JPH07253088A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH07253088A
JPH07253088A JP6042842A JP4284294A JPH07253088A JP H07253088 A JPH07253088 A JP H07253088A JP 6042842 A JP6042842 A JP 6042842A JP 4284294 A JP4284294 A JP 4284294A JP H07253088 A JPH07253088 A JP H07253088A
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JP
Japan
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front housing
bearing
race
end surface
shaft
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Takeshi Takemoto
剛 竹本
Shigeru Hisanaga
滋 久永
Yasushi Watanabe
靖 渡辺
Tetsuhiko Fukanuma
哲彦 深沼
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Toyota Industries Corp
Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/005Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
    • F04C29/0057Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントハウジングの軸方向への寸法を短く
して、小型・軽量化し、潤滑性を向上することができる
スクロール型圧縮機を提供する。 【構成】 フロントハウジング2の嵌合穴2aにラジア
ルベアリング4を介して回転軸3の大径部3Aを支持す
る。ベアリング4のアウターレース21のフロント側端
面21aをフロントハウジング2の内壁面2fに当接
し、インナーレース22のフロント側端面22aと内壁
面2fとを近接して微小空間25を形成する。回転軸3
の小径部3Bの外周面とフロントハウジング2の中心孔
2dとの間に嵌合されたシャフトシール機構26のリヤ
側端部を係止する係止部2eを前記中心孔2dの内端縁
に設ける。この係止部2eを回転軸3の大径部3Aに近
接し、さらにフロントハウジング2の内壁面2fに対
し、ベアリング4及びシャフトシール機構26を潤滑す
るための溝2gを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば車両用空調装置
に使用されるスクロール型圧縮機に関するものである。
より詳細にはフロントハウジングにおける回転軸の支持
構造及びその潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクロール型圧縮機において
は、ハウジング内に固定スクロール部材及び可動スクロ
ール部材が収容され、前記ハウジングのフロント側にラ
ジアルベアリングを介して回転軸の大径部が支持されて
いる。又、該回転軸の回転により前記可動スクロール部
材をその自軸を中心とする回転を阻止した状態で公転運
動させて、吸入室から両スクロール部材の圧縮室にガス
を吸入して容積減少させつつ圧縮し、このガスを吐出室
へ吐出するようになっている。
【0003】このようなスクロール型圧縮機では、図1
8に示すようにフロントハウジング41にラジアルボー
ルベアリング42を介して回転軸43が支持されてい
る。又、該回転軸43の内端部に設けた偏心軸44には
可動スクロール部材が作動連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール型圧
縮機ではベアリング42のフロント側端面とフロントハ
ウジング41の内壁面との間に広いシール室45が設け
られ、シャフトシール機構46に対し潤滑に必要なガス
が供給される。又、吸入室47からベアリング42の隙
間を通してシール室45に流れるガスによりベアリング
自身の潤滑も行われる。
【0005】ところが、従来の潤滑構造はフロントハウ
ジング内に広い空間40が設けられているので、フロン
トハウジング41及び回転軸43が軸方向に長くなって
圧縮機の軸方向への全長が長くなり、圧縮機が大型・大
重量化するという問題があった。なお、前記回転軸43
の大径部43Aを小径部43Bと同一の径にすることに
