JPH07263872A - 操作部ロック機構 - Google Patents

操作部ロック機構

Info

Publication number
JPH07263872A
JPH07263872A JP7448994A JP7448994A JPH07263872A JP H07263872 A JPH07263872 A JP H07263872A JP 7448994 A JP7448994 A JP 7448994A JP 7448994 A JP7448994 A JP 7448994A JP H07263872 A JPH07263872 A JP H07263872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
main body
shaft
locked
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7448994A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Yokota
修一 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP7448994A priority Critical patent/JPH07263872A/ja
Publication of JPH07263872A publication Critical patent/JPH07263872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動や衝撃の影響を受けてロック状態が解除
されるのを防止して、パネルを本体に確実に係止できる
ようにした操作部ロック機構を提供する。 【構成】 ロック爪6をシャフト7に対して回動自在に
取り付け、上記シャフト7をパネル1又は本体2正面に
対して垂直方向Vに移動可能に、本体2に取り付けるよ
うにする。振動や衝撃が加わった際シャフト7が垂直方
向Vに移動して、回動しないので、パネル1の突起5と
本体2のロック爪6とのロック状態は解除されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響機器の操作
部を構成するパネルを本体に着脱自在に係止する操作部
ロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】カセットテーププレーヤ等の音響機器を
自動車のような移動体に搭載して自動車を離れる場合、
音響機器の盗難を防止するために、機器の一部分例えば
操作部を構成するパネルを取り外して携帯することが行
われている。この場合、操作部を構成するパネルは本体
に対して着脱自在に係止する必要があるので、操作部ロ
ック機構によって取り付けられる。
【0003】この操作部ロック機構の一例として、図5
に示したように、パネル11の底面の筒部14の内周面
に被ロック部としての突起15を設けると共に、本体1
2に上記突起15に係止可能なロック爪16をシャフト
17に対して回動自在に設け、このシャフト17をこの
両端がスプリング18を介して固定プレート19に取り
付けた構造が知られている。ここで、シャフト17と固
定プレート19との距離Lは一定に保たれるようになっ
ている。音響機器を使用する通常の状態では、突起15
とロック爪16とをロック状態にしてパネル11を本体
12に係止しておき、パネル11を取外す場合は、突起
15とロック爪16とのロック状態を解除するようにす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の操作
部ロック機構では、車両走行時に振動や衝撃が加わった
場合これらが原因でロック状態が解除され易いので、パ
ネルを本体に確実に係止するのが困難であるという問題
がある。
【0005】すなわち、従来においては図5の(A)に
示すように、突起15とロック爪16とをロックしてパ
ネル11が本体12に係止されている状態で、振動や衝
撃が加わって(B)に示すようにパネル11が上方に引
っ張られると、ロック爪16がシャフト17を支点とし
て(C)、(D)に示すように徐々に時計方向に回動す
るようになるので、遂には(E)に示すようにロック爪
16は突起15から外れてしまうため、ロック状態が容
易に解除されてしまうようになる。これは、特にパネル
11に反りやねじれが生じている場合に著しくなる。
【0006】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、振動や衝撃の影響を受けてロック状態が解
除されるのを防止して、パネルを本体に確実に係止でき
るようにした操作部ロック機構を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係わる本発明は、操作部を構成するパネル
又はパネルによって操作される本体の一方に被ロック部
を設けると共に、他方にロック爪を設け、上記被ロック
部とロック爪とによりパネルを本体に係止する操作部ロ
ック機構において、上記ロック爪をシャフトに対して回
動自在に取り付け、上記シャフトをパネル又は本体正面
に対して垂直方向に移動可能に上記他方に取り付けたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1に係わる本発明の構成によれば、ロッ
ク爪をシャフトに対して回動自在に取り付け、上記シャ
フトをパネル又は本体正面に対して垂直方向に移動可能
に、パネル又は本体に取り付けるようにしたので、振動
や衝撃の影響を受けてロック状態が解除されるのを防止
することができる。よって、パネルを本体に確実に係止
できるようになる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係わる操作部ロック機構の実施例を
示す断面図で、図2は本発明に係る操作部ロック機構の
実施例を示す斜視図で、1は操作部を構成するパネル、
2は音響機器を内蔵した本体、2aは本体2の前面に固
定された本体前面プレートである。パネル1は各種操作
釦等が取り付けられる基板3を内蔵し、このパネル1の
底面には内部に突出する筒部4が設けられて、この筒部
4の内周面には水平方向に被ロック部として作用する突
起5が設けられている。
【0010】本体前面プレート2aのパネル1が装着さ
れる面には上記筒部4内に挿入可能なロック爪6が裏面
より突設され、このロック爪6はシャフト7に対して回
動自在に取り付けられて、このシャフト7はパネル1又
は本体前面プレート2a正面に対して垂直方向Vに移動
可能にスプリング8を介して本体前面プレート2a裏面
とビス2bにより本体前面プレート裏面に固定された固
定プレート9との間に保持されている。すなわち、本発
明におけるシャフト7はこの両端と固定プレート9との
距離Lが一定ではなく、移動可能に取り付けられている
点が従来と異なっている。
【0011】次に、図3を参照して本実施例の動作を説
明する。図3の(A)に示すように、突起5とロック爪
6とをロックしてパネル1が本体前面プレート2aに係
止されている状態で、振動や衝撃が加わって(B)に示
すようにパネル1が上方に引っ張られると、シャフト7
は垂直方向Vに上向きに移動する。そして、さらにパネ
ル1が上方に引っ張られても(C)、(D)に示すよう
に、シャフト7はさらに垂直方向Vに上向きに移動する
だけで、シャフト7は従来のように回動しない。従っ
て、振動や衝撃がなくなった状態では、(E)に示した
ようにスプリング8の付勢力によって、パネル1は再び
(A)と同様に本体2に引き付けられて突起5とロック
爪6とのロック状態が継続する。従って、パネル1は本
体前面プレート2aから外れることはない。
【0012】図4は本実施例において、振動や衝撃が加
わる前の状態を示す断面図(図1と直交する位置の構
造)を示し、図5は本実施例において、振動や衝撃が加
わってパネル1が上方に引っ張られた状態を示してい
る。図5から明らかなように、パネル1と本体前面プレ
ート2aとの間に隙間10が生じてもパネル1はロック
状態が解除されることなく、本体2に係止される。
【0013】このように本実施例によれば、ロック爪6
をシャフト7に対して回動自在に取り付け、上記シャフ
ト7をパネル1又は本体2正面に対して垂直方向Vに移
動可能に、本体2に取り付けるようにしたので、振動や
衝撃の影響を受けてロック状態が解除されるのを防止す
ることができる。よって、パネル1を本体2に確実に係
止できるようになる。また、本実施例によれば、シャフ
ト7を垂直方向Vに移動可能に構成したことにより、振
動や衝撃が加わった際ダンパーの働きを持たせることが
できるので、さらに振動や衝撃に対して強くすることが
できる。さらに、振動や衝撃が加わった際にロック爪6
が傾斜してロック状態を維持するため、パネル1に多少
反りやねじれがあっても、ロック状態は解除されない。
さらにまた、本実施例は従来例に比較して特に余分な部
品を使用する必要はないので、コストアップを避けて目
的を達成することができる。
【0014】なお、本文実施例ではパネルに被ロック部
を設けると共に、本体にロック爪を設ける例で説明した
が、これに限らず被ロック部及びロック爪は各々逆の配
置にしても良く、これによっても同様な効果を得ること
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係わる本発
明によれば、ロック爪をシャフトに対して回動自在に取
り付け、上記シャフトをパネル又は本体正面に対して垂
直方向に移動可能に、パネル又は本体に取り付けるよう
にしたので、振動や衝撃の影響を受けてロック状態が解
除されるのを防止して、パネルを本体に確実に係止でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作部ロック機構の実施例を示す断面
図である。
【図2】本発明の操作部ロック機構の実施例を示す斜視
図である。
【図3】本実施例の動作を説明する断面図である。
【図4】本実施例の動作を説明する断面図である。
【図5】本実施例の動作を説明する断面図である。
【図6】従来例の動作を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 本体 5 突起(被ロック部) 6 ロック爪 7 シャフト 8 スプリング 10 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部を構成するパネル又はパネルによ
    って操作される本体の一方に被ロック部を設けると共
    に、他方にロック爪を設け、上記被ロック部とロック爪
    とによりパネルを本体に係止する操作部ロック機構にお
    いて、上記ロック爪をシャフトに対して回動自在に取り
    付け、上記シャフトをパネル又は本体正面に対して垂直
    方向に移動可能に上記他方に取り付けたことを特徴とす
    る操作部ロック機構。
JP7448994A 1994-03-18 1994-03-18 操作部ロック機構 Pending JPH07263872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7448994A JPH07263872A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 操作部ロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7448994A JPH07263872A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 操作部ロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07263872A true JPH07263872A (ja) 1995-10-13

