JP3012663B2 - 等速ジョイント - Google Patents
等速ジョイントInfo
- Publication number
- JP3012663B2 JP3012663B2 JP2050609A JP5060990A JP3012663B2 JP 3012663 B2 JP3012663 B2 JP 3012663B2 JP 2050609 A JP2050609 A JP 2050609A JP 5060990 A JP5060990 A JP 5060990A JP 3012663 B2 JP3012663 B2 JP 3012663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- peripheral surface
- cage
- inner member
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/226—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part
- F16D3/227—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part the joints being telescopic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D2003/22303—Details of ball cages
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、等速ジョイントに関するものである。
＜従来の技術＞ 実公昭63−2665号公報、及び実公昭61−14365号公報
には、第４図に示すように内方部材１の外周面を軸心上
の任意の点を曲率中心として形成し、ケージ２の内周面
はその中央部を任意の軸方向の長さの円筒面として、こ
の円筒面の両側を部分曲面で結ぶことにより、ケージ２
と内方部材１との間に軸方向隙間を形成したものが開示
されている。
には、第４図に示すように内方部材１の外周面を軸心上
の任意の点を曲率中心として形成し、ケージ２の内周面
はその中央部を任意の軸方向の長さの円筒面として、こ
の円筒面の両側を部分曲面で結ぶことにより、ケージ２
と内方部材１との間に軸方向隙間を形成したものが開示
されている。
上述したものは、前記軸方向隙間を中央部の両側に設
けることにより、軸方向振動が入力された時でも、内方
部材１とケージ２とが相対移動可能なため、等速ジョイ
ント内のスライド抵抗を低減できる。
けることにより、軸方向振動が入力された時でも、内方
部材１とケージ２とが相対移動可能なため、等速ジョイ
ント内のスライド抵抗を低減できる。
＜考案が解決しようとする課題＞ しかしながら、上述の前記軸方向隙間は第４図に示す
ように中央部の方が両端部に比べて短い。このため、内
方部材がケージに対して相対移動した時、ケージと内方
部材の各対向する面は、先ず初めに軸方向距離が小さい
中央部で接触する。しかも、この中央部は内方部材の軸
線に対するケージの内周面の傾斜角度が両端部に比べて
小さいため、内方部材がケージに対してロックし、この
ロックが発生すると、ジョイント内のスライド抵抗が増
大する問題があった。
ように中央部の方が両端部に比べて短い。このため、内
方部材がケージに対して相対移動した時、ケージと内方
部材の各対向する面は、先ず初めに軸方向距離が小さい
中央部で接触する。しかも、この中央部は内方部材の軸
線に対するケージの内周面の傾斜角度が両端部に比べて
小さいため、内方部材がケージに対してロックし、この
ロックが発生すると、ジョイント内のスライド抵抗が増
大する問題があった。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、内方部材の外周面を軸方向に中央部とこの中央
部以外の端部とに区分し、前記中央部を形成する曲率中
心はケージの内周面を形成する曲率中心から径方向外側
にオフセットした点とし、前記端部を形成する曲率中心
は前記ケージの内周面を形成する曲率中心から軸方向と
径方向に端部から遠ざかる方向にオフセットした点とし
前記ケージと内方部材間に前記中央部から端部に向けて
徐々に小さくなる軸方向の隙間を設けたものである。
もので、内方部材の外周面を軸方向に中央部とこの中央
部以外の端部とに区分し、前記中央部を形成する曲率中
心はケージの内周面を形成する曲率中心から径方向外側
にオフセットした点とし、前記端部を形成する曲率中心
は前記ケージの内周面を形成する曲率中心から軸方向と
径方向に端部から遠ざかる方向にオフセットした点とし
前記ケージと内方部材間に前記中央部から端部に向けて
徐々に小さくなる軸方向の隙間を設けたものである。
＜作用＞ 上述した構成により、軸方向振動が入力された時、内
方部材がケージに対して相対移動する。この時、内方部
材とケージの対向する面間の軸方向隙間は、中央部に比
べて端部の方が小さいため、前記対向する面は初めに端
部で接触し、この端部におけるケージの内周面は中央部
に比べて軸線に対する傾斜角度が大きいため内方部材が
ケージに対してロックしにくくなる。よってジョイント
内のスライド抵抗は低減される。
方部材がケージに対して相対移動する。この時、内方部
材とケージの対向する面間の軸方向隙間は、中央部に比
べて端部の方が小さいため、前記対向する面は初めに端
部で接触し、この端部におけるケージの内周面は中央部
に比べて軸線に対する傾斜角度が大きいため内方部材が
