JPH0353180B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば管、壜、罐、自動車用蓄電池
などのようなソケツト状の出口を備える物品を、
連結手段を介して出口を閉鎖するように連結され
るカツプ状のキヤツプによつて、取外し自在に閉
鎖するため閉鎖体であつて、キヤツプの内径が閉
鎖すべき物品の出口の外径と実質的に等しくなつ
ている閉鎖体に関する。

（従来技術） このような物品の出口を閉鎖するための閉鎖体
についての構造はきわめて多数知られている。

すなわち、例えば、出口連結部は通常外ねじを
備え、これに対応する内ネジを備えたカツプ形状
のねじ付きキヤツプにより一般的には閉鎖され
る。

この場合、ねじが連結手段であり、充分な密閉
を得るため例えばコルク、プラスチツクなどで作
られたリング状パツキングがキヤツプに挿入され
る。あるいは、柔らかい詰物を注入することもで
きる。

従来から使われている壜閉鎖体において、円筒
状のコルク、王冠コルクなどばかりでなく、取り
外し自在のスナツプ閉鎖体も知られている。この
スナツプ閉鎖体は、例えば、密閉リングはもちろ
ん挺子棒も備える。挺子棒は壜の頚部の背後でリ
ングに係合し、閉鎖状態では、この密閉リングを
壜の頚部の前面に向けて押し出すようになつてい
る。

上記ねじ付き蓋、栓蓋などは薬壜の類に使用さ
れることもある。

ねじ付きキヤツプ、ねじ付き栓などの形態の同
様な閉鎖体は、例えば自動車用蓄電池の電池槽、
油罐などに普通に使用される。

（発明が解決しようとする課題） 物品に対し、信頼性の高い耐漏密閉を得るには
一般にキヤツプ、栓などを何回も回転させなけれ
ばならない。これはすべてのねじ付き閉鎖体に対
し共通して要求されることである。しかしなが
ら、確実な係合が生じるまで閉鎖体を回わさない
と、これは非熟練者がこのような操作を行う場合
特に起きることであるが、耐漏の充分な閉鎖を得
ることは保証されない。よく知られたねじ付き閉
鎖体の場合、比較的精密なねじを閉鎖体のみなら
ず閉鎖すべき物品にも切らなければならないが、
これには相当の経費がかゝる。

もし閉鎖すべき物品の出口および／またはよく
知られている型のねじ付き閉鎖体が特に強度の高
くない材料で作られているとすれば、ねじは容易
に損傷を受けることがある。その結果閉鎖体を物
品に取付けることができなくなるか、或は取付け
ることができたとしても閉鎖体の密閉作用は不充
分になる。

従つて、本発明の目的は上述の周知の型の閉鎖
体を改良することにあるが、これと同時にその欠
陥を回避し、かつ量産品のようにきわめて安価に
作ることができ、しかも物品を閉じると直ちに密
閉連結が得られので非熟練者も正しくこれを取扱
うことのできる閉鎖体を提供することにある。そ
の上、物品の開閉は従来に比べて遥かに容易かつ
迅速に行い得る。

（発明の構成） 本発明は、閉鎖すべき物品の出口に閉鎖手段に
よつて密封状態で連結されるようになつたカツプ
状のキヤツプが設けられ、その内径が閉鎖すべき
物品の外径と実質的に同一となつており、さら
に、キヤツプの内部に上記出口に内面に係合する
ステツプ8′が設けられており、キヤツプの外側に
対し半径方向に間隔ｒを置いて配置されたほぼ円
錐形またはスリーブ状の閉鎖部材が設けられた、
管、壜、罐、自動車用蓄電池等のようなソケツト
状の出口を備えた物品を取外し自在に閉鎖するた
め閉鎖体において、 上記閉鎖部材の内面が半径に対して角度をもつ
て延在する少なくとも一つのウエブによつて上記
キヤツプの外面に連結されており、上記閉鎖部材
の壁の厚さＢが上記キヤツプの壁の厚さｂよりも
厚く形成されており、 上記閉鎖部材と上記キヤツプの相対的回転運動
を与えることによりウエブが変位し、キヤツプが
半径方向に移動することを特徴とする取外し自在
の閉鎖体である。

