JP2505030Y2 - 通信機能付電子機器 - Google Patents

通信機能付電子機器

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JP2505030Y2
JP2505030Y2 JP1989149100U JP14910089U JP2505030Y2 JP 2505030 Y2 JP2505030 Y2 JP 2505030Y2 JP 1989149100 U JP1989149100 U JP 1989149100U JP 14910089 U JP14910089 U JP 14910089U JP 2505030 Y2 JP2505030 Y2 JP 2505030Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、外部機器との間でデータの送受を行なう
通信機能付電子機器に関する。
[従来の技術] 近年、個人のスケジュールデータや、氏名、住所に電
話番号を付した電話番号データ、さらには会社名を含め
た名刺データ、任意の記憶しておきたいコメント等のフ
リーデータ等を記憶させ、必要に応じてこれらを呼出し
て利用する電子手帳などの電子機器が多数商品化されて
いる。これらの電子機器はいずれも内部にメモリを有し
ており、それらの中には他の電子機器と接続することに
よりメモリ相互間でデータの送受を行なうデータ通信機
能を有したものがある。
そして、上記データ通信機能を有した電子機器として
時計機能を有する電子機器、例えば、電子腕時計を用い
ることが考えられている。すなわち、この電子腕時計
は、ドットマトリックスタイプの表示部に時刻データの
他に必要に応じて受信した各種データを表示させるよう
にしたもので、携帯性に優れ、データを有効に利用する
ことができるものである。
[考案が解決しようとする課題] 一般にデータ通信によって送られてくるデータは文字
コードを主構成データとして構成されており、受信した
側の機器では、予めキャラクタパターン(フォント)を
記憶しているフォントメモリ(ROM)を用いて文字コー
ドに対応したフォントを読出し、受信データの表示を行
なうようにしている。
しかして、文字コードがかな文字や数字、アルファベ
ット等のものである場合、これらの文字数は予め決まっ
ており、それほど多いものではないので文字コードに対
応するすべてのフォントは通常フォントメモリに登録し
てあるが、文字コードが漢字のもものである場合、その
文字数は非常に多いため、対応するすべてのフォントが
フォントメモリに登録されているとは限らず、例えばJI
S漢字コードの第1水準に該当する漢字のみフォントが
登録してあり、同第2水準に該当する漢字のフォントは
登録されていない場合などが多々ある。
したがって、例えば上記のようにJIS漢字コードの第
1水準に該当する漢字のみフォントメモリにフォントが
登録してある機器では、同第2水準の漢字の文字コード
を受信した場合に、その文字コードに対応するフォント
が登録されておらず、その文字を表示することができな
いことになる。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、フォントが登録されていない文字コードを受信した
場合でその文字を表示可能とした通信機能付電子機器を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] この考案は、外部機器から送られてきたデータ中の文
字コードに対応するフォントが登録されていない場合に
これを判断して上記外部機器に対してフォントデータの
送出を要求し、この要求に応じて上記外部機器からフォ
ントデータが送られてきたらそのフォントデータを記憶
するようにしたもので、フォントが登録されていない文
字コードを受信した場合でもその文字を表示することが
できる。
[実施例] 以下本考案を電子腕時計に適用した場合の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はその外観構成を示すもので、11が
腕時計ケースである。この腕時計ケース11は、例えばス
テンレス等の金属または合成樹脂からなり、その上面に
時計ガラス12を外装し、その下方にドットマトリックス
の液晶ディスプレイ13が配設される。また、腕時計ケー
ス11上面の上記時計ガラス12下部にはデータ通信のため
の押釦スイッチS1〜S4が配設される。さらに、腕時計ケ
ース11の右側面には、後述する他の電子機器との間でデ
ータ通信を行なうためのコネクタ部14が形成配設され
る。このコネクタ部14は、両端がそれぞれ半円形状とな
った長孔15内に2つの貫通孔を設け、それぞれの貫通孔
に接続端子となる導電性の2つのピン16,16が設けられ
るものである。
第3図は上記コネクタ部14に接続可能で各種データの
