JPH06175764A - データの入力処理方法及び入力処理システム - Google Patents

データの入力処理方法及び入力処理システム

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JPH06175764A
JPH06175764A JP4324040A JP32404092A JPH06175764A JP H06175764 A JPH06175764 A JP H06175764A JP 4324040 A JP4324040 A JP 4324040A JP 32404092 A JP32404092 A JP 32404092A JP H06175764 A JPH06175764 A JP H06175764A
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JP4324040A
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Hajime Teramoto
元 寺本
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NIPPON SYST KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キーボードエミュレータ装置などを用いてパー
ソナルコンピュータにデータを入力する際の入力処理方
法及びシステムに関し、受付け可能なコードデータの種
類が特定されているコンピュータに対して、特定のコー
ドデータ以外のデータの入力をも可能とすることを目的
とする。 【構成】入力装置1において、特定外データが発生した
ときに、当該特定外データを特定データの組合せからな
る組合せデータに変換し、変換した組合せデータにそれ
が組合せデータであることを示す識別データを付加して
送出し、コンピュータ本体81において、識別データを
受け付けたときに、当該識別データとともに送出されて
きた組合せデータを特定外データに逆変換して入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの入力処理方法及
び入力処理システムに関し、例えばキーボードエミュレ
ータ装置などを用いてパーソナルコンピュータにデータ
を入力する際に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ又は
ワークステーションなどにおいては、キーボードその他
の入力装置を外部接続するための入力コネクタが設けら
れている。
【0003】例えば、コンピュータ本体にキーボード及
びディスプレイなどが一体に内蔵されているノートブッ
クタイプのコンピュータにおいては、内蔵キーボードの
機能を補うために、外部のテンキー又はフルキーボード
などを入力コネクタに接続して入力することが可能とな
っている。
【0004】その場合に、テンキーを接続した場合には
内蔵キーボードも同時に使用が可能となるが、フルキー
ボードを接続した場合には内蔵キーボードが使用不可能
となることがある。
【0005】したがって、内蔵キーボードを同時に使用
したい場合には、フルキーボードを外部に接続すること
ができず、外部にはテンキータイプのキーボードのみし
か接続することができない。また、内蔵キーボードを同
時に使用可能とした状態では、外部のキーボードからは
数字データなどの特定のコードデータしか受け付けない
ようになっており、文字データなどの種々のコードデー
タを入力することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バーコード
又は磁気カードなどから読み取られたデータを、コンピ
ュータのキーボードから発生するキーボードイメージの
コードデータに変換してコンピュータ本体に入力するた
めに、キーボードエミュレータ装置がしばしば用いられ
る。このようなキーボードエミュレータ装置は、上述の
コンピュータの入力装置として接続されることがある。
【0007】一般に、バーコード又は磁気カードなどか
ら読み取られるデータは、数字データ以外に文字データ
又は記号データなどを含んでいる。したがって、上述の
ように内蔵キーボードを使用可能とした状態のコンピュ
ータでは、キーボードエミュレータ装置から送出される
データの多くは受け付けられず、その結果、キーボード
エミュレータ装置から送出されるそれらのデータをコン
ピュータ本体に入力して処理することが不可能となって
いた。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑み、例えば内蔵
