JPS587123Y2 - かしめ結合軸継手 - Google Patents
かしめ結合軸継手Info
- Publication number
- JPS587123Y2 JPS587123Y2 JP1977060635U JP6063577U JPS587123Y2 JP S587123 Y2 JPS587123 Y2 JP S587123Y2 JP 1977060635 U JP1977060635 U JP 1977060635U JP 6063577 U JP6063577 U JP 6063577U JP S587123 Y2 JPS587123 Y2 JP S587123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caulking
- joint
- groove
- shaft
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0695—Mounting of ball-joints, e.g. fixing them to a connecting rod
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸方向から挿入される円筒軸と円柱軸との挿入
重合部かかしめ結合する軸継手の改良に関するものであ
る。
重合部かかしめ結合する軸継手の改良に関するものであ
る。
従来、第1図に示すように、円筒軸1とこれに軸方向か
ら挿入される円柱軸2とをかしめにより結合する軸継手
においては、円柱軸2の先端挿入部2aK環状溝3を形
成し、円筒軸10筒部1aに先端挿入部2aを筒底1b
に接するまで押込んでおき、環状溝3の部分において、
筒部1aの外側から1個所あるいは数個所でのかしめ5
により両者を結合していた。
ら挿入される円柱軸2とをかしめにより結合する軸継手
においては、円柱軸2の先端挿入部2aK環状溝3を形
成し、円筒軸10筒部1aに先端挿入部2aを筒底1b
に接するまで押込んでおき、環状溝3の部分において、
筒部1aの外側から1個所あるいは数個所でのかしめ5
により両者を結合していた。
しかし、この場合、軸回転方向の結合力が弱く両軸間の
回転力に差異が生じると、比較的簡単に回転方向に互に
ずれやすい欠点があり、このため両輪間の回転トルクの
伝達能力は極めて小さい。
回転力に差異が生じると、比較的簡単に回転方向に互に
ずれやすい欠点があり、このため両輪間の回転トルクの
伝達能力は極めて小さい。
また、かしめられる環状溝3の溝端面3aの形状が、両
方とも同一傾斜のテーパ面となっているので、両軸に圧
縮力が作用したときは挿入部2aの先端な筒底1bで支
持するため問題はないが、引張力つまり抜は方向の作用
力が生じたときは。
方とも同一傾斜のテーパ面となっているので、両軸に圧
縮力が作用したときは挿入部2aの先端な筒底1bで支
持するため問題はないが、引張力つまり抜は方向の作用
力が生じたときは。
テーパ状の溝端面3aで荷重を支持するために筒部1a
の変形にもとづく結合部のガタ(軸方向へのすべり)が
生じやすい欠点があった。
の変形にもとづく結合部のガタ(軸方向へのすべり)が
生じやすい欠点があった。
環状溝3の溝端面3aの面取角を軸線に対して直角に近
づけるほど、このガタは防止できるのであるが、かしめ
結合加工の容易性を確保するためにはある程度のテーパ
面が要求される。
づけるほど、このガタは防止できるのであるが、かしめ
結合加工の容易性を確保するためにはある程度のテーパ
面が要求される。
本考案はこのような問題を解消するために提案されたも
ので、かしめ結合部の回転トルクを増大するように環状
溝の底部にかしめにより変形する突条を形成し、さらに
引張荷重によ。
ので、かしめ結合部の回転トルクを増大するように環状
溝の底部にかしめにより変形する突条を形成し、さらに
引張荷重によ。
るガタ発生を減するように環状溝端面の面取り角を非対
称にしたかしめ結合軸継手を提供するものである。
称にしたかしめ結合軸継手を提供するものである。
以下実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図、第3図において、円筒軸部10の先端には筒部
10aが形成され、この筒部10aには円柱軸部11の
先端軸部11aが嵌合される。
10aが形成され、この筒部10aには円柱軸部11の
先端軸部11aが嵌合される。
先端軸部11aには環状溝12が形成され、その溝底1
2aの中央部には環状の突条13が形成されると共に、
溝端面12bと12cとは面取り加工によってテーパ面
とされ、かつ引張荷重を受ける溝端面12bの傾斜角が
軸心線に対して直角に近く形威され、これに対して他方
の溝端面12cはかしめ加工の容易性を保てる傾斜角に
形成、すなわち直角面に対する角度関係がαくβとなる
ように設定しである。
2aの中央部には環状の突条13が形成されると共に、
溝端面12bと12cとは面取り加工によってテーパ面
とされ、かつ引張荷重を受ける溝端面12bの傾斜角が
軸心線に対して直角に近く形威され、これに対して他方
の溝端面12cはかしめ加工の容易性を保てる傾斜角に
