JPH07269668A - クラッチ機能を内蔵した無段変速動力伝達方法及び装置 - Google Patents

クラッチ機能を内蔵した無段変速動力伝達方法及び装置

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JPH07269668A
JPH07269668A JP7057145A JP5714595A JPH07269668A JP H07269668 A JPH07269668 A JP H07269668A JP 7057145 A JP7057145 A JP 7057145A JP 5714595 A JP5714595 A JP 5714595A JP H07269668 A JPH07269668 A JP H07269668A
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gear
driving force
output shaft
rotational driving
planetary
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Kyung-Sik Min
京 植 閔
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/72Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一体形の装置内で変速とクラッチ機能を遂行
し得る動力伝達方法及び装置を提供する。 【構成】 入力軸30と、入力軸に固定された太陽ギヤ
ー1と、太陽ギヤーに噛合された複数の遊星ギヤー2
と、複数の遊星ギヤーを枢支していて出力軸40に固定
された遊星ギヤーキャリア3と、遊星ギヤーキャリアに
回転可能に装架されていて複数の遊星ギヤーに噛合する
内歯を有するリングギヤー4と、リングギヤーの外周面
に形成されたギヤーに噛合されたピニオン25と、ピニ
オンに連結された駆動伝達媒介機構27と、駆動伝達媒
介機構に接続された中間媒体とから構成されている。入
力軸と出力軸は一線上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンやモーター等
の原動機関の稼動により回転せしめられる原動軸の回転
を出力軸へ伝達するための無段変速稼動されるクラッチ
機能を内蔵した無段変速動力伝達方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、エンジン又はモーター等の原
動機関の稼動によって作動せしめられる自動車類や産業
機械類等においては、原動機関の稼動によって駆動せし
められる原動軸の回転駆動力を伝達したり遮断したりす
るために必ずクラッチ装置が使用され、原動軸の回転駆
動力は変速機入力軸に伝達されて変速機で変速された
後、その変速された状態を出力軸に伝達するようになっ
ていて、動力伝達と変速とは別個の手段により行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変速機が手
動の場合、変速は総て操作者の操作によって行われ、原
動機関から出力される原動軸の回転数に関係なく必要に
応じてクラッチ装置を操作しなければならないから、ク
ラッチ装置の操作による原動機関の起動負荷を誘発させ
るという欠点を排除することができない。
【0004】又、自動変速装置の場合、使用されるオイ
ルクラッチは油体による間接伝達方式であるトルクコン
バータによる動力伝達であるため、燃料の消耗量が多く
燃比を大きく低下させる。又、このような従来の動力伝
達手段においては、原動軸の回転数を変化させて出力軸
に伝達するための手段として多数のギヤー群を備えた変
速装置を必ず利用しなければならないし、このような変
速装置は変速の区分が数段階に区分されているため速度
の増減に従い比例的に変更させることができない等の、
根本的に変速に段数が存在しなければならないことに基
因する多くの問題点があった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、クラッチ装置と変速装置を利用して従来の問題
点を排除すると共に、自動変速装置にもまた利用されて
いる変速装置の欠点を根本的に排除した動力伝達方法及
び装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による無段変速動力伝達方法及び装置は、入