キーボードを使用可能とした状態であるために受付け可
能なコードデータの種類が特定されているコンピュータ
に対して、特定のコードデータ以外のデータの入力をも
可能とし、キーボードエミュレータ装置からの種々のデ
ータを入力して処理することを可能にするためのデータ
の入力処理方法及びシステムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、上述の課題を解決するため、特定の種類のコード
データである特定データのみを受付け可能なコンピュー
タ本体に、前記特定データ以外のコードデータである特
定外データを含むコードデータを入力装置から入力する
ためのデータの入力処理方法であって、前記入力装置に
おいて、特定外データが発生したときに、当該特定外デ
ータを特定データの組合せからなる組合せデータに変換
し、変換した組合せデータにそれが組合せデータである
ことを示す識別データを付加して送出し、前記コンピュ
ータ本体において、前記識別データを受け付けたとき
に、当該識別データとともに送出されてきた組合せデー
タを特定外データに逆変換して入力する。
【0010】請求項2の発明に係る方法は、前記入力装
置において、特定データ及び特定外データが発生したと
きに、それらを特定データの組合せからなる組合せデー
タに変換して送出し、前記コンピュータ本体において、
送出されてきた組合せデータを特定データ又は特定外デ
ータに逆変換して入力する。
【0011】請求項3の発明に係る方法は、前記入力装
置を前記コンピュータ本体に接続するときに、組合せデ
ータを特定データ又は特定外データに逆変換するための
プログラムを当該コンピュータ本体にロードする。
【0012】請求項4の発明に係るシステムは、前記入
力装置には、特定外データが発生したときに、当該特定
外データを特定データの組合せからなる組合せデータに
変換するデータ変換部と、変換した組合せデータにそれ
が組合せデータであることを示す識別データを付加して
送出するための識別データ付加部と、が設けられてお
り、前記コンピュータ本体には、前記入力装置からのデ
ータを受け付けたときに割込みを発生させる割込み処理
部と、前記識別データを受け付けたときに当該識別デー
タとともに送出されてきた組合せデータを特定外データ
に逆変換する逆変換部と、前記逆変換部による処理が実
行されるように前記割込みの処理先を指定する割込みベ
クタテーブルと、が設けられて構成される。
【0013】
【作用】入力装置において、特定外データが発生する
と、それが組合せデータに変換され、且つ例えばその前
後に識別データが付加され、コンピュータ本体に送出さ
れる。組合せデータへの変換に当たっては変換テーブル
が参照される。
【0014】コンピュータ本体においては、入力装置か
ら特定データを受け付けたときに割込み処理が発生し、
識別データを受け付けたときには識別データとともに送
出されてきた組合せデータが元の特定外データに逆変換
され、これがコンピュータ本体内で処理される。
【0015】割込み処理に当たって、逆変換処理を行う
ために割込みベクタテーブルが参照される。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る入力処理システムAの全
体の回路構成を示すブロック図、図2はコンピュータ8
のCPUメモリ空間を示す図、図3は入力装置1の全体
の回路構成を示すブロック図、図4は入力装置1の本体
ユニット2の回路構成を示すブロック図、図5は入力装
置1のインタフェースユニット3の回路構成を示すブロ
ック図である。
【0017】図1において、入力処理システムAは、ノ
ートブックタイプのコンピュータ8、及びコンピュータ
8に外部接続された入力装置1から構成されている。コ
ンピュータ8は、コンピュータ本体81、画面を有した
表示部82、内蔵キーボード83、及びフロッピーディ
スクドライブ84などから一体的に構成されている。
【0018】コンピュータ本体81には、キー受付け処
理部91、キー割込み処理部92、割込みベクタテーブ
ル93、キー変換処理部94、キーバッファ95、逆変
換部96、アプリケーション処理部97などが設けられ
ている。
【0019】キー受付け処理部91は、入力装置1又は
内蔵キーボード83から送出されてきたデータ(キーデ
ータ又はコードデータ)をチェックし、受け付け可能な
データであればキー割込み処理部92に対して割込みを
かける。
【0020】なお、入力装置1は、コンピュータ8には
テンキー(テンキーパッド)であると認識されており、
したがってキー受付け処理部91は、入力装置1から送
出されるデータについてはテンキーにあるコードデータ
(特定データ)のみしか受け付けない状態となってい
