JPH0726044B2 - 導電性水性ペイント及びその製造方法 - Google Patents

導電性水性ペイント及びその製造方法

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JPH0726044B2
JPH0726044B2 JP2058225A JP5822590A JPH0726044B2 JP H0726044 B2 JPH0726044 B2 JP H0726044B2 JP 2058225 A JP2058225 A JP 2058225A JP 5822590 A JP5822590 A JP 5822590A JP H0726044 B2 JPH0726044 B2 JP H0726044B2
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サリバン エフ.ライアン
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ビー ケミカル カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペイント塗料、特に導電性粒子、例えば金属
粒子を含むペイント塗料に関する。さらに特に、本発明
は電子部品の容器にEMIシールドを与えるためのニッケ
ル含有水性ペイントに関する。
ペイント塗料が実質的に導電性を有する物質からなる粒
子を混入することにより導電性となることは長い間公知
であった。多くのペイントは導電性金属粒子又は静電気
を伝えるよう機能する炭素の粒子を混入することが公知
である。
さらに最近、精巧な固体素子回路部品装置の出現により
導電性塗料の性能特性に対する要求がより切迫してき
た。これらの固体素子装置はいわゆるEMI(電磁波障
害)又はRFI(高周波障害)に影響されやすい電子メモ
リー装置を含んでいる。EMI及びRFIはメモリー装置のプ
ログラムを不可能とする能力を示し、及び回路部品を破
壊し従って複雑な電子回路装置を役に立たなくしてしま
う可能性を示した。過去において、EMI又はRFI感受性
は、電子装置がEMI又はRFI障害から電子装置を少なくと
も一部シールドするよう機能する金属外被で囲まれてい
たので電子産業に特に感心がもたれなかった。
さらに最近、電子部品を収容するキャビネットの形成に
おいて非導電性プラスチックの使用が増し、典型的には
そのようなプラスチックは十分非導電性であり、金属外
被とは異なりRFI又はEMI電磁線から十分なシールドが達
成されない。
従ってプラスチックキャビネット内の電子回路に電磁線
保護を与えるため導電性ペイントが認められた。そのよ
うな導電性ペイント塗料は、典型的には電子部品を封入
するキャビネットの内面に塗布され及び次いで電磁線の
衝突により発生した電気エネルギーを処理するに好適な
もしくは都合のよい形状に研削されている。
EMI及びRFI電磁線から電子装置を保護するよう形成され
たそのようなペイント塗料は有効の導電性を与えなけれ
ばならない。電子産業においてそのような塗料の導電性
を測定するために多くの標準があるが、通常熟成後約1
Ω/平方のEMI/RFIキャビネット保護に対する万国性能
標準が現われることは明らかである。特に30メガヘルツ
〜1ギガヘルツの周波数、少なくとも30dbの減衰がシー
ルド塗料の用途に適当であると考えられる。30dbの減衰
はシールド塗料において約1.3〜1.5Ω/平方値が必要で
ある。
導電性添加剤、例えば粒状形の炭素又は金属を含む塗料
を配合することは公知である(この塗料は溶剤ベースを
有する)。最近、水ベースを有し及び例えば炭素又は金
属の導電性粒子を含む塗料が配合された。
電子部品用のキャビネットの製造に関連して、ペイント
は吹付ラインにおける使用に対する特定の塗料又はペイ
ントの許容性に多くの要因が影響を与える。望ましく
は、そのような塗料は、i)オーブン乾燥を必要とせず
風乾可能であるべきであり;ii)混入した粒子が沈降す
る傾向を示さず、従って吹付ラインでの塗布の際連続攪
拌を必要とせず及び長期間、例えば1週間以上吹付ライ
ンを停止した際吹付ホース、ノズル及びペイント容器内
の沈降が運転開始の際に吹付ライン操作に悪影響を与え
ず;iii)塗布するプラスチックキャビネットに対し良好
な接着性を有し;iv)屋外貯蔵安定性を有し;v)特に内
部のあらゆる粒子の望ましい沈降特性に関し;及びさら
にvi)1度塗布すると摩擦、湿潤老化、及び温度循環の
作用に対し実質的に耐性であるべきである。
特に溶液型導電性塗料は伝統的にペイントを乾燥すると
揮発する溶剤を多量含んでいた。工業スケールにおいて
そのような溶剤の回収に対処するため必要な物理的装置
のサイズ及びコストは大気汚染を防ぐような理由のため
電子器材キャビネットにEMI/RFI保護を行なう際の溶液
型ペイント塗料の使用の望ましさをかなり低下させる。
現在の法令/規制状況は溶液型ペイントの使用を締出し
ている。
しばしばラテックスもしくは分散液として公知の水性塗
料は乾燥した際比較的少量の溶剤を放出する傾向がある
が、i)接着、特にある種のプラスチック、例えばNORY
L 、LEXAN (General Electric Co.)、CALIBRE
しくはSTYRON (Dow)、CYCOLAC (Borg Warner)、T
EMPRITE 、FIBERLOC もしくはGEON (BFGoodrich)
に対する接着;ii)吹付ラインにおける使用での沈降問
題;及びiii)塗料の最終導電性(1Ω/平方以上は望
ましくない)について困難である傾向が大きい。特に、
金属粒子もしくはフレークを用いる水性塗料、さらに特
にペイント塗料内に導電性粒子としてニッケル粒子もし
くはフレークを用いる水性塗料は望ましくない沈降特性
を示し及び塗布前に長期間、通常数週間老化させない限
りかなりの望ましくない導電性を示す傾向がある。
許容される沈降及び老化特性を有する水性、導電性、風
乾性ペイントは電子産業、特にプラスチックエレクトロ
ニクスキャビネットへのそのようなペイントの塗布より
得られるコーティングが1Ω/平方以下の導電性パラメ
ーターを有するコーティングであり、及び製造直後にそ
