JPH04335462A - 通信機能付電子機器及び通信制御方法 - Google Patents

通信機能付電子機器及び通信制御方法

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JPH04335462A
JPH04335462A JP3105982A JP10598291A JPH04335462A JP H04335462 A JPH04335462 A JP H04335462A JP 3105982 A JP3105982 A JP 3105982A JP 10598291 A JP10598291 A JP 10598291A JP H04335462 A JPH04335462 A JP H04335462A
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JP
Japan
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mode
memory
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Application number
JP3105982A
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English (en)
Inventor
Katsumi Muroi
室 井  克 己
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、それぞれメモリを備
えた機器相互間でデータの送受を行う通信機能付電子機
器に関する。
【0002】
【従来技術】近年、個人のスケジュールデータや、氏名
、住所に電話番号を付した電話番号データ、さらには会
社名を含めた名刺データ、任意の記憶しておきたいコメ
ント等のフリーデータ等を記憶させ、必要に応じてこれ
らを呼出して利用する電子手帳などの電子機器が多数商
品化されている。これらの電子機器はいずれも内部にデ
ータメモリを有しており、それらの中には複数の電子機
器を接続することによりデータメモリ相互間でデータの
送受を行なうデータ通信機能を有したものがある。
【0003】上記データ通信機能を有した電子機器にお
いては、例えばデータのキー入力操作が容易な大型の機
器側によりデータ入力を行った後、そのデータを携帯の
容易な小型の機器側にデータ転送させることにより、デ
ータ入力を簡単にし、かつ、有効に利用することができ
るようになるものである。
【0004】
【発明の解決すべき課題】しかして上記小型の機器側に
あっては、転送されてきたデータを記憶するデータメモ
リの容量に制限があるため、上記大型の機器側で作成さ
れたデータが転送されてきた際にそのすべてを記憶する
と、必要なデータ件数を記憶できないままにメモリがオ
ーバーフローしてしまうことが有り得る。
【0005】この発明は上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、転送されてくるデータ中の必要なデータの
みを選択して記憶し、比較的容量の小さなデータメモリ
であって充分なデータ件数を記憶可能な通信機能付電子
機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわちこの発
明は、転送されてくる多数のデータのうち、あらかじめ
入力設定されたデータを含むデータのみをデータメモリ
に記憶させるようにしたもので、転送されてくる多数の
データのうち必要なデータと不要なデータとを取捨選択
して記憶させることによって容量の制限されるメモリで
あっても充分なデータ件数を記憶させることができる。
【0007】
【実施例】以下この発明を電子手帳機能を有する電子腕
時計に適用した場合の一実施例について図面を参照して
説明する。図1及び図2はその外観構成を示すもので、
11が腕時計ケースである。この腕時計ケース11は、
例えばステンレス等の金属または合成樹脂からなり、そ
の上面には時計ガラス12が装着され、その下方にドッ
トマトリックスの液晶ディスプレイ13が配設される。 また、腕時計ケース11の右側面にはコネクタ部14を
挟んで押釦スイッチS1,S2が、左側面には押釦スイ
ッチS3〜S5が配設され、腕時計ケース11上面の上
記時計ガラス12下部には押釦スイッチS6〜S9が配
設される。上記コネクタ部14は、後述する他の電子機
器との間でデータ通信を行うためのもので、両端がそれ
ぞれ半円形状となった長孔15内に接続端子となる後述
する導電性の2つのピン16,16が設けられるもので
ある。図3は上記コネクタ部14に接続可能な電子手帳
