JPH0725687B2 - ギンクゴ・ビロバ葉抽出液、製法および製剤 - Google Patents
ギンクゴ・ビロバ葉抽出液、製法および製剤Info
- Publication number
- JPH0725687B2 JPH0725687B2 JP2400221A JP40022190A JPH0725687B2 JP H0725687 B2 JPH0725687 B2 JP H0725687B2 JP 2400221 A JP2400221 A JP 2400221A JP 40022190 A JP40022190 A JP 40022190A JP H0725687 B2 JPH0725687 B2 JP H0725687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- weight
- water
- aqueous
- ginkgo biloba
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K36/00—Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
- A61K36/16—Ginkgophyta, e.g. Ginkgoaceae (Ginkgo family)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/335—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
- A61K31/365—Lactones
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K45/00—Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
- A61K45/06—Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Natural Medicines & Medicinal Plants (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Botany (AREA)
- Mycology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Alternative & Traditional Medicine (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はギングゴ・ビロバ(Gink
go biloba:イチョウ)葉からの抽出液、抽出液の製造
方法および抽出液を含む医薬製剤に関する。
go biloba:イチョウ)葉からの抽出液、抽出液の製造
方法および抽出液を含む医薬製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ギンクゴ・ビロバの葉から得られる抽出
物は、長い間末梢および脳動脈血循環障害の治療に使用
されてきた。有効成分としてフラボン配糖体を非常に豊
富に含むギンクゴ・ビロバ抽出物の製造方法は公知であ
る。DE−B1767098およびDE−B21174
29参照。また、これらの抽出物は、ギンクゴ・ビロバ
・モノ抽出物とも呼ばれる。
物は、長い間末梢および脳動脈血循環障害の治療に使用
されてきた。有効成分としてフラボン配糖体を非常に豊
富に含むギンクゴ・ビロバ抽出物の製造方法は公知であ
る。DE−B1767098およびDE−B21174
29参照。また、これらの抽出物は、ギンクゴ・ビロバ
・モノ抽出物とも呼ばれる。
【0003】EP−A0324197には、葉の抽出後
に得られた低級アルコールまたはケトンの水溶液を微粒
の珪藻土の存在下で濃縮する、ギンクゴ・ビロバの葉の
抽出物の製造方法が記載されている。生成した水性懸濁
液を微粒の珪藻土によりろ過し、ろ液をブタノンで抽出
し、抽出物から溶媒を除く。
に得られた低級アルコールまたはケトンの水溶液を微粒
の珪藻土の存在下で濃縮する、ギンクゴ・ビロバの葉の
抽出物の製造方法が記載されている。生成した水性懸濁
液を微粒の珪藻土によりろ過し、ろ液をブタノンで抽出
し、抽出物から溶媒を除く。
【0004】EP−A330567は、粉砕した葉を水
性ケトン化合物により抽出する、ギンクゴ・ビロバの葉
の抽出物の製造方法に関するものである。ビフラボンお
よび疎水性化合物が沈澱するまでこの抽出物を濃縮す
る。ろ過後、水性濃縮物をアルカリ性にすることによ
り、プロアントシアニジンが沈澱する。沈澱物を分離
し、ろ液を酸性化した後、硫酸アンモニウムの存在下C
4-6ケトン化合物により液体−液体−抽出を行う。ケト
ン化合物を除去した後、抽出物が得られる。
性ケトン化合物により抽出する、ギンクゴ・ビロバの葉
の抽出物の製造方法に関するものである。ビフラボンお
よび疎水性化合物が沈澱するまでこの抽出物を濃縮す
る。ろ過後、水性濃縮物をアルカリ性にすることによ
り、プロアントシアニジンが沈澱する。沈澱物を分離
し、ろ液を酸性化した後、硫酸アンモニウムの存在下C
4-6ケトン化合物により液体−液体−抽出を行う。ケト
ン化合物を除去した後、抽出物が得られる。
【0005】DE−A3514054は、ラクトン構造
を有するテルペノイド物質であるギンクゴ・ビロバ葉の
既知成分、ギングゴリド(中西、「ピュア・アンド・アプ
ライド・ケミストリー」(Pure and Applied Chemistr
y)、第14巻(1967)、89−113、および丸山
等、「テトラヘドロン・レターズ」(Tetrahedron Letter
s)(1967)、299−302および303−319、
および岡部等、「ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエ
ティー」(J.Chem.Soc.)(1967)、2201−2
206参照)が、PAF(血小板活性化因子)により誘発
される疾患および類似症状の処置に使用され得ることを
開示している。
を有するテルペノイド物質であるギンクゴ・ビロバ葉の
既知成分、ギングゴリド(中西、「ピュア・アンド・アプ
ライド・ケミストリー」(Pure and Applied Chemistr
y)、第14巻(1967)、89−113、および丸山
等、「テトラヘドロン・レターズ」(Tetrahedron Letter
s)(1967)、299−302および303−319、
および岡部等、「ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエ
ティー」(J.Chem.Soc.)(1967)、2201−2