る。つまり、数字データ(数値データ)、四則演算記号
データ、後述の「NUMLOCK」の記号データ、その
他一部の文字データのみを特定データとして受け付け
る。また、キー受付け処理部91は、入力装置1がテン
キーに相当するものであると認識していることから、内
蔵キーボード83から送出されるデータについては、そ
の全部を受け付け可能である。
【0021】キー割込み処理部92は、キー受付け処理
部91からのキー割込みに基づき、割込みベクタテーブ
ル93を参照して所定のアドレスから割込み処理を行
う。割込み処理では、受け付けたキーコードを逆変換部
96又はキー変換処理部94に送り、そこで所定のコー
ドに変換する処理を行った後、その結果をキーバッファ
95に書き込む。
【0022】割込みベクタテーブル93には、所定の割
込みレベルに、逆変換部96によって処理を行うための
プログラム(逆変換プログラム96p)の先頭アドレス
「A2」が書き込まれている。なお、その先頭アドレス
が書き込まれた位置には、コンピュータ8の電源を投入
した当初はキー変換処理部94の処理プログラムの先頭
アドレス(「A5」)が書き込まれているが、フロッピ
ィディスクにより提供されるプログラムによってそれら
が書き変えられているのである。
【0023】キー変換処理部94は、通常、キー割込み
処理部92から受け取ったコードデータと同じコードの
データをキー割込み処理部92に返す。逆変換部96
は、キー割込み処理部92から受け取ったコードデータ
の種類を判断し、逆変換が必要なコードデータについて
逆変換を行う。逆変換を行う必要のないコードデータの
場合には、キー変換処理部94に処理を引き継ぎ、その
コードデータをキー変換処理部94に送る。
【0024】キーバッファ95は、逆変換部96又はキ
ー変換処理部94による処理結果が書き込まれるバッフ
ァメモリであり、ここに書き込まれた内容はアプリケー
ション処理部97によって読み出され参照される。
【0025】アプリケーション処理部97は、コンピュ
ータ8のユーザのための適用業務処理などを行う。図2
において、逆変換プログラム96pは、フロッピィディ
スクにより提供され、フロッピィディスクから逆変換部
96にロードされたものであり、逆変換プログラム96
pを含むメモリ領域が常駐プログラムエリアに設定され
ている。
【0026】なお、キー割込み処理部92、割込みベク
タテーブル93、キー変換処理部94、及びキーバッフ
ァ95などのプログラム及びデータは、コンピュータ8
のオペレーティングシステムの中に含まれている。
【0027】次に入力装置1について説明する。図3に
おいて、入力装置1は、磁気カード又はバーコードなど
を読み取り、得られたデータをキーボードイメージのデ
ータとしてコンピュータ8に出力するキーボードエミュ
レータ装置である。入力装置1は、特定データについて
はそのまま出力するが、特定データ以外のデータ(特定
外データ)については、それを特定データの組合せから
なる組合せデータに変換し、変換した組合せデータにそ
れが組合せデータであることを示す識別データを付加し
て出力する。
【0028】入力装置1は本体ユニット2及びインタフ
ェースユニット3から構成されている。本体ユニット2
には、バーコードスキャナ5、及びRS232Cインタ
フェースを持つ種々の外部機器6が接続される。インタ
フェースユニット3は、コンピュータ8に接続するため
のものであり、またコンピュータ8用の外付けのキーボ
ード7の接続が可能である。
【0029】図4において、本体ユニット2は、CPU
11、EEPROM12、テンキー部13、磁気カード
読取り部14、バーコードスキャナ接続コネクタCN
2、外部機器接続コネクタCN3、及びバスバッファ2
1などを搭載した本体カード10を有している。
【0030】CPU11は、ROM、RAM、及び入出
力ポートなどの周辺装置を内蔵したワンチップCPUで
あり、テンキー部13、磁気カード読取り部14、バー
コードスキャナ接続コネクタCN2、及び外部機器接続
コネクタCN3のそれぞれから得られるデータについ
て、その入力の早い順に入力処理とチェックを行い、バ
スバッファ21を経由してインタフェースユニット3に
出力する。
【0031】ここで、CPU11へのデータの入力の単
位は、テンキー部13からの入力の場合は1つのキーか
ら得られるデータ、磁気カード読取り部14からの入力
の場合は1枚の磁気カードから得られるデータ、バーコ
ードスキャナ5からの入力の場合は1回のスキャンで得
られるデータである。
【0032】EEPROM12には、コンピュータ8へ
のデータ伝送フォーマットを含むセットアップ情報など
が格納されている。テンキー部13は、コンピュータの
