JP2001221873A - 携帯型情報表示システム、操作部構造及び機器 - Google Patents

携帯型情報表示システム、操作部構造及び機器

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JP2001221873A
JP2001221873A JP2000027645A JP2000027645A JP2001221873A JP 2001221873 A JP2001221873 A JP 2001221873A JP 2000027645 A JP2000027645 A JP 2000027645A JP 2000027645 A JP2000027645 A JP 2000027645A JP 2001221873 A JP2001221873 A JP 2001221873A
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JP2000027645A
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Shoichi Nagatomo
正一 永友
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕に装着しても、適正な情報の表示、表示制
御を行い、さらに好適な操作を実現することのできる携
帯型情報表示システム等を提供する。 【解決手段】 この携帯型情報表示システムは、腕時計
1と、無線通信アダプタ2とで構成されている。腕時計
1の本体ケース10には、両側部に複数のキー入力部1
2が各々2個ずつ設けられ、上面には表示部101が設
けられているとともに、コネクタ103が設けられてい
る。無線通信アダプタ2は、腕時計1の本体ケース10
を密接して覆い得るような一面開口状であって、両側部
には複数の係合部22が形成され、上面部には表示窓2
1が設けられ、裏面部にはコネクタ23が設けられてい
る。係合部22は、腕時計1のキー入力部12に対応し
て設けられ、該キー入力部12と係合可能な穴からな
る。表示窓21は、前記表示部101に対向する部位に
設けられた透明の球面レンズ形状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール等の情
報を表示する携帯型情報表示システム、及びこの携帯型
情報表示システムの外部機器等の操作部構造及び機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】通信技術の発達や通信インフラの整備に
より、電子メールやインターネット等の情報通信サービ
スがより身近になっている。そして、近年においては、
デジタル携帯電話サービスを利用した情報通信サービス
が一般的になっており、携帯電話に接続され、電子メー
ルソフトを備えた電子機器も携帯可能なように小型化が
進んでいる。また、将来的には、無線通信機能も含めて
腕に装着できる形態、所謂腕時計形状になるだろうと予
想されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この予
想の実現には下記の課題をクリアする必要がある。 1.腕に装着できるサイズであること 2.腕に装着しても操作に好適な操作部が実現されるこ
と 課題1に関して附言するならば、腕時計形状に制限され
ると表示部が小さくなり、テキスト形式の情報やマルチ
メディアなデータを表示するに不自由な点が多い。課題
2に関して附言するならば、現在の電子機器は、キーボ
ードを有するかタッチキーにより各制御を行うことが一
般的であるが、腕時計の場合、その形状に制限される。
よって、タッチキーが最も適切と考えられるが、操作性
は極めて悪いと予想される。また、音声認識による制御
も考えられるが、内蔵のマイクが外部ノイズを拾いやす
いという欠点を有する。
【0004】本発明は、このような予想される問題点に
鑑みてなされたものであり、腕に装着しても、適正な情
報の表示、表示制御を行い、さらに好適な操作を実現す
ることのできる携帯型情報表示システム、及びこの携帯
型情報表示システムの外部機器等の操作部構造及び機器
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にかかる携帯型情報表示システム
にあっては、表示手段(101)と、第1の指示手段
(12)と、この第1の指示手段(12)からの指示に
よって前記表示手段(101)に時刻情報を表示するよ
うに制御する第1の制御手段(105、106、10
7)と、データ通信を行うための第1の接続部(10
3)とを備えた携帯型情報表示装置(1)と、第2の指
示手段(252、253)と、この第2の指示手段(2
52、253)からの指示によって前記携帯型情報表示
装置(1)を制御する第2の制御手段(254)と、デ
ータ通信を行うための第2の接続部(23)とを備えた
外部機器(2)とからなる携帯型情報表示システムであ