ケージに対してロックしにくくなる。よってジョイント
内のスライド抵抗は低減される。
＜実施例＞ 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図，第２図において、10は被動軸を示し、この被動軸10
の一端には内方部材11がスプライン係合されている。
図，第２図において、10は被動軸を示し、この被動軸10
の一端には内方部材11がスプライン係合されている。
第２図に示すように、前記内方部材11の外周面12にお
ける軸方向長さｘである中央部13は、被動軸10の軸心上
の任意の点01と軸線に対して垂直に交わる線上の任意の
点02を曲率中心とする曲面で形成されている。この中央
部13を除いた内方部材11の外周面12における端部14は、
前記点01から軸方向及び径方向に各々a,bづつオフセッ
トした点03を曲率中心として形成されている。第２図の
左側端部の曲率中心は、点01に対して左側端部から遠ざ
かる点03としているが、右側端部の曲率中心は、点01に
対して右側端部から遠ざかる点05とする。この内方部材
11の外周面12は円周上に複数（６個）のボール溝15が軸
方向に沿って形成されている。
ける軸方向長さｘである中央部13は、被動軸10の軸心上
の任意の点01と軸線に対して垂直に交わる線上の任意の
点02を曲率中心とする曲面で形成されている。この中央
部13を除いた内方部材11の外周面12における端部14は、
前記点01から軸方向及び径方向に各々a,bづつオフセッ
トした点03を曲率中心として形成されている。第２図の
左側端部の曲率中心は、点01に対して左側端部から遠ざ
かる点03としているが、右側端部の曲率中心は、点01に
対して右側端部から遠ざかる点05とする。この内方部材
11の外周面12は円周上に複数（６個）のボール溝15が軸
方向に沿って形成されている。
20は駆動軸を示し、この駆動軸20の一端には円筒状の
外方部材21が形成され、この外方部材21の内周面22には
前記内方部材11の各ボール溝15に対応する複数のボール
溝23が形成されている。
外方部材21が形成され、この外方部材21の内周面22には
前記内方部材11の各ボール溝15に対応する複数のボール
溝23が形成されている。
30は内方及び外方部材11,21の間に介在されたケージ
である。このケージ30の外周面は外方部材21の内周面22
にスライド可能に嵌合する部分突球面31を備えた載頭円
錐状を成し、この部分突球面31を形成する曲率中心は前
記被動軸10の軸心上に位置し、かつ前記点01から一定距
離隔てられた点04となっている。ケージ30の内周面32は
前記曲率中心01を曲率中心として形成され、前記内方部
材11の外周面12に対応した凹球面に形成されている。ま
た、前記ケージ30にはトルク伝達用のボール33を保持す
るためのボール保持窓34が円周上等角度間隔に複数（６
つ）に形成されている。
である。このケージ30の外周面は外方部材21の内周面22
にスライド可能に嵌合する部分突球面31を備えた載頭円
錐状を成し、この部分突球面31を形成する曲率中心は前
記被動軸10の軸心上に位置し、かつ前記点01から一定距
離隔てられた点04となっている。ケージ30の内周面32は
前記曲率中心01を曲率中心として形成され、前記内方部
材11の外周面12に対応した凹球面に形成されている。ま
た、前記ケージ30にはトルク伝達用のボール33を保持す
るためのボール保持窓34が円周上等角度間隔に複数（６
つ）に形成されている。
なお、前記中央部13における内方部材11は曲率中心02
により前記端部14と滑らかに繋がるように形成されてい
るため、内方部材11はケージ30に対してなめらかに角度
が取れる。
により前記端部14と滑らかに繋がるように形成されてい
るため、内方部材11はケージ30に対してなめらかに角度
が取れる。
以上の構成により、第３図に示すように内方部材11の
外周面12とケージ30の内周面32との間には軸方向の隙間
が形成され、この軸方向隙間は中央部13から端部14にか
けて軸方向隙間が徐々に小さくなっていき、 c1＜c2＜c3＜c4＜c5 （１） という関係になる。そのため、軸方向振動が被動軸10か
ら入力される時、内方部材11がケージ30に対して軸方向
に相対移動するが、内方部材11の外周面12とケージ30の
内周面32との接触は上記（１）の関係により最初に端部
14側で発生する。端部14側でのケージ30の内周面は中央
部13におけるケージ30の内周面と比べて内方部材11の軸
線に対して大きく傾斜しているため、内方部材11のケー
ジ30に対するロックは生じにくくなり、等速ジョイント
内のスライド抵抗が低減される。
外周面12とケージ30の内周面32との間には軸方向の隙間
が形成され、この軸方向隙間は中央部13から端部14にか
けて軸方向隙間が徐々に小さくなっていき、 c1＜c2＜c3＜c4＜c5 （１） という関係になる。そのため、軸方向振動が被動軸10か
ら入力される時、内方部材11がケージ30に対して軸方向
に相対移動するが、内方部材11の外周面12とケージ30の
内周面32との接触は上記（１）の関係により最初に端部
14側で発生する。端部14側でのケージ30の内周面は中央
部13におけるケージ30の内周面と比べて内方部材11の軸
線に対して大きく傾斜しているため、内方部材11のケー
ジ30に対するロックは生じにくくなり、等速ジョイント
内のスライド抵抗が低減される。
＜発明の効果＞ 以上述べたように本発明によれば、軸方向振動が入力
された時、内方部材とケージとの対向する面は軸線に対
