JPH07259872A - 駆動軸 - Google Patents

駆動軸

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Publication number
JPH07259872A
JPH07259872A JP6047068A JP4706894A JPH07259872A JP H07259872 A JPH07259872 A JP H07259872A JP 6047068 A JP6047068 A JP 6047068A JP 4706894 A JP4706894 A JP 4706894A JP H07259872 A JPH07259872 A JP H07259872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth profile
male
spline tooth
shaft
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6047068A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yaegashi
俊彦 八重樫
Minoru Sagara
実 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsui Mfg Co Ltd
Original Assignee
Matsui Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsui Mfg Co Ltd filed Critical Matsui Mfg Co Ltd
Priority to JP6047068A priority Critical patent/JPH07259872A/ja
Priority to ES95301568T priority patent/ES2135662T3/es
Priority to DE69510981T priority patent/DE69510981T2/de
Priority to EP95301568A priority patent/EP0677669B1/en
Priority to US08/402,929 priority patent/US5697850A/en
Publication of JPH07259872A publication Critical patent/JPH07259872A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雄形スプライン歯形パターンを左右非対称に
し、歯元寸法を大きくすることにより、大きなトルクを
伝達できる強度を有する駆動軸を得る。 【構成】 半径ラインに対して左右対称の雄形スプライ
ン歯形パターンのスプライン歯数と同じ歯数ではある
が、この雄形スプライン歯形パターンに対して変形を加
え、一方の斜行部2はほぼそのままの形状を維持し、こ
の一方の斜行部2のコーナー4から他方の側の側の小径
部3Aまで外方に凸をなして緩やかに湾曲した形状に
し、小径部3Aの半径rAを左右対称の雄形スプライン
歯形パターンの小径部の半径よりも大きくし、また左右
対称の雄形スプライン歯形パターンの歯元寸法よりも大
きい歯元寸法wAを有する非対称形状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個の雄形スプライン
歯形パターンの繰り返しの歯形形状の外面を有する雄軸
と、この雄軸の歯形形状にほぼ補完し合う歯形形状の内
面を有する雌軸とが同時にかみ合って一方の軸から他方
の軸に動力を伝達する駆動軸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の駆動軸においては、雄軸Mの雄形
スプライン歯形は、軸線に直交する断面で見ると、図1
に示すように、ほぼ平坦な大径部1と、その両側の斜行
部2と、隣接のスプライン歯形パターンの斜行部に連続
する小径部3とよりなり、スプライン歯形パターンの中
心を通過する半径ラインに関して左右対称であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この左右対称の雄形ス
プライン歯形パターンの駆動軸は、正逆の両方向の回転
がほぼ同じ割合である場合には妥当であるが、どちらか
一方の方向の回転トルク伝達の割合が多い使用形態の場
合には合理的とはいえない。
【0004】従って、本発明の目的は、一方の方向の回
転トルク伝達の割合が多い使用形態の駆動軸においてこ
の方向のトルクを一層効率良く伝達することができる駆
動軸を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明駆動軸は、軸線に直交する断面で見て、ほぼ
平坦な大径部と、その両側の斜行部と、隣接のスプライ
ン歯形パターンの斜行部に連続する小径部とよりなり、
スプライン歯形パターンの中心を通過する半径ラインに
関して左右対称の雄形スプライン歯形パターンのスプラ
イン歯数と同じ歯数ではあるが、この雄形スプライン歯
形パターンに対して変形を加え、一方の斜行部はほぼそ
のままの形状を維持し、この一方の斜行部のコーナーか
ら他方の側の側の小径部まで外方に凸をなして緩やかに
湾曲した形状にし、小径部の半径を左右対称の雄形スプ
ライン歯形パターンの小径部の半径よりも大きくし、左
右対称の雄形スプライン歯形パターンの歯元寸法よりも
大きい歯元寸法を有する非対称形状に形成したことを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明のこの構成によれば、大きな歯元寸法に
よって一方の斜行部がトルク反力を支持する向きの回転
駆動に対して一層大きなトルクを伝達することが可能に
なる。
【0007】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
【0008】図2に、本発明による駆動軸の一実施例の
軸線に直交する断面を示す。図2に示すように、本発明
の駆動軸の雄軸MAは、図1に示すような、ほぼ平坦な
大径部1と、その両側の斜行部2と、隣接のスプライン
歯形パターンの斜行部に連続する小径部3とよりなり、
スプライン歯形パターンの中心を通過する半径ラインR
に関して左右対称の雄形スプライン歯形パターンとは、
全体の歯数を同一にしてこの雄形スプライン歯形パター
ンに対して変形を加える。
【0009】即ち、一方の斜行部2はほぼそのままの形
状を維持し、この一方の斜行部2のコーナー4から他方
の側の側の小径部3Aまで外方に凸をなして緩やかに湾曲
した形状にし、小径部の半径rAを左右対称の雄形スプ
ライン歯形パターンの小径部の半径rよりも大きくし、
また左右対称の雄形スプライン歯形パターンの歯元寸法
wよりも大きい歯元寸法wAを有する非対称形状に形成
する。
【0010】どちら側の斜行部2をほぼそのままの形状
に維持し、またどちらの側を緩やかな湾曲形状にするか
は、トルク伝達駆動の割合が多い回転方向に基づく。
【0011】雌軸FAの内面には、このような雄軸MA
のスプライン歯形パターンに補完し合う形状の歯形パタ
ーンを形成する。ただし、雌軸FAの小径部は雄軸Mの
小径部に対してクリアランスを有し、ほぼ平坦な断面形
状にする。
【0012】図3には、本発明による駆動軸の第2の実
施例の軸線に直交する断面を示し、この実施例は、雌軸
FBにスプライン嵌合する雄軸MBは、中空雄軸とした
ものである。この雄軸MBの外側輪郭及び雌軸FBの内
面輪郭は、図2の実施例と同様にする。
【0013】本発明によれば、図2で見て、雌軸FAが
反時計方向に回転して雄軸MAにトルクを伝達すると仮
定し、また雄軸MAと雌軸FAとがこのスプライン嵌合
する駆動軸のスプライン歯形のピッチ円(PC)におけ
る雄軸スプライン歯形パターンが受ける反力のベクトル
をVと仮定する。
【0014】このときスプライン歯形が受ける応力は−
Vである。本発明によれば、この−V全体を大きな歯元
寸法WAで受け止めることができる。これに対して従来
の駆動軸では、図1に示すように、PCにおける同一の
反力ベクトルVの応力−Vを小さい歯元即寸法Wだけで
支えることが必要になる。このことは、本発明によれ
ば、一方向の回転又は一方向の回転の割合が大きい駆動
軸の場合、従来の駆動軸に比べると一層大きなトルクを
伝達することができる強度が得られることを意味する。
【0015】本発明は、一方向の回転又は一方向の回転
の割合が大きいトルク伝達に好適であるが、反対方向の
回転でもトルクを伝達することができること勿論であ
る。即ち、外方に凸をなす緩やかな湾曲形状でも雄軸と
雌軸との歯形の嵌合により形状ロックを生じているため
である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、一方向の回転又は一方
向の回転の割合が大きい駆動軸の場合、この方向の大き
なトルク伝達に耐える強度が得られ、従来の駆動軸より
も一層大きなトルク伝達を行うことが可能となるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の駆動軸の横断面図である。
【図2】本発明による駆動軸の第1実施例の横断面図で
ある。
【図3】本発明による駆動軸の第2実施例の横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 大径部 2 斜行部 3,3A 小径部 4 コーナー FA,FB 雌軸 MA,MB 雄軸 W,WA 歯元寸法 V 反力ベクトル PC ピッチ円