（作用） 本発明による閉鎖体の閉鎖作用は以下の通りで
ある。管等の出口にキヤツプを被せ、閉鎖部材を
ウエブの半径方向に対する傾斜方向（第１図にお
ける反時計方向）と反対方向に回転させることに
より、ウエブの半径方向で見た見掛け上の長さが
長くなり、外端を厚い閉鎖部材に止められたウエ
ブがキヤツプを内方へ押してこれを上記出口に固
着する。この時、キヤツプのカバー部が多少持ち
上げられることがあるが、キヤツプの内部に上記
出口に内面に係合するステツプが設けられてお
り、キヤツプの密封性は維持される。

一方、閉鎖体の取外し作用は以下の通りであ
る。閉鎖部材をウエブの半径方向に対する傾斜方
向と同じ方向（第１図における反時計方向）に回
転させることにより、ウエブの半径方向で見た見
かけ上の長さが短くなり、ウエブがキヤツプを外
方へ引張つてキヤツプの直径を大きくし、閉鎖体
の取外しを容易にする。

（実施例） 以下に本発明を、特許請求の範囲を限定するも
のでない実施例につき図面を参照して、詳しく説
明する。

第１および２図は、管を密閉するための閉鎖体
１を拡大して示す。管のソケツトすなわちスリー
ブ状の出口２だけが破線により第２図に示されて
いる。閉鎖体１は、実質的には、カツプ形状のキ
ヤツプ３とウエブ６を備えたスリーブ状の閉鎖部
材４とから構成される。

カツプ形状のキヤツプ３は、本質的には、円筒
状の壁７と、これと一体に形成されたカバー部分
８とから成る。中央に凹部を備えた段部８′はカ
バー部分８からその中央において突出し、このと
き段部８′は壁７の内面に対し間隔を備えている。
又、段部８′は、閉鎖状態では、閉鎖すべき物品
の出口２の中に突入する（第２図参照）。

第２図から明らかなように、本実施例におい
て、出口２はリブすなわちビード状の段部５を有
し、段部５は出口２の外面上を閉鎖体１の中心線
２９に平行に延びる。段部５に対応する段部５′
が壁７の内面に設けられ、このとき段部５′は出
口２の実際の外壁に対し半径方向に間隔を備えて
いる。

キヤツプ３の内径ｄは、その段部５′を無視す
れば、出口２の外径とその段部５の近傍において
等しいので、出口２はキヤツプ３の中に偏心的な
しで滑り嵌め態様でもつて導入されるようになつ
ている。第２図の実施例に示すように、キヤツプ
３の壁７はカバー部分８に向う円錐形であつても
よい。

環状もしくはスリーブ状の閉鎖部材４はその下
縁部９において壁厚Ｂとなつており、これはキヤ
ツプ３の壁厚ｂの倍数となつていんる。キヤツプ
３、閉鎖部材４およびウエブ６は弾性プラスチツ
ク材料で作られ、しかも一体構造のユニツトとし
て構成される。

第１および２図から明らかなように、閉鎖部材
４はキヤツプ３の壁７の外面に対し半径方向に間
隔ｒを置いて配置される。キヤツプ３と閉鎖部材
４の間にある８個のウエブ６は円周に沿つて45°
の等しい角度間隔で配置し、半径に対し角度１１
の方向に傾く。この角度は本実施例の場合45°で
ある。