のようなペイントもしくは塗料を塗布してよい場合実質
的用途を有する。
本発明は、金属粒子を含む導電性、水性、風乾性ペイン
トを提供する。金属とは元素金属、元素金属の合金、元
素金属を含む化合物、例えば金属ホスフィド、元素金
属、元素金属合金もしくはその化合物でコートした基
材、及びそれらの混合物を意味する。金属は典型的には
金、銀、金属ホスフィド等、もしくは好ましくはニッケ
ルであり、又はそれらの混合物もしくはその金属でコー
トした基材であってよい。粒子は典型的にはペイントの
塗布に用いる吹付ノズルを通ることのできる寸法以下の
寸法を有する。
本発明のペイントは電子部品を含むキャビネットに並び
に電子部品を囲む容器の壁、天井及び床にEMI又はRFI障
害から部品を守るため塗布される。
本発明のペイントはポリウレタン分散体もしくは選んだ
コポリマーラテックス又はそれらのブレンドを含む。ポ
リウレタンについて、それ(又はポリウレタンブレン
ド)が水分散体である限りあらゆるポリウレタンを用い
てよい。ここで用いられる水分散性ポリウレタン(例え
ば親水性ポリウレタン)は側親水性基を有するポリマー
主鎖を含んでなる。この親水性官能基はイオン性もしく
は非イオン性又はその両方の組み合せであってよい。イ
オン性及び/又は非イオン性基は内部乳化剤として機能
し、水性媒体中のポリウレタンの分散性を確実にする。
本発明の他の実施態様において、ポリウレタン分散体を
選んだコポリマーラテックスと混合してよい。さらに他
の実施態様において、ポリウレタン成分を含まないペイ
ントにコポリマーラテックスを用いてよい。コポリマー
ラテックスは本発明のポリウレタン分散体と混合する場
合酸性成分を含んでも含まなくてもよい。しかし、ポリ
ウレタン成分を全く含まないで用いる場合、コポリマー
ラテックスは側酸性成分を含まなければならない。
ポリウレタン分散体は典型的には水性媒体に懸濁したポ
リマー固体を含んでなる。この分散体はペイント内に存
在するニッケルの重量100%の対し約15重量パーセント
(ポリマー基準)の比でペイント内に存在する。分散体
は攪拌下少なくとも1時間少なくとも50℃、より好まし
くは攪拌下少なくとも1時間95℃の熱への暴露に耐える
ことができなければならない。金属粒子が粉末である場
合、攪拌後ヘグマン(Hegman)値を0.25に増すに十分高
速で攪拌する必要がある。
このペイントは水より高い沸点を有し及び分散体の粒子
を凝集させ塗布する表面に凝集性コーティングを形成で
きる風乾性、好ましくは水溶性、補助溶剤を含む。この
補助溶剤は分散体のポリウレタンの重量の少なくとも約
2%、好ましくは75%以下の量ペイント中に存在する。
この割合はペイントを基材に塗布する前に水で希釈する
場合より高いことが必要である。補助溶剤を含む市販の
配合したポリウレタン分散体を用いる場合、追加量の補
助溶剤が必要かもしれない。しかし、ペイント内に存在
する補助溶剤の総量は上記範囲内にあるべきである。
このペイントは、約5〜11にペイントのpHを調節するに
十分な量の中和塩基を所望により含む。中和塩基は好ま
しくは不安定であり、典型的にはアミンをベースとす
る。望ましくは界面活性剤、例えば脱泡剤又は少なくと
も1種の脂肪酸の塩をペイントに含む。この塩は好まし
くは塩が少なくとも約85、しかし約250以下の沃素価を
有するよう不飽和成分を含む。好ましくは、不飽和脂肪
酸の塩は界面活性剤を少なくとも約50重量%含んでな
る。不飽和脂肪酸の塩が好ましいが、飽和脂肪酸の塩も
本発明の範囲内である。この塩はペイント内に存在する
金属粒子の約1〜約5重量%の量でペイント内に存在す
る。この界面活性剤は本質的にシリコーン及びシリケー
トを含まないべきである。
本発明のペイントは所望により、ペイント内に含まれる
金属粒子の重量の約10重量%以下好ましくは約5重量%
以下の量のカーボン及び/又はシリカ(コロイド状)の
ような非金属充填剤の混入により基材上で乾燥した際よ
り硬くなってもよい。加工の間混合ペイント生成物を製
造するため攪拌しながら粒状ポリウレタン分散体の操作
が発泡条件を生ずる場合、ペイント内の金属粒子の約1
重量%を越えない量で消泡剤をペイント内に含んでよ
く、界面活性剤として脱泡剤を用いても用いなくてもよ
い。
本発明の実施において、ポリウレタン分散体が1μm以
下のサイズの粒子を含むことが好ましい。
本発明のペイントは、消泡剤を用いる場合消泡剤と共に
ポリウレタン分散体を攪拌することにより形成される。
攪拌しながら、必要により補助溶剤をポリウレタン分散
体に加える。さらに所望により水を加えてよい。補助溶
剤を含む市販のラテックス又は分散体を用いる場合、追
加補助溶剤及び水は必要ない。次いで中和塩基を用いる
場合、約5〜約11の所望のpHに達するまで攪拌しながら
混入する。
次いで金属粒子を攪拌した混合物に加え、攪拌を続け
る。攪拌しながら、界面活性剤を混合物に混入する。こ
こで少なくとも50℃、好ましくは95℃の温度に少なくと
も1時間保つ。金属粒子が粉末である場合、少なくとも
0.25のヘグマンスケールにするに十分高速で攪拌する。
金属フレークを含む得られる混合物をメッシュを通して
濾過する。次いでペイントを所望により攪拌しながら50
℃以上、好ましくは95℃以上に少なくとも1時間保つ。
最終ペイント内にカーボン又はシリカ(コロイド状)が
存在することを含む場合、高速攪拌しながらカーボン又
はコロイド状シリカを混入する。
本発明は、金属粒子、ポリウレタン分散体、補助溶剤、
界面活性剤及び所望によりpH調節化合物を含んでなる導
電性、水性、風乾性ペイントを提供する。このペイント
は使用前にエージングを必要とせず、少なくとも一部50
℃以上、好ましくは90℃以上の高温で製造され、ある時
点で粒子が金属粉末である場合、高速混合、粉末のよう
な破壊攪拌を行なう。
金属粒子は典型的にはニッケルであるが、金、銀、銅、
鉄ホスフィド、例えばOccidental Chemical Corp.より
入手可能なFerrophos 、それらの混合物又はそれらで
コートした基材であってよく、ペイントの吹付用のノズ
ルを通ることのできる寸法以下の寸法を有する。金属粒
子はフレーク又は粉末形状であってよい。
そのような粒子は細長いため吹付条件でノズルを通す間