形成、すなわち直角面に対する角度関係がαくβとなる
ように設定しである。
そして、この環状溝12の位置において、筒部10aの
外側から1個所あるいは複数個所にわたりかしめて係合
部14を設け、このとき前記突条13が、第3図に明ら
かなように、すくなくともかしめた部分においてつぶさ
れる程度に外力を加えて変形させる。
外側から1個所あるいは複数個所にわたりかしめて係合
部14を設け、このとき前記突条13が、第3図に明ら
かなように、すくなくともかしめた部分においてつぶさ
れる程度に外力を加えて変形させる。
なお、図中15は球面シート部、16はこの球面シート
部15に係合リング17を介して回転可能に保持される
球体部で、これらによって自在継手18を構成している
。
部15に係合リング17を介して回転可能に保持される
球体部で、これらによって自在継手18を構成している
。
本考案はこのように構成されているので、いま、円筒軸
部10と円柱軸部11とに互に異った方向の回転力(あ
るいは同一方向でも回動力に差異が生じたとき)が作用
したときでも、突条13がかしめによる係合部14でつ
ぶれているため、突条13の切断端面13aで回転方向
の作用力を受けることができ、相対的な回転方向のずれ
を確実に防止できる。
部10と円柱軸部11とに互に異った方向の回転力(あ
るいは同一方向でも回動力に差異が生じたとき)が作用
したときでも、突条13がかしめによる係合部14でつ
ぶれているため、突条13の切断端面13aで回転方向
の作用力を受けることができ、相対的な回転方向のずれ
を確実に防止できる。
また、円筒軸部10と円柱軸部11とに軸方向からの引
張力が作用する場合、この引張荷重をかしめ結合した環
状溝12の直角に近い溝端面12bで受けるので、軸方
向への相対的なすべり(抜は出し)が減じられ、したが
って引張荷重による係合部14のガタ発生を防止できる
。
張力が作用する場合、この引張荷重をかしめ結合した環
状溝12の直角に近い溝端面12bで受けるので、軸方
向への相対的なすべり(抜は出し)が減じられ、したが
って引張荷重による係合部14のガタ発生を防止できる
。
なお、溝端面12cはかしめ加工時に節部10aの環状
溝12に対する密着性を良好に保ちうるに最適な角度と
しであるため、かしめ加工の容易性並びに結合強度は十
分に確保される。
溝12に対する密着性を良好に保ちうるに最適な角度と
しであるため、かしめ加工の容易性並びに結合強度は十
分に確保される。
また、両軸部10.11の圧縮荷重に対しては、先端軸
部11aを筒部10aの筒底10bとの接触面で受ける
ことにより、軸方向のすべりは全く発生しない。
部11aを筒部10aの筒底10bとの接触面で受ける
ことにより、軸方向のすべりは全く発生しない。
次に第4図イ2口は環状の突条13の他の実施例を示す
もので、それぞれ断面が台形の突条13bと、半円状の
突条13cとにした例である。
もので、それぞれ断面が台形の突条13bと、半円状の
突条13cとにした例である。
これら突条13bt13cはいずれも環状溝12の円周
面に沿って連続的に形成したものであるから、かしめ加
工時に挿入部分の円周方向の方向性が全く自由となり、
したがってかしめ加工の作業性が悪化することはない。
面に沿って連続的に形成したものであるから、かしめ加
工時に挿入部分の円周方向の方向性が全く自由となり、
したがってかしめ加工の作業性が悪化することはない。
また、第5図イ2口はかしめによる係合部140個所を
複数個にした例であり、2個の係合部14bと4個の係
合部14cを形威しである。
複数個にした例であり、2個の係合部14bと4個の係
合部14cを形威しである。
なお、これらかしめ個所あるいは前記突条13の形状は
要求回転トルク、かしめ結合力、かしめ圧力などにもと
づき適宜選定すればよく、例えば、回転方向の相対的な
ずれを防止する要求回転トルクを大きくするためには、
溝底の突条の変形かしめ個所を複数個にしたり、或いは
、突条を螺旋状にしておくことにより、前記かしめ個所
による突条の切断端面に加えて突条側面でも分力的に相
対回転力を支持するのでより大きな要求回転力を支持す
ることができる。
要求回転トルク、かしめ結合力、かしめ圧力などにもと
づき適宜選定すればよく、例えば、回転方向の相対的な
ずれを防止する要求回転トルクを大きくするためには、
溝底の突条の変形かしめ個所を複数個にしたり、或いは
、突条を螺旋状にしておくことにより、前記かしめ個所
による突条の切断端面に加えて突条側面でも分力的に相
対回転力を支持するのでより大きな要求回転力を支持す
ることができる。
以上説明したように、本考案によれば、軸部の相対的な
回り止めと抜は止めとを極めて簡単な構造により確実に
行うことができる。
回り止めと抜は止めとを極めて簡単な構造により確実に
行うことができる。
第1図は従来継手の断面図、第2図は本考案の実施例の
断面図、第3図は第2図のI−I線断面図、第4図イ2
口は環状突条の他の実施例を示す側面図、第5図イ2口
はかしめ係合部の他の実施例を示す断面図である。 10・・・・・・円筒軸部、10a・・・・・・節部、
10b・・・・・・筒底、11・・・・・・円柱軸部、
