JP2021014918A - 保持フィンガーを有するクランプカラー - Google Patents

保持フィンガーを有するクランプカラー Download PDF

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Abstract

【課題】クランプする予定の一方のチューブのクランプ面に対して、事前取り付け状態で制御された保持を可能にするクランプシステムを提供する。【解決手段】第1チューブ2および第2チューブ4を接続するためのクランプシステムであって、チューブの対向端は、チューブの円筒状外面から突き出すクランプ面を有する。システムは、クランプ面の周りにクランプされ得るベルト12を含むカラー10を備え、ベルト12は、第1側面13Aおよび第2側面13Bを有し、その側面間でクランプ面を受け入れ得る内側凹部14が区画される。カラーは、第1側面13Aの縁を越えて軸方向に突出する自由端部を備えた少なくとも一つの保持フィンガー40を有し、この自由端部は、径方向に突出する保持突起62によってベルトの外側に保持されるための保持縁部42を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、第1および第2チューブを接続するためのクランプシステムであって、前記チューブの対向端は、前記チューブの円筒状外面から突出するクランプ面を有する。
このタイプのクランプシステムは、例えば特許文献1および特許文献2より公知である。
そのようなシステムでは、カラーは、チューブのクランプ面の周りにクランプされ得るベルトを備える。ベルトは、側面を有し、その側面間で内側の凹部が区画され、その凹部内にチューブのクランプ面がクランプを実行するために配置されている。従って、チューブは、互いに対してクランプされた状態で保持される。上記特許で示されたように、クランプを行う前に、クランプシステムを少なくとも一方のチューブの端部に事前に取り付けておくと有用である。
二つのチューブへの事前取り付けを可能にするために、特許文献2では、クランプシステムがカラーに対し締付突起により保持されたワッシャを含み、第1および第2の事前取付突起を備え、それらがそれぞれ第1および第2のチューブと協働し得て、クランプ前のチューブのクランプ面に対してワッシャ、結果としてクランプシステム全体を保持することを推奨している。この場合、これらの事前取付突起は、ベルトとワッシャとの間に配置されたチューブのクランプ面と協働するため、ワッシャの円錐台環状形状の上に後方に伸びる短い突起を備える。これらの事前取付突起は、他のチューブのクランプ面と協働するため、ワッシャの上部からワッシャと反対方向に伸びる長い突起もさらに備える。
特許文献2の、これら二つのカテゴリーの突起は、弾性変形可能である。この装置は、概して十分だが、特定の用途では、特に、長い突起については、クランプ面に対する突起の保持の確実性を向上させることが重要である。実際に、特に長い突起に関しては、クランプ直径、特に、5cm以上程度の長い直径についての弾性変形の適切な範囲を確保することは難しい場合がある。 一方では、クランプシステムにおけるチューブの係合時にこれらの突起が変形された後に、このチューブの事前取り付けされた保持を確保する位置に弾性回復するのに望ましい弾性を有するために、これらの突起の弾性率が十分高いことを確保することが必要である。その場合、それらは、クランプシステムから係合解除の方向へチューブに牽引力がかかった場合、あまりにも簡単に変形しないように弾性応答性能を備えていることが必要である。しかし、この弾性保持は、クランプ前の事前取り付けの状態でのみ役に立つ。対照的に、クランプ状態においては、クランプの質に影響を与えることなく、突起がカラーのベルトの内側に押し込まれるように変形することが望ましい。しかしながら、突起の弾性率が高いと、場合によっては、特に長い直径のカラーの場合、後者の特性は、実現が難しくなり得る。さらに、弾性率が高すぎる場合、突起をチューブのクランプ面上に留めるのに必要な係合押圧力が高くなり得、最終取付の状況下で実現することが難しくなり得る。
従って、特許文献2のシステムは、多くの用途において満足をもたらすものであるが、上記の欠点、特に長い直径のカラーについての欠点を実質的に含まない、第1チューブの端部にクランプシステムの事前取り付けを可能にする別の解決策を提案することが望ましい。
特許文献1は、ベルトに取り付けられた事前取付突起を、ベルトに取り付けられているワッシャを介し使用して、チューブに対して事前取り付けを可能にするシステムを提案している。単一のチューブへの事前取り付けについては、上記と同様の問題が生じ得る。