のある量の瞬間の形状分布は吹付ノズルの開口部の寸法
より長い寸法を有するフレーク状粒子がペイントに供給
されるよう凝集し、吹付ノズルを通る間このフレークは
曲がり変形する。あらゆる粒子は厚さ約1.5μm以下で
あることが好ましい。
好ましい実施態様において、粒子はニッケルより形成さ
れ、ASTM B−329で測定したところ約0.75〜1.50g/cm3
密度を有する。そのような粒子がニッケル、典型的には
例えばニッケルフレークである場合、スクリーン分析は
ニッケル粒子の約90%以上が#325 U.S.標準スクリーン
上に保持されることを明らかにする。本発明のペイント
用に特に好ましいニッケル粒子フレークはNovamtより商
品名HCA−1、HCT、及びHCTAとして入手可能なニッケル
フレークである。INCOタイプ255、270及び287粒状ニッ
ケル粉末物質も本発明の実施における有効性が見い出さ
れている。
本発明に用いられるニッケルもしくは他の粒子は金属汚
染を含んでいる。そのような金属汚染は、粒子の導電性
がそこなわれるレベルに又は汚染物の腐蝕生成物がペイ
ントの長期間の導電性もしくは接着性能を困難にするほ
どに増すべきではない。
さらに、金属粒子、例えばニッケルは所望により他の導
電性金属、例えば銀、銅もしくは金でコートされてよ
い。金及び銀に関して、価格のため、及び銅に関して腐
蝕のためニッケルフレークはコートしないで用いること
が好ましい。コートされた粒状担体、例えばニッケル、
金、銀もしくは銅でめっきされたプラスチック、マイ
カ、ガラス、コーボン等も金属粒子を形成するため用い
てよい。
本発明に用いられるポリウレタンは、水分散性であるあ
らゆるポリウレタンを含む。本明細書において「ポリウ
レタン」とはポリウレタンブレンド(例えばコポリマー
ラテックス又は他の分散性ポリウレタンとの親水性ポリ
ウレタン分散体のブレンド)を含む。分散体に有効な好
ましい親水性ポリウレタンは側イオン性及び/又は側非
イオン性基(例えば親水性成分)を有する主鎖を含む。
イオン性基はカチオンでもアニオンでもよいが、側カル
ボキシル基を含むポリウレタンが好ましい。非イオン性
ポリウレタンは横及び/又は末端基としてポリエーテル
鎖セグメント(例えばエチレンオキシドユニット)を含
む。具体的ポリウレタン、その分散体及びその製造方法
は米国特許第4,238,378号並びにTirpackらの「Aqueous
Diepersions of Crosslinked Polyurethanes」、Procee
dings of the 12th Water−Borne and Higher Solids C
oating Symposiumに示されている。本発明のペイントに
用いられるポリウレタンは架橋していてもしていなくて
もよい。
本発明に用いられる好ましいポリウレタン分散体は通常
約1μm以下のサイズを有するポリウレタン樹脂粒子及
びしょう液より形成される。より小さな粒度は分散体内
のポリウレタンの安定性及び分散性を高める。ポリウレ
タン分散体はポリウレタン粒子の凝集を防ぐためもしく
は分散体に凍結保護を与えるため好適なもしくは従来の
乳化剤及び/又は好適のもしくは従来の電解質を所望に
より含む水性しょう液により通常のもしくは従来の方法
で製造される。乳化剤及び電解質は典型的には分散体の
5重量%以下含んでなる。最も典型的には、分散体は分
散体の総重量の約50重量%以下の固体含量を有する。主
に水を含んでなるしょう液は、所望により塗布する表面
に凝集したコーティングを形成するためポリウレタンの
凝集を促進するに十分な量の補助溶剤を含む。
本発明に用いられる好ましいポリウレタンはカルボキシ
ル化及びスルホン化脂肪族ポリエステル、ポリエーテル
及びポリカーボネートウレタン(例えば、側カルボキシ
レート(COO-)及びスルホネート(SO )基を含むポ
リウレタン)を含む。さらに、前記カルボキシル化及び
スルホン化ポリウレタンは所望により側及び/又は末端
エチレンオキシド基を含んでよい。上記ポリウレタンの
好ましい分散体はMobay CorporationよりBAYBOND とし
て市販入手可能である。他の好適なポリウレタン分散体
はB.F.Goodrich Companyより商品名U−50及びU−66と
して入手可能である。具体的な市販入手可能なポリウレ
タン分散体を以下に示す。
ポリウレタン分散体/コポリマーラテックスブレンドを
用いる場合、コポリマーラテックス成分は酸性成分を含
んでも含まなくてもよい。酸性成分とは、コポリマー主
鎖が少なくとも7しかし195以下の酸価を有するコポリ
マーを与えるに十分な量の側カルボキシル成分を有する
ことを意味する。酸性コポリマーラテックスは混合しな
いで単独で用いてもよい。ポリウレタン/ポリウレタン
ブレンドを用いる場合、ポリウレタン成分の少なくとも
1つはカルボキシル化されていなければならない。ブレ
ンドは同じ水分散性を与えるため十分親水性でなければ
ならない。従って、非酸含有コポリマーラテックス又は
非カルボキシル化ポリウレタンを本発明のポリウレタン
分散体と混合する場合、ブレンドの水分散能を破壊しな
いよう注意しなければならない。コポリマーラテックス
成分に対するポリウレタン成分の相対量は、ブレンドが
水分散性であり、凝集しコーティングを形成し、及び少
なくとも50℃で少なくとも1時間攪拌して加工可能であ
る限り問題ではない。
単独で又は本発明のブレンドにおいて用いられるコポリ
マーラテックスもしくは分散体は好ましくはコポリマー
の主鎖からわかれた酸性官能基を含む反応性、一部架橋
したポリマーを含む。ラテックスは約1000〜5000Å(10
0〜500nm)、最も好ましくは約1400〜5000Å(140〜500
nm)の平均サイズを有するコポリマー粒子及びしょう液
より形成される。コポリマーは通常のもしくは従来の方
法により所望により好適なもしくは従来の乳化剤、好適
なもしくは従来の遊離基開始剤及び/又はコポリマー粒
子の凝集を防ぐためのもしくはラテックスに凍結保護を
与えるための好適なもしくは従来の電解質を含むしょう
液と共にしょう液内に懸濁される。乳化剤、遊離基開始
剤、又は電解質は典型的にはラテックスの5重量%未満
