JPH07258536A - ポリアリーレンエーテル及びポリアリーレンスルフィドを基礎とする成形材料 - Google Patents

ポリアリーレンエーテル及びポリアリーレンスルフィドを基礎とする成形材料

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JPH07258536A
JPH07258536A JP7068423A JP6842395A JPH07258536A JP H07258536 A JPH07258536 A JP H07258536A JP 7068423 A JP7068423 A JP 7068423A JP 6842395 A JP6842395 A JP 6842395A JP H07258536 A JPH07258536 A JP H07258536A
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polyarylene ether
alkyl
ether
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Martin Dr Weber
ヴェーバー マルティン
Wolfgang Eberle
エバーレ ヴォルフガンク
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BASF SE
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/02Polythioethers; Polythioether-ethers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリアリーレンエーテル及びポリアリーレン
スルフィドを基礎とする成形材料。 【構成】 ヒドロキシ末端基を有するポリアリーレンエ
ーテル、ヒドロキシ基ではない末端基を有するポリアリ
ーレンエーテル、ポリアリーレンスルフィド並びに更
に、繊維状または粒子状充填剤、耐衝撃変性ゴムおよび
添加剤または加工助剤からなる成形材料ならびにその使
用。 【効果】 市販で得られ前精製されていないアリーレン
スルフィドを使用する際に、改良された機械的特性およ
び化学薬品安定性と共に、改良された熱可塑性加工特性
を有する、ポリアリーレンエーテルおよびポリアリーレ
ンスルフィドを基礎とする混合物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A)ポリアリーレンエ
ーテルの分子量Mn(数平均値)に対してヒドロキシ末
端基が少なくとも0.03重量%であり、かつ一般式
I:
【0002】
【化4】
【0003】[式中、Xは、−SO2−、−SO−、−
O−、CO、−N=N−、−RC=CRa−、−CRb
c−または化学結合であってよく、かつZは、−SO
2−、−SO−、CO、−N=N−および−RC=CRa
−から選択され、ここで、RおよびRaは、それぞれ、
水素またはC1〜C6−アルキル基を表し、RbおよびRc
は、それぞれ、水素またはC1〜C6−アルキル−、C4
〜C10−シクロアルキル−、C1〜C6−アルコキシ−ま
たはアリール基であるか、またはそれぞれ、それらのフ
ッ素−または塩素誘導体であってよい]の繰返し単位ま
たはC1〜C6−アルキル−、C1〜C6−アルコキシ、ア
リール−、塩素またはフッ素で核置換された相当する単
位を有するポリアリーレンエーテル1〜20重量% B)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn(数平均値)
に対してヒドロキシ基が0.03重量%より少ない、ポ
リアリーレンエーテル5〜95重量% C)ポリアリーレンスルフィド4〜94重量% D)繊維状または粒子状充填剤0〜60重量% E)耐衝撃変性ゴム0〜45重量%および F)添加剤または加工助剤0〜40重量% からなる成形材料に関する。
【0004】更に、本発明は、この成形材料の使用並び
にこの成形材料からなる成形体、繊維または箔に関す
る。
【0005】
【従来の技術】高温安定性のポリアリーレンエーテルお
よびポリアリーレンスルフィドからなる混合物は自体公
知であり、かつ個々の成分に比べて、例えば、改良され
た機械的特性およびより高い化学安定性を有する。
【0006】ポリアリーレンスルフィドと共に、ヒドロ
キシ基を有するポリアリーレンエーテルを含有するブレ
ンドも公知である。英国特許(GB−A)第21132
35号明細書中には、ポリアリーレンスルフィドおよび