より、重量を軽減することも考えられるが、これは回転
軸43が可動スクロール部材の公転運動時に曲げモーメ
ントを受けるため、ベアリング42の機械的強度を確保
し難く、現実的ではない。
【0006】この発明の目的は上記従来の技術に存する
問題点を解消して、軸方向の全長を短くして、小型・軽
量化することができるとともに、回転軸を支持するベア
リング及びシャフトシール機構の潤滑性を確保すること
ができるスクロール型圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明はス
クロール型圧縮機において、ラジアルベアリングのアウ
ターレースのフロント側端面をフロントハウジングの内
壁面に当接し、インナーレースのフロント側端面とフロ
ントハウジングの内壁面とを近接して微小空間を形成
し、回転軸の小径部の外周面とフロントハウジングの中
心孔との間に嵌合されたシャフトシール機構のリヤ側端
部を係止する係止部を前記中心孔の内端縁に設け、該係
止部を前記回転軸の大径部に近接し、さらに前記フロン
トハウジング、ラジアルベアリング及び回転軸の少なく
とも一つの部材に対し、前記ラジアルベアリング及び前
記シャフトシール機構を潤滑するための潤滑手段を設け
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記回転軸の大径部のフロント側端面は、ラジアル
ベアリングのインナーレースのフロント側端面よりもリ
ヤ側に位置し、シャフトシール機構の係止部は前記イン
ナーレースのフロント側端面よりもリヤ側に位置してい
る。
【0009】請求項3記載の発明は請求項1又は2にお
いて、前記潤滑手段を前記微小空間と対応するフロント
ハウジングの内壁面に形成した溝としている。請求項4
記載の発明は、請求項1又は2において、前記潤滑手段
を前記係止部に形成した切欠溝としている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記潤滑手段を前記ラジアルベアリングのイン
ナーレースのフロント側端面に形成した溝としている。
請求項6記載の発明は請求項1又は2において、前記潤
滑手段を回転軸に対しシール室と吸入室側とを連通する
ように形成した連通路としている。
【0011】請求項7記載の発明は請求項1又は2にお
いて、前記潤滑手段を前記微小空間と吸入通路とを連通
するようにフロントハウジング又はアウターレースに形
成された連通路としている。
【0012】請求項8記載の発明は請求項7において、
前記連通路をラジアルベアリングのアウターレースの外
周面又は該レースを嵌合するフロントハウジングの嵌合
面に形成された溝としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、可動スクロール部材
の公転運動により固定及び可動の両スクロール部材によ
り形成される密閉状の圧縮室内に吸入室の冷媒ガスが取
り込まれ、圧縮室は中心部に行くに従い容積を減少しつ
つガスを圧縮する。圧縮機の動作中において、微小空間
及びシャフトシール室には潤滑手段により吸入室側から
ガスが導かれる。このため回転軸を支持するベアリング
及びシャフトシール機構はガスに含まれる潤滑油により
潤滑される。
【0014】請求項1記載の発明では、フロントハウジ
ングの内壁面がベアリングのフロント側端面に近接する
とともに、シャフトシール機構の係止部が回転軸の大径
部側に近接されている。このため、ベアリングのフロン
ト側端部に広いシール室を形成するのと比較して、圧縮
機の軸方向へのフロントハウジング及び回転軸の寸法が
短くなり、圧縮機が小型・軽量化される。
【0015】又、請求項2記載の発明では、シャフトシ
ール機構の係止部がベアリングのインナーレースのフロ
ント側端面よりもリヤ側に位置しているので、シール機
構が回転軸の大径部側に近接されて、フロントハウジン
グ及び回転軸の軸方向の寸法がさらに短くなり、圧縮機
がより小型・軽量化される。
【0016】又、請求項3記載の発明では、微小空間と
対応するフロントハウジングの内壁面に潤滑用の溝が形
成されているので、この溝にベアリングの隙間から潤滑
油を含んだガスが進入し、このガスがシャフトシール室
に導かれ、ベアリングやシャフトシール機構が潤滑され
る。
【0017】又、請求項4記載の発明では、前記係止部
に形成した切欠溝により微小空間とシール室との連通面
積が増大されて、微小空間とシール室とのガスの流れが
促進され、ベアリングやシール機構が潤滑される。
【0018】請求項5記載の発明では、前記ベアリング
のインナーレースのフロント側端面に形成した溝により
ベアリングの隙間とシャフトシール室とのガスの流れが
