JPH07252920A - 建築用パネルの取付構造 - Google Patents

建築用パネルの取付構造

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JPH07252920A
JPH07252920A JP7005294A JP7005294A JPH07252920A JP H07252920 A JPH07252920 A JP H07252920A JP 7005294 A JP7005294 A JP 7005294A JP 7005294 A JP7005294 A JP 7005294A JP H07252920 A JPH07252920 A JP H07252920A
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JP
Japan
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piece
bent
panel
bent piece
pieces
Prior art date
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Application number
JP7005294A
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English (en)
Inventor
Takeo Furuya
剛男 古屋
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Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Corp
Pilot Pen Co Ltd
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Publication date
Application filed by Pilot Corp, Pilot Pen Co Ltd filed Critical Pilot Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、目地内でビス固定せずにパネルを
取付けできる構造にすることによって、目地カバ−を必
要とせず、かつ目地幅も10mm以下、必要ならば目地幅ゼ
ロも可能になるとともに、パネルの足(側片)が強い建
築用パネルの取付構造を、その目的とする。 【構成】本発明は、天片と側片で箱状をなすパネルと、
建築躯体に設けた下地材からなり、パネルの対向する1
組の側片に第1の折曲片および第2の折曲片をそれぞれ
外方へ突設し、かつ、その側片と第1の折曲片との折曲
部に長孔を長手方向に設け、第2の折曲片の先端部に突
片を外方へ設けて、パネルの第2の折曲片を先に固定し
てあるパネルの第1の折曲片に当接させつつ突片を長孔
に挿入するとともに、パネルの第1の折曲片を下地材に
固定してなる、建築パネルの取付構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用の壁パネルや天
井パネルを下地材に取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁パネルや天井パネルを下地材に
取付けるには、側片から折曲片を外方へ突設し、その折
曲片を下地材にビス止め等で固定していた。しかし、こ
の取付構造では目地内のビス止めとなるため、目地内の
ビスを遮蔽する目地カバ−が必要となってコスト高とな
る欠点があった。また、ビスが目地内にあるため、目地
幅を10mm以下にすることができない欠点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記欠点を除
去して、目地内でビス固定せずにパネルを取付けできる
構造にすることによって、目地カバ−を必要とせず、か
つ目地幅も10mm以下、必要ならば目地幅ゼロも可能にな
るとともに、パネルの足(側片)が強い建築用パネルの
取付構造を、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は建築用パネルの
取付構造を、天片と側片で箱状をなすパネルと、建築躯
体に設けた下地材からなり、パネルの対向する1組の側
片に第1の折曲片および第2の折曲片をそれぞれ外方へ
突設し、かつ、その側片と第1の折曲片との折曲部に長
孔を長手方向に設け、第2の折曲片の先端部に突片を外
方へ設けて、パネルの第2の折曲片を先に固定してある
パネルの第1の折曲片に当接させつつ突片を長孔に挿入
するとともに、パネルの第1の折曲片を下地材に固定し
てなる、構成とした。
【0005】本発明で前記第1の折曲片を有する側片の
高さを前記第2の折曲片より板厚分だけ高くすると、取
付けがより容易となり、かつ強度も強くなる。また、隣
接するパネルの天片の縁部どうしを当接させて目地をゼ
ロにすることも可能である。
【0006】
【作用】本発明は前記構成により、先に固定したパネル
の第1の折曲片に対し、新たに取付けるパネルの第2の
折曲片を斜め上方からビスを乗り越えて当接させ、突片
を長孔に挿入させる。その後、新たに取付けるパネルの
第2の折曲片を下地材にビス止めしてパネルを取付け
る。こうして取付けると、ビス等は目地外のパネル内で
固定されるため目地カバ−は不要となり、かつ、目地幅
は0〜10mmも含めて自由に選択可能となる。また、突片
が側片から直に突設してなく、側片を折り曲げた折曲片
の先端に延設させてあり、かつ、互いの折曲片を当接さ
せつつ突片を長孔に挿入し取付けるので、パネルの足
(側片)が強くなる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例を示す組立斜視図、図2は同実施例を組み
立てた横断面図、図3および図4は他の実施例を示す拡
大断面図である。
