JPH0725670B2 - 抗歯周病剤 - Google Patents

抗歯周病剤

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JPH0725670B2
JPH0725670B2 JP2188014A JP18801490A JPH0725670B2 JP H0725670 B2 JPH0725670 B2 JP H0725670B2 JP 2188014 A JP2188014 A JP 2188014A JP 18801490 A JP18801490 A JP 18801490A JP H0725670 B2 JPH0725670 B2 JP H0725670B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、歯周病の予防および治療に有効な抗菌周病剤
に関し、更に詳しくは、歯周病病原菌として知られるバ
クテロイデス・ジンジバリス(Bacteroides gingivali
s)の生育を特異的に阻害し、更にこの菌の産生するコ
ラゲナーゼを阻害する作用を有し、天然植物に含まれる
特定の成分を有効成分として含有する抗菌周病剤に関す
る。
[従来の技術] バクテロイデス・ジンジバリスは、歯周病患者の歯周ポ
ケット底部から高頻度に分離されることが報告されてお
り、歯周病で最も多い成人性歯周炎の病原菌として有力
視されている。したがって、歯周炎の症状改善のために
は、病巣においてこの歯の生育を阻害することが重要で
あり、このためには、この菌に対して有効な抗菌性物質
の応用が効果的であると考えられる。
従来はこの目的のために、テトラサイクリン、ミノサイ
クリン等の抗生物質が用いられていたが、これらは作用
が強力である反面、耐性菌の出現や副作用等からその使
用は制限されている。
本発明者らは、副作用等の心配のない古くから用いられ
ている天然物を試料として、歯周病の病原菌として有力
視されているバクテロイデス・ジンジバリスの生育阻害
試験において有効性を示す物質の検索を行った結果、特
定の植物から抽出され得る特定の有効成分が顕著な特異
的効果を示すことを突き止めた。更にこの有効成分は、
バクテロイデス・ジンジバリスの産生するコラゲナーゼ
阻害活性をも有しており、非常に有効な抗歯周病剤であ
ることを突き止めた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、副作用等の心配のない古くから用いられてい
る天然物に含まれ、歯周病病原菌として知られるバクテ
ロイデス・ジンジバリスの生育を特異的に阻害し、更に
この歯の産生するコラゲナーゼを阻害する作用を有し、
歯周病の予防および治療に有効な抗歯周病剤を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、歯周病病原菌バクテロイデス・ジンジ
バリス(Bacteroides gingivalis)の特異的な生育阻害
作用を有し、更にバクテロイデス・ジンジバリスの産生
するコラゲナーゼ阻害作用を有する抗菌周病剤であっ
て、没食子産、(+)−カテキン、(+)−ガロカテキ
ン、(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキ
ン、(−)−エピカテキンガレート、(−)−エピガロ
カテキンガレートおよびこれらの二量体、三量体等の茶
(Cameria sinensis)より抽出されたカテキン類を有効
成分として含有することを特徴とする抗歯周病剤が提供
される。
本発明品は、茶カテキン類を有効成分とする抗歯周病剤
である。茶カテキン類とは、没食子酸、(+)−カテキ
ン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピカテキン、
(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキンガレ
ート、(−)−エピガロカテキンガレートおよびこれら
の二量体、三量体等を意図する。この種の茶カテキン類
の構造式は、例えば以下に示す通りである。
R1H:(+)−カテキン OH:(+)−ガロカテキン R1H R2H: (−)−エピカテキン、 R1OH R2H: (−)−エピガロカテキン、 本発明に使用し得るカテキン類は、例えば茶葉より抽出
することができるが、その抽出方法については特に限定
されず、カテキン類が高濃度で抽出される方法であるこ
とが望ましい。
茶葉からの抽出は、具体的には例えば次のようにして行
うことができる。
粉砕した茶葉100gを用い、80%エタノール溶液2000mlで
2時間抽出を行い、抽出液を乾燥させる。乾燥エキス
は、固形分10〜30%となるように水で希釈し、トヨパー