その他の公知のクランプシステムとして、カラーおよびカラーに取り付けられたワッシャを備え、ワッシャは、内部の突起を有し、内側のチューブを把持し得、このチューブの端部にクランプシステムを事前取り付けするものである。このシステムを完成させて、他のチューブに対しても事前取り付けをさらに可能にすると便利である。そのため、特許文献2で提案された長い突起を使うことは可能であるが、特に長い直径のカラーでは、上記の欠点を実質的に含まない別の解決策が必要である。
欧州特許第1451498号明細書 欧州特許第2598785号明細書
一般的に、クランプする予定の一方のチューブのクランプ面に対して、事前取り付け状態で制御された保持を可能にするクランプシステムが必要とされている。
従って、本開示は、第1および第2チューブを接続するためのクランプシステムに関するものであり、各チューブの対向端は、これらのチューブの円筒状外面から突出するクランプ面を有し、このシステムは、クランプ面の周りにクランプされ得るベルトを備えたカラーを有し、ベルトは、第1および第2側面を有し、その側面間でクランプ面を受け入れ得る内側凹部が区画され、カラーは、第1側面の縁を越えて軸方向に突出している自由端を有する少なくとも一つの保持フィンガーを有し、自由端は、径方向に突出したエレメントによってベルトの外側に保持されるように構成された保持縁部を有する。
このように、保持フィンガーは、第1チューブがクランプシステムに取り付けられるときに、第1チューブから径方向に突出するエレメントと協働するために、必然的に待機する。従って、保持の実施においては、第1チューブがクランプシステムに取り付けられたら、とくに操作を必要としない。
必要に応じて、クランプシステムは、第1側面の縁の軸方向外側に配置されるセンタリング面を備える。
必要に応じて、センタリング面は、保持フィンガーに形成された少なくとも一つのセンタリング面を備える。
必要に応じて、カラーは、第1側面の縁を越えて軸方向に突出する少なくとも一つのセンタリングフィンガーを有し、ここで、センタリング面は、センタリングフィンガーに形成された少なくとも一つのセンタリング面を備える。
必要に応じて、保持フィンガーは、その自由端部の端に傾斜面を有する。
必要に応じて、保持フィンガーは、少なくとも一つの補強リブを有する。
必要に応じて、センタリングフィンガーは、その自由端部の端に傾斜面を有する。
必要に応じて、センタリングフィンガーは、少なくとも一つの補強リブを有する。
必要に応じて、クランプシステムは、カラーに支持されたワッシャを備え、ワッシャは、ベルトの内側に配置された環状部を備え、保持フィンガーを有する。
必要に応じて、ワッシャは、センタリングフィンガーをさらに有する。
必要に応じて、保持縁部は、保持フィンガーに切り出されたピンに形成され、径方向に変形される。
本開示はまた、本開示に従ったクランプシステムおよび第1チューブに関するものであって、第1チューブは、その自由端の近傍において、その円筒状外面から突出したクランプ面を有し、第1チューブは、その自由端に対してそのクランプ面の反対側に位置する保持突起をさらに有し、第1チューブがカラーに取り付けられるときに保持縁部が保持突起と協働する。
必要に応じて、保持突起は、横ブレード上に形成される。この横ブレードは、留め部と、留め部に対して径方向に真っ直ぐに伸びる保持部とを有し、この留め部を介して第1チューブに固定される。
必要に応じて、ブレードは、二つの保持部を有し、カラーは、保持部と協働するよう構成された二つの保持フィンガーを有する。
必要に応じて、保持突起は、第1チューブに対してクランプシステムのウェッジ角を定義するように構成される。
必要に応じて、ブレードは、保持フィンガー用の半径方向停止部を形成する二つの肩部を有する。
本開示は、下記の非限定的な実施例により示される一実施態様の詳細な説明を読むことによって、良く理解でき、かつ、その利点がより良く現れる。
図1は、本開示に係る、クランプシステムおよび二つのチューブを備えるアセンブリの斜視図である。 図2は、クランプシステムによる二つの事前組み立てされたチューブの側面図である。 図3は、図1と同様の図で、一変形例を示す図である。 図4は、この変形例に適用された第1チューブを示す図である。 図5は、この変形例に従ったクランプシステムを使用して二つのチューブが事前組み立てされた状態を示した詳細図である。 図6Aは、図5の保持フィンガーを含む平面で取った半断面の概略図であり、この平面は、軸Aおよび保持フィンガーを通過するベルトの直径によって定義される。 図6Bは、図6Aに類似した図であり、一変形例である。
図1および図2から説明を始める。これらの図面において、クランプシステムは、特許文献2に記載のものと同じタイプのカラー10、およびワッシャ28を備え、これらが二つのチューブ2、4を組み立てるために協働することが分かる。