206参照)が、PAF(血小板活性化因子)により誘発
される疾患および類似症状の処置に使用され得ることを
開示している。
【0006】ギンクゴ・ビロバ葉中に含まれる別の物質
であるビロバリドの使用は、神経障害、脳障害、脊髄障
害および脳浮腫の処置に関するDE−A3338995
および対応するUS−A4571407から公知であ
る。ビロバリドはギンクゴリドに構造上関連したセスキ
テルペン・ラクトンである(中西等、メジャー等および
ウェインゲス等、「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサエティー」(J.Am.Chem.Soc.)、第9
3巻(1971)、3544−3546参照)。
であるビロバリドの使用は、神経障害、脳障害、脊髄障
害および脳浮腫の処置に関するDE−A3338995
および対応するUS−A4571407から公知であ
る。ビロバリドはギンクゴリドに構造上関連したセスキ
テルペン・ラクトンである(中西等、メジャー等および
ウェインゲス等、「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサエティー」(J.Am.Chem.Soc.)、第9
3巻(1971)、3544−3546参照)。
【0007】上記化合物に加えて、ギンクゴ・ビロバの
葉はまた、いわゆるギンクゴール酸(アナカルド酸)を含
む。これらの化合物は、0〜3個の二重結合を有するn
−C13−〜n−C19−アルキル基を含む6−アルキルサ
リチル酸である。ゲラーマン等、「フィトケミストリー」
(Phytochemistry)、第15巻(1976)、1959−
1961頁および「アナリティカル・ケミストリー」(An
alytic.Chem.)、第40巻(1968)、739−74
3頁参照。
葉はまた、いわゆるギンクゴール酸(アナカルド酸)を含
む。これらの化合物は、0〜3個の二重結合を有するn
−C13−〜n−C19−アルキル基を含む6−アルキルサ
リチル酸である。ゲラーマン等、「フィトケミストリー」
(Phytochemistry)、第15巻(1976)、1959−
1961頁および「アナリティカル・ケミストリー」(An
alytic.Chem.)、第40巻(1968)、739−74
3頁参照。
【0008】「ギンクゴール」、すなわち対応するアルキ
ル基により置換されたフェノールは、ギンクゴール酸の
脱カルボキシル化により生合成的に、またはギンクゴ・
ビロバ葉の精製処理中に得られる。河村、日本、「ジャ
ーナル・オブ・ケミストリー」(J.Chem.)、第3巻(1
928)、91−93頁参照。
ル基により置換されたフェノールは、ギンクゴール酸の
脱カルボキシル化により生合成的に、またはギンクゴ・
ビロバ葉の精製処理中に得られる。河村、日本、「ジャ
ーナル・オブ・ケミストリー」(J.Chem.)、第3巻(1
928)、91−93頁参照。
【0009】ギングゴ・ビロバにおけるギンクゴール酸
およびギンクゴールは、4位に別のフェノール性ヒドロ
キシル基を有する対応する誘導体、6−アルキルレゾル
シン酸または5−アルキルレゾルシンに随伴する。ゲラ
ーマン等、「フィトケミストリー」(Phytochemistry)、
第15巻(1976)、1959−1961頁参照。これ
らのレゾルシン誘導体は、トキシコデンドロン植物が誘
発する毒性作用並びに特に強いアレルギーおよび接触性
皮膚炎に関与する。ヒル等、「ジャーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティー」(J.Am.Chem.S
oc.)、第56巻(1934)、2736−2738頁参
照。
およびギンクゴールは、4位に別のフェノール性ヒドロ
キシル基を有する対応する誘導体、6−アルキルレゾル
シン酸または5−アルキルレゾルシンに随伴する。ゲラ
ーマン等、「フィトケミストリー」(Phytochemistry)、
第15巻(1976)、1959−1961頁参照。これ
らのレゾルシン誘導体は、トキシコデンドロン植物が誘
発する毒性作用並びに特に強いアレルギーおよび接触性
皮膚炎に関与する。ヒル等、「ジャーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティー」(J.Am.Chem.S
oc.)、第56巻(1934)、2736−2738頁参
照。
【0010】イチョウの果実との接触後に生ずる強いア
レルギー反応の症例は周知である。ソウァーズ等、「ア
ーカイブス・オブ・ダーマトロジー」(Arch.Dermato
l.)、第91巻(1965)、452−456頁および中
村、「コンタクト・ダーマティティス」(Contact Derma
titis)、第12巻(1985)、281−282頁参照。
イチョウの果実を食べた後の重い粘膜障害が記載されて
いる。ベッカーおよびスキップワース、「ジャーナル・
オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」
(J.Am.Med.Assoc.)、第231巻(1975)、1
162−1163頁参照。また、イチョウの葉を集めた
り手を触れたときにアレルギー性皮膚反応が生じること
も多い。
レルギー反応の症例は周知である。ソウァーズ等、「ア
ーカイブス・オブ・ダーマトロジー」(Arch.Dermato
l.)、第91巻(1965)、452−456頁および中
村、「コンタクト・ダーマティティス」(Contact Derma
titis)、第12巻(1985)、281−282頁参照。
イチョウの果実を食べた後の重い粘膜障害が記載されて
いる。ベッカーおよびスキップワース、「ジャーナル・
オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」
(J.Am.Med.Assoc.)、第231巻(1975)、1
162−1163頁参照。また、イチョウの葉を集めた
り手を触れたときにアレルギー性皮膚反応が生じること
も多い。
【0011】ウルシ科(anacardiaceae)およびイチョウ
科(ginkgoaceae)由来のアルキルフェノール化合物によ
り誘発されるアレルギーの重要性は、アルキルフェノー
ル化合物により誘発されるアレルギーに対する特許文献
に記載された(US−A4428965参照)脱感作の物
質および方法の開発により明白である。
科(ginkgoaceae)由来のアルキルフェノール化合物によ
り誘発されるアレルギーの重要性は、アルキルフェノー
ル化合物により誘発されるアレルギーに対する特許文献
に記載された(US−A4428965参照)脱感作の物
質および方法の開発により明白である。
