JPS6181373A - エレベ−タの群管理制御方法 - Google Patents

エレベ−タの群管理制御方法

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JPS6181373A
JPS6181373A JP59204461A JP20446184A JPS6181373A JP S6181373 A JPS6181373 A JP S6181373A JP 59204461 A JP59204461 A JP 59204461A JP 20446184 A JP20446184 A JP 20446184A JP S6181373 A JPS6181373 A JP S6181373A
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JP
Japan
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elevators
elevator
management control
group management
car
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JP59204461A
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English (en)
Inventor
幡野 一尋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は複数台のエレベータを集中してコントロールす
る群管理制御に係わり、特に時間帯によって需要が大幅
に変化する例えば事務所ビル等において、需要に合った
最適な運転を可能とするエレベータの群管理制御方法に
関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、群管理制御を利用し、高階床、多台数のエレベー
タを高能率で運行するエレベータ・システムが多く利用
されるようになってきている。
このようなシステムにおいて、省電力の励行、エレベー
タ装置の寿命および保守管理の検知からエレベータを制
御する上での省電力運転が注目を集め、この制御を群管
理制御方法に取p入れようとする傾向が顕著に現れてき
た。例えば、事務所等のテナントが多く入居しているビ
ルでは各々のテナントの就業時間に多少の相違はあるも
のの、朝の出動、昼食時、夕刻の退勤時等の時間帯はお
およそ同一である。従って、事務所の多いビルに限って
云えば必然的にエレベータの利用頻度が大きくなる時間
は大体法まっておシ、その頻度が最も高くなるのは前述
の出動時、昼食時、退勤時のピーク時であり、ついで出
動後、昼食時に至るまでの平常時午前部と、昼食時から
退勤時に至る迄の平常時午後に多くなる。逆に利用頻度
が少なくなるのは、退勤時以降、翌朝の出動時に至る迄
の間であり、ビル内の在館人員が減少するために当然の
ことである。従って、ピーク時及び平常時と閑散時の各
々のエレベータ需要に開きがあるような事務所ピルでは
1日中、全エレベータを稼働させる必要は無いと云える
。そればかりか、無駄な運転は省電力化に逆行し、また
、装置の寿命を無駄に縮める。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みて成されたもので6D、その
目的とするところは1日の時間帯によって変化するエレ
ベータの需要を予め考慮し、その時間帯において必要で
あると考えられるエレベータ台数の中から最適なエレベ
ータを選定して発生ホール呼を割付けることによりエレ
ベータの群管理制御において無駄の無い効率の良い運行
を可能とするエレベータの群管理制御方法を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
すなわち、上記目的を達成するため本発明は、複数のサ
ービス階床の対し複数台のエレベータを就役させ、発生
したホール呼びに対して所定の評価計算を行って最適な
エレベータの割付は等の群管理制御を行うエレベータの
群管理制御方法として、需要の少ない時間帯には発生し
たホール呼びを一部のエレベータにのみ割付け、他のエ