ヒドロキシ基含有ポリスルホンからなる被覆用材料が記
載されていて、その際、ヒドロキシ基は被覆の架橋に役
立つ。特開平1−299872号公報は、ポリアリーレ
ンスルフィド成分のナトリウムイオン含有率が僅かであ
る場合に、ヒドロキシ末端基を有するポリアリーレンス
ルホンとポリアリーレンスルフィドからなる混合物が改
良された機械的特性を有することを記載している。その
際、ポリアリーレンスルフィドの精製に経費がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、市販
で得られ前精製されていないアリーレンスルフィドを使
用する際に、改良された機械的特性および化学薬品安定
性と共に、改良された熱可塑性加工特性を有する、ポリ
アリーレンエーテルおよびポリアリーレンスルフィドを
基礎とする混合物を開発することであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭で定義
した本発明による成形材料によって解決される。
【0009】成分A 本発明による成形材料は、成分Aとして、ポリアリーレ
ンエーテルの分子量Mn(数平均値)に対してヒドロキ
シ末端基が少なくとも0.03重量%であるポリアリー
レンエーテル1〜20重量%、有利には2〜15重量%
を含有する。殊に、ポリアリーレンエーテルAは、本発
明の成形材料中に、3〜14重量%の量で含有されてい
る。
【0010】成分Aとして、繰返し構造成分:
【0011】
【化5】
【0012】を有するポリアリーレンエーテルを使用す
る。同様に、その核置換された誘導体を使用することが
できる。置換基としては、特に、C1〜C6−アルキル、
例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、
n−ブチル、i−ブチルまたはt−ブチル、C1〜C6
アルコキシ、例えばメトキシまたはエトキシ、アリー
ル、殊にフェニル、塩素またはフッ素がこれに該当す
る。変数Xは、−SO2−、−SO−、−O−、CO、
−N=N−、−RC=CRa−、−CRbc−または化
学結合である。変数Zは、−SO2−、−SO−、−N
=N−または−RC=CRa−を表す。この際、Rおよ
びRaは、それぞれ、水素、C1〜C6−アルキル、例え
ばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたは
n−ヘキシル、C1〜C6−アルコキシ、例えばメトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシまたは
n−ブトキシ、またはアリール、殊にフェニルを表す。
基RbおよびRcは、それぞれ、水素またはC1〜C6−ア
ルキル基、殊にメチルを表す。しかし、これらは、相互
に結合して、それ自体一個以上のアルキル基、特にメチ
ルで置換されていてよいC4〜C10−シクロアルキル
環、例えばシクロペンチル−またはシクロヘキシル−も
生じうる。更に、RbおよびRcは、C1〜C6−アルコキ
シ基、例えばメトキシまたはエトキシまたはアリール
基、殊にフェニルも表しうる。前記の基は、それ自体、
それぞれ、塩基またはフッ素で置換されていてよい。
【0013】適当なポリアリーレンエーテルAの分子量
(数平均Mn)は、一般的に、1500〜60000g
/モルの範囲である。
【0014】適当なポリアリーレンエーテルAには、ポ
リアリーレンエーテルセグメントと、ポリエステル、芳
香族ポリカルボネート、ポリエステルカルボネート、ポ
リシロキサン、ポリイミド、ポリアミドイミドおよびポ
リエーテルイミドから選択される構造単位とから形成さ
れたコポリマーも挙げられる。このようなコポリマー中
のポリアリールエーテルブロックもしくはポリアリール
エーテルグラフトアーム(Polyaryletherpfropfarme)の
分子量Mwは、一般的に、1000〜30000g/モ
ルの範囲である。種々異なる構造のブロックは、コポリ
マー中に交互にまたはランダムに(statistish)配置され
ていてよい。コポリマー中のポリアリーレンエーテルの
重量割合は、一般的に、3〜97重量%、特に10〜9
0重量%、特に10〜90重量%および殊に20〜80
重量%である。
【0015】異なるポリアリーレンエーテルAの混合物
も使用することができる。
【0016】いくつかの適当な繰返し単位を次に記載す
る:
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】殊に有利なポリアリーレンエーテルAに
