JPH0726759Y2 - 通信機能付電子機器 - Google Patents

通信機能付電子機器

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JPH0726759Y2
JPH0726759Y2 JP13943589U JP13943589U JPH0726759Y2 JP H0726759 Y2 JPH0726759 Y2 JP H0726759Y2 JP 13943589 U JP13943589 U JP 13943589U JP 13943589 U JP13943589 U JP 13943589U JP H0726759 Y2 JPH0726759 Y2 JP H0726759Y2
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一記 喜多
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、それぞれメモリを供えた機器の相互間でデ
ータの送受を行なう通信機能付電子機器に関する。
〔従来の技術〕
近年、個人のスケジュールデータや、氏名、住所に電話
番号を付した電話番号データ、さらには会社名を含めた
名刺データ、任意の記憶しておきたいコメント等のフリ
ーデータ等を記憶させ、必要に応じてこれらを呼出して
利用する電子手帳などの電子機器が多数商品化されてい
る。これらの電子機器はいずれも内部にメモリを有して
おり、それらの中には複数の電子機器を接続することに
よりその相互間でデータの送受を行なうデータ通信機能
を有したものがある。
上記データ通信機能を有した電子機器においては、例え
ばデータのキー入力操作が容易な大型の機器側によりデ
ータ入力を行った後、そのデータを携帯の容易な小型の
機器側にデータ転送させることにより、データ入力を簡
単にし、かつ、有効に利用することができるようになる
ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記電子機器においては、使用者がプライベートなデー
タを記憶させておくために、予め定めたパスコードを入
力しないと記憶したデータを表示出力させることができ
ないというシークレット機能を備えたものがある。しか
して、このシークレット機能をデータ転送の際にまで用
いたものは従来なく、また、用いるとしてもその扱いを
送信側、受信側でどのようにするかという問題を生じ
る。一般に送信側は、送信する際に送信データがスケジ
ュールデータ、電話番号データ、名刺データ、フリーデ
ータ等のいずれであるかを示す種別データを送るように
しており、それ故、送信データ毎に上記ノーマルデー
タ、シークレットデータのいずれの属性のデータである
かを示すコードを送ることも考えられるが例えば、送信
側にとってはシークレットであったとしても受信側にと
ってはシークレットでない場合、あるいは、その逆の場
合もあり、上記属性データを送っても役に立たない場合
があった。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
簡単な操作で転送データの属性を区分して送信させるこ
とが可能な通信機能付電子機器を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
すなわち、この考案は、データのモード種別によって区
分された複数のモードエリアを有し、各モードエリア内
にデータのノーマル/シークレットの属性によって区分
されたノーマルエリアとシークレットエリアとを有する
メモリを備え、送るべきデータのノーマル/シークレッ
トの属性をパスコードの入力及び一致検出の結果により
指示することにより、外部機器へ送るデータを簡単な操
作で区分して送信させることができる。
〔実施例〕
以下この考案を電子手帳機能を有する腕時計に適用した
場合の一実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はその外観構成を示すもので、11が腕
時計ケースである。この腕時計ケース11は、例えばステ
ンレス等の金属もしくは合成樹脂からなり、その上面に
は時計ガラス12が装着され、時計ガラス12の下方にドッ
トマトリックスの液晶ディスプレイ13が配設されてい
る。また、腕時計ケース11の腕時計ケース11の右側面に
は、後述する他の電子機器との間でデータ通信を行なう
ためのコネクタ部14と、このコネクタ部14を挟んで押釦
スイッチS1、S2が配設され、さらには腕時計ケース11の
左側面に押釦スイッチS3〜S5が、腕時計ケース11上面の
上記時計ガラス12下部にはアルファベット、数値等の文
字入力のための文字キー或いは、後述するセットキー15
a等からなるキーボード15が配設される。上記コネクタ
部14は、両端がそれぞれ半円形状となった長孔16内に接
続端子となる導電性の2つのピン17、17が設けられるも
のである。
第3図は上記コネクタ部14に接続可能な電子手帳21を図
示したものである。ここで電子手帳21は、計算機と、電
話番号データ、スケジュールデータ及び任意のコメント
等のフリーデータを記憶表示する手帳機能とを兼ね備え
たものとする。電子手帳21は左ケース21aと右ケース21b
とが接続されて一体となり、折り畳んだ時に手に持てる
