間測定手段によって測定された時間tと前記所定
    時間設定手段によって設定された所定時間Tとを比較す
    る時間比較手段と、 前記測定時間tと所定時間Tとが一致するまで前記トリ
    ガレベルを段階的に微小変更するトリガレベル微変手段
    と、 前記時間比較手段によって比較される両時間t,Tが一致
    したときに、その時点でのトリガレベルを測定対象レベ
    ルとして出力する測定レベル出力手段と、 を備えた波形レベル測定装置。
JP61044399A 1986-03-01 1986-03-01 波形レベル測定装置 Expired - Fee Related JPH0727014B2 (ja)

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