【0012】ギンクゴ・ビロバ葉から得られた市販の抽
出物は、50ないし10000ppmのギンクゴール酸を
含有する。
出物は、50ないし10000ppmのギンクゴール酸を
含有する。
【0013】DE−B1767098およびDE−B2
117429における公知方法により製造されたギンク
ゴ・ビロバ葉からの抽出物は、抽出物の親油性成分が、
実質的に水非混和性の親油性溶媒、例えば含塩素脂肪族
低級炭化水素、例えば四塩化炭素による水性アセトン抽
出物の液体−液体−抽出により除去されるため、アルキ
ルフェノール化合物を実質的に含まない。しかしなが
ら、この段階で、治療上貴重なギンクゴリドおよびビロ
バリドはまた、かなり低減化されるため、DE−B21
17429の実施例1における最終生成物中のそれらの
含有率は、ギンクゴリドA、B、CおよびJの場合全部
で最大0.5%およびビロバリドの場合約0.3%であ
る。しかしながら、フラボン配糖体の量は、この段階中
にかなりの程度まで、すなわち粗抽出物中3〜4%から
最終生成物中約24%まで増加する。
117429における公知方法により製造されたギンク
ゴ・ビロバ葉からの抽出物は、抽出物の親油性成分が、
実質的に水非混和性の親油性溶媒、例えば含塩素脂肪族
低級炭化水素、例えば四塩化炭素による水性アセトン抽
出物の液体−液体−抽出により除去されるため、アルキ
ルフェノール化合物を実質的に含まない。しかしなが
ら、この段階で、治療上貴重なギンクゴリドおよびビロ
バリドはまた、かなり低減化されるため、DE−B21
17429の実施例1における最終生成物中のそれらの
含有率は、ギンクゴリドA、B、CおよびJの場合全部
で最大0.5%およびビロバリドの場合約0.3%であ
る。しかしながら、フラボン配糖体の量は、この段階中
にかなりの程度まで、すなわち粗抽出物中3〜4%から
最終生成物中約24%まで増加する。
【0014】従って、本発明の目的は、実質的にアルキ
ルフェノール化合物を含まず、フラボン配糖体を多量に
含む、ギンクゴ・ビロバ(Ginkgo biloba)葉からの抽
出液を提供するものであり、これは使用した葉中に存在
するすべてのギンクゴリド類およびビロバリド類を含
む。
ルフェノール化合物を含まず、フラボン配糖体を多量に
含む、ギンクゴ・ビロバ(Ginkgo biloba)葉からの抽
出液を提供するものであり、これは使用した葉中に存在
するすべてのギンクゴリド類およびビロバリド類を含
む。
【0015】本発明のもう1つの別の目的は実質的にア
ルキルフェノール化合物を含まないギンクゴ・ビロバ葉
からの抽出液−これはフラボン配糖体、ギンクゴリドお
よびビロバリドを多量に含む−の方法を提供するもので
ある。本発明の方法は、周知の方法であるDE−B17
67098およびDE−B2117429と対照的に、
塩素化脂肪族炭化水素を使用せず、アルキルフェノール
化合物の除去に成功した。技術的操作中の塩素化炭化水
素の使用は、職業的薬害、環境に対するこれらの化合物
の重大な危険および医薬組成物中への望ましくない残留
可能性のために非常に問題が多い。
ルキルフェノール化合物を含まないギンクゴ・ビロバ葉
からの抽出液−これはフラボン配糖体、ギンクゴリドお
よびビロバリドを多量に含む−の方法を提供するもので
ある。本発明の方法は、周知の方法であるDE−B17
67098およびDE−B2117429と対照的に、
塩素化脂肪族炭化水素を使用せず、アルキルフェノール
化合物の除去に成功した。技術的操作中の塩素化炭化水
素の使用は、職業的薬害、環境に対するこれらの化合物
の重大な危険および医薬組成物中への望ましくない残留
可能性のために非常に問題が多い。
【0016】DE−B2117429の方法に比較して
本発明の方法の別の利点は、褐変性を有するポリフェノ
ール化合物(プロアントシアニジン)の除去に鉛化合物を
使用しないということである。鉛化合物は、関与する人
間に対する健康上の危険およびその上、それらの適切な
処分にかかる費用はかなりである。
本発明の方法の別の利点は、褐変性を有するポリフェノ
ール化合物(プロアントシアニジン)の除去に鉛化合物を
使用しないということである。鉛化合物は、関与する人
間に対する健康上の危険およびその上、それらの適切な
処分にかかる費用はかなりである。
【0017】最後の本発明の目的は、フラボン配糖体、
ギンクゴリドおよびビロバリド高含有のギンクゴ・ビロ
バ抽出物を含む医薬製剤を提供するものであり、これに
は、アルキルフェノール化合物が除去されているため、
あきらかにアレルギー反応の実質的な危険性がない。
ギンクゴリドおよびビロバリド高含有のギンクゴ・ビロ
バ抽出物を含む医薬製剤を提供するものであり、これに
は、アルキルフェノール化合物が除去されているため、
あきらかにアレルギー反応の実質的な危険性がない。
【0018】従って、本発明は実質的にアルキルフェノ
ール化合物を含まないギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液
に関するものであり、これはフラボン配糖体高含有であ
り、葉中に本来存在する大部分のギンクゴリド類および
ビロバリド類を含む。好ましくは、本発明の抽出物は下
記のものを含む。−フラボン配糖体20−30重量%、
特に22−26重量%−ギンクゴリドA、B、Cおよび
J(総量)2.5−4.5重量%−ビロバリド2.0−
4.0重量%−アルキルフェノール化合物10ppm未
満、特に1ppm未満、−プロアントシアニジン10重量
%未満
ール化合物を含まないギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液
に関するものであり、これはフラボン配糖体高含有であ
り、葉中に本来存在する大部分のギンクゴリド類および
ビロバリド類を含む。好ましくは、本発明の抽出物は下
記のものを含む。−フラボン配糖体20−30重量%、
特に22−26重量%−ギンクゴリドA、B、Cおよび
J(総量)2.5−4.5重量%−ビロバリド2.0−
4.0重量%−アルキルフェノール化合物10ppm未
満、特に1ppm未満、−プロアントシアニジン10重量
%未満
【0019】さらに、本発明は、請求項3−6に記載し
た工程を含むギンクゴ・ビロバ葉からのギンクゴ・ビロ
バ抽出物の製造方法に関する。DE−B1767098
に記載の親油性組成分の分離方法と対照的に、水性アル
コールまたは水性アセトン粗抽出液を塩素化脂肪族炭化
水素での液々抽出を直ちに行なわずに、むしろ、親油性
成分の多くは有機溶媒成分の蒸留と水での稀釈により、
最大10重量%、好ましくは5重量%まで沈澱させ、濾
過により分離する。アルキルフェノール化合物、クロロ
フィル、脂肪酸誘導体およびビフラボンは水に対する低
