JP3047264B2 - 時間計測装置 - Google Patents

時間計測装置

Info

Publication number
JP3047264B2
JP3047264B2 JP3316330A JP31633091A JP3047264B2 JP 3047264 B2 JP3047264 B2 JP 3047264B2 JP 3316330 A JP3316330 A JP 3316330A JP 31633091 A JP31633091 A JP 31633091A JP 3047264 B2 JP3047264 B2 JP 3047264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
measurement
unit
counter
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3316330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05150056A (ja
Inventor
公男 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP3316330A priority Critical patent/JP3047264B2/ja
Publication of JPH05150056A publication Critical patent/JPH05150056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3047264B2 publication Critical patent/JP3047264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の入力信号間の時
間差を高精度で計測する時間計測装置に関し、更に詳し
くは、時間差の測定結果を高速に演算して統計処理する
ことができる時間計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時間間隔の測定は、基準クロッ
クの計数によって行われるが、測定開始時点及び終了時
点において、測定信号が基準クロックとズレるために、
微小時間の誤差を生じる。この微小誤差の端数時間は、
時間/電圧変換部(以下、T/V変換部という)によっ
て時間−電圧変換された後、AD変換され、カウンタが
基準クロックに基づいて計数した粗時間に加減される。
【0003】図3は、このような時間測定装置の動作を
示すタイムチャートで、(A)は測定しようとする時間
の始まりとなるスタート信号A、(B)は測定しようと
する時間の終わりとなるストップ信号B、(C)は基準
クロックCLKによって測定される粗時間KT0
(D)はT/V変換部によって測定される時間、(E)
は基準クロックCLKである。尚、T0は基準クロック
CLKの周期、Kはカウンタによって計数され計数値、
yは測定開始時の端数時間、tXは測定終了時の端数時
間である。図に示すように、測定時間Tは、次式(1)
のようにで求められるが、 T=KT0+(ty−tx) ………(1) 実際は、カウンタの分解能測定基本単位aとT/V変換
部の分解能測定基本単位bによって次式(2)のデータ
として得られる。 T=an+bm ………(2) ここで、nはカウンタによって得られる整数値、mはT
/V変換部によって得られる整数値である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の時間
計測装置は、更に高精度のデータを得るためには、測定
回数iを増やし、測定毎に得られた測定結果Ti、即
ち、ani+bmi(i=1〜j)に基づいて次式
(3)、(4)に示すような統計処理を行わなければな
らないために、演算が煩雑になり演算に長時間を有する
という欠点があった。即ち、平均値のための統計処理に
ついては、
【数1】 標準偏差のための統計処理については、
【数2】 が行われる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、カウンタとT/V変換部が測定毎に得た整数n
i及びmiを、一旦、メモリに記憶し、このメモリに記憶
した一連の整数ni、miから直接統計処理を行って時間
測定の測定結果を得るようにしたもので、短時間で高精
度に時間測定を行うことができる時間計測装置を提供す
ることを目的としている。即ち、平均値のための統計処
理については、nとmの整数和に基づき次式(4)の演
算を行い、
【数3】 標準偏差のための統計処理については、nとmの整数積
及び整数和に基づき次式(5)の演算を行うことによっ
て、演算処理を短縮する。
【数4】
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、入力した被測定信号をデジタルタ
イミング信号に変換する入力・波形整形部と、この入力
・波形整形部で得たデジタルタイミング信号を基本クロ
ックを基に時間間隔パルスと端数時間とに分割する時間
切り出し・アーミングコントロール部と、前記時間間隔
パルスを前記基本クロックに基づいて計数するカウンタ
部と、前記端数時間のパルス幅に対応する時間を電圧に
変換して測定する時間/電圧変換部と、前記カウンタ部
がカウンタの測定基本単位aに基づいて計数した整数n
と、前記電圧から前記時間/電圧変換部が測定基本単位
bに基づいて得た整数mとを記憶するメモリと、このメ
モリが測定毎に記憶した整数nとmとに基づいて、前記
被測定信号を統計処理する統計処理手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の時間測定装置は、カウンタとT/V変
換部が測定毎に得た整数n、mを一旦メモリに記憶した
後、整数nとmとに基づいて統計処理を行うようにし
て、統計処理のための演算時間を短縮する。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の時間計測装置の一実施例を
説明する構成ブロック図である。図中、1は入力・波形
整形部で、二つの終端条件の異なる被測定信号A、Bを
精度良くデジタルタイミング信号に変換し、時間切り出
し・アーミングコントロール部2に出力する。
【0009】時間切り出し・アーミングコントロール部
2は、タイミング発生回路3から入力した基準クロック
CLKに基づいてデジタルタイミング信号を時間間隔パ
ルスと端数時間パルスとに分割し、時間間隔パルスをカ
ウンタ4に出力すると共に、端数時間パルスをT/V変
換部5に出力する。
【0010】カウンタ4は、測定毎に時間切り出し・ア
ーミングコントロール部2から入力した時間間隔パルス
のパルス数を計数し、計数結果である計数値ni(i=
1〜j)を第一のメモリ6に出力する。一方、T/V変
換部5は、端数時間パルスのパルス幅に対応した時間分
をコンデンサ(図省略)に定電流源から充電し、その電
圧をA/D変換した値を計数値miとして第一のメモリ
6に出力する。
【0011】図2は、第一のメモリ6の構成を示した図
である。計数値miは、測定開始時と測定終了時で異な
るため、第一のメモリ6には開始時と終了時の各々につ
いて記憶される。以後、計数値miを開始時と終了時で
区別して説明する場合は、開始時をmyiとして示し、終
了時をmxiして示す。
【0012】第一のメモリ6は、アドレス生成回路7に
よって指定されたアドレスに測定毎にカウンタ4とT/
V変換部5とのデータni、miが記憶されるしかし、
端数時間パルスは、測定開始時と測定終了時で真の時間
のとの誤差が異なって生じる。このため、更に正確なデ
ータを得る場合には、開始時の計数値myiと終了時の計
数値mxiについて、それぞれ補正をする必要がある。
【0013】8はT/V変換部5で得られた計数値mi
を補正するための補正データが記憶されている第二のメ
モリである。補正データは、既知の異なった時間の信号
が入力・波形整形部1に数回与えられ、それぞれの測定
した結果に基づき、測定開始時と測定終了時について求
められる。
【0014】この場合、端数時間パルスは、測定開始時
