JPH0725840U - 温冷配膳車の温冷装置 - Google Patents

温冷配膳車の温冷装置

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JPH0725840U
JPH0725840U JP5752993U JP5752993U JPH0725840U JP H0725840 U JPH0725840 U JP H0725840U JP 5752993 U JP5752993 U JP 5752993U JP 5752993 U JP5752993 U JP 5752993U JP H0725840 U JPH0725840 U JP H0725840U
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JP
Japan
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heat
heating
hot
cooling
chamber
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Pending
Application number
JP5752993U
Other languages
English (en)
Inventor
▲均▼ 名城
Original Assignee
株式会社名和電機
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Publication date
Application filed by 株式会社名和電機 filed Critical 株式会社名和電機
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温冷配膳車の温蔵室の加温と冷却室の冷却と
が低コストで行なえるようにする。 【構成】 温蔵室6aと冷蔵室6bを備えた配膳車にお
いて、冷蔵室6b内を冷却する冷却機構10の圧縮機と
凝縮器の間に、圧縮された冷媒の熱を利用した熱交換器
を設け、この熱交換で温蔵室6aを加温することによ
り、冷却機構10の駆動で、温蔵室6aの加温と冷却室
6aの冷却とを同時に行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、病院給食の配膳を行なうために用いる温冷配膳車の温冷装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
病院給食の配膳を行なうために使用されたいる温冷配膳車は、図1と図2に示 すように、車輪1で支持された台車2上に両側面が開放した収納庫3を設け、こ の収納庫3の内部を仕切壁4で前後に二分してトレー5の収納空間6と6を形成 し、該収納空間6、6の開口する両側面を扉7によって開閉自在とすると共に、 両収納空間6、6に両側の開口部分からトレー5を抜差自在に複数段収納するよ うになっている。
【0003】 上記トレー5は、温食載置部5aと冷食載置部5bを隣接して一体に設け、収 納庫3の前後壁3aと仕切壁4に設けた支持片8、8での支持により、水平状態 で多段状に支持されると共に、収納空間6には上下に分離された中仕切9を多段 に設け、トレー5の温食載置部5aと冷食載置部5bの境界部分を上下の中仕切 9間に挿入することにより、収納空間6を中仕切9とトレー5で前後に気密状と なるよう分離し、一方に温蔵室6aと他方に冷蔵室6bを形成している。
【0004】 従来、上記温蔵室6aは通電による遠赤外線ヒータにより加熱されると共に、 冷蔵室6bは台車2の下部に設置した冷却機構10により冷却され、これによっ て、トレー5上の温食品を保温状態に、また冷食品を保冷状態に同時に収納する ことができるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように、温蔵室6aを遠赤外線ヒータで加温すると共に、冷 蔵室6aを冷却機構10で冷却する従来の温冷配膳車においては、両方で個々に 電力を消費することになり、稼働コストが高くつくという問題がある。
【0006】 そこで、この考案の課題は、冷却装置に発生する排熱を温蔵室の熱源として利 用し、消費電力の削減により稼働コストを低減することができる温冷配膳車の温 冷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、冷媒の圧縮機と凝縮器および 蒸発器からなる冷却機構を温冷配膳車に設けて蒸発器で冷蔵室内を冷却し、前記 冷却機構の圧縮機と凝縮器の間に圧縮後の冷媒の熱を収納する熱交換器を設け、 この熱交換で温蔵室内を加温するようにした構成を採用したものである。
【0008】
【作用】
冷却機構の作動により、冷蔵室内を冷却すると共に、冷却機構における冷媒の 圧縮によって生じた熱を熱交換器で温蔵室の加温に利用すれば、冷却機構の駆動 のみで、温蔵室の加温と冷蔵室の冷却とが行なえ、冷却機構の消費電力だけでよ いため、コスト的に安価となる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 温冷配膳車の基本的な構造は図1と図2に基づいて従来の技術の項で述べた通 りであり、図3はこの配膳車に設ける温冷装置を示している。
【0011】 図3において、温冷装置は冷媒ガスの圧縮機21と、凝縮器22と、膨張弁2 3と、キャビラリチューブ24と、蒸発器25を配管で環状に接続して冷却機構 10を形成し、上記圧縮機構21と凝縮器22の間の配管途中に三方切換弁26 を介して熱交換器27を分岐接続した構造になっている。
【0012】 前記蒸発器25は冷却用の熱交換器となり、例えば図1の如く、冷蔵室6b内 の上部に設置され、冷蔵室6b内を冷却する。
【0013】 また、熱交換器27は、図1に示す如く、温蔵室6aの側面や下面に沿って配 置され、温蔵室6a内を加温する。なお、他の機器は台車2の下部に設置される 。
【0014】 上記熱交換器27は、圧縮冷媒の熱交換パイプ28と、畜熱剤を封入したヒー トパイプ29とで熱交換を行ない、圧縮によって生じた冷媒の熱をヒートパイプ 29に伝え、このヒートパイプ29で温蔵室6a内を加温することになる。
【0015】 なお、図3の場合、ヒートパイプ29に近接してヒータ30を設け、温蔵室6 aの昇温に不足が生じた場合や冷却機構を停止させた場合に、ヒータ30でヒー トパイプ29を補助的に昇温させる例を示している。
【0016】 この考案の温冷装置は上記のような構成であり、収納庫3の収納空間6内にト レー5を多段上に収納した状態で温冷装置を駆動すると、蒸発器25によって冷 蔵室6b内が冷却されると共に、温蔵室6a内が熱交換器27のヒートパイプ2 9によって加温され、トレー5上の温かい料理と冷たい料理を同時に配膳するこ とができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、温蔵室の加温と冷蔵室の冷却が冷却機構の 駆動のみによって行なえ、温蔵室の加温のための電力が節約できるので稼働コス トの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の温冷装置を備えた温冷配膳車の要部
切欠正面図
【図2】同上の要部切欠平面図
【図3】温冷装置の構造を示す説明図
【符号の説明】
3 収納庫 5 トレー 6 収納空間 6a 温蔵室 6b 冷蔵室 7 扉 10 冷却機構 21 圧縮機 22 凝縮器 23 膨張弁 25 蒸発器 27 熱交換器 29 ヒートパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーを抜差自在に収納する収納庫の内
    部を温蔵室と冷蔵室に仕切り、温蔵室内を加温すると共
    に冷蔵室内を冷却するようにした温冷配膳車の温冷装置
    において、冷媒の圧縮機と凝縮器および蒸発器からなる
    冷却機構を温冷配膳車に設けて蒸発器で冷蔵室内を冷却
    し、前記冷却機構の圧縮機と凝縮器の間に圧縮後の冷媒
    の熱を収納する熱交換器を設け、この熱交換で温蔵室内
    を加温するようにしたことを特徴とする温冷配膳車の温
    冷装置。
JP5752993U 1993-10-25 1993-10-25 温冷配膳車の温冷装置 Pending JPH0725840U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338586A (ja) * 1986-08-02 1988-02-19 Toyota Motor Corp ボルトの表面処理方法
JPS63131974A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 株式会社富士通ゼネラル 冷蔵庫の解凍室温度制御装置
JPH0311736A (ja) * 1989-06-09 1991-01-21 Seiko Epson Corp 集積回路の配線電極
JP4108045B2 (ja) * 1997-09-04 2008-06-25 ノキア コーポレイション ハンドセット用ナビゲーション・キー構造体

Patent Citations (4)

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