レベータは応答させないようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の適用されるシステムの構成を示すブロ
ック図である。図において、1はホール呼び登録回路で
、ホール呼びの登録時、対応する階床と方向のレジスタ
がセットされ、かごがそのホール呼びに対応する階床に
到着したときにリセットされるものである。2人乃至2
Cは3機のエレベータA号機乃至C号機の1機毎に設け
られたエレベータ運行制御装置であり、かご状態バッフ
ァ3A乃至3C1かご呼び登録回路4A乃至4C1準か
ご呼び登録回路5人乃至5C,信号合成回路6A乃至6
Cが各別に設けられている。
かご状態バッファ3A乃至3Cはかごの状態を後述する
ワイパーセレクト回路7に入力するためのバッファであ
る。かご呼び登録回路4A乃至4Cは、かご呼び登録時
にセットされ、かごがその呼び登録階床に到着するとリ
セットされるものである。準かと呼び登録回路5A乃至
5Cは、そのかごに割当てられたホール呼びを記憶し、
かごがそのホール呼びに対応する階床に到着した時リセ
ットされるものである。
信号合成回路6 A、〜6Cは、かご呼び登録回路4A
、〜4Cの出力と準かと呼び登録回路5A〜5Cの出力
との論理和を出力するものである。
7はワイパーセレクト回路でアシ、ホール呼び登録回路
1、かご状態バッファ3人、〜3C。
信号合成回路6に、〜6Cの出力を順次選択して小型コ
ンピュータに取シ込んでゆくための回路である。
また、8はデコード回路で、ホール呼び登録回路1内の
登録ホール呼びと各エレベータ運行制御装[、?A〜2
Cのかご状態バッファ3A〜3C1かと呼び登録回路4
A〜4Cの内容に基づいて小型コンピュータ9が最適な
かごを選定するがこの選定された新たなホール呼びに対
する最適号機の割付は情報を格納した後述する出力レジ
スタ12の出力信号をデコードし、対応する号機の対応
する階床方向の準かと呼び登録回路5A、〜5Cをセッ
トするものである。
従って、各エレベータは自己の準かと呼び登録回路5A
、〜5C及びかご呼び登録回路4A。
〜4Cの登録階に順次着床する。
小型コンピュータ9は例えば12ビツトのマ6一 イクロコンビーータを用いた小型のコンピュータで、出
力レジスタ10、入力レジスタ11、出力レジスタ12
を有しており、各エレベータ運行制御装置2に、〜2C
を全体との関連のもとに効率良く運転するための群管理
制御を行うためのものである。
出力レジスタ10はワイパーセレクト回路7の選択する
入力を指定するもので、次に出力が出されるまで同出力
を保持する機能を有している。なお、エレベータ各号機
に1つずつ備えた同一機能をもつレジスタ及びインター
フェース装置は複数本、例えば12本の並列の信号線で
結合されている。また、すべてのレジスタは、小型コン
ピータ9の1語に相当するビット数となっている。
14はR1リレー、15はR2リレーでそれぞれ外部タ
イマで所定の時間帯に作動されるもので、その接点情報
を入力レジスタ13を介して小形コンピータ9に時間帯
情報として与える。
第2図はコンピュータ9のメモリー内に格納されるホー
ル状態テーブル(HCT )を示す。
また、A−Hは8台のかごを示し、10D〜9U4dl
O階建の建物の各ホールでのホール呼びを示す。尚、1
0Dは10階ダウン、9Uは9階アップを意味している
次に本発明の詳細な説明する際に用いる事務所ビルの時
間帯を示す。
閑散時: 0時〜AM1時 準閑散時:AM1時〜AM2時 通常時:AM2時〜PM1時 準閑散時:PM1時〜PM2時 閑散時:PM2時〜 24時 上記の時間帯は本実施例の説明を容易にするために、(
1)需要の少ない閑散時、(2)出動時、昼食時、退勤
時と日中の比較的需要の安定した平常時を合わせた通常
時、(3)閑散時と通常時の中間に位置する準閑散時の
3つとした。
これらの時間帯は外部時計によυR1,R2リレー14
.15の接点をON(オン)させ、その接点信号を入力
レジスタ13を介して小形コンピュータ9に入力し該コ
ン2ユータ9のRAM (ランダムアクセスメモリ)上
に保持情報として格納する。本実施例ではAM(午前)
1時〜PM(午後)2時の間、R1リレーをON。