においては(4)式に、測定終了時においては(5)式
に示すようになる。 ty=Ay・myi+By ………(7) tx=Ax・mxi+Bx ………(8) (Ay、Byは測定開始時の補正データ、Ax、BXは測定
終了時の補正データである。) 9は各装置の制御を司るCPUである。CPU9は、
統計処理手段91が設けられていて、第一、第二にメモ
リ6、8に記憶されたデータに基づいて、測定時間につ
いて、最大、最小、平均値、標準偏差、ヒストグラムを
求める。
【0015】次に、このように構成された時間測定装置
がj回の測定結果に基づき、平均値と標準偏差の統計処
理を行う場合を説明する。尚、演算は、式(1)と式
(7)、(8)とに基づいて行われ計数値miについて
は、補正を行うものとする。
【0016】平均値を算出する場合
【数5】 となり、
【0017】標準偏差算出する場合
【数6】 となる。従来の装置で統計処理を場合は、式(9)´、
(10)´によって演算を行わなければならないために、
演算が煩雑になり演算処理に多大の時間を要する。尚、
本発明の時間測定装置は、第一のメモリ6に、n、mの
整数和と整数積をメモリの書込みと同時に行える手段を
設けることによって、更に演算を高速に行うことができ
る。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の時
間測定装置は、カウンタとT/V変換部が測定毎に得た
整数ni及びmiを、一旦、メモリに記憶し、このメモリ
に記憶した一連の整数ni、miから直接統計処理を行う
ようにしてものである。このために、時間測定の統計処
理を短時間で行うことができ、短い時間で高精度の時間
測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間計測装置の一実施例を説明する構
成ブロック図である。
【図2】第一のメモリの構成を示した図である。
【図3】従来の時間測定装置の動作を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
4 カウンタ 5 T/V変換部 6 第一のメモリ 9 CPU 91 統計処理手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した被測定信号をデジタルタイミン
    グ信号に変換する入力・波形整形部と、 この入力・波形整形部で得たデジタルタイミング信号を
    基本クロックを基に時間間隔パルスと端数時間とに分割
    する時間切り出し・アーミングコントロール部と、 前記時間間隔パルスを前記基本クロックに基づいて計数
    するカウンタ部と、 前記端数時間のパルス幅に対応する時間を電圧に変換し
    て測定する時間/電圧変換部と、 前記カウンタ部がカウンタの測定基本単位aに基づいて
    計数した整数nと、前記電圧から前記時間/電圧変換部
    が前記時間/電圧変換部の測定基本単位bに基づいて得
    た整数mとを記憶するメモリと、 このメモリが測定毎に記憶した整数nとmとに基づい
    て、前記被測定信号を統計処理する統計処理手段とを設
    けたことを特徴とした時間計測装置。
JP3316330A 1991-11-29 1991-11-29 時間計測装置 Expired - Fee Related JP3047264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316330A JP3047264B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 時間計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316330A JP3047264B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 時間計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05150056A JPH05150056A (ja) 1993-06-18
JP3047264B2 true JP3047264B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=18075930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3316330A Expired - Fee Related JP3047264B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 時間計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3047264B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104133367B (zh) * 2014-07-07 2017-02-01 中国电子科技集团公司第四十一研究所 一种提取待测时钟信号时间间隔参数的电路及方法
JP6369866B2 (ja) 2015-01-20 2018-08-08 国立研究開発法人理化学研究所 時間測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05150056A (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4303983A (en) Method and apparatus for measuring time
US4786861A (en) Frequency counting apparatus and method
US4564918A (en) Method and apparatus for measuring the time difference between two sampling times
US4162443A (en) Speed measuring systems
JPH0447269B2 (ja)
EP0177557B1 (en) Counting apparatus and method for frequency sampling
EP3111559B1 (en) On-chip analog-to-digital converter (adc) linearity test for embedded devices
CN108549024B (zh) 一种预测式m/t的测速系统及方法
EP0047090B1 (en) Method of and apparatus for converting an analogue voltage to a digital representation
EP0102165A1 (en) Speed detection apparatus and method
JPH06347569A (ja) 周波数逓倍回路及びパルス時間間隔測定装置
JP3047264B2 (ja) 時間計測装置
RU2210785C2 (ru) Цифровой частотомер
JP4022978B2 (ja) アナログ/ディジタル変換回路測定装置
JP2607113B2 (ja) A/d変換方法
JP2645374B2 (ja) 位相差又は相対周波数偏差測定装置
JP3015597B2 (ja) オシロスコープの水平軸電子目盛りを校正する方法及び装置
JPH0115801B2 (ja)
SU712953A1 (ru) Многоканальный преобразователь частоты в код
JPS5912819Y2 (ja) クロツクパルス発生回路
JP2550987B2 (ja) 信号勾配測定器
JPH05188067A (ja) サーボモータの速度検出装置
JPH0455275B2 (ja)
JPH03289567A (ja) 回転速度検出装置
KR940004954B1 (ko) 엔코더형 모터의 속도 검출장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees