JPH0725453B2 - シ−ト保持装置 - Google Patents

シ−ト保持装置

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JPH0725453B2
JPH0725453B2 JP22989285A JP22989285A JPH0725453B2 JP H0725453 B2 JPH0725453 B2 JP H0725453B2 JP 22989285 A JP22989285 A JP 22989285A JP 22989285 A JP22989285 A JP 22989285A JP H0725453 B2 JPH0725453 B2 JP H0725453B2
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健志 鎌田
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ファクシミリ装置の搬送部及びスタッカー部
に使用するシート保持装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 第5図は従来のファクシミリ装置の構成を示すものであ
り、1はファクシミリ装置本体、2は原稿テーブル、3
は読取部、4,4′は原稿用の送りローラー、5は記録
部、6はサーマルヘッド、7は記録紙ロール、8は記録
紙、9は記録紙用の送りローラー、10はカッター、11は
排紙ローラー、12は蛍光灯等の光源、13はミラー、14は
集光レンズ、15は読取素子(CCD)、16は原稿排紙スタ
ッカ、17は記録紙排紙スタッカを示す。
ここでは、原稿は原稿テーブル2上を右に進み二対の送
りローラー4,4′間の読取部3で読み取られた後、原稿
排紙スタッカ16上に排出される。一方、記録紙8は、記
録部5での記録後にカッター10で切断され、その後に排
紙ローラー11により記録紙排紙スタッカ17上に排出され
る。
このような構成では、排紙スタッカがある為、装置が大
きくなるという問題がある。
そこで排紙スタッカをなくせるようなシート保持装置が
考えられており、第6図はシート保持装置の一例を示す
図である。
第6図(a)は第5図のカッター10の後の構成になって
いる。ここで、11′は排紙ローラー対の補助ローラー、
11″は下側ローラー、18は装置本体のカバー、19はソレ
ノイド、20は押えレバー、21はバネ、22は支点、23は押
えゴムを示し、その他の符号は第5図で説明したものと
同じである。
次に上記のシート保持装置の動作を説明する。第6図
(b)に示すように、記録された記録紙8は矢印の方向
に進んで行く。24は出口下ガイド板である。その時、補
助ローラー11′は下側ローラー11″と離れているので、
記録紙8は容易にローラー間を通過し、先端部から順に
カバー18の外に出てしまう。
1頁分の記録が終了し、カッター10で切断する前に補助
ローラー11′は下側に下がって、下側ローラー11″と記
録紙8を挟んで接触する。送りローラー9の動きに同期
して補助ローラー11′も回転し記録紙8を搬送する。頁
の終りでカッター10が動作し、記録紙8は1枚目と2枚
目以降に切断される。
2枚目以降が無い場合は、切断後の残りの紙は送りロー
ラー9によって逆方向に搬送されて記録初期位置に戻る
が、2枚目以降が有る場合、第6図(c)の様に1枚目
と2枚目は続いて搬送される。なお、補助ローラー11′
の搬送速度は送りローラー9の搬送速度より多少速く
て、通常はカット前に補助ローラー11′部で滑らせた方
が頁間の隙間ができて有利である。
第6図(c),(d)において、25は1枚目記録紙、26
は2枚目記録紙である。
1枚目の記録紙25の後端がカッター10の下方の出口下ガ
イド板24の端部Mを過ぎると、第6図(a)に示すよう
に、紙の腰や自重により紙の後端はNの位置に移動す
る。このため後端部だけ搬送路が変ったことになる。
ここで、後端が前記M点を過ぎた時に補助ローラー11′
の回転は停止する。補助ローラー11′の回転停止と同時
に第6図(a)のソレノイド19が励磁され、押えレバー
20が時計方向に回転し、搬送路から逃げ、Nの位置に記
録紙8の後端が位置してセットされる。また、タイミン
グによって押えレバー20の背に記録紙の後端が一度乗っ
ても、押えレバー20の時計方向の回転で持ち上げられた
後、離れてNの位置にセットされることになる。
その後、すぐにソレノイド19の励磁が解除されて押えレ
バー20が支点22を中心に反時計方向に回転し、押えレバ
ー20先端の押えゴム23が記録紙25の後端を保持する(第
6図(d)の状態)。
2枚目の記録紙26は続いて送られるが第6図(d)の様
になっており、記録紙の進行には支障はなく、又、前の
記録紙の後端の保持が達成されれば補助ローラー11′は
再び第6図(b)の様に離れ、通紙が容易になる。
最終的に記録紙25,26は全て押えゴム23で保持され、装
置本体の外側に大半が垂れ下がっている状態になり、ユ
ーザーは必要に応じて垂れ下がった側を引っ張ることで
記録紙25,26を手にすることができる。
この様に記録紙の後端のみを保持することにより、排紙
スタッカのスタッキング機能を持たせている。
しかし上記のシート保持装置では、記録紙の落下位置で
押えゴム23が記録紙25,26の終端(後端)を保持するの
で、保持位置が安定しているとはいえず、信頼性に問題
がある。
(目的) 本発明の目的は、上記の問題点を解決するもので、排紙
スタッカを無くすることにより小型化が図れると共に、
読取後の原稿や記録後にカットされた記録紙の保持性を
良くしたシート保持装置を提供することにある。
(構成) 第1図は本発明の一実施例の構成を示す図である。
本実施例は基本的には従来例として示した第6図の装置
の改良になる。第6図において補助ローラー11′は逆転
しなかったが、本実施例では逆転する様になっており、
カバー18における記録紙(シート紙)排出口近傍に設置
せれた補助ローラー11′により紙の終端部を終端部保持
部材である押えコロ35及び終端位置決め用のストッパー
36の方向に進めて、押えコロ35とストッパー36間の紙の
保持長さDを大きくとることにより、保持の安定性を増
すことを図ったものである。
すなわち記録された記録紙8は矢印の様に左側に進んで
行く。その時、補助ローラー11′は下側ローラー11″と
離れているので、記録紙の先端は容易にローラー11′,1
1″間を通過しカバー18の外側に出てしまう。
1頁分の記録が終了し、カッター10で切断する前に補助
ローラー11′は下がって下側ローラー11″と記録紙8を
挟んで接触する。
送りローラー9の動きに同期して補助ローラー11′も回
転し記録紙8を搬送する。頁の終りでカッター10が動作
し、記録紙8は1枚目と2枚目以降に切断される。
1枚目の後端がカッター出口ガイドである出口下ガイド
板24の端点Xを過ぎると、ガイド板形状と紙の腰や自重
により紙の後端は下がる。この時点で補助ローラー11′
の回転は停止し、次いで逆転することにより記録紙8は
右方向に移動する。これで後端部側の搬送路が変ったこ
とになる。
記録紙8の後端(右端)が押えコロ35の近くに進んで来
た時、駆動部材であるソレノイド19が励磁されて押えコ
ロ35を上方に移動し、その下に記録紙8の後端が入って
来る。
さらに、記録紙8の後端はストッパー36の所まで進み、
補助ローラー11′の回転は停止する。同時にソレノイド
19の励磁も解除され、バネ21により押えコロ35は下げら
れ、記録紙8の後端部を保持する。
次いで補助ローラー11′は上に移動し、次の記録紙8の
通紙及び取り出しが容易になる。2枚目以降が無い場合
には、切断後の残りの記録紙は送りローラー9によって
逆方向に搬送されて記録初期位置に戻るが、2枚目以降
が有る場合には、そのまま1枚目に続いて搬送される。
補助ローラー11′の搬送速度を送りローラー9の搬送速
度より多少速くしてやると、カット前は補助ローラー1
1′部で滑らせることになるが、頁間の隙間があけられ
るので搬送状態検出ができたり、2枚目の先端が1枚目
の後端の下に潜り込むのを避けたりできる。
2枚目以降に付いても1枚目と同様の動作で1枚目の上
に保持される。最終的に記録紙8は全て押えコロ35で保
持され、装置本体のカバー18の外側に一部が垂れ下がっ
た状態になり、ユーザーは必要に応じて垂れ下がった側
を引っ張ってやることにより記録紙8を手にすることが
できる。
この様に記録紙8の後端のみを保持することにより、ト
レイのスタッキング機能を持たせることができる。
補助ローラー11′の搬送力は一番上の記録紙のみ搬送で
きる程度でよく、押えコロ35の保持力は記録紙8が落下
しないこと、及び補助ローラー11′によって2番目以降
の記録紙が搬送されない程度であればよい。
第2図は記録紙搬送時における前記ローラー11′,1
1″、出口下ガイド板24、押えコロ35、ストッパー36の
位置関係を示す説明用の図であり、A〜Eはそれぞれ各
部の間隔を示す。
第3図は前記補助ローラー11′の接離の説明用の図であ
り、27はレバー、28はベルト、29はプーリー、30,30′
はギヤー、31は支点軸、39はソレノイド、40はスプリン
グである。
ソレノイド39が動作すると、レバー27が反時計方向に回
転して補助ローラー11′が下がり、ソレノイド39の動作
が停止するとスプリング40の力を受けてレバー27が時計
方向に回転して補助ローラー11′が上がる様になってい
る。
又、図示しないモーターの回転はベルト28を介してプー
リー29に伝わる。プーリー29はギヤー30と一体で、かつ
支点軸31に軸支されており、プーリー29の回転は補助ロ
ーラー11′に固定されたギヤー30′に伝わる様になって
いる。
ここで、ソレノイド39を使わずに補助ローラー11′を位
置固定した場合、補助ローラー11′を紙の先端がローラ
ーの手前に来た時に回転させ、前の紙を排出(搬送)し
ないで滑らせて、その間に次の紙の先端が入る様に、保
持力,搬送力を設定すれば装置は更に簡単になる。
記録紙8の後端の前記X点から押えコロ35への移動に関
して、記録紙のカール方向(下カール)を利用してやれ
ば信頼性は向上する。
押えコロ35は紙幅全長でなくて中央部だけに設置しても
よい。その場合、両側はガイドとして利用できるのでス
トッパー36までの送り込みは良好になる。
なお第1図において、記録紙8の後端がX点を過ぎたか
どうかの検出は、センサを設けて検出してもよいが、カ
ット位置からX点までの長さをステッパーモーターを使
用して、補助ローラー11′による紙送りステップ数でカ
ウントすることで代用することも考えられる。又、第2
図におけるX点からストッパー36までの送り量(B+
D)に付いても同様である。
補助ローラー11′の駆動は、送りローラー9と別のモー
タを使用しても、又、クラッチを介して送りローラー9
のモーターを利用してもよい。
押えコロ35の上がる時期は、補助ローラー11′が下がっ
て記録紙8を保持した後ならばいつでもよいが、ソレノ
イド19の消費電力や紙保持の安定性から考えると、紙の
後端が押えコロ35の近くに来てからの方がよい。
前記押えコロ35等の終端部保持部材の下がる時期は、終
端部保持部材がコロ状でない場合、例えば第6図に示す
押えゴム23等の場合は、紙の後端がストッパー36に達し
た時点以降になるが、コロの場合、コロを回転駆動して
やれば紙の後端がコロの下を通過した後ならばいつでも
よい。
なお前記コロを回転駆動する場合、補助ローラー11′に
同期,連結させて駆動しても(クラッチは必要)、また
単独駆動で補助ローラー11′を上げて次頁以降用に開放
してもどちらでもよい。
又、前記補助ローラー11′を駆動力を伝達しないよう
に、かつ回転可能にしてやり、補助ローラー11′が停止
した時に下げてやる様にすれば、取り出し時に押えゴム
23等で押えた場合よりも容易に紙を引出せる。この場合
は駆動負荷がないので紙面をこすらないので汚れも少な
いし、摩擦負荷も少ない。
ここで、第2図のEが大きいと装置本体内部における保
持量が大きくなり、紙の垂れ下がりが少なくなり、受信
紙等の保管安全性は向上する。但し、Eは最小サイズよ
りは小さくなければならない。
装置を大きくしないで(カッターから補助ローラーまで
の距離を長くしないで)Eを大きくする為には、 補助ローラー11′の正回転(排出方向)の速度を速く
すること(送りローラー9の搬送速度よりも速く搬送す
ること)。
補助ローラー11′の逆回転(保持方向)の速度を正回
転のそれより速くすること。
Dを長くして押えコロ35で保持した後は、補助ローラ
ー11′上に逃して押えコロでストッパーまで送り込む
(但し、コロ方式のみ可能)等、がある。
第4図は送受兼用のスタッカーを有するものの例を示す
図であり、32は分離ローラーで、その他の符号は既に説
明した各部を示す。この例の特徴は、記録側の排紙ロー
ラーを省略し、終端部保持部材である保持部33と補助ロ
ーラー対34を備えたことである。
この様にすればスタッカーが無くなるので、原稿テーブ
ル2を傾ける(給紙性能を良くする)ことにより、専有
面積を減少できる。
又、上記の様に、記録側に限らず、原稿側あるいはその
両方にも本実施例は適用可能である。
補助ローラー対34の下側ローラーについては1枚目の搬
送性能を良くする為にローラーとしたが、板状のもの
(例えば、下側のガイド板を延ばして使用する)でもよ
く、その場合、低価格化が図れる。
(効果) 以上説明したように、本発明によれば、装置外に突出す
る排紙スタッカを無くせるので、装置専有面積を減少で
きて全体として小型化が図れ、しかも低価格化が図れ、
さらに紙の終端部はストッパーで位置決めされて保持部