21を図示したものである。ここで電子手帳21は、計
算機と、電話番号データ、スケジュールデータ及び任意
のコメント等のフリーデータを記憶表示する手帳機能と
を兼ね備えたものとする。電子手帳21は左ケース21
aと右ケース21bとが接続されて一体となり、折り畳
んだ時に手に持てる程度の大きさとなるもので、図3は
その開いた状態を示すものである。電子手帳21の左ケ
ース21aにはドットマトリックスの液晶表示部22と
数値入力及び計算のための数値/四則演算キー23とが
備えられ、右ケース21bには文字入力のための例えば
アルファベットキーまたはカナ文字キーからなる文字キ
ー24が備えられる。これら数値/四則演算キー23及
び文字キー24を用いて電話番号データやスケジュール
データ、フリーデータを入力することとなる。さらに、
左ケース21aの上側面部にはコネクタ部21cが設け
られ、ケーブル25を介してインターフェース26に接
続される。このインターフェース26は、ケーブル25
を介して送られてきたデータ信号の電圧を変換するもの
で、変換された電圧値のデータ信号が送出されるケーブ
ル27はその先端に設けられた後述するジャック36に
より上記腕時計ケース11のコネクタ部14に接続され
る。
【0008】図4は上記コネクタ部14の詳細な接続構
造を示す図である。同図で長孔15は有底状の樹脂製の
パイプ31によって形成されるもので、このパイプ31
は腕時計ケース11側面に埋設され、その底部31aに
ピン16が遊貫される。このピン16は、パイプ31前
面側における一端部にフランジ16aが形成され、この
フランジ16aとパイプ31の底部31aとの間にピン
16胴部に貫装された状態でばね32が配設される。ピ
ン16はパイプ31下面側で防水パッキン33を貫通し
、その他端部近傍に段部16bが設けられてピン抜け防
止部材34が掛合わされる一方、他端面16cが後述す
る電子回路と電気的に接続している固定端子35と対向
している。上記パイプ31の長孔15に何も挿入されて
いない状態では、ばね32の弾性によりフランジ16a
が腕時計ケース11及びパイプ31の外周面と同一面上
に位置し、ピン16の他端面16cが固定端子35から
離れて対向する状態となるが、パイプ31の長孔15に
図示のごとくジャック36を挿入した状態では、ジャッ
ク端子36aがピン16を図の左方向に押圧し、他端面
16cが固定端子35に当接した状態となり、上記電子
回路とケーブル27とが電気的に接続される。
【0009】なお、37は腕時計ケース11の裏蓋であ
り、38は裏蓋37と腕時計ケース11間の気密状態を
保持する防水パッキンである。
【0010】上記のような構造にあって、腕時計ケース
11内に設けられる電子回路の構成は図5に示すように
なる。図中、41は発振回路であり、各種動作及び計時
の基準となる基準周波数パルスを発振する。発振回路4
1の発振した基準周波数パルスは分周/タイミング信号
部42で分周されてタイミング信号となり、CPUで構
成される制御部43に送られる。この制御部43は、分
周/タイミング信号部42からのタイミング信号に従い
、上記押釦スイッチS1〜S9よりなるキー入力部44
からのキー入力信号に応じた他の各回路の動作制御を行
うもので、動作制御のためのマイクロプログラムを記憶
したROM45をアドレス指定して該マイクロプログラ
ムを読み込む一方、各種データを記憶するRAM46に
対してアドレス指定によりデータの入出力を行う。また
制御部43は、通信回路部47との間でデータの送受を
行う一方、表示制御部48に表示データを出力する。 上記表示制御部48は、制御部43から送られてきた表
示データをデコードして駆動信号を得、この駆動信号に
より上記液晶ディスプレイ13からなる表示部49を駆
動制御して時刻、通信データ等を表示出力させる。
【0011】上記通信回路部47はコネクタ部14を介
して上記インターフェース26と接続され、上記電子手
帳21等の外部機器50との間でデータの送受を行う。 この外部機器50は図示はしないが前期回路構成と同様
にCPU、ROM、RAM等を有しており、この外部機
器50からインターフェース26、コネクタ部14を介
して送られてきたデータは通信回路部47で受信されて
バッファメモリ47a内に一旦保持された後、制御部4
3によりRAM46に記憶される。
【0012】図6は上記RAM46の詳細な構成を示す
ものであり、RAM46はレジスタエリア46a、電話
番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c、名刺デ
ータメモリ46d及びワークエリア46eからなる。
