JPH07260067A - 自動引き締めクランプ構造体 - Google Patents

自動引き締めクランプ構造体

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JPH07260067A
JPH07260067A JP6303906A JP30390694A JPH07260067A JP H07260067 A JPH07260067 A JP H07260067A JP 6303906 A JP6303906 A JP 6303906A JP 30390694 A JP30390694 A JP 30390694A JP H07260067 A JPH07260067 A JP H07260067A
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band
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Hans Oetiker AG Mashiinen & Aparaatefuaburiiku
Oetiker Schweiz AG
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Hans Oetiker AG Mashiinen & Aparaatefuaburiiku
Hans Oetiker AG Maschinen und Apparatefabrik
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を用いて確実な案内でもって係止状態か
ら最も好都合に解放することができることにより、スパ
ークを引き起こすような締めつけ作用へのスナップ状戻
りを阻止するように構成されかつ配置された自動引き締
めクランプを提供する。 【構成】 自動引き締めクランプ構造体は、第一の締め
つけ位置と、クランプバンド(11)がその固有のばね特性
のプレストレス下にある第二の非締めつけ位置とを有す
る。クランプ構造体をその第二の位置に係止状態に保持
するために、クランプバンドの一端には舌状延長部(20)
を設けると共に、他端にはくびれ部を経て互いに追従す
る二つの長手方向に延びるスロット状開口(36,35) を設
け、スロット状開口の一方(36)は舌状延長部(20)より幅
が広く、他方(35)は舌状延長部(20)より若干幅が狭くな
っている。スロット状開口の一方は他方のスロット状開
口(35)の少なくとも一部に対して半径方向にずれてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動引き締めクランプ
構造体に関し、特に段部、偏りまたは中断部のない締め
つけ面を与えて完全に満足のゆく気密な接続を確保す
る、自動引き締め再使用可能なクランプ構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動引き締めクランプ、すなわちスプリ
ングワイヤまたはばね鋼バンド材料で作られたクランプ
は、一定張力クランプとして当該技術でも引用される
が、それ自体知られている。それらの最も簡単な形態で
は、そのようなクランプは、それらの固有のばね特性に
よって通常それらの閉鎖された締めつけ位置を取ろうと
するもので、重なり合う外方に突出する端部を有するス
プリングワイヤからなり、クランプは重なり合う外方に
延びる端部を互いに向かって押しやることにより開放さ
れる。一度ホースの上に取り付けられると、外方へ延び
る端部が解放されて、クランプはその締めつけ位置を取
る。バンド材料で作られた自動引き締めクランプも従来
技術で知られている。それらは通常一端に舌状延長部を
有しかつ好ましくはクランプをそのプレストレス状態に
係止するために他端に係止装置が設けられている。この
ように開放状態に係止したクランプは使用者に輸送さ
れ、使用者は開放クランプを取り付け、それから係止し
ている係合を解放する。米国特許4,305,179; 4,425,68
1; 4,773,129; 4,858,279; 4,930,191; 4,930,192およ
び4,996,749 は、バンド材料で作られた従来技術の自動
引き締めクランプの代表的なものである。しかしなが
ら、これらの全ての従来技術のクランプは、不連続部、
段部または片寄りのない締めつけ面を欠くことは言うま
