JPH07250967A - カード式パチンコ機 - Google Patents

カード式パチンコ機

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JPH07250967A
JPH07250967A JP34028894A JP34028894A JPH07250967A JP H07250967 A JPH07250967 A JP H07250967A JP 34028894 A JP34028894 A JP 34028894A JP 34028894 A JP34028894 A JP 34028894A JP H07250967 A JPH07250967 A JP H07250967A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード式パチンコ機における貸出球数データ
を正確に磁気カードに書き込む。 【構成】 中断スイッチ45または終了スイッチ44が操作
されたとき、中断信号発生手段65または終了信号発生手
段46が、中断信号または終了信号をタイマ61に入力して
タイマ61を作動させ、タイマ61のタイムアップ時に書込
手段56が貸出球数のデータを書込部3に書き込むこと
で、中断スイッチ45または終了スイッチ44を操作したと
きに打ち出されたパチンコ球が入賞しても、タイマ61の
計測時間をパチンコ球の発射から入賞までに要する時間
よりも充分に長く定めれば、最後の発射球の入賞に起因
した賞品球数が加算された貸出球数のデータを真のデー
タとして書込部3に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は客と遊技場との取引媒体
にカードを使用したパチンコ機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、客と遊技場との取引媒体にパチン
コ球自体を使用していたが、パチンコ球の代りに磁気カ
ードを用いるものが種々開発されている。このため遊技
者はパチンコ機間の移動時、賞品球の景品交換時にパチ
ンコ球を直接取扱う必要はなく、またパチンコ機の保守
が容易になった。
【0003】このパチンコ機は所定数のパチンコ球が内
部に封入されており、必要に応じてパチンコ球がパチン
コ機に補給される。
【0004】一方、上記磁気カードの書込部には、遊技
に使用するために金額に応じて貸し出されたパチンコ球
(以下、「貸出球」という)数、貸出金額、および、不
正防止用のID符号(ID−Indentification )などの
各データが、球貸機に相当するカード発行機によって書
き込まれている。
【0005】そしてパチンコ機には書込部の書き込み内
容をパチンコ機の内蔵メモリに読み込む機能と、書込部
に各データを書込手段とを備えている。
【0006】この磁気カードをパチンコ球の代りに客に
発行・貸し出す一方、パチンコ機は、この磁気カードの
投入に応じて書込部に書き込まれた各データをパチンコ
機の上記内蔵メモリに読み込み、ID符号をチェックし
て不都合が無ければ遊技動作を可能にする。
【0007】つぎに遊技者はパチンコ機を操作して所望
金額に相当する数の貸出球をパチンコ機から借りだす。
【0008】このときパチンコ機は磁気カードの貸出金
額データから、遊技のための貸出金額を減算して、その
残額を新たな貸出金額データとして上記メモリに書き込
み、かつ、表示部に表示し同時に音声でも報知する。こ
れに基づいて遊技者は打球のハンドルを操作してパチン
コ球に遊技盤に発射することで遊技を開始する。
【0009】そして遊技中、遊技盤に発射されたパチン
コ球(以下、発射球)は「−1」、賞品球は「+N」、
ファウル球は「+1」として夫々、発射球数および賞品
球数の差を演算し、この演算結果を新たな貸出球数のデ
ータとして上記内蔵メモリに書き込む。
【0010】そして遊技中の度重なる入賞により、貸出
球数のデータが増大して所定数に達した時点で、遊技場
側の営業上の理由に基づき、遊技場側が管理装置などを
介して周知の打止処理を施すことで、遊技者の意志に関