って、前記携帯型情報表示装置(1)は、前記第1の接
続部(103)と前記第2の接続部(23)との接続を
検出する検出手段(111)と、この検出手段(11
1)によって接続が検出されると、前記第2の制御手段
(254)からの制御内容によって前記表示手段(10
1)の表示制御を行う表示制御手段(105、107、
108)とを備える。
【0006】したがって、携帯型情報表示装置は、専ら
時刻情報を表示する機能を具備するものであるから、装
置の大型化を伴うことはなく、腕に装着できるサイズに
することが可能である。そして、必要に応じて、携帯型
情報表示装置の接続部と外部機器の接続部とを接続させ
ると、携帯型情報表示装置側の検出手段によりこれが検
出される。さらに、外部機器側の指示手段からの指示を
行うと、該外部機器側の制御手段からの制御内容によっ
て、携帯型情報表示装置側の表示手段が制御されて、情
報の表示がなされる。つまり、携帯型情報表示装置側の
制御手段や表示手段を利用して、外部機器側の制御内容
に基づく情報を表示するのである。
【0007】また、請求項2記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記外部機器(2)は、
無線による情報通信を行う通信手段(24)を更に備
え、前記携帯型情報表示装置(1)は、この通信手段
(24)によって通信する情報を記憶する記憶手段(1
10)を更に備える。つまり、携帯型情報表示装置には
記憶手段は設けるが通信手段は設けることなく、外部機
器側に通信手段を設けている。これにより、携帯型情報
表示装置が時刻情報を表示するために生成するクロック
によって、通信手段がノイズ干渉を受けることを防止し
ている。また、携帯型情報表示装置に記憶手段が設けら
れているので、外部機器を取り外しても記憶手段に記憶
させてある情報を表示手段に表示させて視認することが
可能となる。
【0008】また、請求項3記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記外部機器(2)は、
前記携帯型情報表示装置(1)を保持可能なように接続
される。したがって、携帯型情報表示装置に外部機器を
接続させると、両者が一体化し、携帯型情報表示装置を
操作するのと同様の操作感覚で、外部機器を操作し得
る。
【0009】また、請求項4記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記外部機器(2)は、
前記携帯型情報表示装置(1)を保持する保持部(2
5)を備え、前記第2の指示手段(252、253)
は、この保持部(25)に設けられている。したがっ
て、携帯型情報表示装置に外部機器を接続させると、外
部機器の保持部が携帯型情報表示装置を保持してこれと
一体化する。したがって、この一体化した保持部に指示
手段が設けられていることにより、指示手段を容易に操
作することが可能となって、各種指示を自在に発生させ
ることができる。
【0010】また、請求項5記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記検出手段(111)
は、前記第1の指示手段(12)からの所定の指示内容
の有無を検出することによって、前記第1の接続部(1
03)と前記第2の接続部(23)との接続を検出す
る。例えば、携帯型情報表示装置に設けられている第1
の指示手段から指示がない場合、つまり携帯型情報表示
装置が操作されていないと推定できる場合に、携帯型情
報表示装置と外部機器の接続部同士が接続されたことを
検出する。
【0011】また、請求項6記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記外部機器(2)は、
前記表示手段(101)の表示内容を拡大表示するため
の表示部(21)を備える。したがって、携帯型情報表
示装置の表示手段が小型であっても、表示内容が拡大表
示されることにより、情報を明瞭に視認し得る。
【0012】また、請求項7記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記携帯型情報表示装置
(1)は、腕への装着に好適な形状を模している。した
がって、腕時計と同様の感覚で、携帯型情報表示装置を
腕にて携帯し、必要に応じて外部機器を接続させて、必
要な情報を視認することができる。
【0013】また、請求項8記載の発明にかかる携帯型
情報表示システムにあっては、前記外部機器(2)は、
前記携帯型情報表示装置(1)に接続されていても、腕
への装着に好適な形状を模している。よって、携帯型情
報表示装置に外部機器を接続させた状態で腕に装着して
も、違和感が生ずることはない。
【0014】また、請求項9記載の操作部構造にあって
は、表示部の一側部に突設された操作部本体(251)
と、この操作部本体の上面と先端側面とに各々設けられ
た操作手段(252、253)とを備えている。したが
って、親指を操作部本体の上面に載せてその腹を該上面
