JPH07250650A - ソーセージの製造方法 - Google Patents
ソーセージの製造方法Info
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- JPH07250650A JPH07250650A JP7027820A JP2782095A JPH07250650A JP H07250650 A JPH07250650 A JP H07250650A JP 7027820 A JP7027820 A JP 7027820A JP 2782095 A JP2782095 A JP 2782095A JP H07250650 A JPH07250650 A JP H07250650A
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- fat
- low
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- phosphate
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L13/00—Meat products; Meat meal; Preparation or treatment thereof
- A23L13/60—Comminuted or emulsified meat products, e.g. sausages; Reformed meat from comminuted meat product
- A23L13/65—Sausages
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低塩および/または低リン酸塩およびまたは
低脂肪および/または高水分ソーセージの製造方法。 【構成】 肉、添加脂肪、氷および亜硝酸塩キュアリン
グ塩から成る肉バッターを調製し、ケーシングに充填
し、充填肉バッターを500〜4000バールの高静水
圧で処理し、次いで加熱する。
低脂肪および/または高水分ソーセージの製造方法。 【構成】 肉、添加脂肪、氷および亜硝酸塩キュアリン
グ塩から成る肉バッターを調製し、ケーシングに充填
し、充填肉バッターを500〜4000バールの高静水
圧で処理し、次いで加熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は肉、添加脂肪、氷および
亜硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調製し、
充填し、加熱することを含む方法により低塩および/ま
たは低リン酸塩および/または低脂肪および/または高
水分ソーセージを製造する方法に関する。
亜硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調製し、
充填し、加熱することを含む方法により低塩および/ま
たは低リン酸塩および/または低脂肪および/または高
水分ソーセージを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】米国
特許第4,752,492号明細書は食塩のような塩を
添加せずに10〜200バールの圧を適用して磨砕魚肉
をゲル化する方法を開示する。この方法は実際に特に例
えばハンバーグの製造に、微粉砕し、細切した肉と混合
できるカマボコに似た魚肉ゲル製品を製造するためのも
のである。
特許第4,752,492号明細書は食塩のような塩を
添加せずに10〜200バールの圧を適用して磨砕魚肉
をゲル化する方法を開示する。この方法は実際に特に例
えばハンバーグの製造に、微粉砕し、細切した肉と混合
できるカマボコに似た魚肉ゲル製品を製造するためのも
のである。
【0003】本発明の目的は肉、添加脂肪、氷および亜
硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調製し、充
填し、加熱することを含む伝統的方法により製造できな
い低塩および/または低リン酸塩および/または低脂肪