溶解性により沈澱し、濾過により分離することができ
る。これらの条件下、ギンクゴ・ビロバ抽出物の目的化
合物は溶解したまま残る。
た工程を含むギンクゴ・ビロバ葉からのギンクゴ・ビロ
バ抽出物の製造方法に関する。DE−B1767098
に記載の親油性組成分の分離方法と対照的に、水性アル
コールまたは水性アセトン粗抽出液を塩素化脂肪族炭化
水素での液々抽出を直ちに行なわずに、むしろ、親油性
成分の多くは有機溶媒成分の蒸留と水での稀釈により、
最大10重量%、好ましくは5重量%まで沈澱させ、濾
過により分離する。アルキルフェノール化合物、クロロ
フィル、脂肪酸誘導体およびビフラボンは水に対する低
溶解性により沈澱し、濾過により分離することができ
る。これらの条件下、ギンクゴ・ビロバ抽出物の目的化
合物は溶解したまま残る。
【0020】ついで、メチルエチルケトンまたはメチル
エチルメトン/アセトン−抽出物をDE−B17670
98およびDE−B2117429により製造する。し
かしながら、DE−B2117429の方法とは対照的
に、プロアントシアニジン含量を10%以下に減らすた
めに鉛化合物またはポリアミドを使用せず、むしろ、ブ
タノン抽出物の分配は水と水と混和可能なC4−C5アル
コールの間で行い、この場合はプロアントシアニジンは
水層に残留する。
エチルメトン/アセトン−抽出物をDE−B17670
98およびDE−B2117429により製造する。し
かしながら、DE−B2117429の方法とは対照的
に、プロアントシアニジン含量を10%以下に減らすた
めに鉛化合物またはポリアミドを使用せず、むしろ、ブ
タノン抽出物の分配は水と水と混和可能なC4−C5アル
コールの間で行い、この場合はプロアントシアニジンは
水層に残留する。
【0021】好ましい実施例において、メチルエチルケ
トン、またはメチルエチルケトン/アセトン抽出を直
接、親油性成分を含まない水性抽出液を水と混合可能な
4または5個のC−原子を有するアルカノールで抽出す
ることにより代替する。経済的な理由からn−ブタノー
ルは好ましい。塩化ナトリウムまたは硫酸アンモニウム
10−30重量%を水性抽出液に添加することができ
る。次に減量工程である、蒸留によりブタノールまたは
ペンタノール抽出物から溶媒を除き、水性エタノールの
20−60重量%中に5−20重量%の固体を含有する
溶液を調製し、この溶液を沸点60−100℃の脂肪族
炭化水素で多段階の液々抽出を行うことにより、アルキ
ルフェノール化合物は10ppm未満の含有量に減少させ
る。
トン、またはメチルエチルケトン/アセトン抽出を直
接、親油性成分を含まない水性抽出液を水と混合可能な
4または5個のC−原子を有するアルカノールで抽出す
ることにより代替する。経済的な理由からn−ブタノー
ルは好ましい。塩化ナトリウムまたは硫酸アンモニウム
10−30重量%を水性抽出液に添加することができ
る。次に減量工程である、蒸留によりブタノールまたは
ペンタノール抽出物から溶媒を除き、水性エタノールの
20−60重量%中に5−20重量%の固体を含有する
溶液を調製し、この溶液を沸点60−100℃の脂肪族
炭化水素で多段階の液々抽出を行うことにより、アルキ
ルフェノール化合物は10ppm未満の含有量に減少させ
る。
【0022】さらに、本発明は、請求項7記載のギンク
ゴ・ビロバ抽出物を含有することを特徴とする医薬製剤
に関する。
ゴ・ビロバ抽出物を含有することを特徴とする医薬製剤
に関する。
【0023】薬理学的実験モデルにおいて、本発明によ
り製造した抽出物は顕著なラジカルスカベンジャー作用
および血液循環の刺激、虚血障害の抑制および血小板凝
集を阻害する性質を有する。
り製造した抽出物は顕著なラジカルスカベンジャー作用
および血液循環の刺激、虚血障害の抑制および血小板凝
集を阻害する性質を有する。
【0024】本発明のギンクゴ・ビロバ抽出物を医薬組
成物製造のための通常の方法で、溶液、被覆錠、錠剤ま
たは注射製剤を製造することができる。本発明の医薬製
剤は末梢または中枢動脈循環障害の処置に使用する。
成物製造のための通常の方法で、溶液、被覆錠、錠剤ま
たは注射製剤を製造することができる。本発明の医薬製
剤は末梢または中枢動脈循環障害の処置に使用する。
【0025】実施例は本発明を具体的に説明するもので
あり、特にそうでないと言わないかぎり、部および百分
率は重量による。
あり、特にそうでないと言わないかぎり、部および百分
率は重量による。
【0026】 実施例1 乾燥ギンクゴ・ビロバ葉100kgを製粉機中で粉砕し、
4mm未満の粒径にする。60重量%の水性アセトン75
0kgを添加後、混合物を30分間57−59℃の温度に
て激しく撹拌する。固体残渣を濾過または遠心分離によ
り分離し、同一条件にてもう一度抽出を行う。第一およ
び二回の抽出工程からの抽出物を一緒にする。ギンクゴ
ール酸量は(乾燥抽出物にもとづき)約13000ppmで
ある。得られた抽出物は減圧下で濃縮し、30−40%
および最大値約5重量%のアセトンを含む固体に濃縮す
る。撹拌しつつ、水を添加して、濃縮物を2倍容量に稀
釈し、約12℃に放置冷却する。ギンクゴール酸、すな
わち葉中に存在するアルキルフェノールの大部分を含む
沈澱物が生成する。この温度にて1時間保った後、得ら
れた沈澱物を遠心分離し、捨てる。
4mm未満の粒径にする。60重量%の水性アセトン75
0kgを添加後、混合物を30分間57−59℃の温度に
て激しく撹拌する。固体残渣を濾過または遠心分離によ
り分離し、同一条件にてもう一度抽出を行う。第一およ
び二回の抽出工程からの抽出物を一緒にする。ギンクゴ
ール酸量は(乾燥抽出物にもとづき)約13000ppmで
ある。得られた抽出物は減圧下で濃縮し、30−40%
および最大値約5重量%のアセトンを含む固体に濃縮す
る。撹拌しつつ、水を添加して、濃縮物を2倍容量に稀
釈し、約12℃に放置冷却する。ギンクゴール酸、すな
わち葉中に存在するアルキルフェノールの大部分を含む
沈澱物が生成する。この温度にて1時間保った後、得ら
れた沈澱物を遠心分離し、捨てる。
【0027】得られた水性上清液中のギンクゴール酸含
有量(乾燥抽出物をもとに)約320ppmである。
有量(乾燥抽出物をもとに)約320ppmである。
【0028】硫酸アンモニウム30部を水性溶液100
部に添加する。混合物を撹拌する。硫酸アンモニウムの
溶解後、液々抽出を6:4−1:1の割合のメチルエチ
ルケトンとアセトンの混合物で2回行うと、添加した有
機溶媒は水性溶液の容積の半分になり、ポンプを使用
し、激しく撹拌した後、混合工程完了後に生成した上層
有機相を除去する。
部に添加する。混合物を撹拌する。硫酸アンモニウムの
溶解後、液々抽出を6:4−1:1の割合のメチルエチ
