JPH07257866A - エスカレーターの踏段脱落検出装置 - Google Patents
エスカレーターの踏段脱落検出装置Info
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- JPH07257866A JPH07257866A JP6050694A JP5069494A JPH07257866A JP H07257866 A JPH07257866 A JP H07257866A JP 6050694 A JP6050694 A JP 6050694A JP 5069494 A JP5069494 A JP 5069494A JP H07257866 A JPH07257866 A JP H07257866A
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 光学的に踏段の脱落を検出する光センサ装置
と、前記光センサ装置により前記踏段の脱落を検出した
ときはエスカレーターの運転を停止させる制御盤１１Ａ
を備えたものである。前記光センサ装置は、エスカレー
ターの上部の踏段１の内側に設置された発光素子９ａ〜
９ｄ、エスカレーターの上部の踏段１の外側に設置され
た受光素子１０ａ〜１０ｄから構成される。 【効果】 自動停止ができるため、踏段１Ａの脱落によ
る他の多数の踏段の破損を防止できる。また、踏段の開
口部への乗客の落下による災害を未然に防ぐことができ
る。
と、前記光センサ装置により前記踏段の脱落を検出した
ときはエスカレーターの運転を停止させる制御盤１１Ａ
を備えたものである。前記光センサ装置は、エスカレー
ターの上部の踏段１の内側に設置された発光素子９ａ〜
９ｄ、エスカレーターの上部の踏段１の外側に設置され
た受光素子１０ａ〜１０ｄから構成される。 【効果】 自動停止ができるため、踏段１Ａの脱落によ
る他の多数の踏段の破損を防止できる。また、踏段の開
口部への乗客の落下による災害を未然に防ぐことができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレーターの踏
段の脱落を監視し、脱落を検出したときはすぐにエスカ
レーターの運転を停止し、利用者の災害及び機器の破損
を防止するエスカレーターの踏段脱落検出装置に関する
ものである。
段の脱落を監視し、脱落を検出したときはすぐにエスカ
レーターの運転を停止し、利用者の災害及び機器の破損
を防止するエスカレーターの踏段脱落検出装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のエスカレーターでは、踏段の脱落
を検出する装置は無く、踏段が脱落しても、そのまま運
行するため、踏段の破損や開口部へのエスカレーター乗
客の転落災害が発生する可能性があった。
を検出する装置は無く、踏段が脱落しても、そのまま運
行するため、踏段の破損や開口部へのエスカレーター乗
客の転落災害が発生する可能性があった。
【０００３】従来のエスカレーターについて図７及び図
８を参照しながら説明する。図７及び図８は、従来のエ
スカレーターの上部の断面からみた構成を示す図であ
る。
８を参照しながら説明する。図７及び図８は、従来のエ
スカレーターの上部の断面からみた構成を示す図であ
る。
【０００４】図７において、１は乗客が乗る踏段、２は
複数の踏段１を結合する踏段チェーン、３は踏段チェー
ン２の軸、４は蓋、５は踏段１と踏段チェーン２を係合
するナット、６は追従ローラ、７は追従レール、８はオ
イルパン、１１は上部機械室に設置された制御盤であ
る。
複数の踏段１を結合する踏段チェーン、３は踏段チェー
ン２の軸、４は蓋、５は踏段１と踏段チェーン２を係合
するナット、６は追従ローラ、７は追従レール、８はオ
イルパン、１１は上部機械室に設置された制御盤であ
る。
【０００５】踏段１は、一方が踏段チェーン２の軸３に
蓋４を介しナット５で固定され、他方が追従ローラ６で
追従レール７の上に乗っている。このように構成された
踏段１は、踏段チェーン２が昇り、あるいは降り方向へ
動くことにより昇り、あるいは降り方向へ移動する。
蓋４を介しナット５で固定され、他方が追従ローラ６で
追従レール７の上に乗っている。このように構成された
