JPH0438121Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438121Y2 JPH0438121Y2 JP1949788U JP1949788U JPH0438121Y2 JP H0438121 Y2 JPH0438121 Y2 JP H0438121Y2 JP 1949788 U JP1949788 U JP 1949788U JP 1949788 U JP1949788 U JP 1949788U JP H0438121 Y2 JPH0438121 Y2 JP H0438121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave generator
- flexspline
- wave
- gear device
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はウエーブジエネレータと、このウエー
ブジエネレータを周方向に取り囲み、内面をウエ
ーブジエネレータと摺動係合するようになつてお
り、外周面に沿つて外歯を有する円筒形のフレク
ススプラインと、このフレクススプラインのまわ
りに軸線方向に並んで配置され、フレクススプラ
インの外歯とかみ合う内歯を有する一対のサーキ
ユラスプラインとを包含する形式の波動歯車装置
の改良に関する。
ブジエネレータを周方向に取り囲み、内面をウエ
ーブジエネレータと摺動係合するようになつてお
り、外周面に沿つて外歯を有する円筒形のフレク
ススプラインと、このフレクススプラインのまわ
りに軸線方向に並んで配置され、フレクススプラ
インの外歯とかみ合う内歯を有する一対のサーキ
ユラスプラインとを包含する形式の波動歯車装置
の改良に関する。
上記形式の従来の波動歯車装置では、円筒形の
フレクススプラインの外歯とサーキユラスプライ
ンの内歯の間に生じるバツクラツシユは避けよう
がない。このようなバツクラツシユの問題を解決
するために、本出願人はフレクススプラインをカ
ツプ状にすることを提案したが、カツプ状のフレ
クススプラインは製作に手間がかかり、コストが
高くなる上に装置の構造が複雑になる。
フレクススプラインの外歯とサーキユラスプライ
ンの内歯の間に生じるバツクラツシユは避けよう
がない。このようなバツクラツシユの問題を解決
するために、本出願人はフレクススプラインをカ
ツプ状にすることを提案したが、カツプ状のフレ
クススプラインは製作に手間がかかり、コストが
高くなる上に装置の構造が複雑になる。
本考案は円筒形のフレクススプラインを使用し
ながらも上記バツクラツシユ問題を解決した上記
形式の波動歯車装置を提供することにある。
ながらも上記バツクラツシユ問題を解決した上記
形式の波動歯車装置を提供することにある。
この目的を達成すべく、本考案はウエーブジエ
ネレータと、このウエーブジエネレータを周方向
に取り囲み、内面をウエーブジエネレータと摺動
係合するようになつており、外周面に沿つて外歯
を有する円筒形のフレクススプラインと、このフ
レクススプラインのまわりに軸線方向に並んで配
置され、フレクススプラインの外歯とかみ合う内
歯を有する一対のサーキユラスプラインとを包含
する波動歯車装置において、前記ウエーブジエネ
レータが軸線方向に分割した一対の楕円体からな
り、これらの楕円体の長軸がウエーブジエネレー
タの回転方向において互いに対して角度的に変位
していることを特徴とする波動歯車装置を提供す
る。
ネレータと、このウエーブジエネレータを周方向
に取り囲み、内面をウエーブジエネレータと摺動
係合するようになつており、外周面に沿つて外歯
を有する円筒形のフレクススプラインと、このフ
レクススプラインのまわりに軸線方向に並んで配
置され、フレクススプラインの外歯とかみ合う内
歯を有する一対のサーキユラスプラインとを包含
する波動歯車装置において、前記ウエーブジエネ
レータが軸線方向に分割した一対の楕円体からな
り、これらの楕円体の長軸がウエーブジエネレー
タの回転方向において互いに対して角度的に変位
していることを特徴とする波動歯車装置を提供す
る。
以上の構成において、ウエーブジエネレータが
一対の位相のずれた楕円体からなるから、円筒形
のフレクススプラインと外歯とサーキユラスプラ
インの内歯のかみ合い点がフレクススプラインの
円周方向にずれ、フレクススプラインがその軸線
に対して斜めに撓むことになり、外歯と内歯の間
にバツクラツシユを生じさせない。
一対の位相のずれた楕円体からなるから、円筒形
のフレクススプラインと外歯とサーキユラスプラ
インの内歯のかみ合い点がフレクススプラインの
円周方向にずれ、フレクススプラインがその軸線
に対して斜めに撓むことになり、外歯と内歯の間
にバツクラツシユを生じさせない。
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施例
について説明する。
について説明する。
まず第２図を参照して、ここに示す波動歯車装
置は回転軸（図示せず）に一緒に回転するように
装着したウエーブジエネレータ１０と、このウエ
ーブジエネレータを囲み、内面をそれと摺動係合
するようになつており、外周面に沿つて外歯を有
する円筒形のフレクススプライン１２と、このフ
レクススプラインのまわりに軸線方向に並んで配
置され、フレクススプライン１２の外歯とそれぞ
れかみ合う内歯を有する一対のサーキユラスプラ
イン１４，１６とを包含する。
置は回転軸（図示せず）に一緒に回転するように
装着したウエーブジエネレータ１０と、このウエ
ーブジエネレータを囲み、内面をそれと摺動係合
するようになつており、外周面に沿つて外歯を有
する円筒形のフレクススプライン１２と、このフ
