JPH07261470A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07261470A
JPH07261470A JP6050141A JP5014194A JPH07261470A JP H07261470 A JPH07261470 A JP H07261470A JP 6050141 A JP6050141 A JP 6050141A JP 5014194 A JP5014194 A JP 5014194A JP H07261470 A JPH07261470 A JP H07261470A
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雅司 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送ベルトの耐電圧を考慮しなくとも、各色の
色重ね時に色ズレの発生を防止し、紙詰まりの発生を防
止し、多湿環境において転写材の抵抗値の低下により十
分な吸着が行われないことを防ぐ。 【構成】吸着ローラ24に静電吸着用バイアス電圧を印
加し、吸着ローラ24の上流側に設けた前帯電ローラ2
2により、搬送ベルト11の表面に静電吸着用バイアス
電圧と異極性(転写用バイアス電圧と同極性)の前帯電
バイアス電圧を印加する。用紙Pがこれらバイアス電圧
によって生じる電界の作用により搬送ベルト11に静電
吸着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式のカラー
複写機、カラープリンタ等の像担持体上に現像された現
像剤像を、半導電性転写ベルトにより被転写材を搬送し
ながら順次多重転写して画像を形成する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフルカラーの画像を形成する方法
として、4本の感光体を水平に並べ、それぞれの感光体
に接するように被転写材を搬送する絶縁性ベルトとコロ
ナチャージャーを用いた転写装置が実用化されている。
しかしながら、この方式では、転写電圧が6kVから9
kVと非常に高圧で危険であり、また人体に有害なオゾ
ンが大量発生する。さらに、転写材をベルトにより搬送
する際に位置ズレを生じ、多重転写の結果色ズレを生じ
るという問題がある。
【0003】また、トナー像の転写と同時に電気絶縁性
ベルトの帯電により転写材をベルト上に吸着させて搬送
する(特開昭49−62135 号公報)、誘電性ベルトの感光
体とは反対側面を、転写位置またはそれ以前に帯電し、
感光体上の現像像を転写材に転写し感光体表面から分離
する(特開昭49−89537 号公報)等の転写材の吸着に関
する方法が知られている。しかし、これらの方法はとも
に、絶縁性ベルトであるため吸着帯電するとベルトが帯
電し、除電器によるベルトの除電プロセスが必要であ
る。
【0004】そこで、1〜2kVの電圧で転写が行え、
且つ、オゾンの発生が少ない転写方式として、導電性ロ
ーラと、導電性カーボンを絶縁性樹脂に分散した半導電
性ベルトから構成される転写装置が提案されている(特
公昭60−10625 号公報及び特開平4−280530号公報)。
この半導電性ベルトは電荷が蓄積し続けることがないた
め、除電器が不要であるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したいずれの方式
においても、転写材を搬送ベルトに吸着させて搬送する
必要がある。その理由は、転写材の吸着が十分でない
と、転写材の位置ズレにより各色の色重ね時に色ズレが
発生し、転写材の先端部が搬送ベルトから浮いていると
感光体と当接されている転写部に突入する際にうまく突
入されず紙詰まりが発生する問題点があるからである。
また転写材の吸着を行う手段を設けても、従来方法では
特に多湿環境において転写材の抵抗値の低下により十分
な吸着が行われないという問題があった。このことか
ら、吸着用のバイアス電圧を高めることが考えられる
が、搬送ベルトの耐電圧が4kV程度と限度があるた
め、バイアス電圧にも限度がある。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、搬送ベルトの耐電圧に支
障をきたすことなく、多湿環境において転写材の抵抗値
が低下した場合においても転写材を搬送ベルトに確実に
吸着させて、色ズレの発生、紙詰まりの発生を防止する
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、現像剤像
