JPH07285774A - エスカレータの故障表示装置 - Google Patents

エスカレータの故障表示装置

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JPH07285774A
JPH07285774A JP8065394A JP8065394A JPH07285774A JP H07285774 A JPH07285774 A JP H07285774A JP 8065394 A JP8065394 A JP 8065394A JP 8065394 A JP8065394 A JP 8065394A JP H07285774 A JPH07285774 A JP H07285774A
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JP
Japan
Prior art keywords
escalator
safety device
display
operated
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP8065394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shimazaki
猛 嶋崎
Yoshiyasu Tateiwa
義康 立岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07285774A publication Critical patent/JPH07285774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エスカレータの安全装置が動作したとき、容
易に自動復帰させてよいかどうかが分かるエスカレータ
の故障表示装置を提供する。 【構成】 エスカレータ自動復帰式安全装置たとえばイ
ンレットスイッチ20が動作したとき、出入口4のデッ
キ5の近傍に文字表示をした表示装置30を設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータの安全装
置の故障表示に係わり、特に自動復帰式安全装置のエス
カレータの故障表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エスカレータの安全装置には、機器の故
障時のように、その状態を修理するまで運転を不能にす
る必要がある手動復帰式の安全装置と顧客の危険な状態
を検出して事故にいたる前にエスカレータを停止させ、
その状態を解除すると、そのまま再起動することができ
る自動復帰式の安全装置がある。
【0003】ところで、安全装置が動作してエスカレー
タが停止すると、エスカレータの管理者はエスカレータ
を再起動させる。その時自動復帰式安全装置の場合に
は、自動復帰させると、エスカレータは正常に復帰す
る。しかしながら、この場合いずれの安全装置が動作し
たか分からないので、これを解決するため、たとえば、
実開昭58−110676号公報に開示しているように
故障保持回路を設け、故障が発生したとき故障保持回路
により故障表示灯を点灯保持させる装置が提案されてい
る。そして、管理者が保守会社に故障を通報すると、保
守技術員が出動し、表示灯を見て、いずれの安全装置が
動作したかを知るとともに、故障表示回路を復帰させて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置におい
て、たとえばハンドレールの出入口に設けられたインレ
ット部に異物が侵入したことを検出するインレットスイ
ッチが子供のいたずらで動作した場合、管理者はエスカ
レータを再起動させるが、管理者は表示灯を見ただけで
はいずれの安全装置が動作したか分からない。そのため
保守技術員がわざわざ現場に出向いて安全装置の動作を
確認するとともに故障保持回路を復帰させていた。
【0005】本発明の目的は、エスカレータが停止した
とき容易に自動復帰させてよいかどうかが分かるととも
に保守技術員に対しても故障内容が分かるエスカレータ
の故障表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、エスカレー
タの安全装置が動作したことを表示する表示手段を設け
たエスカレータの故障表示装置において、前記安全装置
の自動復帰式安全装置が動作したとき、この自動復帰式
安全装置が動作したことを前記エスカレータの出入口の
デッキ近傍に文字表示する表示手段を設けたことにより
達成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、たとえば子供のいたずらによ
りインレットスイッチが動作し、エスカレータが停止し
子供はそのまま立ち去ってしまったとする。この時、出
入口のデッキに“インレットスイッチ自動復帰可”と表
示される。管理人はこの表示を見ることによりインレッ
トスイッチが動作してエスカレータが停止したことが分
かるとともに、この場合には再起動させてもよいことも
分かり、エスカレータを再起動させる。また、管理人が
エスカレータの保守会社にこの停止故障を連絡した場
合、保守技術員は故障内容を知ることができ、わざわざ
保守技術員を現場に出動させる必要がなく、作業費も低
減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を用い
て説明する。
【0009】図5はエスカレータの全体構成の側面図、
図1は下部出入口部の斜視図である。図において、1は
ステップ、2はステップ1と同一速度で回転するハンド
レール、3、4は上部および下部の出入口、5はデッ
キ、6はスカートガードで、デッキ5の端部には起動ス
イッチ7、停止スイッチ8、非常釦9が設けられてい
る。10は電動機で、チェーン11を介して、ステップ
1およびハンドレール2を駆動する。
【0010】20はハンドレール2がデッキ5に入り込
むところに設けられ、この部分に異物が侵入したことを
検出する安全装置すなわちインレットスイッチ20で、
このインレットスイッチ20が動作すると、電動機10
を停止させ、ステップ1、ハンドレール2も同時に停止
するが、管理人等が起動スイッチ8を操作すると、電動
機10は再起動する。このようにインレットスイッチ2
0が動作すると、自動的に電動機10は停止するが起動
スイッチ8を操作すると再起動する自動復帰式安全装置
