JPH0725327Y2 - キャップ位置合せ機構 - Google Patents
キャップ位置合せ機構Info
- Publication number
- JPH0725327Y2 JPH0725327Y2 JP1989003715U JP371589U JPH0725327Y2 JP H0725327 Y2 JPH0725327 Y2 JP H0725327Y2 JP 1989003715 U JP1989003715 U JP 1989003715U JP 371589 U JP371589 U JP 371589U JP H0725327 Y2 JPH0725327 Y2 JP H0725327Y2
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- JP
- Japan
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- cap
- container
- screw
- mouth
- neck
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はプラスチックボトル容器にねじ嵌合するキャ
ップの位置合せ機構に関するものであり、特にねじ筒の
外側に非円筒形等の方向性のある外筒を有する二重筒型
のキャップの位置合せ機構に関するものである。
ップの位置合せ機構に関するものであり、特にねじ筒の
外側に非円筒形等の方向性のある外筒を有する二重筒型
のキャップの位置合せ機構に関するものである。
[従来の技術] シャンプー、化粧品等のプラスチック容器には、従来か
ら横断面形状が楕円や角型等の非円形のものが多く用い
られている。これは手で扱い易く、ラベル等の表示に適
し、また外観が良い等の理由による。
ら横断面形状が楕円や角型等の非円形のものが多く用い
られている。これは手で扱い易く、ラベル等の表示に適
し、また外観が良い等の理由による。
このような方向性のある容器にねじ嵌合するキャップと
しても、外観上や機能上、方向性のあるものが多く用い
られている。例えば、ねじ筒の外側に外筒を有して二重
筒構造をなし、この外筒が横断面形状非円であって容器
本体の周壁と面一になるものや、外筒の一方の側に弾性
反転機構を介して回動蓋を連結させたもの、等である。
しても、外観上や機能上、方向性のあるものが多く用い
られている。例えば、ねじ筒の外側に外筒を有して二重
筒構造をなし、この外筒が横断面形状非円であって容器
本体の周壁と面一になるものや、外筒の一方の側に弾性
反転機構を介して回動蓋を連結させたもの、等である。
このような、方向性のある容器と、これに、ねじ嵌合す
る方向性のあるキャップにおいては、ねじを機械で締め
るときに容器とキャップの位置が一致した時点で締め終
るように、かつ一旦締めたねじは緩んで位置が狂うこと
がないようにする必要がある。
る方向性のあるキャップにおいては、ねじを機械で締め
るときに容器とキャップの位置が一致した時点で締め終
るように、かつ一旦締めたねじは緩んで位置が狂うこと
がないようにする必要がある。
このようなキャップ位置合せ機構として従来考えられて
いるものとしては、例えば実用新案公告昭59−14342号
がある。
いるものとしては、例えば実用新案公告昭59−14342号
がある。
これは外筒の内面下端部の最短径部に内方への突子を設
け、一方これに対応してボトルの口頚部の基部外面には
凹部を設け、ねじ締めの完了時にこの凹部に前記突子が
嵌合するように、またこの凹部はそのねじ締め方向の直
前と直後との2位置に並んで形成された径方向への突部
によって相対的に凹部を成すものであって、前方の突部
をのり超えて前記嵌合した後は後方の突部がストッパー
としてねじの締まりを止め、止まった後は前記前方の突
部が緩み止めとなるように、ストッパー機能と緩み止め
機能とを一ヶ所に集めたものである。
け、一方これに対応してボトルの口頚部の基部外面には
凹部を設け、ねじ締めの完了時にこの凹部に前記突子が
嵌合するように、またこの凹部はそのねじ締め方向の直
前と直後との2位置に並んで形成された径方向への突部
によって相対的に凹部を成すものであって、前方の突部
をのり超えて前記嵌合した後は後方の突部がストッパー
としてねじの締まりを止め、止まった後は前記前方の突
部が緩み止めとなるように、ストッパー機能と緩み止め
機能とを一ヶ所に集めたものである。
[考案が解決しようとする課題] このような従来のキャップ位置合せ機構においては、前
記突子がキャップの外筒の最短径部に径方向に形成され
た僅かな突出部であるため、機械によってキャップを締
めるとき外側に逃げ、突子はストッパーをのり超えてし