力軸の回転駆動力を太陽ギヤーに伝達させて、太陽ギヤ
ーの回転駆動力により遊星ギヤー群を回転させ、遊星ギ
ヤー群を枢支する遊星ギヤーキャリアに出力軸を固定し
て遊星ギヤーキャリアの回転駆動力が出力軸に伝達され
るようにし、且つ遊星ギヤー群に噛合されたリングギヤ
ーに動力機構により可変の回転駆動力を加えてリングギ
ヤーの回転駆動力を制御することにより遊星ギヤーキャ
リアを介して出力軸の回転数を制御し得るようになって
いる。
【0007】又、本発明による無段変速動力伝達方法及
び装置は、入力軸を第1サイドギヤーに固定し、第1サ
イドギヤーと対向するように配置された第2サイドギヤ
ーに出力軸を固定し、第1及び第2サイドギヤーに複数
個のアイドルギヤーを噛合させ、複数個のアイドルギヤ
ーはアイドルギヤーキャリアに枢支されて第1及び第2
サイドギヤー間で空転可能にされて入力軸の回転駆動力
が出力軸に伝達されるようにし、且つアイドルギヤーキ
ャリアに可変の回転駆動力を加えてアイドルギヤーキャ
リアの回転駆動力を制御することにより第2サイドギヤ
ーを介して出力軸の回転数を制御し得るようになってい
る。
【0008】更に、本発明による無段変速動力伝達装置
は、入力軸に第1ギヤー機構を固定して入力軸の回転駆
動力が第1ギヤー機構に伝達されるようにし、第1ギヤ
ー機構に伝達された回転駆動力が第2ギヤー機構に固定
された出力軸に伝達されるようにしたクラッチ機能を内
蔵した無段変速動力伝達装置において、第1ギヤー機構
は入力軸に固定された第1太陽ギヤーと、第1太陽ギヤ
ーに噛合された複数の第1遊星ギヤーと第1遊星ギヤー
に噛合された第1リングギヤーとから成り、第2ギヤー
機構は第1遊星ギヤーを一端に枢支していて遊星ギヤー
キャリアに固定された連結軸の他端に枢支された複数の
第2遊星ギヤーと第2遊星ギヤーに噛合されていて出力
軸に固定された第2太陽ギヤーと第2遊星ギヤーに噛合
された第2リングギヤーとから成り、第2リングギヤー
に動力機構により可変の回転駆動力を加えて第2リング
ギヤーの回転駆動力を制御することによって遊星ギヤー
キャリアを介して出力軸の回転数を制御し得るようにし
たことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、前記リングギヤー,アイ
ドルギヤーキャリア及び第2リングギヤーの外周面にギ
ヤーを形成してそのギヤーにピニオンを噛合させ、ピニ
オンを中間媒体によって作動する駆動伝達媒介機構によ
り駆動制御することにより前記リングギヤー,アイドル
ギヤーキャリア及び第2リングギヤーの回転駆動力を制
御するようにしている。
【0010】又、本発明によれば、中間媒体が入力軸の
回転駆動力であり、駆動伝達媒介機構がオイルクラッチ
(トルクコンバーター)であって、オイルクラッチの回
転駆動力は油量によって制御され、且つオイルクラッチ
は入力軸の回転駆動力により作動せしめられるようにな
っている。
【0011】
【作用】装置内で変速作用とクラッチ作用が共に行われ
て、入力軸の回転駆動力が遊星ギヤー機構を介して出力
軸に伝達される。
【0012】
【実施例】実施例1 図1は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第1実施例の構成を示す断面図である。図
中、Eはエンジン又はモーター等の原動機関、1は太陽
ギヤー、2は太陽ギヤー1に噛合された複数の遊星ギヤ
ー、3は太陽ギヤー1と同心的に配設されていて複数の
遊星ギヤー2を夫々枢支する遊星ギヤーキャリア、4は
遊星ギヤーキャリア3と同心的に回転し得るように装架
されていて複数の遊星ギヤー2に噛合せしめられた内歯
が形成されたリングギヤー、30は太陽ギヤー1に固定
されていて機関Eにより回転駆動せしめられる入力軸、
40はリングギヤー4に固定された出力軸である。
【0013】次に上記第1実施例の作用について説明す
る。機関Eの稼動によって入力軸30が回転せしめられ
ると、その回転駆動力は太陽ギヤー1に伝達され、太陽
ギヤー1の回転駆動力は複数の遊星ギヤー2に伝達され
る。この場合、リングギヤー4に外力を加えることなく
自由状態に放置すると、遊星ギヤー装置の特性上各遊星
ギヤー2はその場で空転するから、遊星ギヤーキャリア
3は如何なる方向にも回転せず、リングギヤー4は遊星
ギヤー2の空転により太陽ギヤー1とは反対の方向へ自