テンキーなどと同じ機能を持ち、補助のキーとして使用
される。また、テンキー部13は「0」〜「9」の数字
キーの他に、「ENTER」などの機能キーも有してい
る。テンキー部13より入力されたデータはテンキーイ
ンタフェース部16を経由してCPU11に入力され
る。
【0033】磁気カード読取り部14はIDカードなど
の磁気カードを読み取る。読み取られたデータは磁気イ
ンタフェース部17を経由してCPU11に入力され
る。バーコードスキャナ5により読み取られたデータ
は、バーコードスキャナ接続コネクタCN2及びバーコ
ードインタフェース部18を経由してCPU11に入力
される。
【0034】外部機器6から読み取られたデータは、外
部機器接続コネクタCN3及びRS232Cインタフェ
ース部20を経由してCPU11に入力される。外部機
器6として、定置式バーコードリーダ及びハンディター
ミナルなどが接続可能である。
【0035】図5において、インタフェースユニット3
は、サブCPUカード31及びコネクタカード32を有
している。サブCPUカード31は、CPU33、イン
タフェース部34などから構成されている。コネクタカ
ード32は、電源部35、キーボード接続用コネクタC
N7、コンピュータ本体接続用コネクタCN8、及びA
Cアダプタ接続用コネクタCN9などから構成されてい
る。
【0036】CPU33はCPU11と同様に、ROM
33a、デュアルポートタイプのRAM33b、及び入
出力ポートなどの周辺装置を内蔵したワンチップCPU
である。本体ユニット2から出力されたデータはRAM
33bに書き込まれる。ROM33aには、本体ユニッ
ト2によって読み取られたデータをコンピュータ8に対
応したキーボードイメージのコードデータに変換するた
めの変換テーブルCTB、その他のデータ又はプログラ
ムが格納されている。
【0037】CPU33は、RAM33bに書き込まれ
たデータのうちの特定外データDOSを、ROM33a
に格納された変換テーブルCTBを参照して組合せデー
タDCOに変換し、一連の組合せデータDCOのブロッ
クに対してその前後に識別データDIDを付加する。識
別データDIDは、特定データDSPの中の使用頻度の
少ないものが選定される。
【0038】図6は入力装置1のROM33aに格納さ
れた変換テーブルCTBの内容の一例を示す図である。
変換テーブルCTBには、特定外データDOSと、それ
に対応する組合せデータDCOとが格納されている。組
合せデータDCOは3つの特定データDSPから構成さ
れる。例えば、「A」「B」「C」のそれぞれの特定外
データDOSは、「000」「001」「002」の組
合せデータDCOに対応する。
【0039】次に、入力処理システムAにおいて、特定
外データDOSを含んだデータがコンピュータ8に入力
される様子を説明する。ここでは、入力装置1に接続さ
れたバーコードスキャナ5により読み取ったデータ列D
SS1がコンピュータ8に入力されて処理される例を説
明する。
【0040】バーコードスキャナ5で読み取られたデー
タは、バーコードインタフェース部18を経由して本体
ユニット2のCPU11に入力される。CPU11は文
字データの入力を認識した時点で、LED15の発光色
をグリーンからオレンジに変える。データの読み取りが
完了し、チェックの結果正しく認識できたと判断する
と、ブザーBZを鳴らし、LED15の発光色をグリー
ンに戻す。
【0041】正しく認識されたデータは、本体ユニット
2からデータ列DSS1として出力され、バスバッファ
21を介してRAM33bに書き込まれる。CPU33
はRAM33b内のデータ列DSS1を読み出し、変換
テーブルCTBによって組合せデータDCOに変換す
る。
【0042】図7は入力装置1の本体ユニット2から出
力されるデータ列DSS1とインタフェースユニット3
から出力されるデータ列DSS2とを示す図である。デ
ータ列DSS1として「5ABC78」が出力される
と、入力装置1のCPU33はその中の特定外データD
OSである「ABC」をそれぞれの組合せデータDCO
からなるデータ列「001002003」に変換し、そ
の前後に識別データDID(ここでは「¥」で示す)を
付加し、特定データDSPのみからなるデータ列DSS
2である「5¥001002003¥78」をコンピュ
ータ本体81に対して出力する。
【0043】なお、データ列DSS2は、実際は、それ
ぞれのデータに対応するコード、例えば2桁の16進数
によって表され、しかも、それぞれのキーに対するメイ
クコード及びブレイクコードが生成される。したがっ
て、例えば1つの特定外データDOSに対しては、識別
データDIDを含めて10(=2+6+2)桁の16進