踏段１は、踏段チェーン２が昇り、あるいは降り方向へ
動くことにより昇り、あるいは降り方向へ移動する。
【０００６】上記のように、踏段１はナット５で軸３に
固定されているために、ナット５がゆるみ落下した場合
は、図８の踏段１Ａのように外れ、昇り方向の運転時で
はオイルパン８に衝突し、踏段１Ａを破損する場合があ
る。
固定されているために、ナット５がゆるみ落下した場合
は、図８の踏段１Ａのように外れ、昇り方向の運転時で
はオイルパン８に衝突し、踏段１Ａを破損する場合があ
る。
【０００７】また、降り方向に運転中、図８の踏段１Ｂ
のように、乗客の乗る部分が脱落した場合、乗客が開口
部に足を落下させ被災する可能性がある。
のように、乗客の乗る部分が脱落した場合、乗客が開口
部に足を落下させ被災する可能性がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
エスカレーターでは、踏段１の脱落を監視する装置が無
く、開口部のあるまま運転を継続したり、踏段１を多数
破損するという問題点があった。
エスカレーターでは、踏段１の脱落を監視する装置が無
く、開口部のあるまま運転を継続したり、踏段１を多数
破損するという問題点があった。
【０００９】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、踏段の脱落を監視し、脱落を検出
したときはすぐにエスカレーターの運転を停止し、利用
者の災害及び機器の破損を防止することができるエスカ
レーターの踏段脱落検出装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、踏段の脱落を監視し、脱落を検出
したときはすぐにエスカレーターの運転を停止し、利用
者の災害及び機器の破損を防止することができるエスカ
レーターの踏段脱落検出装置を得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
るエスカレーターの踏段脱落検出装置は、光学的に踏段
の脱落を検出する光センサ装置と、前記光センサ装置に
より前記踏段の脱落を検出したときはエスカレーターの
運転を停止させる制御盤とを備えたものである。
るエスカレーターの踏段脱落検出装置は、光学的に踏段
の脱落を検出する光センサ装置と、前記光センサ装置に
より前記踏段の脱落を検出したときはエスカレーターの
運転を停止させる制御盤とを備えたものである。
【００１１】この発明の請求項２に係るエスカレーター
の踏段脱落検出装置は、機械的に踏段の脱落を検出する
スイッチ装置と、前記スイッチ装置により前記踏段の脱
落を検出したときはエスカレーターの運転を停止させる
制御盤とを備えたものである。
の踏段脱落検出装置は、機械的に踏段の脱落を検出する
スイッチ装置と、前記スイッチ装置により前記踏段の脱
落を検出したときはエスカレーターの運転を停止させる
制御盤とを備えたものである。
【００１２】
【作用】この発明の請求項１に係るエスカレーターの踏
段脱落検出装置においては、光センサ装置と制御盤とに
より、自動停止が可能なため、踏段の脱落による多数の
踏段の破損を防止でき、また、踏段の開口部への乗客の
落下による災害を未然に防ぐことができる。
段脱落検出装置においては、光センサ装置と制御盤とに
より、自動停止が可能なため、踏段の脱落による多数の
踏段の破損を防止でき、また、踏段の開口部への乗客の
落下による災害を未然に防ぐことができる。
【００１３】この発明の請求項２に係るエスカレーター
の踏段脱落検出装置においては、スイッチ装置と制御盤
とにより、自動停止が可能なため、踏段の脱落による多
数の踏段の破損を防止でき、また、踏段の開口部への乗
客の落下による災害を未然に防ぐことができる。さら
に、請求項１に係るエスカレーターの踏段脱落検出装置
に比べて、照明等による誤検出を防止できる。
の踏段脱落検出装置においては、スイッチ装置と制御盤
とにより、自動停止が可能なため、踏段の脱落による多
数の踏段の破損を防止でき、また、踏段の開口部への乗
客の落下による災害を未然に防ぐことができる。さら
に、請求項１に係るエスカレーターの踏段脱落検出装置
に比べて、照明等による誤検出を防止できる。
【００１４】
実施例１．この発明の実施例１について図１、図２、図