由回転(この回転を以下自由回転と称する)するように
なる。
【0014】これに対して、図示しない動力伝達機構に
よって発生する外力によりリングギヤー4の回転を制御
するようにすると、遊星ギヤー2は太陽ギヤー1の回転
駆動力が伝達されてリングギヤー4の内周に沿って回転
するようになるが、その回転速度はリングギヤー4が制
御される程度によって制御され、結局のところ遊星ギヤ
ーキャリア3は太陽ギヤー1の回転駆動力の伝達を受け
て回転するようになる。従って、遊星ギヤーキャリア3
に固定された出力軸40は、リングギヤー4が外力によ
って制御される状態の程度に従って比例的に回転駆動さ
れる。
【0015】実施例2 図2は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第2実施例の構成を示す断面図である。図
中、第1実施例と実質上同一の部材には同一符号が付さ
れているが、21は入力軸30に固定された一側サイド
ギヤー、41はサイドギヤー21に噛合されたアイドル
ギヤー、42はアイドルギヤー41に噛合されたアイド
ルギヤーキャリア、31は出力軸40に固定されていて
アイドルギヤー41に噛合された他側サイドギヤーであ
る。
【0016】第2実施例は上記のように構成されている
から、アイドルギヤーキャリア42に外力を加えること
なく自由状態に放置すると、アイドルギヤー41は入力
軸30の回転に従って空転し、アイドルギヤーキャリア
42は一側サイドギヤー21と同一方向へ自由回転し
て、他側サイドギヤー31は回転しない。従って、この
状態では、入力軸30の回転は出力軸40へ伝達されな
い。
【0017】これに対して、アイドルギヤーキャリア4
2の回転を外力によって制御すると、アイドルギヤー4
1は一側サイドギヤー21の回転駆動力の伝達を受けて
回転するが、その速度はアイドルギヤーキャリア42が
外力により制御される程度により制御され、他側サイド
ギヤー31は一側サイドギヤー21の回転駆動力の伝達
を受けて回転するようになる。従って、この状態では、
出力軸40の回転駆動はアイドルギヤーキャリア42が
制御される程度により比例的に制御される。
【0018】以上の説明で明らかなように、第1実施例
と第2実施例の相異点は、リングギヤー4及びアイドル
ギヤーキャリア42を固定させた場合に、機関Eから伝
達される入力回転数と出力回転数の比は、第1実施例に
おいては減速されるのに対して、第2実施例においては
同一であり、又、第1実施例では入力軸と出力軸の回転
方向が同じであるのに対して、第2実施例では反対方向
になるという点であるが、制御対象であるリングギヤー
4とアイドルギヤーキャリア42の回転駆動力(回転
数)を連続制御した場合、無段変速装置として作用する
点で第1実施例と第2実施例は共通である。
【0019】実施例3 図3は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第3実施例の構成を示す断面図である。図
中、第1実施例と実質上同一の部材には同一符号が付さ
れているが、この第3実施例は、リングギヤー4の外周
面にギヤー8が形成されていて、このギヤー8にピニオ
ン25が噛合せしめられており、ピニオン25はトルク
コンバーター等のオイルクラッチ,油圧モーター,サー
ボモータ,アクチュエーター等の駆動伝達媒介機構27
により作動せしめられ、且つ駆動伝達媒介機構27を作
動させる油圧,空圧又は電気力等の中間媒体28が入力
軸30の回転駆動力(回転数),エンジンの排気圧又は
これらとは別個の装置により媒介されるようになってい
る点で、第1実施例とは異なる。
【0020】第3実施例において、入力軸30の回転駆
動中リングギヤー4に太陽ギヤー1の回転方向即ちリン
グギヤー4の自由回転方向とは反対の方向に駆動伝達媒
介機構27により回転駆動力を加えると、自転していた
リングギヤー4は所定量だけ自転方向に回転はするが、
リングギヤー4の自転方向の回転駆動力(回転数)が徐
々に制御されるので、遊星ギヤーキャリア3は出力軸4
0に徐々に駆動力を伝達することになり、所定の時点で
リングギヤー4は固定され、継続する駆動伝達媒介機構
27の加速により遊星ギヤーキャリア3はリングギヤー
4の自転方向とは反対の方向に回転を開始する。このよ
うなリングギヤー4の制御は、遊星ギヤー群2を介して
遊星ギヤーキャリア3の回転を増加させ、出力軸40に
伝達されるようになるから、入力軸30の回転駆動力の