キヤツプ３の下縁には面取りした面１３が設け
てあるので、キヤツプを管の出口連結部に特に簡
単に装着することができる。

閉鎖体１を装着する際に特に良好な心合せを確
保するため、第２図の破線に示すように、面取り
した面１３′を閉鎖体１の全底面にわたつて設け
てもよい。

図示するように、ウエブ６は三角形となつてお
り、その頂点１４は閉鎖部材４の内面１６の上に
位置し、その結果頂点１４はウエブ６と閉鎖部材
４との間の連結点を形成する。

キヤツプ３もしくは閉鎖部材４の下縁部に配置
されるようになつたウエブ６の巾広の端部は結果
的にはキヤツプ３の壁７の外面上に位置される
が、このとき壁７にはそれとウエブ６との連結部
において凹部が形成されるようになつている。

また、開口１９の形式の凹所も設けられ、これ
はウエブ６とキヤツプ３の壁７との連結部の上方
で壁７を完全に貫通する。

本発明による閉鎖体１の操作について上述の実
施例に基き以下に説明する。

管の出口連結部２を閉鎖体１でもつて閉鎖する
場合には、先ず、段部５と段部５′とが平行に並
ぶような態様で閉鎖体１を矢印２１の方向にそつ
て出口２にその上方から装着する。このような装
着は装着時に段部５および５′が一直線上に整列
された状態になつているときでも保証される。と
いうのは、段部５の底部および段部５′の頂部に
は丸味が付けられるか、もしくは傾斜態様で面取
りされているので、かかる装着に対し所望の状態
が自動的に得られるからである。

装着の最終位置において、出口２の上方端面は
カバー部分８の内面に係合するので、カバー部分
８の内面にある段部８′は出口２の中に係合する。

この状態において、ウエブ６とキヤツプ３の壁
７とは第１図に示す位置にあり、これは第３図に
実線により示す位置と一致する。

閉鎖のためには、閉鎖体１を矢印２２の方向に
回転させるが、このとき完全な１回転の一部が要
求されるだけである。閉鎖部材４はキヤツプ３の
壁７に比しずつと厚くうかもその壁の厚みは連続
しているので、閉鎖部材４はその最初の位置と形
状を実質的に維持するのに対し、ウエブ６は矢印
２２の方向への回締の際の段部５および５′の係
合のために頂点１４のまわりに時計方向に旋回す
ることになる。

このようなウエブ６の旋回運動の結果として、
キヤツプ３の壁７上に位置されたウエブの端部は
ウエブ長Ｌに相当する円弧２３上で頂点１４のま
わりに旋回することになり、この結果キヤツプ３
の壁は半径方向に内側に向つて変位して、キヤツ
プ３の周囲はその下方の縁部で短絡することにな
る。このような段部５′の下方でのキヤツプ３に
よる締付作用でもつて、閉鎖体１は出口２にロツ
クされることになる。

このことは、壁７が連続している場合すなわち
キヤツプ３に開口１９がない場合には、非常に弾
性に富んだ壁材料を使用したときにのみ可能であ
る。壁７に開口を設けた場合には、比較的弾性の
小さな材料を用いることが可能である。というの
は、閉鎖時すなわち矢印２２に沿う回転時に、キ
ヤツプ３の壁７の下端部の縁部２４は接近するよ
うに変位するからである。その結果、第３図に示
すように、２つの隣接する縁部２４の周囲方向の
間隔は減少することになる。

矢印２２の方向に沿う開位置から閉位置までの
回転時に、各ウエブ６はその半径方向の位置を経
て閉位置（第３図参照）に旋回する。このときウ
エブは他側で半径に対しある角度をとる。

ウエブ６の長さＬは半径方向の最初の間隔ｒよ
り大きいので、閉鎖体１はその開位置と閉位置と
の両方の位置において安定する。

閉鎖体１は逆の手順で外される。すなわち、閉
鎖体１を矢印２２の方向とは逆の方向に部分的な
回転を行うことだけが必要である。

閉鎖体１が比較的小さい場合でも所定のトルク
を２本の指でもつて、しかもその指の面が濡れて
いても又は油で汚れていても、該閉鎖体にかけら
れるように、閉鎖部材４の外面にはローレツト２
５が切つてある。