３及び図４を参照しながら説明する。図１は、この発明
の実施例１に係るエスカレーターの上部の側面を示す図
であり、踏段１〜オイルパン８は上述した従来例のもの
と同様である。図２は、この発明の実施例１に係るエス
カレーターの下部の側面を示す図である。また、図３
は、この実施例１に係るエスカレーターの上部の正面を
示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当
部分を示す。
３及び図４を参照しながら説明する。図１は、この発明
の実施例１に係るエスカレーターの上部の側面を示す図
であり、踏段１〜オイルパン８は上述した従来例のもの
と同様である。図２は、この発明の実施例１に係るエス
カレーターの下部の側面を示す図である。また、図３
は、この実施例１に係るエスカレーターの上部の正面を
示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当
部分を示す。
【００１５】図１において、９ａ及び９ｂはエスカレー
ターの上部の踏段１の内側に設置された発光素子、１０
ａ及び１０ｂはエスカレーターの上部の踏段１の外側に
設置された受光素子である。また、１１Ａは従来の制御
盤１１と機能が異なり、上部機械室に設置された制御盤
である。
ターの上部の踏段１の内側に設置された発光素子、１０
ａ及び１０ｂはエスカレーターの上部の踏段１の外側に
設置された受光素子である。また、１１Ａは従来の制御
盤１１と機能が異なり、上部機械室に設置された制御盤
である。
【００１６】図２において、１２ａ及び１２ｂはエスカ
レーターの下部の踏段１の内側に設置された発光素子、
１３ａ及び１３ｂはエスカレーターの下部の踏段１の外
側に設置された受光素子である。
レーターの下部の踏段１の内側に設置された発光素子、
１３ａ及び１３ｂはエスカレーターの下部の踏段１の外
側に設置された受光素子である。
【００１７】図３において、９ａ、９ｂ、９ｃ及び９ｄ
はエスカレーターの上部の踏段１の内側に設置された発
光素子である。なお、図示されていないが発光素子９ｃ
及び９ｄに対向してエスカレーターの上部の踏段１の外
側に受光素子１０ｃ及び１０ｄが設置されている。ま
た、エスカレーターの下部の踏段１の内側及び外側に、
同様に発光素子１２ｃ、１２ｄ、受光素子１３ｃ、１３
ｄが設置されている。発光素子９ａ〜９ｄ、１２ａ〜１
２ｄ、受光素子１０ａ〜１０ｄ、１３ａ〜１３ｄから光
センサ装置が構成されている。
はエスカレーターの上部の踏段１の内側に設置された発
光素子である。なお、図示されていないが発光素子９ｃ
及び９ｄに対向してエスカレーターの上部の踏段１の外
側に受光素子１０ｃ及び１０ｄが設置されている。ま
た、エスカレーターの下部の踏段１の内側及び外側に、
同様に発光素子１２ｃ、１２ｄ、受光素子１３ｃ、１３
ｄが設置されている。発光素子９ａ〜９ｄ、１２ａ〜１
２ｄ、受光素子１０ａ〜１０ｄ、１３ａ〜１３ｄから光
センサ装置が構成されている。
【００１８】図３に示すように、例えば発光素子９ａ及
び９ｂは、踏段１の内側に縦に１００ｍｍ程度の間隙を
あけて設置する。発光素子９ａ及び９ｂに対向する受光
素子１０ａ及び１０ｂも同様である。他の発光素子と受
光素子の組合せも同様である。
び９ｂは、踏段１の内側に縦に１００ｍｍ程度の間隙を
あけて設置する。発光素子９ａ及び９ｂに対向する受光
素子１０ａ及び１０ｂも同様である。他の発光素子と受
光素子の組合せも同様である。
【００１９】光センサ装置が設置された位置では、踏段
１の相互の間隙は例えば４０ｍｍ位である。エスカレー
ターが正常に運転されているときは、例えば発光素子９
ａ及び９ｂからの光は踏段１が通過する時に交互に遮断
される。しかし、踏段１Ａが図１のように脱落したとき
には、発光素子９ａ及び９ｂに対向した受光素子１０ａ
及び１０ｂは同時に光を受けることになり、それにより
異常を検出し、上部機械室の制御盤１１Ａへ信号を送
る。エスカレーターの下部においても、図２に示すよう
に同様である。
１の相互の間隙は例えば４０ｍｍ位である。エスカレー
ターが正常に運転されているときは、例えば発光素子９
ａ及び９ｂからの光は踏段１が通過する時に交互に遮断
される。しかし、踏段１Ａが図１のように脱落したとき