でもないが、その外方へ延びる部分により使用中怪我の
危険を伴う。
【0003】本出願人の米国特許5,203,809 に記載され
たクランプは、全周にわたって信頼できる締めつけ作用
をもって連結されていっそう大きな安全に向かう方向に
著しい進歩を示した。特に、図24から図30までに示
したクランプは商業的に成功であることが判明した。し
かしながら、比較的複雑でありかつ製造に費用がかかる
ことは別としても、クランプを係止位置から締めつけ位
置へスナップ状に解放すると、かなりのスパークを発生
することが時折あるが、このようなスパークは例えばガ
ソリンラインなどの範囲内では受け入れられない。スパ
ークの危険は、クランプの表面にラッカー被覆層を用い
て減らすことができる。しかしながら、そのようなラッ
カー層は再びクランプの費用を増加させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、簡単な手段で、従来技術で出会う前述した欠点
や不利益を除去する上記の形式の自動引き締めクランプ
を提供することである。
【0005】本発明のもう一つの目的は、自動引き締め
クランプをその係止状態から工具を用いて確実な案内で
最も好都合に解放でき、それによってスパークを引き起
こすような締めつけ作用へのスナップ状戻りを阻止する
ように構成されかつ配置された自動引き締めクランプを
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、構造が非常に簡単で
かつ製造費用が低い上記の種類の自動引き締めクランプ
を提供することにある。同じ工具を用いて確実な案内の
下に容易に開閉することができる自動引き締めクランプ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その下にある問題は、本
発明により、第一クランプ位置と、クランプバンドがそ
の固有のばね特性のプレストレス下にある第二の非締め
つけ位置とを有する自動引き締めクランプ構造体により
解決される。クランプ構造体をその第二の位置に係止保
持するために、クランプバンドの一端に舌状延長部を設
けると共に、他端には、くびれ部を経てクランプバンド
の長手方向に互いに追従する二つの長手方向に延びるス
ロット状開口が設けられ、その際スロット状開口の一方
は舌状延長部より幅広くかつ他方は舌状延長部より幅が
狭い。スロット状開口の一方は、他方のスロット状開口
の少なくとも一部に対して半径方向にずらされている。
さらに、ばね特性を高めるために、クランプバンドには
長手方向に延びる補強溝を設けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図中、同様な参照数字は同様な部品を示
す。
【0009】参照数字10で全体的に示したクランプ構
造体はクランプバンド11からなり、このクランプバン
ドの一端には参照数字20で全体的に示した舌状延長部
が設けられている。舌状延長部20の折り曲げ端部21
の丸みのついた端部には、工具係合切欠き22が設けら
れている。クランプバンド11の全バンド幅が、クラン
プバンド11の長手方向に対して角度αをなす先細にな
っている部分13aと13bを経て舌状延長部に移行し
ており、先細になっている部分13aと13bは、これ
らの部分が舌状延長部20に移行する所で曲率半径R1
の丸みが付けられている。参照数字30で全体的に示し
たクランプバンドの対向端部は、段状連結区分33を経
て第二区分32と連結された第一区分31を有する。端
部30の丸みのついた自由端には工具係合切欠き34が
設けられ、クランプバンドのその端部から発して舌状延
長部20に向かう方向には、内側に延びる突起38aと
38b(図5)により形成された幅の狭いくびれ部37
を経て連通する第一の細長い開口35と第二の細長い開
口36とが設けられている。舌状延長部20は端部21
でその自由端に向かう方向に先細になっており、そのよ
うな先細部はその両側の半径R2 の円弧の部分により形
成することができる。さらに、クランプバンド11に
は、スロット状開口36と舌状延長部20の中間に図示
の実施例では幅が互いに向かって先細になっている二つ
の開口14と15が設けられている。これらの開口14
と15はクランプ構造体を取り扱いやすくするために設
けられている。それらの数と形状は、クランプ構造体の