に設けられた操作手段に接触させ、且つ、人差し指を操
作部本体の裏面側に回り込ませて、指先端の腹を先端側
面に設けられた操作手段に接触させる。これにより、両
操作手段を同時に操作することができるとともに、親指
と人差し指とによりホールドして、安定した状態で操作
を行うことができる。しかも、手指により妨げられるこ
となく、表示部を視認することができ、視認しつつ操作
を行うことができる。
【0015】また、請求項10記載の操作部構造にあっ
ては、前記操作手段は、前記上面に設けられた回転式の
キー入力部(252)と、前記先端側面に設けられ押圧
式のキー入力部(253)とからなる。したがって、親
指の腹で回転式のキー入力部を回転操作し、操作部本体
の裏面側に回り込ませた人差し指の腹で押圧式のキー入
力部を操作することにより、操作部本体をホールドしつ
つ両キーの同時操作を行うことができる。
【0016】また、請求項11記載の操作部構造にあっ
ては、前記操作部本体(251)は、先細り形状を模す
る。よって、指の短い者であっても、操作部本体の裏面
側に回り込ませた人差し指の先端を、容易に作部本体の
先端側面に設けられた操作手段に接触させることができ
る。
【0017】また、請求項9、10又は11記載の操作
部構造を各種機器に設けることにより、これら各種機器
において同様の作用効果を奏することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。本発明の一実施の形態にかかる携帯型
情報表示システムは、携帯型情報表示装置としての腕時
計1(図1)と、外部機器としての無線通信アダプタ2
(図2)とで構成されている。
【0019】腕時計1は、図1に示すように、本体ケー
ス10と、この本体ケース10の相対向する端部に係着
された一対のバンド11、11とを備えている。本体ケ
ース10の両側部には、凸形状からなる複数のキー入力
部12が各々2個ずつ設けられ、上面には表示部101
が設けられているとともに、コネクタ103が設けられ
ている。
【0020】キー入力部12は、無線通信アダプタ2を
接続していない場合のみ、腕時計1を制御するためのも
のであり、無線通信アダプタ2を接続した場合、これを
本体ケース10に固定させるための爪を兼ねるものであ
って、バネ(図示せず)により突出付勢されている。表
示部101は、無線通信アダプタ2が接続されていない
場合には時計情報(アラーム、ストップウオッチ)表示
を行い、無線通信アダプタ2が接続されると、電子メー
ル等のテキスト表示を行なうことが可能なフルドットマ
トリクスの液晶パネルで構成されている。
【0021】無線通信アダプタ2は、図2に示すよう
に、腕時計1の本体ケース10を密接して覆い得るよう
な一面開口状である。そして、その両側部には複数の係
合部22が形成され、上面部には表示窓21が設けら
れ、裏面部にはコネクタ23が設けられている。係合部
22は、前記腕時計1のキー入力部12に対応して設け
られ、該キー入力部12と係合可能な穴からなる。表示
窓21は、前記表示部101に対向する部位に設けられ
た透明の球面レンズ形状であり、よって、表示部101
に表示される文字等を拡大表示可能である。コネクタ2
3は、この無線通信アダプタ2を腕時計1に接続した場
合に、腕時計1側のコネクタ103と接触し得る部位に
設けられている。
【0022】無線通信アダプタ2の一端部には無線通信
部24が突設され、これに対応する他端部には、操作部
25が突設されている。無線通信部24は、アンテナ2
41とモデムを含むデータ処理部242とからなり、こ
の無線通信部24を無線通信アダプタ2側に設けること
により、腕時計1のクロックとのノイズ干渉を避けるよ
うに考慮されている。
【0023】操作部25は、先細りの形状を模し、本体
251と第1キー入力部252、及び第2キー入力部2
53とからなる。
【0024】また、無線通信アダプタ2の本体裏側に
は、無線通信部24と操作部25及びコネクタ23とを
電気的に接続する破線26による配線構造が設けられて
いる。
【0025】本体251は、図3に示すように、この無
線通信アダプタ2を腕時計1に接続した場合に、腕時計
1の表示部101の下側(一方のバンド11上)に突出
するように設けられている。すなわち、後述するよう
に、この無線通信アダプタ2を腕時計1に接続すると、
腕時計1に設けられているキー入力部12を操作するこ
とは物理的に困難となる。そこで、表示部101の下側
に突出する本体251を設けて、この本体251に第1
キー入力部252と第2キー入力部253とを設けるこ
とにより、この無線通信アダプタ2を腕時計1に接続し
た場合の操作性を確保している。
【0026】ここで、前記第1キー入力部252は、縦
スクロール用のローラであって、本体251の上面中央
部に配置されている。第2キー入力部253は、決定指
示用のボタンであって、本体251の一方の先端側部に
設けられている。また、このボタンからなる第2キー入
力部253は、弾性部材で覆われており、左右と裏側の