には、発光素子９ａ及び９ｂに対向した受光素子１０ａ
及び１０ｂは同時に光を受けることになり、それにより
異常を検出し、上部機械室の制御盤１１Ａへ信号を送
る。エスカレーターの下部においても、図２に示すよう
に同様である。
【００２０】図４は、この実施例１に係るエスカレータ
ーの制御盤１１Ａ内の一部の回路を示す図である。な
お、この発明の実施例１に直接関係のないリレー、接点
等は省略している。図４において、２１は昇り方向運転
リレー（ＵＰ）、２２は降り方向運転リレー（ＤＮ）、
２３は運転リレー（Ｄ）、２４は踏段脱落検出リレー
（ＳＳ）である。
ーの制御盤１１Ａ内の一部の回路を示す図である。な
お、この発明の実施例１に直接関係のないリレー、接点
等は省略している。図４において、２１は昇り方向運転
リレー（ＵＰ）、２２は降り方向運転リレー（ＤＮ）、
２３は運転リレー（Ｄ）、２４は踏段脱落検出リレー
（ＳＳ）である。
【００２１】また、図４において、２５及び２６は運転
リレー（Ｄ）２３の励磁により閉じる接点、２７は踏段
脱落検出リレー（ＳＳ）２４の励磁により開く接点、２
８は受光素子１０ａ及び１０ｂの出力により閉じる接
点、２９は受光素子１０ｃ及び１０ｄの出力により閉じ
る接点、３０は受光素子１３ａ及び１３ｂの出力により
閉じる接点、３１は受光素子１３ｃ及び１３ｄの出力に
より閉じる接点、３２はリセットスイッチ、３３は踏段
脱落検出リレー（ＳＳ）２４の保持接点である。
リレー（Ｄ）２３の励磁により閉じる接点、２７は踏段
脱落検出リレー（ＳＳ）２４の励磁により開く接点、２
８は受光素子１０ａ及び１０ｂの出力により閉じる接
点、２９は受光素子１０ｃ及び１０ｄの出力により閉じ
る接点、３０は受光素子１３ａ及び１３ｂの出力により
閉じる接点、３１は受光素子１３ｃ及び１３ｄの出力に
より閉じる接点、３２はリセットスイッチ、３３は踏段
脱落検出リレー（ＳＳ）２４の保持接点である。
【００２２】踏段脱落検出リレー（ＳＳ）２４が、例え
ばエスカレーターの上部の受光素子１０ａ及び１０ｂ、
受光素子１０ｃ及び１０ｄに対応した接点２８及び２９
により投入されると、接点２７が開く。そして、運転リ
レー（Ｄ）２３が消磁され、接点２５及び２６が開き、
昇り方向運転リレー（ＵＰ）２１及び降り方向運転リレ
ー（ＤＮ）２２が消磁される。そうすると、エスカレー
ターの運転が停止される。また、再起動できないように
接点３３で停止を保持させ、脱落した踏段１Ａを取付け
後、リセットスイッチ３２により再運転する。
ばエスカレーターの上部の受光素子１０ａ及び１０ｂ、
受光素子１０ｃ及び１０ｄに対応した接点２８及び２９
により投入されると、接点２７が開く。そして、運転リ
レー（Ｄ）２３が消磁され、接点２５及び２６が開き、
昇り方向運転リレー（ＵＰ）２１及び降り方向運転リレ
ー（ＤＮ）２２が消磁される。そうすると、エスカレー
ターの運転が停止される。また、再起動できないように
接点３３で停止を保持させ、脱落した踏段１Ａを取付け
後、リセットスイッチ３２により再運転する。
【００２３】この実施例１により、自動停止ができるた
め、踏段１Ａの脱落による他の多数の踏段の破損を防止
できる。また、踏段の開口部への乗客の落下による災害
を未然に防ぐことができる。
め、踏段１Ａの脱落による他の多数の踏段の破損を防止
できる。また、踏段の開口部への乗客の落下による災害
を未然に防ぐことができる。
【００２４】実施例２．この発明の実施例２について図
５を参照しながら説明する。図５は、この発明の実施例
２に係るエスカレーターの上部の構成を側面からみた図
である。
５を参照しながら説明する。図５は、この発明の実施例
２に係るエスカレーターの上部の構成を側面からみた図
である。
【００２５】図５において、１４はエスカレーターの左
右両側に設置された踏段脱落検出腕、１５は踏段脱落検
出腕１４に押されてＯＮになるスイッチ、１６は踏段脱
落検出腕１４を支えるスプリングである。
右両側に設置された踏段脱落検出腕、１５は踏段脱落検
出腕１４に押されてＯＮになるスイッチ、１６は踏段脱
落検出腕１４を支えるスプリングである。
【００２６】この実施例２は、光センサ装置の代わり
に、踏段脱落検出腕１４を取付け、脱落した踏段１Ａが
腕１４に当たるとスイッチ１５が押され、スイッチ１５