必要条件に依って変えることができる。
【0010】スロット状開口36の幅c、すなわちクラ
ンプバンドの横方向の寸法はスロット状開口35の幅寸
法dより大きくかつ舌状延長部の幅bよりも大きいの
で、舌状延長部が開放および引き続くクランプバンドの
締付け位置への解放中スロット36内を自由に摺動する
ことができる。他方では、スロット状開口35の幅dが
舌状延長部20の幅bより好ましくは若干小さいことに
より、先細になっている端部21の一部分のみがスロッ
ト状開口35を通って突出することができる。このた
め、いっそう完全に後述するようにその係止開放位置か
らのクランプバンドの解放が容易になる。
【0011】図3は、開放係止位置にあるクランプを示
すが、この開放係止位置には、例えば本出願人の米国特
許第5,203,809 号の図31〜33に示したように工具を
工具係合切欠き22と34に係合させることによりクラ
ンプをクランプバンド材料の固有の弾力に抗して強制的
に変位させられる。図3に示したクランプ構造体10
は、舌状延長部20の先細になっている端部21をスロ
ット状開口35の丸みのついた端壁35′に係合させる
ことにより開放係止位置に保持される。クランプ構造体
を図3に示したその係止開放位置から図4と5に示した
非係止締めつけ位置に解放するために、同じ工具を再び
切欠き22と34に係合させるが、それにより自由端2
1は、くびれ部37の下を通るように突出端部21を下
げることにより係止位置から解放された後確実に締めつ
け位置に案内され続ける。幅寸法dとbによりおよび先
細になっている端部21により制御されるスロット状開
口35を通る端部21の突出の程度を制限することによ
って、くびれ部37の下を通らなければならない舌状延
長部の自由端の先端のみがスロット状開口35を通って
延びることにより解放が容易になる。図4は、ホースま
たは車軸ブーツのような環状部材40をニップルまたは
CV継手の回転部材のような固定部材50に締めつけ保持
している取り付けられたクランプ構造体10を示す。
【0012】しかしながら、本発明の非限定例である典
型的な例では、26.5 mm のクランプ位置の内径を有する
ようになっているクランプ構造体の寸法は次の通りであ
る。そのクランプ構造体の長さは約119.7 mmであるが、
クランプバンド11の幅は10mmであり、その厚さは1.2 mm
である。開口35は約3 mmの幅d と約8 mmの長さを有す
る。開口35の丸みのついた端からクランプ構造体の対
応する端までの距離は約4 mmである。スロット状開口3
6は約20 mm の長さと約4.5 mmの幅cを有する。開口1
4は、その比較的大きい丸みのついた端部がクランプバ
ンドの対応する端部から約38 mm 間隔を置いておりかつ
約12 mm の長さを有する。比較的小さい丸みのついた部
分のある開口14の端部は、比較的小さい丸みのついた
端部のある開口15の端部から約29.2 mm 間隔を置いて
いるが、開口15も約12 mm の長さを有しかつその比較
的大きい丸みのついた端部が舌状延長部20の自由端か
ら約28.5 mm だけ間隔を置いている。舌状延長部は、約
4 mmの幅bと、クランプバンドの長手方向に対し約45°
の角度を有する先細になる面13aと13bを含む約2
3.3 mm の長さを有する。端部21の先細になっている
側面は、約2 mmまたはそれ以上の曲率半径を有する円弧
部分により形成されていると共に、工具係合切欠き22
は約1 mmの曲率半径で約0.35 mm の深さに形成されてい
る。開口14と15の傾斜側面は、これらの開口の間の
中途の箇所で交差する。舌状延長部の端部21は約40°
の角度で曲げられ、一方段状部分33は、約0.5 mmの曲
率半径を有する丸みのついた移行部を経て約30°の角度
で曲げられている。取り付けられた状態では、第一の外
端区分31が内側の重なったクランプバンドから半径方
向に約1.2 mmの距離sだけ間隔を置いている(図4)。
折り曲げられた部分21の長さは約5 mmである。約1 mm
の半径R1 は先細になる面13aと13bの舌状延長部
への移行部と同様に工具係合切欠き22の曲率半径にも
用いられ、一方約2 mmの半径は端部30の丸みのついた
端部や工具係合切欠き34の丸みのついた端部と同様に
舌状延長部の先細になる側部の半径R2 に用いられる。
開口14と15の比較的大きな丸みのついた端部は約2.
