JPS623539Y2 - - Google Patents

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JPS623539Y2
JPS623539Y2 JP19311182U JP19311182U JPS623539Y2 JP S623539 Y2 JPS623539 Y2 JP S623539Y2 JP 19311182 U JP19311182 U JP 19311182U JP 19311182 U JP19311182 U JP 19311182U JP S623539 Y2 JPS623539 Y2 JP S623539Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
spline
male spline
propeller shaft
boundary
Prior art date
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JP19311182U
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JPS5998126U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転動力伝達により受けるねじりに対
して強い自動車用中空プロペラシヤフトに関す
る。
大型車両に使われるプロペラシヤフトは、長い
ものが必要であり、1本のプロペラシヤフトでは
走行中の振動や車両の方向変換等に対応できない
為、通常2本以上に分割し、これらが自在継手で
連結されてあり、更にスプライン連結部を設け、
軸方向に沿つた変動にも対応できるようになつて
いる。
また通常、プロペラシヤフトには、パイプが用
いられ、自在継手との連結部やスプライン連結部
のみは、パイプに固定した中実軸を用いていた。
しかしながらプロペラシヤフトをより軽くし、
しかも製造コストを下げるという目的から、スプ
ライン連結部をパイプの転造によつて形成する方
法が試みられている。
ところで、パイプの径の大きさや肉厚等は安全
率を考えて十分な強度となるように設計される
が、材料コスト及び重量面から必要以上に径を大
きくしたり、肉厚を厚くしないのが通常である。
ところが、第1図に示すようにパイプのスプラ
イン連結部を転造によつて形成する場合、パイプ
2に転造形成されたメススプライン部1の径より
パイプ4に転造形成されたオススプライン部3の
径の方は小さくなるのは当然であるが、このオス
スプライン部3の径はパイプ4の径より更に小さ
くなる。その結果パイプ4のオススプライン部3
が転造形成されている部分とされていない部分と
の境界部5付近にねじり応力が集中して、ねじり
変形を生じ易くなる。このとき軸方向の力が加わ
るとオススプライン部1とメススプライン部3と
の摺動がスムーズに行かなくなる。
そこで本考案は、上述した欠点を解消して、オ
ススプラインを形成する部分と形成してない部分
との境界部の応力集中に対する強度を高めた自動
車用中空プロペラシヤフトを提供することを目的
とする。
かかる目的を達成する為の本考案の構成は、オ
ススプライン部とメススプライン部とがそれぞれ
のパイプの連結端部に転造形成され且つこれらを
スプライン連結して成る自動車用中空プロペラシ
ヤフトにおいて、前記パイプの前記オススプライ
ン部が転造形成された部分と転造形成されていな
い部分との境界部の肉厚を他の部分の肉厚より厚
く形成したことを特徴とする。
以下本考案を第2図に示す一実施例を基に説明
する。パイプ4のオススプライン部3を形成する
部分と形成していない部分との境界部5の強度を
高めるには、この境界部5の極断面係数を大きく
する方法が考えられ、それにはこの境界部5の肉
厚をパイプ4の肉厚よりも厚くした構造にする。
つまり外径はパイプ4と同じでも内径を小さくし
て極断面係数を大きくしたパイプによつて転造形
成されたオススプライン部3が継手部材6を介し
てパイプ4に接合されている。
このような構造にすることによつてパイプ4の
径より小さくなるオススプライン部3の境界部5
付近に集中するねじり応力に対する強度が強化さ
れ、トルク伝達中のねじれ変形を生じにくくな
る。
またこのような構造は、プロペラシヤフトに使
用するパイプを製造する際、オススプライン部が
転造形成される予定箇所の肉厚を厚くして製造し
ておくことも可能である。
以上説明したように本考案は中空プロペラシヤ
フトに設けられるスプライン連結部のオススプラ
イン部を転造形成する部分と形成しない部分との
境界部の肉厚を厚くして極断面係数を大きくした
ので、この境界部に集中するねじり応力に対して
十分な強度が確保できる。その結果トルク伝達中
におけるねじれ変形を生じない為、軸方向の変動
に対するスプライン連結部の摺動がスムーズに行
える。またパイプ全体を必要以上に厚くして強度
を高める必要がない為材料コストの面で非常に有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の中空プロペラシヤフトのスプラ
イン連結部の断面図、第2図は本考案による中空
プロペラシヤフトのオススプライン部の構造の一
実施例を示した断面図である。 図面中、1はメススプライン部、2,4はパイ
プ、3はオススプライン部、5は境界部、6は継
手部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オススプライン部とメススプライン部とがそれ
    ぞれのパイプの連結端部に転造形成され且つこれ
    らをスプライン連結して成る自動車用中空プロペ
    ラシヤフトにおいて、前記パイプの前記オススプ
    ライン部が転造形成された部分と転造形成されて
    いない部分との境界部の肉厚を他の部分の肉厚よ
    り厚く形成したことを特徴とする自動車用中空プ
    ロペラシヤフト。
JP19311182U 1982-12-22 1982-12-22 自動車用中空プロペラシヤフト Granted JPS5998126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19311182U JPS5998126U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 自動車用中空プロペラシヤフト

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JP19311182U JPS5998126U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 自動車用中空プロペラシヤフト

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JPS5998126U JPS5998126U (ja) 1984-07-03
JPS623539Y2 true JPS623539Y2 (ja) 1987-01-27

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KR100698736B1 (ko) 2005-12-20 2007-03-23 현대모비스 주식회사 차량의 프로펠러 샤프트 어셈블리

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JPS5998126U (ja) 1984-07-03

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