JPH0659581A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0659581A
JPH0659581A JP4211438A JP21143892A JPH0659581A JP H0659581 A JPH0659581 A JP H0659581A JP 4211438 A JP4211438 A JP 4211438A JP 21143892 A JP21143892 A JP 21143892A JP H0659581 A JPH0659581 A JP H0659581A
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JP
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transfer
roller
transfer belt
belt
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JP4211438A
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Inventor
Kenji Sato
健二 佐藤
Naoto Tokutake
直人 徳武
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/163Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
    • G03G15/1635Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
    • G03G15/165Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
    • G03G15/1655Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温湿度の環境や、機械精度等に関係なく、良
好な安定した転写がなされるような転写ベルト装置を有
する画像記録装置を提供する。 【構成】 感光体ドラム上に形成されたトナー像を、駆
動ローラ、従動ローラ間に張架した転写搬送ベルトと、
該転写搬送ベルトの裏面側よりのコロナ放電とにより記
録紙上に転写して記録紙を搬送する転写ベルト装置を有
する画像記録装置で、駆動源に接続する駆動ローラの回
転軸の両軸端部を支持する軸受部を中心にして、駆動ロ
ーラ、従動ローラの各回転軸端を支持する可動枠体を、
転写ベルト装置の固定ハウジングに揺動可能に支持する
とともに、駆動ローラの駆動源に接続する一方の軸端部
を、固定ハウジングの固定軸受部材に嵌合支持し、該駆
動ローラの他方の軸端部を固定ハウジングに移動可能に
設けた可動軸受部材に嵌合支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機やプ
リンタ等の画像記録装置に係わり、像担持体上の潜像を
現像して得られたトナー像を、回転する転写搬送ベルト
を有する転写搬送ベルト装置により記録紙上に物理的手
段によって転写したのち、トナー像の付着した記録紙を
定着手段に搬送し定着を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【発明の背景】電子写真複写機やプリンタ等の画像記録
装置にあっては、帯電器によって像担持体である例えば
感光体ドラム周面に一様に帯電した後、感光体ドラム周
面に像露光を行い静電的な潜像を形成する。この潜像は
現像手段によって現像・顕像化されてトナー像となる。
この感光体ドラム周面に形成されたトナー像はタイミン
グを合せて給送される記録紙上に物理的手段によって転
写され、トナー像の転写を受けた記録紙は感光体ドラム
から分離され、定着手段に搬送され、そのトナー像は記
録紙上に定着されたのち装置外に排出される。
【0003】この感光体ドラム周面に付着したトナー像
の記録紙上への転写手段としては、記録紙の背後より放
電を行う転写器によって、トナーの帯電極性とは逆極性
の帯電が施されてトナー像の記録紙上への転写が行わ
れ、転写後、分離器によって交流の高電圧が印加されて
除電され、記録紙は感光体ドラムから分離することがな
されている。しかし転写性及び分離性を確実に保持する
ことは困難で、特に感光体ドラムのドラム径が大きい場
合には分離しにくく、トナー像の転写を終了した記録紙
は分離されないまま感光体ドラムに付着し紙詰まり等を
起こし易いという欠点を有している。この欠点を改善し
た技術として転写ベルト装置が用いられる。
【0004】転写ベルト装置は、複数の保持ローラによ