5 mmの曲率半径で実現され、一方開口14と15の比較
的小さい端部の曲率半径は1.5 mmの曲率半径で実現され
る。しかしながら、上記の寸法は単に例証の目的のため
だけであり、クランプ構造体の寸法や用途にしたがって
変えることができることを理解されたい。内側クランプ
面に沿って片寄り、段部または不連続部のないクランプ
構造体を得ようとする本発明にとって重要なのは、くび
れ部37の幅を工具の一方のジョーが通過できるように
すると共に、段状部分33の使用と同様舌状延長部20
と共に組み合わせた係止手段としてのスロット状開口3
5と36の構造である。
【0013】本発明のクランプ構造体は炭素鋼と同様ス
テンレス鋼から非常に硬い材料で作られるが、必要に応
じて腐食しないように保護するために硬化されて電気め
っきされるかまたは外側がラッカー層により被覆され
る。ステンレス鋼で作られたクランプには、後処理の必
要がない完全に仕上げられた状態で機械を出るという利
点がある。
【0014】クランプバンドには、ほぼ中心内を長手方
向に延びる補強溝を設けていっそう強いばね剛性を与え
ることもできる。補強溝は開口35、36、14、15
の範囲で中断することができるし、またはこれらの開口
のうちの一つまたは複数(全部)の開口の両側に、中心
補強溝とのわずかな重なり部を設けてもよい。
【0015】本発明のクランプバンドをその開放係止位
置から解放する好ましい方法は、本出願人の米国特許5,
203,809 の第31〜33図に示したような工具を用いる
けれども、舌状延長部20の端部21に適当な工具を用
いて下向きの力を加えることによりクランプを解放する
こともできるだろう。
【0016】さらに、本発明の基本的概念は、内側から
半径方向外方に固着しなければならないホースまたは同
様なもの−すなわちそのクランプ構造体では、開放係止
位置が比較的小さい直径を有しかつ通常の締めつけ位置
が比較的大きな直径を有する−を締めつけるためのクラ
ンプ構造体にも適用できる。その場合には、段部、偏り
または不連続部のない締めつけ面を外側に位置させ、開
口35と36の位置を逆にするようにクランプシステム
を逆にすることが必要なだけである。
【0017】本発明による一つの実施例のみを示して説
明したけれども、本発明はこれには限定されずに、当業
者に知られた無数の変更と修正が可能であること理解さ
れたい。それ故、ここに示されかつ記載された細部に限
定されずに特許請求の範囲により包含される全ての変更
と修正をカバーするつもりである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動引き
締めクランプはその係止状態から工具を用いて確実な案
内でもって最も好都合に解放でき、それによってスパー
クを引き起こすような締めつけ作用へのスナップ状戻り
を阻止することができる。さらに、本発明の自動引き締
めクランプ構造体は、構造が非常に簡単でかつ製造費用
が低い利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動引き締めクランプ構造体の平
面図である。
【図2】図1のクランプ構造体の側面図である。
【図3】係止開放状態にある図1と2のクランプ構造体
の軸方向から見た図である。
【図4】図3と同様な軸方向から見た図であるが、環状
部材を固定部品の上に締めつける閉鎖締めつけ状態のク
ランプ構造体を示す図である。
【図5】図4に示したクランプ構造体の平面図である。
【符号の説明】
11 クランプバンド 20 舌状延長部 21 折り曲げられた部分 22 切欠き状工具係合手段 33 オフセット 34 切欠き状工具係合手段 35 第二のスロット状開口 35′ くびれ部 36 第一のスロット状開口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプ構造体が締めつけ作用を及ぼす
    第一の位置(図4)と、クランプ構造体が固有の締めつ
    け力に抗して係止保持されるようになっている第二の位
    置(図3)とを有する自動引き締めクランプ構造体(10)
    であって、一端に折り曲げられた端部(21)を有する舌状
    延長部(20)を有するクランプバンド(11)と、前記舌状延
    長部(20)が貫通して摺動するようになっている前記クラ
    ンプバンドの第一のスロット状開口(36)と、前記クラン
    プバンドの他方の端部範囲の係止手段とを有し、前記係
    止手段は、前記舌状延長部(20)を前記第二の位置から前