AM2時〜PM1時の間R2リレーをONするものとす
る。この場合、それぞれのリレーのRAM上での保持情
報の値CR1,CR2としてはリレーがONのとき1”
、 OFF (オフ)のとき“θ″とする。
時間帯のRAM上保持情報(以下SPTと略す)及びそ
れぞれの時間帯で稼働するエレベータ台数を下図に示す
ただし本実施例で使用するニレ浚−タ台数はm台とする
以上の設定よシ時間帯、稼働台数及びリレー作動の関係
を第3図に示す。すなわち、リレー不動作期間(SPT
=N1のとき)ではエレベータ稼働台数はn1台、RI
IJレーのみ動作のとき(SPT=N2のとき)はエレ
ベータ稼動台数n2台、R1、R,?リレーがともに動
作のとき(SPT=Mのとき)はエレベータ稼動台数は
m台となる。
次に時間帯内で稼働するエレベータと稼働しない(休止
する)エレベータを区別するためのノやラメータ(以下
SKCと略称する)を設定する。
5KC(I) = 1 :休止エレベータ5KC(I)
 = 0 :稼働エレベータ(I=1.2.・・・、M
UMは整数)上記のようにSKCは群管理制御で使用す
る全エレベータ台数別に設定されるため配列を有してい
る。さらに各々のエレベータが3つの時間帯で稼働して
いるか否かを判定するために小型コンピュータ9内に時
間帯内で稼働及び休止するエレベータ番号を記憶してお
く必要がある。
このパラメータをSCとし、RAM上に設定する。
本実施例において0時から24時まで稼働するエレベー
タ(n1台)は同一のエレベータとし、AM1時からP
M2時まで稼働するエレベータ((R2−nl)台)は
同一とする。したがってSCは以下に示すように設定さ
れる。
SCもSKC同様全エレベータ台数分の配列を有してい
る。
1)0時〜24時: 5C(I)”71 ;  n 1
台設定ii)AMx時〜PM2時: SC(I )=L
x : (n 2  n 1 )台設定iii)AM2
時〜PM1時:5c(x)=z3;(m−R2)台設定
例えばJ号機エレベータが何時から何時まで稼働するか
ということが知シたい場合5C(J)=t2であったと
するとJ号機エレベータは上記の設定からAM(午前)
1時〜PM(午後)2時の間稼働するということがわか
る。
次に以上説明してきたパラメータを用いて本実施例をフ
ローチャートに従って説明する。以下説明する機能は小
形コンピユー夛9に付加する機能である。まず第4図に
おいてメモリを初期化し、全エレベータの稼働時間(S
C)の初期設定を行う。
ここで5CB(I) (I=1 、2 、・・・、MU
Mは正の整数)はSCの初期値としてROM (リード
オンリーメモリ)上で設定されている。
例えば本実施例の場合、以下のように設定する。
初期設定後、リピートスタートポイン)Bに進む。リピ
ートスタートポイントBからDまでの間では外部タイマ
で動作し、時間帯を知らせる第1図のR1,R2リレー
14.15の接点信号により、このRAM上の保持情報
CRI 。
CR2の値を設定する。
ついでDからEまでの各ステップを経る間で設定された
CR2、CR2の値を基にしてSPTの値を設定する。
そして、CRI 、CR2がともにOのとき、またはC
R1が1でCR2が0のとiFへ入夛、ここでエレベー
タインデックスと稼働エレベータ台数(以下5KCNと
略す)を初期化し全エレベータに対して稼働エレベータ
台数すなわちSKC= Oとなるエレベータ台数をカウ
ントする。
カウント終了後、SPTの値を基にして以下リピートス
タートポイントI、J、Kにムシ、SKCを設定する。
SPTがN1のときリピートスタートポイントIへ進み
、5KCNが規定台数n1に等しいときにはリピートス
タートポイントLへ進む。等しくないときはエレベータ
インデックスを初期化してリピートスタートポイントM
へ進む。
ここで全エレベータの稼働時間SCO値がt8ならばこ
の時間帯に稼働するものとみなし、8KCの値を0とし
、5c4t1の号機に対してSKC= 1として休止ニ
レイータとする。
SPTがN2のときリピートスタートポイントJへ進み
、5KCNが規定台数n2に等しいときにハリピートス
タートポイントLへ進む。等しくないときにはエレベー
タインデックスを初期化してリピートスタートポイント
Pへ進ム。
SPTがN2のときには5C=t、または5C=1.で
