JP2001238262A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001238262A
JP2001238262A JP2000044510A JP2000044510A JP2001238262A JP 2001238262 A JP2001238262 A JP 2001238262A JP 2000044510 A JP2000044510 A JP 2000044510A JP 2000044510 A JP2000044510 A JP 2000044510A JP 2001238262 A JP2001238262 A JP 2001238262A
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Ichiro Hino
一郎 日野
Katsumi Koshimura
克巳 越村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置を小型化する。 【解決手段】 無線通信用の回路などが内蔵された第1
の筐体100と、この第1の筐体100と近距離の無線
通信を行うように構成されて、スピーカ及びマイクロホ
ンを内蔵し、第1の筐体に着脱自在に装着される第2の
筐体300とで構成し、第1の筐体100に第2の筐体
300を取付けた際には、通常の携帯端末と同様に通話
ができると共に、第2の筐体300を外した状態では、
この第2の筐体300だけを通話者の耳元などに取付け
て通話ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話端
末と称される無線電話装置に適用して好適な通信端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話装置として使用される携帯電話
端末が、各種実用化されている。従来の携帯電話端末の
構成としては、通話のためのマイクロホン及びスピーカ
と、ダイヤル番号の入力や機能設定などを行うためのキ
ー入力部と、電話番号などを表示するための表示部とが
一体の筐体に配置してあり、基本的な構成はどの端末で
も同じである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
携帯電話端末は、基本的に使用者が常時携帯して、どこ
にいても発信や着信ができるようにするために、小型に
構成する必要があるが、上述した各部を一体に筐体に配
置させると、その端末として小さくできる形状には限界
がある。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、通信端末装置として必要な操作性を維持し
た上で、携帯に適した小型な形状にできるようにするこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の基地局
又は別の端末との間で無線通信を行う第1の無線通信手
段と、第1の無線通信手段で送信するデータ及び受信し
たデータの処理を行う第1のデータ処理手段と、第1の
データ処理手段に接続されて近距離の無線通信を行う第
2の無線通信手段とを備えた第1の筐体と、第1の筐体
の第2の無線通信手段と近距離の無線通信を行う第3の
無線通信手段と、第3の無線通信手段に接続されて通話
用の処理を行う音声処理手段と、音声処理手段に接続さ
れたスピーカ及びマイクロホンとを備えて、第1の筐体
の所定箇所に着脱自在に装着される第2の筐体とで構成
したものである。
【0006】かかる発明によると、第1の筐体に第2の
筐体を装着することで、第2の筐体に設けられたスピー
カなどを使用した通話が行える。また、第1の筐体から
第2の筐体を外すことで、第2の筐体に取付けられたス
ピーカとマイクロホンだけを使用した通話も可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、本
発明の第1の実施の形態について説明する。
【0008】本例においては、例えば所定の方式のデジ
タルデータを基地局との間で無線伝送することで、通話
やデータ通信などを行う無線電話装置(携帯電話端末)
に適用したものである。ここで、本例の場合には基地局
(又は許可された他の同様の端末装置)との間で無線通
信を行う携帯電話端末100と、データの入出力処理を
行うデータ入出力装置200の、2つの筐体で1組の端
末装置として構成されるようにしてある。
【0009】図1は、本例の端末装置を構成する携帯電
話端末100とデータ入出力装置200の構成を示すブ
ロック図である。まず、携帯電話端末100の構成につ
いて説明すると、携帯電話端末100は、無線電話用に
基地局と無線通信aを行うためのアンテナ111を備
え、このアンテナ111が、アンテナ共用器112を介
して受信回路113及び送信回路114が接続してあ
り、受信回路113で無線電話用に設定された所定のチ
