JPH0725495B2 - エレベ−タの群管理制御方法 - Google Patents

エレベ−タの群管理制御方法

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JPH0725495B2
JPH0725495B2 JP59062721A JP6272184A JPH0725495B2 JP H0725495 B2 JPH0725495 B2 JP H0725495B2 JP 59062721 A JP59062721 A JP 59062721A JP 6272184 A JP6272184 A JP 6272184A JP H0725495 B2 JPH0725495 B2 JP H0725495B2
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car
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management control
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康博 鈴木
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はエレベータの群管理制御方法に係り、特に、出
勤時の出発間隔制御における、出発間隔の自動設定に関
するものである。
[発明の技術的背景] 近年、複数基のエレベータを並設した場合に、エレベー
タの運転効率向上およびエレベータ利用者へのサービス
向上を図るために、各階床のホール呼び(ホールからの
呼び)に対する応答機をマイクロコンピュータ等の小形
コンピュータを用いて合理的に且つすみやかに割当てる
ようにする群管理制御が行なわれている。すなわち、こ
の群管理制御では、ホール呼びが発生すると、そのホー
ル呼びに対処するのに最適なエレベータを設定し、早期
にそのホール呼びに応答させるエレベータを割当てると
ともに、他のエレベータはそのホール呼びに応答させな
いようにしている。
このような方式の群管理制御においては、従来はビル
(建物)によりテナント数に相違があるにもかかわらず
予め設定した一定時間(例えば15秒)待たせるようにし
ていたため、例えば、一社ビル(1社のみが居住するビ
ル)といわゆる雑居ビルなどのように需要が極端に異な
る場合でも、上述のように基準階で一律に待たせるなど
の制御を行なっており、群管理制御の柔軟性に欠けると
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、設置ビルにおける交通需要に応じて出
発間隔時間の自動設定を行ない、常に最適な出発時間間
隔として、制御の柔軟性およびサービスの向上を可能と
するエレベータの群管理制御方法を提供することにあ
る。
[発明の概要] 本発明は、毎日の出勤時間帯の基準階からの輸送量を計
測し、同時に一定時間間隔(例えば5分単位)で、基準
階から満員かごが出発しない時間帯における基準階から
の輸送量を毎日算出し、得られるデータと過去のデータ
とをもとに指数平滑法などの統計処理を実施して、平均
の輸送量を求め、その値が予め定められた一定値以上な
らば、第1の出発間隔時間を設定し、上記一定値以下で
あれば第2の出発間隔時間を設定して、設置ビルの出勤
時の実需要に応じた出発間隔制御を実施するものであ
る。
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例の適用されるシステムの構成
を示すものである。
第1図において、1はホール呼び登録回路で、ホール呼
び登録時、対応する階床と方向のレジスタがセットさ
れ、かごがそのホール呼びに対応する階床に到着したと
きにリセットされるものである。2A〜2Hは8基のエレベ
ータA号機〜H号機の1基毎に設けられたエレベータ運
行制御装置(第1図ではA号機〜C号機の3基のみが示
されている)であり、かご状態バッファ3A〜3H、かご呼
び登録回路4A〜4H、準かご呼び登録回路5A〜5H、信号合
成回路6A〜6Hがそれぞれに設けられている。かご状態バ
ッファ3A〜3Hは、かごの状態を後述するワイパーセレク
ト回路7に入力するためのバッファである。かご呼び登
録回路4A〜4Hは、かご呼び登録時にセットされ、かごが
その呼び登録階床に到着するとリセットされるものであ
る。準かご呼び登録回路5A〜5Hは、そのかごに割当てら
れたホール呼びを記憶し、かごがそのホール呼びに対応
する階床に到着したときにリセットされるものである、
信号合成回路6A〜6Hは、かご呼び登録回路4A〜4Hの出力
と準かご呼び登録回路5A〜5Hの出力との論理和を出力す
るものである。
7はワイパーセレクト回路、8はデコード回路で、後述