数のコードデータが生成されることとなる。
【0044】コンピュータ本体81では、データ列DS
S2の先頭から処理を行う。まず、キー受付け処理部9
1がデータ「5」を受け付け、キー割込み処理部92が
割込み処理を行い、キー変換処理部94が処理を行い、
その結果がキーバッファ95に書き込まれる。通常、キ
ーバッファ95にはそのままのデータ「5」が書き込ま
れる。これをアプリケーション処理部97が参照し、
「5」が入力されたことを認識する。
【0045】次に、「¥」が受け付けられたので、次に
「¥」が出現するまでのデータ列がキー割込み処理部9
2において逆変換される。その結果、データ「ABC」
がキーバッファ95に書き込まれる。そして、「78」
がそのままキーバッファ95に書き込まれ、これによっ
てデータ列DSS2の入力処理が終了する。
【0046】次に、フローチャートに基づいてキー割込
み処理部92及び逆変換部96の処理を説明する。図8
はキー割込み処理を示すフローチャート、図9は逆変換
処理を示すフローチャートである。なお、コンピュータ
8の初期状態において、受け付けたデータをキーバッフ
ァ95に書き込む指示を行うためのキーフラグ、及び受
け付けたデータが逆変換の対象となる組合せデータDC
Oであることを示す変換フラグは、共にオフである。
【0047】図8において、キー割込み処理部92は、
データを1つづつ取り込み(ステップ#11)、逆変換
処理を実行する(ステップ#12)。逆変換処理の実行
の結果、キーフラグがオンであれば(ステップ#13で
イエス)、取り込んだデータをそのままキーバッファ9
5に書き込む(ステップ#14)。
【0048】図9において、データが識別データDID
(「NUMLOCK」)であるか否かをチェックする
(ステップ#21)。元が特定データDSPであった場
合には識別データDIDはないのでステップ#21でノ
ーとなり、次のステップ#22でノーとなり、ステップ
#41でキーフラグがオンとなる。これによって、先に
説明したステップ#14で数字データがそのままキーバ
ッファ95に書き込まれる。
【0049】識別データDIDがきた場合にはステップ
#21でイエスとなり、ステップ#31において最初は
変換フラグがオフであるのでノーとなり、変換準備のた
めに変換フラグをオンする(ステップ#35)。
【0050】そして、識別データDIDに続く3桁の数
字データを(ステップ#24でイエス)、変換テーブル
CTBを用いて1桁の文字データに逆変換し(ステップ
#25)、その結果をキーバッファ95に書き込む(ス
テップ#26)。なお、数字データとして「0」〜
「7」の範囲のものを用いることとしている。
【0051】次に識別データDIDがくると、ステップ
#21でイエスとなるが、今度は変換フラグがオンして
いるのでステップ#31でイエスとなり、ステップ#3
2で変換フラグをオフし、ステップ#33でキーフラグ
をオフする。
【0052】上述の実施例において、組合せデータDC
Oに使用する数字データとして「0」〜「7」を用いた
が、これ以外の特定データDSPであってもよい。識別
データDIDとして「NUMLOCK」以外の特定デー
タDSPを用いてもよい。組合せデータDCOの前後で
識別データDIDを異ならせてもよい。識別データDI
Dの付与方法を上述と異ならせてよい。
【0053】上述の実施例において、入力装置1におい
て、特定データDSPについては組合せデータDCOに
変換することなくそのまま出力したが、特定データDS
Pをも組合せデータDCOに変換して出力してもよい。
そうすると、コンピュータ8においては特定データDS
Pと特定外データDOSとを区別する必要がないので、
識別データDIDを省略することができ、処理が簡素化
される。組合せデータDCOへの変換をCPU33によ
って行ったが、CPU11又は専用のハード回路によっ
て行ってもよい。その他、入力装置1、コンピュータ
8、及び入力処理システムAの構成、各部の処理内容又
は順序、使用するデータ又はコードなどは、本発明の主
旨に沿って種々変更することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によると、受付け可能なコードデ
ータの種類が特定されているコンピュータに対して、特
定のコードデータ以外のデータの入力が可能となり、キ
ーボードエミュレータ装置などからの種々のデータを入
力して処理することが可能となる。
【0055】請求項2の発明によると、特定データと特
定外データとを区別する必要がなくなり、且つ識別デー
タが不要になるため、処理内容が簡素化される。請求項
3の発明によると、逆変換のためのプログラムを有して
いないコンピュータであっても、特定のコードデータ以
