JPH0744933Y2 - 移動式冷却箱体 - Google Patents
移動式冷却箱体Info
- Publication number
- JPH0744933Y2 JPH0744933Y2 JP11387390U JP11387390U JPH0744933Y2 JP H0744933 Y2 JPH0744933 Y2 JP H0744933Y2 JP 11387390 U JP11387390 U JP 11387390U JP 11387390 U JP11387390 U JP 11387390U JP H0744933 Y2 JPH0744933 Y2 JP H0744933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box body
- cooling box
- condenser
- compressor
- machine room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本考案は、冷媒圧縮機、凝縮器及び冷却器等を配管接続
して冷凍サイクルを構成する冷凍機を搭載した移動式冷
却箱体に関するものである。
して冷凍サイクルを構成する冷凍機を搭載した移動式冷
却箱体に関するものである。
（ロ） 従来の技術 従来冷凍機を搭載した冷却箱体において、冷媒圧縮機の
吐出冷媒管を外箱の内面に接触させて熱伝達により、吐
出冷媒ガス温度を下げ、凝縮器の能力を補うようにして
いる。しかしながら、移動式冷却箱体の場合、冷却運転
後直ちに電源を切り移動を行って使用する関係上外面が
熱くて暫く経過しないと手で触れない等の不都合があっ
た。
吐出冷媒管を外箱の内面に接触させて熱伝達により、吐
出冷媒ガス温度を下げ、凝縮器の能力を補うようにして
いる。しかしながら、移動式冷却箱体の場合、冷却運転
後直ちに電源を切り移動を行って使用する関係上外面が
熱くて暫く経過しないと手で触れない等の不都合があっ
た。
（ハ） 考案が解決しようとする課題 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、通常手で
触ることのない冷却箱体の底部機械室の天井面に吐出冷
媒ガス管を装着して熱交換した後に冷却箱体の外側面と
熱交換を行うことにより取り扱いを容易としたものであ
る。
触ることのない冷却箱体の底部機械室の天井面に吐出冷
媒ガス管を装着して熱交換した後に冷却箱体の外側面と
熱交換を行うことにより取り扱いを容易としたものであ
る。
（ニ） 課題を解決するための手段 本考案は、内箱と外箱の間に発泡断熱材を充填して冷却
箱体を構成すると共に前記冷却箱体の下面にキャスタを
具備し且つ前面開口部に扉体を設け、前記冷却箱体の背
面下部に冷媒圧縮機及び送風機を収納した機械室を形成
し、また前記冷却箱体の上面部に凝縮器を配設すると共
に庫内底部に冷却器を収納し、前記圧縮機、凝縮器及び
冷却器等を配管接続して冷凍サイクルを構成するもので
あって、前記圧縮機から凝縮器に至る冷媒配管を前記機
械室の天井面及び外箱の背面の断熱材側に熱交換的に装
着してなることを特徴とする。
箱体を構成すると共に前記冷却箱体の下面にキャスタを
具備し且つ前面開口部に扉体を設け、前記冷却箱体の背
面下部に冷媒圧縮機及び送風機を収納した機械室を形成
し、また前記冷却箱体の上面部に凝縮器を配設すると共
に庫内底部に冷却器を収納し、前記圧縮機、凝縮器及び
冷却器等を配管接続して冷凍サイクルを構成するもので
あって、前記圧縮機から凝縮器に至る冷媒配管を前記機
械室の天井面及び外箱の背面の断熱材側に熱交換的に装
着してなることを特徴とする。
（ホ） 作用 上記の構成により、冷媒圧縮機より吐出された高温の冷
媒ガスは、冷却箱体の底部に形成された機械室の天井面
で予じめ放熱して、ある程度温度を下げた後に外箱の内
側面と熱交換するから、冷却運転中手で触っても不快な
熱さも解消され、また、吐出ガス温度も尚一層低下し、
冷却効果も向上する。
媒ガスは、冷却箱体の底部に形成された機械室の天井面
で予じめ放熱して、ある程度温度を下げた後に外箱の内
側面と熱交換するから、冷却運転中手で触っても不快な
熱さも解消され、また、吐出ガス温度も尚一層低下し、
冷却効果も向上する。
（ヘ） 実施例 以下本考案を図面に示す実施例に基づき説明する。
１は、内箱２と外箱３との間に発泡断熱材４を充填して
構成する冷却箱体で、該箱体は下面に４個のキャスタ
５、５、、を具備すると共に前面開口部には扉体６を設
けている。前記冷却箱体１の背面下部には冷媒圧縮機
７、送風機８を配置収納した機械室９が形成され、ま
た、冷却箱体１の上面凹部10には凝縮器11、送風機12が
配設され、更に庫内底部13には冷却器14と該冷却器によ
り冷却される蓄冷剤15及び送風機16が収納されている。
構成する冷却箱体で、該箱体は下面に４個のキャスタ
５、５、、を具備すると共に前面開口部には扉体６を設
けている。前記冷却箱体１の背面下部には冷媒圧縮機