ルHW−40ゲルビーズに1〜2時間吸着させる。この際、
ゲルビーズの体積1に対して100〜300gのエキス量と
すれば好適である。エキスを吸着したゲルビーズに対し
て2〜5倍量の水を用いて2〜3回洗浄を行い、更にゲ
ルビーズに対して2〜5倍量の15%エタノール水溶液に
よる洗浄を2〜3回繰り返す。ゲルビーズに吸着してい
るカテキン類を80%エタノール水溶液を用いて遊離さ
せ、得られた茶カテキンを凍結乾燥したものを本発明品
とすることができる。
本発明の茶カテキン類は、口腔内細菌の中でもバクテロ
イデス・ジンジバリスに対して特異的である。その抗菌
作用は、例えばう蝕原因菌であるストレプトコッカス・
ミュータンスに対しては弱く、歯周病病原菌のバクテロ
イデス・ジンジバリスに対しては弱い。
本発明品の原料である茶は一般的な飲物であり、その安
全性については全く問題はない。したがって、本発明品
を種々の用途に利用することが可能であり、副作用等の
心配は全くないことから、例えばチューインガム、キャ
ンディー、錠菓、含そう剤、練り歯磨等に配合して日常
的な利用を図ることが可能であり、またそのような利用
方法が効果的である。本発明品を製品に添加する場合、
0.001〜10重量%となるように添加すれば好適である。
[作用] 本発明は、副作用等の心配のない古くから用いられてい
る天然物を試料とし、バクテロイデス・ジンジバリスの
生育阻害試験を行った結果、茶カテキン類にその特異的
効果を見出し、更にこの茶カテキン類は、バクテロイデ
ス・ジンジバリスの産生するコラゲナーゼ阻害活性をも
有しており、非常に有効な抗菌周病剤であることを突き
止めて完成されたものである。茶カテキン類のこのよう
な作用は従来は知られておらず、本発明によって始めて
明らかにされたものである。
歯周病は細菌性由来の炎症性疾患であり、歯周病原性プ
ラーク細菌の増加、細菌の組織内侵入、感染に対する宿
主応答といったものがその要因となっている。歯周病で
最も多い成人性歯周炎の病原菌として最も有力視されて
いるのはバクテロイデス・ジンジバリスであり、歯周病
患者の歯周ポケット低部から高頻度に分離されることが
報告されている。この菌は、血液平板上で黒色のコロニ
ーを形成する非運動性のグラム陰性の桿菌であり、その
病原性因子については多くが知られている。この菌種を
含むバクテロイデスは、コラゲナーゼ、フォスフォリパ
ーゼA、アルカリフォスファターゼ、酸フォスファター
ゼ等のタンパク分解酵素を産生する。なかでもコラゲナ
ーゼは歯周組織のコラーゲンを分解し、組織破壊を導く
直接的な因子といわれている。
よって、歯周病を予防したり治療したりするためには、
バクテロイデス・ジンジバリスの生育を抑えること、更
にはその病原性因子を阻害することが重要であり、これ
らの機能を有する物質を口腔内において応用することが
効果的である。このような観点から、本発明者らは、抗
歯周病剤としてバクテロイデス・ジンジバリスの生育阻
害因子およびこの菌の産生するコラゲナーゼ阻害因子の
検討を行った。
従来よりバクテロイデス・ジンジバリスは、テトラサイ
クリン、ミノサイクリン等の抗生物質により生育が阻害
されることが知られており、またコラゲナーゼ阻害物質
としては、血清成分、テトラサイクリン、金属塩等が報
告されている。しかしながら、口腔内でこれらの物質を
応用することは安全性の面から適当であるとはいえな
い。
そこで、開発に当っては口腔内で応用することを考慮
し、比較的安全性が高い天然物であることが望ましく、
唾液との親和性の良い高極性の物質であることが望まし
いことを踏まえて鋭意研究を行った結果、茶カテキン類
が、バクテロイデス・ジンジバリスの特異的生育阻害作
用、更にコラゲナーゼ阻害作用を有することを突き止
め、本発明を完成するに至ったものである。
茶カテキン類に関しては、従来より抗酸化作用、コレス
テロール上昇抑制作用、血圧上昇抑制作用等の生理作用
が知られている。しかし、茶カテキン類の前記した有効
性については知られておらず、本発明によって初めて明
らかにされたものである。
茶は日常的に飲まれており、その安全性については古く
から実証済みであることから、連用による副作用等の心
配は全くないと考えられる。そこで、本発明品をチュー
インガム、キャンディー、錠菓、含そう剤、練り歯磨等
に配合することにより、歯周病予防効果を有する製品を
提供することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、副作用等の心配のない古くから用いら
れている天然物である茶に含まれ、歯周病病原菌として
知られるバクテロイデス・ジンジバリスの生育を特異的
に阻害し、更にこの菌の産生するコラゲナーゼを阻害す
る作用を有し、歯周病の予防および治療に有効な抗菌周