以下では、「径方向内側」エレメントとは、端と端を合わせて配置した二つのチューブの軸Aの方へ向いており、「径方向外側」エレメントと呼ばれる他のエレメントに対してこの軸Aに最も近いエレメントを指す。「径方向外側」エレメントは、さらに軸Aから離れる方向に向いたエレメントである。二つのチューブの軸Aは、さらにカラーの軸、すなわちカラーベルトの軸でもあり、カラーベルトは、軸の周りに巻かれていると考えられる。
さらに、第2エレメントが第1エレメントの隣にある場合、第2エレメントは、第1エレメントの「外側」又は「軸方向外側」、つまり、第1エレメントに占められる軸方向スライスの外側であると考えられる。
カラーは、凹部14を区画するベルト12を備え、第1チューブ2に属する軸受表面18および第2チューブ4に属する軸受表面20をそれぞれ凹部14に挿入できる。この凹部およびこれらの軸受表面は、カラーのベルトのクランプがチューブ2およびチューブ4の端部を互いに近づけるような形状をしている。凹部14は、ベルト12の第1側面13Aおよび第2側面13Bの間で区画され、これらの側面は、この場合、軸方向断面で見たときにV字形の分岐部分を定義する。従って、ベルト12は、有利にV字形の軸方向断面を有する一方、軸受表面18および20は、チューブの両側の自由端の方に向かって漸増する直径を有し、例えば、円錐台形状を有する。
ベルト12は、端部12Aおよび12Bを有し、それらは、略径方向にまっすぐ伸ばされて軸受突起を形成する。これらの突起には穴が貫通され、その突起を通ってクランプネジ24のロッド24Aの通過を可能にする。ネジのヘッド24Bは、軸受突起の一方(この場合突起12B)に対して押し込まれ、一方で、ナット26は、他方の軸受突起12A に対して保持される。ねじ込み方向へのナットの回転により軸受突起が互いに近づき、それによってカラーの内径が減少することがわかる。すなわち、ストリップのクランプを可能にする。当然ながら、ストリップをクランプする他の方法、例えば、具体的には仏国特許出願第3008160号に記載されるようなフッキングシステムを想定することも可能である。
クランプシステムは、カラーに固定されたワッシャ28を備える。ワッシャは、具体的には特許文献1で説明されているタイプのものでよい。
このワッシャ28は、二つのチューブ2および4がクランプシステムにおいて係合しているとき、これらチューブ2および4の対向端の間に挿入され得る円錐台環状部30を有する。実際に、ワッシャ28は、第2側面およびワッシャとの間に環状空間が配置されるように締付突起によってベルトに対して、この場合その第2側面13Bに対して保持される。軸受表面20を有する第2チューブ4の自由端は、凹部14の内側のこの環状空間へ挿入される。一方で、軸受表面18を有する第1チューブ2の自由端は、ワッシャに対して環状空間の反対側に挿入される。すなわち、ワッシャ28の円錐台部30の内側面に対して挿入される。
この場合、チューブ4の端部は、雌フレアで、その軸受表面20の内周縁部がフレアを形成する。一方、第1チューブ2の自由端は、雄側で、その軸受表面18を超えて外側周縁部23を有し、その直径は、自由端の終端の方に向かって徐々に減少する。従って、こうして形成された端部23は、チューブ4の端部に形成されたフレアの内側に、実質的に形状に適した方法で挿入され得る。ワッシャ28の円錐台部30は、フレア19の内側の表面および外側周縁部23の間で密封を形成しながら、環状の変形32を有し得る。
カラー10のワッシャ28の固定、および/又はチューブ4へのカラーおよびワッシャを備えるクランプシステムの事前取り付けは、特許文献1と同じ方法で、ワッシャに装備された締付突起および/又は事前取付突起34によって、確実に行える。これらの突起は、特許文献1で記述されているとおり、上記環状空間を配置しながら、ベルトの第2側面13Bにワッシャを引っ掛ける働きをする。
ワッシャをカラーに固定する他の形態が利用できる。例えば、ワッシャは、ネジ24のシャンクが係合できる保持ループ、並びに、例えば掛止や挾持によりベルトの縁に保持され得る一つ以上の保持突起を有し得る。同じく、チューブ4に対してクランプシステムを事前取り付けする他の形態が、例えば、ワッシャに内部突起又は、チューブ4と係合したスタッズを取り付け、チューブ4の内側の面に密着させることで利用できる。
