JPH1019458A - 冷温蔵庫 - Google Patents
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- JPH1019458A JPH1019458A JP17637596A JP17637596A JPH1019458A JP H1019458 A JPH1019458 A JP H1019458A JP 17637596 A JP17637596 A JP 17637596A JP 17637596 A JP17637596 A JP 17637596A JP H1019458 A JPH1019458 A JP H1019458A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 補充用商品を貯蔵および予熱することが
できる冷温蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷温蔵庫は、冷却貯蔵室(2c)と、温
蔵室(2a)と、機械室(7)とを具備している。そし
て、冷却貯蔵室は冷却器(35)で冷却され、この冷却
器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器(17)およ
び圧縮機(16)は、機械室に設置されており、また、
この機械室には、温蔵室に補充される商品(26)が載
置されるホットプレート(21)が設けられている。こ
のホットプレートには、圧縮機から凝縮器への配管(2
3)が配設されており、この配管でホットプレートが加
熱されている。
できる冷温蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷温蔵庫は、冷却貯蔵室(2c)と、温
蔵室(2a)と、機械室(7)とを具備している。そし
て、冷却貯蔵室は冷却器(35)で冷却され、この冷却
器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器(17)およ
び圧縮機(16)は、機械室に設置されており、また、
この機械室には、温蔵室に補充される商品(26)が載
置されるホットプレート(21)が設けられている。こ
のホットプレートには、圧縮機から凝縮器への配管(2
3)が配設されており、この配管でホットプレートが加
熱されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵室と、温
蔵室とを具備した冷温蔵庫に関する。
蔵室とを具備した冷温蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷温蔵庫は、たとえば特公
平4−73072号公報(F25D23/12)などに
記載されている。この様な冷温蔵庫は、冷却貯蔵室と、
温蔵室とを具備しており、冷却貯蔵室には、たとえばコ
ールドドリンク缶などの冷却された商品を貯蔵し、一
方、温蔵室には、たとえばホットドドリンク缶などの温
められた商品を貯蔵している。そして、冷温蔵庫は、ス
ーパーやコンビニエンスストアなどの店舗に設置され、
購買客に、冷たい商品と、温かい商品とを提供してい
る。
平4−73072号公報(F25D23/12)などに
記載されている。この様な冷温蔵庫は、冷却貯蔵室と、
温蔵室とを具備しており、冷却貯蔵室には、たとえばコ
ールドドリンク缶などの冷却された商品を貯蔵し、一
方、温蔵室には、たとえばホットドドリンク缶などの温
められた商品を貯蔵している。そして、冷温蔵庫は、ス
ーパーやコンビニエンスストアなどの店舗に設置され、
購買客に、冷たい商品と、温かい商品とを提供してい
る。
【0003】この冷温蔵庫に補充するための商品は、保
管倉庫などに貯蔵されており、冷却貯蔵室や温蔵室の商
品が不足してくると、保管倉庫などから冷却貯蔵室や温
蔵室に収納している。
管倉庫などに貯蔵されており、冷却貯蔵室や温蔵室の商
品が不足してくると、保管倉庫などから冷却貯蔵室や温
蔵室に収納している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、補充商品を
貯蔵している保管倉庫は、冷温蔵庫とは離れた位置に配
置されているので、冷温蔵庫に商品を補充する作業に時
間や労力を要している。また、保管倉庫などの貯蔵スペ
ースが大きくなり、地代や賃貸料などのコストが上昇す
る。さらに、保管倉庫に貯蔵されている商品は、室温で