ャンネルの無線信号の受信処理を行い、送信回路114
で無線電話用に設定された所定のチャンネルの無線信号
の送信処理を行う。
【0010】受信回路113と送信回路114は、デー
タ処理部115に接続してあり、受信したデータの処理
としては、受信回路113で受信したデータのデコード
や、そのデコードされたデータから各データの分離処理
などをデータ処理部115内で行う。送信するデータの
処理としては、送信するデータのブロック化や、そのブ
ロック化されたデータのエンコードなどをデータ処理部
115内で行い、その処理されたデータを送信回路11
4に供給する。
【0011】データ処理部115には、通話用の音声デ
ータを処理する音声処理部116が接続してある。この
音声処理部116には、通話用の手段としてのスピーカ
117及びマイクロホン118が接続してある。音声処
理部116では、データ処理部115に供給された受信
データ中の音声データが供給されて、その音声データの
デコードやアナログ変換などを行ってアナログ音声信号
とし、そのアナログ音声信号をスピーカ117に供給し
て出力させる。また、マイクロホン118が出力する音
声信号を、音声処理部116でデジタル変換すると共
に、圧縮符号化などのエンコードを行って所定の方式の
音声データとし、その音声データをデータ処理部115
に供給する。
【0012】ここまで説明した受信回路113,送信回
路114,データ処理部115,音声処理部116での
処理は、この携帯電話端末100内での各種動作を制御
するマイクロプロセッサである中央制御ユニット(CP
U)120の制御で実行されるようにしてある。このC
PU120には、携帯電話端末100に配置されたキー
121とジョグダイヤル122の操作情報が供給され
る。キー121については、ここでは電話端末として必
要なキーの内の限られた数のキーだけを端末100に配
置してある。また、比較的小型の表示パネルで構成され
る表示部130での表示の制御を、CPU120が制御
する。
【0013】また本例の携帯電話端末100は、例えば
数m程度までの近距離通信を行うための送信出力の小さ
な近距離通信用送受信回路123と、この送受信回路1
23に接続されたアンテナ124とを備えて、データ処
理部115に得られた受信データの送信処理を送受信回
路123で行って、アンテナ124から所定の帯域で無
線送信を行うと共に、アンテナ124で受信した信号の
受信処理を送受信回路123で行って、得られる受信デ
ータをデータ処理部115に供給するようにしてある。
近距離通信用送受信回路123で送信及び受信する周波
数帯としては、例えば2.4GHz帯を使用する。この
送受信回路123での送受信についても、CPU120
の制御で実行される。
【0014】次に、データ入出力装置200の構成につ
いて説明すると、データ入出力装置200は、例えば数
m程度までの近距離通信を行うための送信出力の小さな
近距離通信用送受信回路212と、この送受信回路21
2に接続されたアンテナ211とを備える。この送受信
回路212とアンテナ211を使用して、携帯電話端末
100側の送受信回路123及びアンテナ124と近距
離の双方向の無線通信bが可能である。
【0015】送受信回路212は、データ処理部213
が接続してあり、送受信回路212で受信したデータに
必要な処理をデータ処理部213が行う。また、データ
処理部213で蓄積された送信のためのデータを、デー
タ処理部213から送受信回路212に供給して、携帯
電話端末100側に無線伝送させる。この携帯電話端末
100とデータ入出力装置200との間での近距離の無
線通信bは、データ入出力装置200で得られたデータ
を携帯電話端末100から無線電話回線に送出させるた
めと、携帯電話端末100で無線電話回線で受信したデ
ータを、データ入出力装置200側に送るために行う。
また、この近距離の無線通信bで、携帯電話端末100
の状態に関するデータをデータ入出力装置200側に送
ることもある。例えば、携帯電話端末100が無線電話
の圏内,圏外にいるかを示すデータや、端末100に内
蔵された電池の残量のデータなどを送ることもできる。
【0016】また、このデータ入出力装置200は、表
示部220を備えて、データ処理部220に得られるデ
ータの表示が行えるようにしてある。例えば、文字メッ
セージデータを受信したとき、その文字メッセージを表
示させることができる。また、画像データを受信したと
き、その受信した画像(静止画像又は動画像)を表示さ
せることもできる。表示部220での表示態様について
は、一方の端部を上とした表示と、反対側の端部を上と
した表示との2つの表示態様が設定できるようにしてあ
る。その表示態様の設定状態については後述する。
【0017】また、データ入出力装置200には、メモ
リカード装着部214を備えて、このメモリカード装着
部214に装着されたメモリカードに、受信したデータ