および/または高水分ソーセージの製造方法を供するこ
とである。
硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調製し、充
填し、加熱することを含む伝統的方法により製造できな
い低塩および/または低リン酸塩および/または低脂肪
および/または高水分ソーセージの製造方法を供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明方法
は充填した肉バッターを加熱前に500〜4000バー
ルの静水圧で処理する工程を含む。 好ましくは、本方法は次の工程: −細砕肉を磨砕し、 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩、場合によりリン酸塩、
および場合により脂肪を添加しながら磨砕肉をチョッピ
ングし、 −こうして得たバッターをケーシングに充填し、 −得た生ソーセージを真空包装し、 −真空包装ソーセージを500〜4000バールの静水
圧で処理し、 −圧処理ソーセージの包装を解き、 −場合により発色させ、 −加熱し、および/または燻煙し、次いで冷却する工程
を含む。
は充填した肉バッターを加熱前に500〜4000バー
ルの静水圧で処理する工程を含む。 好ましくは、本方法は次の工程: −細砕肉を磨砕し、 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩、場合によりリン酸塩、
および場合により脂肪を添加しながら磨砕肉をチョッピ
ングし、 −こうして得たバッターをケーシングに充填し、 −得た生ソーセージを真空包装し、 −真空包装ソーセージを500〜4000バールの静水
圧で処理し、 −圧処理ソーセージの包装を解き、 −場合により発色させ、 −加熱し、および/または燻煙し、次いで冷却する工程
を含む。
【0005】実際に本方法により意外にも低塩および/
または低リン酸塩および/または低脂肪および/または
高水分ソーセージが製造でき、これは肉、添加脂肪、氷
および亜硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調
製し、充填し、加熱することを含む伝統的方法によって
はほとんど製造できない。何故ならそのテクスチャーが
十分な固さにならず、および/または加熱収量が低すぎ
るからである。
または低リン酸塩および/または低脂肪および/または
高水分ソーセージが製造でき、これは肉、添加脂肪、氷
および亜硝酸塩キュアリング塩から成る肉バッターを調
製し、充填し、加熱することを含む伝統的方法によって
はほとんど製造できない。何故ならそのテクスチャーが
十分な固さにならず、および/または加熱収量が低すぎ
るからである。
【0006】本明細書では、「低塩ソーセージ」とはリ
ン酸塩含量および/または脂肪含量が低く、および/ま
たは水分含量が高いという観点から相対的に塩含量が低
いと考えうるソーセージを意味する。従って、本肉バッ
ターはチョッピング中添加した1.2〜2.4%、好ま
しくは1.4〜1.8%の亜硝酸塩キュアリング塩を含
有することができる。
ン酸塩含量および/または脂肪含量が低く、および/ま
たは水分含量が高いという観点から相対的に塩含量が低
いと考えうるソーセージを意味する。従って、本肉バッ
ターはチョッピング中添加した1.2〜2.4%、好ま
しくは1.4〜1.8%の亜硝酸塩キュアリング塩を含
有することができる。
【0007】亜硝酸塩キュアリング塩は食塩と亜硝酸ナ
トリウムとの混合物から成ることができ、後者の量は例
えば0.3〜1.0%、好ましくは0.4〜0.6%の
塩量を表わす。
トリウムとの混合物から成ることができ、後者の量は例
えば0.3〜1.0%、好ましくは0.4〜0.6%の
塩量を表わす。
【0008】同様に、「低リン酸塩ソーセージ」とは非
常に低量で、恐らくはほとんど零に近いリン酸塩含量を
有するソーセージを意味する。従って、本肉バッターは
チョッピング中添加した0.3%まで、好ましくは0.
1%までのリン酸塩、特に二リン酸ナトリウムを含むこ
とができる。
常に低量で、恐らくはほとんど零に近いリン酸塩含量を