含んでなる。最も典型的には、ラテックスはコポリマー
粒子及びしょう液の50−50(重量)で有効である。
本発明に用いられるコポリマーラテックスのポリマー主
鎖は、(a)スチレン;(b)約5〜約12個の炭素原子
を有するアクリルエステル;(c)アクリロニトリルも
しくはメタクリルニトリル;(d)ビニルアセテート;
(e)ビニルもしくはビニリデンクロリド;(f);モ
ノ及びザカルボン酸;(g)アクリルアミド;並びに
(h)多官能価アクリレートからなる群の少なくとも2
つのサブグレープより選ばれる少なくとも2種のモノマ
ーのコポリマーである。モノマーの1つは(f)コポリ
マーラテックスを単独で用いる場合モノもしくはジカル
ボン酸であるものより選ばなければならない。
スチレンは0.5〜99%、好ましくは約35〜約55%の重量
パーセントでポリマー主鎖に存在してよい。
アクリルエステルとはC4〜C12のアクリル酸もしくはメ
タクリル酸の有機エステル、好ましくはメチル、エチ
ル、n−ブチル、もしくは2−エチルヘキシルエステル
を意味する。アクリルエステルは約0〜95重量%、好ま
しくは約38〜約90重量%、最も好ましくは約50重量%以
下の量でポリマー主鎖に存在してもよい。しかしアクリ
ルエステルがメタクリル酸のエステルである場合、アク
リルエステルは好ましくはポリマーの0〜15重量%であ
る。
アクリロニトリルもしくはメタクロニトリル(便宜上、
まとめてアクリロニトリルと呼ぶ)はポリマーの0〜40
重量%、好ましくは20重量%未満の量で主鎖に存在す
る。
ビニル及びビニリデンクロリドは、ポリマー主鎖に存在
する場合、典型的には約90%以下、好ましくはビニルク
ロリドは約50重量%以下及びビニリデンクロリドは20重
量%の量で存在する。
モノ及びジカルボン酸とは、C3〜C10、好ましくはC3〜C
5の不飽和カルボン酸を意味する。ジカルボン酸として
は、マレイン酸、フマル酸及びイタコン酸が好ましい。
モノカルボン酸としては、アクリル酸及びメタクリル酸
が好ましいが、クロトン酸、ウンデカン酸及びソルビン
酸も本発明の範囲内である。
モノ及び/又はジカルボン酸はポリマーの0〜20重量
%、より好ましくは約0.5〜15重量%の量で主鎖に存在
する。カルボン酸モノマーは主鎖に重合され得られるポ
リマーにポリマー主鎖から分かれた酸性官能基を与え
る。
アクリルアミドとは、CH2CHCONR1R2又はCH2C(CH3)CON
R1R2(式中、R1及びR2は水素、ヒドロキシメチル、メト
キシメチル、エトキシメチル、ブトキシメチル、及びペ
ントキシメチルである)を意味する。アクリルアミドは
ポリマーの約0〜20重量%、好ましくは約15重量%以
下、最も好ましくは約5重量%以下の量でポリマー主鎖
に存在する。
多官能価アクリレートとは、下式、 (上式中、R3,R5,R6はC2〜C6、好ましくはC2〜C3の低分
子量不飽和であり、R4は飽和及びC2〜C12である) の構造で示されるポリヒドロキシル化脂肪族化合物のエ
ステルを意味する。多官能価アクリレートは、存在する
場合、5重量%以下、好ましくは約2.5重量%以下の量
で主鎖に存在する。
本発明用に好適なコポリマーラテックスは、例えばB.F.
Goodrich CompanyよりHYCAR (商品名2671,26120,2617
2,26288,26334,26337,26342、及び26796)、GEON (商
品名660×14及び460×45)、及びGOOD−RITE (商品名
1800×73)として入手可能である。前記ラテックスの物
理特性を以下に示す。
本発明のペイントは、必要によりペイントを酸性pHに調
節できる中和塩基を含む。酸性pHは典型的には側酸性官
能基を有するコポリマーラテックス又はポリウレタン分
散体の使用より得られる。pH調節は約5〜約11、好まし
くは約6〜約9の値にすべきである。典型的には、アミ
ン、例えばアンモニア並びに一級、二級及び三級アミン
がペイントのpHの調節に用いられる。これらのアミンは
典型的にはC1〜C5である。他の好適なもしくは従来の中
和塩基も本発明の範囲内である。
風乾性、好ましくは水溶性補助溶剤がペイントに含まれ
る。補助溶剤を含む市販の配合した分散体もしくはラテ
ックスを用いる場合、ペイントの所望の凝集特性により
補助溶剤の追加は必要かもしれない。補助溶剤は慣例上
水より高い沸点を有するが少量の低沸点補助溶剤が存在
してよい。補助溶剤はラテックスもしくは分散体を実質
的に凝集させ塗布表面にコーティングを形成できる。補
助溶剤は好ましくは用いられる分散体に存在するポリマ
ーの約75重量%以下、より好ましくは約45重量%以下の
量でペイント内に存在すべきである。用いられる補助溶
剤の正確な量はコーティングを形成するよう望ましいフ
ィルムの形成において粒子を助ける補助溶剤の能力によ
り異なる。特定のコポリマーラテックス、ポリウレタン
分散体、又はそれらの混合物の選択により補助溶剤はラ
テックスペイントの形状で広く用いられる。
ポリウレタンのみを用いる場合(例えば混合せず)、好
ましい補助溶剤は、脂肪酸及び環式脂肪酸ピロリドン、
例えばN−メチル−2−ピロリドン、DMSO、及びジアル
キルホルムアミドである。少量の他の補助溶剤、例えば
低分子量アルコール(例えばイソプロパノール)、トル
エン、及びトリエチルアミンを用いてよい。ポリウレタ
ンとコポリマーラテックスのブレンドを用いる場合、好
ましい補助溶剤はC2〜C4の不飽和グリコール、例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、並びにジエ
チレンもしくはトリエチレングリコール;エチレンもし
くはプロピレングリコールのモノ及びジアルキルエーテ
ル、例えばブトキシプロパノール及びプロポキシプロパ
ノール及びUnion CarbideよりCELLOSOLVE もしくはPRO
PASOL として入手可能なそれらの誘導体、並びにアセ
テート、メチルエーテル及びエチルエーテルを含むそれ
らの誘導体;シクロヘキサン;脂肪族及び環式脂肪族ピ
ロリドン、例えばN−メチル−2−ピロリドン、高分子
量アルコール、例えばTEXANOL エステル−アルコール