を形成した像担持体に転写材を搬送するベルト状の搬送
手段(例えば、単位面積当りの厚さ方向の抵抗値が10
14Ω・cm2 〜1017Ω・cm2 の絶縁性を有する搬送
手段)と、前記像担持体に搬送された転写材に、像担持
体に形成された現像剤像を転写させる転写手段と、転写
手段に転写用バイアス電圧を印加するバイアス電圧印加
手段と、前記転写手段の上流側に配置され、転写材を搬
送手段に静電吸着させる吸着手段と、吸着手段に、転写
用バイアス電圧と異極性の静電吸着用バイアス電圧を印
加するバイアス電圧印加手段と、前記吸着手段の上流側
に配置され、搬送手段の表面を前帯電する手段と、この
前帯電手段に転写用バイアス電圧と同極性の前帯電バイ
アス電圧を印加する前帯電バイアス電圧印加手段と、を
備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0008】第二の発明は、現像剤像を形成した像担持
体に転写材を搬送するベルト状の搬送手段(例えば、単
位面積当りの厚さ方向の抵抗値が108 Ω・cm2 〜1
13Ω・cm2 の半導電性を有する搬送手段)と、この
搬送手段に巻装したローラ部材と、前記像担持体に搬送
された転写材に、像担持体に形成された現像剤像を転写
させる転写手段と、転写手段に転写用バイアス電圧を印
加するバイアス電圧印加手段と、前記転写手段の上流側
に前記ローラ部材と対向して配置され、転写材を搬送手
段に静電吸着させる吸着手段と、吸着手段に、転写用バ
イアス電圧と異極性の静電吸着用バイアス電圧を印加す
るバイアス電圧印加手段と、前記ローラ部材に転写用バ
イアス電圧と同極性のバイアス電圧を印加するバイアス
電圧印加手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装
置である。
【0009】
【作用】第一の発明によれば、吸着手段の上流側に搬送
手段の表面を前帯電する手段を設け、この前帯電手段に
静電吸着用バイアス電圧と異極性(転写用バイアス電圧
と同極性)の前帯電バイアス電圧を印加することにより
搬送手段の表面を吸着バイアス電圧と異極性に帯電する
ので、前帯電を行わない場合よりもその吸着力を高める
ことができる。しかも、前帯電を行わない場合は、搬送
手段と転写材との間の厚さに依存するため、形成される
電界が低くなるが、本発明によれば、転写材のみの厚さ
に依存するため、形成される電界は、相対的に高くな
る。この結果、転写手段の耐電圧をあまり考慮すること
なく、多湿環境においても十分な吸着が行え、転写材の
搬送を確実に行うことができ、多重転写による色重ね時
の色ズレがなく、高画質のカラー画像が得られる。
【0010】又、第二の発明よれば、ローラ部材に静電
吸着用バイアス電圧と異極性(転写用バイアス電圧と同
極性)のバイアス電圧を印加するので、その吸着力を高
めることができる。
【0011】
【実施例】
実施例1:絶縁性ベルト 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す概略
断面図である。
【0012】図1において、像担持体である感光体ドラ
ム1aは、例えばφ40mm×L266mmの円筒形の
積層型有機感光体で、図示矢印方向へ回転可能に設けら
れている。
【0013】この感光体ドラム1aの周囲には回転方向
に沿って以下のものが配設されている。すなわち、感光
体ドラム1aを一様に帯電させる導電性ゴムローラから
なる帯電ローラ5aが感光体ドラム1aの表面に接触し
て設けられ、この帯電ローラ5aの下流側には帯電した
感光体ドラム1aに露光して静電潜像を形成する露光部
7aが設けられている。また露光部7aの下流には現像
剤を収納し、この現像剤で露光部7aにより形成された
静電潜像を現像する現像器9aが設けられている。現像
器9aの下流には感光体ドラム1aに対し、転写材であ
る用紙Pを搬送する搬送手段11が設けられている。
【0014】更に、感光体ドラム1aの用紙Pとの当接
位置よりも下流側にはブレードクリーニング装置17a
及び除電ランプ19aが設けられている。ブレードクリ
ーニング装置17aは後述する現像剤像の転写後に感光
体ドラム1a上に残留した現像剤をブレード21により
掻き落として除去するものである。また除電ランプ19
aは、転写後、感光体ドラム1aの表面を光除電するタ
ングステンランプである。この除電ランプ19aによる
除電により画像形成の1サイクルを終え、次に画像形成