まい前記凹部で止まらないことがある、という問題があ
る。
記突子がキャップの外筒の最短径部に径方向に形成され
た僅かな突出部であるため、機械によってキャップを締
めるとき外側に逃げ、突子はストッパーをのり超えてし
まい前記凹部で止まらないことがある、という問題があ
る。
これは、外筒とねじ筒との間にねじの嵌合と無関係な空
間があるため、外筒の弾性変形がねじ筒におけるよりも
自由で容易であり、しかもその外筒のすそ部の短径側
は、外筒の中でも最も径方向の変形量が多くなり得る部
分であること、またこれをのり超えると他にはストッパ
ーがないこと、等による。
間があるため、外筒の弾性変形がねじ筒におけるよりも
自由で容易であり、しかもその外筒のすそ部の短径側
は、外筒の中でも最も径方向の変形量が多くなり得る部
分であること、またこれをのり超えると他にはストッパ
ーがないこと、等による。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、横断面が円でない部分を有して方向性のある容器
と、これにねじ嵌合しねじ筒の外側に外筒を有していて
方向性のあるキャップとの位置合せ機構であって、所定
の合せ位置で確実に機械によるねじ締めを止め得て、か
つ、緩みを防ぎそのままの位置に保ち得るキャップ位置
合せ機構を提供することを目的としている。
て、横断面が円でない部分を有して方向性のある容器
と、これにねじ嵌合しねじ筒の外側に外筒を有していて
方向性のあるキャップとの位置合せ機構であって、所定
の合せ位置で確実に機械によるねじ締めを止め得て、か
つ、緩みを防ぎそのままの位置に保ち得るキャップ位置
合せ機構を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この第1の考案のキャップ位置合
せ機構は、容器の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を有
するキャップとからなるキャップ位置合せ機構であっ
て、ストッパー機構と緩み止め機構とを備え、ストッパ
ー機構は容器の口頚部の外周面に設けられた外向き突部
とキャップから内側に設けられたねじ嵌合の進行を止め
る方向に衝合する内向き突部とにより構成され、緩み止
め機構は容器の口頚基部の外周面とキャップの外筒部の
下端部内周面とに設けられてねじ嵌合の緩みを止める回
転方向に互いに衝合するラチェットにより構成され、前
記外向き突部は口頚部の外周面のおねじ山の終端から軸
方向下方へ延長形成され、前記内向き突部はめねじ山の
始端をなし、かつ前記容器の口頚部のラチェットは前記
外向き突部より前記容器の下方に設けられていることを
特徴とし、第2の考案のキャップ位置合せ機構は、容器
の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を有するキャップと
からなるキャップ位置合せ機構であって、ストッパー機
構と緩み止め機構とを備え、ストッパー機構は容器の口
頚部の外周面に設けられた外向き突部とキャップから内
側に設けられたねじ嵌合の進行を止める方向に衝合する
内向き突部とにより構成され、緩み止め機構は容器の口
頚基部の外周面とキャップの外筒部の下端部内周面とに
設けられてねじ嵌合の緩みを止める回転方向に互いに衝
合するラチェットにより構成され、前記外向き突部は口
頚部の外周面のおねじの下方部位に形成され、前記内向
き突部は外筒部の長径方向の端部内周面から突出し、か
つ前記容器の口頚部のラチェットは前記外向き突部より
前記容器の下方に設けられていることを特徴としてい
る。
せ機構は、容器の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を有
するキャップとからなるキャップ位置合せ機構であっ
て、ストッパー機構と緩み止め機構とを備え、ストッパ
ー機構は容器の口頚部の外周面に設けられた外向き突部
とキャップから内側に設けられたねじ嵌合の進行を止め
る方向に衝合する内向き突部とにより構成され、緩み止
め機構は容器の口頚基部の外周面とキャップの外筒部の
下端部内周面とに設けられてねじ嵌合の緩みを止める回
転方向に互いに衝合するラチェットにより構成され、前
記外向き突部は口頚部の外周面のおねじ山の終端から軸
方向下方へ延長形成され、前記内向き突部はめねじ山の
始端をなし、かつ前記容器の口頚部のラチェットは前記
外向き突部より前記容器の下方に設けられていることを
特徴とし、第2の考案のキャップ位置合せ機構は、容器
の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を有するキャップと
からなるキャップ位置合せ機構であって、ストッパー機
構と緩み止め機構とを備え、ストッパー機構は容器の口
頚部の外周面に設けられた外向き突部とキャップから内
側に設けられたねじ嵌合の進行を止める方向に衝合する
内向き突部とにより構成され、緩み止め機構は容器の口
頚基部の外周面とキャップの外筒部の下端部内周面とに
設けられてねじ嵌合の緩みを止める回転方向に互いに衝
合するラチェットにより構成され、前記外向き突部は口
頚部の外周面のおねじの下方部位に形成され、前記内向
き突部は外筒部の長径方向の端部内周面から突出し、か
つ前記容器の口頚部のラチェットは前記外向き突部より
前記容器の下方に設けられていることを特徴としてい
る。
[作用] このように構成された考案のキャップ位置合せ機構では
ストッパー機構の外向き突部は容器口頚部の外周面にあ
り、この部分は肉厚を大きくとることが可能でかつ円筒
形だから変形しにくく、内向き突部と協働して優れたス
トッパーとして確実にねじ嵌合の進行を止める作用をす
る。緩み止めはラチェットにより確実になされる。
ストッパー機構の外向き突部は容器口頚部の外周面にあ
り、この部分は肉厚を大きくとることが可能でかつ円筒
形だから変形しにくく、内向き突部と協働して優れたス
トッパーとして確実にねじ嵌合の進行を止める作用をす
る。緩み止めはラチェットにより確実になされる。
[実施例] 以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
明する。
第1図から第5図の各図は第1の考案の実施例のキャッ
プ位置合せ機構を示し、1はキャップである。
プ位置合せ機構を示し、1はキャップである。
キャップ1は2つの部材、すなわち下位部材と上位部材
3とを嵌合部4において嵌合させて一体化したものであ
って、壁の横断面が楕円状である容器6の口頚部7にね
じ嵌合するねじ筒部8、ねじ筒部8の外側にあってねじ
筒部8と二重筒状をなす横断面が楕円状の外筒部11、ね
じ筒部8と外筒部11との上端を接続している上下二重構
造の天板部12、天板部12の内側に接続してねじ筒部8の
内側において内外面を貫通するノズル孔13をもつノズル
部14、及び天板部12の短径15方向の一端に弾性反転機構
16を介して接続する回動蓋17を有し、つまみ部18をつま
んで回動蓋17の開閉操作をするものである。
3とを嵌合部4において嵌合させて一体化したものであ
って、壁の横断面が楕円状である容器6の口頚部7にね
じ嵌合するねじ筒部8、ねじ筒部8の外側にあってねじ
筒部8と二重筒状をなす横断面が楕円状の外筒部11、ね
じ筒部8と外筒部11との上端を接続している上下二重構
造の天板部12、天板部12の内側に接続してねじ筒部8の
内側において内外面を貫通するノズル孔13をもつノズル
部14、及び天板部12の短径15方向の一端に弾性反転機構
16を介して接続する回動蓋17を有し、つまみ部18をつま
んで回動蓋17の開閉操作をするものである。
まずストッパー機構を説明する。
容器6の口頚部7の外周面にはキャップ1との嵌合用の
おねじ21と共に外向き突部22が形成されている。すなわ
ち、おねじ21のねじ山の終端21aは容器6の短径15方向
の一端側に位置せられ、かつ終端21aから軸23方向下方
へ同じ径方向突出高さで面一に延長された外向き突部22
が形成されている。
おねじ21と共に外向き突部22が形成されている。すなわ
ち、おねじ21のねじ山の終端21aは容器6の短径15方向
の一端側に位置せられ、かつ終端21aから軸23方向下方
へ同じ径方向突出高さで面一に延長された外向き突部22
が形成されている。
これに対応して、キャップ1のねじ筒部8の内周面のめ
ねじ24のねじ山の始端24aはキャップ1の短径方向の一
端に位置せられ、おねじ21とのねじ嵌合の終点で、外向
き突部22とねじ嵌合の進行を止める方向に衝合し、口頚
部7とキャップ1とが所定の相対位置となった状態でね
じ嵌合の進行を停止し得る。
ねじ24のねじ山の始端24aはキャップ1の短径方向の一
端に位置せられ、おねじ21とのねじ嵌合の終点で、外向
き突部22とねじ嵌合の進行を止める方向に衝合し、口頚
部7とキャップ1とが所定の相対位置となった状態でね
じ嵌合の進行を停止し得る。
次に緩み止め機構を説明する。
容器6の口頚部7の下方には口頚部7より大径にされた
口頚基部25が位置し、口頚基部25の短径方向の両端部に
は、径方向外側に突出しラチェットの内歯を成す突部26
が形成されている。突部26は、第5図に示すように嵌合
の進行のためのキャップ1に対する相対回転の方向27の
側の面26aは突出先端から基部に向かって径方向内方よ
りも方向27側へ傾斜しているが、ねじ嵌合の緩みのため
のキャップ1に対する相対回転の方向28の側の面26bは