７、送風機８を配置収納した機械室９が形成され、ま
た、冷却箱体１の上面凹部10には凝縮器11、送風機12が
配設され、更に庫内底部13には冷却器14と該冷却器によ
り冷却される蓄冷剤15及び送風機16が収納されている。
前記冷媒圧縮機７、凝縮器11、冷却器14等は配管接続さ
れて冷凍サイクルを形成している。
れて冷凍サイクルを形成している。
また前記機械室９の左右両側面には通気孔17、17、、が
形成されていて送風機12の作動により前記冷媒圧縮機７
等が強制空冷される。
形成されていて送風機12の作動により前記冷媒圧縮機７
等が強制空冷される。
而して、前記冷媒圧縮機７から凝縮器11に至る冷媒吐出
管18は機械室９の天井面内側に沿って蛇行状に配設して
アルミテープ19により貼り付けられて熱交換部20を形成
すると共に前記外箱３の背面内側コーナー部に添設され
て前記凝縮器11に伸びている。
管18は機械室９の天井面内側に沿って蛇行状に配設して
アルミテープ19により貼り付けられて熱交換部20を形成
すると共に前記外箱３の背面内側コーナー部に添設され
て前記凝縮器11に伸びている。
また、前記冷却箱体１の庫内背面側に冷気通路21を形成
する仕切板22を設けて、冷却器14及び蓄冷剤15で冷却さ
れた冷気を送風機16により庫内に循環している。
する仕切板22を設けて、冷却器14及び蓄冷剤15で冷却さ
れた冷気を送風機16により庫内に循環している。
上記の構成による動作について説明する。
まず、冷媒圧縮機７と各送風機８、12、16に通電して冷
凍サイクルを作動する。冷媒圧縮機７で圧縮された高温
高圧の冷媒吐出ガスは機械室９の天井面に形成された熱
交換部20で放熱されると共に送風機８で強制的に空冷さ
れる。その後凝縮器11と送風機12で冷却されて液化す
る。液化後減圧されて冷却器14で気化し蓄冷剤15を冷却
する。この状態を継続して送風機16の運転により冷気を
冷気通路21を経由して矢印の如く強制循環することで庫
内を所定温度に冷却する。その後電源を切り、冷媒圧縮
機７の運転を停止して冷却箱体１を所望の場所に移動す
る。
凍サイクルを作動する。冷媒圧縮機７で圧縮された高温
高圧の冷媒吐出ガスは機械室９の天井面に形成された熱
交換部20で放熱されると共に送風機８で強制的に空冷さ
れる。その後凝縮器11と送風機12で冷却されて液化す
る。液化後減圧されて冷却器14で気化し蓄冷剤15を冷却
する。この状態を継続して送風機16の運転により冷気を
冷気通路21を経由して矢印の如く強制循環することで庫
内を所定温度に冷却する。その後電源を切り、冷媒圧縮
機７の運転を停止して冷却箱体１を所望の場所に移動す
る。
この時、冷却箱体１にバッテリーを搭載しておけば、必
要に応じて庫内底部13に設けた送風機16を運転すれば蓄
冷剤15が有効な間は庫内温度を所定に維持することが出
来る。
要に応じて庫内底部13に設けた送風機16を運転すれば蓄
冷剤15が有効な間は庫内温度を所定に維持することが出
来る。
（ト） 考案の効果 本考案によれば、冷却箱体の背面下部に設けた機械室で
冷媒圧縮機から吐出された冷媒ガスを予冷するものであ
るから、移動式冷却箱体の外面を手で触れても安全な温
度になっており、火傷は勿論のこと不快な熱さも解消さ
れ且つ冷却効果も向上する。
冷媒圧縮機から吐出された冷媒ガスを予冷するものであ
るから、移動式冷却箱体の外面を手で触れても安全な温
度になっており、火傷は勿論のこと不快な熱さも解消さ
れ且つ冷却効果も向上する。
第１図は本考案の実施例を示す要部断面せる説明図、第
２図は仮想線を含む斜面図、第３図は機械室の斜面図、
第４図は機械室の要部断面図である。 １……冷却箱体、３……外箱、７……冷媒圧縮機 ８……送風機、９……機械室、18……冷媒吐出管 20……熱交換部
２図は仮想線を含む斜面図、第３図は機械室の斜面図、
第４図は機械室の要部断面図である。 １……冷却箱体、３……外箱、７……冷媒圧縮機 ８……送風機、９……機械室、18……冷媒吐出管 20……熱交換部
Claims (1)
- 【請求項１】内箱と外箱の間に発泡断熱材を充填して冷
却箱体を構成すると共に前記冷却箱体の下面にキャスタ
を具備し且つ前面開口部に扉体を設け、前記冷却箱体の
背面下部に冷媒圧縮機及び送風機を収納した機械室を形
成し、また前記冷却箱体の上面部に凝縮器を配設すると
共に庫内底部に冷却器を収納し、前記圧縮機、凝縮器及
び冷却器等を配管接続して冷凍サイクルを構成するもの
であって、前記圧縮機から凝縮器に至る冷媒配管を前記
機械室の天井面及び外箱の背面の断熱材側に熱交換的に