3点からの操作検出するスイッチである。図4は、腕時
計1に無線通信アダプタ2を接続した状態におけるブロ
ック回路図である。腕時計1には、前記表示部101が
設けられているとともに、CPU105、時計機能RO
M106、時計機能用RAM107、ID−ROM10
8、電源109、オプション用RAM110、及び接続
検出部111と、インターフェースを構成する前記コネ
クタ103が設けられている。
【0027】CPU105は、計時機能および該機能に
付帯する各種機能を実現するための時計機能用プログラ
ム、又は無線通信アダプタ2が接続されると、この無線
通信アダプタ2のシステムROM254(後述する)か
らオプション機能用プログラムを読み出して実行し、腕
時計1全体の制御を司る。時計機能ROM106は、前
記計時機能および該機能に付帯する各種機能を実現する
ための時計機能用プログラムを記憶している。時計機能
用RAM107は、この時計機能用プログラムを実行す
るに際してのワーク用であり、主に現在時刻等の各種計
時データを格納する。ID−ROM108には、無線通
信アダプタ2が外部と通信を行う際の個別情報、詳細に
は、電子メールアドレス、アクセス制御情報、回線接続
番号、ユーザー名、パスワード等が記憶されている。電
源109は、腕時計1の各部のみならず、無線通信アダ
プタ2の各部に電力を供給するものであり、よって、電
源109は腕時計1側にのみ設けられている。
【0028】オプション用RAM110は、無線通信ア
ダプタ2によって受信され、腕時計1に出力されたメー
ル等、受信データを記憶するものである。よって、この
オプション用RAM110が腕時計1側に設けられてい
ることにより、無線通信アダプタ2を取り外した後であ
っても、無線通信アダプタ2から供給されてオプション
用RAM110に記憶保持されている情報を表示部10
1に表示させることが可能である。接続検出部111
は、前述のようにバネにより突出付勢されている4個の
キー入力部12が同時押しされることにより、無線通信
アダプタ2の接続を検出するものである。
【0029】一方、無線通信アダプタ2には、前記イン
ターフェースを構成するコネクタ23と、前記第1及び
第2キー入力部252、253、及び前記無線通信部2
4が設けられているとともに、システムROM254が
設けられている。このシステムROM254は、接続検
出時において、CPU105にロードされるオプション
機能用プログラムを格納している。
【0030】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作を図5及び図6に示した一連のフローチャートに従
って説明する。腕時計1のCPU105は、表示部10
1に現在時刻を表示している状態(通常モード)におい
て、上述の時計機能ROM106に格納されたプログラ
ムに基づきこのフローチャートに従って動作する。先
ず、4個のキー入力部12のうち、いずれか1つが押圧
(タッチ)されたか否かを判断し(ステップS1)、タ
ッチされていないと判断した場合、コネクタ103とコ
ネクタ23との接続検出の有無を判断する(ステップS
2)。
【0031】この判断は、4個のキー入力部12が同時
押しさたことを検出する接続検出部111からの信号に
基づき行う。つまり、腕時計1と無線通信アダプタ2と
の接続は、腕時計1の本体ケース10に設けられている
4個のキー入力部12に、穴からなる4個の係合部22
を係合させることにより行う。したがって、この係合が
なされるに際しては、各係合部22が対応するキー入力
部12に係合する直前に、4個のキー入力部12が同時
押しされることとなる。したがって、接続検出部111
は、この4個のキー入力部12が同時押しされたことを
検出して、CPU105に接続検出信号を出力する。
【0032】腕時計1と無線通信アダプタ2との接続
(コネクタ103、23の接続)が検出されると、CP
U105に設けられたバッファ(図示せず)の記憶内容
を初期化した後、無線通信アダプタ2のシステムROM
254からオプション機能用プログラムを読み出して、
CPU105にロードする(ステップS3)。したがっ
て、以降の腕時計1における制御処理はこのシステムR
OM254から読み出してロードしたプログラムに従っ
て実行する。先ず、時計機能用RAM107から現在時
刻を読み込んで時刻更新処理を行い、現在時刻を表示部
101に表示させる(ステップS4)。したがって、無
線通信アダプタ2を腕時計1に接続させた状態において
も、表示窓21を介して表示部101を視認することに
より、時刻確認が可能である。
【0033】そして、第2キー入力部253の操作によ
るモード切替が検出されるまで(ステップS5)、現在
時刻表示状態を継続し、モード切替が検出されたならば
メニュー画面を表示する(ステップS6)。次に、第1
キー入力部252及び第2キー入力部253の操作によ
る回線接続指示が検出されたか否かを判断する(ステッ
プS7)。
【0034】この時の操作状態は図7に示すように、バ