11a・・・・・・先端軸部、12・・・・・遷状溝、
12a・・・・・・溝底、12b t12c・・・・・
・溝端面、13・・・・・・突条、13a・・・・・・
切断端面、13 b 、13 c・・・・・・突条、1
4・・・・・・かしめ係合部、14 b 、14 c・
・・・・・かしめ係合部。
断面図、第3図は第2図のI−I線断面図、第4図イ2
口は環状突条の他の実施例を示す側面図、第5図イ2口
はかしめ係合部の他の実施例を示す断面図である。 10・・・・・・円筒軸部、10a・・・・・・節部、
10b・・・・・・筒底、11・・・・・・円柱軸部、
11a・・・・・・先端軸部、12・・・・・遷状溝、
12a・・・・・・溝底、12b t12c・・・・・
・溝端面、13・・・・・・突条、13a・・・・・・
切断端面、13 b 、13 c・・・・・・突条、1
4・・・・・・かしめ係合部、14 b 、14 c・
・・・・・かしめ係合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 円筒軸部の先端に形成した筒部に円柱軸部の先端軸
部を筒底に達するまで嵌合し、この先端軸部の外周に形
成する環状溝の両溝端面のうち先方溝端面を軸線に対し
て直角に近づけると共に、溝底に環状の突条を形成し、
この環状溝の部分に位置して筒部と共に突条なすくなく
とも変形させる程度のかしめによる一個所または複数個
所の係合部を形成することを特徴としたかしめ結合軸継
手。 2 環状溝の両溝端面のうち後方溝端面をかしめ結合用
に傾斜させた実用新案登録請求の範囲第1項記載のかし
め結合軸継手。 3 環状の突条の断面が山形である実用新案登録請求の
範囲第1項または第2項記載のかしめ結合軸継手。 4 環状の突条の断面が台形である実用新案登録請求の
範囲第1項または第2項記載のかしめ結合軸継手。 5 環状の突条の断面が半円形である実用新案登録請求
の範囲第1項または第2項記載のかしめ結合軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977060635U JPS587123Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | かしめ結合軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977060635U JPS587123Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | かしめ結合軸継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53154979U JPS53154979U (ja) | 1978-12-05 |
JPS587123Y2 true JPS587123Y2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=28961310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977060635U Expired JPS587123Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | かしめ結合軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587123Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59126112A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-20 | Rizumu Jidosha Buhin Seizo Kk | ボールジョイントの接合方法 |
ES2616687T3 (es) * | 2012-03-27 | 2017-06-14 | Littelfuse, Inc. | Capucha de extremo de fusible con terminal susceptible de ser rebordeado |
JP2016016451A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 株式会社三五 | カシメ構造 |
JP6707582B2 (ja) * | 2018-07-02 | 2020-06-10 | 株式会社三五 | カシメ構造およびカシメ止め方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5035936U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 |
-
1977
- 1977-05-12 JP JP1977060635U patent/JPS587123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53154979U (ja) | 1978-12-05 |
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