わらず自動的に遊技を終了させ、それと同時にパチンコ
機は貸出球数のデータを初め、上記内蔵メモリに格納さ
れた各データを磁気カードの書込部に書き込む。
【0011】また上述したような打止処理のほか、打球
直後に貸出球数と貸出金額との両データが「0」になっ
たとき、および、遊技者が自身の意志で遊技を終了、ま
たは、一時中断するために所定の装置を作動させたと
き、上記同様、パチンコ機は上記内蔵メモリに格納され
た各データを磁気カードの書込部に書き込む。
【0012】これにより遊技者は磁気カードをパチンコ
機から取り出し、その磁気カードによる遊技を終了させ
るために精算するか、現在遊技中のパチンコ機とは異る
他のパチンコ機にで新たに遊技を開始するか、さらには
中断しているパチンコ機によって中断中の遊技を再開し
ていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらパチンコ
機の内蔵メモリに格納された各データは、遊技の終了ま
たは中断に関わらず、上記停止信号の発生直後に磁気カ
ードに書き込まれていたので、最後に打球された発射球
が入賞した場合、その入賞数Nは貸出球数のデータに加
算されない。
【0014】このために磁気カードへの貸出球数のデー
タ書き込みが正確に行われず、入賞に対する賞品球数分
が少なく書き込まれ、そのために遊技意欲の減退を招く
ことになる。
【0015】そこで、本発明は遊技終了時または遊技中
断時に打球されたパチンコ球に起因する貸出球数のデー
タの増減を正確に磁気カードに書き込むカード式パチン
コ機を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、少なくとも遊技用パチンコ球の貸出球数
のデータを書き込むための書込部3を備えた磁気カード
2の投入によって遊技動作可能になり、予め定められた
所定条件が満足されたときに磁気カード2による遊技を
終了させるための終了信号を発生する終了信号発生手段
46と、終了信号の発生に基づいて所定時間作動するタイ
マ61と、タイマ61の作動終了に基づいて磁気カード2に
よる遊技の進行に応じた貸出球数のデータを書込部3に
書き込む書込手段56とを設けている。
【0017】また少なくとも遊技用パチンコ球の貸出球
数のデータを書き込むための書込部3を備えた磁気カー
ド2の投入によって遊技動作可能になり、予め定められ
た第1条件が満足されたときに磁気カード2による遊技
を終了させるための終了信号を発生する終了信号発生手
段46と、第1条件とは異なる第2条件が満足されたとき
に、パチンコ機1を遊技動作可能にせしめた磁気カード
2とは異なる磁気カード2の投入によるパチンコ機1の
遊技動作を所定時間禁止させるための中断信号を発生す
る中断信号発生手段65と、終了信号または中断信号の発
生に基づいて所定時間作動するタイマ61と、タイマ61の
作動終了に基づいて磁気カード2による遊技の進行に応
じた貸出球数のデータを書込部3に書き込む書込手段56
と、を設けた構成になっている。
【0018】
【作用】本発明は上記のように構成したので、所定条件
が満足されると、終了信号発生手段46は終了信号を発生
させ、これに伴ってタイマ61が作動を開始する。そして
所定時間後、タイマ61が作動を終了すると、書込手段56
は貸出球数のデータを書込部3に書き込むことから、タ
イマ61の作動時間を、打球された発射球が入賞して賞品
球が払出されるのに要する時間を設定することにより、
終了信号発生直後から、タイマ61の作動終了までの発射
球に起因する貸出球数の増減後のデータを磁気カード2
の書込部3に書き込むことができる。
【0019】また第1条件が満足されたときに終了信号
を発生する終了信号発生手段46と、第1条件とは異なる
第2条件が満足されたときに、パチンコ機1を遊技動作
可能にせしめた磁気カード2とは異なる磁気カード2の
投入によるパチンコ機1の遊技動作を所定時間禁止させ
るための中断信号を発生する中断信号発生手段65と、終
了信号または中断信号の発生に基づいて所定時間作動す
るタイマ61とを有する構成では、第1条件が満足された