あるエレベータが稼働するのでSKCに0をセットし、
他のエレベータのSKCに1をセットする。
SPTが、Mのとき全エレベータが稼働するため、SC
O値にかかわらず全エレベータに対してSKCにOをセ
ットし稼働可能とする。処理終了後リピートスタートポ
イントLへ進む。リピートポイン)Lではホールの状態
(新ホール呼び発生、ホール呼びに対する応答完了、ホ
ール呼び発生済みであるがサービス未完了、ホール呼び
無し)を次に述べる方法で判定する。
すなわち、ホール呼びが第1図のホール呼び登録回路1
に登録されると第2図に示すホール呼び状態を格納する
テーブルの該当するビットがパ1”となり、ホール呼び
が無くなると”Onとなる。従って、該当するビットが
0”から“1″に変化した時は、新たな呼びが発生した
ことになり、リピートスタートポイントTへ進む。リピ
ートポイン)TではSKCが1であれば休止エレベータ
であるため割付はエレベータの出力を行なわないが、0
であれば稼イ動エレベータとして割付出力を行う。
全エレベータ完了後洗の階床に対してホール状態を検知
し全階床終了後リピートスタートポイントBへ戻る。
この結果、閑散期、準閑散期、通常時の3つの時間帯に
おけるビルの需要に合わせて適正なエレベータ台数を運
行できる。
このように需要の少ない時間帯には全エレベータを稼働
させず一部のエレベータのみに対してホール呼びに対す
る割付を行なうようにしたので省電力の見地から経済的
に有効な群管理制御を行なうことができ、また、無用な
エレベータの運転を抑える結果、エレベータ装置の寿命
の延命が可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、需要に合わせた適
正台数でエレベータを運転でき、経済的に運行でき、し
かも装置の寿命の延命ができるなどの特徴を有するエレ
ベータの群管理制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するシステムの構成図、第2図は
システムにおけるコンピュータに格納されるテーブルの
一例を示す図、第3図は本発明のモデルとなるビルの運
行エレベータ台数とその時間帯、リレー作動の関係を示
す図、第4図乃至第10図は本発明の詳細な説明するた
めのフローチャートである。 1・・・ホール呼び登録回路、2A、〜2c川ニレベー
ク運行制御装置、3A、〜3C・・・かご状態バッファ
、4A、〜4C・・・かご呼び登録回路、5A、〜5C
・・・準かご呼び登録回路、6A、〜6C・・・信号合
成回路、7・・・ワイノ4−セレクト回路、8・・・デ
コード回路、9・・・小形コンピュータ、10.12・
・・出力レジスタ、11.13・・・入力レジスタ、1
4.15・・・リレー。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第4図   
  6 )5 図 第7図 第9図 第8図 第10図 手続補正書 l卯・7・i38 特許庁長官  志 賀  学    殿1、事件の表示 特願昭59−204461号 2、発明の名称 エレベータの群管理制御方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東芝 4、代理人 6、補正の対象 明細書、図面 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙の通シ補正する。 (2)願書添付図面第2図、第3図、第7図、第8図及
び第9図を別紙の通)補正する。 明    細    書 1、発明の名称 エレベータの群管理制御方法 2、特許請求の範囲 (1)複数のサービス階床に対し複数台のエレベータを
就役させ、発生したホール呼びに対して所定の評価計算
を行って最適なエレベータの割付は等の群管理制御を行
うエレベータの群管理制御方法として、需要の少ない時
間帯には発生したホール呼びを一部のエレベータにのみ
割付け、他のエレベータは応答させないようKしたこと
を特徴とするエレベータの群管理制御方法。 (2)  稼働させるエレベータ台数を時間帯に応じ変
えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエレ
ベータの群管理制御方法。 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は複数台のエレベータを集中してコントロールす
る群管理制御に係わシ、特に時間帯によって需要が大幅
に変化する例えば事務所ビル等において、需要に合った
最適な運転を可能とするエレベータの群管理制御方法に
関するものである。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年、群管理制御を利用し、高階床、多台数のエレベー
タを高能率で運行するエレベータ・システムが多く利用
されるようになってきている。 このようなシステムにおいて、省電力の励行、エレベー
タ装置の寿命および保守管理の見地からエレベータを制
御する上での省電力運転が注目を集め、この制御を群管
理制御方法に取シ入れようとする傾向が顕著に現れてき
た。例えば、事務所等のテナントが多く入居しているビ
ルでは各々のテナントの就業時間に多少の相違はあるも
のの、朝の出動時、昼食時、夕刻の退勤時等の時間帯は
おおよそ同一である。従って、事務所の多いビルに限っ
て云えば必然的にエレベータの利用頻度が大きくなる時
間は大体法まっておシ、その頻度が最も高くなるのは前
述の出動時、昼食時、退勤時のピーク時であり、ついで
出勤時後、昼食時に至るまでの平常時午前部と、昼食時
から退勤時に至る迄の平常時午後の間に多くなる。逆に
利用頻度が少なくなるのは、退勤時以降、翌朝の出動時
に至る迄の間であり、ビル内の在舘人員が減少するため
に当然のことである。従って、ピーク時及び平常時と閑
散時の各々のエレベータ需要に開きがあるような事務所
ビルでは1日中、全エレベータを稼働させる必要は無い
と云える。そればかりか、無駄な運転は省電力化に逆行
し、また、装置の寿命を無駄に縮める。 〔発明の目的〕 本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであ)、その
目的とするところは1日の時間帯によって変化するエレ
ベータの需要を予め考慮し、その時間帯において必要で
あると考えられるエレベータ台数の中から最適なエレベ
ータを選定して発生ホール呼を割付けることによりエレ
ベータの群管理制御において無駄の無い効率の良い運行
を可能とするエレベータの群管理制御方法を提供するこ
とにある。 〔発明の概要〕 すなわち、上記目的を達成するため本発明は、複数のサ
ービス階床に対し複数台のエレベータを就役させ、発生
したホール呼びに対して所定の評価針−を行って最適な
エレベータの割付は等の群管理制御を行うエレベータの
群管理制御方法として、需要の少ない時間帯に発生した
ホール呼びを一部のエレベータにのみ割付け、他のエレ
ベータは応答させないようにしたことを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。 第1図は本発明の適用されるシステムの構成を示すブロ
ック図である。図において、1はホール呼び登録回路で
、ホール呼びの登録時、対応する階床と方向のレノスー
がセットされ、かごがそのホール呼びに対応する階床に
到着したときにリセットされるものである。2人乃至−
〇は3機のエレベータA号機乃至C号機の1機毎に設け
られたエレベータ運行制御装置であシ、かご状態バッフ
ァ3A乃至3C1かご呼び登録回路4A乃至4C,準か
と呼び登録回路5A乃至5C1信号合成回路6A乃至6
Cが各別に設けられている・ かご状態バッファ3A乃至3Cはかごの状態を後述する
ワイパーセレクト回路7に入力するためのバッファであ
る。かご呼び登録回路4A乃至4Cは、かご呼び登録時
にセットされ、かごがその呼び登録階床に到着するとリ
セットされるものである。準かと呼び登録回路5A乃至
5Cは、そのかごに割当てられたホール呼びを記憶し、
かごがそのホール呼びに対応する階床に到着した時、リ
セットされるものである。 信号合成回路6A〜6Cは、かご呼び登録回路4A、〜
4Cの出力と準かと呼び登録回路5八〜5Cの出力との
論理和を出力するものである。 2はワイパーセレクト回路であシ、ホール呼び登録回路
1、かご状態バッファJA、〜3C1信号合成回路6A
、〜6Cのw力を順次選択して小型コンピュータに取シ