は、 a1)繰返し単位:
【0021】
【化9】
【0022】0〜100モル%および a2)繰返し単位:
【0023】
【化10】
【0024】0〜100モル%を有するものが挙げら
れ、その際、モル%表示は、SO2基の含有率に対す
る。繰返し単位(II)3〜97モル%および繰返し単
位(III)3〜97モル%を有するポリアリーレンエ
ーテルAは殊に有利である。
【0025】ポリアリーレンエーテルの製造は一般的に
公知であり(例えば、英国特許(GB)第115203
5号明細書;米国特許(US)第4870153号明細
書;国際特許(WO)第8403891号明細書参
照)、同様に、ブロック構造を有するポリアリーレンエ
ーテルの製造(ドイツ国特許(DE)第3742264
号明細書)も公知である。コポリマーの合成法は、例え
ば、ノスハイ(A.Noshay)等、ブロック・コポリマース
(Block Copolymers,Academic Press,1977)に記載されて
いる。
【0026】モノマーのジヒドロキシ化合物とジハロゲ
ン化合物とを、非プロトン性の極性溶剤中で、無水炭酸
アルカリの存在下で反応させることは、殊に適当であ
る。殊に適当な組合せは、溶剤としてのN−メチルピロ
リドンおよび塩基としての炭酸カリウムまたは溶融物中
での反応である。更に、ルイス酸、例えば三塩化アルミ
ニウムの存在下で、酸塩化物と、離脱可能な(abstrahie
rbaren)水素原子を有する芳香族化合物とを反応させる
ことは適当である。
【0027】ヒドロキシ末端基を有するポリアリーレン
エーテルAは、例えば、ジヒドロキシ−およびジクロロ
モノマー間のモノマー比を適当に選択することにより製
造することができる(例えば、McGrath 等 Polym.Eng.S
ci.17,647(1977);Elias “Makromolekuele”4.Aufl.(19
81)490〜493頁,Huetig & Wepf.-Verlag,Basel 参照)。
【0028】有利には、ポリアリーレンエーテルの分子
量Mn(数平均値)に対して0.03〜2重量%のヒド
ロキシ末端基含有率を有するポリアリーレンエーテルA
を使用する。ヒドロキシ末端基0.05〜2重量%、殊
に0.1〜1.5重量%を有するポリアリーレンエーテ
ルAは、殊に有利である。
【0029】成分B ポリアリーレンエーテルAの他に、本発明による成形材
料は、ポリアリーレンエーテルの平均分子量Mn(数平
均値)に対して、ヒドロキシ基が0.03重量%、有利
には0.025重量%より少ない、ポリアリーレンエー
テルBを5〜95重量%含有している。8〜93重量
%、殊に10〜91重量%のポリアリーレンエーテルB
が、本発明による成形材料中に含有されているのは有利
である。
【0030】有利なポリアリーレンエーテルBには、一
般式III:
【0031】
【化11】
【0032】[式中、X′およびZ′は、XおよびZと
同じものを表す]の繰返し単位を有するものが挙げられ
る。ポリアリーレンエーテルAと同様に、ポリアリーレ
ンエーテルBは、コ−またはブロックコポリマーであっ
てよく、その際、構造単位は、Aで記載した群から選択
される。
【0033】本発明による成形材料において、その鎖構
造が、ポリアリーレンエーテルAの鎖構造とは異なるポ
リアリーレンエーテルBを使用することができる。種々
異なるポリアリーレンエーテルBの混合物を使用するこ
ともできる。特に、ポリアリーレンエーテルAと同じ繰
返し単位から形成されているポリアリーレンエーテルB
を使用する。繰返し単位II0〜100モル%および繰
返し単位III0〜100モル%を含有するポリアリー
レンエーテルBは、殊に有利である。
【0034】一般的に、ポリアリーレンエーテルBは、
平均分子量および相対粘度を、Aに記載した範囲で有す
る。
【0035】ポリアリーレンエーテルBは、末端基とし
て、例えば、ハロゲン−、メトキシ−、フェノキシ−、
ベンジルオキシ−またはアミノ末端基を含有していてよ
い。
【0036】成分C ポリアリーレンスルフィドは、本発明による成形材料の
もう一つの本質的な成分である。これらは、4〜94重
量%になる。本発明による成形材料は、ポリアリーレン
スルフィドを、5〜90重量%、殊に6〜87重量%含
有しているのが有利である。
【0037】成分Cとして、原則的に全てのポリアリー
レンスルフィドを使用することができる。しかしなが
ら、繰返し単位:
【0038】
【化12】
【0039】を30モル%より多く、殊に70モル%よ
り多く含有するポリアリーレンスルフィドは有利であ