する時に未帯電の感光体ドラム1aは再び帯電ローラ5
aより帯電される。
【0015】前記搬送手段11は感光体ドラム1aのド
ラム幅とほぼ等しい幅を有している。この搬送手段11
は環状ベルトの形態をとっており、搬送手段11の上流
側及び下流側の環状部分にはそれぞれローラ部材である
テンションローラ13及び駆動ローラ15が設けられて
いる。搬送手段11は、この環状部分においてテンショ
ンローラ13及び駆動ローラ15の外周に沿うようにテ
ンションローラ13及び駆動ローラ15に接触してい
る。なお、テンションローラ13から駆動ローラ15ま
での距離は約300mmである。テンションローラ13
及び駆動ローラ15は各々図示矢印i及びj方向に回転
可能に設けられている。駆動ローラ15の回転にともな
って搬送手段11が環状に送られることになる。搬送速
度は、感光体の回転速度と等しく制御されている。駆動
ローラ15に対向した位置には、SUS製の前帯電ロー
ラ22が当接されている。前帯電ローラ22へは、電源
43により、吸着バイアスとは逆極性のバイアスが印加
される。例えば、+1000VDC、3k Vpp(2k
Hz)のAC重畳DCバイアスが印加される。前帯電手
段は、ローラ以外にもブレードや、ブラシでも良い。ま
た、コロナチャージャーでも良い。
【0016】この搬送手段11の近傍には用紙Pを収容
する給紙カセット25が設けられている。この給紙カセ
ット25には用紙Pを1枚ずつピックアップするピック
アップローラ27が図示矢印f方向に回転可能に設けら
れている。ピックアップローラ27により取り出された
用紙Pの搬送方向で、搬送手段11の手前側に上ローラ
及び下ローラからなるレジストローラ対29が回転可能
に設けられている。レジストローラ対29は搬送される
用紙Pを感光体ドラム1aに形成された現像剤像の先端
が用紙Pの先端にくるようにタイミングをとって搬送手
段11へ送り出す。
【0017】送り出された用紙Pは、搬送手段11を挟
んでテンションローラ13と対向する位置で、搬送手段
に当接して設置された吸着ローラ24に搬送される。こ
の吸着ローラは、例えば、φ6mmSUS製の金属ロー
ラが当接されている。これは、導電性ゴムローラでも良
い。また、コロナチャージャーでも良い。
【0018】吸着ローラ24への電圧の供給は電源41
により行う。印加電圧は例えば−1.5kVである。吸
着のための印加電圧は高ければ高い程、ベルトに付与す
る電荷量が増え吸着力が増すが、ベルト材料の耐電圧性
の限界がある(耐電圧は3kV〜4kV程度)。
【0019】吸着ローラ24は、ベルトあるいは用紙P
の搬送方向と従動して回転する。用紙Pが吸着ローラ部
へ搬送されてくると同時に吸着バイアスを印加する。そ
れにより用紙P表面は負に帯電しベルト反対側(テンシ
ョンローラ13側)は正に帯電する。この電荷による静
電力で用紙Pを吸着することができる。
【0020】上述の感光体ドラム1a、帯電ローラ5
a、露光部7a、現像器9a、ブレードクリーニング装
置17a及び除電ランプ19aによってプロセスユニッ
ト100aが構成されている。
【0021】搬送手段11上には、テンションローラ1
3と駆動ローラ15との間に搬送方向に沿ってプロセス
ユニット100aの他、プロセスユニット100b、プ
ロセスユニット100c及びプロセスユニット100d
(以下プロセスユニット100a、プロセスユニット1
00b、プロセスユニット100c及びプロセスユニッ
ト100dを総称してプロセスユニット100とする)
を備えている。プロセスユニット100b、プロセスユ
ニット100c、プロセスユニット100dはいずれも
プロセスユニット100aと同様の構成をしている(従
って、符号の添字“a“を“b”〜“d”に代えた点を
除き同一構成に同一符号を付ける)。すなわち、感光体
ドラム1b、感光体ドラム1c及び感光体ドラム1d
(以下感光体ドラム1a、感光体ドラム1b、感光体ド
ラム1c及び感光体ドラム1dを総称して感光体ドラム
1とする)が各々のプロセスユニット100のほぼ中心
に設けられている。この感光体ドラム1の周囲には各々
帯電ローラ5b、帯電ローラ5c及び帯電ローラ5d
(以下帯電ローラ5a、帯電ローラ5b、帯電ローラ5
c及び帯電ローラ5dを総称して帯電ローラ5とする)
が設けられている。帯電ローラ5の下流側には露光部7
b、露光部7c及び露光部7d(以下露光部7a、露光
部7b、露光部7c及び露光部7dを総称して露光部7
とする);現像器9b、現像器9c及び現像器9d(以