装着してなることを特徴とする移動式冷却箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11387390U JPH0744933Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 移動式冷却箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11387390U JPH0744933Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 移動式冷却箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0470985U JPH0470985U (ja) | 1992-06-23 |
| JPH0744933Y2 true JPH0744933Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31861497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11387390U Expired - Fee Related JPH0744933Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 移動式冷却箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744933Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611249A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-21 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫 |
| JP4701909B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP4736635B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2011-07-27 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP6058919B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2017-01-11 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2014040973A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP11387390U patent/JPH0744933Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0470985U (ja) | 1992-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW475050B (en) | Refrigerator | |
| JPH0744933Y2 (ja) | 移動式冷却箱体 | |
| JPH10267501A (ja) | 業務用冷蔵庫 | |
| JP2776577B2 (ja) | 蓄冷型保冷庫 | |
| JP2000105058A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
| JPH02118387A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
| JP3321370B2 (ja) | 冷蔵機能を有する配膳車 | |
| CN214148407U (zh) | 一种工业冷水机用辅助加热装置 | |
| JP3236702U (ja) | 拡散風クーラ | |
| JPS5818144Y2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP3070133U (ja) | 蓄冷式ク―ラ―ボックス | |
| JP2723633B2 (ja) | 冷風機付パーティション | |
| JPH08145526A (ja) | コールドボックス及びそれに使用する蓄冷材 | |
| JP2004294034A (ja) | 蓄冷式保冷庫 | |
| JP2862959B2 (ja) | 床下収納装置 | |
| JP2502786B2 (ja) | 蓄冷型保冷庫 | |
| JPS6179183U (ja) | ||
| JPH03247971A (ja) | 蓄冷式冷凍装置 | |
| JPS5818147Y2 (ja) | 強制循環式の冷蔵庫 | |
| JPH0618172Y2 (ja) | 低温保存装置 | |
| JPH0113983Y2 (ja) | ||
| JPH06257931A (ja) | 冷却装置 | |
| JPS6280179U (ja) | ||
| JPH02106565U (ja) | ||
| JPH073307B2 (ja) | 生鮮保存庫の壁型凝縮器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |