JPH05196011A - 部材の結合用回転締め金 - Google Patents
部材の結合用回転締め金Info
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- JPH05196011A JPH05196011A JP26776492A JP26776492A JPH05196011A JP H05196011 A JPH05196011 A JP H05196011A JP 26776492 A JP26776492 A JP 26776492A JP 26776492 A JP26776492 A JP 26776492A JP H05196011 A JPH05196011 A JP H05196011A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
- F16B5/10—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of bayonet connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/02—Releasable fastening devices locking by rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
- F16B37/044—Nut cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B41/00—Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
- F16B41/002—Measures against loss of bolts, nuts or pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
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- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に製造可能で大きい締付け行程を持ちか
つ大きい力を吸収できる部材結合用回転締め金を提供す
る。 【構成】 結合すべき部材の互いに一直線をなす穴にピ
ン胴部を通されてピン頭部を外側部材の外面に支持され
る締め金ピンと,内側部材の内面に支持される保持部材
とを有し,この保持部材が鎖錠部分にピン胴部用貫通口
を持ち,更にこの貫通口に隣接してピン胴部の端部の方
へ向く面に互いに周方向にずれたカム面を持ち,これら
のカム面がピン胴部のなるべく2つの半径方向突起に係
合し,かつ周方向に見て,軸線方向に最高のカム隆起に
続いて,鎖錠位置への締め金ピンの回転の際最高のカム
隆起に弾性的に打勝つた後突起がそれぞれはまる拘束凹
所をまず持ち,最後に突起用ストツパを持ち,突起がピ
ン胴部外面にらせん状に延びる隆起として構成されてい
る。
つ大きい力を吸収できる部材結合用回転締め金を提供す
る。 【構成】 結合すべき部材の互いに一直線をなす穴にピ
ン胴部を通されてピン頭部を外側部材の外面に支持され
る締め金ピンと,内側部材の内面に支持される保持部材
とを有し,この保持部材が鎖錠部分にピン胴部用貫通口
を持ち,更にこの貫通口に隣接してピン胴部の端部の方
へ向く面に互いに周方向にずれたカム面を持ち,これら
のカム面がピン胴部のなるべく2つの半径方向突起に係
合し,かつ周方向に見て,軸線方向に最高のカム隆起に
続いて,鎖錠位置への締め金ピンの回転の際最高のカム
隆起に弾性的に打勝つた後突起がそれぞれはまる拘束凹
所をまず持ち,最後に突起用ストツパを持ち,突起がピ
ン胴部外面にらせん状に延びる隆起として構成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,結合すべき部材の互い
に一直線をなす穴にピン胴部を通されてピン頭部を外側
部材の外面に支持される締め金ピンと,内側部材の内面
に支持される保持部材とを有し,この保持部材が鎖錠部
分にピン胴部用貫通口を持ち,更にこの貫通口に隣接し