閉鎖部材４の壁厚は下縁部から上方に向つて減
少していることを指摘したい。というのは、閉鎖
部材４はその上部において２本の指を当てるに充
分な表面を提供することだけを目的としているか
らである。本実施例にあつては、閉鎖部材４の環
状の構成、すなわちスリーブ状の構成のために、
閉鎖部材４は上部では強い強度を必要とせず、従
つて下部に比して薄目の壁厚で充分である。これ
に反して下部は閉鎖時にウエブにより及ぼされる
力に抵抗しなければならず、従つて強い強度が要
求され壁厚も厚いものを必要とする。

第１および第２により説明した上記の閉鎖体の
変形例として、壁７の内径ｄが出口２の外径に一
致するような寸法であれば、段部５および５′を
省略することができる。

このような構成においては、壁７の内面と出口
２の外面との間の摩擦により、ウエブ８の開位置
から閉位置への旋回運動が起きるので、締付作用
が得られる。

他の変形例が第１図に破線で囲まれた部分Ａに
示してある。この場合、ウエブ６はコーナ３１の
みによつてキヤツプ３の壁７に連結され、一方他
のコーナ３１′は自由になつているので、コーナ
３１′は出口の自由端上に設けられた切込みの背
後もしくは下端で半径方向内側に向つて自由に旋
回することができる。

このように本発明による閉鎖体について種々の
変形が可能である。その中でも特に、閉鎖体１の
キヤツプ３と出口２との間の係合が全く摩擦力に
よつて行なわれるものを挙げることができ、これ
は閉鎖体１が大きな圧力に耐える必要がない場合
に実現可能である。

また、よく使用される別の重要な変形例とし
て、キヤツプ３の内面上にリブまたはビード状の
段部５′を設け、しかもこれに対応する段部５を
出口２の外面上に設けたものを挙げることがで
き、この場合実際の閉鎖プロセスの開始時に閉鎖
体１と出口２との間の係合が行われることにな
る。

更に別の変形例によれば、ウエブは単にそれと
面したコーナによつてキヤツプに固着され、他の
コーナは自由にされる。従つて、出口２に面した
ウエブの端部は閉鎖の際に閉鎖すべき出口のレリ
ーフ内に旋回して入り込むことができるようにな
つている。この変形例の使用される場合は、閉鎖
体が閉鎖すべき物品内の相当に高い内圧に耐えな
ければならないときである。