あるので、温蔵室に収納した際に、温蔵室で商品を温め
る必要があり、商品を温蔵室に収納してから、温められ
た商品を購買客に提供するまでに時間がかかり、商機を
逸することがある。
貯蔵している保管倉庫は、冷温蔵庫とは離れた位置に配
置されているので、冷温蔵庫に商品を補充する作業に時
間や労力を要している。また、保管倉庫などの貯蔵スペ
ースが大きくなり、地代や賃貸料などのコストが上昇す
る。さらに、保管倉庫に貯蔵されている商品は、室温で
あるので、温蔵室に収納した際に、温蔵室で商品を温め
る必要があり、商品を温蔵室に収納してから、温められ
た商品を購買客に提供するまでに時間がかかり、商機を
逸することがある。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、補充用商品を貯蔵および予熱することがで
きる冷温蔵庫を提供することを目的とする。
めのもので、補充用商品を貯蔵および予熱することがで
きる冷温蔵庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷温蔵庫は、冷
却貯蔵室(2c)と、温蔵室(2a)と、機械室(7)
とを具備している。そして、前記目的を達成するため
に、冷却貯蔵室は冷却器(35)で冷却され、この冷却
器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器(17)およ
び圧縮機(16)は、機械室に設置されており、この機
械室には、温蔵室に補充される商品(26)が載置され
るホットプレート(21)が設けられている。このホッ
トプレートには、圧縮機から凝縮器への冷媒配管(2
3)が配設され、この冷媒配管でホットプレートが加熱
されている。
却貯蔵室(2c)と、温蔵室(2a)と、機械室(7)
とを具備している。そして、前記目的を達成するため
に、冷却貯蔵室は冷却器(35)で冷却され、この冷却
器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器(17)およ
び圧縮機(16)は、機械室に設置されており、この機
械室には、温蔵室に補充される商品(26)が載置され
るホットプレート(21)が設けられている。このホッ
トプレートには、圧縮機から凝縮器への冷媒配管(2
3)が配設され、この冷媒配管でホットプレートが加熱
されている。
【0007】また、ドレーン水が流入するとともに、温
蔵室に補充される商品を貯蔵する商品補充皿(31)
が、機械室に設けられており、そして、商品補充皿に
は、圧縮機から凝縮器への冷媒配管が配設され、この冷
媒配管で商品補充皿が加熱されている場合がある。
蔵室に補充される商品を貯蔵する商品補充皿(31)
が、機械室に設けられており、そして、商品補充皿に
は、圧縮機から凝縮器への冷媒配管が配設され、この冷
媒配管で商品補充皿が加熱されている場合がある。
【0008】さらに、商品ストッカー(43)が機械室
に設けられており、この商品ストッカーは凝縮器の下流
側に配置されている場合がある。
に設けられており、この商品ストッカーは凝縮器の下流
側に配置されている場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷温蔵庫の
実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。
図1は本発明の実施の第1の形態における冷温蔵庫の斜
視図である。図2は機械室の断面図である。図3はホッ
トプレートの組み立て分解斜視図である。
実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。
図1は本発明の実施の第1の形態における冷温蔵庫の斜
視図である。図2は機械室の断面図である。図3はホッ
トプレートの組み立て分解斜視図である。
【0010】図1および図2において、冷温蔵庫の断熱
箱本体1は、ステンレス板などの金属板からなる外箱と
内箱とを備えており、この外箱と内箱との間の空間にウ
レタンなどの断熱材を注入発泡させて形成されている。
この断熱箱本体1の内部には貯蔵室2が画成されてお
り、この貯蔵室2は、断熱材からなる隔壁で区画されて
おり、左上部に温蔵室2aが、左下部に冷蔵・温蔵切り
換え室2bが、右側に冷却貯蔵室である冷蔵室2cが形
成されている。冷蔵・温蔵切り換え室2bは、冷蔵また
は温蔵に切り換え可能に構成されている。そして、温蔵