促進されて、ベアリングやシャフトシール機構が潤滑さ
れる。
【0019】請求項6記載の発明では、回転軸に形成し
た連通路によりシャフトシール室と吸入室とが連通さ
れ、ベアリングの隙間、微小空間及びシール室から通路
を経由するガス流れが促進されて、ベアリングやシャフ
トシール機構が潤滑される。
【0020】請求項7記載の発明では、フロントハウジ
ング又はアウターレースに形成された連通路により前記
微小空間と吸入通路とが連通され、吸入通路から連通路
を通して微小空間及びシール室にガスが流れ、ベアリン
グやシャフトシール機構が潤滑される。
【0021】さらに、請求項8記載の発明では、前記連
通路がアウターレースの外周面又は該レースを嵌合する
フロントハウジングの嵌合穴の内周面に溝状に形成され
ているので、請求項6記載の発明の作用に加えて、連通
路の加工が容易となる。
【0022】
【実施例】以下、この発明を具体化した第1実施例を図
1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように、セン
タハウジング1dを兼ねる固定スクロール部材1にはフ
ロントハウジング2が接合固定されている。フロントハ
ウジング2内には嵌合穴2aが形成され、この穴には回
転軸3の大径部3Aがラジアルボールベアリング4によ
り支持されており、回転軸3の内端には図4に示すよう
に四角柱状をなす偏心軸5が一体に形成されている。偏
心軸5には四角筒状の嵌合穴6aを有するブッシュ6が
偏心軸5と一体となって回転可能に支持されている。ブ
ッシュ6にはベアリング7を介して可動スクロール部材
8が固定スクロール部材1と対向接合するように回転可
能に支持されている。両スクロール部材1,8は基板1
a,8aと、両基板に直角に一体形成した渦巻部1b,
8bとにより構成され、可動スクロール部材8の基板8
a背面には前記ブッシュ6及びベアリング7を嵌入する
ボス部8cが一体に形成されている。前記スクロール基
板1a,8a及び渦巻部1b,8bにより外側から中心
側に行くに従い容積を減少しつつ冷媒ガスを圧縮する圧
縮室Pが形成されている。前記ブッシュ6のブラケット
6bには可動スクロール部材8の公転運動時の動的アン
バランスを補償するためのバランスウエイト9がカシメ
ピン10により固定されている。
【0023】可動スクロール基板8aの背面(可動側受
圧壁)8dとフロントハウジング2の内側壁(固定側受
圧壁)2bとの間には、可動スクロール部材8の自軸を
中心とした回転(自転)を阻止し、かつ回転軸3の中心
軸線のまわりで所定半径の円軌道運動(公転)を許容す
るための自転阻止機構Kが介装されている。すなわち、
固定側受圧壁2bには複数(この実施例では4個)の嵌
合孔2cが凹設されている。又、可動側受圧壁8dには
前記嵌合孔2cと対応して複数の嵌合孔8eが凹設され
ている。さらに、固定側受圧壁2bと可動側受圧壁8d
との間には円環状の自転防止リング11が介在され、該
リング11には対向する両嵌合孔2b,8eにそれぞれ
緩く係合された複数の自転阻止ピン12が貫通支持され
ている。リング11の前後側面には圧縮室P内での冷媒
ガスの圧縮動作時の反力を可動側受圧壁8dから固定側
受圧壁2bに受承させるための受圧素子部11aが複数
箇所に等角度で一体に形成されている。
【0024】前記可動スクロール部材8とセンタハウジ
ング1dの内周面との間には吸入室13が形成されてい
る。この吸入室13には図2に示すようにフロントハウ
ジング2に形成した吸入口29及び吸入通路30から前
記シャフトシール機構Kの空隙を通して冷媒ガスが導入
される。又、前記固定スクロール部材1の後端面にはリ
ヤハウジング14が接合固定されていて、前記基板1a
との間に吐出室15が形成されている。固定スクロール
基板1aには吐出ポート1cが形成され、吐出室15内
には該吐出ポート1cを開閉する吐出弁16が設けられ
ている。固定スクロール基板1aの外周面には吐出フラ
ンジ1eが一体に形成されている。
【0025】次に、この発明の要部である回転軸3の支
持構造について説明する。図3に示すように、前記ベア
リング4はフロントハウジング2の嵌合穴2aの内周面
に嵌合固定されるアウターレース21と、前記回転軸3
の大径部3Aの外周面に嵌合固定されるインナーレース
22と、両レース21,22間に介在された多数のボー
ル23とにより構成されている。前記アウターレース2
1のフロント側端面21aはフロントハウジング2の内
壁面2fによって位置規制され、リヤ側端面21bは前
記嵌合穴2aに係止したサークリップ24によって位置
規制されている。
【0026】前記ベアリング4の隙間G及びインナーレ