てピン胴部の端部の方へ向く面に互いに周方向にずれた
カム面を持ち,これらのカム面がピン胴部のなるべく2
つの半径方向突起に係合し,かつ周方向に見て,軸線方
向に最高のカム隆起に続いて,鎖錠位置への締め金ピン
の回転の際最高のカム隆起に弾性的に打勝つた後突起が
それぞれはまる拘束凹所をまず持ち,最後に突起用スト
ツパを持つている,例えば板状の部材の分離可能な結合
用回転締め金特に4分の1回転締め金に関する。
に一直線をなす穴にピン胴部を通されてピン頭部を外側
部材の外面に支持される締め金ピンと,内側部材の内面
に支持される保持部材とを有し,この保持部材が鎖錠部
分にピン胴部用貫通口を持ち,更にこの貫通口に隣接し
てピン胴部の端部の方へ向く面に互いに周方向にずれた
カム面を持ち,これらのカム面がピン胴部のなるべく2
つの半径方向突起に係合し,かつ周方向に見て,軸線方
向に最高のカム隆起に続いて,鎖錠位置への締め金ピン
の回転の際最高のカム隆起に弾性的に打勝つた後突起が
それぞれはまる拘束凹所をまず持ち,最後に突起用スト
ツパを持つている,例えば板状の部材の分離可能な結合
用回転締め金特に4分の1回転締め金に関する。
【0002】
【従来の技術】このような公知の回転締め金では,突起
が半径方向十字ピンとして構成されている。これは締付
け行程が比較的小さいという欠点を持つている。更にピ
ンは非常に限られた力しか吸収できない。従つてこのよ
うな回転締め金の使用は限られている。
が半径方向十字ピンとして構成されている。これは締付
け行程が比較的小さいという欠点を持つている。更にピ
ンは非常に限られた力しか吸収できない。従つてこのよ
うな回転締め金の使用は限られている。
【0003】更に回転締め金において,十字ピンの代り
にらせん状溝を持つピン胴部を設け,保持部材の鎖錠部
分の貫通口の縁から半径方向内方へ突出する突起を溝へ
係合させることも公知である。らせん状溝はピン胴部側
で突起用拘束凹所に終つている。これにより大きい締付
け行程が得られるけれども,溝によりピン胴部が細くな
り,製造費が高くなり,大抵は金属板から形成される保
持部材の鎖錠部分の突起が曲り易いという欠点がある。
にらせん状溝を持つピン胴部を設け,保持部材の鎖錠部
分の貫通口の縁から半径方向内方へ突出する突起を溝へ
係合させることも公知である。らせん状溝はピン胴部側
で突起用拘束凹所に終つている。これにより大きい締付
け行程が得られるけれども,溝によりピン胴部が細くな
り,製造費が高くなり,大抵は金属板から形成される保
持部材の鎖錠部分の突起が曲り易いという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,簡単
に製造可能で大きい締付け行程を与え,大きい力を吸収
できる回転締め金を提供することである。
に製造可能で大きい締付け行程を与え,大きい力を吸収
できる回転締め金を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,突起がピン胴部外面にらせん状に延び
る隆起として構成されている。
本発明によれば,突起がピン胴部外面にらせん状に延び
る隆起として構成されている。
【0006】
【発明の効果】これにより複数の利点が同時に得られ
る。まず締付け行程が公知の十字ピンより著しく大きく
なる。隆起はピン胴部の長さ方向に延びているため,2
つの部材を締付けるため大きい力を吸取することができ
る。鎖錠部分において案内突起が変形するおそれはな
い。隆起の製造は,切剤により製造せねばならない公知
のらせん状溝より著しく簡単である。なせならば,本発
明による締め金ピンはらせん状隆起を含めて例えば押出
し成形法で製造することができる。更にらせん状溝にお
いておこるようなピン胴部の弱体化が回避される。
る。まず締付け行程が公知の十字ピンより著しく大きく
なる。隆起はピン胴部の長さ方向に延びているため,2
つの部材を締付けるため大きい力を吸取することができ
る。鎖錠部分において案内突起が変形するおそれはな
い。隆起の製造は,切剤により製造せねばならない公知
のらせん状溝より著しく簡単である。なせならば,本発
明による締め金ピンはらせん状隆起を含めて例えば押出