【0013】レジスタエリア46aはさらに、表示レジ
スタ、F0レジスタ、F1レジスタ、Nレジスタ、モー
ドレジスタ(M)、計時レジスタ、ポインタ部及びQレ
ジスタ等から構成される。
【0014】表示レジスタは表示データを記憶保持する
ものであり、F0レジスタは受信モード時に、F1レジ
スタは送信モード時にそれぞれ「1」となるフラグレジ
スタである。
【0015】Nレジスタは送信モード時に送信するデー
タの量を判別するためのレジスタであり、電話番号メモ
リ46b、スケジュールメモリ46c及び名刺データメ
モリ46dのすべての記憶データを送信する際に「0」
、電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及
び名刺データメモリ46dのいずれか1つのメモリ内の
すべての記憶データを送信する際に「1」、上記表示レ
ジスタに保持されている表示データ1つを送信する際に
「2」となる。
【0016】モードレジスタMは4進カウンタで構成さ
れるもので、そのカウント値であるモードデータは時刻
データ表示時に「0」、電話番号データ表示時に「1」
、スケジュールデータ表示時に「2」、名刺データ表示
時に「3」となって、更新設定毎にこれらの値を循環す
ることになる。
【0017】計時レジスタは時刻データを更新記憶する
レジスタであり、ポインタ部は電話番号メモリ46b、
スケジュールメモリ46c及び名刺データメモリ46d
の各メモリに記憶されている多数のデータのうちの1つ
のデータを指定して表示させるためのポインタである。
【0018】また、Qレジスタは後述する如く、入力設
定されたデータを記憶保持するレジスタである。
【0019】上記電話番号メモリ46bは、名前、読み
、電話番号、住所及びメモの各項目データを1組にした
電話番号データを氏名の五十音順で複数組分記憶するメ
モリである。
【0020】スケジュールメモリ46cは、年月日とス
ケジュール内容とを組としたスケジュールデータを年月
日順に複数組分記憶するメモリである。
【0021】名刺データメモリ46dは会社名、電話番
号及び住所を1組にした名刺データを会社名の五十音順
で複数組分記憶するメモリである。
【0022】ワークエリア46eは、受信データの一時
記憶やその他の為に使用されるエリアである。
【0023】次に上記図5の外部機器52、通信回路部
47間で転送され、上記RAM46に記憶されるデータ
の基本フォーマットについて図7により説明する。本実
施例では送受信はRS−232Cインターフェース規格
に従っている。しかして、同図に示すようにすべてのデ
ータは1バイトのスタートコードa、2バイトのバイト
数データb、4バイトのアドレスc、2バイトのモード
データコード、Nバイトのモード毎に異なったデータe
及び2バイトの誤り検出用のチェックサムfを1つのデ
ータブロックとして構成される。データ転送の際には、
その先頭にモードデータのデータブロックを配し、その
後に実データを任意ブロック数分だけ配した後、最後に
終了データのデータブロックを配することとなる。
【0024】図8(A)に示すモードデータは、どのモ
ードのデータであるかを示す先頭のデータブロックであ
り、バイト数データbは「02」、アドレスcは「00
00」、モードデータコードdはモードデータであるこ
とを示す「02」となり、データeの部分が全転送量あ
るいは各モードにより異なったデータとなる。
【0025】また、図8(B)に示す実データは、バイ
ト数データbがデータeのバイト数Nとなり、アドレス
cの先頭桁1バイトがそのモード中の下位の種類を示す
データとなる。例えばこの実データが電話番号モードの
データであれば、下位の種類は氏名、読み、住所、電話
番号及びコメントのいずれかを示すものとなり、これに
続く3バイトが実際のアドレスとなる。このアドレスc
に続くモードデータコードdは、実コードであることを
示す「00」となり、データeが上記した如くNバイト
分連続する。
【0026】そして、図8(C)に示す終了データのデ
ータブロックは、転送の終了と共にメモリへの登録を指
示するデータとしても機能するものであり、バイト数デ
ータbが「00」、アドレスcが「0000」となり、
モードデータコードdが終了データであることを示す「
01」となった後、データeを省略してチェックサムf
が配されるものである。
【0027】次いで上記実施例の動作について説明する
。図9は全体の処理内容を示すフローチャートであり、
特定タイミング毎に実行される処理であって、その当初
にはまずステップA01に示すようにRAM46のレジ
スタエリア46aのF0レジスタに受信モードであるこ
とを示すフラグ「1」がセットされているか否か判断す