込んでゆくための回路である。 また、8はデコード回路で、ホール呼び登録回路1内の
登録ホール呼びと各エレベータ運行制御装置2A〜2C
のかど状態バッファ3A〜JC,かご呼び登録回路4A
〜4Cの内容に基づいて小型コンピュータ9が最適なか
ごを選定するがこの選定された新たなホール呼びに対す
る最適号機の割付は情報を格納した後述する出力レジス
タ12の出力信号をデコードし、対応する号機の対応す
る階床方向の準かと呼び登録回路sk、〜5Cをセット
するものである。 従って、各エレベータは自己の準かと呼び登録回路5A
 e〜5C及びかご呼び登録回路4A。 〜4Cの登録階に順次着床する。 小型コンピータ9は例えば12ピツトのマイクロコンピ
ュータを用いた小型のコンピュータで、出力レジスタ1
0、入力レジスタ11、出力レジスタ12を有しておシ
、各エレベータ運行制御装置2に、〜2Cを全体との関
連のもとに効率良く運転するための群管理制御を行うた
めのものである。 出力レジスタ10はワイパーセレクト回路7の選択する
入力を指定するもので、次に出力が出されるまで同出力
を保持する機能を有していた。なお、エレベータ各号機
に1つずつ備えた同一機i[−もつレジスタ及びインタ
ーフェース装置は複数本、例えば12本の並列の信号線
で結合されている。また、すべてのレジスタは、小型コ
ンピュータ9の1語に相当するビット数となっているO J4はRノリレー、15はR2リレーでそれぞれ外部タ
イマで所定の時間帯に作動されるもので、その接点情報
を入力レジスタ13を介しテ小形コンピュータ9に時間
帯情報として与える。 第2図はコンピュータ9のメモリー内に格納されるホー
ル状態テーブル(HCT)を示す。 また、A〜Hは8台のかごを示し、10D〜9Uは10
階建の建物の各ホールでのホール呼びを示す。尚、10
Dは10階ダウン、9Uは9階アップを意味している@ 次に本発明の詳細な説明する際に用いる事務所ビルの時
間帯を示す。 閑散時二  〇時〜AM1時 準閑散時:AM1時〜AM2時 通常時:AM2時〜PM1時 準閑散時:PM1時〜PM2時 閑散時:PM2時〜 24時 上記の時間帯は本実施例の説明を容易にするために、(
1)需要の少ない閑散時、(2)出動時、昼食時、退勤
時と日中の比較的需要の安定した平常時を合わせた通常
時、(3)閑散時と通常時の中間に位置する準閑散時の
3つとした。 これらの時間帯は外部時計によpRl、R2リレー14
.15の接点をON(オン)させ、その接点信号を入力
レジスタ13を介して小形コンぎユータ9に人力し、該
コンピュータ90RAM (ランダムアクセスメモリ)
上に保持情報として格納する。本実施例ではAM(午前
)1時〜pM(午後)2時の間、R1リレーをON。 AM2時〜PM1時の間R2リレーをONするものとす
る。この場合、それぞれのリレーのRAM上での保持情
報の値CRI、CFt2としてはリレーがONのとき′
1#、OFF (オフ)のとき″0”とする。 時間帯のRAM上保持情報(以下SPTと略す)及びそ
れぞれの時間帯で稼働するエレベータ台数を下表に示す
。 表 ただし本実施例で使用するエレベータ台数はm台とする
。 以上の設定よシ時間帯、稼働台数及びリレー作動の関係
を第3図に示す。すなわち、リレー不動作期間(SPT
=N1のとき)ではエレベータ稼働台数はn1台、Rノ
リレーのみ動作のとき(SPT=N2のとき)はエレベ
ータ稼働台数n2台、R1、R21Jレーがともに動作
のとき(SPT=Mのとき)はエレベータ稼働台数はm
台となる。 次に時間帯内で稼働するエレベータと稼働しない(休止
する)エレベータを区別するための79ラメータ(以下
SKCと略称する)を設定する。 5KC(I)二1:休止エレベータ 5KC(I)= O:稼働エレベータ (I=0.1.・・・、m−1:mは整数)上記のよう
にSKCは群管理制御で使用する全エレベータ台数側に
設定されるため配列を有している。さらに各々のエレベ
ータが3つの時間帯で稼働しているか否かを判定するた
めに小型コンピュータ9内に各時間帯内で稼働するエレ
ベータ番号を記憶しておく必要がある。 この稼働エレベータ情報のノ4ラメータヲscとし、聞
M上に設定する。 本実施例において0時から24時まで稼働するエレベー