ース22のフロント側端面22aと、フロントハウジン
グ2の内壁面2fとの間には、微小空間25が形成され
ている。前記フロントハウジング2の中心孔2dの内周
面と前記回転軸3の小径部3Bの外周面との間にはシャ
フトシール機構26が介在されている。このシール機構
26のフロント側端面は前記中心孔2dの内周面に係止
したサークリップ27により位置規制されている。又、
シール機構26のリヤ側端面は前記中心孔2dのリヤ側
端部に一体に膨出形成した係止部2eにより位置規制さ
れている。この係止部2eと大径部3Aとの間には前記
微小空間25と連通するシール室28が形成されてい
る。又、大径部3Aのフロント側端面はインナーレース
22のフロント側端面22aよりもリヤ側に位置され、
係止部2eはフロント側端面22aよりもリヤ側に突出
され、シール機構26が回転軸3の大径部3Aに接近す
るようにしている。
【0027】前記微小空間25と係止部2eをリヤ側に
近接することにより、前記シール室28も微小空間とな
り、潤滑性が低下する。この実施例では前記微小空間2
5とシール室28とにベアリング4の隙間Gを通して潤
滑に必要なガスを供給するための潤滑手段として、ハウ
ジング2の内壁面2fに溝2gを形成している。この実
施例では図2に示すように溝2gを周方向に3箇所に形
成している。なお、この溝2gの個数は1つ又は2つで
も、4つ以上でもよい。
【0028】次に、前記のように構成したスクロール型
圧縮機の作用を説明する。今、エンジン等の動力により
回転軸3が回転されて偏心軸5が公転されると、回転軸
3の中心軸線を中心にブッシュ6が所定半径の円軌道に
沿って公転される。そして、可動スクロール部材8が自
転阻止機構Kにより自転を阻止された状態で、回転軸3
の回りを公転する。即ち、前記自転阻止機構Kの複数の
自転阻止ピン12は、固定側嵌合孔2cに嵌合されてい
るので、可動スクロール部材8の自転が阻止される。
又、各ピン12は両嵌合孔2c,8eに緩く嵌合されて
いるので、可動スクロール部材8は孔2c,8eの直径
をR、ピン12の直径をrとすると、2(R−r)を公
転半径とする円軌道上を公転運動する。この可動スクロ
ール部材8の公転運動により吸入口29から吸入室13
に導入された冷媒ガスは両スクロール部材1,8間の圧
縮室Pへ流入する。圧縮室Pは可動スクロール部材8の
公転に伴って容積を減少しつつ両スクロール部材1,8
の渦巻部1b,8bの中心部間に向けて収束して行く。
圧縮室Pの容積の減少によって圧縮された冷媒ガスは吐
出ポート1cから吐出室15内へ吐出される。吐出室1
5内に吐出された冷媒ガスは吐出フランジ1eから外部
吐出管路(図示略)に送られる。
【0029】前記圧縮動作中は圧縮室P内での冷媒ガス
の圧縮反力は、可動スクロール部材8に作用する。この
反力は可動側受圧壁8dからリング11の受圧素子部1
1aを介して固定側受圧壁2bにより受承される。
【0030】さて、第1実施例では前記フロントハウジ
ング2の内壁面2fがベアリング4のインナーレース2
2のフロント側端面22aに近接されるとともに、シャ
フトシール機構26を係止する係止部2eが回転軸3の
大径部3A側に近接されている。このため、ベアリング
4のフロント側端面からフロントハウジング2の外側壁
面までの距離L1 を短くすることができる。加えて、シ
ール機構26がリヤ側に変位された分、ベアリング4の
フロント側端面から回転軸3及びフロントハウジング2
のフロント側端面までの寸法L2 を短くすることができ
る。このためフロントハウジング2を小型化し、その重
量を軽減することができる。この結果、圧縮機を小型・
軽量化することができ、車両の限られたエンジンルーム
へのスクロール型圧縮機の装着性を向上することができ
る。
【0031】又、この実施例では微小空間25を構成す
る内壁面2fに溝2gが形成されているので、吸入通路
30から収入室13に流入した冷媒ガスは、ベアリング
4の隙間Gから微小空間25及び溝2gに流入し、この
ガスがシール室28に導かれる。又、シール室28のガ
スはベアリング4の隙間Gを通して吸入室13側へ流れ
る。このためガスに含まれるミスト状の潤滑油によりベ
アリング4及びシール機構26の潤滑性が向上する。も
し、前記溝2gがないと微小空間25からシール室28
にガスが入り難く、シール機構26の潤滑性が低下す
る。
【0032】次に、この発明を具体化した第2実施例を
図5及び図6に基づいて説明する。この第2実施例では
回転軸3の大径部3Aの外周面に対し前記シール室28
と吸入室13側とを連通する溝状の連通路3aを形成し
ている。又、前記大径部3Aのリヤ側端面にはブッシュ
6及びブラケット6bのフロント側端面が接触されてい