る。ここでフラグ「1」がセットされていると判断され
た場合には、受信モードであることとなるので次にステ
ップA02に進んで受信処理を行う。
【0028】この受信処理の詳細を図10に示す。受信
処理は、相手側の機器から送られてくるONコード信号
に同期して受信を開始するものであり、その当初にステ
ップB01で1組分のデータブロックを受信してRAM
46のワークエリア46eに一旦保持した後、次のステ
ップB02でデータを受信したことを示すOFFコード
信号を相手側の機器に送信させる。OFFコードを受信
すると相手側の機器は、次のデータの送信をONコード
が送られてくるまで停止する。しかして、次のステップ
B03においてワークエリア46eに保持される1デー
タブロックが一連のデータ通信の最後に付される終了デ
ータであるか否かをデータブロック中のモードデータコ
ードdが「01」であるか否かにより判断する。ここで
NOと判断すると、次にステップB04に進み、今度は
そのデータブロックがデータ通信の先頭に位置するモー
ドデータであるか否かをモードデータコードdにより判
断する。モードデータコードdが「02」であり、その
データブロックがモードデータであると判断すると、次
にステップB05に進んでそのデータブロック中のデー
タeを読み出し、レジスタエリア46aのモードレジス
タMにセットする。この場合、データeが電話番号モー
ドを示す内容であれば「1」、スケジュールモードを示
す内容であれば「2」、名刺データモードを示す内容で
あれば「3」がモードレジスタMにセットされることに
なる。その後、ステップB06で相手側の機器50に次
のデータブロックの送信を促すONコードを送信し、再
びステップB01に戻る。
【0029】ステップB01でモードデータに続く実デ
ータを1データブロック分受信してワークエリア46e
に保持し、ステップB02,B03を介してステップB
04で今度はそのデータブロックがモードデータでもな
いと判断すると、このデータブロックは実データである
こととなるので、次にステップB07に至る。ステップ
B07では、ワークエリア46eに保持された1組分の
1データブロックの中に、Qレジスタに入力設定された
データと同一のデータが存在するか否かを判断する。
【0030】同一のデータが存在しないと判断した際に
は、その受信データは必要のないデータであることにな
るため、ワークエリア46eに保持した受信データを電
話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及び名
刺データメモリ46dのいずれにも記憶格納することな
く、ステップB06で相手側の機器50に次のデータブ
ロックの送信を促すONコードを送信し、再びステップ
B01に戻る。
【0031】ステップB01で続く実データを受信して
ワークエリア46eに保持し、ステップB02,B03
を介してステップB04でこれが実データと判断した後
、ステップB07でQレジスタの内容と同一のデータが
ワークエリア46eの受信データの中に存在していると
判断した場合は、その受信データは必要のあるデータで
あることになるため、次にステップB08に進んでワー
クエリア46eに保持している受信データをモードレジ
スタMの内容に応じたモードに従ったメモリの空き領域
にデータを記憶格納し、ステップB06で相手側の機器
50に次のデータブロックの送信を促すONコードを送
信し、再びステップB01に戻る。
【0032】以下、実データのデータブロックを順次受
信してワークエリア46eに保持してから上記処理を繰
返し実行し、必要と判断した受信データのみをそのデー
タモードに応じてメモリ46b〜46dのいずれか該当
領域に順次格納していく。
【0033】そして、実データのデータブロックの受信
を終え、続いて終了データを受信する。そのデータブロ
ックをステップB01で受信し、ステップB02でOF
Fコード信号を送信した後に、ステップB03でそれが
終了コードであることを判断すると、次にステップB0
9に至る。ステップB09では、モードレジスタMの内
容に従ってデータを格納したメモリの編集処理を行う。 この編集処理は、モードレジスタMの内容が「1」で受
信データが電話番号データであった場合は、電話番号メ
モリ46bに記憶されている電話番号データをデータ中
の氏名データの五十音順に、モードレジスタMの内容が
「2」で受信データがスケジュールデータであった場合
は、スケジュールメモリ46cに記憶されているスケジ
ュールデータをデータ中の日時データ順に、また、モー
ドレジスタMの内容が「3」で受信データが名刺データ
であった場合には、名刺データメモリ46dに記憶され