授受を行なう電子手帳21を図示したものである。この電
子手帳21は、計算機能を有し、電話番号データを記憶す
る電話番号メモリ、スケジュールデータを記憶するスケ
ジュールメモリ及び任意のコメント等のフリーデータを
記憶するフリーデータメモリを備えたものとる。電子手
帳21自体は左ケース21aと右ケース21bとは接続されて一
体となり、折り畳んだ時に手に持てる程度の大きさとな
るもので、第3図はその開いた状態を示すものである。
電子手帳21の左ケース21aにはドットマトリックスの液
晶表示部22と数値入力及び計算のための数値/四則演算
キー23とが備えられ、右ケース21bには文字入力のため
の例えばアルファベットキーからなる文字キー24が備え
られる。これら数値/四則演算キー23及び文字キー24を
用いて電話番号データやスケジュールデータ、フリーデ
ータを入力することとなる。さらに、左ケース21aの上
側面部にはここでは図示しないコネクタ部が設けられ、
ケーブル25を介してインターフェイス26に接続される。
このインターフェイス26は、例えばRS-232Cインターフ
ェイス規格に従って、ケーブル25を介して送られてきた
データ信号の電圧を変換するもので、変換された電圧値
のデータ信号が送出されるケーブル27はその先端に設け
られた後述するジャックにより上記腕時計ケース11のコ
ネクタ部14に接続される。
第4図は上記コネクタ部14の詳細な接続構造を示す図
である。
同図で長孔15は有底状の樹脂製のパイプ31によって形
成されるもので、このパルプ31は腕時計ケース11側面に
埋設され、その底部31aに貫通孔が形成され、上記ピン1
6が遊貫される。このピン16は、パイプ31前面側におけ
る一端側にフランジ16aが形成され、このフランジ16aと
パイプ31の底部31aとの間にピン16胴部に貫装された状
態でばね32が配設される。ピン16はパイプ31下面側で防
水パッキン33を貫通し、その他端部近傍に段部16bが設
けられてピン抜け防止部材34が掛合される一方、他端面
16cが腕時計ケース11内部の回路基板上の電子回路と電
気的に接続されている端子35と対向している。上記パイ
プ31の長孔15に何も挿入されていない状態では、ばね32
の弾性によりフランジ16aが腕時計ケース11及びパイプ3
1の外周面と同一面上に位置し、ピン16の他端面16cが端
子35から離れて対向する状態となるが、パイプ31の長孔
15に図示のごとくケーブル27端に設けられたジャック36
を挿入した状態では、ジャック端子36aがピン16を図の
左方向に押圧し、他端面16cが端子35に当接した状態と
なり、これによりケーブル27と端子35とが電気的に接続
される。
なお、37は腕時計ケース11の裏蓋であり、38は裏蓋37
と腕時計ケース11間の気密状態を保持する防水パッキン
である。
上記のような構造にあって、腕時計ケース11内に設け
られる電子回路の構成は第5図に示すようになる。同図
で41は発振回路であり、各種動作及び計時の基準となる
基準周波数パルスを発振する。発振回路41の発振した基
準周波数パルスは分周/タイミング信号部42で分周され
て各種タイミング信号となり、CPUで構成される制御部4
3に送られる。この制御部43は、分周/タイミング信号
部42からのタイミング信号に従い、上記押釦スイッチS1
〜S4からなるキー入力部44からのキー入力信号に応じた
他の各回路の動作制御を行なうもので、動作制御のため
のマイクロプログラムを記憶したROM45をアドレス指定
して該マイクロプログラムを読込む一方、各種データを
記憶するRAM46に対してアドレス指定により入出力を行
ない、さらに、かな文字及び漢字等のキャラクタパター
ン(フォント)を記憶したROMで構成されるフォントメ
モリ47に文字コードを出力して対応する文字フォントを
読出す。
また制御部43は、通信回路部48との間でデータの送受
信を行なう一方、表示制御部49に表示データを出力す
る。表示制御部49は表示バッファ及び表示ドライバから
構成されるもので、制御部43から送られてきた文字フォ
ントからなる表示データを一時保持し、上記液晶ディス
プレイ13からなる表示部50を駆動制御して時刻、通信デ
ータ等を表示出力させる。
上記通信回路部47は、コネクタ部14を介して上記イン
ターフェイス26と接続され、上記電子手帳21等の外部機
器51との間でデータの送受を行なう。この外部機器51は
図示はしないが前記腕時計ケース11内の電子回路の構成
と同様にCPU、ROM、RAM等を有しており、この外部機器5
1からインターフェイス26、コネクタ部14を介して送ら
れてきたデータは通信回路部47で受信された後、制御部
43によりRAM46に記憶される。
続く第6図は上記RAM46の詳細な構成を示すものであ
り、RAM46はレジスタエリア46a、電話番号メモリ46b、
スケジュールメモリ46c、フリーデータメモリ46d及びキ
ャラクタメモリ46eからなる。
レジスタエリア46aはさらに、表示レジスタ、表示モ
ードレジスタ(図では「M」で示す)、計時レジスタ、
F0レジスタ、F1レジスタ、Pレジスタ、Qレジスタ及び
Rレジスタ等から構成される。表示レジスタは表示デー
タを、表示モードレジスタは表示モードデータを、計時
レジスタは現在の時刻データをそれぞれ記憶保持するも
のである。表示モードレジスタは4進カウンタで構成さ
れ、そのカウント値である表示モードデータは、時刻デ
ータ表示時に「0」、電話番号データ表示時に「1」、
スケジュールデータ表示時に「2」、フリーデータ表示
時に「3」となって、更新設定毎にこれらの値を循環す
ることとなる。F0レジスタは受信モード時に、F1レジス
タは送信モード時にそれぞれ「1」となるフラグレジス
タである。また、Pレジスタ、Qレジスタ及びRレジス
タはそれぞれ電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ4
6c及びフリーデータメモリ46dに記憶されている多数の
データのうちの1つを指定して表示させるポインタであ
る。
上記電話番号メモリ46bは電話番号データを記憶する
メモリであり、氏名、読み、住所、電話番号及びコメン
トを1組にしたデータを氏名のアルファベット順または
五十音順で複数組分記憶する。スケジュールメモリ46c
はスケジュールデータを記憶するメモリであり、日時と
スケジュール内容とを組としたデータを日時順に複数組
分記憶する。フリーデータメモリ46dは任意のコメント
データを記憶するメモリであり、入力された順にデータ
を記憶する。
上記キャラクタメモリ46eは、上記フォントメモリ47
に登録されていないフォントを制御部43が通信回路部48
によって外部機器51から読込んだ場合に、その文字コー
ドとキャラクタパターンとを1組にしたデータを複数組
分記憶する。
次いで上記実施例の動作について説明する。
第7図は全体の処理内容を示すフローチャートであ
り、特定タイミング毎に実行される処理であって、その
当初にはまずステップA01に示すようにRAM46のレジスタ
エリア46aのF0レジスタに受信モードであることを示す
フラグ「1」がセットされているか否か判断する。ここ
でセットされていると判断された場合には、受信モード
であることとなるので次にステップA02に進んで受信処
理を行なう。
この受信処理の詳細を第8図に示す。受信処理は、相
手側の機器から送られてくるONコード信号に同期して受
信を開始するものであり、その当初にステップB01で1
データブロックを受信してRAM46のワークエリア46eに一
旦保持した後、次のステップB02でデータを1ブロック
受信したことを示すOFFコード信号を相手側の機器に送
信させる。相手側の機器はOFFコードを受信すると、次
のデータの送信をONコードが送られてくるまで停止す
る。しかして、その後、ステップB03において送られて
きたデータブロックが一連のデータ通信の最後に付され
る終了データであるか否かを判断する。ここでNOと判断
すると、次にステップB04に進み、今度はそのデータブ
ロックがモードデータであるか否かを判断する。そのデ
ータブロックがモードデータであると判断すると、次に
ステップB05に進んで、何のモードのデータであるかを
表示モードレジスタにセットする。この場合、電話番号
モードであればフラグ「1」を、スケジュールモードで
あれば「2」を、フリーデータモードであれば「3」を
表示モードレジスタにセットする。その後、ステップB0
6で相手機器側に次のデータブロックの送信を促すONコ
ードを送信し、再びステップB01に戻る。
このステップB01でモードデータに続くデータを1デ
ータブロック受信し、続くステップB02でOFFコード信号
を送信した後、ステップB03で受信したデータブロック
が終了データでないと判断し、さらにステップB04で今
度はモードデータでもないと判断すると、次にステップ
B07に至る。ステップB07では、受信したデータがキャラ
クタパターンであるか否かを判断するもので、キャラク
タパターンでないと判断すると、送られてきたのは文字
コードであることになるので、次にステップB08でその
文字コードに対応するキャラクタパターンがフォントメ
モリ47に登録されているか否かを判断する。登録されて
いる場合は表示モードレジスタの内容に従ってRAM46の
電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリー
データメモリ46dのうちいずれか該当するメモリにその
文字コードを受信データとして記憶させる。その後、ス
テップB06で相手機器側に次のデータブロックの送信を
促すONコードを送信し、再びステップB01に戻る。