るので、前記連通路3aのリヤ側開口はブラケット6b
に前後方向に形成した連通路6c及び該ブラケット6b
のリヤ側面とバランスウエイト9のフロント側面との境
界面に形成した連通路6dによって吸入室13側と連通
されている。連通路6dの一端はバランスウエイト9の
外周面に開口され、ブッシュ6及びバランスウエイト9
が矢印方向に回転されると、先端開口から冷媒ガスが連
通路6c側へ進入するように斜状に形成されている。こ
の実施例のその他の構成は第1実施例と同様である。
【0033】この第2実施例におていは前記連通路3a
及び連通路6c,6dにより吸入室13とシール室28
とが連通されているので、前述したブッシュ6及びバラ
ンスウエイト9の回転により吸入室13から連通路6
d,6c,3aを通してシール室28へガスが流れる。
このため第2実施例では第1実施例の作用及び効果に加
えて、ベアリング4の隙間G及びシール室28のガスの
循環がさらに促進され、ベアリング4及びシール機構2
6の潤滑性がさらに向上する。
【0034】次に、この発明を具体化した第3実施例を
図7及び図8に基づいて説明する。この実施例ではシー
ル機構26のリヤ側端面を位置規制する係止部2eに対
し微小空間25とシール室28のガスの流れを促進する
切欠溝2hが複数箇所に形成されている。この実施例の
その他の構成は前記第1実施例と同様である。このため
微小空間25とシール室28との間のガスの流れが切欠
溝2hにより促進され、第1実施例よりもベアリング4
及びシール機構26の潤滑性が向上する。なお、前記切
欠溝2hの個数は1つ又は2つでも、4つ以上でもよ
い。
【0035】次に、この発明を具体化した第4実施例を
図9及び図10に基づいて説明する。この実施例ではフ
ロントハウジング2に対し、その外周部に形成した吸入
口29から吸入室13側へ指向する吸入通路30の外
に、該通路30と前記微小空間25を連通する連通路2
jを形成している。この第4実施例のその他の構成は前
記第1実施例と同様である。
【0036】従って、この第4実施例では吸入口29か
ら吸入通路30を通してガスが吸入室13に導かれる
際、連通路2jから微小空間25にガスが流れ込むの
で、溝2g内へのガスの流れが促進され、第1実施例の
作用に加えてベアリング4及びシール機構26の潤滑性
がさらに向上する。
【0037】又、第4実施例では前記吸入通路30及び
連通路2jをベアリング4の嵌合穴2aの内周面側に開
口している。このため吸入通路30及び連通路2jの加
工を嵌合穴2aの内周面側から容易に行うことができ
る。
【0038】次に、この発明を具体化した第5実施例を
図11及び図12に基づいて説明する。この実施例では
前記吸入通路30及び連通路2jをベアリング4の嵌合
穴2aの内周面側に開口しないトンネル構造としてい
る。又、図12に示すようにフロントハウジング2の内
壁面2fに対し前記溝2gと連通する凹部2kを形成
し、連通路2jから凹部2kを通して溝2gにガスが導
かれるようにしている。このため第5実施例では第4実
施例と比較して溝2g内へのガスの進入が促進されてベ
アリング4及びシール機構26の潤滑性がさらに向上す
る。
【0039】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図13に示すように前記連通路2jと同様の機能
を有する潤滑手段としての連通路21cをベアリング4
のアウターレース21の外周面に形成すること。この実
施例では連通路21cをレース21の外周面に加工する
ので、第5実施例と比較して連通路21cの加工が容易
となる。
【0040】(2)図14に示すようにフロントハウジ
ング2の内壁面2fに形成した溝2gを省略し、ベアリ
ング4のインナーレース22のフロント側端面22aに
対し、潤滑手段としての切欠溝22bを1又は複数箇所
に形成すること。この場合には切欠溝22bにより微小
空間25とシール室28との間のガスの流れが良くなる
ので、ベアリング4とシール機構26の潤滑性が向上す
る。
【0041】(3)図15に示すようにフロントハウジ
ング2の内壁面2fに形成した溝2gを省略し、インナ
ーレース22に対し潤滑手段としての羽根31を取り付
けること。この実施例では、回転軸3の回転によりイン
ナーレース22とともに羽根31が回転されて、吸入室
13側からベアリング4の隙間Gを通してガスが微小空
間25内に強制的に送られるため、ベアリング4とシー
ル機構26の潤滑性が向上する。
【0042】図14及び図15に示す実施例は前記溝2
gを省略しているので、フロントハウジング2の寸法L
1 をその他の各実施例と比較して短くすることができ
る。 (4)前記各実施例ではシール機構26の係止部2eを
