JP2551580Y2 - 通信機能付電子機器 - Google Patents

通信機能付電子機器

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JP2551580Y2
JP2551580Y2 JP14909889U JP14909889U JP2551580Y2 JP 2551580 Y2 JP2551580 Y2 JP 2551580Y2 JP 14909889 U JP14909889 U JP 14909889U JP 14909889 U JP14909889 U JP 14909889U JP 2551580 Y2 JP2551580 Y2 JP 2551580Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、それぞれメモリを備えた機器の相互間で
データの送受を行なう通信機能付電子機器に関する。
[従来の技術] 近年、個人のスケジュールデータや、氏名、住所に電
話番号を付した電話番号データ、さらには会社名を含め
た名刺データ、任意の記憶しておきたいコメント等のフ
リーデータ等を記憶させ、必要に応じてこれらを呼出し
て利用する電子手帳などの電子機器が多数商品化されて
いる。これらの電子機器はいずれも内部にデータメモリ
を有しており、それらの中には複数の電子機器を接続す
ることによりデータメモリ相互間でデータの送受を行な
うデータ通信機能を有したものがある。
上記データ通信機能を有した電子機器においては、例
えばデータのキー入力操作が容易な大型の機器側により
データ入力を行った後、そのデータを携帯の容易な小型
の機器側にデータ転送させることにより、データ入力を
簡単にし、かつ、有効に利用することができるようにな
るものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記電子機器において、データ転送で受信されたデー
タはデータメモリの空き領域に順次記憶格納されるもの
であるが、受信データの総量が上記空き領域の量を上回
っている場合、受信データを順次空き領域に記憶格納さ
せていき、空き領域がなくなった時点で初めてオーバー
フローしてしまうことが判明する。したがって、この受
信データを格納するためには、データ転送を一時中断
し、該データメモリ内を整理して充分な空き領域を確保
した上で、再度上記転送データの受信を始めから実行し
直さなくてはならず、その操作に要する手間及び時間が
煩わしいものとなる。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、データ転送前に受信側の機器のデータメモリがオー
バーフローするか否かを判別することが可能な通信機能
付電子機器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] すなわちこの考案は、受信データの先頭に付される受
信データ総量を示す総量データを記憶すると共にデータ
メモリの空き領域量を検索し、総量データと空き領域量
とを比較して受信データのデータメモリへの格納の可否
を判別し、そのままではデータメモリがオーバーフロー
して格納ができない場合にそれを表示出力してデータ転
送を一時停止させるようにしたもので、実際のデータ転
送の前に受信側機器のデータメモリのオーバーフローを
判別することができる。
[実施例] 以下この考案を電子手帳機能を有する電子腕時計に適
用した場合の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図はその外観構成を示すもので、11が
腕時計ケースである。この腕時計ケース11は、例えばス
テンレス等の金属または合成樹脂からなり、その上面に
は時計ガラス12が外装として装着され、その下方にドッ
トマトリックスの液晶ディスプレイ13が配設される。ま
た、腕時計ケース11の左側面には押釦スイッチS1が、腕
時計ケース11上面の上記時計ガラス12下部には押釦スイ
ッチS2〜S5が配設される。さらに、腕時計ケース11の右
側面には、後述する他の電子機器との間でデータ通信を
行なうためのコネクタ部14が形成されている。このコネ
クタ部14は、両端がそれぞれ半円形状となった長孔15内
に接続端子となる後述する導電性の2つのピン16,16が
設けられるものである。
第3図は上記コネクタ部14に接続可能な電子手帳21を
図示したものである。ここで電子手帳21は、計算機と、
電話番号データ、スケジュールデータ及び任意のコメン
ト等のフリーデータを記憶表示する手帳機能とを兼ね備
えたものとする。電子手帳21は左ケース21aと右ケース2
1bとが接続されて一体となり、折り畳んだ時に手に持て
る程度の大きさとなるもので、第3図はその開いた状態