って張設された転写搬送ベルトを感光体ドラムと同速度
をもって回転するようにする。該転写ベルト装置には、
記録紙に電荷を与えて、記録紙を転写搬送ベルトに静電
気力によって吸着させる電荷付与手段が設けられてい
て、記録紙は転写搬送ベルトに付着した状態で転写部で
感光体ドラムと接触し、転写部ではトナー帯電極性と逆
極性の高電圧が定電流制御のもとに印加されてトナー像
の転写を行っている。かかる転写ベルト装置では転写部
において優れた転写効率、分離効果を得ることができ
る。
【0005】上記転写ベルト装置は感光体ドラム上にト
ナー像を重ねて形成して一度に記録紙に転写を行うよう
にしたカラー画像記録装置では特に好ましい装置として
用いられる。かかるカラー画像記録装置では感光体上で
トナー像を重ねるため複数の現像器を感光体ドラム周縁
部に備えるためドラム径は大きくなり、従来の静電転写
分離方式では十分な分離性能が得られないのでより確実
な分離性能を必要とすることと、トナー像を重ねる方式
ではトナー付着量が多くなるため、大きな転写電荷量が
必要になるので大きな転写電荷保持能力を持つことを必
要とすることの2点において転写ベルト装置は優れてい
るからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1に示すよ
うな転写ベルト装置を備えた画像記録装置においては、
感光体ドラム10に対して、駆動ローラ32、従動ローラ33
間に張設された転写搬送ベルト31が当接するニップ部N
で、転写ベルト31の裏面にコロナ放電器36を設けてコロ
ナ放電を行い、転写搬送ベルト31に付着搬送されてきた
記録紙Pに対して転写を行うとき、低湿時などでは必ず
しも十分な転写性が得られなかったり、キャリア付着な
どによる転写抜けが発生することがあった。
【0007】また、上記駆動ローラ32、従動ローラ33や
テンションローラ35等の各回転軸が枠体内に正確に平行
配置されていない転写ベルト装置では、ニップ部Nにお
ける感光体ドラム10と転写搬送ベルト31との間隔精度が
低下して転写不良を発生したり、転写搬送ベルト31の荷
重不均一によるベルト片寄り走行を発生する。しかし、
上記各ローラ32,33,35等を量産組立時に枠体内に正確
に平行配置することは至難である。
【0008】本発明者らは上述の転写性が不安定な原因
を究明したところ、転写搬送ベルト31の感光体ドラム10
に対する当接状態が不安定であることに原因が求められ
た。この対策として図1に示すように感光体ドラム10と
転写ベルト31とが当接するニップ部Nよりも上流側の転
写搬送ベルト31の内側に突き当てローラ39を設置し、こ
の突き当てローラ39によって転写搬送ベルト31を感光体
ドラム10に押圧するよう構成した。かかる構成によって
転写搬送ベルト31はローラ39位置からニップ部Nにかけ
て広範に感光体ドラム10に当接の状態を保つこととな
り、前記の転写不良は解消した。
【0009】しかし、上記の措置によって総ての問題が
解決したわけではなかった。後に説明するように感光体
ドラム10上に画像形成中は転写搬送ベルトは、感光体ド
ラム10から離間した姿勢をとり、転写時にのみ押圧力を
もって転写ベルト31は感光体ドラム10に当接するが、そ
の押圧力は新たに設けたローラ39で最も強く作用し、押
圧力がある範囲内に調整されてあることが求められ、そ
れから逸脱して或る値以上となると転写ハジキとも呼ば
れる転写不良の現象が生じて、転写性は著しく低下する
ことが認められた。
【0010】上記感光体ドラム10への転写搬送ベルト31
の押圧力片寄りは、前記転写ベルト装置の可動部の揺動
中心である駆動ローラ32と、突き当てローラ39の各固定
軸受部の平行度不一致により生じるもので、この平行度
を正確に確保するためには、機械加工精度の向上や、組
立調整部材の追加や、複雑な調整工程等を要する。また
温湿度の環境条件により転写搬送ベルトは伸縮し、均一
な密接転写性が得られない。
【0011】本発明はかかる問題点をなくし、不安定な
転写がなされることがなく、常に良好な転写性が確保さ
れる転写ベルト装置を有した画像記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するもので、この発明は、回転する感光体ドラム上に形
成されたトナー像を、駆動ローラ、従動ローラ間に張架
した転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面側より
のコロナ放電とにより記録紙上に転写して記録紙を搬送
する転写ベルト装置を有する画像記録装置において、駆
動源に接続する前記駆動ローラの回転軸の両軸端部を支
持する軸受部を中心にして、該駆動ローラ、従動ローラ