る。他の繰返し単位としては、例えば:
【0040】
【化13】
【0041】[式中、Rは、C1〜C10−アルキル基、
有利にはメチルを表し、かつnは1または2を表す]が
挙げられる。ポリアリーレンエーテルスルフィドは、ラ
ンダムコポリマーであってもブロックコポリマーであっ
てもよい。殊に有利には、ポリフェニレンスルフィド
は、単位IVを100モル%含有する。
【0042】末端基としては、例えばハロゲン、チオー
ルまたはヒドロキシ、有利にはハロゲンがこれに該当す
る。
【0043】有利なポリアリーレンスルフィドは、10
00〜100000g/モルを有する。
【0044】ポリアリーレンスルフィドは自体公知であ
るか、または公知の方法により得られる。例えば、これ
らは、米国特許(US−A)第2513188号明細書
に記載されているように、ハロゲン化芳香族化合物と硫
黄または金属硫化物との反応により製造することができ
る。同様に、ハロゲンで置換されたチオフェノールの金
属塩を加熱してもよい(英国特許(GB−B)第962
941号明細書参照)。ポリアリーレンスルフィドの有
利な合成には、例えば米国特許(US)第335412
9号明細書から見て取れる溶液中でのアルカリ金属硫化
物とハロゲン化芳香族化合物との反応が挙げられる。
【0045】成分D 成分A〜Cの他に、本発明による成形材料は、強化剤ま
たは充填剤を含有していてよい。成分Dとして、本発明
による成形材料は、例えば繊維状または粒子状の充填剤
または強化剤またはそれらの混合物を60重量%まで、
有利には45重量%まで、特に10〜35重量%含有し
ていてよい。
【0046】有利な繊維状充填剤または強化剤は、炭素
繊維、チタン酸カリウムホイスカー、アラミド繊維(Ar
amidfasern)および殊に有利にはガラス繊維である。ガ
ラス繊維の使用の際に、これらは、マトリックス材料と
の相容性をより良好にするために、糊剤および粘着剤を
備えていてよい。一般的に、使用した炭素−およびガラ
ス繊維は、6〜20μmの範囲の直径を有する。
【0047】ガラス繊維の組込は、短いガラス繊維の形
でも、エンドレスストランド(ロービング)の形でも行
なうことができる。得られた射出成形粒子において、ガ
ラス繊維の平均的長さは、特に0.08〜0.5mmの
範囲である。
【0048】炭素繊維またはガラス繊維は、織物、マッ
トまたはロービングの形でも使用することができる。
【0049】粒子状の充填剤としては、とりわけ、次の
ものが適当である;無定形ケイ酸、炭酸マグネシウム
(チョーク)、粉末化された石英、雲母、滑石、長石、
ガラス玉および殊にケイ酸カルシウム、例えばウォラス
トナイトおよびカオリン(殊にか焼されたカオリン)。
【0050】充填剤の有利な組合せは、例えば、ウォラ
ストナイト15重量%とのガラス繊維20重量%および
ウォラストナイト15重量%とのガラス繊維15重量%
である。
【0051】成分E 本発明による成形材料は、更に、耐衝撃変性ゴムを0〜
45重量%、特に0〜30重量%含有していてよい。そ
の際、殊に、ポリアリーレンエーテルおよび/またはポ
リアリーレンスルフィドを耐衝撃性に変性しうるもの
は、殊に適当である。
【0052】ブレンドの靱性を高めるためのゴムとして
は、例えば次のものが挙げられる:官能基とグラフトさ
れたEP−もしくはEPDM−ゴム。適当なグラフト試
薬は、例えばマレイン酸無水物、イタコン酸、アクリル
酸、グリシジルアクリレートおよびグリシジルメタクリ
レートである。
【0053】これらのモノマーは、溶融物または溶液中
で、場合によりラジカル開始剤、例えば過酸化水素クモ
ールの存在下で、ポリマーへグラフトさせることができ
る。
【0054】更に、α−オレフィンのコポリマーが挙げ
られる。α−オレフィンは、通常、C原子2〜8個を有
するモノマー、特にエチレンおよびプロピレンである。
コモノマーとしては、C原子1〜8個を有するアルコー
ル、特にエタノール、ブタノールまたはエチルヘキサノ
ールから誘導されるアルキルアクリレートまたはアルキ
ルメタクリレート並びに反応性コモノマー、例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、マレイン酸無水物
またはグリシジル(メタ−)アクリレートおよび更にビ
ニルエステル、殊に酢酸ビニルが適当であることが判明
した。同時に、種々異なるコモノマーの混合物を使用す
ることができる。エチレンと、エチル−またはブチルア
クリレートおよびアクリル酸および/またはマレイン酸
無水物とのコポリマーは適当であることが分かった。