やユーザの操作で入力させたデータなどを記憶させるこ
とができるようにしてある。
【0018】データ入出力装置200内での処理は、こ
のデータ入出力装置200内での各種動作を制御するマ
イクロプロセッサである中央制御ユニット(CPU)2
15の制御で実行されるようにしてある。このCPU2
15には、データ入出力装置200に配置されたキーボ
ード216の操作情報が供給される。このデータ入出力
装置200に配置されたキーボード216については、
例えばアルファベットなどに割当てられた比較的多くの
キーが配置されたものとしてある。
【0019】このキーボード216の操作で、送信メッ
セージなどを入力させて、その入力させたデータを表示
部220の表示で確認した後、送信させたい場合には、
データ入出力装置200で所定の操作を行うことで、そ
のデータが携帯電話端末100に送られ、携帯電話端末
100から無線電話回線を経由して所定の電話番号の相
手に送信できるようにしてある。従って、発信時の相手
の電話番号の入力や、発信操作などもデータ入出力装置
200のキーボード216で可能としてある。
【0020】図2は、本例の携帯電話端末100の外観
の一例を示した図である。本例の携帯電話端末100
は、例えば長さが10cm未満の程度の非常に小型に構
成された筐体に構成させてある。この例では、細長の表
示部130を表面の中央部に配置し、その上に通話用の
スピーカ117が配置してある。また、上端にはアンテ
ナ111が配置してあり、側面部には、数個のキー12
1を配置してある。この図2では、携帯電話端末100
には、ストラップ101が取付けてある。
【0021】表示部130では、無線電話で必要な表示
の内の限られた機能に関する簡単な表示だけを行うよう
にしてある。具体的には、例えば図2の例では、現在の
日時の表示131と、無線電話の圏内,圏外を示す複数
段階のレベル表示132と、携帯電話端末100に内蔵
された電池の残量表示133と、メール着信などを告知
する表示134とを行うようにしてある。
【0022】また、図2の例では、マイクロホンについ
ては、折り畳まれるようにしてある。即ち、回動支点部
102aを支点として回動できるアーム102が取付け
てあり、図3に示すように、そのアーム102を引き出
したとき、そのアーム102に先端に取付けられたマイ
クロホン118が、スピーカ117から最も離れた位置
になるようにしてある。この図3に示すようにアーム1
02を引き出すことで、マイクロホン118とスピーカ
117を使用して通話を行うことができる。
【0023】なお、この例では、キー121として配置
した複数のキーの内の一部のキーについては、図3に示
すように、アーム102を引き出したときに露出して操
作可能となるキーとしてある。また、この例では携帯電
話端末100には、ダイヤル番号などを入力させる0〜
9の数字や記号に対応したキーは設けてない。電話番号
の入力操作は、例えばジョグダイヤル124の操作によ
り可能である。また、予め電話帳機能として登録された
電話番号への発信や、発着信の履歴などに基づいた電話
番号への発信については、ジョグダイヤル124の操作
で該当する電話番号を表示させた後に、確定操作を行う
ことで簡単に行える。
【0024】図4は、本例のデータ入出力装置200の
外観の一例を示した図である。本例のデータ入出力装置
200は、例えば横十数cm程度、長さ数cm程度、厚
さ1cm程度の比較的小型の筐体に構成されている。こ
こでのデータ入出力装置200は、第1部材201と第
2部材202とが、回動機構部203で回動自在に接続
させてあり、第1部材201の表面にはアルファベッ
ト,数字や各種機能などが割当てられた複数のキーで構
成されるキーボード216が配置してある。また、前端
部には、ダイヤルキー216aと、左右の方向を指示す
る2つのキー216b,216cが配置してある。
【0025】また、第1部材201の側面には、メモリ
カード装着部214の挿入口があり、所定の規格のメモ
リカード10を挿入して装着することができるようにし
てある。本例の場合に使用されるメモリカード10とし
ては、例えばスティック状(細長の板状)に構成された
メモリカードを使用する。
【0026】第2部材202の一方の面には、その面の
大部分を覆う面積の表示パネルで構成される表示部22
0が配置してある。この表示部220では、文字データ
や画像などを表示できると共に、携帯電話端末100で
の無線電話の圏内,圏外のレベル表示221や、携帯電
話端末100の電池残量の表示222を、画面の端部で
行うようにしてある。また、メニュー画面を表示させる
ためのキー操作を案内する表示223や、モード設定画
面を表示させるためのキー操作を案内する表示224を
行うようにしてある。
【0027】また、表示部220が配置された第2部材
202は、回動機構部203に直接取付けられたベース
部204で180°回転させて、表裏を反転させること