する出力レジスタ12の出力信号をデコードし、対応する
号機の対応する階床方向の準かご呼び登録回路5A〜5Hを
セットするものである。9は例えば12ビットのマイクロ
コンピュータを用いた小形コンピュータで、出力レジス
タ10、入力レジスタ11、出力レジスタ12および入力レジ
スタ13を有している。出力レジスタ10は、次に出力が出
されるまで同出力を保持する機能を有している。14は時
計装置(市販のもの)であり、予め設定した時刻になる
と内蔵されたリレー接点がオンとなり、出力を発する。
なお、エレベータ各号機にそれぞれ1つずつ設けられた
同一機能をもつレジスタおよびインタフェース装置は複
数本例えば12本の並列の信号線で結合されている。また
すべてのレジスタは、すくなくとも小形コンピュータ9
の1語に相当するビット数を有している。
次に、このようなシステムに適用した本発明の一実施例
を第5図〜第9図のフローチャートを参照して説明す
る。
すなわち、第5図において、プログラムスタート後、小
形計算機内のRAMエリアを0クリアし、リピートスター
トポイント(RSP)に進む。次に、かごインデックスJ
を0にしA号機から、かご状態テーブルCCT(第2図の
フォーマット参照)および荷重WEIGHT(J)(第3図の
フォーマット参照)を読み込み全号機完了するまで、同
じ処理を繰返した後、結合子Aへ進む。
次に、第6図において、その時点での需要が出勤時需要
になっているか否かを調べ、出勤時需要でなければ結合
子Dへ進む。出勤時需要であれば、更に今回初めて出勤
時需要に切替わったか否かを調べ、出勤時需要への切替
わりであれば、基準階からの輸送人数に対応する輸送荷
重(当日分)および基準階からの満員出発かごの有無
(この場合5分単位)MANINを0クリアした後、次の処
理に移る。
ここで、かごインデックスJを0にしA号機から順次各
号機について次の処理を行なう。
すなわち、かごJが基準階を出発したか否かを調べ否で
あれば結合子Bへ進んで次号機の処理に移る。基準階を
出発した場合は更に、満員で出発したか否かを調べ、満
員出発時は、MANIN=1にして、結合子Bへ進む。
また、かごが満員でなければ、一定時間内(ここでは5
分毎)の満員出発かごの有無、すなわちMANINが1か否
かを調べ、1であればその時点を含む5分間に基準階を
満員で出発したかごがあるので、該当する5分間はSKAJ
Uに荷重を加算せずに、結合子Bへ進む(即ち、満員出
発かごが出た時は、出発間隔制御せず、即出発であるの
で、出発間隔を決めるための輸送荷重から除外する)。
以上の処理を全号機完了するまで実施した後、結合子C
へ進む。
次に、第7図において、出勤時、先発かごに対し、従来
から実施されているのと同様な出発間隔制御ルーチンを
実施する。
ここで、出発間隔制御ルーチンは、先発かごに停止すべ
き呼び(ホール呼びまたはかご呼び)が発生してから一
定時間(通常は15〜20秒で固定値がセットされる)、戸
開のまま待機させ、該一定時間の後、基準階から出発さ
せる一方、先発かごが満員になれば即出発させるルーチ
ンである。これは、従来からよく行なわれている処理な
ので特に詳細な説明は省略する。
次に、結合子Dのホール呼び割付け処理ルーチンも、新
たに発生したホール呼びに対して所定の評価式を使用
し、予め定められたサービスかご決定ロジックに従って
サービスエレベータを決定するルーチンであって、従来
から多くの方式が提案されており、且つまた、本発明の
要旨に直接にかかわる部分でもないので、その詳細な説
明は省略する。
さらに、結合子Eを経て、外部時計装置14がオンとなっ
たか否かを調べ、オンとなった場合(1日の境界、例え
ば午前0時でオンとなるように予めプリセットしてお
く)は、当日の出勤時の輸送荷重SKAJUおよび過去の基
準階からの輸送荷重を指数平滑して算出する平滑ルーチ
ン、ならびに、同データに基づいて翌日の出発間隔時間
を自動的に決定する出発間隔時間の決定ルーチンを起動
する。
これら、平滑ルーチンおよび出発間隔決定ルーチンをよ
り詳細に示したのが第9図のフローチャートである。
すなわち、第9図において、当日の輸送荷重SKAJUおよ
び前日までの指数平滑荷重TOTAL$KAJUを用いて次式の
如く指数平滑処理を行なう。
TOTAL$KAJU=TOTAL$KAJU*α+(1−α)SKAJU…
(1) ここでαは0〜1の値ならなんでもよく、通常の統計処
理では0.9程度をとる。
次に、5分間の基準階からの輸送人数の平均値KAJU$M5
を次式の如く計算する。
KAJU$M5=TOTAL$KAJU/KUKAN$T… (2) ここで、KUKAN$Tは、出勤時需要の動作している時間
帯のうち、基準階からの満員出発かごが1基以上ある単
位時間帯(5分単位)を差し引いた時間帯における5分
単位の時間帯の数である。