室2aには、ホットドリンク缶などの温かい商品が、一
方、冷蔵室2cには、コールドドリンク缶などの冷たい
商品が収納されている。また、冷蔵・温蔵切り換え室2
bが冷蔵状態の際には、冷たい商品が収納され、一方、
冷蔵・温蔵切り換え室2bが温蔵状態の際には、温かい
商品が収納されている。
箱本体1は、ステンレス板などの金属板からなる外箱と
内箱とを備えており、この外箱と内箱との間の空間にウ
レタンなどの断熱材を注入発泡させて形成されている。
この断熱箱本体1の内部には貯蔵室2が画成されてお
り、この貯蔵室2は、断熱材からなる隔壁で区画されて
おり、左上部に温蔵室2aが、左下部に冷蔵・温蔵切り
換え室2bが、右側に冷却貯蔵室である冷蔵室2cが形
成されている。冷蔵・温蔵切り換え室2bは、冷蔵また
は温蔵に切り換え可能に構成されている。そして、温蔵
室2aには、ホットドリンク缶などの温かい商品が、一
方、冷蔵室2cには、コールドドリンク缶などの冷たい
商品が収納されている。また、冷蔵・温蔵切り換え室2
bが冷蔵状態の際には、冷たい商品が収納され、一方、
冷蔵・温蔵切り換え室2bが温蔵状態の際には、温かい
商品が収納されている。
【0011】また、断熱箱本体1には、3枚の前面扉で
ある断熱扉3,4,5が回動自在に取り付けられてお
り、この透明な二重ガラス板からなる断熱扉3,4,5
が温蔵室2a、冷蔵・温蔵切り換え室2bおよび冷蔵室
2cの各前面開口を、開閉自在に閉塞している。
ある断熱扉3,4,5が回動自在に取り付けられてお
り、この透明な二重ガラス板からなる断熱扉3,4,5
が温蔵室2a、冷蔵・温蔵切り換え室2bおよび冷蔵室
2cの各前面開口を、開閉自在に閉塞している。
【0012】断熱箱本体1の下方には、機械室7が配置
され、この機械室7の前面開口は、前面パネルであるキ
ックプレート8で開閉自在に覆われている。このキック
プレート8は下端が、機械室本体に回動自在に取り付け
られ、かつ、左側の部分には吸い込み用ルーバーからな
る換気口9が形成されている。また、機械室7の背面板
11には、排気用ルーバーからなる換気口が形成されて
いる。
され、この機械室7の前面開口は、前面パネルであるキ
ックプレート8で開閉自在に覆われている。このキック
プレート8は下端が、機械室本体に回動自在に取り付け
られ、かつ、左側の部分には吸い込み用ルーバーからな
る換気口9が形成されている。また、機械室7の背面板
11には、排気用ルーバーからなる換気口が形成されて
いる。
【0013】また、機械室7の内部には、圧縮機16、
凝縮器17および送風機18が配設されている。送風機
18は図2に図示するように、キックプレート8の換気
口9から空気を吸い込んで、背面板11の換気口から排
出するように送風しており、凝縮器17および圧縮機1
6を空冷している。また、圧縮機16および凝縮器17
は、冷蔵・温蔵切り換え室2bおよび冷蔵室2cを冷却
する冷却器(図示しない)とともに、冷凍サイクルを構
成している。さらに、機械室7の内部には、板金加工さ
れたホットプレート21が設けられている。このホット
プレート21は、図3に図示するように、前側および後
側に支持脚22が設けられており、ホットプレート21
の下面と機械室7の床との間に空間が形成されている。
そして、ホットプレート21の下面には、冷媒配管であ
る加熱用配管23が取り付け金具24で取り付けられて
いる。この加熱用配管23は蛇行して配設されている。
また、ホットプレート21の上面には、左右および後側
の周縁に沿って、落下防止用のガイド25が形成されて
おり、飲料缶26などの補充用商品を前側からスライド
させながら、ホットプレート21の上面に載置して並べ
ることができる。
凝縮器17および送風機18が配設されている。送風機
18は図2に図示するように、キックプレート8の換気
口9から空気を吸い込んで、背面板11の換気口から排
出するように送風しており、凝縮器17および圧縮機1
6を空冷している。また、圧縮機16および凝縮器17
は、冷蔵・温蔵切り換え室2bおよび冷蔵室2cを冷却
する冷却器(図示しない)とともに、冷凍サイクルを構
成している。さらに、機械室7の内部には、板金加工さ
れたホットプレート21が設けられている。このホット
プレート21は、図3に図示するように、前側および後
側に支持脚22が設けられており、ホットプレート21
の下面と機械室7の床との間に空間が形成されている。
そして、ホットプレート21の下面には、冷媒配管であ