    記第一の締めつけ位置へ確実な工具案内により解放する
    ための他の手段(35,34)を有し、それにより前記第二の
    位置からクランプバンドを解放中スパークを防止するよ
    うにした自動引き締めクランプ構造体。
  2. 【請求項2】 前記他の手段は、前記第一のスロット状
    開口から分離された前記クランプバンドの他方の端部範
    囲の第二のスロット状開口(35)を有し、前記第二のスロ
    ット状開口(35)は、第一のスロット状開口よりバンド横
    方向にいっそう小さい寸法を有する、請求項1の自動引
    き締めクランプ構造体。
  3. 【請求項3】 前記第二のスロット状開口(35)がくびれ
    部(35′) により前記第一のスロット状開口(36)から分
    離され、前記くびれ部(35 ′) は、舌状延長部(20)およ
    びその折り曲げられた端部(21)の幅より小さいバンド横
    方向の最小の幅を有する、請求項1または2の自動引き
    締めクランプ構造体。
  4. 【請求項4】 前記舌状延長部(20)は、その自由端に向
    かう方向に先細になっている端部(21)を有する、請求項
    1から請求項3までのうちのいずれか一つに記載の自動
    引き締めクランプ構造体。
  5. 【請求項5】 前記第二のスロット状開口(35)の幅(d)
    は、舌状延長部(20)がその先細になっている端部でのみ
    第二のスロット状開口の中へ延びることができるような
    量だけ舌状延長部(20)の幅(b) より小さい、請求項1か
    ら請求項4までのうちのいずれか一つに記載の自動引き
    締めクランプ構造体。
  6. 【請求項6】 舌状延長部の先細になっている端部が、
    円の一部であることができる曲線の輪郭を有する、請求
    項1から請求項5までのうちのいずれか一つに記載の自
    動引き締めクランプ構造体。
  7. 【請求項7】 さらに、クランプバンド(11)の対向する
    端面に切欠き状工具係合手段(22,34) を有する、請求項
    1から請求項6までのうちのいずれか一つに記載の自動
    引き締めクランプ構造体。
  8. 【請求項8】 クランプバンドの他端近くの第一および
    第二の長手方向に延びるスロット状開口(36,35) がクラ
    ンプバンド(11)の長手方向に前後して配置され、前記ス
    ロット状開口(36,35) はクランプバンドの横断方向に異
    なる幅を有し、スロット状開口の少なくとも一つ(35)が
    内側の重なったクランプバンドに対して半径方向外方に
    変位されることにより、クランプ構造体がその全周にわ
    たって中断されない締めつけ作用を与えるように、半径
    方向に指向したオフセット(33)がその他端近くのクラン
    プ構造体に設けられている、請求項1から請求項7まで
    のうちのいずれか一つに記載の自動引き締めクランプ構
    造体。
  9. 【請求項9】 片寄り部分(33)が他方のスロット状開口
    (36)の一部を含む、請求項8のクランプ構造体。
  10. 【請求項10】 前記くびれ部(35 ′) が、第一のスロ
    ット状開口(35)から第二のスロット状開口(36)の中へ通
    る舌状延長部(20)を排除して、クランプ構造体にその第
    二の位置で係止作用を与えるような寸法を有する、請求
    項1から請求項9までのうちのいずれか一つに記載のク
    ランプ構造体。
  11. 【請求項11】 前記第一のスロット状開口(35)は舌状
    延長部(20)の幅よりわずかに小さい幅を有し、前記舌状
    延長部(20) はその自由端に先細になっている部分(R2)
    を有し、その幅は舌状延長部(20)の通常の幅(b) から第
    一のスロット状開口(36)の幅より小さし幅まで変化す
    る、請求項1から請求項10までのうちのいずれか一つ
    に記載のクランプ構造体。
  12. 【請求項12】 クランプ構造体が再使用可能であり、
    前記二つのスロット状開口(36,35) の間に、うっかりし
    た解放しないようにクランプ構造体をその第二の位置に
    保持して係止作用を効果的に与えるための手段(35 ′)
    が設けられている、請求項1から請求項11までのうち
    のいずれか一つに記載の自動引き締めクランプ構造体。
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