JPH0725701Y2 - 速度検出器固定装置 - Google Patents

速度検出器固定装置

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JPH0725701Y2
JPH0725701Y2 JP11247487U JP11247487U JPH0725701Y2 JP H0725701 Y2 JPH0725701 Y2 JP H0725701Y2 JP 11247487 U JP11247487 U JP 11247487U JP 11247487 U JP11247487 U JP 11247487U JP H0725701 Y2 JPH0725701 Y2 JP H0725701Y2
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JP
Japan
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sensor unit
holder
spindle
speed detector
case
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JP11247487U
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JPS6417416U (ja
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厚生 中村
美行 林
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FANUC Corp
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FANUC Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は速度検出器固定装置に係り、特にスピンドルモ
ータのベアリングユニットにスピンドルの回転速度を検
出する速度検出器を固定する固定装置に関する。
〈従来技術〉 スピンドルモータは工作機械における主軸回転(工具回
転)用に広く用いられている。かかる主軸回転において
は、主軸を指定された速度で回転させる必要がある。こ
のため、スピンドルモータには速度検出器が装着されて
いる。第3図は従来のスピンドルモータの構造図であ
り、1はモータユニット、2はスピンドルベアリングユ
ニット、3は速度検出器である。モータユニット1にお
いて1aはステータ、1bはロータ、1cはロータに一体に回
転するロータスリーブである。また、スピンドルベアリ
ングユニット2において2aは主軸(スピンドル)、2bは
スピンドル先端に設けられた工具把持部、2c−1〜2c−
4はスピンドル2aの前後端部にそれぞれ2層づつ設けら
れスピンドルを回転可能ニ支持するベアリング、2dはベ
アリングの軸方向の動きを規制するためのカンザ、2eは
ベアリングケースである。スピンドル2aとロータスリー
ブ1c間はボルト1dにより接続され、これによりスピンド
ル2aはロータ1aと一体に回転するようになっている。速
度検出器3はロータスリーブ1cの端部において、その外
周に固定された速度検出リング(ギア)3aと、ケース3b
に収納されたセンサユニットを有している。速度検出リ
ング3aは回転方向における所定角度を1サイクルとして
磁気抵抗を変化するようになっており、またセンサユニ
ットは所定ギャップを介して速度検出リング3aに対向配
設されて磁気抵抗変化を検出できるようになっている。
ところで、かかる従来のスピンドルモータにおいては、
ロータスリーブ1cを長くしてその一端に速度検出器3を
装着する構造であるため回転部の全体の長さが長くな
り、しかも片持ち構造であるため固有振動数(共振周波
数)が低く、このため回転速度を高くできないという問
題があった。
そこで、第4図に示すように速度検出器3をスピンドル
ベアリングユニット2に設け、これによりロータスリー
ブ(図示せず)の長さを短くして回転部全体の長さを短
くし、結果的に固有振動数を上昇させて最高回転数を大
にすることが提案されている。
〈考案が解決しようとしている問題点〉 かかる提案されている方式において問題となるのは速度
検出器3のセンサユニットケース3bをいかにスピンドル
ベアリングユニット2に固定するかである。
速度検出器の固定方式として考えられる第1の方式は、
第5図に示すように円筒部4aとツバ部4bとを一体にして
成るホルダー4を設け、該ホルダーにセンサユニットケ
ース3bを挿通し、円筒部に設けたネジ穴4c,4c、・・を
介してネジによりホルダー4とセンサユニットケース3b
間を固定し、しかる後スピンドル2aの外周に固着された
速度検出リング3a(第4図参照)と対向するようにホル
ダー4のツバ部4bをスピンドルベアリングユニット2の
ケース2eにネジ止めすることである。
しかし、かかる第1の方式ではネジによりセンサユニッ
トケース3bとホルダー4間を固定するものであるため、
接触が点接触となり固定力が弱く、ガタツキ易く信頼性
が低いという問題がある。
別の速度検出器固定方式としては、第5図の構成に加え
てセンサユニットケース3bとホルダー4間のすきまにネ
ジロックを流し込むことにより固着力を増強する方式で
ある。しかし、かかる方式では障害発生時等において分
解ができず保守、点検が困難となる問題がある。
以上から本考案の目的は、センサユニットケースをしっ
かりと固定でき、しかも分解を容易に行える速度検出器
固定装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本考案にかかる速度検出器固定装置の説明図で
ある。
2aはスピンドル、2eはベアリングケース、3aは速度検出
器、3aは速度検出リング、3bはセンサユニットケース、
11はホルダー、11aは円筒部、11bはツバ部、12,13は一
対の止め輪である。
〈作用〉 内面の径が小の小径部分SDと径が大の大径部分BDを有す
る円筒部11aとツバ部11bとを一体にして成るホルダー11
を設け、該ホルダーの小径部分SDにセンサユニットを納
めたケース3bを挿通し、該センサユニットケース3bの両
側から止め輪12,13を嵌め込むと共に、該止め輪を小径
部分SDの両端でセンサユニットケース3bに食い込ませて
ホルダー11とセンサユニットケース3b間を固定する。し
かる後、センサユニットケース3bが所定のギャップを介
してスピンドル2aの外周に固着された速度検出リング3a
と対向するように該ホルダーのツバ部11bをベアリング
ユニットのケース2eにねじ止めする。これによりホルダ
ー11を、換言すればセンサユニットケース3bをスピンド
ルユニット2に固定する。
〈実施例〉 第1図は本考案にかかる速度検出器固定装置の説明図で
あり、従来装置と同一部分には同一符号を付している。
2aはスピンドル、2eはベアリングケース、2fはベアリン
グケースに設けられた嵌合部、3は速度検出器であり、
所定角度を1サイクルとして磁気抵抗を変化する速度検
出リング(磁性素子)3aと、所定ギャップを介して速度
検出リング3aに対向配設されて磁気抵抗変化を検出する
センサユニットと、該センサユニットを収納するケース
(センサユニットケース)3bと、リード線3cを有してい
る。
11(斜線部)はホルダーであり、内面の径が小の小径部
分SDと径が大の大径部分BDを有する円筒部11aはツバ部1
1bを一体に構成され、円筒部11aの小径部分SDにはトメ
ネジBLTによりホルダー11とセンサユニットケース3b間
を仮固定するためのネジ穴TRHが形成され、ツバ部11bの
適所にはボルトBLT1,BLT2によりホルダー11をベアリン
グケース2eに固定するためのネジ穴TRH1,TRH2が形成さ
れている。
12,13は一対の止め輪であり、それぞれ第2図に示すよ
うにリング状になっており、その内径部は60°間隔でツ
メNLが設けられ、各ツメNLは一方の側にすべて折り曲げ
られてバネ性を持たされている。尚、対向するツメとツ
メ間の距離dは円筒状のセンサユニットケース3bの外径
より若干小さくなっている。
次に、センサユニットケース3bをスピンドルベアリング
ユニットへ組み付ける組み付け方法について説明する。
尚、既にスピンドル2aには速度検出リング3aが装着され
ているものとする。
まず、ホルダー11を嵌合部2fに組み込む前に該ホルダー
の円筒部11aにおける小径部分SDにセンサユニットケー
ス3bを挿通する。
ついで、速度検出リング3aとセンサユニットケース3b間
のギャップが所定間隔となるように調整し、調整後小径
部分SDに設けたネジ穴TRHを介してトメネジBLTによりホ
ルダー11とセンサユニットケース3b間を仮固定する。
しかる後、センサユニットケース3bの両側から治具を用
いて止め輪12、13を小径部分SDの両端迄嵌め込むと共
に、該止め輪12、13をセンサユニットケース3bに食い込
ませ、ホルダー11とセンサユニットケース3b間を固定す
る。
止め輪12、13でセンサユニットケース3bとホルダー11間
が固定されれば、該固定されたブロックをベアリングケ
ース2eに設けた嵌合部2fに組込み、ホルダー11のツバ部
11bをベアリングケース2eにネジBLT,BLTによりネジ止め
すれば、ホルダー11換言すればセンサユニットケース3b
がスピンドルユニット2に固定されることになる。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、一対の止め輪を用いてセンサユニ
ットケースの前後をホルダーに固定し、該ホルダーをベ
アリングケースにネジ止めするように構成したから、セ
ンサユニットケースとホルダー間は止め輪により強固に
固定され、速度検出器の信頼性を高めることができると
共に、分解が可能であり保守、点検が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる速度検出器固定装置の説明図、 第2図は止め輪の説明図、 第3図は従来のスピンドルモータの構成図、 第4図は提案されている速度検出器の組み付け位置説明
図、 第5図は提案されている速度検出器の組み付け方式説明
図である。 2a…スピンドル、2e…ベアリングケース、3…速度検出
器、3a…速度検出リング、3b…センサユニットケース、
11…ホルダー、11a…円筒部、11b…ツバ部、12,13…止
め輪 SD…小径部分、BD…大径部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルをベアリングを介して回転可能
    に支持するベアリングユニットに、スピンドルの回転速
    度を検出する速度検出器を固定する速度検出器固定装置
    において、 速度検出器を速度検出リングとセンサユニットとで構成
    すると共に、 内面の径が小の小径部分と径が大の大径部分を有する円
    筒部とツバ部とを一体にして成るホルダーを設け、 該ホルダーの小径部分にセンサユニットを納めたケース
    を挿通し、該センサユニットケースの両側から止め輪を
    嵌め込んで前記小径部分の両端でホルダーとセンサユニ
    ットケース間を固定し、 センサユニットがギャップを介してスピンドル外周に固
    着された速度検出リングと対向するようにホルダーのツ
    バ部をベアリングユニットのケースにネジ止めすること
    を特徴とする速度検出器固定装置。
JP11247487U 1987-07-22 1987-07-22 速度検出器固定装置 Expired - Lifetime JPH0725701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11247487U JPH0725701Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 速度検出器固定装置

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JP11247487U JPH0725701Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 速度検出器固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417416U JPS6417416U (ja) 1989-01-27
JPH0725701Y2 true JPH0725701Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31351442

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JP11247487U Expired - Lifetime JPH0725701Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 速度検出器固定装置

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