程度の大きさとなるもので、第3図はその開いた状態を
示すものである。電子手帳21の左ケース21aにはドット
マトリックスの液晶表示部22と数値入力及び計算のため
の数値/四則演算キー23とが備えられ、右ケース21bに
は文字入力のための例えばアルファベットキー又はカナ
文字キーからなる文字キー24が備えられる。これら数値
/四則演算キー23及び文字キー24を用いて電話番号デー
タやスケジュールデータ、フリーデータを入力すること
となる。さらに、左ケース21aの上側面部には図示しな
いコネクタ部が設けられ、ケーブル25を介してインター
フェイス26に接続される。このインターフェイス26は、
ケーブル25を介して送られてきたデータ信号の電圧を変
換するもので、変換された電圧値のデータ信号が送出さ
れるケーブル27はその先端に設けられた後述するジャッ
クにより上記腕時計ケース11のコネクタ部14に接続され
る。
第4図は上記コネクタ部14の詳細な接続構造を示す図で
ある。
同図で長孔16は有底状の樹脂製のパイプ31によって形成
されるもので、このパイプ31は腕時計ケース11側面に埋
設され、その底部31aにピン17が遊貫される。このピン1
7は、パイプ31前面側における一端部にフランジ17aが形
成され、このフランジ17aとパイプ31の底部31aとの間に
ピン17胴部に貫装された状態でばね32が配設される。ピ
ン17はパイプ31下面側で防水パッキン33を貫通し、その
他端部近傍に段部17bが設けられてピン抜け防止部材34
が掛合される一方、他端面17cが後述する電子回路と電
気的接続している端子35と対向している。上記パイプ31
の長孔16に何も挿入されていない状態では、ばね32の弾
性によりフランジ17aが腕時計ケース11及びパイプ31の
外周面と同一面上に位置し、ピン17の他端面17cが端子3
5から離れて対向する状態となるが、パイプ31の長孔16
に図示のごとくジャック36を挿入した状態では、ジャッ
ク端子36aがピン17を図の左方向に押圧し、他端面17cが
端子35に当接した状態となり、上記電子回路とケーブル
27とが電気的接続される。
なお、37は腕時計ケース11の裏蓋であり、38は裏蓋37と
腕時計ケース11間の気密状態を保持する防水パッキンで
ある。
上記のような構造にあって、腕時計ケース11内に設けら
れる電子回路の構成は第5図に示すようになる。図中、
41は発振部であり、各種動作及び計時の基準となる基準
周波数パルスを発振する。発振部41の発振した基準周波
数パルスは分周/タイミング信号部42で分周されてタイ
ミング信号となり、CPUで構成される制御部43に送られ
る。この制御部43は、分周/タイミング信号部42からの
タイミング信号に従い、上記押釦スイッチS1〜S5及びキ
ーボード15からなるキー入力部44からのキー入力信号に
応じた他の各回路の動作制御を行なうもので、動作制御
のためのマイクロプログラムを記憶したROM45をアドレ
ス指定して該マイクロプログラムを読込む一方、各種デ
ータを記憶するRAM46に対してアドレス指定によりデー
タの入出力を行なう。また制御部43は、通信回路部47と
の間でデータの送受を行なう一方、ブザー駆動回路48に
駆動信号を、表示制御部49に表示データをそれぞれ出力
する。ブザー駆動回路48は、制御部43からの駆動信号に
応じてスピーカ50を放音駆動する。上記表示制御部49
は、制御部43から送られてきた表示データをデコードし
て駆動信号を得、この駆動信号により上記液晶ディスプ
レイ13からなる表示部51を駆動制御して時刻、通信デー
タ等を表示出力させる。
上記通信回路部47は、コネクタ部14を介して上記インタ
ーフェイス26と接続され、上記電子手帳21等の外部機器
52との間でデータの送受を行なう。この外部機器52の回
路構成は図示はしないが前記時計ケース11内部の回路構
成と同様に構成されCPU、ROM、RAM、通信回路部等を有
しており、この外部機器52からインターフェイス26、コ
ネクタ部14を介して送られてきたデータは通信回路部47
で受信された後、制御部43によりRAM46に記憶される。
第6図は上記RAM46の詳細な構成を示すものであり、RAM
46はレジスタエリア46a、電話番号メモリ46b、スケジュ
ールメモリ46c、フリーデータメモリ46d及びワークエリ
ア46eからなる。
レジスタエリア46aはさらに、表示レジスタL、F0レジ
スタ、F1レジスタ、Nレジスタ、モードレジスタM、後
述するメモリ46b1、46b2、46c1、46c2、46d1、46d2の夫
々の表示の為のアドレスポインタP0〜P5、パスコードレ
ジスタS及びF2、F3、F4レジスタ等から構成される。表
示レジスタLは表示データを記憶保持するものであり、
F0レジスタは受信モード時に、F1レジスタは送信モード
時にそれぞれ「1」となるフラグレジスタである。Nレ
ジスタは送信モード時に送信するデータの量を判別する
ためのレジスタであり、電話番号メモリ46b、スケジュ
ールメモリ46c及びフリーデータメモリ46dの全モードの
記憶データを送信する際に「0」、電話番号メモリ46
b、スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46d
のいずれか1つのモードメモリ内の記憶データを送信す
る際に「1」、上記表示レジスタに保持されている表示