有するソーセージを意味する。従って、本肉バッターは
チョッピング中添加した0.3%まで、好ましくは0.
1%までのリン酸塩、特に二リン酸ナトリウムを含むこ
とができる。
【0009】「低脂肪ソーセージ」とは通例40〜50
%の赤身肉、25〜35%の添加脂肪および20〜30
%の水を含む伝統的微細砕加熱肉ソーセージの脂肪含量
より低い脂肪含量を有するソーセージを意味する。従っ
て、本肉バッターは1〜30%、好ましくは1〜10%
の脂肪含量を有するような割合でチョッピング中添加し
た脂肪を含むことができる。
%の赤身肉、25〜35%の添加脂肪および20〜30
%の水を含む伝統的微細砕加熱肉ソーセージの脂肪含量
より低い脂肪含量を有するソーセージを意味する。従っ
て、本肉バッターは1〜30%、好ましくは1〜10%
の脂肪含量を有するような割合でチョッピング中添加し
た脂肪を含むことができる。
【0010】「高水分ソーセージ」とは伝統的微細砕肉
ソーセージの水分含量より高い水分含量を有するソーセ
ージを意味する。従って、本肉バッターは20〜50
%、好ましくは25〜45%のチョッピング中氷として
添加した水分を含むことができる。
ソーセージの水分含量より高い水分含量を有するソーセ
ージを意味する。従って、本肉バッターは20〜50
%、好ましくは25〜45%のチョッピング中氷として
添加した水分を含むことができる。
【0011】本発明方法を実施する場合、例えば豚肉、
牛肉、羊肉またはチキンの赤身肉、すなわち1〜20%
の脂肪含量を有する肉を使用できる。本肉バッターは4
0〜70%、好ましくは50〜60%の磨砕肉を含むこ
とができる。
牛肉、羊肉またはチキンの赤身肉、すなわち1〜20%
の脂肪含量を有する肉を使用できる。本肉バッターは4
0〜70%、好ましくは50〜60%の磨砕肉を含むこ
とができる。
【0012】添加脂肪は例えば約90%の脂肪含量を有
する背脂肪のような動物脂肪が好ましい。この添加脂肪
はバッターに添加前磨砕するのがよい。しかし、例えば
大豆油、ヒマワリ油またはコーン油のような植物油によ
っても好結果を得ることができる。
する背脂肪のような動物脂肪が好ましい。この添加脂肪
はバッターに添加前磨砕するのがよい。しかし、例えば
大豆油、ヒマワリ油またはコーン油のような植物油によ
っても好結果を得ることができる。
【0013】場合により肉バッター1kg当り2〜8gの
混合スパイス、1gまでのアスコルビン酸ナトリウム、
3%までの澱粉および2gまでのデキストロースを好ま
しくは脂肪の添加時に添加できる。
混合スパイス、1gまでのアスコルビン酸ナトリウム、
3%までの澱粉および2gまでのデキストロースを好ま
しくは脂肪の添加時に添加できる。
【0014】好ましくはバッターのpHは5.8〜6.5
の範囲にあるべきである。バッターのpHがこの範囲より
低い場合、ソーセージ製品の重大な結合水の分離の危険
がある。筋原繊維タン白は、すなわちpHがさらに低下す
るにつれてますます水を拒否し始める。可能なpH調整は
例えば炭酸ナトリウムまた重炭酸ナトリウムを添加して
行なうことができる。
の範囲にあるべきである。バッターのpHがこの範囲より
低い場合、ソーセージ製品の重大な結合水の分離の危険
がある。筋原繊維タン白は、すなわちpHがさらに低下す
るにつれてますます水を拒否し始める。可能なpH調整は
例えば炭酸ナトリウムまた重炭酸ナトリウムを添加して
行なうことができる。
【0015】肉および/または添加脂肪の磨砕は例えば
伝統的肉グラインダーで行なうことができる。バッター
を得るための磨砕肉および他の成分のチョッピングはボ
ウルチョッパーで行なうことができ、例えばそのカッタ
ーは1000〜6000rpm の速度で回転でき、その間
ボウルは10〜30rpm の速度で回転できる。
伝統的肉グラインダーで行なうことができる。バッター
を得るための磨砕肉および他の成分のチョッピングはボ
ウルチョッパーで行なうことができ、例えばそのカッタ
ーは1000〜6000rpm の速度で回転でき、その間
ボウルは10〜30rpm の速度で回転できる。
【0016】チョッピングは有利には氷、亜硝酸塩キュ
アリング塩および場合によりリン酸塩を添加しながら1
〜10℃の温度で、1回以上全時間30秒〜3分で最初
に磨砕肉をチョッピングし、バッターは2回の連続工程
中冷却し、次に場合により脂肪を添加しながら10〜1
5℃の温度までチョッピングを行なうことができる。
アリング塩および場合によりリン酸塩を添加しながら1
〜10℃の温度で、1回以上全時間30秒〜3分で最初
に磨砕肉をチョッピングし、バッターは2回の連続工程
中冷却し、次に場合により脂肪を添加しながら10〜1
5℃の温度までチョッピングを行なうことができる。
【0017】30秒〜3分の付加的真空チョッピング工
程は有利には充填工程前に行なうことができる。肉バッ
ターの充填は天然または合成ケーシング、例えば特にセ
ルロース剥離性または防水性繊維ケーシングに充填でき
る。
程は有利には充填工程前に行なうことができる。肉バッ
ターの充填は天然または合成ケーシング、例えば特にセ
ルロース剥離性または防水性繊維ケーシングに充填でき
る。
【0018】充填肉バッター、すなわち生ソーセージを
500〜4000バールの静水圧で処理する場合、この
ような高圧を伝達する液体、例えば水または油から、例
えば合成パウチにソーセージを真空充填することによ
り、ケーシングの外部表面を隔離することが好ましい。
これらのパウチはそれ自体高圧装置の室内に入れること
ができ、そこで高静水圧処理はソーセージのテクスチャ
ーおよび加熱収量に対する実際効果を得るに適する時間
および温度で行なうことができる。この処理時間は60
分まで、例えば好ましくは10分までがよい。この処理
時間は静水圧が所望値に達する瞬間から計算する。この
値まで圧を上げるのに要する時間は例えば約1分であ
る。処理温度は−15°〜100℃、好ましくは例えば
5°〜60℃である。
500〜4000バールの静水圧で処理する場合、この
ような高圧を伝達する液体、例えば水または油から、例
えば合成パウチにソーセージを真空充填することによ
り、ケーシングの外部表面を隔離することが好ましい。
これらのパウチはそれ自体高圧装置の室内に入れること
ができ、そこで高静水圧処理はソーセージのテクスチャ
ーおよび加熱収量に対する実際効果を得るに適する時間
および温度で行なうことができる。この処理時間は60
分まで、例えば好ましくは10分までがよい。この処理
時間は静水圧が所望値に達する瞬間から計算する。この
値まで圧を上げるのに要する時間は例えば約1分であ
る。処理温度は−15°〜100℃、好ましくは例えば
5°〜60℃である。
【0019】次に加圧処理ソーセージは包装を解く。包
装を解いたソーセージは例えば45分まで室温で発色さ
せることができる。
装を解いたソーセージは例えば45分まで室温で発色さ
せることができる。
【0020】次にソーセージは1工程で約70°〜98
℃で約45〜75分、または例えば当業者に通例的の加
熱または燻煙−加熱プログラムに従って、適当な装置を
有する加熱または燻煙−加熱室内で蒸気加熱することが
できる。このようなプログラムは各工程が35°〜80
℃の温度および30〜70%の恐らく調整された湿度で
約5〜30分加温し、乾燥し、蒸気燻煙しおよび/また
は蒸気加熱する連続工程を含むことができる。
℃で約45〜75分、または例えば当業者に通例的の加
熱または燻煙−加熱プログラムに従って、適当な装置を
有する加熱または燻煙−加熱室内で蒸気加熱することが
できる。このようなプログラムは各工程が35°〜80
℃の温度および30〜70%の恐らく調整された湿度で
約5〜30分加温し、乾燥し、蒸気燻煙しおよび/また
は蒸気加熱する連続工程を含むことができる。
【0021】次にソーセージは冷水下で冷却し、例えば
約4°〜5℃の冷蔵庫に保蔵する。
約4°〜5℃の冷蔵庫に保蔵する。
【0022】本方法により例えばリオナー、フランクフ
ルター、ウインナ、ボロナおよび肉ローフのような微細
砕加熱肉ソーセージタイプの低塩および/または低リン
酸塩および/または低脂肪および/または高水分ソーセ
ージを製造することができる。
ルター、ウインナ、ボロナおよび肉ローフのような微細
砕加熱肉ソーセージタイプの低塩および/または低リン
酸塩および/または低脂肪および/または高水分ソーセ
ージを製造することができる。
【0023】下記例は本発明方法および製品の異る態様
を説明する。%は特記しない場合重量による。これらの
例では、ソーセージのテクスチャーはインストロンユニ
バーサル試験機(タイプ1140)によりその固さを試
験し評価した。フランクフルトタイプのソーセージ(フ
ランクフルター)では、直径18mmおよび長さ25mmの
片をワルナー−ブラツラー(W−B)剪断加圧セル(剪
断力、Nで表わす)で剪断した。リオナータイプのソー
セージ(リオナー)では、直径50mmおよび厚さ10mm
のスライスをクラマー複数刃剪断加圧セル(剪断力、N
で表わす)で剪断した。加熱収量は加熱前および後に採
取したソーセージ重量から計算し、寸法ではなく%で表
わした。すべての指示レシピでは、肉、添加脂肪および
氷の%の合計は100%であった。他の成分、すなわち
亜硝酸塩キュアリング塩、リン酸塩および他の添加物の
各量も%で示し、これらは全レシピ重量、すなわちバッ
ター総重量に対するものとして解される。
を説明する。%は特記しない場合重量による。これらの
例では、ソーセージのテクスチャーはインストロンユニ
バーサル試験機(タイプ1140)によりその固さを試
験し評価した。フランクフルトタイプのソーセージ(フ
ランクフルター)では、直径18mmおよび長さ25mmの
片をワルナー−ブラツラー(W−B)剪断加圧セル(剪
断力、Nで表わす)で剪断した。リオナータイプのソー
セージ(リオナー)では、直径50mmおよび厚さ10mm
のスライスをクラマー複数刃剪断加圧セル(剪断力、N
で表わす)で剪断した。加熱収量は加熱前および後に採
取したソーセージ重量から計算し、寸法ではなく%で表
わした。すべての指示レシピでは、肉、添加脂肪および
氷の%の合計は100%であった。他の成分、すなわち
亜硝酸塩キュアリング塩、リン酸塩および他の添加物の
各量も%で示し、これらは全レシピ重量、すなわちバッ
ター総重量に対するものとして解される。
【0024】例1 屠殺2日後の約5%の脂肪含量を有する豚肩赤身肉を使
用した。こぶし大の片に切断し、3mm孔の格子を有する
肉グラインダーで磨砕した。磨細肉は2℃の冷蔵庫に保
蔵した。20kgの低脂肪、高水分ソーセージを次のレシ
ピに従って製造した。 赤身肉 60% 氷 40% 亜硝酸塩キュアリング塩 17.5g/kg肉バッター 二リン酸ナトリウム 3g/kg肉バッター 混合スパイス 4.0g/kg肉バッター アスコルビン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッター デキストロース 1g/kg肉バッター 低脂肪、高水分ソーセージの製造方法は次のように行な
った。 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩および二リン酸ナトリウ
ムを添加しながら、低速(速度1、カッターは1500
rpm で回転し、ボウルは15rpm で回転する)で1分磨
砕肉をチョッピングし(セイデルマンボウルチョッパ
ー、タイプK−20RAS)、2℃の温度で出発し、1
0℃直前の温度で終了し、 −4℃に冷却して戻し、さらに5〜10秒、10℃直前
の温度まで高速(速度2、カッターの回転1500rpm
、ボウルの回転15rpm )でチョッピングし、 −混合スパイス、アスコルビン酸ナトリウムおよびデキ
ストロースを添加しながら高速でチョッピングし、 −低速で2分真空チョッピングし(ステファンバキュー
ムカッター、タイプVM60)、 −こうして得たバッターを直径50mmの防水繊維ケーシ
ングに充填し(マドフィラー、タイプMWF591
D)、 −こうして得た生リオナーを真空包装し、 −真空包装リオナーを約10℃で5分1000バールの
静水圧で処理し(ナショナルフォルジ、8.5リットル
の高圧室)、 −加圧処理リオナーの包装を解き、 −環境温度で30分保持して発色させ、 −一部を75℃で、別の部分を95℃で1時間蒸気加熱