を示すものである。電子手帳21の左ケース21aにはドッ
トマトリックスの液晶表示部22と数値入力及び計算のた
めの数値/四則演算キー23とが備えられ、右ケース21b
には文字入力のための例えばアルファベットキーまたは
カナ文字キーからなる文字キー24が備えられる。これら
数値/四則演算キー23及び文字キー24を用いて電話番号
データやスケジュールデータ、フリーデータを入力する
こととなる。さらに、左ケース21aの上側面部には図示
しないコネクタ部が設けられ、ケーブル25を介してイン
ターフェイス26に接続される。このインターフェイス26
は、ケーブル25を介して送られてきたデータ信号の電圧
を変換するもので、変換された電圧値のデータ信号が送
出されるケーブル27はその先端に設けられた後述するジ
ャックにより上記腕時計ケース11のコネクタ部14に接続
される。
第4図は上記コネクタ部14の詳細な接続構造を示す図
である。
同図で長孔15は有底状の樹脂製のパイプ31によって形
成されるもので、このパイプ31は腕時計ケース11側面に
埋設され、その底部31aにピン16が遊貫される。このピ
ン16は、パイプ31前面側における一端部にフランジ16a
が形成され、このフランジ16aとパイプ31の底部31aとの
間にピン16胴部に貫装された状態でばね32が配設され
る。ピン16はパイプ31下面側で防水パッキン33を貫通
し、その他端部近傍に段部16bが設けられてピン抜け防
止部材34が掛合される一方、他端面16cが後述する電子
回路と電気的に接続している端子35と対向している。上
記パイプ31の長孔15に何も挿入されていない状態では、
ばね32の弾性によりフランジ16aが腕時計ケース11及び
パイプ31の外周面と同一面上に位置し、ピン16の他端面
16cが端子35から離れて対向する状態となるが、パイプ3
1の長孔15に図示のことくジャック36を挿入した状態で
は、ジャック端子36aがピン16を図の左方向に押圧し、
他端面16cが端子35に当接した状態となり、上記電子回
路とケーブル27とが電気的に接続される。
なお、37は腕時計ケース11の裏蓋であり、38は裏蓋37
と腕時計ケース11間の気密状態を保持する防水パッキン
である。
上記のような構造にあって、腕時計ケース11内に設け
られる電子回路の構成は第5図に示すようになる。図
中、41は発振回路であり、各種動作及び時計の基準とな
る基準周波数パルスを発振する。発振回路41の発振した
基準周波数パルスは分周/タイミング信号部42で分周さ
れてタイミング信号となり、CPUで構成される制御部43
に送られる。この制御部43は、分周/タイミング信号部
42からのタイミング信号に従い、上記押釦スイッチS1〜
S5よりなるキー入力部44からのキー入力信号に応じた他
の各回路の動作制御を行なうもので、動作制御のための
マイクロプログラムを記憶したROM45をアドレス指定し
て該マイクロプログラムを読込む一方、各種データを記
憶するRAM46に対してアドレス指定によりデータの入出
力を行なう。また制御部43は、通信回路部47との間でデ
ータの送受を行なう一方、表示制御部48に表示データを
出力する。上記表示制御部48は、制御部43から送られて
きた表示データをデコードして駆動信号を得、この駆動
信号により上記液晶ディスプレイ13からなる表示部49を
駆動制御して時刻、通信データ等を表示出力させる。
上記通信回路部47は、コネクタ部14を介して上記イン
ターフェイス26と接続され、上記電子手帳21等の外部機
器50との間でデータの送受を行なう。この外部機器50は
図示はしないが前期回路構成と同様にCPU、ROM、RAM等
を有しており、この外部機器50からインターフェイス2
6、コネクタ部14を介して送られてきたデータは通信回
路部47で受信された後、制御部43によりRAM46に記憶さ
れる。
第6図は上記RAM46の詳細な構成を示すものであり、R
AM46はレジスタエリア46a、電話番号メモリ46b、スケジ
ュールメモリ46c、フリーデータメモリ46d及びワークエ
リア46eからなる。
レジスタエリア46aはさらに、表示レジスタ、F0レジ
スタ、F1レジスタ、Nレジスタ、モード(M)レジス
タ、時計レジスタ、ポインタ部、Qレジスタ及びRレジ
スタ等から構成される。
表示レジスタは表示データを記憶保持するものであ
り、F0レジスタは受信モード時に、F1レジスタは送信モ
ード時にそれぞれ「1」となるフラグレジスタである。
Nレジスタは送信モード時に送信するデータの量を判
別するためのレジスタであり、電話番号メモリ46b、ス
ケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46dのすべ
ての記憶データを送信する際に「0」、電話番号メモリ
