JPH0726657B2 - 摩擦クラッチ - Google Patents

摩擦クラッチ

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JPH0726657B2
JPH0726657B2 JP1071288A JP7128889A JPH0726657B2 JP H0726657 B2 JPH0726657 B2 JP H0726657B2 JP 1071288 A JP1071288 A JP 1071288A JP 7128889 A JP7128889 A JP 7128889A JP H0726657 B2 JPH0726657 B2 JP H0726657B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D67/00Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
    • F16D67/02Clutch-brake combinations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝動上手側の第1軸と、伝動下手側の第2軸
とを同軸芯に配置し、第1軸に対して第2軸の側に開放
し、かつ、複数の第1摩擦板が備えられるクラッチケー
スを設け、第2軸に対して第1摩擦板夫々の間に配置さ
れる第2摩擦板が備えられるホルダ及び、第1摩擦板、
第2摩擦板を圧接する圧縮バネを設け、この圧縮バネの
端部をクラッチケースの開放側位置で支持し、かつ、レ
リーズベアリングを介して伝動の遮断操作力が作用する
板状のシフト部材を設けてある摩擦クラッチに関し、詳
しくは、該摩擦クラッチを切り操作した際に動力を完全
に遮断するための技術に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記のように構成された摩擦クラッチとしては、
実開昭62−86421号公報に示されるものが存在し、この
従来例ではクラッチを切り操作した際に動力を完全に遮
断するために、即ち、第1、第2摩擦板同士の間に存在
する潤滑油の粘性等により、これら第1、第2摩擦板の
間で動力が伝えられる現象を阻止するために、クラッチ
の切り操作と連係して静止系のディスク状部材をホルダ
の側面に圧接して制動力を作用させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来例ではクラッチの切り操作と連係して
ホルダの側面に圧接するディスク状部材がクラッチの入
り切りを行う操作部材の位置からホルダの位置にまで亘
る大きさを必要とするため、ディスク状部材を大型化す
ることにも繋りやすく、又、従来例のクラッチでは、デ
ィスク状部材がホルダの側面に接触して制動力を作用さ
せるため、即ち、単一の面に対する接触により制動力を
作用させるので、例えば、クラッチケースが高速で回転
している場合には制動を充分に行えないこともあり改善
の余地がある。
本発明の目的は、切り操作時にはできるだけ確実に動力
の遮断を行い得る摩擦クラッチを小型に構成する点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、前記のようにクラッチケース、第1、
第2摩擦板、ホルダ等を有する摩擦クラッチにおいて、
前記第1軸、第2軸の軸芯に沿う方向視で前記シフト部
材の外端部を前記レリーズベアリングと接当する内端部
位と略等しい板厚で前記ホルダの外端部と重複する位置
まで延設すると共に、この延設部との外端部との間に挟
み込まれる位置に設定して、前記軸芯周りでの回転が不
能な摩擦材を該摩擦クラッチの固定系に対して支持し、
シフト部材が伝動の遮断を行う位置まで操作された際
に、延設部、摩擦材、及び、ホルダの外端部夫々を圧接
するべく、夫々の間の間隙の距離を設定して成る点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴によると、クラッチの切り操作時には必ず操作
されるシフト部材の延設部と、ホルダとが摩擦材を挾み
込むことになるので、摩擦材からの制動力がシフト部材
の延設部とホルダとの2部材を介して第2軸に作用し
て、該第2軸を制動するものとなり、更に、この構造で
は板状のシフト部材の延設部の板厚を、その内端部位と
略等しくしてあるので、本来高強度に形成され、かつ、
強力な力で操作されるシフト部材の操作力を弱めずに延
設部まで伝えて大径の部位で強力な制動力として利用す
ることが可能となる。
又、この摩擦クラッチでは従来例のように大径のディス
ク状部材を必要としないばかりで無く、シフト部材の兼
用化で部品数の低減が可能となり、しかも、シフト部材
を所定の操作力で操作した場合には、この操作力と等し
い圧力がシフト部材の延設部、及び、ホルダを介して摩
擦材の両面に作用するので、従来例の構造のものと比較
して2倍の制動力を得ることになる。
〔発明の効果〕
従って、摩擦クラッチの切り操作時には強い制動力で、
確実に動力の遮断を行い得る制動系が小型に構成された
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように車体前部のボンネット(1)の内部
にエンジン(2)とラジエータ(3)とを設けると共
に、車体後部にエンジン(2)からの動力が伝えられる
主クラッチハウジング(4)と伝動ケース(5)とを連
結状態で設け、この伝動ケース(5)からの変速動力を
前後の車輪(6),(7)に伝える伝動系を設け、更
に、車体中央部にステアリングハンドル(8)及び、運
転座席(9)を設けて農用トラクタを構成する。
第1図に示すように前記主クラッチハウジング(4)に
は多板式摩擦クラッチ(C)が内装され、このクラッチ
(C)は入力軸(10)からギヤ伝動機構(11)を介して
動力が伝えられる第1軸(12)と、前記伝動ケース
(5)に動力を伝える第2軸(13)とを同軸芯に配置し
て成ると共に、第1軸(12)には後方向に向けて開放
し、かつ、複数の第1摩擦板(14)‥を備えたクラッチ
ケース(15)が設けられ、第2軸(13)には、前記第1
摩擦板(14)‥夫々の間に配置される複数の第2摩擦板
(16)‥を備えたホルダ(17)がスプライン嵌合状態で
設けられ、更に、この第2軸(13)には、ホルダ(17)
の圧接片(17a)との間で第1、第2摩擦板(14)‥,
(16)‥を圧接するようホルダ(16)に対しスライド自