る加熱用配管23が取り付け金具24で取り付けられて
いる。この加熱用配管23は蛇行して配設されている。
また、ホットプレート21の上面には、左右および後側
の周縁に沿って、落下防止用のガイド25が形成されて
おり、飲料缶26などの補充用商品を前側からスライド
させながら、ホットプレート21の上面に載置して並べ
ることができる。
【0014】そして、圧縮機16の吸い込み口16a
は、断熱箱本体1側に配置されている冷却器に配管など
で接続されており、圧縮機16は冷却器から戻ってきた
気体状の冷媒を吸引している。圧縮機16はこの冷媒を
圧縮して、約70℃から80℃の高温高圧の冷媒にして
出口16bから吐出している。この圧縮機16の出口1
6bには、加熱用配管23の一端が接続されており、高
温高圧の冷媒はホットプレート21を加熱しながら、加
熱用配管23の他端へ流れていく。この加熱用配管23
の他端は、凝縮器17に接続されており、この凝縮器1
7において、冷媒は送風機18で空冷されて、温度が低
下し、デハイドレーター29やキャピラリーチューブな
どを介して液化した状態で冷却器に流入する。この冷却
器で、冷媒は気化して周囲の熱を奪い、前述のように、
冷蔵室2cや冷蔵・温蔵切り換え室2bを冷却してい
る。そして、気化した冷媒は再び圧縮機16に吸い込ま
れる。
は、断熱箱本体1側に配置されている冷却器に配管など
で接続されており、圧縮機16は冷却器から戻ってきた
気体状の冷媒を吸引している。圧縮機16はこの冷媒を
圧縮して、約70℃から80℃の高温高圧の冷媒にして
出口16bから吐出している。この圧縮機16の出口1
6bには、加熱用配管23の一端が接続されており、高
温高圧の冷媒はホットプレート21を加熱しながら、加
熱用配管23の他端へ流れていく。この加熱用配管23
の他端は、凝縮器17に接続されており、この凝縮器1
7において、冷媒は送風機18で空冷されて、温度が低
下し、デハイドレーター29やキャピラリーチューブな
どを介して液化した状態で冷却器に流入する。この冷却
器で、冷媒は気化して周囲の熱を奪い、前述のように、
冷蔵室2cや冷蔵・温蔵切り換え室2bを冷却してい
る。そして、気化した冷媒は再び圧縮機16に吸い込ま
れる。
【0015】また、温蔵室2aや冷蔵・温蔵切り換え室
2bを加熱するヒーターが設けられており、冷蔵・温蔵
切り換え室2bは、適宜、ヒーターにより加熱されてい
る状態と、冷却器により冷却されている状態とに切り換
えることができる。
2bを加熱するヒーターが設けられており、冷蔵・温蔵
切り換え室2bは、適宜、ヒーターにより加熱されてい
る状態と、冷却器により冷却されている状態とに切り換
えることができる。
【0016】この様に、実施の第1の形態では、機械室
7内にホットプレート21が設けられており、このホッ
トプレート21が約70℃から80℃の高温冷媒により
加熱されている。このホットプレート21上に、たとえ
ばホットドリンクの飲料缶26などの商品を載置して保
管しておくことができる。そして、温蔵室2aや冷蔵・
温蔵切り換え室2bにおいて、商品が不足した場合に
は、キックプレート8を開けて、ホットプレート21上
から飲料缶26を取り出し、この温まった飲料缶26を
温蔵室2aや冷蔵・温蔵切り換え室2bに補充すること
ができる。
7内にホットプレート21が設けられており、このホッ
トプレート21が約70℃から80℃の高温冷媒により
加熱されている。このホットプレート21上に、たとえ
ばホットドリンクの飲料缶26などの商品を載置して保
管しておくことができる。そして、温蔵室2aや冷蔵・
温蔵切り換え室2bにおいて、商品が不足した場合に
は、キックプレート8を開けて、ホットプレート21上
から飲料缶26を取り出し、この温まった飲料缶26を
温蔵室2aや冷蔵・温蔵切り換え室2bに補充すること
ができる。
【0017】次に、本発明における冷温蔵庫の実施の第
2の形態を図4ないし図6を用いて説明する。図4は実
施の第2の形態における冷温蔵庫の斜視図である。図5
は冷温蔵庫の下部の断面図である。図6は商品補充皿の
組み立て分解斜視図である。なお、実施の第1の形態の
構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、そ
の詳細な説明は省略する。
2の形態を図4ないし図6を用いて説明する。図4は実
施の第2の形態における冷温蔵庫の斜視図である。図5
は冷温蔵庫の下部の断面図である。図6は商品補充皿の