データのみ(後述する1組)を送信する際に「2」とな
る。モードレジスタMは4進カウンタで構成され、その
カウント値であるモードデータは、時刻データ表示時に
「0」、電話番号データ表示時に「1」、スケジュール
データ表示時に「2」、フリーデータ表示時に「3」と
なるもので、後述するS1キーが操作される毎にこれらの
値が循環することになる。ポインタP0乃至P5は夫々電話
番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリーデー
タメモリ46dの各メモリに記憶されている多数のデータ
のうち1組のデータを指定して表示させる為のポインタ
である。パスコードレジスタSは上記キーボード15によ
り入力された例えば4桁の数値又は文字によるパスコー
ドを保持するレジスタであり、F2レジスタは上記キーボ
ード15により入力されたパスコードが一致した際に
「1」となるフラグを保持するレジスタである。またF3
レジスタは各メモリ46b〜46cに、文字、数値データをキ
ーボード15の入力によって設定する際に「1」となるフ
ラグを保持するレジスタであり、F4フラグはデータ送信
モードにおいて送信中に「1」となるフラグである。
上記電話番号メモリ46bは、1つの氏名、この氏名の読
み、住所、電話番号及びコメントを1組にした電話番号
データを氏名の五十音順で複数組分記憶するメモリであ
り、ポインタP0でアドレス指定されシークレットにする
必要のないノーマルの電話番号データを記憶するノーマ
ル電話番号メモリ46b1とポインタP1でアドレス指定され
たシークレットの電話番号データを記憶するシークレッ
ト電話番号メモリ46b2との2つのエリアを有している。
スケジュールメモリ46cは、日時とスケジュール内容と
を組としたスケジュールデータを日時順に複数組分記憶
するメモリであり、ノーマルのスケジュールデータを記
憶するノーマルスケジュールメモリ46c1(ポインタP2
アドレス指定)とシークレットのスケジュールデータを
記憶するシークレットスケジュールメモリ46c2(ポイン
タP3でアドレス指定)との2つのエリアを有している。
フリーデータメモリ46dは入力された順にフリーデータ
を記憶するメモリであり、ノーマルのフリーデータを記
憶するノーマルフリーメモリ46d1(ポインタP4でアドレ
ス指定)とシークレットのフリーデータを記憶するシー
クレットフリーメモリ46d2(ポインタP5でアドレス指
定)との2つのエリアを有している。
次に上記第5図の外部機器52、通信回路部47間で転送さ
れ、上記RAM46に記憶されるデータの基本フォーマット
について第7図により説明する。
本実施例では送受信は、RS-232C規格に従っている。然
して、同図に示すようにすべてのデータは1バイトのス
タートコードa、2バイトのバイト数データb、4バイ
トのアドレスc、2バイトのモードデータコード、Nバ
イトのモード毎に異なったデータe及び2バイトの誤り
検出用のチェックサムfを1つのデータブロックとして
構成される。データ転送の際には、その先頭にモードデ
ータのデータブロックを配し、その後に実データを任意
ブロック数分だけ配した後、最後に終了データのデータ
ブロックを配することとなる。
第8図(A)に示すモードデータは、どのモードデータ
であるかを示す先頭データブロックであり、バイト数デ
ータbは「02」、アドレスcは「0000」、モードデータ
コードdはモードデータであることを示す「02」とな
り、データeの部分が各モードにより異なったデータと
なる。
また、第8図(B)に示す実データは、バイト数データ
bがデータeのバイト数Nとなり、アドレスcの先頭桁
1バイトがそのモード中の下位の種類を示すデータとな
る。例えばこの実データが電話番号モードのデータであ
れば、下位の種類は氏名、読み、住所、電話番号及びコ
メントのいずれかを示すものとなり、これに続く3バイ
トが実際のアドレスとなる。このアドレスcに続くモー
ドデータコードdは、実コードであることを示す「00」
となり、上記氏名乃至電話番号のデータeが上記した如
くNバイト分連続する。
そして、第8図(C)に示す終了データのデータブロッ
クは、転送の終了と共にメモリへの登録を指示するデー
タとしても機能するものであり、バイト数データbが
「00」、アドレスcが「0000」となり、モードデータコ
ードdが終了データであることを示す「01」となった
後、データeを省略してチェックサムfが配されるもの
である。
次いで上記実施例の動作について説明する。
第9図は制御部43によってなされる全体の処理内容を示
すフローチャートであり、分周/タイミング信号42から
のタイミング信号あるいはキー入力部44からのキー入力
信号に従って実行される処理であって、その当初にはま
ずステップA01に示すようにRAM46のレジスタエリア46a
のF0レジスタに受信モードであることを示すフラグ
「1」がセットされているか否かを判断する。ここでセ
ットされていると判断された場合に2は、受信モードで
あることとなるので次にステップA02に進んで受信処理
を行なう。
この受信処理の詳細を第10図に示す。受信処理は、相手
側の機器から送られてくるONコード信号に同期して受信
を開始するものであり、その当初にステップB01で1デ