Family

ID=13548766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7448994A Pending JPH07263872A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 操作部ロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07263872A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098469A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Yazaki Corp ブロックの固定装置
JPH10233586A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Nec Yonezawa Ltd 筐体の載置結合装置
JP2002141677A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Pioneer Electronic Corp 電子機器
JP2004320044A (ja) * 2004-05-25 2004-11-11 Pioneer Electronic Corp 電子機器
JP2019002165A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 コベルコ建機株式会社 作業機械

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098469A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Yazaki Corp ブロックの固定装置
JPH10233586A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Nec Yonezawa Ltd 筐体の載置結合装置
JP2002141677A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Pioneer Electronic Corp 電子機器
JP2004320044A (ja) * 2004-05-25 2004-11-11 Pioneer Electronic Corp 電子機器
JP2019002165A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 コベルコ建機株式会社 作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0454279B1 (en) Open car
US8083291B2 (en) Vehicle seat
US6398168B1 (en) Apparatus for operating the front panel of a car audio system
JPH07263872A (ja) 操作部ロック機構
JP2001010414A (ja) 車載用音響機器の操作パネル反転機構
JP3268476B2 (ja) パネル着脱機構
JP3896028B2 (ja) 開閉ロック装置
JP2935731B2 (ja) コンソールリッド
JP2001207695A (ja) 自動車のインサイドハンドル装置
JP3129939B2 (ja) ロックノブのクリック機構
JP2000282721A (ja) キーシリンダの取付構造
JP2589262Y2 (ja) 操作部着脱装置
JP2006290006A (ja) パネル着脱機構およびこのパネル着脱機構を用いた音響装置。
JP3820014B2 (ja) 車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構
JP3698595B2 (ja) 操作部材の着脱装置
KR20030070949A (ko) 자동차 글로브 박스의 록킹장치
JPS6342050Y2 (ja)
JPH0774478A (ja) ラッチ装置
JP2006182204A (ja) ステアリングロック装置
JPH0717332A (ja) 着脱ユニットの盗難防止装置
JP2000002032A (ja) 自転車用馬蹄錠
KR0133116Y1 (ko) 버스용 창문 잠금장치
JPH0369434B2 (ja)
KR0161575B1 (ko) 자동차의 인스트루먼트 패널 중앙커버 자동 차폐장치
JP4021020B2 (ja) 車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831