組み立て分解斜視図である。なお、実施の第1の形態の
構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、そ
の詳細な説明は省略する。
【0018】第2の形態においては、ホットプレート2
1に代えて、商品補充皿31が設けられており、この商
品補充皿31の上面には、全周に側壁32が設けられて
おり、商品補充皿31上に水を溜めることができる様に
構成されている。断熱箱本体1側に設けられている冷却
器35からの除霜水などのドレーン水が、排水パイプ3
7に導かれて、商品補充皿31に流れ込む。冷却器35
は前述のように、圧縮機16や凝縮器17などとで、冷
凍サイクルを構成している。
1に代えて、商品補充皿31が設けられており、この商
品補充皿31の上面には、全周に側壁32が設けられて
おり、商品補充皿31上に水を溜めることができる様に
構成されている。断熱箱本体1側に設けられている冷却
器35からの除霜水などのドレーン水が、排水パイプ3
7に導かれて、商品補充皿31に流れ込む。冷却器35
は前述のように、圧縮機16や凝縮器17などとで、冷
凍サイクルを構成している。
【0019】そして、この商品補充皿31に飲料缶26
などの商品が載置されて貯蔵されており、商品補充皿3
1が加熱用配管23で加熱されて、商品補充皿31に溜
められたドレーン水が温められて、蒸発が促進されると
ともに、ドレーン水につかっている飲料缶26が温めら
れている。なお、図5において、符号1aは外箱、符号
1bは内箱、符号1cはウレタン発泡された断熱材であ
る。
などの商品が載置されて貯蔵されており、商品補充皿3
1が加熱用配管23で加熱されて、商品補充皿31に溜
められたドレーン水が温められて、蒸発が促進されると
ともに、ドレーン水につかっている飲料缶26が温めら
れている。なお、図5において、符号1aは外箱、符号
1bは内箱、符号1cはウレタン発泡された断熱材であ
る。
【0020】次に、本発明における冷温蔵庫の実施の第
3の形態を図7および図8を用いて説明する。図7は実
施の第3の形態における冷温蔵庫の斜視図である。図8
は冷温蔵庫の下部の断面図である。なお、実施の第1の
形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
3の形態を図7および図8を用いて説明する。図7は実
施の第3の形態における冷温蔵庫の斜視図である。図8
は冷温蔵庫の下部の断面図である。なお、実施の第1の
形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0021】第3の形態では、第1の形態のホットプレ
ート21および加熱用配管23は設けられておらず、圧
縮機16の出口16bは、凝縮器17の入口に配管で直
接接続されている。また、キックプレート41は、機械
室7の左側の略半分を開閉自在に覆っており、機械室7
の右側の略半分は商品ストッカー43の前面板43aが
塞いでいる。この商品ストッカー43は前後方向にスラ
イド可能で、機械室7から手前側に引き出した位置と、
機械室7に格納された位置との間を移動することができ
る。また、商品ストッカー43の底43bは、ワイヤラ
ックまたはパンチングメタルなどの通風性のある部材で
構成されている。さらに、商品ストッカー43の前面は
前記前面板43aが設けられ、右側部、左側部および後
部には、飲料缶26などの落下を防止するガイド部材4
5が設けられており、商品ストッカー43に飲料缶26
などの商品を収納して貯蔵することができる。このガイ
ド部材45は棒状で、かつ、商品ストッカー43の底4
3bとは離れて設けられており、ガイド部材45と商品
ストッカー43の底43bとの間は、通風が可能に構成
されている。
ート21および加熱用配管23は設けられておらず、圧
縮機16の出口16bは、凝縮器17の入口に配管で直
接接続されている。また、キックプレート41は、機械
室7の左側の略半分を開閉自在に覆っており、機械室7
の右側の略半分は商品ストッカー43の前面板43aが
塞いでいる。この商品ストッカー43は前後方向にスラ
イド可能で、機械室7から手前側に引き出した位置と、
機械室7に格納された位置との間を移動することができ
る。また、商品ストッカー43の底43bは、ワイヤラ
ックまたはパンチングメタルなどの通風性のある部材で
構成されている。さらに、商品ストッカー43の前面は
前記前面板43aが設けられ、右側部、左側部および後