レクススプラインのまわりに軸線方向に並んで配
置され、フレクススプライン１２の外歯とそれぞ
れかみ合う内歯を有する一対のサーキユラスプラ
イン１４，１６とを包含する。
ウエーブジエネレータ１０は軸線方向に分割さ
れた一対の楕円体１８，２０からなり、これらの
楕円体の長軸は第１図でわかるように回転方向に
おいて互いに対して角度θだけずれている。図で
は、角度θは説明のために誇張して示してある
が、実際には１つの歯の分程度である。
れた一対の楕円体１８，２０からなり、これらの
楕円体の長軸は第１図でわかるように回転方向に
おいて互いに対して角度θだけずれている。図で
は、角度θは説明のために誇張して示してある
が、実際には１つの歯の分程度である。
ウエーブジエネレータ１０の２つの楕円体１
８，２０は一方が他方に回転方向において追従す
る状態で回転するので、フレクススプライン１２
とサーキユラスプライン１４，１６のかみ合い点
が回転方向においてずれ、フレクススプライン１
２はその軸線に対して斜めに撓むことになる。
８，２０は一方が他方に回転方向において追従す
る状態で回転するので、フレクススプライン１２
とサーキユラスプライン１４，１６のかみ合い点
が回転方向においてずれ、フレクススプライン１
２はその軸線に対して斜めに撓むことになる。
フレクススプラインが斜めに撓むため、外歯と
内歯の間にバツクラツシユが生じることがない。
内歯の間にバツクラツシユが生じることがない。
第１図は本考案による波動歯車装置の概略正面
図である。第２図は第１図の波動歯車装置の断片
横断面図である。 図面において、１０……ウエーブジエネレー
タ、１２……フレクススプライン、１４，１６…
…サーキユラスプライン、１８，２０……楕円
体。
図である。第２図は第１図の波動歯車装置の断片
横断面図である。 図面において、１０……ウエーブジエネレー
タ、１２……フレクススプライン、１４，１６…
…サーキユラスプライン、１８，２０……楕円
体。
Claims (1)
- ウエーブジエネレータと、このウエーブジエネ
レータを周方向に取り囲み、内面をウエーブジエ
ネレータと摺動係合するようになつており、外周
面に沿つて外歯を有する円筒形のフレクススプラ
インと、このフレクススプラインのまわりに軸線
方向に並んで配置され、フレクススプラインの外
歯とかみ合う内歯を有する一対のサーキユラスプ
ラインとを包含する波動歯車装置において、前記
ウエーブジエネレータが軸線方向に分割した一対
の楕円体からなり、これらの楕円体の長軸がウエ
ーブジエネレータの回転方向において互いに対し
て角度的に変位していることを特徴とする波動歯
車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1949788U JPH0438121Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1949788U JPH0438121Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01122543U JPH01122543U (ja) | 1989-08-21 |
| JPH0438121Y2 true JPH0438121Y2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=31235059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1949788U Expired JPH0438121Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0438121Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107166010A (zh) * | 2013-11-19 | 2017-09-15 | 谐波传动系统有限公司 | 波动齿轮装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4948479B2 (ja) * | 2008-06-26 | 2012-06-06 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 複合型波動歯車減速機 |
| JP5771081B2 (ja) * | 2011-07-04 | 2015-08-26 | 住友重機械工業株式会社 | 撓み噛合い式歯車装置 |
| CN104769317B (zh) | 2013-07-10 | 2017-03-22 | 谐波传动系统有限公司 | 波动发生器及波动齿轮装置 |
| JP6563124B2 (ja) * | 2016-05-11 | 2019-08-21 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 波動歯車減速機を備えた回転アクチュエータ |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP1949788U patent/JPH0438121Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107166010A (zh) * | 2013-11-19 | 2017-09-15 | 谐波传动系统有限公司 | 波动齿轮装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01122543U (ja) | 1989-08-21 |
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