からの信号が制御盤１１Ａに送られて実施例１と同様に
エスカレーターを停止させる。この腕１４を設置した場
合は、踏段１Ａが当たった衝撃をスプリング１６で受け
た後、腕１４に沿って踏段１Ａをそらすため、踏段１Ａ
の破損を防ぐことができる。また、光センサ装置で踏段
の脱落を検出する場合は、照明等により誤検出するおそ
れがあるが、この実施例２ではそれを防ぐことができ
る。
に、踏段脱落検出腕１４を取付け、脱落した踏段１Ａが
腕１４に当たるとスイッチ１５が押され、スイッチ１５
からの信号が制御盤１１Ａに送られて実施例１と同様に
エスカレーターを停止させる。この腕１４を設置した場
合は、踏段１Ａが当たった衝撃をスプリング１６で受け
た後、腕１４に沿って踏段１Ａをそらすため、踏段１Ａ
の破損を防ぐことができる。また、光センサ装置で踏段
の脱落を検出する場合は、照明等により誤検出するおそ
れがあるが、この実施例２ではそれを防ぐことができ
る。
【００２７】実施例３．この発明の実施例３について図
６を参照しながら説明する。図６は、この発明の実施例
６に係るエスカレーターの上部の正面を示す図である。
６を参照しながら説明する。図６は、この発明の実施例
６に係るエスカレーターの上部の正面を示す図である。
【００２８】図６において、１７はエスカレーターの両
側に設置された踏段脱落検出スイッチ、１８は踏段脱落
検出スイッチ１７に連結されたゴムローラである。
側に設置された踏段脱落検出スイッチ、１８は踏段脱落
検出スイッチ１７に連結されたゴムローラである。
【００２９】この実施例３は、光センサ装置の代わり
に、ゴムローラ１８付の踏段脱落検出スイッチ１７を設
け、ゴムローラ１７をバネ等により踏段１に常に接触さ
せる。乗客の乗る部分が脱落した踏段１Ｂ（図８に示
す）が移動して来ると、踏段に接触していたゴムローラ
１８が上記バネ等により押されて内側に移動し、それに
より踏段脱落検出スイッチ１７がＯＮして信号が制御盤
１１Ａに送られる。そして、制御盤１１Ａは実施例１と
同様にエスカレーターを停止させる。光センサ装置で踏
段の脱落を検出する場合は、照明等により誤検出するお
それがあるが、この実施例３ではそれを防ぐことができ
る。
に、ゴムローラ１８付の踏段脱落検出スイッチ１７を設
け、ゴムローラ１７をバネ等により踏段１に常に接触さ
せる。乗客の乗る部分が脱落した踏段１Ｂ（図８に示
す）が移動して来ると、踏段に接触していたゴムローラ
１８が上記バネ等により押されて内側に移動し、それに
より踏段脱落検出スイッチ１７がＯＮして信号が制御盤
１１Ａに送られる。そして、制御盤１１Ａは実施例１と
同様にエスカレーターを停止させる。光センサ装置で踏
段の脱落を検出する場合は、照明等により誤検出するお
それがあるが、この実施例３ではそれを防ぐことができ
る。
【００３０】
【発明の効果】この発明の請求項１に係るエスカレータ
ーの踏段脱落検出装置は、以上説明したとおり、光学的
に踏段の脱落を検出する光センサ装置と、前記光センサ
装置により前記踏段の脱落を検出したときはエスカレー
ターの運転を停止させる制御盤とを備えたので、自動的
にエスカレーターの運行を停止でき、踏段の破損の拡大
や、乗客の転落事故を未然に防ぐことができるという効
果を奏する。
ーの踏段脱落検出装置は、以上説明したとおり、光学的
に踏段の脱落を検出する光センサ装置と、前記光センサ
装置により前記踏段の脱落を検出したときはエスカレー
ターの運転を停止させる制御盤とを備えたので、自動的
にエスカレーターの運行を停止でき、踏段の破損の拡大
や、乗客の転落事故を未然に防ぐことができるという効
果を奏する。
【００３１】この発明の請求項２に係るエスカレーター
の踏段脱落検出装置は、以上説明したとおり、機械的に
踏段の脱落を検出するスイッチ装置と、前記スイッチ装
置により前記踏段の脱落を検出したときはエスカレータ
ーの運転を停止させる制御盤とを備えたので、自動的に
エスカレーターの運行を停止でき、踏段の破損の拡大
や、乗客の転落事故を未然に防ぐことができるという効
果を奏する。
の踏段脱落検出装置は、以上説明したとおり、機械的に
踏段の脱落を検出するスイッチ装置と、前記スイッチ装
置により前記踏段の脱落を検出したときはエスカレータ