カラーは、第1側面13Aの縁を軸方向に越えて突出している自由端部を持った保持フィンガー40を有する。各保持フィンガーに対し、自由端部は、径方向へ突出したエレメントによってベルトの外側に保持されるよう構成された保持縁部42を有する。下で示しているように、この径方向に突出したエレメントは、具体的には、チューブ2に固定された保持突起である。保持フィンガーの共通部分の内側の面43は、第1側面13Aの縁の径寸法で放射状に構成され、この縁を軸方向へ越えて伸びるセンタリング面を形成する。併せて考えると、異なるセンタリング面は、第1チューブ2のクランプ面18の上部によって定義されるものと同等の径寸法を定義し、クランプシステムへの挿入時にこの第1チューブのセンタリングを実行する。カラーは、保持縁部を有していないという点以外は、保持フィンガーと類似したセンタリングフィンガー50をさらに有しているのがわかる。しかしながら、保持フィンガーに関しては、その内側の面53がセンタリング面を形成する。保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、軸方向に向いてこれらのフィンガーを強化するリブ48を有する。従って、保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、径方向の応答性を有する。すなわち、これらは、比較的あまり柔軟性はなく、弾力復帰の傾向が強いことにより、小さな径方向の変位に対して径方向に弾性的に変形し得る。保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、それらの自由端の端部にフレア傾斜面49をさらに有する。これらのフレア傾斜面はクランプシステムへの第1チューブの挿入を促進する。
この場合、保持フィンガー40およびセンタリングフィンガー50は、図のようにカラー10で支持されたワッシャ28によって有される。より具体的には、保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、カラーのベルト12内に配置されたワッシャの環状部30、この場合、円錐台環状部によって有される。保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、この環状部の先端から前方に伸びる。本開示の意味において、前方向とは、第2側面13Bから第1側面13Aに向かう方向である。したがって、保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、側面13Aの先端を越えて前方に伸びる。前方向は、図1の矢印Fで示されている。カラーがクランプされていない状態では、保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーは、ワッシャ28の環状部30の先端から実質的に軸方向前方に伸び得る。特に、少なくとも両者の先端部間の共通部分では、それらのフィンガーは、軸Aの方向に平行に伸び得る。しかし、ワッシャ28へのそれらの留め部においては、ベルト12の凹部14の底に近づくように、径方向外向きにわずかに波形になり得る。さらに、前述した応答性を確保しつつ、突起およびワッシャの間の接続部分にある程度の柔軟性をもたせるために、補強リブは、保持フィンガーおよびセンタリングフィンガーの接続部分からワッシャまでの短い距離でしか始められず、フィンガーの径方向外側の面は、第1側面の縁と協働して、これらのフィンガーの径方向内側への弾性復帰に寄与できることに留意する。カラーをクランプする際、二つのチューブが接続されている間、ワッシャにフィンガーを接続するこれらのパーツは、クランプ面18によって凹部の底に押し付けられることで変形する。
図1および図2で見られるように、第1チューブは、その外面に径方向に突出し、第1チューブ2の自由端2’に対してクランプ面18の反対側に位置する保持突起62を有する。すなわち、保持突起62は、横ブレード60上に形成される。この横ブレードは、留め部60Aと、保持突起62を形成し留め部60Aに対して径方向に真っ直ぐに伸びる保持部とを有し、この留め部60Aを介して第1チューブに固定される。実際に、留め部は、ステップ60Bによって保持部分へ接続される。この場合、横ブレード60は、平らなブレードの形を持ち、その厚みは、径方向に、幅はカラーの軸Aに平行して測られる。すなわち、例で示しているとおり、横ブレードは、二つの類似の保持突起62を有し、それらは、この場合、横ブレードの両端に配置され、その両端間には、留め部60Aが伸びる。
図2で分かるように、二つの保持フィンガー40は、それぞれ、保持ピン42を通って、対応する各保持部分62の一つと協働する。図2では、二つのチューブは、事前組み立てされ、クランプシステムは、第2チューブ4の端部および第1チューブ2の端部の両方に事前取り付けされる。この場合、二つのチューブのアセンブリを完成するためには、カラーをクランプするだけで十分である。そうすることで、上記で示したように、保持およびセンタリング突起は、センタリング突起を妨げることなくクランプの影響下で変形する。