下現像器9a、現像器9b、現像器9c及び現像器9d
を総称して現像器9とする);ブレードクリーニング装
置17b、ブレードクリーニング装置17c及びブレー
ドクリーニング装置17d(以下ブレードクリーニング
装置17a、ブレードクリーニング装置17b、ブレー
ドクリーニング装置17c及びブレードクリーニング装
置17dを総称してブレードクリーニング装置17とす
る);除電ランプ19b、除電ランプ19c及び除電ラ
ンプ19d(以下除電ランプ19a、除電ランプ19
b、除電ランプ19c及び除電ランプ19dを総称して
除電ランプ19とする)を設けた構成もプロセスユニッ
ト100aと同様である。異なる構成は、現像器に備え
られた現像剤で、例えばプロセスユニット100aには
イエロー、プロセスユニット100bにはマゼンタ、プ
ロセスユニット100cにはシアン、プロセスユニット
100dにはブラックの各色の現像剤が収容されている
点である。色の順番はこれに限られない。
【0022】カラー画像の出力の際は、搬送手段11を
搬送される用紙Pは各々の感光体ドラム1と順次接触す
る。この用紙Pと各々の感光体ドラム1との当接位置に
は、転写手段であるコロナチャージャー23a、コロナ
チャージャー23b、コロナチャージャー23c及びコ
ロナチャージャー23d(以下コロナチャージャー23
a、コロナチャージャー23b、コロナチャージャー2
3c及びコロナチャージャー23dを総称してコロナチ
ャージャー23とする)が各々の感光体ドラム1に1対
1に対応して設けられている。すなわちコロナチャージ
ャー23は対応する感光体ドラム1と搬送手段11との
当接位置で搬送手段11の背面側に設けられ、搬送手段
11を介して感光体ドラム1と対向するようになってい
る。また、コロナチャージャー23a、コロナチャージ
ャー23b、コロナチャージャー23c及びコロナチャ
ージャー23dは図では省略しているが電圧印加手段で
あるバイアス電源にそれぞれ接続されている。
【0023】ここで、このように構成された画像形成装
置の画像形成プロセスについて述べる。上述の4つのプ
ロセスユニットの各々の回転する感光体ドラム1がまず
AC重畳DCバイアスを印加し接触帯電ローラ5によっ
て一様に約−500Vに帯電される。
【0024】帯電ローラによって一様に帯電されたこの
感光体ドラム1は蛍光体により露光を行う固体走査ヘッ
ド(露光部7)から光照射され、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は現像器9により各色の予め十分に帯
電された現像剤により現像が行われる。
【0025】一方、用紙Pは給紙カセット25からピッ
クアップローラ27により取り出され、レジストローラ
対29へ送られる。レジストローラ対29は用紙Pの先
端に現像剤像の先端がくるように感光体ドラム1の回転
とタイミングをとった後、用紙Pを搬送手段11上へ送
り出す。
【0026】用紙Pが転写位置に搬送されてくると搬送
手段11には各々のコロナチャージャー23からバイア
ス電圧として例えば約6kVの電圧が印加される。バイ
アス電圧を印加することによって、感光体ドラム1と搬
送手段11との間に転写電界が形成される。従って、ま
ず感光体ドラム1a上の現像剤象が用紙P上に転写さ
れ、この現像剤象を担持した用紙Pは搬送されて感光体
ドラム1bに達する。感光体ドラム1bに形成された現
像剤像が、先に転写された現像剤像上に重ねて転写され
る。用紙Pは更に搬送されて、感光体ドラム1c、感光
体ドラム1dにおいても、同様に各色の現像剤像が転写
される。
【0027】このように、多重転写により形成された像
を担持した用紙Pは、搬送手段11から定着器33へ送
られる。定着器33は加熱ローラ35及び加圧ローラ3
7を有している。用紙Pは加熱ローラ及び加圧ローラと
の間を、像が加熱ローラと接触する状態で、通されるこ
とにより、用紙P上に定着される。
【0028】搬送手段から用紙Pが離れた後、ベルト表
面はブレードクリーニング16により表面をクリーニン
グされ、駆動ローラ15に対向した位置に当接されてい
る前帯電ローラ22により、ベルト表面の前帯電が行わ
れる。前帯電ローラ22へは、電源43により、吸着バ
イアスとは逆極性のバイアスが印加される。例えば、+
1000VDC、3k Vpp(2kHz)のAC重畳D
Cバイアスが印加される。
【0029】ここで、搬送手段として用いたベルト材料
について詳細に説明する。本搬送手段としてのベルト
は、転写材の搬送と現像剤の転写という2つの機能が要