ルケトンとアセトンの混合物で2回行うと、添加した有
機溶媒は水性溶液の容積の半分になり、ポンプを使用
し、激しく撹拌した後、混合工程完了後に生成した上層
有機相を除去する。
【0029】ついで、メチルエチルケトン・アセトン溶
液を減圧下、固体含量50−70%まで濃縮する。この
濃縮物を固体含量10%まで水で稀釈する。
液を減圧下、固体含量50−70%まで濃縮する。この
濃縮物を固体含量10%まで水で稀釈する。
【0030】この実質的抽出水溶液をそれぞれ水溶液の
容量の半分のn−ブタノール飽和水と3回撹拌する。集
めたブタノール相は減圧下固体含量少なくとも50%ま
で濃縮する。高濃縮抽出物から共沸蒸留によりn−ブタ
ノールを除去するために、好ましくは水を添加する。得
られた水性濃縮物は水とエタノールで稀釈し、30重量
%水性エタノール中10重量%乾燥抽出物の溶液を得
る。
容量の半分のn−ブタノール飽和水と3回撹拌する。集
めたブタノール相は減圧下固体含量少なくとも50%ま
で濃縮する。高濃縮抽出物から共沸蒸留によりn−ブタ
ノールを除去するために、好ましくは水を添加する。得
られた水性濃縮物は水とエタノールで稀釈し、30重量
%水性エタノール中10重量%乾燥抽出物の溶液を得
る。
【0031】アルキルフェノール化合物を残留含量10
ppm以下に減らすために、この溶液を少なくとも3回室
温にて、各回溶液の容量1/3のn−ヘプタンと撹拌す
る。
ppm以下に減らすために、この溶液を少なくとも3回室
温にて、各回溶液の容量1/3のn−ヘプタンと撹拌す
る。
【0032】水層を減圧下固体含量少なくとも50%以
上まで濃縮し、生成物最大温度約60−80℃にて、水
の含有量5%未満の乾燥抽出物に乾燥する。
上まで濃縮し、生成物最大温度約60−80℃にて、水
の含有量5%未満の乾燥抽出物に乾燥する。
【0033】ギンクゴ・ビロバ葉100kgから、フラボ
ン配糖体24.8重量%、ギンクゴリド3.2%、ビロ
バリド2.9%、プロアントシアニジド約5%およびア
ルキルフェノール化合物1ppm未満を含むギンクゴ・ビ
ロバ抽出物2.7kgを得る。
ン配糖体24.8重量%、ギンクゴリド3.2%、ビロ
バリド2.9%、プロアントシアニジド約5%およびア
ルキルフェノール化合物1ppm未満を含むギンクゴ・ビ
ロバ抽出物2.7kgを得る。
【0034】 実施例2 実施例1で得られた抽出水溶液を、親油性成分を主成分
とする沈澱物を遠心分離後、3回各回溶液の半分のブタ
ン−2−オール(第2ブチルアルコール)で3回撹拌す
る。
とする沈澱物を遠心分離後、3回各回溶液の半分のブタ
ン−2−オール(第2ブチルアルコール)で3回撹拌す
る。
【0035】得られたブタン−2−オール溶液を減圧下
濃縮し、固体含量少なくとも50%の濃縮物を得る。高
濃縮物から共沸蒸留によりブタノールを除去するため
に、好ましくは水を添加する。水とエタノールで、溶液
中固体約10重量%とエタノール30重量%を含むよう
に稀釈し、溶液を3回各回溶液の1/3容量のシクロヘ
キサンと撹拌する。
濃縮し、固体含量少なくとも50%の濃縮物を得る。高
濃縮物から共沸蒸留によりブタノールを除去するため
に、好ましくは水を添加する。水とエタノールで、溶液
中固体約10重量%とエタノール30重量%を含むよう
に稀釈し、溶液を3回各回溶液の1/3容量のシクロヘ
キサンと撹拌する。
【0036】水層を減圧下固体を少なくとも50%含む
ように濃縮し、水含量約5%未満の乾燥抽出物になるよ
う最高60−80℃の温度で乾燥する。
ように濃縮し、水含量約5%未満の乾燥抽出物になるよ
う最高60−80℃の温度で乾燥する。
【0037】ギンクゴ・ビロバ葉100kgから、フラボ
ン配糖体25.3%、ギンクゴリド3.4%、ビロバリ
ド3.1%、プロアントシアニジン4.2%およびアル
キルフェノール化合物1ppm以下を含むギンクゴ・ビロ
バ抽出物2.9kgを得る。
ン配糖体25.3%、ギンクゴリド3.4%、ビロバリ
ド3.1%、プロアントシアニジン4.2%およびアル
キルフェノール化合物1ppm以下を含むギンクゴ・ビロ
バ抽出物2.9kgを得る。
【0038】 実施例3 経口投与用溶液 溶液100ml中 ギンクゴ・ビロバ抽出物 4.0g エタノール 50.0g 脱塩水を加えて、 100.0mlとする。
【0039】 実施例4 被覆錠
【0040】この発明により下記の各事項が可能とな
る。 (1) 本来葉中に存在していたギンクゴリド類および
ビロパリド類の大部分を含むことを特徴とする、実質的
にアルキルフェノール化合物を含まず、フラボン配糖体
含有量が増加している、ギンクゴ・ビロバ(Ginkgo b
iloba)葉からの抽出物。 (2) −フラボン配糖体20−30重量%、特に22−26重
量%−ギンクゴリドA、B、CおよびJ(総量)2.5−
4.5重量%−ビロバリド2.0−4.0重量%−アル
キルフェノール化合物10ppm未満、特に1ppm未満、お
よび−プロアントシアニジン10重量%未満を含む1の
抽出物。 (3) 実質的にアルキルフェノール化合物を含まず、
フラボン配糖体を多量および本来葉中に存在する成分の
大部分に相当するギンクゴリド類およびビロパリド類を
含むギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液の製造方法であ
り、その方法は、水性アセトン、炭素原子1−3の水性
アルカノールまたは無水メタノールでの葉の抽出、親油
性成分を除去する段階、硫酸アンモニウムで少なくとも
1回処理およびそれに続くメチルエチルケトンまたはメ
チルエチルケトンおよびアセトンの混合物での抽出から
なり、上記方法は、大部分の有機溶媒を水性有機溶媒を
含む葉からの抽出物から分離し、残る水性溶液は5−2
5重量%、好ましくは約15−20重量%固体含有率ま
で希釈し、放冷し、水にあまり溶解しない親油性成分か
ら沈殿形成するまで置き、その後この沈殿物を分離する
こと、および、濾液の抽出により直接製造されたブタノ
ールまたはペンタノール抽出液またはブタノールまたは
ペンタノールおよび水の間でのメチルエチルケトン−ア
セトン−抽出液の分配の後で得られた水性アルコール溶
液を、さらにアルキルフェノール化合物を分離するため
におよそ60−100℃の沸点をもつ脂肪族またはシク
ロ脂肪族溶媒で抽出することを特徴する製造法。 (4) −フラボン配糖体20−30重量%、特に22−26重
量%−ギンクゴリドA、B、CおよびJ(総量)2.5−
4.5重量%−ビロバリド2.0−4.0重量%−アル
キルフェノール化合物10ppm未満、特に1ppm未満、お
よび−プロアントシアニジン10重量%未満を含み、 (a)ギンクゴ・ビロバの生または乾燥緑葉を水性アセ
トン、炭素原子1−3の水性アルカノールまたは無水メ
タノールでおよそ40−100℃の温度で抽出し、 (b)有機溶媒の大部分を抽出液から分離して最大量1
0重量%、好ましくは5重量%にし、その際水を蒸留の
最終段階で加えることができ、 (c)残りの濃縮水性溶液を水で希釈して5−25重量
%、好ましくは15−20重量%固体含有率とし、沈殿
物が形成されるまで撹拌しながら25℃未満、好ましく
は約10−12℃の温度に放冷し、水にあまり溶けない
親油性成分から成るこの沈殿物を除去し、 (d)硫酸アンモニウムを残った水性溶液を加え、30
重量%含量とし、形成した溶液をメチルエチルケトンま
たはメチルエチルケトンとアセトンを9:1−4:6、
好ましくは6:4の割合で含む混合物で抽出し、 (e)得られた抽出液を50−70%固体含有率に濃縮
し、生じる濃縮物を水で5−20%固体含有率に希釈
し、 (f)生ずる溶液を水に混合しないブタノールまたはペ
ンタノールで多段階抽出に付し、 (g)ブタノールまたはペンタノール層を50−70%
固体含有率に濃縮し、 (h)濃縮物を十分な水およびエタノールで希釈し、2
0−60重量%水性エタノール中に5−20重量%の乾
燥抽出物を含む溶液を得、 (i)水性アルコール溶液をさらにアルキルフェノール
化合物を除去するために沸点が約60−100℃の脂肪
族もしくはシクロ脂肪族溶媒で抽出し、 (j)水相を減圧下濃縮し、60−80℃の最大温度で
乾燥して含水量5%未満の乾燥抽出物にする ことを特徴とするギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液の製
造方法。 (5) 方法段階(d)および(e)を除き、(c)で
得られた水性溶液を段階(f)から(j)によりさらに
続けるが、段階(f)では塩化ナトリウムまたは硫酸ア
ンモニウム10−30重量%、好ましくは硫酸アンモニ
ウム20%を水性溶液に加え得る4の方法。 (6) n−ブタノールを段階(f)で使用する3−5
の何れか1項の方法。 (7) 1まは2のギンクゴ・ビロバ抽出物または3−
6の何れか1項により得られる抽出物含有を特徴とする
医薬。
る。 (1) 本来葉中に存在していたギンクゴリド類および
ビロパリド類の大部分を含むことを特徴とする、実質的
にアルキルフェノール化合物を含まず、フラボン配糖体
含有量が増加している、ギンクゴ・ビロバ(Ginkgo b
iloba)葉からの抽出物。 (2) −フラボン配糖体20−30重量%、特に22−26重
量%−ギンクゴリドA、B、CおよびJ(総量)2.5−
4.5重量%−ビロバリド2.0−4.0重量%−アル
キルフェノール化合物10ppm未満、特に1ppm未満、お
よび−プロアントシアニジン10重量%未満を含む1の
抽出物。 (3) 実質的にアルキルフェノール化合物を含まず、
フラボン配糖体を多量および本来葉中に存在する成分の
大部分に相当するギンクゴリド類およびビロパリド類を
含むギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液の製造方法であ
り、その方法は、水性アセトン、炭素原子1−3の水性
アルカノールまたは無水メタノールでの葉の抽出、親油
性成分を除去する段階、硫酸アンモニウムで少なくとも
1回処理およびそれに続くメチルエチルケトンまたはメ
チルエチルケトンおよびアセトンの混合物での抽出から
なり、上記方法は、大部分の有機溶媒を水性有機溶媒を
含む葉からの抽出物から分離し、残る水性溶液は5−2
5重量%、好ましくは約15−20重量%固体含有率ま
で希釈し、放冷し、水にあまり溶解しない親油性成分か
ら沈殿形成するまで置き、その後この沈殿物を分離する
こと、および、濾液の抽出により直接製造されたブタノ
ールまたはペンタノール抽出液またはブタノールまたは
ペンタノールおよび水の間でのメチルエチルケトン−ア
セトン−抽出液の分配の後で得られた水性アルコール溶
液を、さらにアルキルフェノール化合物を分離するため
におよそ60−100℃の沸点をもつ脂肪族またはシク
ロ脂肪族溶媒で抽出することを特徴する製造法。 (4) −フラボン配糖体20−30重量%、特に22−26重
量%−ギンクゴリドA、B、CおよびJ(総量)2.5−
4.5重量%−ビロバリド2.0−4.0重量%−アル
キルフェノール化合物10ppm未満、特に1ppm未満、お
よび−プロアントシアニジン10重量%未満を含み、 (a)ギンクゴ・ビロバの生または乾燥緑葉を水性アセ
トン、炭素原子1−3の水性アルカノールまたは無水メ
タノールでおよそ40−100℃の温度で抽出し、 (b)有機溶媒の大部分を抽出液から分離して最大量1
0重量%、好ましくは5重量%にし、その際水を蒸留の
最終段階で加えることができ、 (c)残りの濃縮水性溶液を水で希釈して5−25重量
%、好ましくは15−20重量%固体含有率とし、沈殿
物が形成されるまで撹拌しながら25℃未満、好ましく
は約10−12℃の温度に放冷し、水にあまり溶けない
親油性成分から成るこの沈殿物を除去し、 (d)硫酸アンモニウムを残った水性溶液を加え、30
重量%含量とし、形成した溶液をメチルエチルケトンま
たはメチルエチルケトンとアセトンを9:1−4:6、
好ましくは6:4の割合で含む混合物で抽出し、 (e)得られた抽出液を50−70%固体含有率に濃縮
し、生じる濃縮物を水で5−20%固体含有率に希釈
し、 (f)生ずる溶液を水に混合しないブタノールまたはペ
ンタノールで多段階抽出に付し、 (g)ブタノールまたはペンタノール層を50−70%
固体含有率に濃縮し、 (h)濃縮物を十分な水およびエタノールで希釈し、2
0−60重量%水性エタノール中に5−20重量%の乾
燥抽出物を含む溶液を得、 (i)水性アルコール溶液をさらにアルキルフェノール
化合物を除去するために沸点が約60−100℃の脂肪
族もしくはシクロ脂肪族溶媒で抽出し、 (j)水相を減圧下濃縮し、60−80℃の最大温度で
乾燥して含水量5%未満の乾燥抽出物にする ことを特徴とするギンクゴ・ビロバ葉からの抽出液の製
造方法。 (5) 方法段階(d)および(e)を除き、(c)で
得られた水性溶液を段階(f)から(j)によりさらに
続けるが、段階(f)では塩化ナトリウムまたは硫酸ア
ンモニウム10−30重量%、好ましくは硫酸アンモニ
ウム20%を水性溶液に加え得る4の方法。 (6) n−ブタノールを段階(f)で使用する3−5
の何れか1項の方法。 (7) 1まは2のギンクゴ・ビロバ抽出物または3−
6の何れか1項により得られる抽出物含有を特徴とする
医薬。
Claims (2)
- 【請求項1】−フラボン配糖体20−30重量%、特に
22−26重量% −ギンクゴリドA、B、CおよびJ(総量)2.5−4.