し、次いで −環境温度に冷却する。この方法で製造したリオナーの
加熱収量および固さは、加圧処理をしない対照リオナー
により比較のために得た値と同時に下表1に示す。
用した。こぶし大の片に切断し、3mm孔の格子を有する
肉グラインダーで磨砕した。磨細肉は2℃の冷蔵庫に保
蔵した。20kgの低脂肪、高水分ソーセージを次のレシ
ピに従って製造した。 赤身肉 60% 氷 40% 亜硝酸塩キュアリング塩 17.5g/kg肉バッター 二リン酸ナトリウム 3g/kg肉バッター 混合スパイス 4.0g/kg肉バッター アスコルビン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッター デキストロース 1g/kg肉バッター 低脂肪、高水分ソーセージの製造方法は次のように行な
った。 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩および二リン酸ナトリウ
ムを添加しながら、低速(速度1、カッターは1500
rpm で回転し、ボウルは15rpm で回転する)で1分磨
砕肉をチョッピングし(セイデルマンボウルチョッパ
ー、タイプK−20RAS)、2℃の温度で出発し、1
0℃直前の温度で終了し、 −4℃に冷却して戻し、さらに5〜10秒、10℃直前
の温度まで高速(速度2、カッターの回転1500rpm
、ボウルの回転15rpm )でチョッピングし、 −混合スパイス、アスコルビン酸ナトリウムおよびデキ
ストロースを添加しながら高速でチョッピングし、 −低速で2分真空チョッピングし(ステファンバキュー
ムカッター、タイプVM60)、 −こうして得たバッターを直径50mmの防水繊維ケーシ
ングに充填し(マドフィラー、タイプMWF591
D)、 −こうして得た生リオナーを真空包装し、 −真空包装リオナーを約10℃で5分1000バールの
静水圧で処理し(ナショナルフォルジ、8.5リットル
の高圧室)、 −加圧処理リオナーの包装を解き、 −環境温度で30分保持して発色させ、 −一部を75℃で、別の部分を95℃で1時間蒸気加熱
し、次いで −環境温度に冷却する。この方法で製造したリオナーの
加熱収量および固さは、加圧処理をしない対照リオナー
により比較のために得た値と同時に下表1に示す。
【表1】 本方法により製造した低脂肪、高水分リオナーは高圧処
理を行なわない対照より加熱収量が僅かに高く、テクス
チャーがはるかに固かったことが表1に見ることができ
る。
理を行なわない対照より加熱収量が僅かに高く、テクス
チャーがはるかに固かったことが表1に見ることができ
る。
【0025】例2 低リン酸塩、低脂肪、高水分リオナーを例1に示した方
法で製造したが、レシピは55%の赤身肉および45%
の氷、15gの亜硝酸塩キュアリング塩/kg肉バッター
を含み、リン酸塩、スパイス、デキストロース、アスコ
ルビン酸塩を含まず、加熱は75℃でのみ行なったこと
が異った。この方法で製造したリオナーの加熱収量およ
び固さは高圧処理を行なわなかった対照リオナーにより
比較するために得た値と一緒に表2に示す。
法で製造したが、レシピは55%の赤身肉および45%
の氷、15gの亜硝酸塩キュアリング塩/kg肉バッター
を含み、リン酸塩、スパイス、デキストロース、アスコ
ルビン酸塩を含まず、加熱は75℃でのみ行なったこと
が異った。この方法で製造したリオナーの加熱収量およ
び固さは高圧処理を行なわなかった対照リオナーにより
比較するために得た値と一緒に表2に示す。
【表2】 本方法により製造した低リン酸塩、低脂肪、高水分リオ
ナーの加熱収量および固さの双方は、高圧処理を行なわ
なかった対照リオナーのものと比較して増加したことが
表2から分かる。
ナーの加熱収量および固さの双方は、高圧処理を行なわ
なかった対照リオナーのものと比較して増加したことが
表2から分かる。
【0026】例3 屠殺2日後の豚肩赤身肉および豚背脂肪を使用した。約
5%の脂肪含量を有する赤身肉はこぶし大の片に切断
し、約90%の脂肪を有する背脂肪は約5×10cmの片
に切断した。赤身肉片および背脂肪片の双方は3mm孔の
格子を有する肉グラインダーで別々に磨砕した。磨砕肉