【0055】コポリマーは、400〜4500バールの
圧力での高圧工程で、またはコモノマーをポリ−α−オ
レフィンへグラフトさせることにより製造することがで
きる。コポリマーにおけるα−オレフィンの割合は、一
般的に、99.95〜55重量%の範囲である。
【0056】適当なエラストマーの他の群として、核−
殻−グラフトゴムが挙げれられる。これは、少なくとも
1種の硬質成分と少なくとも1種の軟質成分からなる、
エマルション中で製造されたグラフトゴムである。硬質
成分とは、通常、少なくとも25℃のガラス転移温度を
有するポリマーであり、軟質成分とは、高くとも0℃の
ガラス転移温度を有するポリマーである。これらの生成
物は、1つの核および少なくとも1つの殻からなる構造
を有し、その際、構造は、モノマー添加の順番によって
生じる。軟質成分は、一般的に、ブタジエン、イソプレ
ン、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレートま
たはシロキサンおよび場合により他のコモノマーから誘
導される。適当なシロキサン核は、例えば環状のオリゴ
マーのオクタメチルテトラシロキサンまたはテトラビニ
ルテトラメチルテトラシロキサンから出発して製造され
うる。これらを、例えば、γ−メルカプトプロピルメチ
ルジメトキシシランと、開環カチオン重合で、特に、ス
ルホン酸の存在下で反応させて、軟質シロキサン核を生
じることができる。シロキサンは、例えば、重合反応を
加水分解可能な基、例えばハロゲンまたはアルコキシ基
を有するシラン、例えばテトラヒドロキシシラン、メチ
ルトリメトキシシランまたはフェニルトリメトキシシラ
ンの存在下で実施することによって、架橋させることも
できる。ここで、適当なコモノマーとしては、スチレ
ン、アクリルニトリルおよび1個以上の重合可能二重結
合を有する架橋性またはグラフト活性モノマー、例えば
ジアリルフタレート、ジビニルベンゼン、ブタンジオー
ルジアクリレートまたはトリアリル(イソ)シアヌレー
トが挙げられる。硬質成分は、一般的に、スチレン、α
−メチルスチレンおよびそのコポリマーから誘導され、
その際、ここでは、コモノマーとして、特にアクリルニ
トリル、メタクリルニトリルおよびメチルメタクリレー
トが挙げられる。
【0057】有利な核−殻−グラフトゴムは、1つの軟
質核および1つの硬質殻を、または1つの硬質核、第1
の軟質殻および少なくとももう1つの硬質殻を含有す
る。この際、官能基、例えばカルボニル−、カルボン
酸、酸無水物−、酸アミド−、酸イミド−、カルボン酸
エステル−、アミノ−、ヒドロキシル−、エポキシ−、
オキサゾリン−、ウレタン−、尿素−、ラクタム−また
はハロゲン化ベンジル基の導入は、特に、最後の殻の重
合の際に、適当な官能化されたモノマーを添加すること
により行なわれる。適当な官能化されたモノマーは、例
えばマレイン酸、マレイン酸無水物、マレイン酸のモノ
−またはジエステル、t−ブチル(メタ−)アクリレー
ト、アクリル酸、グリシジル(メタ−)アクリレートお
よびビニルオキサゾリンである。官能基を有するモノマ
ーの割合は、一般的に、核−殻−グラフトゴムの全重量
に対して0.1〜25重量%、特に0.25〜15重量
%である。軟質成分対硬質成分の重量比は、一般的に、
1:9〜9:1、有利には3:7〜8:2である。
【0058】このようなゴムは自体公知であり、かつ例
えば欧州特許(EP−A)第208187号明細書中に
記載されている。
【0059】適当な耐衝撃変性剤のもう一つの群は、熱
可塑性ポリエステルエラストマーである。その際、ポリ
エステルエラストマーとは、一般的に、ポリ(アルキレ
ン)エーテルグリコールから誘導される長鎖セグメント
と、低分子ジオールおよびジカルボン酸から誘導される
短鎖セグメントとを含有する、セグメントからなる(seg
mentierte)コポリエーテルエステルを表す。このような
生成物は自体公知であり、かつ文献中、例えば米国特許
(US−A)第3651014号明細書中に記載されて
いる。相当する生成物は、ヒトレル(Hytrel(登録商
標);Du pont)、アルニテル(Arnitel(登録商標);Akz
o)およびペルプレン(Pelprene(登録商標);Toyobo C
O.Ltd.)の呼称で、市販で得られる。
【0060】もちろん、種々異なるゴムの混合物を使用
することもできる。
【0061】成分F 記載した成分A〜Dの他に、本発明による成形材料は、
防火剤、顔料および安定剤0〜40重量%を更に含有し
ていてよい。
【0062】本発明による成形材料は、自体公知の方法