ときに終了信号発生手段46から終了信号が発生される一
方、第2条件が満足されたときに中断信号発生手段65か
ら中断信号が発生され、これによりタイマ61は作動を開
始する。
【0020】そして第1または第2条件が満足された時
点から、タイマ61の作動時間が経過後、書込手段56は貸
出球数のデータを書込部3に書き込むことから、タイマ
61の作動時間を、打球された発射球が入賞して賞品球が
払出されるのに要する時間を設定することにより、終了
信号発生直後または中断信号発生直後から、タイマ61の
作動終了までの発射球に起因する貸出球数の増減後のデ
ータを磁気カード2の書込部3に書き込むことができ
る。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図1、図4および図6において、1は
カード式のパチンコ機で、パチンコ球の代りに図2に示
す磁気カード2を使用(貸出)する。
【0022】この磁気カード2は極薄の紙または合成樹
脂からなり、磁気ストライプの書込部3が設けて(図2
参照)あり、この書込部3は主に、カード発行機4に投
入された貸出金額、磁気カード2の使用回数、パチンコ
球数および磁気カード2の真正を確認して不正行為を防
止するためのID符号の各データを書き込むためのもの
である。
【0023】また書込部3には必要に応じて、磁気カー
ド2のシリアル番号、発行日、発行時刻、磁気カード2
を発行したカード発行機4の機番などのデータを書き込
むことができる。
【0024】なおパチンコ球数とは遊技の際の賞品球数
と、所望金額が単位金額当りの貸出球数(後述)に応
じ、変換された貸出球数とを合せたものである。ただし
貸出球数が貸出金額に変換されることはない。
【0025】パチンコ機1は図1に示すように、演算処
理装置5に交信可能に接続されており、さらに演算処理
装置5と、カード発行機4およびカード精算機6とは交
信可能に接続されている。
【0026】そして演算処理装置5はパチンコ機1との
交信に基づいて、アウト球、ファウル球、および、入賞
球をパチンコ機1毎に逐次検出すると同時に、これらに
基づいて各球数データを演算し、かつ、入賞球に対する
賞品球の払出数と、発射球数との差(いわゆる差球〜フ
ァウル球およびアウト球の演算含む)を貸出球数のデー
タとして演算する。
【0027】またパチンコ機1とカード発行機4とカー
ド精算機6とには、磁気カード2の情報を書き込み、か
つ、読み込む機能を備えており、各機器1,4,6は互
いに演算処理処理5を介して交信可能に接続されてい
る。
【0028】62はキーボードからなる入力装置、63は、
演算処理装置5の故障などによって各種データの破壊を
防止するとともに、機能の停止を防止するための副演算
処理装置である。
【0029】図4に示す7はフレーム、8は遊技盤であ
る。パチンコ機1には遊技盤8内にパチンコ球を導く誘
導レール9が設けてあり、パチンコ球は、図5に示す直
進ソレノイド10によって遊技盤8に発射される。
【0030】直進ソレノイド10はハンドル11を操作する
ことによって作動する。また遊技盤8には複数のセーフ
孔12と、アウト孔13とが設けられている。
【0031】また遊技盤8の裏側には、セーフ球ケース
14とアウト球ケース15とが形成されており、すべてのセ
ーフ孔12の出口はセーフ球ケース14内に臨んでおり、ア
ウト孔13の出口はアウト球ケース15に臨んでいる。
【0032】16はセーフ球ケース14から導出されたセー
フ球通路、17はアウト球ケース15導出されたアウト球通
路であり、セーフ球およびアウト球は必ずこれらの両通
路16,17を別々に通過しうるようになっている。
【0033】18は発射レールであり、この発射レール18
の上端部と誘導レール9の下端部とは、ファウル球逃が
し部19を形成しており、ファウル球逃がし部19にはファ
ウル球通路20が連結されている。21は待機球用樋、22は
打球循環通路で、セーフ球通路16、アウト球通路17およ
びファウル球通路20の出口は、すべて打球循環通路22に
連結されている。
【0034】そして打球循環通路22の下端部はこれらの
パチンコ球の出口になり、この下端部は待機球用樋21の