部には、飲料缶26などの落下を防止するガイド部材4
5が設けられており、商品ストッカー43に飲料缶26
などの商品を収納して貯蔵することができる。このガイ
ド部材45は棒状で、かつ、商品ストッカー43の底4
3bとは離れて設けられており、ガイド部材45と商品
ストッカー43の底43bとの間は、通風が可能に構成
されている。
【0022】そして、機械室7の左右側壁47には各
々、換気口48が設けられ、凝縮器17は機械室7の左
側の部分に配置され、送風機18は凝縮器17よりも中
央側すなわち凝縮器17と商品ストッカー43との間に
位置している。この送風機18は、左側壁の換気口48
やキックプレート41の換気口9から空気を吸い込んで
おり、吸い込まれた空気は、凝縮器17を空冷した後
に、商品ストッカー43を通過して、右側の換気口48
を介して機械室7の外に排気されている。なお、図8に
おける符号49は、冷蔵・温蔵切り換え室2bと冷蔵室
2cとの間の断熱隔壁である。
々、換気口48が設けられ、凝縮器17は機械室7の左
側の部分に配置され、送風機18は凝縮器17よりも中
央側すなわち凝縮器17と商品ストッカー43との間に
位置している。この送風機18は、左側壁の換気口48
やキックプレート41の換気口9から空気を吸い込んで
おり、吸い込まれた空気は、凝縮器17を空冷した後
に、商品ストッカー43を通過して、右側の換気口48
を介して機械室7の外に排気されている。なお、図8に
おける符号49は、冷蔵・温蔵切り換え室2bと冷蔵室
2cとの間の断熱隔壁である。
【0023】この様に、第3の形態では、凝縮器17の
下流側に、商品ストッカー43が設けられており、凝縮
器17を空冷した空気が商品ストッカー43の飲料缶2
6に当たる。この凝縮器17を空冷した空気は、空冷の
際に温度が上昇しており、飲料缶26を温めることがで
きる。
下流側に、商品ストッカー43が設けられており、凝縮
器17を空冷した空気が商品ストッカー43の飲料缶2
6に当たる。この凝縮器17を空冷した空気は、空冷の
際に温度が上昇しており、飲料缶26を温めることがで
きる。
【0024】この商品ストッカー43は、機械室7から
引き出した位置と、機械室7に格納された位置との間を
移動することができるので、飲料缶26の取り出しや収
納が容易である。
引き出した位置と、機械室7に格納された位置との間を
移動することができるので、飲料缶26の取り出しや収
納が容易である。
【0025】また、商品ストッカー43の左右側面およ
び底面は、空気の流通が可能となっているので、凝縮器
17からの温まった空気が、商品ストッカー43内をス
ムーズに流れることができ、飲料缶26を効率よく温め
ることができる。
び底面は、空気の流通が可能となっているので、凝縮器
17からの温まった空気が、商品ストッカー43内をス
ムーズに流れることができ、飲料缶26を効率よく温め
ることができる。
【0026】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷温蔵庫は、一個の貯蔵
庫に冷却貯蔵室および温蔵室が形成されているが、冷却
貯蔵室と、温蔵室とを別体に形成して、冷却貯蔵室を具
備する冷却貯蔵庫と、温蔵室を具備する温蔵庫とで構成
することも可能である。また、冷却貯蔵室は、冷蔵室で
あるが、冷凍室であることも可能である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷温蔵庫は、一個の貯蔵
庫に冷却貯蔵室および温蔵室が形成されているが、冷却
貯蔵室と、温蔵室とを別体に形成して、冷却貯蔵室を具
備する冷却貯蔵庫と、温蔵室を具備する温蔵庫とで構成
することも可能である。また、冷却貯蔵室は、冷蔵室で
あるが、冷凍室であることも可能である。
【0027】(2)実施の形態においては、商品は飲料
缶26であるが、他の商品でも可能である。
缶26であるが、他の商品でも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、機械室には、温蔵室に
補充される商品が載置されるホットプレートが設けられ
ているので、冷温蔵庫の機械室に補充用商品を保管して
おくことができ、店舗の保管倉庫の容量を小さくするこ
とができるとともに、商品の補充を短時間で行うことが
できる。また、ホットプレートは加熱されているので、
温蔵室に補充する商品を予熱しておくことができ、温蔵