で、例えば押出しにより製造することができる。
【0063】本発明による成形材料は、例えば、出発成
分を、慣例の混合装置、例えばスクリュー式押出機、特
に二軸スクリュー押出機、ブラベンダーミルまたはバン
バリーミル並びにニーダーで混合し、かつ引き続き押し
出すことによって製造することができる。押出し後に、
押出し物を冷却し、かつ粉砕する。
【0064】成分の混合の順番は広く変化させることが
できるので、2つまたは場合により3つの成分を前混合
することができるが、全ての成分を一緒に混合してもよ
い。
【0065】できるだけ均一な成形材料を得るために、
激しい十分な混合は有利である。このために、一般的
に、250〜400℃、有利には280〜380℃の温
度で、0.2〜30分の平均混合時間が必要である。押
出し後に、押出し物を、一般的に冷却し、かつ粉砕す
る。
【0066】本発明による成形材料は、熱可塑性的に加
工される。これらは、同時に良好な流動性および加工安
定性における良好な剛性により優れている。本発明によ
る成形材料は、とりわけ、家庭用品容器または医薬分野
用の容器の製造のために適している。しかし、これら
は、電気−または電子工学分野でも使用されうる。成形
体の他に、箔または繊維も、本発明による成形材料から
製造することができる。
【0067】
【実施例】
使用技術的試験 粘度数(VZ)を、それぞれ、フェノールおよび1,2
−ジクロロベンゼンからの1:1−混合物の1重量%溶
液中で、25℃で測定した。
【0068】ヒドロキシ末端基含有率を、電位差計測滴
定により測定した。ヒドロキシ末端基の重量%の計算
は、滴定により測定されたヒドロキシ基の重量(g)を
ポリアリーレンエーテルスルホンのそれぞれの正味量
(g)で割り、かつ100倍することにより行なった。
【0069】試料の熱成形安定性を、ビカー軟化温度を
用いて測定した。ビカー軟化温度を、DIN53460
により、49.05Nの力およ1時間当たり50Kの温
度上昇を用いて、標準小型棒(Normkleinstaeben)で測定
した。
【0070】E率(E-Modul)を、DIN53455に
よる引張り試験で、肩付き棒(Schulterstaeben)で測定
した。流動性(MVI)を、DIN53735により、
320℃の温度および21.6kgの負荷で測定した。
【0071】損傷操作(Schaedigungsarbeit)Wsを、D
IN53443により、強化されていない試料で、円盤
で測定した。強化された試料の衝撃強さを、DIN53
453により、標準小型棒で測定した。
【0072】試料の加工安定性を、溶融物の5〜25分
の滞留時間後の溶融物の流動性の変化に基づいて(ΔM
VI=[MVI5′−MVI25′]/MVI5′・100
%)、380℃および5kgの負荷で測定した。
【0073】試料の吸水率を、沸騰水中に14日間貯蔵
した肩付き棒で測定した(%での重量増加率)。
【0074】ブレンド成分 成分A1 VZ57ml/gおよびOH末端基0.12重量%を有
する4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホンおよび
4,4′−ジクロロジフェニルスルホンからなるポリア
リーレンエーテル。
【0075】成分B1 VZ59ml/gにより特徴付けされる4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホンおよび4,4′−ジクロロ
ジフェニルスルホンからなるポリアリーレンエーテル
(例えば、市販製品 BASF社のUltrason E )。
【0076】成分C1 E率3200N/mm2により特徴付けされるポリフェ
ニレンスルフィド(例えば、市販製品 ヘキスト社のFor
tron 0214) 成分D1 ポリウレタンからなる糊剤を備えるE−ガラスからなる
10μmの厚さのガラス繊維ロービング。組込後に、ガ
ラス繊維の平均長さは、約0.1〜0.5mmであっ
た。
【0077】成分を、二軸押出機で、材料温度300〜
350℃で混合した。溶融物を水浴に通し、かつ顆粒化
した。
【0078】乾燥された顆粒を、310〜340℃で、
標準小型棒、肩付き棒および円盤に加工した。
【0079】成形材料の組成および使用技術試験の結果
は、第1および第2表から見て取れる。
【0080】
【表1】
【0081】
【表2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn
    (数平均値)に対してヒドロキシ末端基が少なくとも