46b、スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46
dのいずれか1つのメモリ内のすべての記憶データを送
信する際に「1」、上記表示レジスタに保持されている
表示データ1つを送信する際に「2」となる。
モードレジスタMは4進カウンタで構成され、そのカ
ウント値であるモードデータは、時刻データ表示時に
「0」、電話番号データ表示時に「1」、スケジュール
データ表示時に「2」、フリーデータ表示時に「3」と
なって、更新設定毎にこれらの値を循環することにな
る。
計時レジスタは時刻データを更新記憶するレジスタで
あり、ポインタ部は電話番号メモリ46b、スケジュール
メモリ46c及びフリーデータメモリ46dの各メモリに記憶
されている多数のデータのうちの1つのデータを指定し
て表示させるためのポインタである。
Qレジスタはデータ転送開始時に送られてくる受信デ
ータの総量を示す「全データ」を保持するレジスタであ
り、Rレジスタは電話番号メモリ46b、スケジュールメ
モリ46c及びフリーデータメモリ46dの空き領域量を保持
するレジスタである。
上記電話番号メモリ46bは、氏名、読み、住所、電話
番号及びコメントを1組にした電話番号データを氏名の
五十音順で複数組分記憶するメモリである。
スケジュールメモリ46cは、日時とスケジュール内容
とを組としたスケジュールデータを日時順に複数組分記
憶するメモリである。
フリーデータメモリ46dは入力された順に任意のフリ
ーデータを記憶するメモリである。
電話番号メモリ46bとスケジュールメモリ46c、スケジ
ュールメモリ46cとフリーデータメモリ46dの領域の境界
は可変となるもので、一定の領域内で電話番号メモリ46
b、スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46d
がそれぞれのメモリ内のデータ量によりその境界を可変
設定するものである。
なお、前述したポインタ部は、上記各メモリ46b,46c,
46dにそれぞれ対応したポインタを記憶している。
次に上記第5図の外部機器52、通信回路部47間で転送
され、上記RAM46に記憶されるデータの基本フォーマッ
トについて第7図により説明する。
本実施例では送受信はRS-232Cインターフェイス規格
に従っている。しかして、同図に示すようにすべてのデ
ータは1バイトのスタートコードa、2バイトのバイト
数データb、4バイトのアドレスc、2バイトのモード
データコード、Nバイトのモード毎に異なったデータe
及び2バイトの誤り検出用のチェックサムfを1つのデ
ータブロックとして構成される。データ転送の際には、
その先頭にモードデータのデータブロックを配し、その
後に実データを任意ブロック数分だけ配した後、最後に
終了データのデータブロックを配することとなる。
第8図(A)に示すモードデータは、データの全転送
量がどの程度あるかを示す先頭のデータブロックと、ど
のモードのデータであるかを示す2番目のデータブロッ
クであり、バイト数データbは「02」、アドレスcは
「0000」、モードデータコードdはモードデータである
ことを示す「02」となり、データeの部分が全転送量あ
るいは各モードにより異なったデータとなる。
また、第8図(B)に示す実データは、バイト数デー
タbがデータeのバイト数Nとなり、アドレスcの先頭
桁1バイトがそのモード中の下位の種類を示すデータと
なる。例えばこの実データが電話番号モードのデータで
あれば、下位の種類は氏名、読み、住所、電話番号及び
コメントのいずれかを示すものとなり、これに続く3バ
イトが実際のアドレスとなる。このアドレスcに続くモ
ードデータコードdは、実コードであることを示す「0
0」となり、データeが上記した如くNバイト分連続す
る。
そして、第8図(C)に示す終了データのデータブロ
ックは、転送の終了と共にメモリへの登録を指示するデ
ータとしても機能するものであり、バイト数データbが
「00」、アドレスcが「0000」となり、モードデータコ
ードdが終了データであることを示す「01」となった
後、データeを省略してチェックサムfが配されるもの
である。
次いで上記実施例の動作について説明する。
第9図は全体の処理内容を示すフローチャートであ
り、特定タイミング毎に実行される処理であって、その
当初にはまずステップA01に示すようにRAM46のレジスタ
エリア46aのF0レジスタに受信モードであることを示す
フラブ「1」がセットされているか否か判断する。ここ
でセットされていると判断された場合には、受信モード
であることとなるので次にステップA02に進んで受信処
理を行なう。
この受信処理の詳細を第10図に示す。受信処理は、相
手側の機器から送られてくるONコード信号に同期して受
信を開始するものであり、その当初にステップB01で1