伝達及び遮断を遂行するクラッチ機能及び出力軸40の
変速のための変速装置の機能を遂行する結果となる。
【0021】実施例4 図4は本発明に係るクラッチ機構を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第4実施例の構成を示す断面図である。図
中、第2実施例と実質上同一の部材には同一符号が付さ
れているが、アイドルギヤーキャリア42の外周面にギ
ヤー8が形成されていて、このギヤー8にピニオン25
が噛合せしめられ、ピニオン25が第3実施例の場合と
同様に駆動伝達媒介機構により作動せしめられるように
なっている点で、第2実施例とは異なる。
【0022】第4実施例は上記のように構成されている
から、中間媒体28により作動される駆動伝達媒介機構
27がアイドルギヤー41を枢支するアイドルギヤーキ
ャリア42を制御することによってアイドルギヤー41
を制御する。かくして、入力軸30の回転駆動力は、ア
イドルギヤーキャリア42の制御程度によって制御され
た回転駆動力を他側サイドギヤー31を介して出力軸4
0に出力させる。尚、中間媒体28の構成及び作用は、
第3実施例の場合と同様であるので説明は省略する。
【0023】第3及び第4実施例において、出力軸40
を逆転させようとする場合には、リングギヤー4及びア
イドルギヤーキャリア42を自由回転方向にその回転速
度を増加させるようにピニオン25を回転させればよ
い。又、駆動伝達媒介機構27で必要とする力を調節す
るためには、ピニオン25の直径の大きさを調節する
か、又はピニオンの代わりにギヤーディスクを設置して
そのギヤーディスクの直径を調節するようにすればよ
い。
【0024】次に第3及び第4実施例において、リング
ギヤー4又はアイドルギヤーキャリア42即ち「制御対
象」を制御する駆動伝達媒介機構27がオイルクラッチ
である場合について簡単に説明する。即ち、オイルクラ
ッチは中間媒体28として定義される入力軸30の回転
駆動力により作動される。換言すれば、ピニオン25は
トルクコンバーターの出力エンペラーに連結され、その
入力エンペラーは入力軸30により回転せしめられるよ
うになっている。
【0025】前記「制御対象」を制御するために、入力
軸30の回転数,出力軸40の回転数,アクセルとブレ
ーキの作動開始時点と作動終了時点等の情報を感知する
各種センサーを設置し、これらのセンサーによって感知
された情報をコンピュータ制御機器に入力して、オイル
クラッチを制御させるようにする。換言すれば、油圧ポ
ンプより供給される油量を比例制御供給バルブで制御す
るようにして、この比例制御供給バルブで制御された量
の油をオイルクラッチ例えばトルクコンバーターに供給
することにより、トルクコンバーターの出力エンペラー
に制御された回転駆動力を発生させて、ピニオン25と
噛合したギヤー8を介して「制御対象」の自転方向とは
反対方向に回転駆動力を加えるようにすればよい。
【0026】この場合、逆回転力の大きさは、トルクコ
ンバーター内の制御された油量に比例する。今、第3実
施例によりこれを説明すれば、オイルクラッチ(トルク
コンバーター)の逆回転力は、太陽ギヤー1と反対方向
に自転しているリングギヤー4の回転駆動力(回転数)
を減少させるが、所定時点でリングギヤー4は太陽ギヤ
ー1と同一方向に回転するようになり、その過程におい
て遊星ギヤーキャリア3の回転駆動力(回転数)は継続
して増大する。又、オイルクラッチの逆回転力を減少さ
せると、オイルクラッチ(トルクコンバーター)内の油
量は減少し、リングギヤー4が自転する回転駆動力(回
転数)が自転方向に増加する。これにより、遊星ギヤー
キャリア3の回転駆動力(回転数)は減少せしめられ、
結果的に出力軸40が無段変速せしめられることにな
る。
【0027】又、出力軸40を停止させようとするとき
には、各センサーからの情報によってコンピュータ制御
機器が油圧ポンプの油量を制御してオイルクラッチ(ト
ルクコンバーター)内の油を除去し、オイルクラッチの
出力エンペラーの回転駆動力を喪失させればよい。かく
して、リングギヤー4には回転力が作用しなくなり、リ
ングギヤー4は再び自由回転する状態となる。従って、
遊星ギヤー2はリングギヤー4と太陽ギヤー1との間で
空転し、入力軸30の回転駆動力は出力軸40へ伝達さ
れない。
【0028】又、オイルクラッチの回転方向を逆転させ