5重量% −ビロバリド2.0−4.0重量% −アルキルフェノール化合物10ppm未満、特に1ppm未
満、および −プロアントシアニジン10重量%未満 を含み、 (a)ギンクゴ・ビロバの生または乾燥緑葉を水性アセ
トン、炭素原子1−3の水性アルカノールまたは無水メ
タノールでおよそ40−100℃の温度で抽出し、 (b)有機溶媒の大部分を抽出液から分離して最大量1
0重量%にし、その際水を蒸留の最終段階で加えること
ができ、 (c)残りの濃縮水性溶液を水で希釈して5−25重量
%固体含有率とし、撹拌しながら25℃未満の温度で放
冷し、沈殿物が形成されるまで放置し、水にあまり溶け
ない親油性生物から成るこの沈殿物を除去し、 (d)硫酸アンモニウムを残った水性溶液を加え、生成
した溶液をメチルエチルケトンまたはメチルエチルケト
ンとアセトンの混合物で抽出し、 (e)得られた抽出液を50−70%固体含有率に濃縮
し、生じる濃縮物を水で5−20%固体含有率に希釈
し、 (f)生ずる溶液を水に混合しないブタノールまたはペ
ンタノールで多段階抽出に付し、 (g)ブタノールまたはペンタノール層を50−70%
固体含有率に濃縮し、 (h)濃縮物を十分な水およびエタノールで希釈し、2
0−60重量%水性エタノール中に5−20重量%の乾
燥抽出物を含む溶液を得、 (i)水性アルコール溶液をさらにアルキルフェノール
化合物を除去するために沸点が約60−100℃の脂肪
族もしくはシクロ脂肪族溶媒で抽出し、 (j)水相を減圧下濃縮し、60−80℃の最大温度で
乾燥して含水量5%未満の乾燥抽出物にする ことを特徴とするギンクゴ・ビロバ(Ginkgo bilob
a)葉からの抽出液の製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法により得られ得る抽出
物を含む、末梢又は脳動脈血流症害の処置に使用する
剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3940092A DE3940092A1 (de) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | Extrakt aus blaettern von ginkgo biloba, verfahren zu seiner herstellung und den extrakt enthaltende arzneimittel |
DE3940092.1 | 1989-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279332A JPH03279332A (ja) | 1991-12-10 |
JPH0725687B2 true JPH0725687B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=6394790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400221A Expired - Lifetime JPH0725687B2 (ja) | 1989-12-04 | 1990-12-03 | ギンクゴ・ビロバ葉抽出液、製法および製剤 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5322688A (ja) |
EP (1) | EP0431536B1 (ja) |
JP (1) | JPH0725687B2 (ja) |
KR (1) | KR0185575B1 (ja) |
AT (1) | ATE125156T1 (ja) |
BR (1) | BR1100103A (ja) |
CA (1) | CA2031386A1 (ja) |
DE (3) | DE3940092A1 (ja) |
DK (1) | DK0431536T3 (ja) |
ES (1) | ES2024399T3 (ja) |
GR (2) | GR910300123T1 (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR930002507A (ko) * | 1991-07-18 | 1993-02-23 | 김영중 | 식물세포 배양법에 의한 징콜라이드류의 제조방법 |
ES2036951B1 (es) * | 1991-11-29 | 1994-01-16 | Euromed S A | Procedimiento de obtencion de un extracto esencialmente compuesto de ginkgoflavonoides a partir de las hojas de ginkgo biloba. |
DE9320586U1 (de) * | 1993-10-11 | 1994-10-13 | Hgb Pharma Service Gmbh | Topische Formulierung eines solubilisierten Ginkgo-biloba-Extraktes |
CH686556A5 (de) | 1994-07-14 | 1996-04-30 | Flachsmann Ag Emil | Verfahren zur Herstellung von pestizidarmen Wirkstoffkonzentraten aus Pflanzen. |
FI955691A (fi) * | 1994-11-28 | 1996-05-29 | Suntory Ltd | Lipoproteiini(a):ta alentava aine, kolesterolia alentava aine ja näitä aineita sisältävät lääkkeet |
FR2731162B1 (fr) * | 1995-03-01 | 1997-04-11 | Oreal | Procede d'extraction d'au moins un actif a partir de cellules vegetales indifferenciees |
DE19509856C2 (de) * | 1995-03-17 | 1997-09-11 | Schwabe Willmar Gmbh & Co | Verwendung einer Brausezusammensetzung mit Ginkgo-Biloba Trockenextrakt zur Behandlung peripherer und cerebraler Durchblutungsstörungen |
GB9508533D0 (en) | 1995-04-27 | 1995-06-14 | Sod Conseils Rech Applic | Flavonoid extract of ginkgo biloba as flavouring and/or texturing agent |
EP0828501B1 (en) * | 1995-06-01 | 2004-09-29 | Montana Limited | Extract from the leaves of ginkgo biloba |
FR2738828B1 (fr) * | 1995-09-20 | 1997-10-17 | Commissariat Energie Atomique | Utilisation de cyclodextrines naturelles et de leurs derives pour la solubilisation d'agents anti-agregants plaquettaires de la famille des ginkgolides |
EP0897302B1 (de) | 1996-03-21 | 1999-06-23 | Dr. Willmar Schwabe GmbH & Co. | Harpagosid-angereicherter extrakt aus harpagophytum procumbens und verfahren zu seiner herstellung |
FR2755015B1 (fr) * | 1996-10-25 | 1998-12-24 | Sod Conseils Rech Applic | Utilisation d'un extrait flavonoidique de ginkgo biloba substantiellement depourvu de terpenes, dans le domaine buccodentaire, et composition contenant un tel extrait |
US6171635B1 (en) | 1997-05-06 | 2001-01-09 | Iris G Zhao | Coffee substitute |
WO1999026643A1 (en) | 1997-11-25 | 1999-06-03 | Pharmanex, Inc. | Methods of preparation of bioginkgo |
FR2771639B1 (fr) * | 1997-12-03 | 2000-05-05 | Sod Conseils Rech Applic | Utilisation d'extraits de ginkgo biloba pour preparer un medicament destine a faciliter le sevrage d'individus dependants de la consommation d'une substance engendrant une dependance et/ou une addiction |
DE19756848C2 (de) | 1997-12-19 | 2003-01-16 | Schwabe Willmar Gmbh & Co | Extrakte aus Blättern von Ginkgo biloba mit vermindertem Gehalt an 4'-O-Methylpyridoxin und Biflavonen |
KR100258018B1 (ko) * | 1997-12-23 | 2000-07-01 | 유승필 | 티클로피딘과 은행잎 추출물을 함유한 약제조성물 |
US6030621A (en) | 1998-03-19 | 2000-02-29 | De Long; Xie | Ginkgo biloba composition, method to prepare the same and uses thereof |
DE19829516B4 (de) * | 1998-07-02 | 2004-08-26 | Dr. Willmar Schwabe Gmbh & Co. Kg | Wasserlöslicher nativer Trockenextrakt aus Gingko biloba mit hohem Gehalt an Terpenoiden und Flavonglykosiden |
IL147333A0 (en) * | 1999-07-21 | 2002-08-14 | Ancile Pharmaceuticals | Process for the extraction of valerian root |
US6117431A (en) * | 1999-12-03 | 2000-09-12 | Pharmline Inc. | Method for obtaining an extract from ginkgo biloba leaves |
US7238514B2 (en) * | 2001-01-05 | 2007-07-03 | William Marsh Rice University | Diterpene-producing unicellular organism |
US6946283B2 (en) * | 2001-01-05 | 2005-09-20 | William Marsh Rice University | Ginkgo biloba levopimaradiene synthase |
FR2823116B1 (fr) * | 2001-04-10 | 2004-11-19 | Sod Conseils Rech Applic | Procede de preparation d'une extrait de feuilles de ginkgo biloba hautement enrichi en principes actifs |
DE10213571A1 (de) * | 2002-03-26 | 2003-10-23 | Lichtwer Pharma Ag | Pflanzenextrakte und deren Anwendung |
ES2287403T3 (es) * | 2003-12-04 | 2007-12-16 | Cognis Ip Management Gmbh | Metodo para la produccion de extractos de ginkgo biloba. |
JP4598593B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2010-12-15 | 晶岩 韓 | 虚血再灌流による微小循環障害の予防・治療用薬剤 |