ンド11、11により腕時計1を左腕LAに装着し、各
係合部22をキー入力部12に係合させると、腕時計1
の表示部101上に位置するとともに、操作部25の本
体251が下方のバンド11上に突出する。したがっ
て、右手RHの親指RH1を本体251の上面に載せて
その腹を第1キー入力部252に接触させ、且つ、人差
し指RH2を本体251の裏面側に回り込ませて、指先
端の腹、指中間部の腹、及び指根元の腹で3方向指示で
きるように第2キー入力部253に接触させる。これに
より、第1、第2キー入力部252、253を同時に操
作することができるとともに、親指RH1と人差し指R
H2とにより無線通信アダプタ2がホールドされ、安定
した状態で操作を行うことができる。しかも、右手RH
の手指により妨げられることなく、表示窓21を介して
表示部101を視認することができ、視認しつつ操作を
行うことができる。
【0035】なお、図示しないが腕時計1を右腕に装着
した場合には、左手の親指を本体251の上面に載せて
その腹を第1キー入力部252に接触させ、且つ、人差
し指を本体251の裏面側に回り込ませて、指先端の腹
を他方の第2キー入力部255に接触させれば、同様に
操作を行うことができる。
【0036】そして、キー入力部252、253の操作
に伴う回線接続指示が検出されたならば、ID−ROM
108より、前記個別情報等のデータを読み出して、無
線通信部24から送信し、外部のメールサービスプロバ
イダとの接続を行う(ステップS8)。次に、オプショ
ン機能用RAM110の記憶内容をサーチして(ステッ
プS9)、過去に受信したメールデータが記憶されてい
るか否か判別する(図6ステップS10)。記憶されて
ない場合には、オプション機能用RAM110を初期化
した後(ステップS12)、所定本の直近のメールを上
記メールサービスプロバイダのメールサーバーから無線
によりダウンロード(受信)する(ステップS13)。
また、オプション機能用RAM110にメールデータが
記憶されている場合には、新規検出したメールのみを上
記メールサービスプロバイダのメールサーバーからダウ
ンロードするようにする(ステップS11)。
【0037】次に、オプション機能用RAM110に格
納されたメールデータに基づいて受信メールのリストを
表示部101に表示する(ステップS14)。この時、
ステップS14での処理により、図3(B)に示したよ
うに、表示部101に受信メールリスト(サブジェクト
やタイトル)が表示される。そして、第1キー入力部2
52によるメール選択、及び第2キー入力部253によ
る決定操作により、いずれかのメールが選択/決定され
るまで待機し(ステップS15)、選択/決定されたな
らば当該メールの内容を表示部101に表示する。この
とき表示部101上には、前述のように透明の球面レン
ズ形状からなる表示窓21が位置していることから、表
示窓21により受信メール内容が拡大表示され、腕時計
1の表示部101にメール内容を表示しても、これを明
瞭に視認することができる。
【0038】この受信メール内容の表示は、キー入力部
252、253によるメール処理のキャンセル指示があ
るまで継続し(ステップS17)、キャンセル指示があ
ったならばインターフェース(コネクタ103、23)
の切断の有無を検出し(ステップS18)、切断される
までステップS4からの処理を繰り返す。そして、腕時
計1から無線通信アダプタ2が取り外されることによる
コネクタ103と23とからなるインターフェースの切
断が検出されると、時計機能ROM106の時計機能用
プログラムに切り換えて処理を実行し(ステップS1
9)、時計機能用RAM107から現在時刻を読み込ん
で更新処理を行う(ステップS4)。
【0039】他方、ステップS1で、4個のキー入力部
12のうち、いずれか1つが押圧(タッチ)が検出され
た場合には、当該操作よる指示がオプション機能用RA
M110の記憶内容読出指示であるか否かを判定する
(ステップS21)。記憶内容読出指示であった場合に
は、オプション機能用RAM110の記憶内容を読み出
して表示部101に表示し(ステップS22)、キャン
セル指示があるまで、この表示処理を継続する(ステッ
プS23)。また、記憶内容読出指示でなかった場合に
は、時計機能ROM106のプログラムに従って表示制
御を実行し(ステップS24)、キャンセル指示がある
まで、この表示制御を継続する(ステップS25)。
【0040】なお、本実施の形態においては、外部機器
として無線通信機能を有する無線通信アダプタ2を用い
た場合を示したが、これに限ることなくGPS機能を有
するGPSアダプタ、デジタルカメラ機能を有するデジ
タルカメラアダプタ、赤外線通信機能を有する赤外線通
信アダプタ等、各種外部機器に適用し得ること勿論であ
る。また、本体251、第1及び第2キー入力部25
2、253からなる操作部25を設ける構成も、実施の
形態に示した無線通信アダプタ2に限ることなく、各種
装置あるいは機器に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる携帯
型情報表示システムは、必要に応じて携帯型情報表示装
置と外部機器とを接続させ、外部機器側の制御手段から
の制御内容によって、携帯型情報表示装置側の表示手段
を制御するようにしたことから、携帯型情報表示装置側
の制御手段や表示手段を利用して、外部機器側の制御内
容に基づく情報を表示することができる。よって、外部
機器を小型化しつつ操作部を好適なものにすることがで
き、これにより、機器を小型するに際しての課題である
「1.腕に装着できるサイズであること」「2.腕に装
着しても操作に好適な操作部が実現されること」をクリ
アすることができる。
【0042】また、外部機器側に無線による情報通信を
行う通信手段を設け、携帯型情報表示装置側に、この通
信手段によって通信する情報を記憶する記憶手段を設け
るようにしたことから、携帯型情報表示装置が時刻情報
を表示するために生成するクロックによる通信時のノイ
ズ干渉を防止することができるとともに、外部機器を取
り外しても情報を携帯型情報表示装置単体で表示させて
視認することができる。
【0043】また、携帯型情報表示装置に外部機器を保
持可能に接続させるようにしたことから、両者が一体化
し、携帯型情報表示装置を操作するのと同様の操作感覚
で、外部機器を容易に操作することができる。
【0044】また、携帯型情報表示装置を保持する保持
部を外部機器に設け、この保持部に外部機器側の指示手
段を設けるようにしたことから、携帯型情報表示装置に
外部機器を接続させると、外部機器の保持部が携帯型情
報表示装置を保持してこれと一体化する。したがって、
この一体化した保持部に指示手段が設けられていること
により、指示手段を容易に操作することが可能でき、一
層好適な操作部を実現することができる。
【0045】また、携帯型情報表示装置に設けられてい
る指示手段から所定の指示内容の有無に基づき、外部機
器の接続を検出するようにしたことから、外部機器や携
帯型情報表示装置に別途接続検出手段を設ける必要がな
く、小型化を図ることができる。
【0046】また、外部機器に、携帯型情報表示装置の
表示内容を拡大表示するための表示部を設けるようにし
たことから、携帯型情報表示装置の表示手段が小型であ
っても、情報を明瞭に表示することができる。
【0047】また、携帯型情報表示装置を腕への装着に
好適な形状を模したものとし、あるいは外部機器を携帯
型情報表示装置に接続されていても、腕への装着に好適
な形状を模したものとしたことから、違和感なく腕に装
着して携帯することができる。
【0048】また、本発明にかかる操作部構造は、表示
部の一側部に突設された操作部本体と、この操作部本体
の上面と先端側面とに各々設けられた操作手段とを備え
ることから、親指を操作部本体の上面に載せてその腹を
該上面に設けられた操作手段に接触させ、且つ、人差し
指を操作部本体の裏面側に回り込ませて、指先端の腹を
先端側面に設けられた操作手段に接触させることができ
る。これにより、両操作手段を同時に操作することがで
き、且つ、親指と人差し指とによりホールドして、安定
した状態で操作を行うことができる。しかも、手指によ
り妨げられることなく、表示部を視認することができ、
視認しつつ操作を行うことができる。
【0049】また、操作手段を、前記上面に設けられた
回転式のキー入力部と、先端側面に設けられ押圧式のキ
ー入力部とで構成したことから、親指の腹で回転式のキ
ー入力部を回転操作し、操作部本体の裏面側に回り込ま
せた人差し指の腹で押圧式のキー入力部を操作すること
により、操作部本体をホールドしつつ両キーの同時操作
を行うことができる。
【0050】また、操作部本体を先細り状を模すること
としたことから、指の短い者であっても、操作部本体の
裏面側に回り込ませた人差し指の先端を、容易に作部本
体の先端側面に設けられた操作手段に容易に接触させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態にかかる携帯型
情報表示システムにおける腕時計の側面図、(B)は正
面図である。
【図2】(A)は同実施の形態にかかる携帯型情報表示
システムにおける無線通信アダプタと腕時計との対応関
係を示す側面図、(B)は無線通信アダプタの正面図で
ある。
【図3】(A)は腕時計と無線通信アダプタと接続させ
た状態の側面図、(B)は同正面図である。
【図4】腕時計と無線通信アダプタと接続させた状態に
おける回路構成を示すブロック図である。
【図5】腕時計内部のCPUの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】図5に続くフローチャートである。
【図7】(A)は腕時計と無線通信アダプタと接続させ
て腕に装着した状態の側面図、(B)は同正面図であ
る。
【符号の説明】