ている名刺データをデータ中の会社名の五十音順にそれ
ぞれ並び換えてデータ受信によって乱されたデータ配列
を整頓するものである。そして、編集処理を終えた時点
で以上でこの図10の受信処理を終了する。
【0034】以上のようにして受信処理を終えると、図
9ではステップA02から次にステップA03に進み、
上記キー入力部44の押釦スイッチS1〜S9によるキ
ー入力があったか否かを判断する。キー入力があった場
合は、次にステップA04に進んでそのキー入力に対応
したキー処理を行う。
【0035】図11はそのキー処理の詳細を示すもので
あり、処理当初にはまずステップC01で操作されたキ
ーが押釦スイッチS1であるか否か判断する。押釦スイ
ッチS1であると判断した場合には、次にステップC0
2に進んでレジスタエリア46aのモードレジスタMの
内容を「+1」更新設定すると共に、この更新設定され
たモードレジスタMの内容に基づいて表示部49におけ
る表示モードを例えば時刻データ表示モードから電話番
号データ表示モードへ、あるいは電話番号データ表示モ
ードからスケジュールデータ表示モードへというように
変更し、以上でこの処理を終了する。
【0036】上記ステップC01で操作されたキーが押
釦スイッチS1ではないと判断した場合には、次にステ
ップC03で操作されたキーが押釦スイッチS2である
か否か判断する。押釦スイッチS2であると判断した場
合には、次にステップC04に進んでモードを判別した
後に、そのモードに対するレジスタエリア46aのポイ
ンタ部の内容を「+1」更新設定してこの処理を終了す
る。この処理により、例えばモードが電話番号モードで
あったならば、次の1組の電話番号データがアドレス指
定されることになる。
【0037】上記ステップC03で操作されたキーが押
釦スイッチS2でもないと判断した場合は次にステップ
C05に進んで操作されたキーが押釦スイッチS3であ
るか否か判断する。押釦スイッチS3であると判断する
と、次にステップC06に進んでレジスタエリア46a
のF1レジスタの内容を「0」から「1」、あるいは「
1」から「0」に反転設定してこの処理を終了する。
【0038】上記ステップC05で操作されたキーが押
釦スイッチS3でもないと判断した場合には、次にステ
ップC07で操作されたキーが押釦スイッチS4である
か否か判断する。押釦スイッチS4であると判断した場
合は続いてステップC08でF1レジスタに「1」がセ
ットしてあり、データの送信モードとなっているか否か
判断する。「1」がセットされていない場合はこの押釦
スイッチS4の操作を無効として処理を終了するが、「
1」がセットしてある場合は次にステップC09に進ん
でデータ送信時のデータ量を規定するレジスタエリア4
6aのNレジスタの内容を「+1」更新設定してこの処
理を終了する。
【0039】上記ステップC07で操作されたキーが押
釦スイッチS4でもないと判断した場合には、次にステ
ップC10で操作されたキーが押釦スイッチS5である
か否か判断する。押釦スイッチS5であると判断すると
、次にステップC11に進んでレジスタエリア46aの
F0レジスタの内容を「0」から「1」、あるいは「1
」から「0」に反転設定してこの処理を終了する。
【0040】上記ステップC10で操作されたキーが押
釦スイッチS5でもないと判断した場合には、次にステ
ップC12で操作されたキーが押釦スイッチS6である
か否か判断する。押釦スイッチS6であると判断すると
、次にステップC13に進んでレジスタエリア46aの
F0レジスタにフラグ「1」がセットされているか否か
、すなわち、受信モードであるか否かを判断する。 「1」がセットされていない場合はこの押釦スイッチS
6の操作を無効として処理を終了するが、「1」がセッ
トしてある場合は、この押釦スイッチS6が受信モード
時に操作されたものであり、受信データ中の記憶する必
要のあるデータを指定するためのキー操作として動作す
る。即ち、続くステップC14で上記RAM46のQレ
ジスタの桁を順次指定し、後述するS7キーでこの桁に
任意の文字又は数字データを設定出来るようにする。つ
まり、上記ステップC14ではS6キーを桁選択スイッ
チとして動作させる。
【0041】上記ステップC12で操作されたキーが押
釦スイッチS6でもないと判断した場合には、次にステ
ップC15で操作されたキーが押釦スイッチS7である
か否か判断する。押釦スイッチS7であると判断すると
、次にステップC16に進んでレジスタエリア46aの
F0レジスタにフラグ「1」がセットされているか否か
、すなわち、受信モードであるか否かを判断する。 「1」がセットされていない場合はこの押釦スイッチS
7の操作を無効として処理を終了するが、「1」がセッ