ができるようにしてある。即ち、本例のデータ入出力装
置200は、回動機構部203で両部材間のなす角度が
最も小さくなるように回動させて、第1部材201と第
2部材202とを閉じさせることで、例えば図5に示す
ように、第2部材202がキーボード216の上に蓋を
する状態となる。このとき、前端部のダイヤルキー21
6aと、2つのキー216b,216cだけは、第2部
材202により覆われずに露出している。この図5に示
す状態が、通常の収納状態である。
【0028】そして、第1部材201と第2部材202
とのなす角度を広げるように開けた状態で、図6に示す
ように、第2部材202とベース部204との間を、中
央部を支点として180°回転させて、表示部220の
位置を反転させることができるようにしてある。このよ
うに反転させた状態で、回動機構部203で両部材間の
なす角度が最も小さくなるように回動させて、第1部材
201と第2部材202とを閉じさせることで、例えば
図7に示すように、表示部220を構成する表示パネル
が外側に出た状態で、第2部材202がキーボード21
6の上に蓋をする状態となる。
【0029】なお、このように表示部220の位置を反
転させたときには、表示部220で表示させるときの上
下の位置を反転させるようにしてある。この反転は、例
えばベース部204で第2部材202の状態(反転して
いるか否かの状態)を検出する機構を設けて、その機構
で検出した情報をCPU215が判断して行う。
【0030】この図7に示す状態とすることで、表示部
220での表示を確認できる状態で、閉じた状態とする
ことができる。また、このとき、前端部のダイヤルキー
216aと、2つのキー216b,216cだけは露出
しているので、これらのキーの操作で、簡単な操作は行
える。
【0031】このように構成される本例の装置は、通話
を行うための携帯電話端末100と、表示や入力を行う
ためのデータ入出力装置200の2つの筐体で構成され
ることで、通話時には、非常に小型に構成された携帯電
話端末100だけを使用して通話を行うことができ、便
利である。この場合、携帯電話端末100にはダイヤル
キーはないが、よく利用する電話番号などを予め電話帳
として登録しておくことで、ジョグダイヤルなどの操作
で簡単に発信を行うことができる。電話番号などを入力
させたい場合には、データ入出力装置200を使用すれ
ば良い。
【0032】また、着信した文字メッセージの確認や、
送信する文字メッセージの入力などについては、データ
入出力装置200を使用すれば良く、比較的大型の表示
パネルとキーボードを使用して、効率良く文字などのデ
ータ入力や表示確認を行うことができ、便利である。
【0033】また本例の場合には、携帯電話端末100
とデータ入出力装置200との間を、近距離用の無線伝
送を行う構成としたので、両機器間を信号線などで接続
する必要がなく、使い勝手が良い。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態を、図8
〜図10を参照して説明する。この図8〜図10におい
て、第1の実施の形態で説明した図1〜図7に対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0035】本例においては、第1の実施の形態の場合
と同様に、例えば所定の方式のデジタルデータを基地局
との間で無線伝送することで、通話やデータ通信などを
行う無線電話装置(携帯電話端末)に適用したものであ
る。ここで、本例の場合には基地局(又は許可された他
の同様の端末装置)との間で無線通信を行う携帯電話端
末100′と、データの入出力処理を行うデータ入出力
装置200の、2つの筐体で1組の端末装置として構成
されるようにしてある。
【0036】そして本例においては、携帯電話端末10
0′のスピーカ部を、イヤーピース300として、必要
により端末本体から取り外すことができるようにしたも
のである。
【0037】図8は、本例の構成を示すブロック図であ
る。携帯電話端末100′としては、通話用の手段とし
てマイクロホン118が接続してあるが、スピーカは設
けてない。音声処理部116には、イヤーピース300
と音声信号の伝送を行うための端子116aが接続して
ある。その他の回路的な構成は、図1に示した携帯電話
端末100と同じである。
【0038】この携帯電話端末100′の上部には、イ
ヤーピース300が嵌め込まれる箇所が形成してある。
このイヤーピース300は、携帯電話端末100′側の
端子116aと接続される端子304aを備えて、この
端子304aが音声処理部304と接続してある。この
音声処理部304には、スピーカ305と、マイクロホ
ン306とが接続してある。マイクロホン306につい
ては、通話者の耳元で話し声を収音できる構成のものを
使用する。
【0039】そして、イヤーピース300を、携帯電話