（発明の効果） 本発明による取外し自在の閉鎖体は非熟練者で
も正しく使用することができ、管等の出口への固
着が確実で、かつ容易に取外しができ、さらに、
安価な材料を使用し、容易に量産可能な方法で製
造することができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による閉鎖体の下から見た平面
図であつて、第２図の矢印の方向から見た閉鎖
体を単純化すなわち略図化して示す。尚、見易く
するため第２図において破線で示されている閉鎖
すべき物品は本図においては省略されている。第
２図は第１図による閉鎖体の側面図であつて、一
部を断面により線−の方向から見て示す。第
３図は第１図の切抜き部分を拡大し一層簡略化
して示す基本線図であつて、第１図による閉鎖体
に適用した場合の本発明の原理を説明する。 １……閉鎖体、２……出口、３……キヤツプ、
４……閉鎖部材、５……段部、５′……段部、６
……ウエブ、７……壁、８……カバー部分、閉じ
た端部、８′……段部、９……下縁部、１１……
角度、１２……内面、１３……面取りした面、１
３′……面取りした面、１４……頂点、１６……
内面、１７……外面、１９……開口、２１……矢
印、２２……矢印、２３……円弧、２４……縁
部、２５……ローレツト、２８……凹所、２９…
…中心線、３０……コーナ、３１，３１′……コ
ーナ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 閉鎖すべき物品の出口２に閉鎖手段によつて
   密封状態で連結されるようになつたカツプ状のキ
   ヤツプ３が設けられ、その内径が閉鎖すべき物品
   の外径と実質的に同一となつており、さらに、キ
   ヤツプの内部に上記出口に内面に係合するステツ
   プ8′が設けられており、キヤツプ３の外側に対し
   半径方向に間隔ｒを置いて配置されたほぼ円錐形
   またはスリーブ状の閉鎖部材４が設けられた、
   管、壜、罐、自動車用蓄電池等のようなソケツト
   状の出口２を備えた物品を取外し自在に閉鎖する
   ため閉鎖体において、 上記閉鎖部材４の内面が半径に対して角度１１
   をもつて延在する少なくとも一つのウエブ６によ
   つて上記キヤツプ３の外面に連結されており、上
   記閉鎖部材４の壁の厚さＢが上記キヤツプ３の壁
   の厚さｂよりも厚く形成されており、 上記閉鎖部材４と上記キヤツプ３の相対的回転
   運動を与えることによりウエブ６が変位し、キヤ
   ツプ３が半径方向に移動することを特徴とする取
   外し自在の閉鎖体。 ２ 複数個のウエブ６が設けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の閉鎖体。 ３ ウエブ６が一様な間隔で配置されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項まはた第２項
   に記載の閉鎖体。 ４ ウエブ６がキヤツプ３および／または閉鎖部
   材４と一体構造として作られていることを特徴と
   する前項のいずれかに記載の閉鎖体。 ５ 出口２に面するキヤツプ３の内面１２がリブ
   状もしくはビード状の段部５′を備え、前記段部
   ５′が出口２の外面に設けられた対応段部５の間
   に延びていることを特徴とする前項のいずれかに
   記載の閉鎖体。 ６ 出口２に面するキヤツプ３の内面１２が漏れ
   止め被覆を備えていることを特徴とする前項のい
   ずれかに記載の閉鎖体。 ７ 閉鎖体１の底面および少なくともキヤツプ３
   の下端面が面取りした面１３′又は１３を備えて
   いることを特徴とする前項のいずれかに記載の閉
   鎖体。 ８ キヤツプ３がその閉じた端部８に向つて円錐
   形にテーパーを付けられていることを特徴とする
   前項のいずれかに記載の閉鎖体。 ９ ウエブ６の厚みが閉鎖部材４からキヤツプ３
   に向つて増加することを特徴とする前項のいずれ
   かに記載の閉鎖体。 １０ ウエブ６が実質的に三角形の形状をしてい
   ることを特徴とする前項のいずれかに記載の閉鎖
   体。 １１ ウエブ６がキヤツプ３の下縁に連結されて
   いることを特徴とする前項のいずれかに記載の閉
   鎖体。 １２ キヤツプ３の縁部がウエブ６との連結点の
   近傍において常に弱められていることを特徴とす
   る前項のいずれかに記載の閉鎖体。 １３ キヤツプ３がウエブ６との連結点の上方で
   常に凹所１９が設けられていることを特徴とする
   前項のいずれかに記載の閉鎖体。 １４ 閉鎖部材の厚みＢがキヤツプ３の厚みｂよ
   り遥かに大きいことを特徴とする前項のいずれか
   に記載の閉鎖体。 １５ ウエブ６が半径に対し常に45°の角度をな
   すことを特徴とする前項のいずれかに記載の閉鎖
   体。 １６ ウエブ６が弾性を有することを特徴とする
   前項のいずれかに記載の閉鎖体。 １７ 漏れ止めがキヤツプ３に設けられているこ
   とを特徴とする前項のいずれかに記載の閉鎖体。 １８ プラスチツク構造を特徴とする前項のいず
   れかに記載の閉鎖体。 １９ ウエブ６がキヤツプ３の壁７と点状に連結
   するだけであることを特徴とする前項のいずれか
   に記載の閉鎖体。