の各回転軸端を支持する可動枠体を、転写ベルト装置の
固定ハウジングに揺動可能に支持するとともに、前記駆
動ローラの駆動源に接続する一方の軸端部を、前記固定
ハウジングの固定軸受部材に嵌合支持し、該駆動ローラ
の他方の軸端部を前記固定ハウジングに移動可能に設け
た可動軸受部材に嵌合支持したことを特徴とする画像記
録装置を提供するものである。
【0013】また、この発明の画像記録装置は、感光体
ドラムと転写搬送ベルトとの当接位置よりも搬送上流側
の前記転写ベルトの内側に、転写時にはその両軸端の大
径部が感光体ドラムに当接して転写搬送ベルトを位置決
めする突き当てローラを配置し、前記駆動ローラの駆動
源に接続する一方の軸端部を、前記固定ハウジングの固
定軸受部材に嵌合支持し、該駆動ローラの他方の軸端部
を前記固定ハウジングに移動可能に設けた可動軸受部材
に嵌合支持したことを特徴とするものである。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係る画像記録装置の一実施例
としてのカラー画像記録装置(カラープリンタ)の全体
構成図である。まず全体構成と作動について説明する。
【0015】図において10は像担持体である感光体ドラ
ムで、OPC感光層をドラム上に塗布したもので接地さ
れて時計方向に駆動回転される。12はスコロトロン帯電
器で、感光体ドラム10周面に対しVH(−600〜−800
V)の一様な帯電をVG(−550〜−850V)に電
位保持されたグリッドとコロナ放電ワイヤによるコロナ
放電によって与えられる。このスコロトロン帯電器12に
よる帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履歴を
なくすために発光ダイオード等を用いた帯電前露光手段
(PCL)11による露光を行って感光体周面の除電をし
ておく。
【0016】感光体への一様帯電ののち像露光手段13に
より画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段
13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回転す
るポリゴンミラー131、コリメートレンズ132等を通過し
反射ミラー133A,133Bにより光路を曲げられ、fθレ
ンズ134を経て走査がなされるもので、感光体ドラム10
の回転(副走査)によって潜像が形成される。本実施例
では文字部に対して露光を行い、文字部の方が低電位V
L(−100V〜0)となるような反転潜像を形成する。
【0017】感光体ドラム10周縁にはイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナー
とキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵した現像器
14Y,14M,14C,14Kが設けられていて、先ず1色目
の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する
現像スリーブ141によって行われる。現像剤はフェライ
トをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティング
したキャリアと、ポリエステルを主材料として色に応じ
た顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたト
ナーとからなるもので、現像剤は層形成棒142によって
現像スリーブ141上に300〜600μmの層厚に規制されて
現像域へと搬送される。
【0018】現像域における現像スリーブ141と感光体
ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい0.4〜
1.0mmとして、この間にVAC(1.5〜3.0kVP-P)のAC
バイアスとVDC(−500〜−700V)のDCバイアスが重
畳して印加される。VDCとVH、トナーの帯電は何れも
同極性であるため、VACによってキャリアから離脱する
きっかけを与えられたトナーはVDCより電位の高いVH
の部分には付着せず、VDCより電位の低いVL部分に吸
着し顕像化(反転現像)が行われる。
【0019】1色目の顕像化が終った後、2色目の画像
形成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段13によって形成される。このとき1色目の画像形
成行程で行われた帯電前露光手段11による除電は、1色
目の画像部に吸着したトナーがまわりの電位の急激な低
下により飛び散るため行わない。
【0020】再び感光体ドラム10周面の全面に亘ってV