ーの運転を停止させる制御盤とを備えたので、自動的に
エスカレーターの運行を停止でき、踏段の破損の拡大
や、乗客の転落事故を未然に防ぐことができるという効
果を奏する。
【図１】この発明の実施例１に係るエスカレーターの上
部の側面構成を示す図である。
部の側面構成を示す図である。
【図２】この発明の実施例１に係るエスカレーターの下
部の側面構成を示す図である。
部の側面構成を示す図である。
【図３】この発明の実施例１に係るエスカレーターの上
部の正面を示す図である。
部の正面を示す図である。
【図４】この発明の実施例１に係るエスカレーターの制
御盤の構成を示す回路図である。
御盤の構成を示す回路図である。
【図５】この発明の実施例２に係るエスカレーターの上
部の側面構成を示す図である。
部の側面構成を示す図である。
【図６】この発明の実施例３に係るエスカレーターの上
部の正面を示す図である。
部の正面を示す図である。
【図７】従来のエスカレーターの上部の側面構成を示す
図である。
図である。
【図８】従来のエスカレーターにおいて踏段の脱落があ
った場合のその上部の側面構成を示す図である。
った場合のその上部の側面構成を示す図である。
１ 踏段 １Ａ、１Ｂ 脱落した踏段 ９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄ 発光素子 １０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄ 受光素子 １１Ａ 制御盤 １２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ 発光素子 １３ａ、１３ｂ、１３ｃ、１３ｄ 受光素子 １４ 踏段脱落検出腕 １５ スイッチ １６ スプリング １７ 踏段脱落検出スイッチ １８ ゴムローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 光学的に踏段の脱落を検出する光センサ
装置、及び前記光センサ装置により前記踏段の脱落を検
出したときはエスカレーターの運転を停止させる制御盤
を備えたことを特徴とするエスカレーターの踏段脱落検
出装置。 - 【請求項２】 機械的に踏段の脱落を検出するスイッチ
装置、及び前記スイッチ装置により前記踏段の脱落を検
出したときはエスカレーターの運転を停止させる制御盤
を備えたことを特徴とするエスカレーターの踏段脱落検
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6050694A JPH07257866A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレーターの踏段脱落検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6050694A JPH07257866A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレーターの踏段脱落検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07257866A true JPH07257866A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12866035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6050694A Pending JPH07257866A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エスカレーターの踏段脱落検出装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JPH07257866A (ja) |
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1994
- 1994-03-22 JP JP6050694A patent/JPH07257866A/ja active Pending
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