ベアリング4のインナーレース22のフロント側端面2
2aよりもリヤ側に変位させた。これに代えて図16に
示すように微小空間25の底面と同一平面になるように
形成し、係止部2eに切欠溝2hを1又は複数箇所に形
成すること。
【0043】この場合には微小空間25から切欠溝2h
によりシール室28へのガスの流入が促進されて、シー
ル機構26の潤滑性が向上する。しかし、シール機構2
6がフロント側へ変位するので、フロントハウジングの
小型・軽量化率が低下する。
【0044】(5)図17に示すように回転軸3及び偏
心軸5に対しシール室28とベアリング7の収容室32
とを連通する連通路32を設けること。この場合には、
ガスの流れがベアリング7の隙間G1に発生するので、
前記第1実施例の効果に加えて、ベアリング7の潤滑性
が向上する。
【0045】(6)図5及び図6に示す実施例におい
て、前記溝2gを省略すること。この場合にも微小空間
25とシール室28とのガスの流れが連通路3a,6
c,6dによって促進されるので、ベアリング4とシー
ル機構26の潤滑性が向上する。
【0046】(7)図7及び図8に示す実施例におい
て、前記溝2gを省略すること。この場合にも微小空間
25とシール室28とのガスの流れが切欠溝2hによっ
て促進されるので、ベアリング4とシール機構26の潤
滑性が向上する。
【0047】(8)前記各実施例の潤滑手段としての溝
2g、切欠溝2h、連通路3a(6c,6d)、連通路
2j、切欠溝22b及び羽根31等は前述したように単
独で用いてもよく、それらを複数個又はそれ以上可能な
全ての組合せの範囲で互いに組み合わせて使用してもよ
い。これらの場合には単独の場合よりもベアリング4及
びシール機構26の潤滑性が向上する。
【0048】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。請
求項1において、ベアリング4のインナーレース22に
潤滑手段としての羽根31を設けたスクロール型圧縮
機。
【0049】この圧縮機では羽根31により微小空間2
5へのガスの供給が促進され、ベアリング4及びシール
機構26の潤滑性を向上することができる。又、請求項
1〜5のいずれか1項において、回転軸3及び偏心軸5
に対しシール室28と偏心軸内端の空間とを連通する連
通路32を設けたスクロール型圧縮機。
【0050】この圧縮機では請求項1〜5のいずれか1
項記載の発明の効果に加えて、可動スクロール部材8を
支持するベアリング7の潤滑性を向上することができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、3〜6
記載の発明はスクロール型圧縮機の軸方向の全長を短く
して、小型・軽量化することができるとともに、回転軸
を支持するベアリング及びシャフトシール機構の潤滑性
を確保することができる。
【0052】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えて、フロントハウジング及び回転軸
の軸方向の寸法を短くして、スクロール型圧縮機をさら
に小型・軽量化することができる。
【0053】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
又は2記載の効果に加えて、吸入通路から微小空間にガ
スが供給されるので、ベアリング及びシャフトシール機
構の潤滑性をさらに向上することができる。
【0054】さらに、請求項8記載の発明は、請求項7
記載の発明の効果に加えて、連通路の加工を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例のスクロール型圧縮機
の縦断面図である。
【図2】 第1実施例のフロントハウジングの一部破断
斜視図である。
【図3】 第1実施例の要部の拡大断面図である。
【図4】 第1実施例の回転軸、ブッシュ、バランスウ
エイトの分解斜視図である。
【図5】 第2実施例のスクロール型圧縮機のフロント
側の縦断面図である。
【図6】 第2実施例の回転軸、ブッシュ、バランスウ
エイトの分解斜視図である。
【図7】 この発明の第3実施例のスクロール型圧縮機
の部分縦断面図である。
【図8】 第3実施例のフロントハウジングの一部破断
斜視図である。
【図9】 第4実施例を示すスクロール型圧縮機の縦断
面図である。
【図10】 第4実施例のフロントハウジングの一部破
断斜視図である。
【図11】 第5実施例のスクロール型圧縮機の部分断
面図である。
【図12】 第5実施例のフロントハウジングの一部破
断斜視図である。
【図13】 別例を示す要部の断面図である。
【図14】 別例を示す要部の断面図である。