また、上記ステップB08で文字コードに対応するキャ
ラクタパターンがフォントメモリ47に登録されていない
と判断した場合は、次にステップB11に進んで相手機器
側にその文字コードと対応するキャラクタパターンを送
出する要求データを送信し、再び上記ステップB01での
受信を待機する。
上記要求に応えて相手機器側から文字コード及びキャ
ラクタパターンが送られてくると、ステップB01でそれ
を受信し、ステップB02でOFFコードを送信した後、ステ
ップB03,B04を介してステップB07でそのデータがキャラ
クタパターンであると判断し、続いてステップB12に進
んで受信した文字コード及びそのキャラクタパターンを
RAM46のキャラクタメモリ46eに記憶格納する。その後、
ステップB06で相手機器側に次のデータブロックの送信
を促すONコードを送信し、再びステップB01に戻る。
そして、上記のように文字コードあるいはキャラクタ
パターンのデータ受信を終え、一連のデータ受信の終了
として終了データを受信すると、そのデータブロックを
ステップB01で受信し、ステップB02でOFFコード信号を
送信した後に、ステップB03でそれが終了コードである
ことを判断し、次にステップB13に至る。ステップB13で
は、データの受信状態を解除するためにレジスタエリア
46aのF0レジスタをリセットして「0」とし、以上でこ
の第8図の受信処理を終了する。
以上のようにして受信処理を終えると、第7図ではス
テップA02から次にステップA03に進み、上記キー入力部
44の押釦スイッチS1〜S4及びその他のキーによるキー入
力があったか否かを判断する。キー入力があった場合
は、次にステップA04に進んでそのキー入力に対応した
キー処理を行なう。
第11図はそのキー処理の詳細を示すものであり、処理
当初にはまずステップC01で操作されたキーが押釦スイ
ッチS1であるか否か判断する。押釦スイッチS1であると
判断した場合には、次にステップC02に進んでレジスタ
エリア46aの表示モードレジスタの内容を「+1」更新
設定すると共に、この更新設定された表示モードレジス
タの内容に基づいて液晶ディスプレイ13における表示モ
ードを例えば時刻データ表示モードから電話番号データ
表示モードへ、あるいは電話番号データ表示モードから
スケジュールデータ表示モードへというように変更し、
以上でこの処理を終了する。
また、上記ステップC01で操作されたキーが押釦スイ
ッチS1ではないと判断した場合には、次にステップC03
で操作されたキーが押釦スイッチS2であるか否か判断す
る。押釦スイッチS2であると判断した場合には、次にス
テップC04に進んでレジスタエリア46aのF0レジスタの内
容を「0」から「1」、あるいは「1」から「0」に反
転設定してこの処理を終了する。
さらに、上記ステップC03で操作されたキーが押釦ス
イッチS2でもないと判断した場合には、次にステップC0
5で操作されたキーが押釦スイッチS3であるか否か判断
する。押釦スイッチS3であると判断した場合には、次に
ステップC06に進んでレジスタエリア46aのF1レジスタの
内容を「0」から「1」、あるいは「1」から「0」に
反転設定してこの処理を終了する。
上記ステップC05で操作されたキーが押釦スイッチS3
でもないと判断した場合には、続いてステップC07で操
作されたキーが押釦スイッチS4であるか否か判断する。
押釦スイッチS4であると判断した場合には、続いてステ
ップC08に進み、レジスタエリア46aの表示文字レジスタ
の内容が「1」であるか否か、すなわち、現在の表示モ
ードが電話番号の表示モードとなっているか否かを判断
する。「1」である場合は、次にステップC09で電話番
号メモリ46bのポインタであるレジスタエリア46aのPレ
ジスタの内容を「+1」更新設定し、ステップC10でそ
のPレジスタのポインタで指定される電話番号データ1
組を電話番号メモリ46bから読出してレジスタエリア46a
の表示レジスタに保持設定させる。その後、ステップC1
1においてその表示レジスタの内容を表示制御部49の表
示バッファに出力して保持させ、表示部50で表示出力さ
せて、この処理を終了するものである。
上記ステップC07で操作されたキーが押釦スイッチS4
であると判断されながら、続くステップC08で表示モー
ドレジスタの内容が「1」ではないと判断した場合に
は、次にステップC12に進んで上記ステップC09〜C11と
ほぼ同様にその表示モードレジスタの内容に応じて電話
番号メモリ46bのQレジスタあるいはRレジスタの内容
を更新設定し、スケジュールメモリ46cあるいはフリー
データメモリ46dから該当するデータ1組を読出して表
示レジスタに保持設定させた後、その表示レジスタの内
容を表示制御部49の表示バッファに出力して保持させ、