し成形法で製造することができる。更にらせん状溝にお
いておこるようなピン胴部の弱体化が回避される。
【0007】
【実施態様】直径上で対向するなるべく2つの隆起は,
本発明の特別な実施態様によれば,ピン胴部の長さ方向
に50ないし70°なるべく約60°の周囲角にわたつ
て延び,隆起の長さはその高さの数倍である。隆起は更
に(丸められた)台形の断面輪郭を持つている。
本発明の特別な実施態様によれば,ピン胴部の長さ方向
に50ないし70°なるべく約60°の周囲角にわたつ
て延び,隆起の長さはその高さの数倍である。隆起は更
に(丸められた)台形の断面輪郭を持つている。
【0008】大体において円形切欠きとこれに半径方向
外方に続いて隆起を通すスリツト部分とから成る鎖錠部
分の貫通口への締め金ピンの導入は,本発明の特別な構
成において,隆起の断面輪郭がピン胴部の端部の方へ減
少していることによつて容易になる。
外方に続いて隆起を通すスリツト部分とから成る鎖錠部
分の貫通口への締め金ピンの導入は,本発明の特別な構
成において,隆起の断面輪郭がピン胴部の端部の方へ減
少していることによつて容易になる。
【0009】両方の部材の締付けの際,加えるべき力は
締付け行程の増大につれて大きくなる。従つて同じ回転
モーメントでほぼ一定の力を加えることができるように
するため,本発明によれば,ピン胴部外面にある隆起の
リード角が可変である。隆起のリード角がピン胴部の端
部で急峻で,ピン頭部の方へ減少するのがよい。
締付け行程の増大につれて大きくなる。従つて同じ回転
モーメントでほぼ一定の力を加えることができるように
するため,本発明によれば,ピン胴部外面にある隆起の
リード角が可変である。隆起のリード角がピン胴部の端
部で急峻で,ピン頭部の方へ減少するのがよい。
【0010】カム面に沿つて鎖錠位置までの隆起の確実
な移行を保証するため,鎖錠部分はなるべく弾性的に保
持部材に保持されている。このため保持部材を例えばば
ね鋼から構成することができる。
な移行を保証するため,鎖錠部分はなるべく弾性的に保
持部材に保持されている。このため保持部材を例えばば
ね鋼から構成することができる。
【0011】しかし保持部材を剛性的に構成し,ばね弾
性素子例えば座金を介してピン頭部を外側部材の外面に
支持することも可能である。こうして両方の部材を確実
に締付けるのに必要な締付け力も保証することができ
る。
性素子例えば座金を介してピン頭部を外側部材の外面に
支持することも可能である。こうして両方の部材を確実
に締付けるのに必要な締付け力も保証することができ
る。
【0012】本発明の別の構成では,保持部材が扁平材
料裁断片から弾性体に曲げられるクリツプとして,縁か
ら内側部材へはめることができる。保持部材は内側部材
の上に係合するストツパ脚辺と内側部材の下に係合する
締付け脚辺とを持つことができる。
料裁断片から弾性体に曲げられるクリツプとして,縁か
ら内側部材へはめることができる。保持部材は内側部材
の上に係合するストツパ脚辺と内側部材の下に係合する
締付け脚辺とを持つことができる。
【0013】内側部材への保持部材の保持は,ストツパ
脚辺又は締付け脚辺が内側部材の穴へ係合するそり返り
部を持つていることによつて,更に改善される。この場
合内側部材の穴は,ピン胴部を受入れるため適当な大き
さの直径を持つている。
脚辺又は締付け脚辺が内側部材の穴へ係合するそり返り
部を持つていることによつて,更に改善される。この場
合内側部材の穴は,ピン胴部を受入れるため適当な大き
さの直径を持つている。
【0014】保持部材を内側部材に予め取付けるだけで
なく,締め金ピンも外側部材に予め取付けることができ
るようにするため,なるべく外側部材の穴へスナップば
め可能な止め輪により,締め金ピンが外側部材に紛失し
ないように保持されている。
なく,締め金ピンも外側部材に予め取付けることができ
るようにするため,なるべく外側部材の穴へスナップば
め可能な止め輪により,締め金ピンが外側部材に紛失し
ないように保持されている。
【0015】
【実施例】本発明のそれ以外の目的,特徴,利点及び応
用可能性は,図面による実施例の以下の説明から明らか