である。このような自動復帰式安全装置は、ステップ1
と、スカートガード6とに異物が入ったことを検出する
スカートガードスイッチ21、ステップ1の浮き上がり
を検出するステップ浮き上がり検出スイッチ22があ
る。一方チェーンが切断したことを検出するチェーン切
断検出スイッチ23は、このスイッチが動作すると、電
動機10は停止する。しかしながら起動スイッチ8を操
作しても電動機10は再起動しない。すなわち、チェー
ン切断検出スイッチ23は手動復帰式安全装置で、同様
な安全装置として、電動機10が過負荷となったことを
検出する過負荷検出スイッチ24がある。30は本発明
になる表示装置で、デッキ5の端部に設けられ、前記自
動復帰式安全装置が動作したとき表示されるように構成
されており、図2は、たとえば液晶表示器で構成されイ
ンレットスイッチ20が動作すると、“インレットスイ
ッチ動作自動復帰可”と表示される。図3はその他の表
示装置で、すべての自動復帰式安全装置が文字で表示さ
れる。
【0011】図4は、本発明になるエスカレータの故障
表示装置の電気回路図である。図において、P、Nは直
流電源端子、20aはインレットスイッチ20が動作し
たときに閉じる接点で、20Rはこの接点20aが閉じ
たとき付勢されるリレーで、20Raはそのa接点、2
0Dは接点20Raが閉じたとき表示装置30に図示の
ように表示される表示器である。同様に、21a、22
aはスカートガードスイッチ21、ステップ浮き上がり
スイッチ22が動作したとき閉じる接点で、21R、2
2Rはリレー、21Ra、22Raは接点、21D、2
2Dは表示器である。
【0012】次に本実施例の動作を説明する。
【0013】今、子供がいたずらをしてインレットスイ
ッチ20を誤動作させて、電動機10を停止させたとす
る。このとき接点20aが閉じ、リレー20Rが付勢さ
れ、接点20Raが閉じ、表示器20Dが動作し、表示
装置30に“インレットスイッチ動作、自動復帰可”と
表示される。ビルの管理人がこの表示文字を見ることに
より、インレットスイッチ20をいたずらした子供がい
なくともインレットスイッチ20が動作してエスカレー
タが停止したことが分かり、また自動復帰可という文字
を見て、起動スイッチ8を操作して、電動機10を再起
動させる。また管理人がエスカレータが停止したことを
保守会社に通報したとき、保守会社の保守員は管理人よ
りインレットスイッチ20が動作したことが分かり、保
守員がわざわざ現地に出動する必要がなくなり、保守作
業費の低減も図ることができる。
【0014】図3は表示装置のその他の実施例である。
この表示装置31は図示のように自動復帰式安全装置た
とえばインレットスイッチ20、スカートガードスイッ
チ21等のすべての安全装置を文字で表示し、この文字
の裏側にこれらの非常釦9とスイッチ20〜22に対応
した表示灯9L〜22Lを点灯するように構成したもの
である。この表示装置31においても自動復帰式安全装
置が動作するとこの安全装置に該当する表示灯9L〜2
2Lが点灯し、文字が浮き出るのでどの安全装置が動作
したかを容易に知ることができる。
【0015】尚、上記表示装置30、31はデッキ5の
端部に設けたが、デッキ5の側面に設けてもよいことは
勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
エスカレータの自動復帰式安全装置が動作したとき、こ
の安全装置が動作したことをエスカレータのデッキ近傍
に文字表示したので、管理人はこの表示を見ていたずら
した子供がいなくとも停止した理由が分かり、また、
“自動復帰可”という文字を見て管理人側にて安心して
再起動させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】エスカレータ下部出入口部の斜視図である。
【図2】本発明によるエスカレータの故障表示装置の一
例である。
【図3】本発明によるエスカレータの故障表示装置の他
の一例である。
【図4】本発明によるエスカレータの故障表示装置の電
気回路図である。
【図5】エスカレータの全体構成の側面図である。
【符号の説明】
5 デッキ 9 非常釦 20 インレットスイッチ 20D〜22D 表示器 21 スカートガードスイッチ 22 ステップ浮き上がりスイッチ 30、31 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレータの安全装置が動作したこと
    を表示する表示手段を設けたエスカレータの故障表示装
    置において、前記安全装置の自動復帰式安全装置が動作
    したとき、この自動復帰式安全装置が動作したことを前
    記エスカレータの出入口のデッキ近傍に文字表示する表
    示手段を設けたことを特徴とするエスカレータの故障表
    示装置。
JP8065394A 1994-04-19 1994-04-19 エスカレータの故障表示装置 Pending JPH07285774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8065394A JPH07285774A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 エスカレータの故障表示装置

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JP8065394A JPH07285774A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 エスカレータの故障表示装置

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JPH07285774A true JPH07285774A (ja) 1995-10-31

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ID=13724331

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JP8065394A Pending JPH07285774A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 エスカレータの故障表示装置

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