(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソ
ブチレート)、低分子量アルコール、例えばイソプロピ
ルアルコール;4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタ
ノン;芳香族ベース炭化水素、例えばトルエン、キシロ
ール、もしくはベンゾール;ISOPAR炭化水素;2,4−ペタ
ンジエン;好適な公知の他のケトン、ジオール及びグリ
コール並びに前記の混合物である。本発明用の特定の補
助溶剤の選択は、ペイントを塗布するプラスチックキャ
ビネットの面を溶蝕する能力により一部左右される。望
ましい溶蝕能を有する補助溶剤はキャビネットに損害を
与えずキャビネットに塗布されるペイント塗料の接着性
を高める。
ペイントの接着は特にプラスチック、例えばNORYL 、L
EXAN 、CALIBRE 、STYRON 、CYCOLAC 、及びGEON
に関係し、手探りの溶剤選択が必要な問題があり、その
ような選択法はポリウレタンオキシド、ポリカーボネー
ト、ポリビニルクロリド、ABS、及びポリスチレンの使
用を標準として考えるべきである。
本発明のペイントは界面活性剤、典型的には分散を容易
にするための少なくとも1種の脂肪酸の塩を含む。この
脂肪酸(塩でも他の形状でもよい)を便宜上以後「塩」
と呼ぶ。フレーク粒子を取り扱う際、塩が不飽和の塩を
含むことはしばしば好ましく、不飽和塩は約85〜約250
の沃素価を有する。脂肪酸塩はペイント内に存在するニ
ッケルの約1〜5重量%の量でペイント内に存在する。
典型的には、塩形状のあらゆる脂肪酸はアミン塩形状で
ある。
沃素価は脂肪酸の不飽和の標準値であり、本発明に用い
られる脂肪酸もしくはその塩は、金属フレークを分散す
る場合、より好ましくは不飽和特性を有する少なくとも
1種の脂肪酸を含む。不飽和を有さない他の脂肪酸も塩
形状に用いてよいが、不飽和脂肪酸は塩形成により導入
される脂肪酸の少なくとも約15重量%、より好ましくは
少なくとも約25重量%、最も好ましくは約50重量%を含
んでなるべきと考えられている。
本発明において有効性が見い出されている飽和脂肪酸は
好ましくはカプリン酸、ペラルゴン酸、及びラウリン酸
を含むがC9〜C18の酸を含んでもよい。
本発明において望ましい不飽和特性を有する脂肪酸はパ
ルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸、エレオステアリン酸、リシノール酸、ステルクリン
酸、アラキドン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ネルボン
酸、ミコリペン酸、及びそれらの混合物よりなる群より
選ばれ、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、
リノレン酸及びそれらの混合物が市販入手が容易なため
好ましい。他の好適なもしくは従来の不飽和脂肪酸も本
発明において用いてもよい。不飽和脂肪酸を含み及び本
発明において有効性が見い出された特定の脂肪酸のブレ
ンドの1つは、Raydo Chemcal Companyより入手可能
な、主にオレイン酸のアミン塩であるRAYB06である。
他の界面活性剤、例えば好適な消泡剤もしくは脱泡剤を
本発明において用いてよいが、こうして用いられる界面
活性剤は一体の接着ペイントフィルムの形成を妨害する
シリコーンもしくはシリケートを本質的に含むべきでは
ない。
ペイントは所望により硬化剤として粒状非金属充填剤、
例えばカーボン、シリカ(コロイド状)等を含む。ペイ
ントに存在する粒状非金属充填剤により、最終ペイント
塗料はより硬い表面特性を有する。カーボンもしくはコ
ロイド状シリカはペイントに用いられるニッケル金属粒
子の重量の10重量%以下の量で混入してよいが、ペイン
トに混入される非金属粒状充填剤はペイント内の金属粒
子の重量の5重量%以下、最も好ましくは約1重量%以
下に制限される。本発明により配合されるペイント内の
懸濁液に残るあらゆる好適もしくは従来の粒状カーボ
ン、コロイド状シリカ等を用いてよい。ペイントにおけ
る使用が好適なカーボンブラック及びコロイドシリカは
公知である。
ラテックスもしくは分散体を攪拌する場合、時々消泡剤
を混入することが必要である。典型的には、消泡剤は前
記の界面活性剤ではなく消泡用に混入する場合、ペイン
トの約1重量%以下、好ましくは約0.1重量%以下に混
入すべきである。
ペイント内の金属粒子及び他の粒状物質に実質的に悪影
響を与えないあらゆる好適な及び従来の消泡剤を用いて
よい。特に、Henkle Process Chemicals Inc.から入手
可能なFOAMMASTER が有効であるとわかった。シリコー
ンもしくはシリケートはペイントのフィルム形成特性を
妨害するのでシリコーンもしくはシリケートを含まない
消泡剤が本発明において最良と考えられる。
ペイントは、典型的にはまず分散体を攪拌しこの分散体
に消泡剤(界面活性剤ではなく消泡用に用いる場合)を
混入することにより製造される。典型的には得られるブ
レンドを少なくとも約1分間攪拌する。この時点での攪
拌は周囲温度又は高温、好ましくは約99℃以下で行なわ
れる。必要により、攪拌しながらpH調節化合物を加え、
少なくとも約2分間攪拌を続け、約5〜約11、好ましく
は6〜約9の所望のpH調節が達成される。この攪拌も周
囲温度又は高温、好ましくは99℃以下で行ってよい。所
望のpHの達成は分散体を加熱した際の凝集を避けるため
必須である。
次いで周囲温度又は高温、好ましくは99℃以下において
攪拌しながらペイント混合物に金属粒子を混合する。攪
拌しながら界面活性剤を加え、攪拌を少なくとも約3分
間続ける。この攪拌も周囲温度又は高温、好ましくは99
℃以下で行ってよい。このペイントを典型的には攪拌し
ながら少なくとも50℃、好ましくは少なくとも95℃に少
なくとも1時間、しかしペイントブレンド内に金属粒子
が完全に分散するに十分な時間保つ(これによりペイン
トは10Ω/平方以下、望ましくは5Ω/平方以下、好ま
しくは2Ω/平方以下の抵抗率を有する有効な厚さのコ
ーティングを形成するため使用前に熟成する必要はな