になる。その際説明しかつ図示するすべての特徴は,単
独で又は任意の組合わせで,請求項における要約に関係
なく,本発明の対象を形成している。
用可能性は,図面による実施例の以下の説明から明らか
になる。その際説明しかつ図示するすべての特徴は,単
独で又は任意の組合わせで,請求項における要約に関係
なく,本発明の対象を形成している。
【0016】図示されかつ特に図1から機能がわかる回
転締め金1は4分の1回転締め金として示されている。
この回転締め金は2つの板状部材2及び3の分離可能な
結合に役立つ。回転締め金は締め金ピン4を持ち,この
締め金ピンのピン胴部5は結合すべき部材2,3の互い
に一直線をなす穴6,7に通される。ピン胴部5に完全
に通した後この締め金ピン4のピン頭部8は,直接又は
間接に外側部材2の外面9上に載る。工具で回すため
に,ピン頭部8は係合スリツト26を持つている。しか
し十字スリツト,六角凹所,刻み目つきつまみ,羽根取
つ手又は環状取つ手を持つピン頭部8も使用可能であ
る。
転締め金1は4分の1回転締め金として示されている。
この回転締め金は2つの板状部材2及び3の分離可能な
結合に役立つ。回転締め金は締め金ピン4を持ち,この
締め金ピンのピン胴部5は結合すべき部材2,3の互い
に一直線をなす穴6,7に通される。ピン胴部5に完全
に通した後この締め金ピン4のピン頭部8は,直接又は
間接に外側部材2の外面9上に載る。工具で回すため
に,ピン頭部8は係合スリツト26を持つている。しか
し十字スリツト,六角凹所,刻み目つきつまみ,羽根取
つ手又は環状取つ手を持つピン頭部8も使用可能であ
る。
【0017】外側部材3の内面10に保持部材11が直
接又は間接に支持されている。この保持部材11は,図
10に示すような扇平材料裁断片25から,一体に曲げ
られている。保持部材11はクリツプとして内側部材3
上へ縁からはめることができる。このため保持部材11
は,内側部材3の上に係合するストツパ脚辺21と,内
側部材3の下に係合する締付け脚辺22とを持つてい
る。締付け脚辺22のそり返り部23は内側部材3の穴
7へはまつているので,保持部材11は内側部材3に確
実に拘束されている。保持部材11は更に内側部材3の
方へ弾性変形可能な鎖錠部分12を持ち,この鎖錠部分
12はピン胴部5の貫通口13を持つている。貫通口1
3に隣接して鎖錠部分12は,ピン胴部5の端部の方へ
向く面に,周方向に180°ずれ従つて直径上で対向す
る2つのカム面14を持つている。周方向に見てこれら
のカム面14は,軸線方向に最高のカム隆起16に続い
てまず拘束凹所17を持ち,最後にストッパ18を持つ
ている。
接又は間接に支持されている。この保持部材11は,図
10に示すような扇平材料裁断片25から,一体に曲げ
られている。保持部材11はクリツプとして内側部材3
上へ縁からはめることができる。このため保持部材11
は,内側部材3の上に係合するストツパ脚辺21と,内
側部材3の下に係合する締付け脚辺22とを持つてい
る。締付け脚辺22のそり返り部23は内側部材3の穴
7へはまつているので,保持部材11は内側部材3に確
実に拘束されている。保持部材11は更に内側部材3の
方へ弾性変形可能な鎖錠部分12を持ち,この鎖錠部分
12はピン胴部5の貫通口13を持つている。貫通口1
3に隣接して鎖錠部分12は,ピン胴部5の端部の方へ
向く面に,周方向に180°ずれ従つて直径上で対向す
る2つのカム面14を持つている。周方向に見てこれら
のカム面14は,軸線方向に最高のカム隆起16に続い
てまず拘束凹所17を持ち,最後にストッパ18を持つ
ている。
【0018】締め金ピン4はピン胴部外面19にらせん
状隆起20として構成される半径方向突起15を持つて
いる。ピン胴部5を貫通口13に通す際,隆起20は貫
通口13の半径方向スリツト部分27を貫通する。続い
て締め金ピン4をその軸線の周りに回すと,隆起20が
まずカム面14の乗り上げ斜面の下に係合する。締め金
ピンを更に回すと,隆起20の下端が軸線方向に最高の
カム隆起16の範囲へ達し,それに応じて鎖錠部分12
が弾性的に撓む。更に締め金ピンを回すと,隆起20が
拘束凹所17へはまつて,ストッパ18によりそれ以上