タ(n1台)は同一のエレベータとL、AM1時からP
M2時まで稼働するエレベータ((R2−nl)台)は
同一のエレベータとする。したがってSCは以下に示す
ように設定される。 SCもSKC同様全エレベータ台数分の配列を有してい
る。 1)  0時〜24時: S C(I )=tt : 
 n 1台設定ii)AM1時〜PM2時: S C(
I)=Q ; (R2−nl)台設定iii)AM2時
〜PM1時: SC(I)=t3 : (rn−R2冶
錠(I=0 、1 、・・・m−1;mは整数)例えば
J号機エレベータ(ただしO≦J−一1:Jは整数)が
何時から何時まで稼働するかということが知りたい場合
、SC(J )=t、であったとするとJ号機エレベー
タは上記の設定から厨(午前)1時〜PM(午後)2時
の間稼働するということがわかる。 次に以上説明してきたパラメータを用いて本実施例を第
4図乃至第10図に示すフローチャートに従って説明す
る。以下説明する機能は小形コンピュータ9に付加する
機能である。まず第4図に示すようにメモリを初期化し
、全エレベータの稼働時間(SC)の初期設定を行う。 ここでSCB (I ) (I=0 # 1 、’、”
、m−1:mは整数)は8Cの初期値としてROM (
リードオンリーメモリ)上で設定されている。 例えば本実施例の場合、以下のように設定する。 初期設定・後、第4図のリビートスタートポイントBに
進む。リピートスタートポイントBがら第5図のポイン
トDまでの間では外部タイマで動作し、時間帯を知らせ
る第1図のR1,R2リレー14.15の接点信号によ
り、このRAM上の保持情報CRI 、CR2の値を設
定する6ついでポイントDからポイントEまでの各ステ
ップを経る間で設定された保持情報CRI。 CR2の値を基にしてSPTの値を設定する。すなわち
、CRJ 、CR2がともに0のとき、5PT=NIを
設定し、CR1が1でCR2が0のときSPT = N
 2を設定し、CR1eCR27%ともに1のときSP
T=Mを設定する。そして第6図のポイントFへムシ、
ここでエレベータインデックスと稼働エレベータ台数(
以下5KCNと略す)を初期化し全エレベータに対して
稼働エレベータ台数すなわちSKC= Oとなるエレベ
ータ台数をカウントする。 カウント終了後、 SPTの値を基にして以下第7図〜
第9図のポイントI、J、Kに入り、sKcを設定する
。 すなわち、SPTがN1のときにはポイン)Iへ進み、
5KCNが規定台数n1に等しいときにはチイントLへ
進む。等しくないときはエレベータインデックスを初期
化して第7図のポイントMへ進む。 ここで稼働エレベータ情報SCの値がtlならばこの時
間帯に稼働するものとみなし、5KCO値を0とし、S
C%t1のエレベータに対して5KC=1として休止エ
レベータとする。 SPTがN2のときには第8図のポイントJへ進み、こ
こで、5KCNが規定台数n2に等しいときにはポイン
トLへ進む。また、等しくないときにはエレベータイン
デックスを初期化してポイントPへ進む。そして、この
ポイントPからポイントLまでの間を実行する。すなわ
ち、SPTがN2のときにはS (,41または5C=
t3であるエレベータが稼働するのでSCの値がLlま
たばt2のエレベータに対してSKCに0をセットシ、
値のエレベータのSKCに1をセットする。 SPTが、Mのときは第9図のポイン)Kに入る。また
SPTがN1.N2.M以外のときはMとおき、Iイン
ドKに入る。SPTがMのときは全エレベータが稼働す
るため、ポイン)Kからポイン)Lまでのルーチンを実
行してSCの値にかかわシなく全エレベータに対してS
KCにOをセットし稼働可能とする。以上の処理終了後
第9図のポイン)Lへ進む。このポイントしては階床イ
ンデックス■を初期化して?インドSへ進む。Iインド
Sではホールの状1fM(新ホール呼び発生、ホール呼
びに対する応答完了、ホール呼び発生済みであるがサー
ビス未完了、ホール呼び無し)を次に述べる方法で判定
する。 すなわち、ホール呼びが第1図のホール呼び登録回路l
に登録されると第2図に示すホール呼び状態を格納する
テーブルの該当するビットが@1”となり、ホール呼び
が無くなると′0#となる。従って、該当するビットが