上端部に連結されている。これによりセーフ球、アウト
球およびファウル球のすべてのパチンコ球は待機球用樋
21に集合し、そののち下端部に流下する。
【0035】待機球用樋21の下端部の発射レール18の下
端近傍部に臨み、かつ、待機球用樋21の下端部には、軸
23を中心に回転駆動する球送りレバー24の球送り部25が
臨んでいる。球送りレバーは待機球用樋21内のパチンコ
球を1つづつ発射レール18に順次送り込むもので、直進
ソレノイド10に同期するように制御されている。
【0036】直進ソレノイド10の作動部先端には打球槌
26が取付けられている。これにより待機球用樋21から順
次送り込まれるパチンコ球は、打球槌26に叩かれたの
ち、発射レール18、誘導レール9を経て遊技盤8内に打
ち込まれる。27は、待機球用樋21から発射レール18への
入口である。
【0037】28は待機球用樋21内のパチンコ球を抜き取
るための球抜レバーで、外部からの操作はできないよう
にしている。
【0038】セーフ球通路16、ファウル球通路20および
発射レール18の下端には各通路16,17,18内を通過する
パチンコ球を検知するための球センサ29,29,29が配設
され、各球センサ29,29,29の検知信号は後述のMPU
30に入力される。
【0039】パチンコ機1の(第4図参照)上方左側に
は打止めを表示するための打止めランプ31、同右側には
パチンコ機1の遊技の中断を、他の遊技者などに表示す
るの中断ランプ32が設けられている。
【0040】遊技盤8の上方右側には打球されたパチン
コ球が入賞したこと、または賞品球の払出を表示するた
めの入賞表示ランプ33が設けられている。
【0041】フレーム7に扉のように開閉可能に取付け
られた窓枠34の遊技盤8を被り窓部35の下方部には、L
CD,LEDなどの表示素子からなる表示部36が設けら
れている。
【0042】この表示部36は、後述のカード処理装置37
が読込んだ情報、演算処理装置5およびパチンコ機1の
各種処理内容、遊技場からの告知などを表示するための
ものである。
【0043】また表示部36は遊技者が表示内容を見易い
ように傾斜を設けて取付けてあり、LCDを使用する場
合にはバックライトを内蔵しうるようにしている。これ
らの表示は音声合成などにより遊技者に告知しても良い
し、表示素子と音声表示とを同時に使用してもよい。
【0044】38は、待機球用樋21内のパチンコ球を目視
するための窓、39は待機球用樋21内のパチンコ球取出し
用の取出孔、40は効果音などを発生するスピーカ、41は
灰皿である。
【0045】カード処理装置37は正面に磁気カード2の
投入口42、磁気カード2に格納された貸出金額を貸出球
数に変換する変換スイッチ43、遊技を終了する場合に終
了信号発生手段(後述)46を作動させる終了スイッチ4
4、遊技を中断する場合に中断信号発生手段(後述)65
を作動させる中断スイッチ45を設けている。
【0046】本実施例では所定条件として、終了スイッ
チ44および中断スイッチ45の操作を定め、第1条件に終
了スイッチ44の操作が定められ、第2条件には中断スイ
ッチ45の操作が定められている。
【0047】パチンコ機(第4図参照)1の上方左側に
は、打止処理の実施を表示するための打止めランプ31、
同右側にはパチンコ機1の遊技の中断状態を、他の遊技
者などに表示するための中断ランプ32が設けられてい
る。
【0048】中断信号発生手段65と、終了信号発生手段
46とは、上述した条件が満足されたとき、その時点でカ
ード処理装置37に取り込まれている磁気カード2による
遊技を一時的に停止、または、終了させるための信号を
発生させるのである。
【0049】すなわち所定条件が満足、たとえば第1条
件として終了スイッチ44が操作されたとき、終了信号発
生手段46は、終了スイッチ44の操作時点でカード処理装
置37に取り込まれている磁気カード2によるパチンコ機
1の遊技を終了させるための終了信号を発生させる。
【0050】また第2条件として中断スイッチ45が操作
されたとき、中断信号発生手段65は、中断スイッチ45の