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない部
分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行わ
れるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行う
部分では、1色目の吸着したトナーにより遮光とトナー
自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、VDC
とVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色目
と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をVL
の潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバランス
が崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM(−
100〜−300V)>VLとなる中間電位とすることもあ
る。
【0021】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4色
の顕像が形成される。
【0022】一方、給紙カセット21より給紙機構22A,
22Bによって給送された記録紙Pは、後に説明する転写
搬送ベルト(以下転写ベルトと称す)31を張架した転写
ベルト装置30によって転写域へと給送され、感光体ドラ
ム10周面上の多色像が一括して記録紙P上に移される。
【0023】転写ベルト31はウレタンゴムの基体の外側
FLC層を形成した106〜1014Ω・cm抵抗を持つ厚さ0.4
〜1.0mmの無端状のゴムベルトで、回転中に片寄り防止
のため、端部にリブを設けることもある。なお、除電機
構等を設ければポリエチレンテレフタレート(PET)
などのフィルムや、これらを塗布したものなど高抵抗ベ
ルトでも良い。
【0024】この転写ベルト31を張架する駆動ローラ3
2、従動ローラ33のうち、上流側の従動ローラ33の回転
軸33aに対しては、VPC(1.0〜3.0kV)の電圧が印加
されており、この回転軸33aに転写ベルト31を介して設
置する位置には記録紙Pへの電荷付与手段として導電性
のブラシ34が接地、又は非線形素子、又は抵抗体を介し
て接地されている。給送されて来た記録紙Pはブラシ34
と転写ベルト31の間に進入し、ブラシ34より記録紙Pに
対して電荷が注入され、記録紙Pと転写ベルト31との間
に吸着力が生じる。このあと記録紙Pは感光体ドラム10
と転写ベルト31とで形成されるニップ部(転写域)Nに
進入し、転写ベルト31裏面よりコロナ放電器36あるいは
これに代えてバイアスローラにより転写電界が付与さ
れ、記録紙P上に多色像が転移する。なおニップ部Nで
の圧接と転写を確実にするため、その上流側に近接して
突き当てローラ39が設けられている。35はテンションロ
ーラである。
【0025】感光体ドラム10より分離した記録紙Pは、
転写ベルト31を張架する下流側の駆動ローラ32の軸32a
を対向電極としてACコロナ放電による除電を受けたの
ち、あるいはACコロナ放電を受けながら転写ベルト31
から分離する。転写ベルト31に付着したトナーは後に、
図2及び図3を用いて説明するクリーニングローラを用
いたクリーニング手段によってクリーニングされる。
【0026】転写ベルト装置30から分離した多色像を保
持した記録紙Pは、少くとも一方のローラ内部にヒータ
を有する2本の圧着ローラからなる定着装置23へと搬送
され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることにより
付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたのち、装
置外へ排出される。
【0027】一方、転写後の感光体ドラム10周面上に残
った残留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器15に
より除電を受けたのち、クリーニング装置16にいたり感
光体に当接したゴム材から成るクリーニングブレード16
aによってクリーニング装置16内に掻き落され、スクリ
ュー等により排出後、回収ボックスへ貯留される。な
お、上記の除電器15はその配置によっては、図1に示す
ような位置に配置し、同時に記録紙Pの除電を兼ねるこ
とが可能である。
【0028】クリーニング装置16によって残留トナーを
除去された感光体ドラム10は帯電前露光手段11による露