室で商品を所定温度まで上昇させるのに要する時間が短
くなるとともに、加熱するエネルギーを減少させること
ができる。しかも、ホットプレートの加熱は、圧縮機か
ら凝縮器への高温冷媒が流れる冷媒配管で行われている
ので、冷媒を凝縮する際の廃熱を有効利用することがで
き、エネルギーコストを削減することができる。
補充される商品が載置されるホットプレートが設けられ
ているので、冷温蔵庫の機械室に補充用商品を保管して
おくことができ、店舗の保管倉庫の容量を小さくするこ
とができるとともに、商品の補充を短時間で行うことが
できる。また、ホットプレートは加熱されているので、
温蔵室に補充する商品を予熱しておくことができ、温蔵
室で商品を所定温度まで上昇させるのに要する時間が短
くなるとともに、加熱するエネルギーを減少させること
ができる。しかも、ホットプレートの加熱は、圧縮機か
ら凝縮器への高温冷媒が流れる冷媒配管で行われている
ので、冷媒を凝縮する際の廃熱を有効利用することがで
き、エネルギーコストを削減することができる。
【0029】また、ドレーン水が流入するとともに、温
蔵室に補充される商品を貯蔵する商品補充皿が、機械室
に設けられている場合がある。この場合には、ドレーン
水の蒸発の処理を商品補充皿で行うことができる。そし
て、温まったドレーン水で、補充用商品を加熱すること
ができるので、補充用商品の下面だけではなく、側面か
らも加熱することができ、加熱効率が向上する。
蔵室に補充される商品を貯蔵する商品補充皿が、機械室
に設けられている場合がある。この場合には、ドレーン
水の蒸発の処理を商品補充皿で行うことができる。そし
て、温まったドレーン水で、補充用商品を加熱すること
ができるので、補充用商品の下面だけではなく、側面か
らも加熱することができ、加熱効率が向上する。
【0030】さらに、商品ストッカーが機械室に設けら
れており、この商品ストッカーは凝縮器の下流側に配置
されている場合がある。この場合には、凝縮器を空冷し
た後の温まった空気で、商品ストッカーに貯蔵されてい
る商品を温めることができ、温蔵室に補充する商品を予
熱しておくことができる。
れており、この商品ストッカーは凝縮器の下流側に配置
されている場合がある。この場合には、凝縮器を空冷し
た後の温まった空気で、商品ストッカーに貯蔵されてい
る商品を温めることができ、温蔵室に補充する商品を予
熱しておくことができる。
【図1】図1は本発明の実施の第1の形態における冷温
蔵庫の斜視図である。
蔵庫の斜視図である。
【図2】図2は機械室の断面図である。
【図3】図3はホットプレートの組み立て分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】図4は実施の第2の形態における冷温蔵庫の斜
視図である。
視図である。
【図5】図5は冷温蔵庫の下部の断面図である。
【図6】図6は商品補充皿の組み立て分解斜視図であ
る。
る。
【図7】図7は実施の第3の形態における冷温蔵庫の斜
視図である。
視図である。
【図8】図8は冷温蔵庫の下部の断面図である。
2a 温蔵室 2c 冷蔵室(冷却貯蔵室) 7 機械室 16 圧縮機 17 凝縮器 21 ホットプレート 23 加熱用配管(冷媒配管) 26 飲料缶(補充用商品) 31 商品補充皿 35 冷却器 43 商品ストッカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 池田 秀也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 和田 秀厚 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鉄川 和夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 冷却貯蔵室と、温蔵室と、機械室とを具
備した冷温蔵庫において、 前記冷却貯蔵室は冷却器で冷却され、 この冷却器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器およ
び圧縮機は、前記機械室に設置されており、 この機械室には、前記温蔵室に補充される商品が載置さ
れるホットプレートが設けられており、 このホットプレートには、前記圧縮機から前記凝縮器へ
の冷媒配管が配設され、この冷媒配管でホットプレート
が加熱されていることを特徴とする冷温蔵庫。 - 【請求項2】 冷却貯蔵室と、温蔵室と、機械室とを具