′0”から”1#に変化した時は、新たな呼びが発生し
たことになシ、ポイントTへ進む。ポイントTではSK
Cが1であれば休止エレベータであるため割付はエレベ
ータの出力を行なわないが、Oであれば稼働エレベータ
として割付出力を行う。 次に第10図のポイントUに入り、次の階床に対してホ
ール状態の検知とそれに対する割付をすべくポイントS
以下を実行する。そして、全階床終了後リピートスター
トポイン)Bへ戻る。 この結果、閑散時、準閑散時、通常時の3つの時間帯に
おけるピルの需要に合わせて適正なエレベータ台数を運
行できる。 このように需要の少ない時間帯には全エレベータを稼働
させず一部のエレベータのみに対してホール呼びに対す
る割付を行なうようにしたので省電力の見地から経済的
に有効な群管理制御を行なうことができ、また、無用な
エレベータの運転を抑える結果、エレベータ装置の寿命
の延命が可能となる。 〔発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、需要に=16− 合わせた適正台数でエレベータを運転でき、仁済的に運
行でき、しかも装置の寿命の延命ができるなどの特徴を
有するエレベータの群管理制御方法を提供することがで
きる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明を適用するシステムの構成図、第2図は
システムにおけるコンピュータに格納されるテーブルの
一例を示す図、第3図は本発明のモデルとなるビルの運
行エレベータ台数と、その時間帯、リレー作動の関係を
示す図、第4図乃至第10図は本発明の作用を駒1明す
るためのフローチャートである。 ノ・・・ホール呼び登録回路、2人、〜2C・・・エレ
ベータ運行制御装置、3A、〜3C・・・かご状態バッ
ファ、4A、〜4C・・・かご呼び登録回路、5A、〜
5C・・・準かご呼び登録回路、6A、〜6C・・・信
号合成回路、7・・・ワイパーセレクト回路、8・・・
デコード回路、9・・・小形コンピュータ、10.12
・・・出力レジスタ、11.13・・・入力レジスタ、
14.15・・・リレー。 17一 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のサービス階床に対し複数台のエレベータを
    就役させ、発生したホール呼びに対して所定の評価計算
    を行って最適なエレベータの割付け等の群管理制御を行
    うエレベータの群管理制御方法として、需要の少ない時
    間帯には発生したホール呼びを一部のエレベータにのみ
    割付け、他のエレベータは応答させないようにしたこと
    を特徴とするエレベータの群管理制御方法。
  2. (2)稼働させるエレベータ台数を時間帯に応じ変える
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエレベー
    タの群管理制御方法。
JP59204461A 1984-09-29 1984-09-29 エレベ−タの群管理制御方法 Pending JPS6181373A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124179A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Ltd エレベータシステム及びエレベータの制御方法
JP2013203549A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toshiba Corp エレベータ群管理稼働率制御装置
JP2015067426A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 東芝エレベータ株式会社 エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521304A (en) * 1978-07-26 1980-02-15 Hitachi Ltd Elevator controller

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