方向28にほぼ垂直である。
口頚基部25が位置し、口頚基部25の短径方向の両端部に
は、径方向外側に突出しラチェットの内歯を成す突部26
が形成されている。突部26は、第5図に示すように嵌合
の進行のためのキャップ1に対する相対回転の方向27の
側の面26aは突出先端から基部に向かって径方向内方よ
りも方向27側へ傾斜しているが、ねじ嵌合の緩みのため
のキャップ1に対する相対回転の方向28の側の面26bは
方向28にほぼ垂直である。
これに対応してキャップ1の外筒11の下端部の短径方向
の両端部には、径方向内側に突出しラチェットの外歯を
なす突出片31が形成されている。突出片31はねじ嵌合の
進行のための容器6に対する相対回転の方向28の側の面
31aは、突出先端から基部に向かって径方向外方よりも
方向28側へ傾斜していて、方向28への相対回転により面
26a上を摺動し、その結果突出片31は突部26をのり超え
得るが、ねじ嵌合の緩みのための容器6に対する相対回
転の方向27の側の面31bは方向27にほぼ垂直である。面3
1bでの衝合力を強くするように、突出片31は径方向内方
より方向27側に傾斜した板状にされている。ねじ嵌合の
進行時には、面26aと面31aが接し合うが、これによりね
じ嵌合の進行は止まることなく、突出片31は突部26をの
り超え、一旦突出片が突部26をのり超えると、ねじ嵌合
の緩み方向の相対回転力が作用しても面26bと面31bが強
く衝合し、これによりその相対回転を阻止し、容器6と
キャップ1との相対位置を所定の相対位置に保ち得るよ
うにされている。
の両端部には、径方向内側に突出しラチェットの外歯を
なす突出片31が形成されている。突出片31はねじ嵌合の
進行のための容器6に対する相対回転の方向28の側の面
31aは、突出先端から基部に向かって径方向外方よりも
方向28側へ傾斜していて、方向28への相対回転により面
26a上を摺動し、その結果突出片31は突部26をのり超え
得るが、ねじ嵌合の緩みのための容器6に対する相対回
転の方向27の側の面31bは方向27にほぼ垂直である。面3
1bでの衝合力を強くするように、突出片31は径方向内方
より方向27側に傾斜した板状にされている。ねじ嵌合の
進行時には、面26aと面31aが接し合うが、これによりね
じ嵌合の進行は止まることなく、突出片31は突部26をの
り超え、一旦突出片が突部26をのり超えると、ねじ嵌合
の緩み方向の相対回転力が作用しても面26bと面31bが強
く衝合し、これによりその相対回転を阻止し、容器6と
キャップ1との相対位置を所定の相対位置に保ち得るよ
うにされている。
以上説明した第1の実施例のキャップ位置合せ機構で
は、ストッパー機構の内向き突部はねじ筒上に位置して
いたが、第6図から第9図に示す第2の実施例のキャッ
プ位置合せ機構のように、ストッパー機構の内向き突部
を外筒上に形成してもよい。
は、ストッパー機構の内向き突部はねじ筒上に位置して
いたが、第6図から第9図に示す第2の実施例のキャッ
プ位置合せ機構のように、ストッパー機構の内向き突部
を外筒上に形成してもよい。
すなわち、容器6aは口頚部7aの外周面のおねじ21aの軸2
3方向下方部位であって長径20の一端部付近から突出す
る外向き突部22a(第7図参照)を有し、一方、キャッ
プ1aのねじ筒部8aの垂下寸法はねじ嵌合終了時において
も下端縁32が外向き突部22aより軸23方向上方に位置す
るようにされ、このねじ嵌合時の外向き突部22aと径方
向に対向する位置の外筒部11aの内周面から、内向き突
部33が内側に突出形成されている。内向き突部33は薄板
状の支持片33aと直方体状の接当片33bからなり(第8図
参照)、接当片33bはねじ嵌合終了時に外向き突部22aと
衝合する側の面と反対側の面で支持片33aと面一に接続
している。
3方向下方部位であって長径20の一端部付近から突出す
る外向き突部22a(第7図参照)を有し、一方、キャッ
プ1aのねじ筒部8aの垂下寸法はねじ嵌合終了時において
も下端縁32が外向き突部22aより軸23方向上方に位置す
るようにされ、このねじ嵌合時の外向き突部22aと径方
向に対向する位置の外筒部11aの内周面から、内向き突
部33が内側に突出形成されている。内向き突部33は薄板
状の支持片33aと直方体状の接当片33bからなり(第8図
参照)、接当片33bはねじ嵌合終了時に外向き突部22aと
衝合する側の面と反対側の面で支持片33aと面一に接続
している。
緩み止め機構は短径15方向の両端部に形成されてストッ
パー機構と位置を90°ずらされており、突部26cと突出
部31cとからなるラチェットである(第9図参照)。
パー機構と位置を90°ずらされており、突部26cと突出