トしてある場合は、この押釦スイッチS7が受信モード
時に操作されたものであり、Qレジスタの選択された桁
に対してデータを設定記憶するためのキー操作であるこ
ととなるので、続くステップC17で上記選択された桁
に、順次A乃至Z、0乃至9等のデータをスイッチS7
が操作される毎に順次設定させる。そして、所望のデー
タが設定されると次にスイッチS6キーを操作して次の
桁を選択しスイッチS7でその桁に所望の文字又は数値
を設定する。このようにして、Qレジスタに所望のデー
タをセットする。
【0042】また、上記ステップC15で操作されたキ
ーが押釦スイッチS7でもないと判断した場合には、操
作されたキーは押釦スイッチS8、S9のいずれか一方
であることになり、次にステップC18でそのキーに応
じた処理を行ってこの処理を終了する。
【0043】上記図11でのキー処理を終えた後、ある
いは上記ステップA03でキー入力部44の押釦スイッ
チS1〜S9のいずれかによるキー入力がないと判断し
た場合、次にステップA05に進んで計時タイミングで
あるか否かを分周/タイミング信号部42からのタイミ
ング信号の有無によって判断する。計時タイミングでな
い場合はこのままこの図9の処理を終了するが、計時タ
イミングであると判断した場合は次にステップA06に
進み、計時処理としてレジスタエリア46aの計時レジ
スタの時刻データを更新設定して現在時刻データを得る
と共に、時刻表示モードであれば表示レジスタに保持し
ている表示データである時刻データも更新設定して、以
上でこの図9の処理を終了する。
【0044】次にデータ送信時の動作について説明する
。図9のステップA01でレジスタエリア46aのF0
レジスタが「0」であり、受信モードが設定されていな
いと判断すると、次にステップA07に進んで同F1レ
ジスタにフラグ「1」がセットされているか否か、すな
わち、送信モードが設定されているか否か判断する。 設定されていない場合には、送信動作は行わずに直接上
記ステップA03に至り、以後キー処理及び計時処理を
必要に応じて行ってこの処理を終了する。
【0045】上記ステップA07でF1レジスタにフラ
グ「1」がセットしてあり、送信モードが設定されてい
ると判断すると、続いてステップA08に進み、レジス
タエリア46aのNレジスタの内容を判別する。このN
レジスタは上述した如く送信データ量を判別するための
ものであり、その内容が「0」であると判別した際には
次にステップA09に進み、RAM46の電話番号メモ
リ46b、スケジュールメモリ46c及び名刺データメ
モリ46dの各メモリに記憶保持しているデータをすべ
て読み出して上記図8(B)に示したような実データを
作成し、その先頭に上記図8(A)に示したモードデー
タを、末尾に上記図8(C)に示した終了データをそれ
ぞれ付加して順次通信回路部47から送出して外部機器
50へのデータ送信を実行させる。
【0046】また、ステップA08でNレジスタの内容
が「1」であると判断した場合は、次にステップA10
に進んでRAM46の電話番号メモリ46b、スケジュ
ールメモリ46c及び名刺データメモリ46dのうち、
モードレジスタMの内容で指示されるメモリに記憶保持
しているデータをすべて読み出して順次通信回路部47
に送出し、上記図8に示したようなデータブロックを作
成して外部機器50へのデータ送信を実行させる。
【0047】さらに、ステップA08でNレジスタの内
容が「2」であると判断した場合は、次にステップA1
1に進んでRAM46の電話番号メモリ46b、スケジ
ュールメモリ46c及び名刺データメモリ46dのうち
、モードレジスタMの内容で指示されるメモリの、ポイ
ンタ部Pのポインタに指示される位置に記憶保持してい
るデータ1組のみを読み出して通信回路部47に送出し
、ここで上記図11の処理に従って上記図8に示したよ
うなデータブロックを作成して外部機器50へのデータ
送信を実行させる。ステップA09〜A11のいずれか
の処理によりデータの送信を実行すると、次にステップ
A03に至る。
【0048】なお、上記実施例では複数のデータ項目か
らなるデータを1組とし、1組単位でデータメモリに記
憶させるか否かを制御するようにしたが、1組のデータ
項目のうち記憶させるデータ項目と記憶させないデータ
項目とを選択出来るようにしてもよい。また、上記実施
例では接続される外部機器50として図3で電子手帳2
1を例示したが、このようなものに限ることなく、例え
ばパーソナルコンピュータであってもよいし、さらには
本体側の機器としても本実施例での電子手帳機能を有し
た腕時計に限ることもないことは勿論である。
【0049】また、上記実施例では有線によりデータの