WO2006004386A1 (es) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Rojas Castaneda Patricia | Uso de un extracto del ginkgo biloba para preparar una medicina para tratar la enfermedad de parkinson |
US20060134235A1 (en) * | 2004-12-22 | 2006-06-22 | Toyo Shinyaku Co., Ltd. | External preparation for improving blood flow |
ES2309962T3 (es) * | 2005-05-03 | 2008-12-16 | DR. WILLMAR SCHWABE GMBH & CO. KG | Metodo mejorado para preparar extractos de ginkgo que tienen un contenido reducido de hidrocarburos aromaticos policiclicos. |
FR2888509B1 (fr) * | 2005-07-12 | 2007-09-14 | Cognis Ip Man Gmbh | Extraits de ginkgo biloba |
CN100469774C (zh) * | 2006-04-13 | 2009-03-18 | 厦门国宇知识产权研究有限公司 | 一种银杏叶提取物及该提取物高纯度有效成分的分离生产方法 |
WO2011012141A1 (en) * | 2009-07-28 | 2011-02-03 | Velleja Research S.R.L. | Ginkgo biloba extract with a standardised ginkgo flavone glycosides content deprived of the paf-antagonist terpenic fraction, and compositions containing it, for the prevention and treatment of circulatory, cognitive, geriatric and sensory disorders |
DE202011108417U1 (de) | 2011-11-29 | 2012-03-01 | Ruth-Maria Korth | Örtliche und dietätische Kompositionen ohne Etherlipide, Etherphospholipide, Alkylradikale, die geeignet sind für sensible Personen |
CN103091412B (zh) * | 2012-04-23 | 2015-02-25 | 成都百裕科技制药有限公司 | 一种银杏内酯有效部位检测方法 |
DE102014202318B4 (de) * | 2014-02-10 | 2016-10-06 | Dr. Willmar Schwabe Gmbh & Co. Kg | Verbessertes Verfahren zur Herstellung von Ginkgoextrakten |
CN115154492A (zh) * | 2022-08-24 | 2022-10-11 | 江苏贝斯康药业有限公司 | 一种银杏叶提取物的制备方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1767098C2 (de) * | 1968-03-29 | 1973-01-04 | Dr. Willmar Schwabe Gmbh, 7500 Karlsruhe-Durlach | Verfahren zur Gewinnung eines vasoaktiven Arzneimittels aus den Blättern von Ginkgo biloba |
DE2117429C3 (de) * | 1971-04-08 | 1982-04-01 | Fa. Dr. Willmar Schwabe, 7500 Karlsruhe | Verfahren zur Herstellung eines Injektions- bzw. Infusionspräparates mit einem Gehalt an einem Wirkstoffgemisch aus den Blättern von Ginkgo biloba |
DE3338995A1 (de) * | 1983-10-27 | 1985-05-09 | Dr. Willmar Schwabe GmbH & Co, 7500 Karlsruhe | Bilobalid enthaltende arzneimittel |
JPS5791932A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-08 | Kuraray Co Ltd | Polyprenyl compound |
FR2518406A1 (fr) * | 1981-12-22 | 1983-06-24 | Prodipharm | Nouveau procede d'obtention de substances vaso-actives extraites de feuilles de ginkgo |
US4708949A (en) * | 1985-09-24 | 1987-11-24 | Yaguang Liu | Therapeutic composition from plant extracts |
US4753929A (en) * | 1986-03-12 | 1988-06-28 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Flavone glycoside |
CH678150A5 (ja) * | 1987-12-18 | 1991-08-15 | Nuova Linnea S A | |
FR2627387B1 (fr) * | 1988-02-24 | 1992-06-05 | Fabre Sa Pierre | Procede d'obtention d'un extrait de feuilles de ginkgo biloba |
GB8822004D0 (en) * | 1988-09-20 | 1988-10-19 | Indena Spa | New extracts of ginkgo biloba & their methods of preparation |
DE3940094A1 (de) * | 1989-12-04 | 1991-06-06 | Montana Ltd | Wirkstoffkonzentrate und neue wirkstoff-kombinationen aus blaettern von ginkgo biloba, ein verfahren zu ihrer herstellung und die wirkstoff-konzentrate bzw. die wirkstoff-kombinationen enthaltenden arzneimittel |
-
1989
- 1989-12-04 DE DE3940092A patent/DE3940092A1/de active Granted
-
1990
- 1990-12-03 ES ES90123142T patent/ES2024399T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-03 JP JP2400221A patent/JPH0725687B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-03 DE DE69021019T patent/DE69021019T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-03 CA CA002031386A patent/CA2031386A1/en not_active Abandoned
- 1990-12-03 DK DK90123142.3T patent/DK0431536T3/da active
- 1990-12-03 AT AT90123142T patent/ATE125156T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-12-03 DE DE199090123142T patent/DE431536T1/de active Pending
- 1990-12-03 EP EP90123142A patent/EP0431536B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-04 KR KR1019900019826A patent/KR0185575B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-03-20 GR GR91300123T patent/GR910300123T1/el unknown
- 1992-06-15 US US07/899,016 patent/US5322688A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-21 GR GR950402599T patent/GR3017482T3/el unknown
-
1996
- 1996-12-19 BR BR1100103-8A patent/BR1100103A/pt active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5322688A (en) | 1994-06-21 |
ES2024399T3 (es) | 1995-09-16 |
DE3940092C2 (ja) | 1991-09-19 |
ATE125156T1 (de) | 1995-08-15 |
GR3017482T3 (en) | 1995-12-31 |
DE69021019D1 (de) | 1995-08-24 |
EP0431536A1 (en) | 1991-06-12 |
BR1100103A (pt) | 2002-04-02 |
DE3940092A1 (de) | 1991-06-06 |
DK0431536T3 (da) | 1995-09-04 |
DE431536T1 (de) | 1991-12-19 |
ES2024399A4 (es) | 1992-03-01 |
EP0431536B1 (en) | 1995-07-19 |
CA2031386A1 (en) | 1991-06-05 |
JPH03279332A (ja) | 1991-12-10 |
DE69021019T2 (de) | 1995-12-21 |
KR0185575B1 (ko) | 1999-05-01 |
KR910011276A (ko) | 1991-08-07 |
GR910300123T1 (en) | 1992-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0725687B2 (ja) | ギンクゴ・ビロバ葉抽出液、製法および製剤 | |
JP2503107B2 (ja) | ギンクゴ・ビロバ葉の有効成分濃縮物および新規有効成分組み合わせ、製造方法並びに医薬 | |
US5399348A (en) | Extract from Ginkgo biloba leaves, its method of preparation and pharmaceuticals containing the extract | |
AU741628B2 (en) | Composition from ginkgo biloba leaves, preparation and uses | |
US10028986B2 (en) | Method for producing ginkgo extracts | |
JPH01258626A (ja) | イチョウの葉抽出物の取得方法 | |
JP2003514761A (ja) | イチョウ抽出物の調製法 | |
JP4530533B2 (ja) | 4’−o−メチルピリドキシン含量およびビフラボン含量低減イチョウ葉抽出物 | |
DE1767098B1 (de) | Verfahren zur Gewinnung eines vasoaktiven Arzneimittels aus den Blaettern von Ginkgo biloba | |
DE3940095A1 (de) | Extrakt aus blaettern von ginkgo biloba, verfahren zu seiner herstellung und den extrakt enthaltende arzneimittel |