端末100′の上部に嵌め込んだとき、携帯電話端末1
00′側の音声処理部116とイヤーピース300側の
音声処理部304とが、端子116a,304aを介し
て直接接続される。そして、この嵌め込んだ状態で通話
を行う際には、イヤーピース300内のスピーカ305
と、携帯電話端末100′側に内蔵されたマイクロホン
118を使用して、通話が行われる。イヤーピース30
0内のマイクロホン306は使用しない。
【0040】また、イヤーピース300には、例えば数
m程度までの近距離通信を行うための送信出力の小さな
近距離通信用送受信回路302と、この送受信回路30
2に接続されたアンテナ301と、送受信回路302が
受信したデータの処理及び送信するデータの処理を行う
データ処理部303とを備える。そして、送受信回路3
02及びアンテナ301が、携帯電話端末100′側の
送受信回路123及びアンテナ124と無線通信cを行
う。データ処理部303は、イヤーピース300内の音
声処理部304と接続してあり、イヤーピース300を
携帯電話端末100′から外した状態で、携帯電話端末
100′側との無線通信cを行うことで、通話者はイヤ
ーピース300だけを使用して通話ができるようにして
ある。
【0041】図9は、本例の携帯電話端末100′の外
観の一例を示した図である。本例の携帯電話端末10
0′は、例えば長さが10cm未満の程度の非常に小型
に構成された筐体に構成させてある。この例では、細長
の表示部130を表面の中央部に配置し、その上に通話
用のスピーカ117が配置してある。また、上端にはア
ンテナ111が配置してあり、側面部には、数個のキー
121を配置してある。この図9では、携帯電話端末1
00には、ストラップ101が取付けてある。
【0042】表示部130では、無線電話で必要な表示
の内の限られた機能に関する簡単な表示だけを行うよう
にしてある。
【0043】また、上部には、イヤーピース300を取
付けるための取付け部140が設けてあり、この取付け
部140に端末100′の裏側からイヤーピース300
を取付けたとき、イヤーピース300内のスピーカ30
5が、携帯電話端末100′の通話用スピーカとして機
能するように露出した状態としてある。
【0044】図10は、このイヤーピース300を携帯
電話端末100′から外した状態を示した図である。こ
のイヤーピース300のスピーカ305が取付けられた
部分は、耳に嵌め込んで通話者に装着させることができ
る形状としてあり、側面部にはマイクロホン306が取
付けてある。このイヤーピース300を携帯電話端末1
00′から外して、通話者の耳に取付けることで、イヤ
ーピース300だけを取付けた状態で通話が可能にな
る。
【0045】なお、データ入出力装置200について
は、ここでは特に説明しなかったが、第1の実施の形態
で説明したデータ入出力装置200と同じものが使用さ
れる。
【0046】このように本例の端末装置によると、イヤ
ーピースを携帯電話端末に取付けた状態で、通常の携帯
電話端末として通話ができると共に、イヤーピースを外
した際には、そのイヤーピースだけを取付けた状態(但
し携帯電話端末100′は通話者の近くにある必要があ
る)で通話ができ、非常に便利である。なお、イヤーピ
ースにも限られた機能の操作が可能なキーを配置しても
良い。
【0047】また、この第2の実施の形態では、携帯電
話端末100′と、データ入出力装置200で構成され
る端末装置において、その端末本体100′からイヤー
ピースを着脱自在に構成したが、データ入出力装置20
0のない通常の携帯電話端末装置において、そのスピー
カ部を、イヤーピースとして着脱自在に構成しても良
い。
【0048】また、上述した例では、携帯電話端末10
0′にイヤーピース300を取付けた状態では、携帯電
話端末100′側の音声処理部116とイヤーピース3
00側の音声処理部304とが、端子116a,304
aを介して直接接続されるようにしたが、このような端
子116a,304aは設けない構成として、携帯電話
端末100′にイヤーピース300を取付けた状態で
も、図8に示す無線通信cを行う構成としても良い。
【0049】また、マイクロホンについては、携帯電話
端末100′とイヤーピース300の双方に取付ける構
成としたが、携帯電話端末100′にイヤーピース30
0を取付けた場合の通話時にも、イヤーピース300が
内蔵されたマイクロホン306を使用する構成として、
端末本体のマイクロホン118は省略しても良い。
【0050】また、上述した第1,第2の実施の形態で
は、通信端末として無線電話回線を使用する携帯電話端
末としたが、その他の各種通信回線を使用する端末装置
にも適用できるものである。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、第1の筐体に第2の筐
体を装着することで、第2の筐体に設けられたスピーカ