求されるが、以下、単に転写ベルトと称する。
【0030】ベルト材料は、熱硬化性ポリイミドで、金
型に注入された後のイミド化反応によりシームレスで、
幅270mm、φ80mmの環状に成形される。膜厚
は、100μmである。そして、1014Ω・cm2 〜1
17Ω・cm2 の絶縁性を有する。
【0031】ベルト材料として、他にもポリカーボネイ
ト、ポリエチレンテフタレート(PET)、ポリテトラ
フルオロエチレン(テフロン)、ポリフッカビニリデン
(PVDF)等の樹脂や、合成された種々のポリマーア
ロイや前記の樹脂の多層構成のベルト等でも良い。
【0032】次に、図3に基づいて吸着手段に関する説
明をする。吸着力の測定は、図3のAに示すように用紙
Pを給紙し第4ステーションに到達したところで、ベル
ト搬送を停止し、ベルト搬送部を引き出し、用紙Pをバ
ネばかりにより用紙搬送方(水平方向)に引き、用紙と
ベルトとがズレを開始する限界力をバネばかりのメモリ
を読み吸着力として測定した。
【0033】吸着の原理について説明する。前帯電ロー
ラによるベルト表面の前帯電がない場合は、用紙の吸着
は吸着ローラのみにより吸着される。即ち、用紙が吸着
ローラに給紙されると吸着ローラに例えば−1.5kV
のバイアスが印加される。この時、用紙とベルト間に電
位差1.5kVの電界が形成される。紙表面は吸着ロー
ラによる微小ギャップでの放電により負に帯電され、ベ
ルト背面には正の電荷が誘起され正に帯電される。この
電荷の静電気力により、紙はベルトに吸着される。
【0034】次に前帯電ローラによる前帯電がある場合
を説明する。前帯電ローラ22により、吸着バイアスと
異極性のバイアスを印加する。例えば、DC(+200
0V)を印加した場合、ベルト表面は正(+1500
V)に帯電される。この状態で、吸着部に到達し、用紙
Pが給紙され吸着バイアス−1.5kVが印加される
と、ベルト表面の正の電位と吸着ローラの負の電位差に
より用紙(の厚さ分)に電界が形成される。この電界は
前帯電がない場合に比べ大きい。したがって、前帯電が
ある場合は用紙の帯電電位が大きくなり、より多くの電
荷が付与される。その結果吸着力は大きくなる。すなわ
ち用紙Pの厚さd、ベルト巾の厚さをlとすると前帯電
がない場合の電界は1.5kV/(d+l)、前帯電が
ある場合の電界は3kV/dとなる。
【0035】表1に、前帯電ローラ22及び吸着ローラ
24の印加バイアス条件と転写材の吸着力との関係を示
す。この表からもわかるように前帯電ローラによりベル
ト表面を吸着バイアスと逆極性に前帯電を行うと、吸着
力が増大していることがわかる。
【0036】
【表1】
【0037】(実施例2)次に本発明の実施例2を説明
する。図2は本発明のカラー画像形成装置の他の実施例
を示す概略断面図である。
【0038】図2において、像担持体である感光体ドラ
ム101aは、図示矢印方向へ回転可能に設けられてい
る。この感光体ドラム101aの周囲には回転方向に沿
って以下のものが配設されている。すなわち、感光体ド
ラム101aを一様に帯電させる導電性ゴムローラから
なる帯電ローラ105aが感光体ドラム101aの表面
に接触して設けられ、この帯電ローラ105aの下流側
には帯電した感光体ドラム101aに露光して静電潜像
を形成する露光部107aが設けられている。また露光
部107aの下流には現像剤を収納し、この現像剤で露
光部107aにより形成された静電潜像を現像する現像
器109aが設けられている。現像器109aの下流に
は感光体ドラム101aに対し、転写材である用紙Pを
搬送する搬送手段が設けられている。
【0039】更に、感光体ドラム101aの用紙Pとの
当接位置よりも下流側にはブレードクリーニング装置1
19a及び除電ランプ121aが設けられている。ブレ
ードクリーニング装置119aは後述する現像剤像の転
写後に感光体ドラム101a上に残留した現像剤をブレ
ード120により掻き落として除去するものである。ま
た除電ランプ121aは、転写後、感光体ドラム101
aの表面を光除電するタングステンランプである。この
除電ランプ121aによる除電により画像形成の1サイ
クルを終え、次に画像形成する時に未帯電の感光体ドラ
ム101aは再び帯電ローラ105aより帯電される。
【0040】搬送手段111は感光体ドラム101aの
ドラム幅とほぼ等しい幅を有している。この搬送手段1
11は環状ベルトの形態をとっており、搬送手段111
の上流側及び下流側の環状部分にはそれぞれテンション