授受を行うようにしたが、無線、赤外線、超音波等で授
受させるようにしてもよいことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上詳記した如くこの発明によれば、転
送されてくるデータの中にあらかじめ設定されたデータ
と同一のデータが存在するか否かを判断して必要なデー
タのみデータメモリへ記憶させるようにしたので、転送
されてくる多数組のデータ中のうち必要なデータと不要
なデータとを取捨選択して記憶させることによって容量
の制限されるメモリであっても充分なデータ件数を記憶
させることが可能な通信機能付電子機器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子腕時計の外観構成を示す
平面図。
【図2】同側面図。
【図3】外部接続される電子手帳の外観を示す斜視図。
【図4】コネクタ部の具体構造を示す断面図。
【図5】電子回路の構成を示すブロック図。
【図6】図5のRAMの構成を示す図。
【図7】データ通信で送受されるデータブロックの基本
フォーマットを示す図。
【図8】(A)はモードデータのデータフォーマットを
示す図。(B)は実データのデータフォーマットを示す
図。(C)は終了データのデータフォーマットを示す図
【図9】データ処理全体の内容を示すフローチャート。
【図10】図9の受信処理の内容を示すフローチャート
【図11】図9のキー処理の内容を示すフローチャート
【符号の説明】
11…腕時計ケース 12…時計ガラス 13…液晶ディスプレイ 14…コネクタ部 41…発振回路 42…分周/タイミング信号部 43…制御部 44…キー入力部 45…ROM 46…RAM 46a…レジスタエリア 46b…電話番号メモリ 46c…スケジュールメモリ 46d…名刺データメモリ 46e…ワークエリア 47…通信回路部 47a…バッファメモリ 50…外部機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部から送られてきた受信データをデ
    ータメモリに記憶する通信機能付電子機器において、デ
    ータを入力するデータ入力手段と、このデータ入力手段
    によって入力されたデータを記憶する入力データ記憶手
    段と、前記外部から送られてきた受信データの中に前記
    入力データ記憶手段に記憶されている入力データと同一
    のデータが存在するか否かを判別する判別手段と、この
    判別手段の判別結果に応じて前記受信データの前記デー
    タメモリへの記憶の実行の可否を制御する記憶制御手段
    とを具備したことを特徴とする通信機能付電子機器。
JP3105982A 1991-05-10 1991-05-10 通信機能付電子機器及び通信制御方法 Pending JPH04335462A (ja)

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JP3105982A JPH04335462A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 通信機能付電子機器及び通信制御方法

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JP3105982A Pending JPH04335462A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 通信機能付電子機器及び通信制御方法

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JP (1) JPH04335462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7022207B2 (en) 2002-04-03 2006-04-04 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for peeling a thin film from a liner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7022207B2 (en) 2002-04-03 2006-04-04 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for peeling a thin film from a liner

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