ータブロックもしくは所定バイトを受信してRAM46のワ
ークエリア46eに一旦保持した後、次のステップB02でデ
ータを1ブロック受信したことを示すOFFコード信号を
相手側の機器に受信させる。相手側の機器は上記OFFコ
ードが送られてくると、次にONコードが送られてくる
迄、次のデータ送信を停止する。然して、ステップB03
において送られてきたデータブロックが一連のデータ通
信の最後に付される終了データであるか否かをデータブ
ロック中のモードデータコードdが「01」であるか否か
により判断する。ここでNOと判断すると、次にステップ
B04に進み、今度はそのデータブロックがデータ通信の
先頭に位置するモードデータであるか否かをデータブロ
ック中のモードデータコードdにより判断する。モード
データコードdが「02」であり、そのデータブロックが
モードデータであると判断すると、次にステップB05に
進んでそのデータブロック中のデータeを読出し、後に
続く実データが何のモードのデータであるかを示す値を
判断してその判断結果をモードレジスタにセットする。
この場合、データeが電話番号モードを示す内容であれ
ば「1」を、スケジュールモードを示す内容であれば
「2」を、フリーデータモードを示す内容であれば
「3」をモードレジスタMにセットする。その後、ステ
ップB06で相手機器側に次のモータブロックの送信を促
すONコードを送信し、再びステップB01に戻る。
このステップB01でモードデータに続く実データを1デ
ータブロック受信し、これをRAM46のワークエリア46eに
保持する。続くステップB02でOFFコード信号を受信し、
ステップB03で送られてきたデータブロックが終了デー
タではないと判断した後に、ステップB04で今度はモー
ドデータでもないと判断すると、このデータブロックは
実データであることとなるので、次にステップB07に至
る。ステップB07では、レジスタエリア46aのF2レジスタ
にフラグ「1」がセットされているか否かを判断する。
このF2レジスタは、後述する如く予めシークレットデー
タの記憶のための正しいパスコードが入力された場合に
のみフラグ「1」をセットしておくものであり、フラグ
「1」がセットされておらず、F2レジスタの内容は
「0」であると判断した場合には、正しいパスコードが
入力されていないことになるので、次にステップB08に
進んでモードレジスタの内容に従って、電話番号メモリ
46bのノーマル電話番号メモリ46b1、スケジュールメモ
リ46cのノーマルスケジュールメモリ46c1及びフリーデ
ータメモリ46bのノーマルフリーデータメモリ46d1のい
ずれかに、既にデータ記憶がなされている領域の次の空
領域に送られてきた実データのデータブロック中のデー
タeの部分Nバイトを順次記憶させる。
また、上記ステップB07でF2レジスタにフラグ「1」が
セットされていると判断した場合には、正しいパスコー
ドがあらかじめ入力されたことになるので、次にステッ
プB09に進み、モードレジスタの内容に従って、電話番
号メモリ46bのシークレット電話番号メモリ46b2、スケ
ジュールメモリ46cのシークレットスケジュールメモリ4
6c2及びフリーデータメモリ46dのシークレットフリーデ
ータメモリ46d2のいずれかの空領域に送られてきた実デ
ータのデータブロック中のデータeの部分Nバイトを記
憶させる。
ステップB08あるいはステップB09で該当するエリアにデ
ータを記憶させた後、ステップB06で相手機器側に次の
データブロックの送信を促すONコードを送信し、再びス
テップB01に戻る。
以下、実データのデータブロックを受信する毎に上記処
理を繰返し実行し、そのデータモードとF2レジスタのセ
ット内容に応じて電話番号メモリ46bのノーマル電話番
号メモリ46b1とシークレット電話番号メモリ46b2、スケ
ジュールメモリ46cのノーマルスケジュールメモリ46c1
とシークレットスケジュールメモリ46c2、フリーデータ
メモリ46dのノーマルフリーデータメモリ46d1とシーク
レットフリーデータメモリ46d2のいずれかにデータを順
次格納していく。
そして実データのデータブロックの受信を終えると、続
いて終了データを受信する。そのデータブロックをステ
ップB01で受信し、ステップB02でOFFコード信号を送信
した後に、ステップB03でそれが終了コードであること
を判断すると、次にステップB10に至る。ステップB10で
は、上記ステップB08あるいはB09で実データを記憶した
メモリをレジスタエリア46aのモードレジスタMとF2レ
ジスタの内容により判断し、電話番号及びスケジュール
データであればその記憶内容、即ち、既に記憶されてい
たデータと新たに送られて来たデータとを予め定められ
ている順番に並び換える編集処理を行ない、データ受信
によって乱されたデータ配列を整頓する。
この編集処理は、上記記憶処理が行なわれたのが電話番
号メモリ46bのノーマル電話番号メモリ46b1あるいはシ
ークレット電話番号メモリ46b2であれば夫々のメモリ毎
に電話番号データ中の氏名によりアルファベット順又は
五十音順に、また、スケジュールメモリ46cのノーマル
スケジュールメモリ46c1あるいはシークレットスケジュ
ールメモリ46c2であれば夫々のメモリ毎にスケジュール
データ中の日時データにより日時順に並び換えるもので