部31cとからなるラチェットである(第9図参照)。
[考案の効果] 以上の説明から明らかな通り、この考案によれば横断面
が円でない部分を有して方向性のある容器と、これにね
じ嵌合しねじ筒の外側に外筒を有していて方向性のある
キャップとのねじ締めを所定の合せ位置で確実に止め得
て、かつ緩みを防ぎそのままの位置に保ち得るキャップ
位置合せ機構を得ることができる。
が円でない部分を有して方向性のある容器と、これにね
じ嵌合しねじ筒の外側に外筒を有していて方向性のある
キャップとのねじ締めを所定の合せ位置で確実に止め得
て、かつ緩みを防ぎそのままの位置に保ち得るキャップ
位置合せ機構を得ることができる。
また前記従来の実用新案公告昭59−14342号の突子はス
トッパー機能を有するので、ある程度強度を持つもので
なくてはならないため、細く小さな物にすることができ
ないことから外面側壁に射出成形特有のひけがでるが、
本考案の物はストッパーと緩み止めを分離したため緩み
止めリブは細く小さくすることが可能となり外面のひけ
が目立たない効果をも生じる。
トッパー機能を有するので、ある程度強度を持つもので
なくてはならないため、細く小さな物にすることができ
ないことから外面側壁に射出成形特有のひけがでるが、
本考案の物はストッパーと緩み止めを分離したため緩み
止めリブは細く小さくすることが可能となり外面のひけ
が目立たない効果をも生じる。
第1図から第5図は第1の考案の実施例に係わるキャッ
プ位置合せ機構における容器とキャップの嵌合状態を示
し、第1図は長径上の一部破断縦断面図、第2図は短径
上の一部破断縦断面図、第3図は第2図におけるIII−I
II部断面図、第4図は第2図におけるIV−IV部断面図、
第5図は第4図におけるA部拡大図、第6図から第9図
は第2の考案の実施例に係わるキャップ位置合せ機構に
おける容器とキャップの嵌合状態を示し、第6図は長径
上の一部破断縦断面図、第7図は短径上の一部破断縦断
面図、第8図は第7図におけるVIII−VIII部断面図及び
第9図は第7図におけるIX−IX部断面図である。 1,1a…キャップ、2…下位部材、3…上位部材、4,5…
嵌合部、6…容器、7…口頚部、8…ねじ筒部、11…外
筒部、12…天板部、13…ノズル孔、14…ノズル、15…短
径、16…弾性反転機構、17…回転蓋、18…つまみ部、20
…長径、21…おねじ、21a…終端、22…外向き突部、23
…軸、24…めねじ、25…口頚基部、26…突部、27…方
向、28…方向、28a,28b…面、31…突出部、31a,31b…
面、32…下端縁、33…内向き突部、33a…支持片、33b…
接当片
プ位置合せ機構における容器とキャップの嵌合状態を示
し、第1図は長径上の一部破断縦断面図、第2図は短径
上の一部破断縦断面図、第3図は第2図におけるIII−I
II部断面図、第4図は第2図におけるIV−IV部断面図、
第5図は第4図におけるA部拡大図、第6図から第9図
は第2の考案の実施例に係わるキャップ位置合せ機構に
おける容器とキャップの嵌合状態を示し、第6図は長径
上の一部破断縦断面図、第7図は短径上の一部破断縦断
面図、第8図は第7図におけるVIII−VIII部断面図及び
第9図は第7図におけるIX−IX部断面図である。 1,1a…キャップ、2…下位部材、3…上位部材、4,5…
嵌合部、6…容器、7…口頚部、8…ねじ筒部、11…外
筒部、12…天板部、13…ノズル孔、14…ノズル、15…短
径、16…弾性反転機構、17…回転蓋、18…つまみ部、20
…長径、21…おねじ、21a…終端、22…外向き突部、23
…軸、24…めねじ、25…口頚基部、26…突部、27…方
向、28…方向、28a,28b…面、31…突出部、31a,31b…
面、32…下端縁、33…内向き突部、33a…支持片、33b…
接当片
Claims (2)
- 【請求項1】容器の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を
有するキャップとからなるキャップ位置合せ機構であっ
て、ストッパー機構と緩み止め機構とを備え、ストッパ
ー機構は容器の口頚部の外周面に設けられた外向き突部
とキャップから内側に設けられたねじ嵌合の進行を止め
る方向に衝合する内向き突部とにより構成され、緩み止
め機構は容器の口頚基部の外周面とキャップの外筒部の
下端部内周面とに設けられてねじ嵌合の緩みを止める回
転方向に互いに衝合するラチェットにより構成され、前
記外向き突部は口頚部の外周面のおねじ山の終端から軸
方向下方へ延長形成され、前記内向き突部はめねじ山の
始端をなし、かつ前記容器の口頚部のラチェットは前記
外向き突部より前記容器の下方に設けられていることを