い)。典型的には、95℃において2時間の保持時間が必
要である。
金属粒子が粉末である場合、ペイントは高温に保つ前又
は後のいずれであろうと高破壊攪拌する必要がある。こ
の高破壊攪拌はペイントのヘグマン値(ASTM D−1210−
79)が少なくとも0.25に増すに十分行なうべきである。
これは高破壊攪拌により粒度が3μmに低下したことを
示す。破壊攪拌は公知のEigerモーターミル、DAYMAX
機、超音波攪拌、ボールミル又は回転石ミルを用いるこ
とにより行なわれる。好ましくはヘグマンは6μmの粒
度低下を示す約0.50である。
粒状カーボンもしくはコロイド状シリカをペイントブレ
ンドに混入することを望む場合、この粒子は金属粒子の
混入後又は加工もしくはペイントの性能に悪影響を与え
ないどの時点で加えてもよい。好ましくは、カーボンも
しくはコロイド状シリカは攪拌しながら加えられ、攪拌
は少なくとも10分間続けられ、その後周囲温度もしくは
高温において粒子の分散が確実に行なわれる。
最終ペイントは通常好ましくは#109米国標準シーブを
通して濾過される。
以下の例は本発明をさらに説明するものである。金属粒
子粉末の分散において、フレークより明らかなように、
高速DAYMAX、モータミル、ボールミル、SONOLATOR
デルA等の使用が濾過する前にバッチを仕上げるため必
要である。
例1 27,260gの50%固体ラテックス及び39gのHenkle FOAMMAS
TER111を1分間攪拌した。ブチルCELLOSOLVE補助溶剤13
63gを蒸留水4864gと共に加え得られるブレンドを1分間
攪拌した。得られるペイントに323gの濃NH4OHを3分間
攪拌しながら加えた。57gのRAYBO6を5分間攪拌しなが
ら水2014gと共に加えた。その後387gのカーボンブラッ
クを加え、25分間混合を続け(周囲温度において)、K
−Bブレンドバッチを形成した。カーボンブラックを加
えないで同じブレンドを製造し、Bブレンドバッチと呼
ぶ。各K−Bブレンドはカーボンブラックの分散の用心
のため低速でDAYMAXミキサーで加工した。
例2 BFGoodrich26172ラテックスを用い例1に従い3つのK
−Bバッチを製造した。これらのK−Bバッチの一部45
0gに攪拌しながらNOVAMET HCA−1ニッケルフレークを4
79.6g及びH2Oを45.5g加えた。さらに1つにRAYBO6を9.3
g、他にRAYBO6を2.3g加えた。周囲温度において混合が
完了するまで攪拌を続けた。これを95℃に2時間加熱し
た。冷却後、ナイロン#109U.S.標準シーブを通して濾
過し、吹付塗布しABSプラスチック上に2.5ミルの厚さを
得、乾燥し、抵抗率をテストした。次いで吹付塗布した
ABSプラスチックサンプルを70℃、95%相対湿度におい
て72時間湿潤熟成させ、再び抵抗率についてテストし
た。乾燥後の最初と吹付け及び湿潤熟成テストした後の
最後で各々のペイントの抵抗率の値を表Iに示す。Bブ
レンドバッチを用いて9.3gについてくり返し、同様にテ
ストした。表 I 加えたRaybo6 最初 湿潤熟成 Ω/平方 Ω/平方 0 0.7 3.8 2.3g 0.4 1.9 9.3g 0.3 1.1 9.3g 0.3 1.0 (カーボンブラック含まず) RAYBO6はニッケルフレークによる望ましい抵抗率の達成
及び維持を助けることがわかる。
例3 RAYBO6のかわりに界面活性剤としてラウリン酸、カプリ
ン酸、ペラルゴン酸及びオレイン酸(n−ブチル塩)を
9.3g用いて例2の9.3gRAYBO6に従いペイントの他のブレ
ンドを製造した。得られる塗料を例2に従い2.5ミルの
厚さに吹付け、乾燥し、抵抗率についてテストし、70
℃、95%相対湿度で72時間湿潤老化させ、抵抗率につい
て再びテストし、結果を表IIに示す。
表 II 脂肪酸 最初 湿潤熟成 Ω/平方 Ω/平方 ラウリン酸 0.3 1.1 カプリン酸 0.35 3.3 ペラルゴン酸 0.3 1.8 オレイン酸 0.2 0.9 例4 例1に従い及びさらに9.3gのRAYBO6を用い、攪拌を用い
るが例2のバッチを加熱した時間加熱せず例2に従い2
つのK−Bバッチを製造した。このバッチをABSプラス
チックに吹付け、乾燥し、最初の抵抗率測定を行った。
最初の未加熱バッチを製造1日後、製造5日後、製造8
日後、製造11日後、製造14日後、製造28日後及び製造44
日後に吹付けた。2〜3ミルの厚さに吹付けたフィルム
の未加熱バチのそれぞれの抵抗率は1.1,0.7,0.5,0.5,0.
5,0.4及び0.4Ω/平方であった。製造1日後、製造2日
後、製造7日後及び製造100日後に第2のバッチを吹付
けた。2〜3ミルの厚さに吹付けたフィルムの抵抗率は
それぞれ0.8,0.6,0.4、及び0.3Ω/平方であった。明ら
かに、吹付前に未加熱のペイントは熟成すると吹付後の
抵抗性が改良される。少なくとも1週間の熟成は最初の
抵抗率を改良し、少なくとも1ケ月(約30日)熟成する
と実質的抵抗率の改良が達成される。逆に、加熱したバ
ッチでは、例2に示すように熟成せずずぐに未加熱バッ
チの熟成した値が得られる。
例5 例1に従いK−Bバッチを製造し、RAYBO6を9.3g含むバ
ッチ450gを例2に従い加工した。95℃に2時間加熱し、
冷却し、ラテックス固体100部あたり10部のトルエン及
びTEXANOLの各々を加え、濾過し、2.5ミルに吹付け、乾
燥した。最初の抵抗率は0.2Ω/平方である湿潤熟成後
は0.6Ω/平方であった。
例6 例2を繰り返し、9.3gのRAYBO6を含むものをNORYL 、L
EXAN 、PUC、ABS、ポリスチレン、及びSMC/BMC熱硬化
性ポリエステルガラス複合体に厚さ2.5ミルに吹付け
た。温度熟成前及び後にすべてをASTM D3359−78、方法
Bに従い接着テストを行ない、5B等級が得られた。
例7 表IIIに示したラテックスを用いて例1に従いBブレン
ドバッチを製造し、最終ペイントにおいて74/26%のポ
リマーに対するニッケルの重量比を達成した。総固体が
39.6%となるようBブレンドバッチにおいて水を調節し
た。各バッチ450gに高速攪拌器のブレンダーブレードを
用いて攪拌しながらINCO #270粉末を480g、RAYBO6を9.