外のデータの入力を容易に可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力処理システムの全体の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】コンピュータのCPUメモリ空間を示す図であ
る。
【図3】入力装置の全体の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図4】入力装置の本体ユニットの回路構成を示すブロ
ック図である。
【図5】入力装置のインタフェースユニットの回路構成
を示すブロック図である。
【図6】入力装置のROMに格納された変換テーブルの
内容の一例を示す図である。
【図7】入力装置の本体ユニットから出力されるデータ
列とインタフェースユニットから出力されるデータ列と
を示す図である。
【図8】キー割込み処理を示すフローチャートである。
【図9】逆変換処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置 8 コンピュータ 33 CPU(データ変換部、識別データ付加部) 81 コンピュータ本体 92 キー割込み処理部(割込み処理部) 93 割込みベクタテーブル 96 逆変換部 A 入力処理システム DSP 特定データ DOS 特定外データ DCO 組合せデータ DID 識別データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の種類のコードデータである特定デー
    タのみを受付け可能なコンピュータ本体に、前記特定デ
    ータ以外のコードデータである特定外データを含むコー
    ドデータを入力装置から入力するためのデータの入力処
    理方法であって、 前記入力装置において、特定外データが発生したとき
    に、当該特定外データを特定データの組合せからなる組
    合せデータに変換し、変換した組合せデータにそれが組
    合せデータであることを示す識別データを付加して送出
    し、 前記コンピュータ本体において、前記識別データを受け
    付けたときに、当該識別データとともに送出されてきた
    組合せデータを特定外データに逆変換して入力すること
    を特徴とするデータの入力処理方法。
  2. 【請求項2】特定の種類のコードデータである特定デー
    タのみを受付け可能なコンピュータ本体に、前記特定デ
    ータ以外のコードデータである特定外データを含むコー
    ドデータを入力装置から入力するためのデータの入力処
    理方法であって、 前記入力装置において、特定データ及び特定外データが
    発生したときに、それらを特定データの組合せからなる
    組合せデータに変換して送出し、 前記コンピュータ本体において、送出されてきた組合せ
    データを特定データ又は特定外データに逆変換して入力
    することを特徴とするデータの入力処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載のデータの入力
    処理方法において、 前記入力装置を前記コンピュータ本体に接続するとき
    に、組合せデータを特定データ又は特定外データに逆変
    換するためのプログラムを当該コンピュータ本体にロー
    ドすることを特徴とするデータの入力処理方法。
  4. 【請求項4】特定の種類のコードデータである特定デー
    タのみを受付け可能なコンピュータ本体に、前記特定デ
    ータ以外のコードデータである特定外データを含むコー
    ドデータを入力装置から入力するためのデータの入力処
    理システムであって、 前記入力装置には、 特定外データが発生したときに、当該特定外データを特
    定データの組合せからなる組合せデータに変換するデー
    タ変換部と、 変換した組合せデータにそれが組合せデータであること
    を示す識別データを付加して送出するための識別データ
    付加部と、 が設けられており、 前記コンピュータ本体には、 前記入力装置からのデータを受け付けたときに割込みを
    発生させる割込み処理部と、 前記識別データを受け付けたときに当該識別データとと
    もに送出されてきた組合せデータを特定外データに逆変
    換する逆変換部と、 前記逆変換部による処理が実行されるように前記割込み
    の処理先を指定する割込みベクタテーブルと、 が設けられてなることを特徴とするデータの入力処理シ
    ステム。
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