表示部50で表示出力させて、この処理を終了する。
さらに、上記ステップC07で操作されたキーが押釦ス
イッチS4でもないと判断した場合には、操作されたキー
は押釦スイッチS1〜S4のいずれでもないこととなるの
で、次にステップC13でその操作されたキーに対応した
キー処理を行った後、この第9図の処理を終了する。
以上に示した如くキー入力部44の押釦スイッチS1〜S4
その他のキー操作に対応するキー処理を終えた時点で、
第7図においてもその動作を終了する。
また、上記第7図のステップA03でキー入力部44の押
釦スイッチS1〜S4及びその他のキーによるキー入力がな
いと判断した場合は、次にステップA05に進んで計時タ
イミングであるか否かを分周/タイミング信号部42から
のタイミング信号の有無によって判断する。計時タイミ
ングでない場合はこのままこの第7図の処理を終了する
が、計時タイミングであると判断した場合は次にステッ
プA06に進み、計時処理としてレジスタエリア46aの計時
レジスタの時刻データを更新設定して現在時刻データを
得ると共に、時刻表示モードであれば表示レジスタに保
持している表示データである時刻データも更新設定し
て、以上でこの第7図の処理を終了する。
次にデータ送信時の動作について説明する。
第9図のステップA01でレジスタエリア46aのF0レジス
タが「0」であり、受信モードが設定されていないと判
断すると、次にステップA07に進んで同F1レジスタにフ
ラグ「1」がセットされているか否か、すなわち、送信
モードが設定されているか否か判断する。設定されてい
ない場合には、送信動作は行わずに直接上記ステップA0
3に至り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行
ってこの処理を終了する。
上記ステップA07でF1レジスタにフラグ「1」がセッ
トしてあり、押釦スイッチS3の操作により送信モードが
設定されていると判断すると、続いてステップA08に進
み、表示モードレジスタの内容で指示されるRAM46の電
話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリーデ
ータメモリ46dのいずれか1つのメモリに記憶保持して
いるデータをすべて読出して順次通信回路部47に送出
し、ここで転送出力用のデータを作成して外部機器52へ
のデータ送信を実行させ、以上でこの第7図の処理を終
了する。
次にデータの受信時、送信時に拘らず表示部50に文字
データを表示させる場合に常に実行される表示処理につ
いて第10図を用いて説明する。
同図では、まずステップD01においてレジスタエリア4
6aの表示レジスタから1文字文の文字コードを読出し、
その文字コードが「漢字」「かな文字」「漢字/かな文
字以外」のいずれであるかを判断する。「漢字/かな文
字以外」であった場合には、その文字コードが数値か記
号であることとなるため、次にステップD04に進んで表
示制御部49によりこの文字コードをデコードして「数
値」あるいは「記号」のキャラクタパターンを得、それ
を同表示制御部49内の表示バッファに保持設定する。そ
の後、ステップD04でその文字コードがレジスタエリア4
6aの表示レジスタに保持されている最後の文字コードで
あったか否かによりこの処理を終了するか否かを判断
し、終了でなければ再度上記ステップD01へ戻り、ま
た、終了の際は以上でこの処理を終える。
また、上記ステップD02でその文字コードが「かな文
字」であると判断した場合は、確実にそのキャラクタパ
ターンがフォントメモリ47に登録されているので、続い
てステップD05に進んでフォントメモリ47から該当する
かな文字のキャラクタパターンを読出し、表示制御部49
の表示バッファに保持させた後、上記ステップD04に至
る。
さらに、上記ステップD02でその文字コードが「漢
字」であると判断した場合は、その文字コードに対応す
るキャラクタパターンがフォントメモリ47に登録されて
いるか否かを判断するため、ステップD06でフォントメ
モリ47内をサーチする。そして、ステップD07で対応す
るキャラクタパターンがあったか否かを判断するもの
で、会った場合には続いてステップD08に進んでフォン
トメモリ47から該当する漢字のキャラクタパターンを読
出し、表示制御部49の表示バッファに保持させた後、上
記ステップD04に至る。
また、フォントメモリ47内に対応するキャラクタパタ
ーンがなかった場合には、そのキャラクタパターンをデ
ータ受信時に相手側機器に要求して読込み、RAM46のキ
ャラクタメモリ46eに記憶していることになるので、ス
テップD09でキャラクタメモリ46e内をサーチする。そし
て、キャラクタメモリ46eに記憶していた漢字のキャラ
クタパターンを読出し、続くステップD10で表示制御部4
9の表示バッファに保持させた後、上記ステップD04に至