    0.03重量%であり、かつ一般式I: 【化1】 [式中、Xは、−SO2−、−SO−、−O−、CO、
    −N=N−、−RC=CRa−、−CRbc−または化
    学結合であってよく、かつZは、−SO2−、−SO
    −、CO、−N=N−および−RC=CRa−から選択
    され、ここで、RおよびRaは、それぞれ、水素または
    1〜C6−アルキル基を表し、RbおよびRcは、それぞ
    れ、水素またはC1〜C6−アルキル−、C4〜C10−シ
    クロアルキル−、C1〜C6−アルコキシ−またはアリー
    ル基であるか、またはそれぞれ、それらのフッ素−また
    は塩素誘導体であってよい]の繰返し単位またはC1
    6−アルキル−、C1〜C6−アルコキシ、アリール
    −、塩素またはフッ素で核置換された相当する単位を有
    するポリアリーレンエーテル1〜20重量% B)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn(数平均値)
    に対してヒドロキシ基が0.03重量%より少ない、ポ
    リアリーレンエーテル5〜95重量% C)ポリアリーレンスルフィド4〜94重量% からなる成形材料。
  2. 【請求項2】A)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn
    (数平均値)に対してヒドロキシ末端基が少なくとも
    0.03重量%であり、かつ一般式I: 【化2】 [式中、Xは、−SO2−、−SO−、−O−、CO、
    −N=N−、−RC=CRa−、−CRbc−または化
    学結合であってよく、かつZは、−SO2−、−SO
    −、CO、−N=N−および−RC=CRa−から選択
    され、ここで、RおよびRaは、それぞれ、水素または
    1〜C6−アルキル基を表し、RbおよびRcは、それぞ
    れ、水素またはC1〜C6−アルキル−、C4〜C10−シ
    クロアルキル−、C1〜C6−アルコキシ−またはアリー
    ル基であるか、またはそれぞれ、それらのフッ素−また
    は塩素誘導体であってよい]の繰返し単位またはC1
    6−アルキル−、C1〜C6−アルコキシ、アリール
    −、塩素またはフッ素で核置換された相当する単位を有
    するポリアリーレンエーテル1〜20重量% B)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn(数平均値)
    に対してヒドロキシ基が0.03重量%より少ない、ポ
    リアリーレンエーテル5〜95重量% C)ポリアリーレンスルフィド4〜94重量%および D)繊維状または粒子状充填剤60重量%まで からなる成形材料。
  3. 【請求項3】A)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn
    (数平均値)に対してヒドロキシ末端基が少なくとも
    0.03重量%であり、かつ一般式I: 【化3】 [式中、Xは、−SO2−、−SO−、−O−、CO、
    −N=N−、−RC=CRa−、−CRbc−または化
    学結合であってよく、かつZは、−SO2−、−SO
    −、CO、−N=N−および−RC=CRa−から選択
    され、ここで、RおよびRaは、それぞれ、水素または
    1〜C6−アルキル基を表し、RbおよびRcは、それぞ
    れ、水素またはC1〜C6−アルキル−、C4〜C10−シ
    クロアルキル−、C1〜C6−アルコキシ−またはアリー
    ル基であるか、またはそれぞれ、それらのフッ素−また
    は塩素誘導体であってよい]の繰返し単位またはC1
    6−アルキル−、C1〜C6−アルコキシ、アリール
    −、塩素またはフッ素で核置換された相当する単位を有
    するポリアリーレンエーテル1〜20重量% B)ポリアリーレンエーテルの分子量Mn(数平均値)
    に対してヒドロキシ基が0.03重量%より少ない、ポ
    リアリーレンエーテル5〜95重量% C)ポリアリーレンスルフィド4〜94重量%および E)耐衝撃変性ゴム45重量%まで からなる材料。
JP7068423A 1994-03-26 1995-03-27 ポリアリーレンエーテル及びポリアリーレンスルフィドを基礎とする成形材料 Withdrawn JPH07258536A (ja)

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