データブロックを受信してRAM46のワークエリア46eに一
旦保持した後、次のステップB02でデータを1ブロック
受信したことを示すOFFコード信号を相手側の機器に送
信させる。相手側の機器はOFFコードを受信すると、次
のデータの送信をONコードが送られてくるまで停止す
る。しかして、次のステップB03において送られてきた
データブロックが一連のデータ通信の最後に付される終
了データであるか否かをデータブロック中のモードデー
タコードdが「01」であるか否かにより判断する。ここ
でNOと判断すると、次にステップB04に進み、今度はそ
のデータブロックがデータ通信の先頭あるいは2番目に
位置するモードデータであるか否かをデータブロック中
のモードデータコードdにより判断する。モードデータ
コードdが「02」であり、そのデータブロックがモード
データであると判断すると、次にステップB05に進んで
そのデータブロック中のデータeを読出し、そのデータ
eが後に続く一連の受信データの総量を示す全転送量デ
ータであるか否かを判断する。
全転送量データであると判断すると、続くステップB0
6でデータeの全転送量データであるバイト数をレジス
タエリア46aのQレジスタに記憶設定すると共に、電話
番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリーデー
タメモリ46dにおける空き領域量をアドレス検索し、そ
の空き領域量のバイト数をレジスタエリア46aのRレジ
スタに記憶設定する。そして、Qレジスタの内容とRレ
ジスタの内容とを比較計算することにより、続けて送ら
れてくるデータを電話番号メモリ46b、スケジュールメ
モリ46c及びフリーデータメモリ46dのいずれかに記憶さ
せることが可能か否かを判断する。次のステップB07に
おいて、上記判断結果に従ってメモリがオーバーフロー
するか否かを判断するもので、オーバーフローである、
すなわち、Qレジスタの内容がRレジスタの内容より大
きく、送られてくるデータをRAM46の電話番号メモリ46
b、スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46d
のいずれかに全部記憶させることができないと判断した
場合は、次にステップB08に進む。
ステップB08では、第12図に示すようにオーバーフロ
ーしてしまうデータ量を、例えば「メモリオーバー 32
文字分」というように表示部49で具体的に表示出力さ
せ、以上でこの第10図の受信処理を終了する。
また、ステップB07でメモリがオーバーフローではな
く、送られてくるデータをRAM46の電話番号メモリ46b,
スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ46dのい
ずれかに全部記憶させることができると判断した場合
は、続いてステップB09に進んで相手機器側に次のデー
タブロックの送信を促すONコードを送信し、再びステッ
プB01に戻る。
このステップB01でモードデータに2番目のデータブ
ロックであるモードデータを受信し、これをARM46のワ
ークエリア46eに保持する。ステップB02でOFFコード信
号を送信し、ステップB03で終了データでないと判断し
た後、ステップB04でモードデータであると判断し、続
くステップB05でデータeが全転送量データでないと判
断すると、そのデータブロックは2番目に受信されたも
のであり、データeは後に続く実データが何のモードの
データであるかを示すデータであることになるため、次
にステップB10に進む。ステップB10では、データeの内
容をレジスタエリア46aのモードレジスタMにセットす
る。この場合、データeが電話番号モードを示す内容で
あれば「1」、スケジュールモードを示す内容であれば
「2」、フリーデータモードを示す内容であれば「3」
がモードレジスタMにセットされることになる。その
後、ステップB09で相手機器側に次のデータブロックの
送信を促すONコードを送信し、再びステップB01に戻
る。
このステップB01でモードデータに続く実データを1
データブロック受信し、これをRAM46のワークエリア46e
に保持する。続くステップB02でOFFコード信号を送信
し、ステップB03で送られてきたデータブロックが終了
データでないと判断した後に、ステップB04で今度はモ
ードデータでもないと判断すると、このデータブロック
は実データであることとなるので、次にステップB11に
至る。ステップB11では、ワークエリア46eに保持してい
るデータブロック中のデータeの部分Nバイトをモード
レジスタMの内容に応じたモードに従い、電話番号メモ
リ46b、スケジュールメモリ46c及びフリーデータメモリ
46dのいずれかのデータの記憶されていない空領域に格