あり、記憶処理が行なわれたのがフリーデータメモリ46
dのノーマルフリーデータメモリ46d1あるいはシークレ
ットフリーデータメモリ46d2であれば並び換えの処理は
行なわない。
こうしてステップB10の処理を終えると、以上でこの第1
0図の受信処理を終了する。
以上のようにして受信処理を終えると、第9図ではステ
ップA02から次にステップA03に進み、上記キー入力部44
の押釦スイッチS1〜S5及びキーボード15によるキー入力
があったか否かを判断する。キー入力があった場合は、
次にステップA04に進んでそのキー入力に対応したキー
処理を行なう。
第11図はそのキー処理の詳細を示すものであり、処理当
初にまずステップC01で操作されたキーが押釦スイッチS
1であるか否か判断する。この押釦スイッチS1はモード
を変更させるためのものであり、押釦スイッチS1である
と判断した場合には、次にステップC02に進んでRAM46の
F0乃至F4フラグの内容を全てクリアしてその内容を
「0」とした後に、ステップC03でモードレジスタMの
内容を「+1」更新設定する。その後、ステップC04で
この更新設定されたモードレジスタMの内容に基づいて
表示部51における表示モードを例えば時刻データ表示モ
ードから電話番号データ表示モードへ、あるいは電話番
号データ表示モードからスケジュールデータ表示モード
へというように変更して表示し、以上でこの処理を終了
する。
また、上記ステップC01で操作されたキーが押釦スイッ
チS1ではないと判断した場合には、次にステップC05に
進んで、操作されたキーが押釦スイッチS2であるか否か
判断する。押釦スイッチS2は表示されているデータを同
一種類のデータ内で順次更新させるためのものであり、
押釦スイッチS2であると判断した場合には、次にステッ
プC06に進んでレジスタエリア46aのポインタP0〜P5のい
ずれかの内容を更新設定する。
第12図は上記ステップC06の詳細を示すもので、まずス
テップD1ではF2フラグの内容が「1」であるか否かを判
別(検出)する。F2フラグは後述する如く、レジスタエ
リア46aのパスコードレジスタSに記憶されているパス
コードと同一データがキーボード15より入力された際に
「1」となるフラグであり、このF2フラグに「1」が記
憶されていた場合にはステップD2に進みモードレジスタ
Mで指定されているメモリ、即ち、電話番号メモリ46
b、スケジュールメモリ46c、フリーデータメモリ46dの
いずれかのメモリのシークレットデータの記憶メモリ、
つまり、メモリ46b2、46c2、46d2のいずれかに対応する
ポインタを1組データ分更新する。
また、F2レジスタの内容が「1」ではなく「0」の場合
はモードレジスタMで指定されるメモリのノーマルの記
憶メモリのポインタを更新する。
その後、ステップC04でこの更新設定されたポインタの
内容に基づいて、該当するメモリからこれまで表示され
ていたデータの次の1組のデータを読み出し、表示レジ
スタに保持させて表示部51で表示出力させ、以上でこの
処理を終了する。
さらに、上記ステップC05で操作されたキーが押釦スイ
ッチS2でもないと判断した場合には、次にステップC07
で操作されたキーが押釦スイッチS3であるか否か判断す
る。押釦スイッチS3であると判断した場合には、次にス
テップC08に進んでレジスタエリア46aのF0レジスタの内
容を「0」から「1」、あるいは「1」から「0」に反
転設定する。その後、ステップC04で押釦スイッチS3の
操作により受信モードの設定状態を反転させたこと、即
ち受信モードが設定されたか否かを表示部51で表示させ
てこの処理を終了する。
また、上記ステップC07で操作されたキーが押釦スイッ
チS3でもないと判断した場合には、次にステップC09で
操作されたキーが押釦スイッチS4であるか否か判断す
る。押釦スイッチS4であると判断した場合には、次にス
テップC10に進んでレジスタエリア46aのF1レジスタの内
容を「0」から「1」、あるいは「1」から「0」に反
転設定する。その後、ステップC04で押釦スイッチS4の
操作により送信モードの設定状態を反転させたことを表
示部51で表示させてこの処理を終了する。
さらに、上記ステップC09で操作されたキーが押釦スイ
ッチS4でもないと判断した場合には、続いてステップC1
1で操作されたキーが押釦スイッチS5であるか否か判断
する。この押釦スイッチS5はデータ表示時の送信データ
量を選択するためのものであり、押釦スイッチS5である
と判断した場合には続いてステップC12に進み、レジス
タエリア46aのF1レジスタにフラグ「1」がセットされ
ているか否か、すなわち送信モードが設定されているか
否かを判断する。設定されていない場合はこの押釦スイ
ッチS5の操作を無効とし、ステップC04でその旨の表示
を表示部51で行なった後にこの処理を終了するが、設定
されている場合は、次にステップC13に進んでレジスタ
エリア46aの送信モード時の送信データ量を選択するN
レジスタの内容を「+1」更新設定する。このNレジス
タは3進カウンタで構成されるもので、内容が「0」の
ときに電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及び
フリーデータメモリ46dの各メモリに記憶されているデ
ータを、「1」のときに電話番号メモリ46b、スケジュ