光を受けたのちスコロトロン帯電器12によって一様帯電
を受け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中
はクリーニングブレード16aは感光体表面から離間さ
れ、除電器15によるAC除電はOFF状態に保たれる。
【0029】図2は本発明の一実施例を示す断面図で、
図1に示した画像記録装置の転写ベルト装置30を取り出
して示したものである。前記転写ベルト装置30は、転写
ベルト31に巻回された駆動ローラ32、従動ローラ33、テ
ンションローラ35、突き当てローラ39及び転写電極36等
から成り、これらは可動枠体40に配置、保持されてい
る。該可動枠体40は、駆動ローラ32の回転軸32aを軸支
する固定のハウジング41に対し揺動可能で、筐体41の他
端に保持された圧縮ばね42により上方に付勢されてい
る。そして前記回転可能な突き当てローラ39のフランジ
部39aが感光体ドラム10の両端部の非画像形成流域に当
接して感光体ドラム10の周面と転写ベルト31とは所定の
ニップを形成する。
【0030】上記可動枠体40は非転写時には、図示しな
い駆動手段により回転軸32aを中心にして下降揺動さ
れ、感光体ドラム10のニップ部Nから離間される。
【0031】図3は転写ベルト31が記録紙Pを介して感
光体ドラム10に当接した転写時の状態の転写ベルト装置
30を示し、図4は転写ベルト31が感光体ドラム10より離
間した状態を示している。
【0032】駆動ローラ32には、回転可能な金属製導電
性クリーニングローラ38を転写ベルト31を介して当接す
るようにし、また転写を終えた転写ベルト31の進行方向
の後に当る従動ローラ33には、回転可能な金属製導電性
クリーニングローラ37が転写ベルト31を介して当接す
る。
【0033】駆動ローラ32は接地し、これと対向したク
リーニングローラ38にはクリーニング用電源E(38)に
よってプラスのバイアスを印加するよう構成されてい
る。転写電極36によってプラスのコロナ放電がなされ、
転写の前後又は転写時に感光体ドラムから転写ベルト31
に移動・吸着したトナーは転写分離時の剥離放電によっ
てマイナスに帯電しているので、転写ベルト31に吸着し
たトナーはクリーニングローラ38に当接して通過する
際、プラスのバイアスが印加されて従動回転するクリー
ニングローラ38に吸着・転移し、転写ベルト31のクリー
ニングがなされる。クリーニングローラ38に吸着・転移
したトナーは、回転するクリーニングローラ38に摺接す
るPETやゴム等を材料とする弾性を有するクリーニン
グブレード38aによって掻き取られる。なお、このプラ
スのバイアスが印加されるクリーニングローラ38と電源
E(38)との間にはスイッチS(38)が設けられてい
て、例えば転写ベルトの動作と連動してONし、転写ベ
ルトの回転中のみONとし、或いは図3,図4に示す記
録紙帯電用電源E(36)に設けたスイッチS(36)と同
期してON・OFFの作動を行う。
【0034】転写ベルト31に吸着したトナーで、クリー
ニングローラ38に当接して通過する際クリーニングロー
ラ38に吸着・移行しないで転写ベルト31に吸着状態にあ
るトナーは剥離によってプラスの電荷をもつ、本実施例
のクリーニング手段は、クリーニングローラ38と隣り合
って逆バイアス(マイナスバイアス)の関係にあるクリ
ーニングローラ37によって、前記のクリーニング残で転
写ベルト31に吸着したプラスの電荷をもったトナーを吸
着・クリーニングするよう構成したものである。
【0035】従動ローラ33には記録紙帯電用電源E(3
3)によってプラスの電位をもつようスイッチS(33)
を介して接続されているので、従動ローラ33に転写ベル
ト31を介して圧接し従動回転するクリーニングローラ37
は接地されてマイナスのバイアスをもつこととなり、前
記のクリーニング残の転写ベルト31に吸着したプラス電
位のトナーはクリーニングローラ37に当接して通過する
際、クリーニングローラ37に吸着・転移し、クリーニン
グがなされる。クリーニングローラ37に吸着・転移した
トナーは、摺接するPETやゴム等を材料とする弾性を
有するクリーニングブレード37aによって掻き取られ
る。
【0036】本発明のクリーニング手段は、カップルを
なすクリーニングローラによってその効果の完璧を期し
たものであるが、クリーニングローラ37によって吸着・
転移しないでなお執拗に転写ベルト31に吸着しているト
ナーはクリーニングローラ37部を通過することによって
マイナスの電荷をもつこととなるので、上記のクリーニ
ングプロセスを複数回繰り返すことによって完全なクリ
ーニングがなされる。かかる構成のクリーニング手段を
用いるときはベルトは殆んど摩耗することもなく、クリ