の回転を阻止される。らせん状隆起20の軸線方向長さ
のため,本発明による回転締め金1はそれに応じて大き
い締付け行程を持つている。
状隆起20として構成される半径方向突起15を持つて
いる。ピン胴部5を貫通口13に通す際,隆起20は貫
通口13の半径方向スリツト部分27を貫通する。続い
て締め金ピン4をその軸線の周りに回すと,隆起20が
まずカム面14の乗り上げ斜面の下に係合する。締め金
ピンを更に回すと,隆起20の下端が軸線方向に最高の
カム隆起16の範囲へ達し,それに応じて鎖錠部分12
が弾性的に撓む。更に締め金ピンを回すと,隆起20が
拘束凹所17へはまつて,ストッパ18によりそれ以上
の回転を阻止される。らせん状隆起20の軸線方向長さ
のため,本発明による回転締め金1はそれに応じて大き
い締付け行程を持つている。
【0019】図11及び12に示す止め輪24により,
締め金ピン4を外側部材2に紛失しないように保持する
ことができる。例えば止め輪24に対する締め金ピン4
の特定の回転位置でピン頭部5をこの止め輪へ導入した
後,止め輪を外側剖材2の穴6へ差込む際弾性的に内方
へ撓む拘束部分28により,止め輪24が穴6内に拘束
可能で,その際前部を面取りされた拘束部分28の後側
肩部29が外側部材2の内面10に係合する。取付けら
れた状態で拘束部分28がもはや拡開不可能になると,
止め輪24の内側断面は隆起20の範囲におけるピン胴
部5の直径より小さい。
締め金ピン4を外側部材2に紛失しないように保持する
ことができる。例えば止め輪24に対する締め金ピン4
の特定の回転位置でピン頭部5をこの止め輪へ導入した
後,止め輪を外側剖材2の穴6へ差込む際弾性的に内方
へ撓む拘束部分28により,止め輪24が穴6内に拘束
可能で,その際前部を面取りされた拘束部分28の後側
肩部29が外側部材2の内面10に係合する。取付けら
れた状態で拘束部分28がもはや拡開不可能になると,
止め輪24の内側断面は隆起20の範囲におけるピン胴
部5の直径より小さい。
【図1】本発明による回転締め金の一部を切欠いた側面
図である。
図である。
【図2】図1による回転締め金の締め金ピンの側面図で
ある。
ある。
【図3】締め金ピンを図2の矢印Aの方向に見た図であ
る。
る。
【図4】締め金ピンを図2の矢印Bの方向に見た図であ
る。
る。
【図5】ピン胴部外面にらせん状に延びる隆起の展開図
である。
である。
【図6】図7のA−A線に沿う保持部材の断面図であ
る。
る。
【図7】保持部材を図6の矢印Bの方向に見た図であ
る。
る。
【図8】保持部材を図7の矢印Cの方向に見た図であ
る。
る。
【図9】図6〜8による保持部材のカム面の展開図であ
る。
る。
【図10】ストツパ脚辺及び締付け脚辺を持つクリツプ
としての保持部材となるように曲げる前の材料裁断片の
平面図である。
としての保持部材となるように曲げる前の材料裁断片の
平面図である。
【図11】外側部材に締め金ピンを止める止め輪の平面
図である。
図である。
【図12】止め輪を図11の矢印Aの方向に見た図であ
る。
る。
1 回転締め金 2,3 部材 4 締め金ピン 5 ピン胴部 6,7 穴 8 ピン頭部 9 外側部材の外面 10 内側部材の内面 11 保持部材 12 鎖錠部分 13 貫通口 14 カム面 15 突起 16 カム隆起 17 拘束凹所 18 ストツパ 19 ピン胴部外面 20 らせん状隆起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインホルト・グライン ドイツ連邦共和国ヴエールハイム3・コン ラート・アデナウエル・シユトラーセ9
Claims (12)
- 【請求項1】 結合すべき部材(2,3)の互いに一直
線をなす穴(6,7)にピン胴部(5)を通されてピン
頭部(8)を外側部材(2)の外面(9)に支持される
締め金ピン(4)と,内側部材(3)の内面(10)に
支持される保持部材(11)とを有し,この保持部材
(11)が鎖錠部分(12)にピン胴部(5)用貫通口
(13)を持ち,更にこの貫通口に隣接してピン胴部の
端部の方へ向く面に互いに周方向にずれたカム面(1
4,14)を持ち,これらのカム面(14,14)がピ