ールメモリ46c及びフリーデータメモリ46dのいずれか1
つに記憶されているデータを、「2」のときには表示部
51に表示されているデータ1つを転送することが可能な
状態になる。このNレジスタの更新設定を終えると、ス
テップC04でその旨の表示を表示部51で行ない、以上で
この処理を終了する。
また、上記ステップC11で操作されたキーが押釦スイッ
チS5でもないと判断した場合には、次にステップC14で
操作されたキーがキーボード15のセットキー15aである
か否かを判別する。セットキー15aの操作であったこと
が判別された場合はステップC15に進みF1フラグが
「1」かどうか、即ち、送信モードであるか否かを判別
し、F1=1の送信モードであった場合にはステップC16
に進みF4フラグの内容を「1」に設定する。このF4フラ
グの内容が「1」になると、後述する如くデータの送信
がなされるものである。尚して、F1フラグが「1」でな
い時にはステップC17に進み、F0フラグが「0」か否
か、即ち、受信モードか否かを判断する。F0=0のと
き、即ち、受信モードでもない時にはステップC18でF3
フラグの内容を反転させる。
即ち、上記F3フラグは、キーボード15の操作により電話
番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c、フリーデータ
メモリ46dに夫々データを設定する際に「1」となるフ
ラグであり、このF3フラグが「1」の時キーボード15の
文字、数値キーが操作されるとデータの設定が行なわ
れ、「0」の時に文字、数値キーの操作がなされると後
述する如く、パスコード入力とみなされ、パスコードと
の一致が検出されるものである。
然して、ステップC14でセットキー15aの操作でないと判
別された場合には、キー操作はキーボード15のアルファ
ベット、数値キー入力とみなされステップC19に進む。
ステップC19では上述したF3フラグの内容が「1」か否
かが判断され、「1」の時にはステップC20に進みデー
タ設定がなされる。
ステップC19でF3フラグの内容が「1」でないと判断さ
れた場合にはステップC21に進み、その文字入力が4桁
目であるか否か判断する。4桁目でない場合にはまだパ
スコードの入力を終えていないので、次にステップC04
に進んでその入力された数値を表示部51で表示させ、次
の数値入力を促してこの処理を終了するが、4桁目であ
ると判断した場合には、次にステップC22でその4桁の
入力数値がレジスタエリア46aのパスコードレジスタS
に保持されている正しいパスコードと一致するか否かを
判断する。一致しない場合は、そのキー入力を無効と
し、ステップC04に進んで再度の数値入力を促してこの
処理を終了する。また、4桁の入力数値がパスコードレ
ジスタに保持されているパスコードと一致した場合に
は、次いでステップC23でレジスタエリア46aのF2レジス
タにフラグ「1」をセットした後、ステップC04で表示
部51においてパスコードが表示され、この処理を終了す
る。
以上に示した如くキー入力部44の押釦スイッチS1〜S5
キーボード15に対応するキー処理を終えた時点で、第9
図においてもステップA04の動作を終了する。
また、上記第9図のステップA03でキー入力部44の押釦
スイッチS1〜S5、キーボード15によるキー入力がないと
判断した場合は、次にステップA05に進んで計時タイミ
ングであるか否かを分周/タイミング信号部42からのタ
イミング信号の有無によって判断する。計時タイミング
でない場合はこのままこの第9図の処理を終了するが、
計時タイミングであると判断した場合は次にステップA0
6に進み、計時処理としてレジスタエリア46aの計時レジ
スタの内容を更新して現在の時刻データを更新設定する
と共に、時刻表示モードであれば表示レジスタに保持し
ている表示データである時刻データも更新設定して、以
上でこの第9図の処理を終了する。
次にデータ送信時の動作について説明する。
第9図のステップA01でレジスタエリア46aのF0レジスタ
が「0」であり、受信モードが設定されていないと判断
すると、次にステップA07に進んで同F1レジスタにフラ
グ「1」がセットされているか否か、すなわち、送信モ
ードが設定されているか否か判断する。設定されていな
い場合には、送信動作は行なわずに直接上記ステップA0
3に至り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行
なってこの処理を終了する。
上記ステップA07でF1レジスタにフラグ「1」がセット
してあり、押釦スイッチS3の操作により送信モードが設
定されていると判断すると、続いてステップA08に進
み、F4レジスタにフラグ「1」がセットされているか否
かを判断する。F1=1の送信モードにおいて、F4のフラ
グがまだ「0」の場合にはステップA09に進みNレジス
タの内容を判別する。このNレジスタは送信すべきデー
タ量を判別するためのものであり、その内容が「0」で
あると判別した時にはステップA10に進みF2レジスタの
フラグが「1」が否かが判別される。後述する如く、R2
レジスタのフラグが「1」の時には、電話番号メモリ46
b、スケジュールメモリ46c、フリーデータメモリ46dの
全てのデータ、即ちシークレット、ノーマルのいずれの