3g、及び水を45.6g加え、約5分間攪拌を続けた。この
バッチを攪拌しないで95℃に2時間加熱し、冷却し、濾
過し、ABS上に厚さ2.5ミルに吹付けた。同じバッチを製
造したが、加熱せず、そのかわり周囲温度に2時間保
ち、次いで同様に吹付けた。乾燥後すべてのサンプルの
抵抗率を測定し、このサンプルを43℃、90%相対湿度に
おいて96時間湿潤熟成させた。次いで抵抗率を再び測定
した。
例7において、加熱はペイントの特性を助けるようであ
るが、ラテックスの凝集をおこさない。ニッケルは米国
特許第4,244,938号に示されているように中程度の温度
(60〜100℃)において有機酸に溶解することが公知で
あり、二価塩、例えばNi又はZn塩にラテックスを凝集さ
せることが公知であるので、本発明により行なわれる加
熱及び/又は攪拌に従い有効なペイントが製造されるこ
とは驚くべきことである。
例8 K−Bブレンドバッチを用い表IIIのNo.のようにして例
7を繰り返した。さらに、加熱後、トルエン16.8g、TEX
ANOL16.8g及びエチレングリコール16.8gを混入し、配合
物を水で希釈し、ステンレススチールボールを用いるEi
gerモーターミルで1時間加工し、濾過し、吹付けた。
加熱した物質は最初の抵抗率が0.2Ω/平方であり、70
℃、95%相対湿度で72時間湿潤熟成後は0.7Ω/平方で
あった。
例9 RAYBO6含量をペイントの総重量の1%に調節することを
除き表IVに示すNi/ポリマーの比で26172ラテックス及び
INCO270ニッケル粉末を用いて例2に従いペイント450g
を製造した。表IVにおいて「補助溶剤混合物」として示
した、例8に示した量のTEXANOL、トルエン、及びエチ
レングリコールを2つに混合した。表IVに示す分散法を
用いてペイントを分散させた。1つのサンプルは示すよ
うに吹付前に6ケ月間放置した。特にワーリングブレン
ダー時間は示していないが、ワーリングブレンダー時間
は、加えた粉末がすべて湿潤し、粉末の塊りがすべて分
散するに十分な時間である。各々をABSに2.5ミルに吹付
け、周囲温度で乾燥し、表面抵抗率についてテストし、
次いで95%相対湿度及び70℃において72時間湿潤熟成さ
せた。
例9より、金属粉末の高速分散は2Ω/平方以下の低表
面抵抗率の達成を助けることが明らかである。さらに、
注意深く選択した、適当な補助溶剤は低い表面抵抗率の
達成及び維持を助ける。
超音波での熟成実験を異なる時間行ったが、表面抵抗率
の変化はすべて最初の72時間でおこりそれ以上の時間は
必要ない。
例10 B.F.Goodrich2671,26288,26334、及び25342並びにINCO2
55ニッケル粉末について例9を繰り返したが、実質的に
異なる結果は得られなかった。
例11 62.5/37.5の重量比のINCO270Ni粉末及び26172ラテック
スを用い、及び粉末の低速混合を示すため機械混合のか
わりに手で混合し例2に従いペイントのサンプル450gを
2つ製造した。1つはその後攪拌しないで95℃で2時間
加熱し、もう一方は例2と対照的に攪拌しないで2時間
放置した。ABS上に3.0ミルの厚さで吹付け、乾燥し、表
面抵抗率を測定した。加熱していないサンプルは0.9Ω
/平方を示し、一方加熱したサンプルは0.4Ω/平方を
示した。次いで吹付けたサンプルを14日間湿潤熟成さ
せ、再び表面抵抗率を測定した。加熱していないサンプ
ルは5.8Ω/平方を示し、一方加熱したサンプルは2.4Ω
/平方を示した。従って、製造後の加熱は本発明により
製造したコーティングの表面抵抗率の低下を助ける。
例12 この例は、製造の間ペイントを加熱することにより生ず
る本発明のペイントの電気特性の劇的な改良を示す。
以下に示すポリウレタン分散体に、表Vに示すNi/ポリ
マー比を達成するに十分な量のニッケルフレークを加え
た。RAYBO6フィルム形成強化剤をペイントのニッケル含
量の約1.75パーセントの量を加えた。ニッケル/ポリウ
レタン分散体混合物に吹付粘度を達成するよう蒸留水を
加えた。この配合物を均一になるまで混合した(約2分
間)。各配合物の1/2を95℃に2時間加熱し、次いで周
囲温度に冷却した。各配合物の他の1/2は加熱しなかっ
た。加熱した及び加熱しないペイントをナイロン#109
米国標準シープを通して濾過し、PVC基材上に約2.5ミル
の厚さ吹付けた。このコーティングを周囲条件下で16時
間乾燥し、表面抵抗率をテストした。結果を以下に示
す。
PVC基材への接着はASTM D−3359−78方法Bでテスト
し、5Bの等級が得られた。
例13 配合物をすべて加熱することを除き例12に示すようにし
て表VIに示す配合物の製造を行った。
Niのタイプ及びNi/ポリマー比を変えた。
Niフレークを用いてペイント配合物より低い抵抗率値が
得られた。
例14 この例は、配合物へのフィルム形成強化剤の混入により
もたらされる本発明のペイントの電気特性の改良を示
す。
表VIIに示すNi/ポリマー比及びフィルム形成強化剤パー
セント(Ni含量基準)を含む4つのペイントを製造し、
例12に示す基材に吹付けた。界面活性剤は金属粒子の添
加後分散体に加えた。各ペイントを95℃に2時間加熱
し、次いで周囲温度で冷却した。
塗布した基材を周囲温度で16時間乾燥し、抵抗率をテス
トした。同じ吹付コートしたサンプルを60℃、95%相対
湿度で72時間湿潤熟成させ再び抵抗率をテストした。界
面活性剤を含むペイントの電気特性は湿潤熟成の前及び
後において界面活性剤を含まないペイントより改良され
ている。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)銅、銀、燐化鉄、金、ニッケル、それ
    らの混合物及びそれらで塗布した基材からなる群より選
    ばれる金属粒子であって、ペイントを塗布するための吹
    付ノズルを通過できる以下の寸法を有する金属粒子; b)ペイント内に存在する金属粒子の15重量%〜100重
    量%(ポリマー基準)の比でペイント内に存在するポリ
    ウレタンの水性分散体; c)分散体内のポリマーの少なくとも2〜75重量%の量
    の、分散ポリマーの粒子を凝集させ塗布した表面に密着
    したコーティングを形成できる少なくとも1種の風乾性
    補助溶剤; d)ペイント内に存在する金属粒子の1〜5重量%の量
    の、シリコーン及びシリケートを含まない少なくとも1
    種の界面活性剤; e)ペイントのpHを5〜11にする量の中和塩基、 を含んでなる導電性水性ペイント。
  2. 【請求項2】ペイント内の金属粒子の1重量%を越えな
    い量の消泡剤を含む、請求項1記載のペイント。