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個の雄形スプライン歯形パターンの繰り
    返しの歯形形状の外面を有する雄軸と、この雄軸の歯形
    形状にほぼ補完し合う歯形形状の内面を有する雌軸とが
    同時にかみ合って一方の軸から他方の軸に動力を伝達す
    る駆動軸において、軸線に直交する断面で見て、ほぼ平
    坦な大径部と、その両側の斜行部と、隣接のスプライン
    歯形パターンの斜行部に連続する小径部とよりなり、ス
    プライン歯形パターンの中心を通過する半径ラインに関
    して左右対称の雄形スプライン歯形パターンのスプライ
    ン歯数と同じ歯数ではあるが、この雄形スプライン歯形
    パターンに対して変形を加え、一方の斜行部はほぼその
    ままの形状を維持し、この一方の斜行部のコーナーから
    他方の側の側の小径部まで外方に凸をなして緩やかに湾
    曲した形状にし、小径部の半径を左右対称の雄形スプラ
    イン歯形パターンの小径部の半径よりも大きくし、また
    左右対称の雄形スプライン歯形パターンの歯元寸法より
    も大きい歯元寸法を有する非対称形状に形成したことを
    特徴とする駆動軸。
  2. 【請求項2】前記雄軸を中空雄軸とした請求項1記載の
    駆動軸。
JP6047068A 1994-03-17 1994-03-17 駆動軸 Pending JPH07259872A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047068A JPH07259872A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 駆動軸
ES95301568T ES2135662T3 (es) 1994-03-17 1995-03-10 Arbol motor.
DE69510981T DE69510981T2 (de) 1994-03-17 1995-03-10 Antriebswelle
EP95301568A EP0677669B1 (en) 1994-03-17 1995-03-10 Driving shaft
US08/402,929 US5697850A (en) 1994-03-17 1995-03-13 Driving shaft having splined male and female portions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047068A JPH07259872A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 駆動軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259872A true JPH07259872A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12764852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6047068A Pending JPH07259872A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 駆動軸

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JP (1) JPH07259872A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004195475A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Toyota Motor Corp 塑性結合部品
JP2005111490A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Toyota Motor Corp 塑性流動締結方法及び塑性流動締結構造
EP1726517A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-29 Campagnolo Srl Asymmetrical coupling profile between a central axle of a bottom bracket of a bicycle transmission and a pedal crank
US7500918B2 (en) 2004-03-31 2009-03-10 Mitsuba Corporation Shaft member provided with a plurality of ridges on an outer circumferential surface thereof
JP2013244885A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Ashimori Industry Co Ltd シートベルト用リトラクタ
US8678637B2 (en) * 2004-09-03 2014-03-25 Leistritz Aktiengesellschaft Extruder screw, extruder and shaft-hub connection

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