操作時点でカード処理装置37に取り込まれている磁気カ
ード2とは異なる磁気カード2によるパチンコ機1の遊
技動作を、中断するための中断信号を発生させる。
【0051】それと同時に、中断信号発生手段65は、中
断スイッチ45を有するパチンコ機1における遊技の中断
時間が設定されている内蔵タイマ(図示省略)をスター
トさせる。
【0052】これにより中断スイッチ45の操作に基づく
遊技中断中、他の磁気カード2によるパチンコ機1の遊
技は上記内蔵タイマのタイムアップまで不能であり、中
断スイッチ45の操作時点でカード処理装置37に取り込ま
れている磁気カード2の投入、いいかえれば真の遊技者
のみは遊技できるが、他の磁気カード2の投入、すなわ
ち真の遊技者とは異なる他の遊技者は、そのパチンコ機
1で遊技できない。
【0053】なお真の遊技者と、他の遊技者とは、パチ
ンコ機1のMPU30または演算処理装置5がID符号な
どの比較に基づいて識別する。
【0054】この中断信号発生時、MPU30は、演算処
理装置5に中断信号発生を入力し、同時に中断信号発生
ランプ47および中断ランプ32を点灯することにより、パ
チンコ機1が遊技中断中である旨を他の遊技者に表示す
る。
【0055】また48は磁気カード2の返却時に後述のプ
リンタ49によって、書込部3の書き込み内容をロール紙
(図示省略)によってプリントアウトするための排出口
である。
【0056】カード処理装置37の内部には、図3に示す
ように双方向に回転するモータ50と、搬送ベルト51とに
よって回転駆動する搬送ローラ52と、後述の書込手段56
の一部を構成する書込み読込み可能なヘッド53と、磁気
カード2の書込み読込みおよび投入取出用の位置出し用
センサ54と、磁気カード2に書込まれた貸出金額および
貸出球数がともに零になった磁気カード2を収容するた
めのカード収納器55とが設けられている。書込手段56は
ヘッド53とDA変換器59とからなる。
【0057】図1はパチンコ機1の制御部を含む回路構
成を示しており、パチンコ機1の各部は、それぞれイン
ターフェイスを介し、MPU30のバスラインに接続され
ている。そして、このバスラインはインターフェイスを
介して演算処理装置5に接続されている。
【0058】57はMPU30を働かせるプログラムを格納
したROM、58は各種データを一時格納するためのRA
Mである。
【0059】ヘッド53はDA変換器59に接続されてお
り、このDA変換器59にはモータ50の回転速度に比例し
たパルス、すなわち書き込み開始および読み込み開始信
号を出力するタイミング信号発生器60の出力信号が入力
される。
【0060】これによりヘッド53は磁気カード2の搬送
速度に応じて各種データを読み込み、かつ、書込むこと
ができる。なおタイミング信号発生器60における書き込
み開始信号の出力は、タイマ61がその作動終了時に出力
する作動終了信号のタイミングに依存する。
【0061】タイマ61は遊技終了時に使用する終了スイ
ッチ44、または、遊技中断時に使用する中断スイッチ45
を閉じ、終了信号または中断信号が発生すること、およ
び、磁気カード2の貸出球数のデータが「0」になるこ
とによって作動する。タイマ61の作動時には、タイミン
グ信号発生器60に上記書き込み開始信号の出力を禁止さ
せるための信号を所定時間だけ入力する。
【0062】またタイマ61は作動開始から所定時間経過
後(作動終了時)、タイミング信号発生器60にヘッド53
の書き込み開始をさせる信号を入力する。このタイマ61
の作動時間は、発射球がセーフ孔12およびアウト孔13に
到達するのに充分な時間Tを設定している。
【0063】さらに、タイマ61の作動中に発射球が大役
入賞するなど、「権利」が発生した場合、MPU30は磁
気カード2へのデータ書き込みを禁止して遊技を継続さ
せる。いいかえれば「権利」発生と、タイマ61の作動開
始とが同時であるとき、「権利」が優先し遊技は継続さ
れる。
【0064】62はモータ50の回転方向を切り替えるため
の回転方向切換手段である。MPU30は演算処理装置5
からのデータおよび各パチンコ機1のMPU30からのデ