  3. 【請求項3】ペイント内の金属粒子の5重量%を越えな
    い量の微粉砕非金属充填剤を含む、請求項1記載のペイ
    ント。
  4. 【請求項4】補助溶剤がC2〜C4グリコール、118以下の
    分子量を有するエステルアルコール、低級脂肪族アルコ
    ール、エチレン、プロピレンもしくはブチレングリコー
    ルのモノエステル、及びそれらのアセテート、又はそれ
    らのメチルもしくはエチルエステル、脂肪族及び環式脂
    肪族ピロリドン、DMSO、ジアルキルホルムアミド、4−
    ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、トルエン並
    びにそれらの混合物からなる群より選ばれる、請求項1
    記載のペイント。
  5. 【請求項5】ポリウレタンが親水性であり及び1μm未
    満の粒度を有する、請求項1記載のペイント。
  6. 【請求項6】ポリウレタンがイオン性基、非イオン性
    基、エチレンオキシド基及びそれらの混合物からなる群
    より選ばれる側親水性成分を含む、請求項5記載のペイ
    ント。
  7. 【請求項7】中和塩基がC1〜C5の一級及び二級アミン並
    びにアンモニアからなる群より選ばれるアミンである、
    請求項1記載のペイント。
  8. 【請求項8】界面活性剤が少なくとも1種の脂肪酸の塩
    を有し、この塩が85〜250の沃素価を有しさらにパルミ
    トレイン酸、オレイン酸、リノーン酸、エレオステアリ
    ン酸、ステルクリン酸、アラキドン酸、リシノレイン
    酸、セトレイン酸、エルシン酸、ネルボン酸、ミコリペ
    ン酸、リノレン酸及びそれらの混合物からなる群より選
    ばれる不飽和を脂肪酸塩の少なくとも25重量%の比で含
    む、請求項1記載のペイント。
  9. 【請求項9】不飽和が脂肪酸塩の少なくとも50重量%含
    んでなる、請求項8記載のペイント。
  10. 【請求項10】界面活性剤がC10〜C18飽和脂肪酸の塩を
    有する、請求項1記載のペイント。
  11. 【請求項11】ポリウレタンが親水性ポリウレタン及び
    コポリマーラテックスもしくは他のポリウレタンの水分
    散性ブレンドを含んでなる、請求項1記載のペイント。
  12. 【請求項12】金属粒子がニッケルである、請求項1〜
    11のいずれか記載のペイント。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれか記載のペイント
    により塗布された基材。
  14. 【請求項14】電子部品用のキャビネットを含む、請求
    項13記載の基材。
  15. 【請求項15】電子装置を囲む壁、床及び天井を含む、
    請求項13記載の基材。
  16. 【請求項16】銅、銀、燐化鉄、金、ニッケル、それら
    の混合物及びそれらを塗布した基材からなる群より選ば
    れる金属粒子を懸濁したペイントの製造方法であって、
    以下の工程: a)ポリウレタンの水性分散体を攪拌すること、この分
    散体はペイント内に存在する金属粒子の15重量%〜100
    重量%(ポリマー基準)の比でペイント内に存在し、ポ
    リマーの粒子を凝集させ塗布した表面に密着したコーテ
    ィングを形成できる、分散体のポリマーの2〜50重量%
    の量の少なくとも1種の風乾性補助溶剤を含む; b)得られる混合物のpHを5〜11にする量の中和塩基を
    攪拌しながら加えること; c)攪拌しながら界面活性剤を加えること; d)ペイントを塗布するための吹付ノズルを通過できる
    以下の寸法を有する金属粒子を攪拌しながら加え、金属
    粒子を懸濁するに十分な時間攪拌を続けること; e)得られるペイントに熱を加え、少なくとも50℃に少
    なくとも1時間保つこと;及び f)得られる混合物を濾過すること、 を含んでなる方法。
  17. 【請求項17】以下の工程: i)攪拌したラテックスに金属粒子の1重量%以下の量
    の消泡剤を加えること;及び ii)攪拌しながらペイントに金属フレークの5重量%以
    下の量の微粉砕非金属充填剤を加えること、 の少なくとも1つを含む、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】界面活性剤が少なくとも1種の脂肪酸の
    塩を有し、この塩が85〜250の沃素価を有しさらにパル
    ミトレイン酸、オレイン酸、リノーン酸、エレオステア
    リン酸、ステルクリン酸、アラキドン酸、リシノレイン
    酸、セトレイン酸、エルシン酸、ネルボン酸、ミコリペ
    ン酸、リノレン酸及びそれらの混合物からなる群より選
    ばれる不飽和を脂肪酸の少なくとも25重量%の比で含
    む、請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】界面活性剤がC10〜C18飽和脂肪酸の塩を
    有する。請求項16記載の方法。
  20. 【請求項20】ポリウレタンがポリマーに水分散性を与
    えるに十分な量の親水性エチレンオキシドユニット及び
    /又は側イオン性基を有する親水性ポリウレタンであ
    る、請求項16記載の方法。
  21. 【請求項21】金属粒子を攪拌しながら加え、その後攪
    拌しながら少なくとも50℃に少なくとも1時間保つ、請
    求項16記載の方法。
  22. 【請求項22】金属粒子を攪拌しながら加え、その後攪
    拌しながら少なくとも95℃に少なくとも1時間保つ、請
    求項16記載の方法。
  23. 【請求項23】ポリウレタン分散体が水分散性ポリウレ
    タン及びコポリマーラテックスもしくはポリウレタンの
    ブレンドを含んでなる、請求項16記載の方法。
  24. 【請求項24】粒子がニッケル粉末であり、ASTM D−12
    0−79でテストしたところ少なくとも0.25に上げるに十
    分な時間高速攪拌する、請求項16記載の方法。
  25. 【請求項25】ポリマー分散体が少なくとも95℃の加熱
    に少なくとも1時間耐えることのできる、請求項1〜12
    のいずれか記載のペイント。
  26. 【請求項26】金属粒子を攪拌しながら加え、その後攪
    拌しながら少なくとも50℃に少なくとも1時間保つ、請
    求項1〜12のいずれか記載のペイント。
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