て「制御対象」を自由回転方向に増速させると、出力軸
40は逆転するが、これは自動車等の後進に利用するこ
とができる。又、クラッチ機能専用の装置を構成するた
めには、「制御対象」を連続可変的に制御する過程中の
固定−スリップ−離隔段階のみを抽出して制御手段を構
成し、「制御対象」を離隔(自由回転)させて出力軸4
0が停止したときに変速機で変速を行うようにし、自動
車等の目的物がスタートしようとするときは「制御対
象」をスリップ過程を経て固定するように制御すれば
(目的物の停止状態は「制御対象」を離隔させればよ
い)、本発明のギヤー装置はクラッチ機能のみを遂行す
ることになる。
【0029】実施例5 図5は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第5実施例の構成を示す断面図である。図
中、101は入力軸30に固定された太陽ギヤー、10
2は太陽ギヤー101に噛合せしめられた複数の遊星ギ
ヤー、103は複数の遊星ギヤー102に噛合されてい
て入力軸30に回転可能に装架されたリングギヤー、2
01は出力軸40に固定された太陽ギヤー、202は太
陽ギヤー201に噛合せしめられた複数の遊星ギヤー、
203は複数の遊星ギヤー202に噛合されていて出力
軸40に回転可能に装架されたリングギヤー、105は
対をなす遊星ギヤー102と202を夫々枢支する遊星
ギヤー連結軸、100は太陽ギヤー101と遊星ギヤー
102とリングギヤー103から成る第1ギヤー機構、
200は太陽ギヤー201と遊星ギヤー202とリング
ギヤー203から成る第2ギヤー機構、300は第1ギ
ヤー機構100と第2ギヤー機構200との間に介置さ
れていて遊星ギヤー連結軸105を回動可能に支持する
遊星ギヤーキャリアである。
【0030】第5実施例は基本的に上記のように構成さ
れているので、入力軸30の回転駆動力は第1ギヤー機
構100と第2ギヤー機構200を介して出力軸40に
伝達されるようになるが、出力軸40に伝達される回転
駆動力は、第1ギヤー機構100を構成するリングギヤ
ー103と第2ギヤー機構を構成するリングギヤー20
3を操作する状態に従い決定される。以下、図7を用い
てその作用を具体的に説明する。
【0031】図7は、第1ギヤー機構100のリングギ
ヤー103が固定され、第2ギヤー機構のリングギヤー
203の外周面にギヤー8aが形成されていて、このギ
ヤー8aに中間媒体28によって駆動せしめられる駆動
伝達媒介機構27によって回転が制御されるピニオン2
5が噛合された形で、第5実施例を示している。
【0032】今、第2ギヤー機構のリングギヤー203
も固定されているものとすると、機関Eの稼動によって
一定方向へ回転する入力軸30の回転駆動力は、第1ギ
ヤー機構100の太陽ギヤー101を一定方向へ回転さ
せ、太陽ギヤー101の回転駆動力は遊星ギヤー102
に伝達される。この場合、遊星ギヤー102に噛合され
たリングギヤー103は固定されているから、遊星ギヤ
ー102はリングギヤー103の内周に沿って回転駆動
される。遊星ギヤー102の回転駆動力により、遊星ギ
ヤー連結軸105は太陽ギヤー101の回転方向に移動
しながら回転せしめられる。
【0033】このようにして、遊星ギヤー102と遊星
ギヤー連結軸105が太陽ギヤー101の駆動力によっ
て回転駆動せしめられると、遊星ギヤー連結軸105の
他端に枢支された第2ギヤー機構200を構成する遊星
ギヤー202は太陽ギヤー201の周囲を回転移動しよ
うとして、太陽ギヤー201とリングギヤー203に駆
動力を及ぼすようになる。ここで、リングギヤー203
の自転を外力によって制御すると、太陽ギヤー201は
遊星ギヤー202の回転駆動力により回転せしめられる
が、その速度はリングギヤー203が制御される程度に
よって制御され、その結果、太陽ギヤー201も回転さ
れて出力軸40へ回転駆動力が伝達される。
【0034】この場合、第1ギヤー機構100の太陽ギ
ヤー101と反対方向へ回転する遊星ギヤー102はリ
ングギヤー103の内周に沿って太陽ギヤー101と同
一方向へ移動する。遊星ギヤー102のこの移動は第2
ギヤー機構の遊星ギヤー202を遊星ギヤー連結軸10
5を介して同一方向へ移動させることになるから、遊星
ギヤー202に噛合した太陽ギヤー201は遊星ギヤー
202とは反対方向へ回転するようになる。従って、入
力軸30と出力軸40とは同一方向へ回転し、而も第1