在に支持される挾圧部材(18)と、この挾圧部材(18)
とホルダ(17)との間に介装される圧縮バネ(19)と、
この圧縮バネ(19)の挾圧部材(18)の側の反力点を形
成する板状のシフト部材(20)と、このシフト部材(2
0)に対しレリーズベアリング(21)を介して連係され
るスリーブ(22)と、このスリーブ(22)を操作するた
め操作軸(23)に設けられた操作アーム(24)とを有し
て成り、操作アーム(24)の非操作時には、圧縮バネ
(19)の付勢力により前記圧接片(17a)と挾圧部材(1
8)との間に第1、第2摩擦板(14)‥,(16)‥を挾
み込んで第1軸(12)から第2軸(13)へ動力を伝え、
又、操作アーム(24)の操作時にはスリーブ(22)から
の操作力がレリーズベアリング(21)を介してシフト部
材(20)に伝えられ、このシフト部材(20)が前記圧縮
バネ(19)の付勢力に抗して押圧作動することにより、
挾圧部材(18)が前記圧接片(17a)から離間する方向
にシフトされる結果第1軸(12)から第2軸(13)への
伝動が遮断されるように構成される。
又、このクラッチ(C)では伝動の遮断時において第
1、第2摩擦板(14)‥,(16)‥の間の潤滑油の粘性
等により第2軸(13)に動力が伝えられることを阻止す
るため、クラッチ(C)の切り操作に連係して第2軸
(13)の側に制動力を作用させる制動系を備えている。
即ち、第2図及び第3図に示すように、前記シフト部材
(20)が圧縮バネ(19)を受け止める部位より外端部
に、前記レリーズベアリング(21)と接当する内端部位
と略等しい板厚で延設部(20a)が形成され、この延設
部(20a)と前記ホルダ(17)の圧接片(17a)の外面と
の間にリング状の摩擦材(25)が配置され、この摩擦材
(25)は主クラッチハウジング(4)の内部の支持材
(26)に回転を阻止される状態に係合されている。
そして、クラッチ(C)の切り操作時には延設部(20
a)のホルダ側への移動により、この延設部(20a)と圧
接片(17a)の外面との間に摩擦材(25)を挾み込んで
ホルダ(17)の回動を阻止することで第2軸(13)の回
動を阻止できるように構成されている。
尚、この制動系では摩擦材(25)の脱落を防止するため
ホルダ(17)には多数のピン(27)‥が立設されてい
る。
第4図及び第5図に示すように、この農用トラクタでは
ボンネット(1)の後部には遮音板(28)が設けられ、
この遮音板(28)の位置を基準にしてエンジン(2)の
側にエアークリーナ(29)、運転座席(9)の側に消音
ケース(30)夫々が配置され、この消音ケース(30)は
屈曲成形したパイプ材(31)を介して、ボンネット後部
の空間(S)から吸込まれた空気が送り込まれると共
に、中間パイプ(32)を介して前記エアークリーナ(2
9)空気を送り込むように構成されている。
因みに、消音ケース(30)は内部が空洞になっており、
この消音ケース(30)の後方にはステアリング操作軸
(33)が配置されている。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、田植機、耕耘機等の
作業車に適用することを可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入によより本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る摩擦クラッチの実施例を示し、第1
図は該摩擦クラッチの断面図、第2図は制動状態におけ
る摩擦板等の断面図、第3図は摩擦板、支持材の係合を
表す図、第4図は農用トラクタの概略全体側面図、第5
図は消音ケースの配置を表す断面図である。 (12)……第1軸、(13)……第2軸、(14)……第1
摩擦板、(15)……クラッチケース、(16)……第2摩
擦板、(17)……ホルダ、(19)……圧縮バネ、(20)
……シフト部材、(20a)……延設部、(21)……レリ
ーズベアリング、(25)……摩擦材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝動上手側の第1軸(12)と、伝動下手側
    の第2軸(13)とを同軸芯に配置し、第1軸(12)に対
    して第2軸(13)の側に開放し、かつ、複数の第1摩擦
    板(14)が備えられるクラッチケース(15)を設け、第
    2軸(13)に対して第1摩擦板(14)‥夫々の間に配置
    される第2摩擦板(16)‥が備えられるホルダ(17)及
    び、第1摩擦板(14)‥、第2摩擦板(16)‥を圧接す
    る圧縮バネ(19)を設け、この圧縮バネ(19)の端部を
    クラッチケース(15)の開放側位置で支持し、かつ、レ
    リーズベアリング(21)を介して伝動の遮断操作力が作
    用する板状のシフト部材(20)を設けてある摩擦クラッ
    チであって、 前記第1軸(12)、第2軸(13)の軸芯に沿う方向視で
    前記シフト部材(20)の外端部を前記レリーズベアリン
    グ(21)と接当する内端部位と略等しい板厚で前記ホル
    ダ(17)の外端部と重複する位置まで延設すると共に、
    この延設部(20a)とホルダ(17)の外端部との間に挟
    み込まれる位置に設定して、前記軸芯周りでの回転が不
    能な摩擦材(25)を該摩擦クラッチの固定系に対して支
    持し、シフト部材(20)が伝動の遮断を行う位置まで操
    作された際に、延設部(20a)、摩擦材(25)、及び、
    ホルダ(17)の外端部夫々を圧接するべく、夫々の間の
    間隙の距離を設定して成る摩擦クラッチ。
JP1071288A 1989-03-22 1989-03-22 摩擦クラッチ Expired - Lifetime JPH0726657B2 (ja)

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DE69005494T DE69005494T2 (de) 1989-03-22 1990-03-21 Reibungskupplung.
EP90105384A EP0389957B1 (en) 1989-03-22 1990-03-21 Friction clutch

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