データも送出するようになっており、またF2=0の時に
は、上記した各メモリのうちノーマルデータのみが送出
されるようになっている。
然して、ステップA10でF2=1が判別された場合にはス
テップA11に進み、全モードの全データが送出される状
態であることを表示部51に表示させる処理を行ない、ス
テップA10でF2=0が判別された時にはステップA12に進
み全モードのノーマルデータのみが送出される旨を表示
部51に表示させると共にシークレットデータをも送出さ
せるのであればパスコードデータを入力しなければなら
ない旨の表示、即ち、「パスコード?」を表示させる。
また、ステップA09でN=1が判別された時にはステッ
プA13に進みF2=1か否かを判断し、F2=1であればス
テップA14に進みモードレジスタMで指定されているモ
ードの全データが送信される旨を表示し、またステップ
A13でF2=1でない時にはステップA15に進みモードレジ
スタMで指定されているモードのノーマルデータのみが
送出され、シークレットをも送出するのであればパスコ
ードを入力しなければならない旨の表示を行なう。
さらに、ステップA09でN=2が判別されるとステップA
16に進み、表示されているデータのみが送出される旨を
表示させる。
然して、ステップA12、A15の如き表示状態においてキー
ボード15からパスコードを入力し、それがパスコードレ
ジスタSのデータと一致するとF2=1となるので(第11
図ステップC19〜C23)ステップA11、14の如き表示とな
る。このような状態において、キーボード15のセットキ
ー15aがキー入力されると、第11図のステップC14、15、
16によりF4レジスタに「1」がセットされる。
然して、第9図のステップA08では、このF4=1が判別
され、以下のステップA17以下の送信処理を実行する。
即ち、ステップA17ではレジスタエリア46aのNレジスタ
の内容を判別する。このNレジスタは上述した如く送信
データ量を判別するためのものであり、その内容が
「0」であると判別した際には次にステップA18に進みF
2レジスタのフラグが「1」か否かが判別される。F2=
1の場合には、ステップA19に進みRAM46の電話番号メモ
リ46bのノーマル電話番号メモリ46b1とシークレット電
話番号メモリ46b2、スケジュールメモリ46cのノーマル
スケジュールメモリ46c1とシークレットスケジュールメ
モリ46c2及びフリーデータメモリ46dのノーマルフリー
データメモリ46d1とシークレットフリーデータメモリ46
d2の各メモリに記憶保持しているデータすべてを順次読
み出して順次通信回路部47に送出し、ここで上記第8図
に示したようなデータブロックを作成して外部機器52へ
のデータ送信を実行させ、その後に上記ステップA03に
至り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行なっ
て以上でこの第9図の処理を終了する。
また、ステップA18でF2=1でないと判断された場合に
はステップA20に進み、ノーマル電話番号メモリ46b1
ノーマルスケジュールメモリ46c1、ノーマルフリーデー
タメモリ46d1のデータのみ、即ちシークレットデータで
はないノーマルデータのみを読み出して送出する。
ステップA17においてN=1と判別された場合にはステ
ップA21に進みF2=1か否かが判別され、F2=1の時に
はステップA22に進みRAM46の電話番号メモリ46bのノー
マル電話番号メモリ46b1とシークレット電話番号メモリ
46b2、スケジュールメモリ46cのノーマルスケジュール
メモリ46c1とシークレットスケジュールメモリ46c2及び
フリーデータメモリ46dのノーマルフリーデータメモリ4
6d1とシークレットフリーデータメモリ46d2のうち、モ
ードレジスタMで指示されているメモリに記憶保持して
いるシークレット及びノーマルのデータすべてを読み出
して順次通信回路部47に送出し、ここで上記第8図に示
したようなデータブロックを作成して外部機器52へのデ
ータ送信を実行させ、その後に上記ステップA03に至
り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行なって
この第9図の処理を終了する。
また、ステップA21でF2=1ではないと判別された時に
はステップA23に進み、レジスタMで指定されたモード
のメモリのノーマルのデータのみを読み出して送出す
る。
さらに、ステップA09でNレジスタの内容が「2」であ
ると判断した場合は、次にステップA24に進んで電話番
号メモリ46bのノーマル電話番号メモリ46b1とシークレ
ット電話番号メモリ46b2、スケジュールメモリ46cのノ
ーマルスケジュールメモリ46c1とシークレットスケジュ
ールメモリ46c2及びフリーデータメモリ46dのノーマル
フリーデータメモリ46d1とシークレットフリーデータメ
モリ46d2のうち、モードレジスタMで指示されるメモリ
の、ポインタで指示されている位置に記憶保持している
データ1組のみ、即ち、表示されているデータ1組を読
み出して通信回路部47に送出し、ここで上記第8図に示
したようなデータブロックを作成して外部機器52へのデ
ータ送信を実行させ、その後に上記ステップA03に至