【0008】図1〜図2の実施例において、切板状の天
板1はその4辺にスタッドボルト2を植設し、そのスタ
ッドボルト2にチャンネル状部材3を固定して、その外
側片を側片4として箱状のパネル5を形成する。対向す
る1組の側片4,4に第1の折曲片6および第2の折曲
片7をそれぞれ外方へ突設する。側片4と第1の折曲片
6の折曲部には長孔8を長手方向に設けるとともに、第
2の折曲片7の先端部に長孔8に挿入可能な突片9を同
一面状に外方へ突設する。
【0009】第1の折曲片6を有する側片4は、その高
さを第2の折曲片7の高さより板厚分だけ高くして、第
2の折曲片7を第1の折曲片6に当接させつつ突片9を
長孔8に挿入したとき、天片1が同一面になるように形
成する。
【0010】建築躯体(図示せず)に設けられた下地材
10にパネル5を取付けるには、下地材10にパネル5’を
ビス11で先に固定した後、この先に固定してあるパネル
5’の第1の折曲片6に対し、次に取付けるパネル5の
第2の折曲片7を斜め上方からビス11を乗り越えさせて
当接させつつ突片9を長孔8に挿入する。さらに、隣接
する天片1,1の縁部どうしを当接し、取付けパネル5
の第1の折曲片6を上方に位置する別の下地材10にビス
11で固定する。こうして取付けられたパネル5,5’
は、図2に示すようにビス11が目地内でなくパネル5内
に位置される。
【0011】この実施例は切板天井で隣接する天片1,
1を互いに当接させて目地部を遮蔽するタイプのもので
あるが、天片1,1を離して目地部を遮蔽しないタイプ
にも適用できる。この場合でもビス11は目地部外のパネ
ル5内に位置するので、目地カバ−は不要となり、か
つ、目地をビス11より狭く形成することも可能である。
また、パネル5の下方では折曲片6,7どうしを互いに
当接させつつ突片9を長孔8に挿入させる一方、パネル
5の上方では折曲片6をビス11で固定するため、ビス止
めが上方の一辺のみでよい。さらに、突片9が側片4か
ら直に突設させるのではなく、側片4を折り曲げた第2
の折曲片7の先端部に延設してあるので、パネルの足
(側片4)が強くなり、取付けが安定する。
【0012】図3および図4の実施例は、パネル5を1
枚の板で折り曲げて天片1、側片4、および第1,第2
の折曲片6,7で形成したものであって、図3の実施例
は、第1の折曲片6を有する側片4がそれぞれに対し直
角にし、第2の折曲片7を有する側片4がそれぞれに対
し鋭角としてZ状になるよう形成したものであって、さ
らに、隣接する天片1,1どうしを互いに当接させて目
地をゼロとしたものである。
【0013】図4の実施例は、第1の折曲片6を有する
側片4、および第2の折曲片7を有する側片4の2つと
も、それぞれに対し直角に形成したものであって、さら
に、隣接する天片1,1および側片4,4を互いに離間
して目地を形成したものである。この場合でもビス11は
目地内にはなくパネル5内に位置する。
【0014】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、目地内で
ビス固定せずにパネル取付けができる構造となるので、
目地カバ−が不用となり、かつ目地内にビスがないため
目地幅が10mm以下も可能となり、必要ならば目地幅ゼロ
も可能となる。また、パネルの下方で折曲片どうしを互
いに当接させつつ突片を長孔に挿入する一方、パネルの
上方で折曲片をビス固定するため、ビス止めが上方の一
辺のみでよい。さらに、突片が側片から直に突設させる
のではなく、側片を折り曲げた第2の折曲片の先端部に
延設してあるので、パネルの足(側片)が強くなり、取
付けが安定する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す組立斜視図である。
【図2】同実施例を組み立てた状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 天片 4 側片 5 パネル 5’パネル 6 第1の折曲片 7 第2の折曲片 8 長孔 9 突片 10 下地材 11 ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天片(1) と側片(4) で箱状をなすパネル
    (5) と、建築躯体に設けた下地材(10)からなり、パネル
    (5) の対向する1組の側片(4),(4) に第1の折曲片(6)
    および第2の折曲片(7) をそれぞれ外方へ突設し、か
    つ、その側片(4)と第1の折曲片(6) との折曲部に長孔
    (8) を長手方向に設け、第2の折曲片(7)の先端部に突
    片(9) を設けて、パネル(5) の第2の折曲片(7) を先に
    固定してあるパネル(5')の第1の折曲片(6) に当接させ
    つつ突片(9) を長孔(8) に挿入するとともに、パネル
    (5) の第1の折曲片(6) を下地材(10)に固定してなる、
    建築用パネルの取付構造。
  2. 【請求項2】前記第1の折曲片(6) を有する側片(4)
    が、その高さを前記第2の折曲片(7) より板厚分だけ高
    くしたことを特徴とする、請求項1記載の建築用パネル
    の取付構造。
  3. 【請求項3】隣接するパネル(5) の天片(1) が、縁部ど
    うしを当接させたことを特徴する、請求項1、2、又は
    3記載の建築用パネルの取付構造。
JP7005294A 1994-03-15 1994-03-15 建築用パネルの取付構造 Pending JPH07252920A (ja)

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JPH07252920A true JPH07252920A (ja) 1995-10-03

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