病剤が提供される。
[実施例] 以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
まず、本発明品の製造例を示し、次に本発明品のバクテ
ロイデス・ジンジバリスおよびストレプトコッカス・ミ
ュータンスに対する生育阻害作用を試験した試験例を示
し、次に本発明品のバクテロイデス・ジンジバリスのコ
ラゲナーゼに対する活性阻害作用を試験した試験例を示
し、更に実施例として本発明品を使用した種々の食品の
応用例を示す。
製造例 粉砕した茶葉100gを用い、80%エタノール溶液2000mlで
2時間抽出を行い、抽出液を乾燥させた。乾燥エキス
は、固形分10〜30%となるように水で希釈し、トヨパー
ルHW−40ゲルビーズに1〜2時間吸着させた。この際、
ゲルビーズの体積1に対して100〜300gのエキス量と
した。エキスを吸着したゲルビーズに対して2〜5倍量
の水を用いて2〜3回洗浄を行い、更にゲルビーズに対
して2〜5倍量の15%エタノール水溶液による洗浄を2
〜3回繰り返した。ゲルビーズに吸着しているカテキン
類を80%エタノール水溶液を用いて遊離させ、得られた
茶カテキンを凍結乾燥したものを本発明品とした。
試験例1 前記した方法により調製した本発明品(茶カテキン類)
の歯周病原性バクテロイデス・ジンジバリスおよびう蝕
原因菌ストレプトコッカス・ミュータンスに対する生育
阻害作用を以下の方法により測定した(抗菌性試験)。
使用菌株 Bacteroides gingivalis FDC 381 Bacteroides gingivalis ATCC 33277 Streptococcus mutans 6715 SMR Streptococcus mutans Ingbritt 試験用培地 トリプチケイス・ソイ・アガー培地 トリプチケイス・ソイ・アガー(Tripticase soy aga
r) 40g ヘミン(hemin) 5mg メナジオン(menedione) 0.5mg 精製水 1000ml ブレインハートインフュージョン・アガー培地 ブレインハートインフュージョン・アガ(Brain heart
infusion agar) 52g 精製水 1000ml トリプチケイス・ソイ・ブロス培地 トリプチケイス・ソイ・ブロス(Tripticase soy brot
h) 30g ヘミン(hemin) 5mg メナジオン(menedione) 0.5mg 精製水 1000ml ブレインハートインフュージョン・ブロス培地 ブレインハートインフュージョン・ブロス(Brain hear
t infusion broth) 37g 精製水 1000ml 試験方法 バクテロイデス・ジンジバリスをトリプチケイス・ソイ
・ブロス培地に、ストレプトミセス・ミュータンスをブ
レインハートインフュージョン・ブロス培地にそれぞれ
接種し、37℃で24〜48時間培養した。培養液をOD550nm
で1.0になるように調製し菌液とした。トリプチケイス
・ソイ・アガー培地(バクテロイデス・ジンジバリスに
用いる)またはブレインハートインフュージョン・アガ
ー培地(ストレプトコッカス・ミュータンスに用いる)
10mlとそれぞれの菌液1mlとをシャーレ中で混合し、試
験菌プレートを調製した。試料規定量を添加したペーパ
ーディスク(ADVANTEC,Thick 8mm)を試験菌プレート上
に静置した。37℃で24時間培養した後、ディスクの回り
の阻止円の有無を確認し、最少阻止円形形成添加量を求
めた。培養は、ストレプトコッカス・ミュータンスにつ
いては好気的に、バクテロイデス・ジンジバリスについ
ては嫌気的(CO2:H2:N2=1:1:8)に行った。
試験結果を第1表に示す。なお、表中、ストレプトコッ
カス・ミュータンスはS.mutansと略記し、バクテロイデ
ス・ジンジバリスはB.gingivalisと略記する。茶カテキ
ン類は、口腔内細菌の中でもう蝕原因菌であるストレプ
トコッカス・ミュータンスに対しては抗菌作用は弱く、
歯周病原菌のバクテロイデス・ジンジバリスに対しては
強い抗菌作用を示した。
試験例2 本発明品(茶カテキン類)のバクテロイデス・ジンジバ
リスのコラゲナーゼ阻害活性の測定を以下の方法により
行った。コラゲナーゼ活性の測定は、コラゲノキットCL
N−100(コストバイオ株式会社)を用いて行った。コラ
ゲナーゼ活性阻害試料として、本発明品およびコラゲナ
ーゼ活性阻害効果が確認されている塩酸テトラサイクリ
ンを用いて、その効果の比較を行った。なお、嫌気培養
は嫌気ボックスを用い、混合ガス(CO2:H2:N2:1:1:8)
を注入して行った。