ローラ113及び駆動ローラ115が設けられている。
この環状部分においてテンションローラ113及び駆動
ローラ115の外周に沿うように搬送手段111はテン
ションローラ113及び駆動ローラ115に接触してい
る。尚、テンションローラ113から駆動ローラ115
までの距離は約300mmである。テンションローラ1
31及び駆動ローラ115は各々図示矢印k及びl方向
に回転可能に設けられている。テンションローラ113
及び駆動ローラ115の回転にともなって搬送手段11
1が環状に送られることになる。
【0041】ここで、搬送手段として用いたベルト材料
ついて詳細に説明する。本搬送手段としてのベルトは、
転写材の搬送と現像剤の転写という2つの機能が要求さ
れるが、ここでは、単に転写ベルトという名称に今後統
一する。
【0042】この転写ベルトの組成は、導電性カーボン
粒子を25重量部混入した熱硬化性ポリイミド75重量
部よりなる転写ベルト111である。ベルト表面には、
テフロンの薄膜をコートしてある。幅250mm、φ8
0mmの環状に成形され、膜厚は、100μmである。
そして、ベルト1cm2 当たりの厚さ方向の電気抵抗値
は108 Ω・cm2 〜1013Ω・cm2 の半導電性を有
するが、上記材料では、1011Ω・cm2 である。ベル
トの膜厚は、例えば、100μmである。電気抵抗値の
測定は、重さ1kg重のステンレス製の電極でサンドウ
ィッチし、500Vの電圧を印加し、面積が7.1cm
2 の対向電極に流れる電流を測定して求めた。この時の
測定雰囲気は常温・常湿である。
【0043】ベルト材料としては、他にもポリカーボネ
イト、ポリエチレンテフタレート、ポリテトラフルオロ
エチレン(テフロン)、ポリフッカビニリデン(PVD
F)等の樹脂や、合成された種々のポリマーアロイ等で
も良い。
【0044】この搬送手段111の近傍には用紙Pを収
容する給紙カセット25が設けられている。この給紙カ
セット25には用紙Pを1枚ずつピックアップするピッ
クアップローラ27が図示矢印f方向に回転可能に設け
られている。ピックアップローラ27により取り出され
た用紙Pの搬送方向で、搬送手段111の手前側に上ロ
ーラ及び下ローラからなるレジストローラ対29が回転
可能に設けられている。レジストローラ対29は搬送さ
れる用紙Pを感光体ドラム1aに形成された現像剤像の
先端が用紙Pの先端にくるようにタイミングをとって搬
送手段111へ送り出す。
【0045】送り出された用紙Pは、搬送手段111を
挟んでテンションローラ13と対向する位置で、搬送手
段に当接して設置された吸着ローラ24に搬送される。
この吸着ローラは、φ6mmSUS製の金属ローラが当
接した。これは、導電性ゴムローラ(例えば、カーボン
分散ウレタンゴム等)でも良い。
【0046】吸着ローラ24への電圧の供給は電源14
3により行う。吸着ローラ24は、ベルトあるいは用紙
Pの搬送方向と従動して回転する。上述の感光体ドラム
110a、帯電ローラ105a、露光部107a、現像
器109a、ブレードクリーニング装置119a及び除
電ランプ121aによってプロセスユニット200aが
構成されている。
【0047】搬送手段111上には、テンションローラ
113と駆動ローラ115との間に搬送方向に沿ってプ
ロセスユニット200aの他、プロセスユニット200
b、プロセスユニット200c及びプロセスユニット2
00d(以下プロセスユニット200a、プロセスユニ
ット200b、プロセスユニット200c及びプロセス
ユニット200dを総称してプロセスユニット200と
する)を備えている。プロセスユニット200b、プロ
セスユニット200c、プロセスユニット200dはい
ずれもプロセスユニット200aと同様の構成をしてい
る。すなわち、感光体ドラム101b、感光体ドラム1
01c及び感光体ドラム101d(以下感光体ドラム1
01a、感光体ドラム101b、感光体ドラム101c
及び感光体ドラム101dを総称して感光体ドラム10
1とする)が各々のプロセスユニット200のほぼ中心
に設けられている。この感光体ドラム101の周囲には
各々帯電ローラ105b、帯電ローラ105c及び帯電
ローラ105d(以下帯電ローラ105a、帯電ローラ
105b、帯電ローラ105c及び帯電ローラ105d
を総称して帯電ローラ105とする)が設けられてい
る。帯電ローラ105の下流側には露光部107b、露
光部107c及び露光部107d(以下露光部107
a、露光部107b、露光部107c及び露光部107