り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行なって
以上でこの第9図の処理を終了する。
このように、上記実施例ではデータを送信する時には、
全データ送信、1モードデータ送信、1データ送信を選
択して行なえるだけでなく、パスコードを入力させるこ
とにより、シークレットデータを送信するか否かを制御
出来るので送信データの選択が容易となる利点を有す
る。
また、受信に際しては、受信したデータをシークレット
とするか否かをパスコード入力により設定出来るので、
秘密性を持たないデータに対してはノーマルデータとし
て扱うことが出来、極めて使い勝手のよいものとなる。
なお、上記実施例ではケーブル27を用いて外部機器との
データの授受を行なったが、例えば無線、音波、赤外
線、磁気等を用いてもよく、また送信フォーマットはRS
-232Cによらず、他のフォーマットでもよい。
また、上記実施例では接続される外部機器52として第3
図で電子手帳21を例示したが、このようなものに限るこ
となく、例えば第13図に示す如く、CRTディスプレイを
備えた本体機器61、キーボード62及び外部記憶装置とし
てのフロッピーディスク装置63からなるパーソナルコン
ピュータ60をケーブル64により接続してもよいし、さら
には本体側の機器としても本実施例での電子手帳機能を
有した腕時計に限ることもないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上詳記した如くこの考案によれば、モードエリア内に
データのノーマル/シークレットの属性によって区分さ
れたノーマルエリアとシークレットエリアとを有するメ
モリを備えるべきデータに対するノーマル/シークレッ
トの属性を指示することにより、外部機器に送るデータ
を上記指示された属性に応じて送信するようにしたの
で、簡単な操作で転送データの属性を区分して送信させ
ることが可能な通信機能付電子機器を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は外観
構成を示す平面図、第2図は同側面図、第3図は外部接
続される電子手帳の外観を示す斜視図、第4図はコネク
タ部の具体構造を示す断面図、第5図は電子回路の構成
を示すブロック図、第6図は第5図のRAMの構成を示す
図、第7図はデータ通信で送受されるデータブロックの
基本フォーマットを示す図、第8図(A)はモードデー
タのデータフォーマットを示す図、第8図(B)は実デ
ータのデータフォーマットを示す図、第8図(C)は終
了データのデータフォーマットを示す図、第9図はデー
タ処理全体の内容を示すフローチャート、第10図は第9
図の受信処理の内容を示すフローチャート、第11図は第
9図のキー処理の内容を示すフローチャート、第12図は
キー処理のステップC06の詳細を示すフローチャート、
第13図は他の外部機器の接続例を示すものである。 11……腕時計ケース、12……時計ガラス、13……液晶デ
ィスプレイ、14……コネクタ部14、21……電子手帳、22
……液晶表示ブロック、23……数値/四則演算キー、14
……文字キー、26……インターフェース、35……端子、
36……ジャック、42……分周/タイミング信号部、43…
…制御部、44……キー入力部、45……ROM、46……RAM、
46a……レジスタエリア、46b……電話番号メモリ、46c
……スケジュールメモリ、46d……フリーデータメモ
リ、46e……ワークエリア、47……通信回路部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器とデータの授受を行なう通信機能
    付電子機器において、 シークレットデータを記憶するシークレットデータ記憶
    部とノーマルデータを記憶するノーマルデータ記憶部と
    を有するデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段の前記ノーマルデータ記憶手段に記
    憶されているノーマルデータを送信する第1の送信手段
    と、 前記シークレットデータ記憶部に記憶されたシークレッ
    トデータを表示させる為のパスコードデータを記憶する
    パスコードデータ記憶手段と、 データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段によって入力されたデータが前記パ
    スコードデータ記憶手段に記憶されているパスコードデ
    ータと一致するか否かを検出する検出手段と、 この検出手段によって一致が検出された際に、前記シー
    クレットデータ記憶部及びノーマルデータ記憶部の両方
    のデータを外部機器に送信する第2の送信制御手段と、 を具備したことを特徴とする通信機能付電子機器。
JP13943589U 1989-12-01 1989-12-01 通信機能付電子機器 Expired - Lifetime JPH0726759Y2 (ja)

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JPH0378349U JPH0378349U (ja) 1991-08-08
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