材によって保持されるので、紙に対する保持性が安定し
たシート保持装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図、第2図は記
録紙搬送時における排紙ローラー、出口下ガイド板、押
えコロ、ストッパーの位置関係を示す説明用の図、第3
図は本発明における補助ローラーの接離の説明用の図、
第4図は本発明における送受兼用のスタッカーを有する
例を示す図、第5図は従来のファクシミリ装置の構成を
示す図、第6図は従来のシート保持装置の例を示す図で
ある。 1…ファクシミリ装置本体、2…原稿テーブル、3…読
取部、4,4′…原稿用の送りローラー、5…記録部、6
…サーマルヘッド、7…記録紙ロール、8…記録紙、9
…記録紙用の送りローラー、10…カッター、11…排紙ロ
ーラー、11′…補助ローラー、11″…下側ローラー、12
…蛍光灯等の光源、13…ミラー、14…集光レンズ、15…
読取素子、16…原稿排紙スタッカ、17…記録紙排紙スタ
ッカ、18…カバー、19,39…ソレノイド、20…押えレバ
ー、21,40…バネ、22…支点、23…押えゴム、24…出口
下ガイド板、25…1枚目記録紙、26…2枚目記録紙、27
…レバー、28…ベルト、29…プーリー、30,30′…ギヤ
ー、31…支点軸、32…分離ローラー、33…保持部、34…
補助ローラー対、35…押えコロ、36…ストッパー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取後の原稿又は記録後の記録紙、あるい
    は前記原稿及び記録紙の両方に対する排紙に際し、それ
    らシート紙の終端部を保持するシート保持装置におい
    て、装置本体内に、シート紙排出口方向へシート紙を案
    内するガイド板と、このガイド板と異なる位置に設けら
    れて、シート紙の終端部の位置決めをする終端位置決め
    ストッパーと、前記シート紙排出口近傍に正逆回転可能
    に設けられて、正転時にシート紙を前記シート紙排出口
    方向へ送り、かつ逆転時にシート紙を前記終端位置決め
    ストッパー方向へ送るローラーと、前記終端位置決めス
    トッパー近傍に設けられて、シート紙の終端部を保持す
    る終端部保持部材と、この終端部保持部材をシート紙の
    終端部に対して接離可能に駆動する駆動部材とを備えた
    ことを特徴とするシート保持装置。
JP22989285A 1985-10-17 1985-10-17 シ−ト保持装置 Expired - Lifetime JPH0725453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22989285A JPH0725453B2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17 シ−ト保持装置

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JP22989285A JPH0725453B2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17 シ−ト保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS6293168A JPS6293168A (ja) 1987-04-28
JPH0725453B2 true JPH0725453B2 (ja) 1995-03-22

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2590768B2 (ja) * 1994-12-08 1997-03-12 日本電気株式会社 用紙保持機構
DE60135587D1 (de) 2000-11-30 2008-10-09 Ricoh Kk Vorrichtung zum Ausrichten von einem bogenförmigen Medium
ES2361468T3 (es) * 2002-10-25 2011-06-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motocicleta.

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JPS6293168A (ja) 1987-04-28

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