などを使用した通話が行える。また、第1の筐体から第
2の筐体を外すことで、第2の筐体に取付けられたスピ
ーカとマイクロホンだけを使用した通話も可能となる。
従って、第2の筐体を例えば耳元に取付けられるイヤー
ピース形状とすることで、通常の携帯端末としての通話
態様と、耳元に取り付けた第2の筐体だけを使用した端
末を保持する必要のない通話形態とが選択できるように
なる。
【0052】この場合、第1の筐体側にも、通話用の処
理を行う音声処理手段と、その音声処理手段に接続され
たマイクロホンとを備えたことで、第1の筐体に第2の
筐体を装着した状態での通話が、通常の携帯電話端末と
同様のマイクロホン,スピーカの配置で行うことができ
る。
【0053】また、第2の筐体を第1の筐体に装着した
とき、第1の筐体内の回路と第2の筐体内の回路とが直
接接続される端子を備えたことで、第1の筐体に第2の
筐体を装着した状態での通話時には、第1の筐体を第2
の筐体との間で無線通信することなく通話できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による電話端末装置
の例を示す斜視図である。
【図3】図2に示した例の端末装置のマイクロホンを開
いた状態の例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるデータ入出力
装置の例を示す斜視図である。
【図5】図4に示した例のデータ入出力装置を閉じた状
態の例を示す斜視図である。
【図6】図4に示した例のデータ入出力装置の表示部を
回転させた状態の例を示す斜視図である。
【図7】図4に示した例のデータ入出力装置を閉じた状
態の例(表示部を反転させた状態)を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態による構成を示すブ
ロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による電話端末装置
の例を示す斜視図である。
【図10】図9に示した例の端末装置のイヤーピースを
取り外した状態の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…メモリカード、100,100′…電話端末装
置、111…アンテナ、113…受信回路、114…送
信回路、115…データ処理部、116…音声処理部、
117…スピーカ、118…マイクロホン、120…中
央制御ユニット(CPU)、123…近距離通信用送受
信回路、124…アンテナ、130…表示部、200…
データ入出力装置、211…アンテナ、212…近距離
通信用送受信回路、213…データ処理部、214…メ
モリカード装着部、215…中央制御ユニット(CP
U)、216…キーボード、220…表示部、300…
イヤーピース、301…アンテナ、302…近距離通信
用送受信回路、303…データ処理部、304…音声処
理部、305…スピーカ、306…マイクロホン
フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB03 BB18 EE04 EE09 EE12 5K027 AA11 BB14 HH03 HH04 KK01 5K067 AA42 BB04 DD52 DD53 EE35 FF02 FF16 FF19 KK13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基地局又は別の端末との間で無線
    通信を行う第1の無線通信手段と、 上記第1の無線通信手段で送信するデータ及び受信した
    データの処理を行う第1のデータ処理手段と、 上記第1のデータ処理手段に接続されて、近距離の無線
    通信を行う第2の無線通信手段と、を備えた第1の筐体
    と、 上記第1の筐体の第2の無線通信手段と近距離の無線通
    信を行う第3の無線通信手段と、 上記第3の無線通信手段に接続されて、通話用の処理を
    行う音声処理手段と、 上記音声処理手段に接続されたスピーカ及びマイクロホ
    ンと、を備えて、上記第1の筐体の所定箇所に着脱自在
    に装着される第2の筐体とで構成される通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信端末装置において、 上記第1の筐体側にも、通話用の処理を行う音声処理手
    段と、その音声処理手段に接続されたマイクロホンとを
    備えた通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信端末装置において、 上記第2の筐体を上記第1の筐体に装着したとき、上記
    第1の筐体内の回路と上記第2の筐体内の回路とが直接
    接続される端子を備えた通信端末装置。
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