ギヤー機構100と第2ギヤー機構200はそれらを構
成する各ギヤーの歯数が同一であるから入力軸30と出
力軸40の回転数も同一となる。
【0035】以上、第2ギヤー機構200のリングギヤ
ー203も固定されているものと仮定して作用を説明し
たが、本発明によれば、第2ギヤー機構200のリング
ギヤー203を自由回転,減速,瞬間的な固定又は逆回
転と必要に応じて連続制御することができる。即ち、第
1ギヤー機構100のリングギヤー103を逆回転さ
せ、第2ギヤー機構200のリングギヤー203を上記
のように連続制御したり、第1ギヤー機構100のリン
グギヤー103を固定させ、第2ギヤー機構200のリ
ングギヤー203を上記のように連続制御したり、第1
ギヤー機構100のリングギヤー103を減速させ、第
2ギヤー機構200のリングギヤー203を上記のよう
に連続制御したり、第1ギヤー機構100のリングギヤ
ー103を自由回転させ、第2ギヤー機構200のリン
グギヤー203を上記のように連続制御したり、また第
1ギヤー機構100と第2ギヤー機構200の機能を相
互に交換したりする等各種の制御方法を必要に応じて単
独或いは混合して目的に適合させて使用することができ
る。
【0036】実施例6 図6は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第6実施例の構成を示す断面図である。こ
の実施例は、第1ギヤー機構100の遊星ギヤー102
と第2ギヤー機構200の遊星ギヤー202が、一対の
遊星ギヤーキャリア300に回動可能に支持された共通
の遊星ギヤー連結軸105により夫々枢支されている点
で第5実施例とは異なるが、図8をも参照すれば明らか
な通り、その作用は図5及び7を参照して上述した第5
実施例と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0037】実施例7 図9は本発明に係るクラッチ機能を内蔵した無段変速動
力伝達装置の第7実施例の構成を示す断面図である。こ
の実施例は、第1ギヤー機構100と第2ギヤー機構2
00を夫々構成する太陽ギヤー101と201,遊星ギ
ヤー102と202及びリングギヤー103と203間
の歯数比が各々相異するように構成されている点で、第
5実施例とは異なる。
【0038】即ち、第7実施例では、第1ギヤー機構1
00の太陽ギヤー101は第2ギヤー機構200の太陽
ギヤー201より歯数が多く、且つ第1ギヤー機構10
0の遊星ギヤー102は第2ギヤー機構200の遊星ギ
ヤー202より歯数が少なく、また第1ギヤー機構10
0のリングギヤー103は第2ギヤー機構200のリン
グギヤー203より歯数が少なくなるように構成されて
いるから、出力軸40の回転数は入力軸30の回転数よ
りも増加する。
【0039】図10は第7実施例の変形例の構成を示す
断面図であるが、この変形例においては、第1ギヤー機
構100の太陽ギヤー101よりも第2ギヤー機構20
0の太陽ギヤー201の歯数が多く、第1ギヤー機構1
00の遊星ギヤー102よりも第2ギヤー機構200の
遊星ギヤー202の歯数が少なく、また第1ギヤー機構
100のリングギヤー103よりも第2ギヤー機構20
0のリングギヤー203の歯数が少なくなるように構成
されているから、出力軸40の回転数は入力軸30の回
転数よりも減少する。
【0040】第7実施例の上記説明は、第1ギヤー機構
100と第2ギヤー機構200の各リングギヤー10
3,203を完全に固定して、入力軸30の回転駆動力
が出力軸40に伝達される場合であるが、何れにして
も、この実施例のように構成すれば変速が可能となる。
【0041】この実施例においても、前述のように、第
1ギヤー機構100のリングギヤー103を固定し、第
2ギヤー機構200のリングギヤー203を自由回転,
減速,瞬間的な固定又は逆転の各種制御が行われ得るよ
うに変形することができる。
【0042】以上各種実施例について説明したが、本発
明は実施例に限定されることなく種々の変形,修正が可
能であり、これらは本発明の範囲に属するものである。
例えば、第1ギヤー機構において太陽ギヤー,遊星ギヤ
ー,リングギヤー間の連結を相互に変換することによっ
て、その利用度を拡大することができる。換言すれば、
遊星ギヤー連結軸(出力軸)を必ず遊星ギヤーキャリア
を通じてのみ動力を伝達させるのではなく、遊星ギヤー
連結軸(出力軸)をリングギヤー又は太陽ギヤーに連結