ン胴部(5)の半径方向突起(15,15)に係合し,
かつ周方向に見て,軸線方向に最高のカム隆起(16,
16)に続いて,鎖錠位置への締め金ピン(4)の回転
の際最高のカム隆起(16,16)に弾性的に打勝つた
後突起(15,15)がそれぞれはまる拘束凹所(1
7,17)をまず持ち,最後に突起(15,15)用ス
トツパ(18,18)を持つているものにおいて,突起
(15,15)がピン胴部外面(19)にらせん状に延
びる隆起(20)として構成されていることを特徴とす
る,分離可能な部材の結合用回転締め金。 - 【請求項2】 隆起(20)がピン胴部(5)のほぼ長
さ方向に50ないし70°の周囲角にわたつて延びてい
ることを特徴とする,請求項1に記載の回転締め金。 - 【請求項3】 隆起(20)がほぼ台形の断面輪郭を持
つていることを特徴とする,請求項1又は2に記載の回
転締め金。 - 【請求項4】 隆起(20)の断面輪郭がピン胴部の端
部の方へ減少していることを特徴とする,請求項1ない
し3の1つに記載の回転締め金。 - 【請求項5】 ピン胴部外面(19)にある隆起(2
0)のリード角が可変であることを特徴とする,請求項
1ないし4の1つに記載の回転締め金。 - 【請求項6】 隆起(20)のリード角がピン胴部の端
部において急峻で,ピン頭部(8)の方へ減少している
ことを特徴とする,請求項5に記載の回転締め金。 - 【請求項7】 鎖錠部分(12)が保持部材に弾性的に
保持されていることを特徴とする,請求項1ないし6の
1つに記載の回転締め金。 - 【請求項8】 保持部材(11)が剛性的に構成され,
ピン頭部(8)がばね弾性素子を介して外側部材(2)
に支持されていることを特徴とする,請求項1ないし6
の1つに記載の回転締め金。 - 【請求項9】 保持部材(11)が扁平材料裁断片(2
5)から曲げられるクリツプとして内側部材(3)上へ
はめることが可能であることを特徴とする,請求項1な
いし8の1つに記載の回転締め金。 - 【請求項10】 保持部材(11)が内側部材(3)の
上に係合するストツパ脚辺(21)と内側部材(3)の
下に係合する締付け脚辺(22)とを持つていることを
特徴とする,請求項1ないし9の1つに記載の回転締め
金。 - 【請求項11】 ストツパ脚辺(21)又は締付け脚辺
(22)が内側部材(3)の穴(7)へはまるそり返り
部(23)を持つていることを特徴とする,請求項10
に記載の回転締め金。 - 【請求項12】 締め金ピン(4)が,外側部材(2)
の穴(6)へスナツプばめ可能な止め輪(24)によ
り,外側部材(2)に紛失しないように保持されている
ことを特徴とする,請求項1ないし11の1つに記載の
回転締め金。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914128661 DE4128661A1 (de) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | Drehverschluss fuer das verbinden von bauteilen |
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JP (1) | JPH05196011A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-08-18 EP EP92114024A patent/EP0529466A1/de not_active Withdrawn
- 1992-08-26 JP JP26776492A patent/JPH05196011A/ja active Pending
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Also Published As
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DE4128661A1 (de) | 1993-03-04 |
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