納する。データの格納を終えた後、ステップB09で相手
機器側に次のデータブロックの送信を促すONコードを送
信し、再びステップB01に戻る。
以下、実データのデータブロックを受信する毎に上記
処理を繰返し実行し、そのデータモードに応じてRAM46
の電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリ
ーデータメモリ46dのいずれかに順次格納していく。
そして、実データのデータブロックの受信を終え、続
いて終了データを受信する。そのデータブロックをステ
ップB01で受信し、ステップB02でOFFコード信号を送信
した後に、ステップB03でそれが終了コードであること
を判断すると、次にステップB12に至る。ステップB12で
は、モードレジスタMの内容に従ってデータを格納した
メモリの編集処理を行なう。この編集処理は、モードレ
ジスタMの内容が「1」で受信データが電話番号データ
であった場合は、電話番号メモリ46bに記憶されている
電話番号データをデータ中の氏名データの五十音順に、
また、モードレジスタMの内容が「2」で受信データが
スケジュールデータであった場合は、スケジュールメモ
リ46cに記憶されているスケジュールデータをデータ中
の日時データ順にそれぞれ並び換えてデータ受信によっ
て乱されたデータ配列を整頓するものであり、モードレ
ジスタMの内容が「3」で受信データがフリーデータで
あった場合には並び変えによる編集処理は行わない。そ
して、編集処理を終えた時点で以上でこの第10図の受信
処理を終了する。
以上のようにして受信処理を終えると、第9図ではス
テップA02から次にステップA03に進み、上記キー入力部
44の押釦スイッチS1〜S5及びその他のキーによるキー入
力があったか否かを判断する。キー入力があった場合
は、次にステップA04に進んでそのキー入力に対応した
キー処理を行ない、そのキー処理を終えた時点で第9図
においてもその動作を終了する。
また、上記ステップA03でキー入力部44の押釦スイッ
チS1〜S5及びその他のキーによるキー入力がないと判断
した場合は、次にステップA05に進んで計時タイミング
であるか否かを分周/タイミング信号部42からのタイミ
ング信号の有無によって判断する。計時タイミングでな
い場合はこのままこの第9図の処理を終了するが、計時
タイミングであると判断した場合は次にステップA06に
進み、計時処理としてレジスタエリア46aの計時レジス
タの時刻データを更新設定して現在時刻データを得ると
共に、時刻表示モードであれば表示レジスタに保持して
いる表示データである時刻データも更新設定して、以上
でこの第9図の処理を終了する。
次にデータ送信時の動作について説明する。
第9図のステップA01でレジスタエリア46aのF0レジス
タが「0」であり、受信モードが設定されていないと判
断すると、次にステップA07に進んで同F1レジスタにフ
ラグ「1」がセットされているか否か、すなわち、送信
モードが設定されているか否か判断する。設定されてい
ない場合には、送信動作は行わずに直接上記ステップA0
3に至り、以後キー処理及び計時処理を必要に応じて行
ってこの処理を終了する。
上記ステップA07でF1レジスタにフラグ「1」がセッ
トしてあり、送信モードが設定されていると判断する
と、続いてステップA08に進み、レジスタエリア46aのN
レジスタの内容を判別する。このNレジスタは上述した
如く送信データ量を判別するためのものであり、その内
容が「0」であると判別した際には次にステップA09に
進み、RAM46の電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ
46c及びフリーデーターメモリ46dの各メモリに記憶保持
しているデータをすべて読出して上記第8図(B)に示
したような実データを作成し、その先頭に上記第8図
(A)に示したモードデータを、末尾に上記第8図
(C)に示した終了データをそれぞれ付加して順次通信
回路部47から送出して外部機器52へのデータ送信を実行
させる。
このデータ送信の際の処理について第11図を用いて述
べる。
データ送信時にはまずステップC01に示すように全転
送量データを第8図(A)に示したモードデータの構成
で送信する。その後、ステップC02で相手側の外部機器5
0から送られてくるONコードの有無により、データ送信
を続行するか否かを判断する。しかして、ONコードを受
信すると、続いてステップC03で、実データが何のモー
ドであるかを示すモードデータ、実データ及び終了デー
タをそれぞれ上記第8図(A)〜(C)に示したデータ
ブロック構成で生成し、これをもってこの第11図の送信
処理を終了する。
また、ステップA08でNレジスタの内容が「1」であ
ると判断した場合は、次にステップA10に進んでRAM46の