dを総称して露光部107とする);現像器109b、
現像器109c及び現像器109d(以下現像器109
a、現像器109b、現像器109c及び現像器109
dを総称して現像器109とする);ブレードクリーニ
ング装置119b、ブレードクリーニング装置119c
及びブレードクリーニング装置119d(以下ブレード
クリーニング装置119a、ブレードクリーニング装置
119b、ブレードクリーニング装置119c及びブレ
ードクリーニング装置119dを総称してブレードクリ
ーニング装置119とする);除電ランプ121b、除
電ランプ121c及び除電ランプ121d(以下除電ラ
ンプ121a、除電ランプ121b、除電ランプ121
c及び除電ランプ121dを総称して除電ランプ121
とする)を設けた構成もプロセスユニット200aと同
様である。異なる構成は、現像器に備えられた現像剤
で、例えばプロセスユニット200aにはイエロー、プ
ロセスユニット200bにはマゼンタ、プロセスユニッ
ト200cにはシアン、プロセスユニット200dには
ブラックの各色の現像剤が収容されている点である。色
の順番はこれに限られない。
【0048】カラー画像の出力の際は、搬送手段111
を搬送される用紙Pは各々の感光体ドラム101と順次
接触する。この用紙Pと各々の感光体ドラム101との
当接位置には、転写手段である給電ローラ123a、給
電ローラ123b、給電ローラ123c及び給電ローラ
123d(以下給電ローラ123a、給電ローラ123
b、給電ローラ123c及び給電ローラ123dを総称
して給電ローラ123とする)が各々の感光体ドラム1
01に1対1に対応して設けられている。すなわち給電
ローラ123は対応する感光体ドラム101と搬送手段
111との当接位置で搬送手段111に背面接触して設
けられ、搬送手段111を介して感光体ドラム101と
対向するようになっている。この給電ローラ123は搬
出手段111の移動に従動して回転するようになってい
る。また、給電ローラ123は電圧印加手段であるバイ
アス電源141に接続されている。
【0049】ここで、このように構成された画像形成装
置の画像形成プロセスについて述べる。上述の4つのプ
ロセスユニットの各々の回転する感光体ドラム101が
まず帯電ローラによって一様に帯電されたこの感光体ド
ラム101は蛍光体により露光を行う固体走査ヘッド
(露光部107)から光照射され、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は現像器109により各色の予め十分
に帯電された現像剤により現像が行われる。
【0050】一方、用紙Pは給紙カセット25からピッ
クアップローラ27により取り出され、レジストローラ
対29へ送られる。レジストローラ対29は用紙Pの先
端に現像剤像の先端がくるように感光体ドラム1の回転
とタイミングをとった後、用紙Pを搬送手段111上へ
送り出す。
【0051】用紙Pが吸着ローラ24に到達すると同時
に、吸着ローラ24に吸着バイアスが、テンションロー
ラ113(給電ローラ123a〜123d)に転写バイ
アスが印加される。即ち、吸着ローラバイアスとして、
例えば印加電圧は−1.5kVとした。吸着のための印
加電圧は高ければ高い程、ベルトに付与する電荷量が増
え吸着力が増すが、ベルト材料の耐電圧性の限界がある
(大きくても3kV程度)。また転写バイアスは、+1
000Vを印加した。それにより用紙P表面は負に帯電
しベルト反対側(テンションローラ113側)は正に帯
電する。この電荷による静電気力で用紙Pを吸着するこ
とができる。
【0052】このようにテンションローラ側からバイア
スを印加することにより、吸着部での紙及びベルト間に
形成される電界が大きくなり、実施例1で説明した原理
と同様に紙の帯電電位が高くなり、付与される電荷量が
増大する。したがって、吸着力が増大する。また、テン
ションローラ113に印加するバイアスの電源を、転写
バイアスの電源と同一にすることにより、電源の数が少
なく且つ、せいぜい2kv程度の電源で良く、非常にコ
ストダウンが図れる。また、転写ベルトは、半導電性で
あるため、ベルトのチャージアップがなく、各ステーシ
ョンでの転写バイアスを高くしていく必要がなく、同一
電源で転写バイアスを印加できる。さらに、ベルト除電
のプロセスが不要である。以上のように、本発明によ
り、吸着力を増大させることにより色ズレを防止し且つ
非常に簡素な転写機構の転写装置を提供する。
【0053】用紙Pが転写位置に搬送されてくると搬送