図3および5を参照して、変形例を説明する。クランプシステム自体は、図1および2のものと比べて変更はない。この変形例での変更点は、第1チューブと組み合わさったシステムが、この第1チューブに対してクランプシステムのウェッジ角を可能にすることである。実際に、第1チューブ2に有され、保持突起を形成する保持部分72が形成されている横ブレード70は、これらの保持部分72が、径方向に突き出ている耳70Cによって径方向外向きに伸ばされたステップ70Bによってその留め部70Aに連結されている点において、先に説明されたブレード60とわずかに異なる。これらの耳は、単に横ブレードの折り目で作られている。図5でわかるように、耳70Cの角距離は、事前組み立ての状態で、耳が二つの保持フィンガー40の間に伸び、保持部分72の先端のそれぞれのピン42によって保持されるように適合される。これにより、クランプシステムに対する第2チューブのウェッジ角を確実に実行できる。
横ブレード60又は70の形状により非常に効率的な事前組み立てが可能となる。実際、図のとおり、ブレードの厚さは、径方向に向いていて、一方でブレードの幅は、軸方向に向いている。保持フィンガーは、このブレードの保持部分の先端、つまり第1チューブの自由端から一番遠い先端に保持される。ロッキングシステムから第1チューブを切り離す力は、横ブレードの幅に平行に作用する。つまり、このブレードが変形しにくい方向である。従って、事前組み立ては、非常に効果的である。ブレード70の耳70Cは、保持フィンガー40の径方向止め具の形で肩部を形成する。
二つのチューブおよびクランプシステムを備えるアセンブリを取り付けるために、チューブ4の自由端の周りにクランプシステムを事前に取り付けるように、まず、ワッシャ28およびベルトの第2側面13Bの間に配置された環状空間にその自由端を係合し、チューブ2の自由端が図3および図5で示された位置に到達するまでクランプシステムに係合される。
センタリング面は、クランプシステムに第1チューブを取り付ける際に、この第1チューブのクランプ面の上部と協働して、クランプシステムに対して第1チューブのセンタリングを可能にする。これによって、クランプシステムを第1チューブに正しく事前取り付けが促進され、その結果二つのチューブが相対的にセンタリングされる。センタリング面は、保持フィンガー上に形成することができ、センタリングフィンガーが存在する場合は、その上に形成された一つ以上のセンタリング面によって完成される。保持フィンガーの保持縁部は、このフィンガーに簡単な部分的切込みを入れ、径方向内側に折り曲げられたピン42を形成するために折り返されたタブを切り離すことにより、非常に簡単な方法で作成できる。このピンは、追加の材料なしでとても簡単に製造でき、第1チューブの外周上に径方向に突出したエレメントを保持フィンガーがしっかりとつかむ効果的な爪を形成する。
図6Aは、概略的に第1チューブ2、第2チューブ4、カラーのベルト12、ワッシャ28および横ブレード40を表す。ワッシャ28の円錐台部分30は、第2チューブ4の軸受表面20の内面および第1チューブ2の円錐台端部23の外面との間に位置する。クランプシステムは、一方では、第2チューブ4に事前に取り付けられ、ワッシャの事前取付突起34は、カラーのベルト12にワッシャを引っ掛ける一方、クランプ面20の外面で支承する。そのまた一方で、クランプシステムは、第1チューブにさらに事前に取り付けられ、ブレード70の保持部分72上に保持フィンガー40が保持され、保持部分の先端に対してピン42が保持される。本実施例では、先の図と同様に、フィンガーは、保持部分の先端に引っかかるまで保持部分72の上を径方向に通過する。
図6Bは、この場合保持部分62と類似する保持フィンガー40’が保持部分の下を径方向に通過するという点において図6Aとは異なる変形図を示している。実際、保持フィンガー40’は、クランプシステムでチューブ2の端部の挿入中に保持部分62の下を径方向に通過することを可能にする径寸法を維持しながら、ワッシャの円錐台部30から軸方向に前方へ伸びる。このように、フィンガー42の保持ピン42’は、径方向外側に向き、保持部分62の先端に引っかかる。フィンガー40’の自由端に形成された傾斜面49’は、内側に向けられる。保持フィンガー40’は、前図の保持フィンガー40と同様のものであってもよく、特に、センタリング面および補強リブを有してもよい。
上記のように、保持突起は、第1チューブに取り付けられた横ブレード上に形成できる。このブレードは、非常に単純で製造が容易な幾何学的要素である。しかしながら、その締め付けは、第1チューブおよびこのブレードの間の予想される接触面により、非常に耐久性があり得る。このブレードの横方向の向きは、考えられる分離力が軸方向に作用するため、効果的な保持を促進し、したがって、ブレードの主方向、つまりこのブレードがあまり変形しない方向に垂直に作動する。
クランプベルトおよびワッシャ、ならびにフィンガーは、金属製であることが好ましい。特にワッシャに関しては、これは、特に厚みが0.1mm〜0.5mmの範囲内、又は0.2mm〜0.4mmの範囲内の厚さの、オーステナイト型ステンレス鋼ストラップ製とすることができる。