ータをRAM58に格納するとともに処理する。
【0065】つぎに上記構成に係るパチンコ機1の動作
を以下に説明する。
【0066】まずカード発行機4に発行された磁気カー
ド2が投入口42に投入されると、センサ54が磁気カード
2の投入を検知してこの検知信号をMPU30に入力す
る。つぎにMPU30はモータ50の回転軸を図中反時計方
向に回転させ磁気カード2を、書込み読込み可能位置ま
で搬送する。
【0067】ついでヘッド53は磁気カード2の書込部7
の磁気カード2が有する固有データを読み取り、読み取
られたデータはつぎにMPU30に入力される。そしてM
PU30は磁気カード2の真正をチェックして不都合がな
ければ、遊技動作を可能にする。
【0068】そして遊技者はパチンコ機1を操作して所
望数のパチンコ球を借りだし、遊技を開始する。遊技
中、MPU30は遊技の進行に応じて打球数、入賞による
入賞球の払出数、アウト球数およびファウル球数をRA
M58に格納するとともに、演算処理装置5に入力する。
【0069】そして遊技者が第1条件としての終了スイ
ッチ44の操作に基づき、終了信号発生手段46が終了信号
を発生させ、または、第2条件としての中断スイッチ45
の操作に基づき中断信号発生手段65が中断信号を発生さ
せた場合、タイマ61は作動を開始する。
【0070】つぎにタイマ61の作動から所定時間後、タ
イマ61が作動を終了すると、書込手段56は貸出球数のデ
ータを書込部3に書き込むことから、打球された発射球
が入賞したり、権利が発生しても、終了信号または中断
信号の発生直後から、タイマ61の作動終了までの発射球
に起因する貸出球数の増減後の最終的な貸出球数のデー
タは、RAM58に格納される。
【0071】しかるのちMPU30は書込手段56を操作し
て、RAM58に格納された貸出球数のデータおよび貸出
金額のデータを磁気カード2の書込部3に書き込む。し
たがって遊技終了時または遊技中断時における発射球に
起因する貸出球数の増減後のデータを正確に磁気カード
2に書き込むことができる。
【0072】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、所定条件
が満足されたときに貸出球数のデータを書き込むのでは
なくて、タイマを作動させるために終了信号を終了信号
発生手段から発生させ、タイマが作動を終了したのち、
書込手段によって貸出球数のデータを書込部に書き込む
構成にしたので、終了信号発生直後からタイマの作動終
了までの発射球に起因して貸出球数が増減しても、タイ
マの作動時間を、打球された発射球が入賞して賞品球が
払出されるのに要する時間を設定することにより、タイ
マの作動中に増減した真の貸出球数のデータを磁気カー
ドに書き込むことができる。
【0073】これにより所定条件が満足されたときに、
最後に打球された発射球によって賞品球を得た場合で
も、磁気カードの書込部に書き込まれる貸出球数のデー
タが上記賞品球数分だけ少なく書き込まれることは皆無
になり、本来、書込部に書き込まれるべき貸出球数より
も少ない数の貸出球数のデータの書き込みに起因して遊
技意欲が減退することを抑止する。
【0074】また第1条件が満足されたときに終了信号
を発生する終了信号発生手段と、第1条件とは異なる第
2条件が満足されたときに、パチンコ機を遊技動作可能
にせしめた磁気カードとは異なる磁気カードの投入によ
るパチンコ機の遊技動作を所定時間禁止させるための中
断信号を発生する中断信号発生手段と、終了信号または
中断信号の発生に基づいて所定時間作動するタイマとを
有する構成では、第1条件が満足されたときに終了信号
発生手段から終了信号が発生される一方、第2条件が満
足されたときに中断信号発生手段から中断信号が発生さ
れ、これによりタイマは作動を開始し、第1または第2
条件が満足されたときに、タイマの作動時間の経過後、
貸出球数のデータが書込手段によって書込部に書き込む
まれることから、タイマの作動時間を、打球された発射
球が入賞して賞品球が払出されるのに要する時間を設定
することにより、終了信号発生直後または中断信号発生