電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリー
データメモリ46dのうち、モードレジスタMの内容で指
示されるメモリに記憶保持しているデータをすべて読出
して順次通信回路部47に送出し、ここで上記第11図の処
理に従って上記第8図に示したようなデータブロックを
作成して外部機器50へのデータ送信を実行させる。
さらに、ステップA08でNレジスタの内容が「2」で
あると判断した場合は、次にステップA11に進んでRAM46
の電話番号メモリ46b、スケジュールメモリ46c及びフリ
ーデータメモリ46dのうち、モードレジスタMの内容で
指示されるメモリの、ポインタ部Pのポインタに指示さ
れる位置に記憶保持しているデータ1組のみを読出して
通信回路部47に送出し、ここで上記第11図の処理に従っ
て上記第8図に示したようなデータブロックを作成して
外部機器50へのデータ送信を実行させる。
ステップA09〜A11のいずれかの処理によりデータの送
信を実行すると、次に上記ステップA03からの処理に至
る。
なお、メモリに予め記憶されており、受信したデータ
と共に編集されるデータとしては、以前に受信したデー
タであっても、またデータ入力スイッチを設け、このデ
ータ入力スイッチによって入力されたデータであっても
よい。
また、上記実施例では有線によりデータの授受を行な
うようにしたが、無線、赤外線、超音波等で授受させる
ようにしてもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上詳記した如くこの考案によれば、受信データの先
頭に付される受信データ総量を示す総量データを記憶す
ると共にデータメモリの空き領域量を検索し、総量デー
タと空き領域量とを比較して受信データのデータメモリ
への格納の可否を判断し、そのままではデータメモリが
オーバーフローして格納ができない場合にそれを表示出
力してデータ転送を一時停止させるようにしたので、実
際のデータ転送の前に受信側の機器のデータメモリがオ
ーバーフローするか否かを判別可能な通信機能付電子機
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は外観
構成を示す平面図、第2図は同側面図、第3図は外部接
続される電子手帳の外観を示す斜視図、第4図はコネク
タ部の具体構造を示す断面図、第5図は電子回路の構成
を示すブロック図、第6図は第5図のRAMの構成を示す
図、第7図はデータ通信で送受されるデータブロックの
基本フォーマットを示す図、第8図(A)はモードデー
タのデータフォーマットを示す図、第8図(B)は実デ
ータのデータフォーマットを示す図、第8図(C)は終
了データのデータフォーマットを示す図、第9図はデー
タ処理全体の内容を示すフローチャート、第10図は第9
図の受信処理の内容を示すフローチャート、第11図は第
9図のデータ送信の処理内容を示すフローチャート、第
12図はデータ受信時のデータメモリのオーバーフロー表
示例を示す図である。 11……腕時計ケース、12……時計ガラス、13……液晶デ
ィスプレイ、14……コネクタ部、15……長孔、16……ピ
ン、21……電子手帳、22……液晶表示部、23……数値/
四則演算キー、24……文字キー、25,27……ケーブル、2
6……インターフェイス、31……パイプ、32……ばね、3
3,38……防水パッキン、34……ピン抜け防止部材、35…
…端子、36……ジャック、37……裏蓋、41……発振回
路、42……分周/タイミング信号部、43……制御部、44
……キー入力部、45……ROM、46……RAM、46a……レジ
スタエリア、46b……電話番号メモリ、46c……スケジュ
ールメモリ、46d……フリーデータメモリ、46e……ワー
クエリア、47……通信回路部、48……表示部、49……表
示部、50……外部機器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から送られてきた受信データをデータ
    メモリに記憶する通信機能付電子機器において、 受信データの先頭に配される受信データ総量を示す総量
    データを記憶する総量データ記憶手段と、 上記データメモリの空き領域量を判別する検索手段と、 この検索手段で得られた上記空き領域量と上記総量デー
    タ記憶手段に記憶される総量データとを比較して上記受
    信データの上記データメモリへの格納の可否を判断する
    比較判断手段と、 この比較判断手段による判断結果を表示出力する表示制
    御手段と を具備したことを特徴とする通信機能付電子機器。
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