次に上記(2)式で求めた5分間輸送人数(平均値)が
予め定めたリミット値LIMIT1(通常は150〜180人が適
当)を越えているか否かを調べ、越えていれば出発間隔
を例えば20秒にセットし、越えていなければ、出発間隔
を15秒にセットする。(ここで挙げた数値は特に限定さ
れるものではなく、予め定めたリミット値LIMIT1を境界
として、この場合2段階の出発間隔時間をセットするよ
うにしてあれば、リミット値は上記以外の値でもよい。
但し、LIMIT1以上の時の出発間隔時間はLIMIT1以下のと
きの出発間隔時間より小さくなるようにセットする必要
がある。) 上述の処理が終了するとリピートスタートポイントRSP
に戻り、以後同様の処理を繰返す。
第8図に示すフローチャートは内部時計ルーチンであ
り、通常は一定時間間隔毎(1秒単位)に小形コンピュ
ータ9内のCPU(中央処理部)に割込みがかかるとこの
時計ルーチンが起動される。この時計ルーチンは5分間
タイマカウンタ用の変数TIMEをインクリメント(1秒単
位)し、5分間経過すると、TIMEを0クリアし、その時
点での需要が出勤時間帯であれば、基準階からの満員出
発がごの有無を調べる変数MANINを0クリアした後、メ
インルーチンに戻る。
このようにすれば、出勤時の基準階からの輸送人数に応
じた輸送荷重を5分単位に計測加算し、且つ該当5分間
内に基準階から満員(通常は80%以上の荷重)で出発し
たかごがある時は、加算対象から除外し、ビルの出勤時
の基準階からの輸送荷重の平均値を算出し、輸送荷重が
予め定められた一定値を越えた場合は、第1の出発間隔
時間を、また、一定値以下であれば第2の出発間隔時間
を設定(第1の設定時間>第2の設定時間)することに
より、出発間隔制御の出発間隔時間を過去の該当ビルに
おける出勤時の超ピーク時を除く統計値を学習保持し、
該統計値から自動的に算出するので、より柔軟な群管理
制御が実現できる。
なお、本発明は上述し且つ図面に示した実施例にのみ限
定されることなく、その要旨を変更しない範囲内で種々
変形して実施することができる。
例えば、本発明の要旨は、輸送量の統計学習値をもとに
出発間隔を自動設定することにあるので、超ピーク時測
定値の上記統計学習値からの除外は必ずしも行なわなく
とも、従来の固定方式に比べて充分な効果が得られる。
[発明の効果] 本発明によれば、設置ビルにおける交通需要に応じて出
発間隔時間の自動設定を行ない、常に最適な出発時間間
隔として、制御の柔軟性およびサービスの向上を可能と
するエレベータの群管理制御方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の適用されるシステムの構成
を示すブロック図、第2図〜第4図は同システムで使用
する各種テーブルのフォーマット図、第5図〜第9図は
本発明の一実施例を説明するためのフローチャートであ
る。 1……ホール呼び登録回路、2A〜2H……エレベータ運行
制御装置、7……ワイパセレクト回路、8……デコード
回路、9……小形コンピュータ、14……時計装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意に発生するホール呼びに対し、複数基
    のエレベータの中から、所定の評価式を用いてサービス
    エレベータを決定する群管理制御において、出勤時にお
    ける基準階での乗込み量を毎日計測し、前記出勤時の時
    間を単位時間で除した数で、前記乗込み量に基づく総輸
    送量を除した前記単位時間当りの前記基準階からの輸送
    人数の平均値に応じて出発間隔時間を設定することを特
    徴とする群管理制御方法。
  2. 【請求項2】任意に発生するホール呼びに対し、複数基
    のエレベータの中から、所定の評価式を用いてサービス
    エレベータを決定する群管理制御において、出勤時にお
    ける基準階での乗込み量を毎日計測し、前記出勤時の時
    間を単位時間で除した数で、前記乗込み量に基づく総輸
    送量を除した前記単位時間当りの前記基準階からの輸送
    人数の平均値に応じて出発間隔時間を設定するととも
    に、前記基準階からの輸送量を単位時間毎に計測し該単
    位時間内に前記基準階からの満員出発かごが少なくとも
    1基以上ある時は、当該単位時間については、出発時間
    を決定する基礎となる前記平均値の算定から除外するこ
    とを特徴とする群管理制御方法。
JP59062721A 1984-03-30 1984-03-30 エレベ−タの群管理制御方法 Expired - Lifetime JPH0725495B2 (ja)

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