ーニング手段も耐久性に優れているので、良好なクリー
ニング性が長期に亘り持続される。
【0037】なお、かかるベルト転写装置を用いた画像
記録装置では転写直前にジャム等が発生して転写時に記
録紙Pがニップ部Nになかったような場合には、大量の
トナーが転写ベルト31に吸着する。このような場合には
1度このクリーニング手段を通過しただけでは、転写ベ
ルト31のクリーニングは不充分となる。従ってかかるジ
ャムが発生したときは、予めジャム用のプログラムを用
意しておいて、リカバリー動作でスイッチS(38)及び
スイッチS(32)をONしたバイアスが印加された状態
にあるクリーニングローラ38及びクリーニングローラ37
部分を複数回転写ベルト31が通過するようにし、1回で
は不充分なクリーニングを繰返し行うことによって、完
全なクリーニングを行うことができる。
【0038】図5はこの発明による転写ベルト装置の平
面図、図6は該転写ベルト装置の斜視図である。
【0039】前記可動枠体40の前後の側板40A,40Bに
は、前記駆動ローラ32の回転軸32aの両軸端部よりやや
内側を回転自在に支持する軸受43A,43B、従動ローラ
33の回転軸33aの両軸端部を支持するワンウエーばねク
ラッチ入りの軸受部材44A,44B、突き当てローラ39の
両軸端部を回転自在に支持する軸受45A,45B、テンシ
ョンローラ35の両軸端を回転自在に支持する軸受(図示
せず)、およびクリーニングローラ37,38用の軸受(図
示せず)等が設けられ、これら各ローラが平行になるよ
う正確に配置されている。
【0040】前記駆動ローラ32の回転軸32aの一方の軸
端に固定された歯車G1は図示しない駆動源に接続して
駆動力を伝達する。
【0041】また、前記側板40A,40Bには、画像記録
装置本体の駆動源により回転される図示しないカムに圧
接して可動枠体40を昇降させるローラ状のカムフォロワ
46A,46Bが固定されている。
【0042】前記可動枠体40内に支持・配置された駆動
ローラ32の回転軸32aの一方の軸端部は、画像記録装置
本体内に固設されたハウジング41の一方の側壁に固設さ
れた固定軸受47Aに嵌入・支持されている。また、回転
軸32aの他方の軸端部は、ハウジング41の他方の側壁に
設けたU字状直線溝部に移動可能に摺動する可動軸受47
Bに嵌入・支持されている。
【0043】従って前記各ローラ32,33,35,37,38,
39を保持して転写ベルト31を回動させる可動枠体40は、
駆動ローラ32の回転軸32aの両軸端部がハウジング41の
両側壁に設けた固定軸受47Aと可動軸受47Bに支持さ
れ、前記圧縮ばね42によって上方に付勢されている。
【0044】トナー画像転写時には、前記カムの回転に
より、カムの各部付近にカムフォロワ46A,46Bが接触
すると、可動枠体40は回転軸32aを中心にしてばね付勢
されて上昇し、可動枠体40の最終上昇位置付近では、カ
ムフォロワ46A,46Bはカム面から離間し、さらに上記
点に到達すると、前記突き当てローラ39は、転写ベルト
31を介して感光体ドラム10の周面にばね付勢されて密接
圧着する。この圧接状態で突き当てローラ39と駆動ロー
ラ32とが僅か平行でないときでも、これらローラを巻回
する転写ベルト31は、駆動ローラ32の回転軸32aの他方
の非駆動側の軸端部が、これを嵌合支持する可動軸受47
Bが、ハウジング41の側壁の溝部内で摺動して移動可能
であり、拘束されず、フリーに保持されているから、突
き当てローラ39を感光体ドラム10に密接した状態で円滑
に走行することができ、かつベルトの蛇行や片寄りを生
じることはない。
【0045】図7は本発明による転写ベルト装置の他の
実施例を示す断面図である。図中、前記実施例と同じ機
能を有する部分には同番号を付している。また、前記実
施例と異なる点を説明する。
【0046】この実施例の転写ベルト装置では、前記ク
リーニングローラ37,38の代りにクリーニングブレード
48を備えている。該クリーニングブレード48は、引張り
ばね50により付勢された揺動支持板49に貼着されて、弾
性を有する該ブレード48の先端は、前記転写ベルト31の
外周面に圧接している。
【0047】このようなクリーニング手段を有する転写
ベルト装置30においても、本発明における駆動ローラ32
の一方の軸端部をフリーに支持することにより、転写ベ
ルト31の走行は安定している。
【0048】以上2つの実施例について説明したが、こ
こで構成する転写ベルト装置の駆動ローラの回転軸の軸
支手段は上記実施例に限定するものではなく、他の軸支
手段で構成することも可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明による転写ベルト装置では、転写