【図15】 別例を示す要部の断面図である。
【図16】 別例を示す要部の断面図である。
【図17】 別例を示す要部の断面図である。
【図18】 従来のスクロール型圧縮機の部分縦断面図
である。
【符号の説明】 1…固定スクロール部材、1d…センタハウジング、2
…フロントハウジング、2a…嵌合穴、2d…中心孔、
2e…係止部、2f…内壁面、2g…潤滑手段としての
溝、2h…潤滑手段としての切欠溝、2j…潤滑手段と
しての連通路、3…回転軸、3A…大径部、3B…小径
部、3a…潤滑手段としての連通路、4…ラジアルベア
リング、6c,6d…連通路、8…可動スクロール部
材、14…リヤハウジング、21…アウターレース、2
1a…フロント側端面、21c…潤滑手段としての連通
路、22…インナーレース、22a…フロント側端面、
22b…潤滑手段としての切欠溝、25…微小空間、2
6…シャフトシール機構、28…シール室、32…潤滑
手段としての連通路、P…圧縮室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 靖 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 深沼 哲彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に固定スクロール部材及び
    可動スクロール部材を収容し、前記ハウジングのフロン
    ト側にラジアルベアリングを介して回転軸の大径部を支
    持し、該回転軸の回転により前記可動スクロール部材を
    その自軸を中心とする回転を阻止した状態で公転運動さ
    せて、吸入室から両スクロール部材により形成されるの
    圧縮室にガスを吸入して容積減少させつつ圧縮し、この
    ガスを吐出室へ吐出するようにしたスクロール型圧縮機
    において、 前記ラジアルベアリングのアウターレースのフロント側
    端面をフロントハウジングの内壁面に当接し、インナー
    レースのフロント側端面とフロントハウジングの内壁面
    とを近接して微小空間を形成し、回転軸の小径部の外周
    面とフロントハウジングの中心孔との間に嵌合されたシ
    ャフトシール機構のリヤ側端部を係止する係止部を前記
    中心孔の内端縁に設け、該係止部を前記回転軸の大径部
    に近接し、さらに前記フロントハウジング、ラジアルベ
    アリング及び回転軸の少なくとも一つの部材に対し、前
    記ラジアルベアリング及び前記シャフトシール機構を潤
    滑するための潤滑手段を設けたスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回転軸の大径部
    のフロント側端面は、ラジアルベアリングのインナーレ
    ースのフロント側端面よりもリヤ側に位置し、シャフト
    シール機構の係止部は前記インナーレースのフロント側
    端面よりもリヤ側に位置しているスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記潤滑手段
    は前記微小空間と対応するフロントハウジングの内壁面
    に形成した溝であるスクロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記潤滑手段
    は前記係止部に形成した切欠溝であるスクロール型圧縮
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、前記潤滑手段
    は前記ラジアルベアリングのインナーレースのフロント
    側端面に形成した溝であるスクロール型圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2において、前記潤滑手段
    は回転軸に対しシール室と吸入室側とを連通するように
    形成した連通路であるスクロール型圧縮機。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2において、前記潤滑手段
    は前記微小空間と吸入通路とを連通するようにフロント
    ハウジング又はアウターレースに形成された連通路であ
    るスクロール型圧縮機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記連通路はラジア
    ルベアリングのアウターレースの外周面又は該レースを
    嵌合するフロントハウジングの嵌合面に形成された溝で
    あるスクロール型圧縮機。
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