直後の発射球に起因する貸出球数の増減後のデータを磁
気カードの書込部に書き込むことができ、上記同様、第
1条件または第2条件が満足されたときに打球された発
射球によって賞品球を得た場合でも、本来、書込部に書
き込まれるべき貸出球数よりも少ない数の貸出球数のデ
ータの書き込みに起因して遊技意欲が減退することを抑
止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に一実施例の構成を表わしたブロ
ック図である。
【図2】図1の磁気カードの平面図である。
【図3】図1の書き込み手段の側面図である。
【図4】図1のパチンコ機の正面図である。
【図5】図4の打球部を示した断面図である。
【図6】図4の背面図である。
【符号の説明】
1 カード式パチンコ機 2 磁気カード 3 書込部 46 終了信号発生手段 56 書込手段 61 タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも遊技用パチンコ球の貸出球数
    のデータを書き込むための書込部を備えた磁気カードの
    投入によって遊技動作可能になり、 予め定められた所定条件が満足されたときに前記磁気カ
    ードによる遊技を終了させるための終了信号を発生する
    終了信号発生手段と、 前記終了信号の発生に基づいて所定時間作動するタイマ
    と、 該タイマの作動終了に基づいて前記磁気カードによる遊
    技の進行に応じた前記貸出球数のデータを前記書込部に
    書き込む書込手段と、 を設けたことを特徴とするカード式パチンコ機。
  2. 【請求項2】 終了信号を発生させるための終了スイッ
    チを終了信号発生手段に設け、所定条件が前記終了スイ
    ッチの操作であることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ード式パチンコ機。
  3. 【請求項3】 少なくとも遊技用パチンコ球の貸出球数
    のデータを書き込むための書込部を備えた磁気カードの
    投入によって遊技動作可能になり、 予め定められた第1条件が満足されたときに前記磁気カ
    ードによる遊技を終了させるための終了信号を発生する
    終了信号発生手段と、 前記第1条件とは異なる第2条件が満足されたときに、
    前記パチンコ機を遊技動作可能にせしめた前記磁気カー
    ドとは異なる磁気カードの投入による前記パチンコ機の
    遊技動作を所定時間禁止させるための中断信号を発生す
    る中断信号発生手段と、 前記終了信号または中断信号の発生に基づいて所定時間
    作動するタイマと、 該タイマの作動終了に基づいて前記磁気カードによる遊
    技の進行に応じた前記貸出球数のデータを前記書込部に
    書き込む書込手段と、 を設けたことを特徴とするカード式パチンコ機。
  4. 【請求項4】 終了信号を発生させるための終了スイッ
    チを終了信号発生手段に設け、第1条件が前記終了スイ
    ッチの操作であることを特徴とする請求項3に記載のカ
    ード式パチンコ機。
  5. 【請求項5】 中断信号を発生させるための中断スイッ
    チを中断信号発生手段に設け、第2条件が前記中断スイ
    ッチの操作であることを特徴とする請求項3または請求
    項4に記載のカード式パチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63859A (ja) * 1986-06-20 1988-01-05 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置
JPS63168195A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 株式会社ソフイア 携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置

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