備した冷温蔵庫において、 前記冷却貯蔵室は冷却器で冷却され、 この冷却器とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器およ
び圧縮機は、前記機械室に設置されており、 また、ドレーン水が流入するとともに、前記温蔵室に補
充される商品を貯蔵する商品補充皿が、前記機械室に設
けられており、 前記商品補充皿には、前記圧縮機から前記凝縮器への冷
媒配管が配設され、この冷媒配管で商品補充皿が加熱さ
れていることを特徴とする冷温蔵庫。 - 【請求項3】 冷却貯蔵室と、温蔵室と、機械室とを具
備した冷温蔵庫において、 前記冷却貯蔵室は冷却器で冷却され、 前記機械室には、この冷却器とともに冷凍サイクルを構
成する凝縮器と、この凝縮器を空冷する送風機と、前記
凝縮器の下流側に配置されている商品ストッカーとが設
けられていることを特徴とする冷温蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637596A JPH1019458A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷温蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637596A JPH1019458A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷温蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019458A true JPH1019458A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16012538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17637596A Pending JPH1019458A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷温蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003065672A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-05 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 配膳車 |
JP2005226918A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池駆動冷媒サイクル装置、給湯器、温蔵庫、冷却貯蔵庫、飲料供給装置及び空気調和機 |
DE202004010185U1 (de) * | 2004-06-29 | 2005-11-24 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder Gefriergerät |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17637596A patent/JPH1019458A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003065672A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-05 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 配膳車 |
JP4598173B2 (ja) * | 2001-08-22 | 2010-12-15 | ホシザキ電機株式会社 | 配膳車 |
JP2005226918A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池駆動冷媒サイクル装置、給湯器、温蔵庫、冷却貯蔵庫、飲料供給装置及び空気調和機 |
DE202004010185U1 (de) * | 2004-06-29 | 2005-11-24 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder Gefriergerät |
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