Claims (16)

  1. 第1および第2チューブ(2、4)を接続するためのクランプシステムであって、前記チューブの対向端は、前記チューブの円筒状外面から突出するクランプ面(18、20)を有し、
    当該システムは、前記クランプ面の周りにクランプされ得るベルト(12)を備えたカラー(10)を有し、前記ベルト(12)は、第1および第2側面(13A、13B)を有し、その側面間で前記クランプ面(18、20)を受け入れ得る内側凹部(14)が区画され、前記カラーは、第1側面の縁を越えて軸方向に突出している自由端部を有する少なくとも一つの保持フィンガー(40、40’)を有し、前記自由端部は、径方向に突出したエレメントによって前記ベルトの外側に保持されるように構成された保持縁部(42、42’)を有する、クランプシステム。
  2. 前記第1側面の前記縁の軸方向外側に配置されるセンタリング面(43)を備える、請求項1に記載のクランプシステム。
  3. 前記センタリング面は、前記保持フィンガーに形成された少なくとも一つのセンタリング面(43)を備える、請求項2に記載のクランプシステム。
  4. 前記カラーは、前記第1側面の前記縁を越えて軸方向に突出する少なくとも一つのセンタリングフィンガー(50)を有し、ここで、前記センタリング面(53)は、前記センタリングフィンガーに形成された少なくとも一つのセンタリング面を備える、請求項2又は3に記載のクランプシステム。
  5. 前記保持フィンガー(40,40’)は、その自由端部の端に傾斜面(49、49’)を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載のクランプシステム。
  6. 前記保持フィンガー(40,40’)は、少なくとも一つの補強リブ(48)を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載のクランプシステム。
  7. 前記センタリングフィンガー(50)は、その自由端部の端に傾斜面(49)を有する、請求項1〜6の何れか一項と組み合わせた請求項4に記載のクランプシステム。
  8. 前記センタリングフィンガーは、少なくとも一つの補強リブ(48)を有する、請求項1〜7の何れか一項と組み合わせた請求項4に記載のクランプシステム。
  9. 前記カラー(10)に支持されたワッシャ(28)を備え、当該ワッシャは、前記ベルト(12)の内側に配置された環状部(30)を備え、前記保持フィンガー(40、40’)を有する、請求項1〜8の何れか一項に記載のクランプシステム。
  10. 前記ワッシャ(28)は、前記センタリングフィンガー(50)をさらに有する、請求項9と組み合わせた請求項4に記載のクランプシステム。
  11. 前記保持縁部(42、42’)は、前記保持フィンガー(40、40’)に切り出されたピンに形成され、径方向に変形される、請求項1〜10の何れか一項に記載のクランプシステム。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載のクランプシステムおよび第1チューブ(2)を備えるアセンブリであって、前記第1チューブは、その自由端の近傍において、その円筒状外面から突出したクランプ面(18)を有し、前記第1チューブは、その自由端(2’)に対してそのクランプ面(18)の反対側に位置する保持突起(62、72)をさらに有し、前記第1チューブが前記カラーに取り付けられるときに前記保持縁部が前記保持突起と協働する、アセンブリ。
  13. 前記保持突起は、横ブレード(60、70)上に形成され、この横ブレードは、留め部(60A,70A)と、当該留め部に対して径方向に真っ直ぐに伸びる保持部(62、72)とを有し、前記留め部(60A,70A)を介して前記第1チューブに固定される、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記ブレードは、二つの保持部(62、72)を有し、前記カラーは、前記保持部と協働するよう構成された二つの保持フィンガー(40、40’)を有する、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記保持突起(62、72)は、前記第1チューブ(2)に対して前記クランプシステムのウェッジ角を定義するように構成される、請求項12〜14の何れか一項に記載のアセンブリ。
  16. 前記ブレード(70)は、前記保持フィンガー(40)用の半径方向停止部を形成する二つの肩部(70C)を有する、請求項14と組み合わせた請求項15に記載のアセンブリ。
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