1 腕時計 2 無線通信アダプタ 10 本体ケース 12 キー入力部 21 表示窓 22 係合部 23 コネクタ 25 操作部 101 表示部 103 コネクタ 251 本体 252 第1キー入力部 253 第2キー入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 11/00 302 5K101 1/247 G06F 1/00 312A 11/00 302 H04B 7/26 V Fターム(参考) 2F002 AA05 AA06 AB03 AB06 AC01 AC03 BA04 BA06 BA21 BA26 BB02 BB04 BD04 EA01 EB04 EE00 EE01 EF02 EH01 GA06 GA14 5E501 AA04 AB03 AB16 AC25 CA04 CB03 EA10 FA13 FA46 5K023 AA07 BB03 BB11 GG03 HH07 MM11 NN06 PP12 5K027 AA11 BB02 BB14 FF22 HH27 KK07 MM17 5K067 AA34 DD51 EE02 FF23 KK17 5K101 KK02 LL12 MM06 NN02 NN18 NN40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と、第1の指示手段と、この第
    1の指示手段からの指示によって前記表示手段に時刻情
    報を表示するように制御する第1の制御手段と、データ
    通信を行うための第1の接続部とを備えた携帯型情報表
    示装置と、 第2の指示手段と、この第2の指示手段からの指示によ
    って前記携帯型情報表示装置を制御する第2の制御手段
    と、データ通信を行うための第2の接続部とを備えた外
    部機器とからなる携帯型情報表示システムであって、 前記携帯型情報表示装置は、 前記第1の接続部と前記第2の接続部との接続を検出す
    る検出手段と、 この検出手段によって接続が検出されると、前記第2の
    制御手段からの制御内容によって前記表示手段の表示制
    御を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする携帯
    型情報表示システム。
  2. 【請求項2】 前記外部機器は、無線による情報通信を
    行う通信手段を更に備え、 前記携帯型情報表示装置は、この通信手段によって通信
    する情報を記憶する記憶手段を更に備えることを特徴と
    する携帯型情報表示システム。
  3. 【請求項3】 前記外部機器は、前記携帯型情報表示装
    置を保持可能なように接続されることを特徴とする請求
    項1記載の携帯型情報表示システム。
  4. 【請求項4】 前記外部機器は、前記携帯型情報表示装
    置を保持する保持部を備え、 前記第2の指示手段は、この保持部に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯型情報表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記第1の指示手段か
    らの所定の指示内容の有無を検出することによって、前
    記第1の接続部と前記第2の接続部との接続を検出する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携
    帯型情報表示システム。
  6. 【請求項6】 前記外部機器は、前記表示手段の表示内
    容を拡大表示するための表示部を備えたことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の携帯型情報表示シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記携帯型情報表示装置は、腕への装着
    に好適な形状を模していることを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれかに記載の携帯型情報表示システム。
  8. 【請求項8】 前記外部機器は、前記携帯型情報表示装
    置に接続されていても、腕への装着に好適な形状を模し
    ていることを特徴とする請求項7記載の携帯型情報表示
    システム。
  9. 【請求項9】 表示部の一側部に突設された操作部本体
    と、 この操作部本体の上面と先端側面とに各々設けられた操
    作手段とを備えたことを特徴とする操作部構造。
  10. 【請求項10】 前記操作手段は、前記上面に設けられ
    た回転式のキー入力部と、前記先端側面に設けられ押圧
    式のキー入力部とからなることを特徴とする請求項9記
    載の操作部構造。
  11. 【請求項11】 前記操作部本体は、先細り形状を模す
    ることを特徴とする請求項9又は10記載の操作部構造
  12. 【請求項12】 請求項9、10又は11記載の操作部
    構造を備えたことを特徴とする機器。
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