する等の相互変更を行うことにより動力伝達を行わせる
ようにすることもできる。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、比較的簡
単な構成で入力軸の回転駆動力を出力軸に伝達すること
のできる、クラッチ機能を内蔵した無段変速動力伝達方
法及び装置を提供することができる。又、本発明によれ
ば、入力転の回転駆動力を所望の回転方向と回転比率を
以って出力軸へ伝達することができ、一般機械装置,自
動車は勿論各種動力伝達装置を操作するのに必要な如何
なる無段変速装置にも適用することのできる装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第3実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第4実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第5実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第6実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図7】第5実施例の一具体例の構成を示す断面図であ
る。
【図8】第6実施例の一具体例の構成を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の第7実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図10】第7実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,101,201 太陽ギヤー 2,102,202 遊星ギヤー 3 遊星ギヤーキャリア 4,103,203 リングギヤー 8,8a ギヤー 21,31 サイドギヤー 25 ピニオン 27 駆動伝達媒介機構 28 中間媒体 30 入力軸 40 出力軸 41 アイドルギヤー 42 アイドルギヤーキャリア 100 第1ギヤー機構 105 遊星ギヤー連結軸 200 第2ギヤー機構 300 遊星ギヤーキャリア E 機関

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸の回転駆動力を太陽ギヤーに伝達
    させて、該太陽ギヤーの回転駆動力により遊星ギヤー群
    を回転させ、該遊星ギヤー群を枢支する遊星ギヤーキャ
    リアに出力軸を固定して該遊星ギヤーキャリアの回転駆
    動力が該出力軸に伝達されるようにし、且つ前記遊星ギ
    ヤー群に噛合されたリングギヤーに動力機構により可変
    の回転駆動力を加えて該リングギヤーの回転駆動力を制
    御することにより前記遊星ギヤーキャリアを介して前記
    出力軸の回転数を制御し得るようにした、クラッチ機能
    を内蔵した無段変速動力伝達方法。
  2. 【請求項2】 入力軸を第1サイドギヤーに固定し、該
    第1サイドギヤーと対向するように配置された第2サイ
    ドギヤーに出力軸を固定し、前記第1及び第2サイドギ
    ヤーに複数個のアイドルギヤーを噛合させ、該複数個の
    アイドルギヤーはアイドルギヤーキャリアに枢支されて
    前記第1及び第2サイドギヤー間で空転可能にされて前
    記入力軸の回転駆動力が前記出力軸に伝達されるように
    し、且つ前記アイドルギヤーキャリアに可変の回転駆動
    力を加えて該アイドルギヤーキャリアの回転駆動力を制
    御することにより前記第2サイドギヤーを介して前記出
    力軸の回転数を制御できるようにした、クラッチ機能を
    内蔵した無段変速動力伝達方法。
  3. 【請求項3】 入力軸の回転駆動力を太陽ギヤーに伝達
    させて、該太陽ギヤーの回転駆動力により遊星ギヤー群
    を回転させ、該遊星ギヤー群を枢支する遊星ギヤーキャ
    リアに出力軸を連結して該遊星ギヤーキャリアの回転駆
    動力が該出力軸に伝達されるようにし、且つ前記遊星ギ
    ヤー群に噛合されたリングギヤーに動力機構により可変
    の回転駆動力を加えて該リングギヤーの回転駆動力を制
    御することにより前記遊星ギヤーキャリアを介して前記
    出力軸の回転数を制御し得るようにした、クラッチ機能