る。
以上のような表示処理を行なうことにより、本来はフ
ォントメモリ47に登録していなかった漢字でさえ、表示
データとして表示することができ、回路規模、コストの
点でフォントメモリ47、すなわちROMに制限を受ける電
子腕時計等にあっても、表示に支障をきたすことがな
い。
なお、上記実施例では電子腕時計に接続される外部機
器52として第3図で電子手帳21を例示したが、このよう
なものに限ることなく、例えば第11図に示す如く、CRT
ディスプレイを備えた本体機器61、キーボード62及び外
部記憶装置としてのフロッピーディスク装置63からなる
パーソナルコンピュータ60をケーブル64により接続して
もよいし、さらには本体側の機器としても本実施例での
電子手帳機能を有した腕時計に限ることもないことは勿
論である。
また、上記実施例では有線によりデータの授受を行な
うようにしたが、無線、赤外線、超音波等で授受させる
ようにしてもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上詳記した如くこの考案によれば、外部機器から送
られてきたデータ中の文字コードに対応するフォントが
登録されていない場合にこれを判断して上記外部機器に
対してフォントデータの送出を要求し、この要求に応じ
て上記外部機器からフォントデータが送られてきたらそ
のフォントデータを記憶するようにしたので、フォント
が登録されていない文字コードを受信した場合でもその
文字を表示することが可能な通信機能付電子機器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は外観
構成を示す平面図、第2図は同側面図、第3図は外部接
続される電子手帳の外観を示す斜視図、第4図はコネク
タ部の具体構造を示す断面図、第5図は電子回路の構成
を示すブロック図、第6図は第5図のRAMの構成を示す
図、第7図はデータ処理全体の内容を示すフローチャー
ト、第8図は第7図の受信処理の内容を示すフローチャ
ート、第9図は第7図のキー処理の内容を示すフローチ
ャート、第10図は表示処理時の処理内容を示すフローチ
ャート、第11図は他の外部機器の接続例を示すものであ
る。 11……腕時計ケース、12……時計ガラス、13……液晶デ
ィスプレイ、14……コネクタ部、15……長孔、16……ピ
ン、21……電子手帳、22……液晶表示部、23……数値/
四則演算キー、24……文字キー、25,27,64……ケーブ
ル、26……インターフェイス、31……パイプ、32……ば
ね、33,38……防水パッキン、34……ピン抜け防止部
材、35……端子、36……ジャック、37……裏蓋、41……
発振回路、42……分周/タイミング信号部、43……制御
部、44……キー入力部、45……ROM、46……RAM、46a…
…レジスタエリア、46b……電話番号メモリ、46c……ス
ケジュールメモリ、46d……フリーデータメモリ、46e…
…キャラクタメモリ、47……通信回路部、48……通信回
路部、49……表示制御部、50……表示部、51……外部機
器、61……本体機器、62……キーボード、63……フロッ
ピーディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/02 335 G06F 15/02 335E // H04L 29/06 H04L 13/00 305Z

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器との間でデータの送受を行なう通
    信機能付電子機器において、 文字コードに対応したフォントデータを記憶する第1の
    フォントデータ記憶手段と、 外部機器から送られてきたデータ中の文字コードを順次
    記憶する文字コード記憶手段と、 前記外部機器から送られてきたデータ中の文字コードに
    対応するフォントデータが前記フォントデータ記憶手段
    に記憶されているか否かを判断する判断手段と、 この判断手段によってフォントデータが記憶されていな
    いことが判断された際に前記外部機器に対して前記フォ
    ントデータが記憶されていない文字コードのフォントデ
    ータの送出を要求する要求手段と、 この要求手段の要求に応じて前記外部機器から送られて
    きたフォントデータを記憶する第2のフォントデータ記
    憶手段と、 前記文字コード記憶手段に記憶された文字コードに対応
    するフォントデータを前記第1もしくは第2のフォント
    データ記憶手段から読出して表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする通信機能付電子機器。
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