する傾斜角度が大きな端部で初めに接触するため、内方
部材のケージに対するロックは生じにくくなり、ジョイ
ント内のスライド抵抗は低減される。
された時、内方部材とケージとの対向する面は軸線に対
する傾斜角度が大きな端部で初めに接触するため、内方
部材のケージに対するロックは生じにくくなり、ジョイ
ント内のスライド抵抗は低減される。
第１図は本発明の実施例を示す等速ジョイントの断面
図、第２図は内方部材とケージの関係を示した図、第３
図は第２図における内方部材とケージの外内周面の関係
を示した要部拡大図、第４図は従来の等速ジョイントで
ある。 10……駆動軸、11……内方部材、12……外周面、13……
中央部、14……端部、15,23……ボール溝、20……被動
軸、30……ケージ、32……内周面、33……ボール。
図、第２図は内方部材とケージの関係を示した図、第３
図は第２図における内方部材とケージの外内周面の関係
を示した要部拡大図、第４図は従来の等速ジョイントで
ある。 10……駆動軸、11……内方部材、12……外周面、13……
中央部、14……端部、15,23……ボール溝、20……被動
軸、30……ケージ、32……内周面、33……ボール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16D 3/20 F16D 3/227
Claims (1)
- 【請求項１】相交わる２軸の一方に設けられこの外周面
に軸方向に延びるボール溝を持つ内方部材と、他方に設
けられ前記内方部材の外周面に対応しかつ内周面が軸方
向に延びる円筒状でこの内周面にボール溝を持つ外方部
材と、前記ボール溝間に配された複数個のトルク伝達用
のボールと、前記内外両部材間に嵌合され軸心上の任意
の点を内周面の曲率中心としかつ前記ボールを保持する
ためのボール保持窓を円周上に複数備えたケージとから
なる等速ジョイントにおいて、前記内方部材の外周面を
軸方向に中央部とこの中央部以外の端部とに区分し、前
記中央部を形成する曲率中心は前記ケージの曲率半径よ
りも小さくなるようにこのケージの内周面を形成する曲
率中心から径方向にオフセットした点とし、前記端部を
形成する曲率中心は前記ケージの内周面を形成する曲率
中心から軸方向と径方向に端部から遠ざかる方向にオフ
セットした点とし、前記ケージと内方部材間に前記中央
部から端部に向けて徐々に小さくなる軸方向の隙間を設
けたことを特徴とする等速ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2050609A JP3012663B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 等速ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2050609A JP3012663B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 等速ジョイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03255226A JPH03255226A (ja) | 1991-11-14 |
| JP3012663B2 true JP3012663B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=12863713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2050609A Expired - Lifetime JP3012663B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 等速ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3012663B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19856424C2 (de) * | 1998-12-08 | 2001-04-26 | Gkn Loebro Gmbh | Doppel-Offset-Gelenk mit Zentriermitteln für Käfig |
| KR101289606B1 (ko) | 2011-06-03 | 2013-07-24 | 현대위아 주식회사 | 자동차용 슬라이드식 볼타입 등속조인트 |
| US8317630B1 (en) | 2011-07-06 | 2012-11-27 | Dana Automotive Systems Group, Llc | Plunging type constant velocity joint |
| JP6114644B2 (ja) * | 2013-06-26 | 2017-04-12 | Ntn株式会社 | 固定式等速自在継手 |
| JP2023080854A (ja) * | 2021-11-30 | 2023-06-09 | Ntn株式会社 | 摺動式等速自在継手 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP2050609A patent/JP3012663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03255226A (ja) | 1991-11-14 |
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