手段111には、給電ローラ123からバイアス電圧と
して+1000Vの電圧が印加されている。バイアス電
圧を印加することによって、感光体ドラム101と搬送
手段111との間に転写電界が形成される。従って、ま
ず感光体ドラム101a上の現像剤象が用紙P上に転写
され、この現像剤象を担持した用紙Pは搬送されて感光
体ドラム101bに達する。感光体ドラム101bに形
成された現像剤像が、先に転写された現像剤像上に重ね
て転写される。用紙Pは更に搬送されて、感光体ドラム
101c、感光体ドラム101dにおいても、同様に各
色の現像剤像が転写される。
【0054】このように、多重転写により形成された像
を担持した用紙Pは、搬送手段111から定着器33へ
送られる。定着器33は加熱ローラ35及び加圧ローラ
37を有している。用紙Pは加熱ローラ及び加圧ローラ
との間を、像が加熱ローラと接触する状態で、通される
ことにより、用紙P上に定着される。搬送手段から用紙
Pが離れた後、ベルト表面はブレードクリーニング11
6により表面をクリーニングされる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
帯電バイアス電圧の印加やローラ部材へのバイアス電圧
の印加を行うので、転写材を搬送用ベルトに吸着する静
電気力を高めて搬送でき、高温多湿時などにおいても転
写不良を生じることなく良好な転写画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の絶縁性ベルト転写装置の概
略図
【図2】本発明の実施例2の半導電性ベルト転写装置の
概略図
【図3】本発明の実施例1の作用説明図で、(a)は吸
着力の測定方法を示し、(b)は静電気の発生状況を示
す。
【符号の説明】
11…搬送ベルト、12…駆動ローラ、13,113…
テンションローラ、22…前帯電ローラ、23a〜23
d…コロナチャージャー、24…吸着ローラ、43…電
源、123a〜123d…給電ローラ、141…バイア
ス電源、143…電源、P…用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤像を形成した像担持体に転写材を
    搬送するベルト状の搬送手段と、 前記像担持体に搬送された転写材に、像担持体に形成さ
    れた現像剤像を転写させる転写手段と、 転写手段に転写用バイアス電圧を印加するバイアス電圧
    印加手段と、 前記転写手段の上流側に配置され、転写材を搬送手段に
    静電吸着させる吸着手段と、 吸着手段に、転写用バイアス電圧と異極性の静電吸着用
    バイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 前記吸着手段の上流側に配置され、搬送手段の表面を前
    帯電する手段と、 前記前帯電手段に転写用バイアス電圧と同極性の前帯電
    バイアス電圧を印加する前帯電バイアス電圧印加手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ベルト状の搬送手段は、単位面積当りの
    厚さ方向の抵抗値が1014Ω・cm2 〜1017Ω・cm
    2 の絶縁性を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像剤像を形成した像担持体に転写材を
    搬送するベルト状の搬送手段と、 この搬送手段を巻装したローラ部材と、 前記像担持体に搬送された転写材に、像担持体に形成さ
    れた現像剤像を転写させる転写手段と、 転写手段に転写用バイアス電圧を印加するバイアス電圧
    印加手段と、 前記転写手段の上流側に前記ローラ部材と対向して配置
    され、転写材を搬送手段に静電吸着させる吸着手段と、 吸着手段に、転写用バイアス電圧と異極性の静電吸着用
    バイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 前記ローラ部材に転写用バイアス電圧と同極性のバイア
    ス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ベルト状の搬送手段は、単位面積当りの
    厚さ方向の抵抗値が108 Ω・cm2 〜1013Ω・cm
    2 の半導電性を有する請求項3に記載の画像形成装置。
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