    を内蔵した無段変速動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 入力軸を第1サイドギヤーに固定し、該
    第1サイドギヤーと対向するように配置された第2サイ
    ドギヤーに出力軸を固定し、前記第1及び第2サイドギ
    ヤーに複数個のアイドルギヤーを噛合させ、該複数個の
    アイドルギヤーはアイドルギヤーキャリアに枢支されて
    前記第1及び第2サイドギヤー間で空転可能にされて前
    記入力軸の回転駆動力が前記出力軸に伝達されるように
    し、且つ前記アイドルギヤーキャリアに可変の回転駆動
    力を加えて該アイドルギヤーキャリアの回転駆動力を制
    御することにより前記第2サイドギヤーを介して前記出
    力軸の回転数を制御できるようにした、クラッチ機能を
    内蔵した無段変速動力伝達装置。
  5. 【請求項5】 前記リングギヤーの外周面にギヤーを形
    成して該ギヤーにピニオンを噛合させ、且つ該ピニオン
    を中間媒体によって作動する駆動伝達媒介機構により駆
    動制御することにより前記リングギヤーの回転駆動力を
    制御するようにしたことを特徴とする、請求項3に記載
    の無段変速動力伝達装置。
  6. 【請求項6】 前記アイドルギヤーキャリアの外周面に
    ギヤーを形成して該ギヤーにピニオンを噛合させ、且つ
    該ピニオンを中間媒体によって作動する駆動伝達媒介機
    構により駆動制御することにより前記アイドルギヤーキ
    ャリアの回転駆動力を制御するようにした、請求項4に
    記載の無段変速動力伝達装置。
  7. 【請求項7】 入力軸に第1ギヤー機構を固定して前記
    入力軸の回転駆動力が前記第1ギヤー機構に伝達される
    ようにし、前記第1ギヤー機構に伝達された回転駆動力
    が第2ギヤー機構に固定された出力軸に伝達されるよう
    にした、クラッチ機能を内蔵した無段変速動力伝達装置
    において、 前記第1ギヤー機構は、前記入力軸に固定された第1太
    陽ギヤーと、該第1太陽ギヤーに噛合された複数の第1
    遊星ギヤーと、該第1遊星ギヤーに噛合された第1リン
    グギヤーとから成り、 前記第2ギヤー機構は、前記第1遊星ギヤーを一端に枢
    支していて遊星ギヤーキャリアに固定された連結軸の他
    端に枢支された複数の第2遊星ギヤーと、該第2遊星ギ
    ヤーに噛合されていて前記出力軸に固定された第2太陽
    ギヤーと、前記第2遊星ギヤーに噛合された第2リング
    ギヤーとから成り、且つ前記第2リングギヤーに動力機
    構により可変の回転駆動力を加えて該第2リングギヤー
    の回転駆動力を制御することによって前記遊星ギヤーキ
    ャリアを介して前記出力軸の回転数を制御し得るように
    したことを特徴とするクラッチ機能を内蔵した無段変速
    動力伝達装置。
  8. 【請求項8】 前記第2リングギヤーの外周面にギヤー
    を形成して該ギヤーにピニオンを噛合させ、該ピニオン
    は中間媒体によって作動する駆動伝達媒介機構によって
    回転駆動力が制御されるようになっていることを特徴と
    する、請求項7に記載の無段変速動力伝達装置。
  9. 【請求項9】 前記中間媒体が前記入力軸の回転駆動力
    であり、前記駆動伝達媒介機構がオイルクラッチであっ
    て、該オイルクラッチの回転駆動力は油量によって制御
    され、且つ前記オイルクラッチは前記入力軸の回転駆動
    力により作動せしめられるようになっていることを特徴
    とする、請求項5,6又は7に記載の無段変速動力伝達
    装置。
JP7057145A 1994-03-16 1995-03-16 クラッチ機能を内蔵した無段変速動力伝達方法及び装置 Pending JPH07269668A (ja)

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KR1994P29098 1995-01-27
KR1995P1523 1995-01-27
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KR1994P5163 1995-01-27

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