ベルトを巻回する駆動ローラや突き当てローラ等のロー
ラ間の平行度を保持するための精密機械加工やシビアな
調整等を必要としないで、常に良好な転写性が確保さ
れ、転写部において放電による事故やノイズが発生した
りすることのない、信頼性の高い転写画像の得られる転
写ベルト装置を有した画像記録装置が提供されることと
なった。
【0050】また、上記転写ベルト装置により、転写ベ
ルトの振動やピッチむらやベルト片寄り等の問題が解消
され、転写ベルトの安定回動により優れた画像転写が達
成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の一実施例を示す全
体構成図。
【図2】本発明の転写ベルト装置の構成を示す断面図。
【図3】上記転写ベルト装置の転写時の説明図。
【図4】転写ベルトの感光体ドラム離間時の説明図。
【図5】上記転写ベルト装置の平面図。
【図6】上記転写ベルト装置の斜視図。
【図7】本発明の他の実施例の転写ベルト装置の構成を
示す断面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 12 スコロトロン帯電器 13 像露光手段 14Y,14M,14C,14K 現像器 15 除電器 16 クリーニング装置 21 給紙カセット 22A,22B 給紙機構 23 定着装置 30 転写ベルト装置 31 転写搬送ベルト(転写ベルト) 32 駆動ローラ 32a,32b 回転軸 33 従動ローラ 34 ブラシ(電荷付与手段) 35 テンションローラ 36 コロナ放電器(転写電極) 37,38 クリーニングローラ 37a,38a クリーニングブレード 39 突き当てローラ 40 可動枠体 40A,40B 側板 41 固定ハウジング 42 圧縮ばね 44A,44B 軸受部材(ワンウエーばねクラッチ入り) 46A,46B カムフォロワ 47A 固定軸受 47B 可動軸受 48 クリーニングブレード 49 揺動支持板 50 引張りばね N ニップ部(転写域) P 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する感光体ドラム上に形成されたト
    ナー像を、駆動ローラ、従動ローラ間に張架した転写搬
    送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面側よりのコロナ放
    電とにより記録紙上に転写して記録紙を搬送する転写ベ
    ルト装置を有する画像記録装置において、駆動源に接続
    する前記駆動ローラの回転軸の両軸端部を支持する軸受
    部を中心にして、該駆動ローラ、従動ローラの各回転軸
    端を支持する可動枠体を、転写ベルト装置の固定ハウジ
    ングに揺動可能に支持するとともに、前記駆動ローラの
    駆動源に接続する一方の軸端部を、前記固定ハウジング
    の固定軸受部材に嵌合支持し、該駆動ローラの他方の軸
    端部を前記固定ハウジングに移動可能に設けた可動軸受
    部材に嵌合支持したことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 回転する感光体ドラム上に形成されたト
    ナー像を、駆動ローラ、従動ローラ間に張架した転写搬
    送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面側よりのコロナ放
    電とにより記録紙上に転写して記録紙を搬送する転写ベ
    ルト装置を有する画像記録装置において、前記感光体ド
    ラムと前記転写搬送ベルトとの当接位置よりも搬送上流
    側の前記転写ベルトの内側に、転写時にはその両軸端の
    大径部が感光体ドラムに当接して転写搬送ベルトを位置
    決めする突き当てローラを配置し、駆動源に接続する前
    記駆動ローラの回転軸の両軸端部を支持する軸受部を中
    心にして、該駆動ローラ、従動ローラ、突き当てローラ
    の各回転軸端を支持する可動枠体を、転写ベルト装置の
    固定ハウジングに揺動可能に支持するとともに、前記駆
    動ローラの駆動源に接続する一方の軸端部を、前記固定
    ハウジングの固定軸受部材に嵌合支持し、該駆動ローラ
    の他方の軸端部を前記固定ハウジングに移動可能に設け
    た可動軸受部材に嵌合支持したことを特徴とする画像記
    録装置。
JP4211438A 1992-08-07 1992-08-07 画像記録装置 Pending JPH0659581A (ja)

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