試験用培地 血液平板培地 トリプチケイス・ソイ・アガー(Tripticas soy agar) 40g ヘミン(hemin) 5mg メナジオン(menedione) 0.5mg 馬脱繊維血液 100ml 精製水 900ml 酵素抽出用液体培地 トリプチケイス・ソイ・ブロス(Tripticas soy brot
h) 30g ヘミン(hemin) 5mg メナジオン(menedione) 0.5mg 精製水 1000ml コラゲナーゼ調製法 本試験で用いたバクテロイデス・ジンジバリスのコラゲ
ナーゼ溶液は、以下の方法により調製した。
血液平板培地により4日間嫌気的に培養を行ったバクテ
ロイデス・ジンジバリスFDC 381を酵素抽出用液体培地1
500mlに接種し、37℃で3日間嫌気的に培養した。培養
液を遠沈(12000×G、20分間)し、上清を80%硫酸ア
ンモニウム飽和し、遠沈(12000×G、20分間)して80
%硫酸アンモニウム画分を集めた。この画分を5mM塩化
カルシウムを含む0.05Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)30
0mlに溶解し、同緩衝液を用いて十分に透析を行った。
透析内液をろ過(0.22μm、MILLIPORE)したものをバ
クテロイデス・ジンジバリスコラゲナーゼ溶液とした。
コラゲナーゼ阻害試験 コラゲノキットCLN−100は、FITC標識コラーゲンを基質
としコラゲナーゼとの反応後に生じる分解物のみを35℃
で選択的に変性させてからエタノールで抽出し、この抽
出された分解物の螢光光度を測定することによりコラゲ
ナーゼ活性を定量するものである。
実験系としては、バクテロイデス・ジンジバリスコラゲ
ナーゼ溶液200μ、基質コラーゲン溶液200μ、試料
溶液100μの、計500μとし、35℃で2時間の反応に
より、それぞれのコラゲナーゼ活性を測定した(ただ
し、1U=1μgのコラーゲン分解/分とした)。
試料のコラゲナーゼ阻害活性は、コントロールのコラゲ
ナーゼ活性を100とし、試料添加時におけるコラゲナー
ゼ活性の減少度合を%で表示した。試験結果を第2表に
示す。なお、表中、バクテロイデス・ジンジバリスをB.
gingivalisと略記する。
本発明品は、コラゲナーゼ阻害剤として知られている塩
酸テトラサイクリンよりも強いバクテロイデス・ジンジ
バリスコラゲナーゼ阻害効果を有していた。
応用例 前記したようにして調製した本発明品の抗歯周病剤(茶
カテキン類)を用いて、次の処方によりチューインガ
ム、キャンディー、錠菓、含そう剤並びに練り歯磨を製
造した。
実施例1 チューインガムの処方 ガムベース 20.0% 砂糖 55.0 グルコース 15.0 水飴 9.3 香料 0.5 茶カテキン類 0.2 100.0% 実施例2 キャンディーの処方 砂糖 50.0% 水飴 34.0 クエン酸 1.0 茶カテキン類 0.2 水 14.8 100.0% 実施例3 錠菓の処方 砂糖 76.4% グルコース 19.0 ショ糖脂肪酸エステル 0.2 茶カテキン類 0.2 水 4.2 100.0% 実施例4 含そう剤の処方 エタノール 30.0% 香料 1.0 銅クロロフィリンナトリウム 0.1 サッカリン 0.05 塩酸クロルヘキシジン 0.01 茶カテキン類 0.2 水 68.64 100.0% 実施例5 練り歯磨の処方 炭酸カルシウム 50.0% グリセリン 20.0 カラゲーナン 0.5 カルボキシメチルセルロース 1.0 ラウリルエタノールアマイド 1.0 ショ糖モノラウレート 2.0 銅クロロフィリンナトリウム 0.1 塩酸クロルヘキシジン 0.01 サッカリン 0.1 茶カテキン類 0.2 水 25.09 100.0%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 C 8217−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯周病病原菌バクテロイデス・ジンジバリ
    ス(Bacteroides gingivalis)の特異的な生育阻害作用
    を有し、更にバクテロイデス・ジンジバリスの産生する
    コラゲナーゼ阻害作用を有する抗菌周病剤であって、没
    食子酸、(+)−カテキン、(+)−ガロカテキン、
    (−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、
    (−)−エピカテキンガレート、(−)−エピガロカテ
    キンガレートおよびこれらの二量体、三量体等の茶(Ca
    meria sinensis)より抽出されたカテキン類を有効成分
    として含有することを特徴とする抗歯周病剤。
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