特徴とするキャップ位置合せ機構 - 【請求項2】容器の口頚部と、ねじ筒の外側に外筒部を
有するキャップとからなるキャップ位置合せ機構であっ
て、ストッパー機構と緩み止め機構とを備え、ストッパ
ー機構は容器の口頚部の外周面に設けられた外向き突部
とキャップから内側に設けられたねじ嵌合の進行を止め
る方向に衝合する内向き突部とにより構成され、緩み止
め機構は容器の口頚基部の外周面とキャップの外筒部の
下端部内周面とに設けられてねじ嵌合の緩みを止める回
転方向に互いに衝合するラチェットにより構成され、前
記外向き突部は口頚部の外周面のおねじの下方部位に形
成され、前記内向き突部は外筒部の長径方向の端部内周
面から突出し、かつ前記容器の口頚部のラチェットは前
記外向き突部より前記容器の下方に設けられていること
を特徴とするキャップ位置合せ機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989003715U JPH0725327Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | キャップ位置合せ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989003715U JPH0725327Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | キャップ位置合せ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297249U JPH0297249U (ja) | 1990-08-02 |
JPH0725327Y2 true JPH0725327Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31205596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989003715U Expired - Lifetime JPH0725327Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | キャップ位置合せ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725327Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5253331B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2013-07-31 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
JP5755442B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2015-07-29 | 株式会社吉野工業所 | キャップ付き容器 |
US10088398B2 (en) * | 2015-02-11 | 2018-10-02 | Emd Millipore Corporation | Stirred cell and method of using same |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913464U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-27 | 釜屋化学工業株式会社 | 位置合せ容器 |
JPS5914342U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-28 | 日本インタ−ナショナル整流器株式会社 | 半導体装置の極性判別装置 |
JPS59115752U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-04 | 紀伊産業株式会社 | キヤツプ付き容器 |
JPS6231044U (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-24 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1989003715U patent/JPH0725327Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297249U (ja) | 1990-08-02 |
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