および脂肪は2℃の冷蔵庫に貯蔵した。60kgの低リン
酸塩ソーセージを次のレシピに従って製造した。 赤身肉 50% 背脂肪 25% 氷 25% 亜硝酸塩キュアリング塩 15g/kg肉バッター 二リン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッタ
ー 低リン酸塩ソーセージの製造方法は次の方法により行な
った。 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩および二リン酸ナトリウ
ムを添加しながら、低速(速度1、カッターの回転15
00rpm 、ボウルの回転15rpm )で1分チョッピング
(セイデルマンボウルチョッパー、タイプK−20RA
S)し、2℃の温度で出発し、10℃直前の温度で終了
する、 −4℃に冷却して戻し、さらに、高速(速度2、カッタ
ーの回転3000rpm、ボウルの回転25rpm )で5〜
10秒、10℃直前の温度までチョッピングし、 −高速でチョッピングし、 −低速で2分真空チョッピング(ステファンバキューム
カッター、タイプVM60)し、 −こうして得たバッターを直径18mmのセルロース剥離
性ケーシングに充填(マドフィラー、タイプMWF59
1D)し、 −こうして得た生フランクフルターを真空包装し、 −真空包装したフランクフルターの異る試料を500、
750、1000、2000、3000および3800
バールの異る静水圧で約10℃で5分処理(ナショナル
フォルジ、8.5リットルの高圧室)し −高圧処理フランクフルターの包装を解き、 −3加熱工程、第1工程は55℃、調整湿度60%で2
0分、第2工程は65℃、調整湿度60%で30分およ
び第3工程75℃、25分、湿度無調整を含む加熱プロ
グラムAに従って湿度を調整した蒸気加熱室(ラショナ
ル、タイプ11 1)内で蒸気加熱し、および −環境温度に冷却する。この方法で製造したフランクフ
ルターの加熱収量および固さは高圧処理を行わなかった
対照フランクフルターと比較するために得た値と一緒に
表3に示す。
5%の脂肪含量を有する赤身肉はこぶし大の片に切断
し、約90%の脂肪を有する背脂肪は約5×10cmの片
に切断した。赤身肉片および背脂肪片の双方は3mm孔の
格子を有する肉グラインダーで別々に磨砕した。磨砕肉
および脂肪は2℃の冷蔵庫に貯蔵した。60kgの低リン
酸塩ソーセージを次のレシピに従って製造した。 赤身肉 50% 背脂肪 25% 氷 25% 亜硝酸塩キュアリング塩 15g/kg肉バッター 二リン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッタ
ー 低リン酸塩ソーセージの製造方法は次の方法により行な
った。 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩および二リン酸ナトリウ
ムを添加しながら、低速(速度1、カッターの回転15
00rpm 、ボウルの回転15rpm )で1分チョッピング
(セイデルマンボウルチョッパー、タイプK−20RA
S)し、2℃の温度で出発し、10℃直前の温度で終了
する、 −4℃に冷却して戻し、さらに、高速(速度2、カッタ
ーの回転3000rpm、ボウルの回転25rpm )で5〜
10秒、10℃直前の温度までチョッピングし、 −高速でチョッピングし、 −低速で2分真空チョッピング(ステファンバキューム
カッター、タイプVM60)し、 −こうして得たバッターを直径18mmのセルロース剥離
性ケーシングに充填(マドフィラー、タイプMWF59
1D)し、 −こうして得た生フランクフルターを真空包装し、 −真空包装したフランクフルターの異る試料を500、
750、1000、2000、3000および3800
バールの異る静水圧で約10℃で5分処理(ナショナル
フォルジ、8.5リットルの高圧室)し −高圧処理フランクフルターの包装を解き、 −3加熱工程、第1工程は55℃、調整湿度60%で2
0分、第2工程は65℃、調整湿度60%で30分およ
び第3工程75℃、25分、湿度無調整を含む加熱プロ
グラムAに従って湿度を調整した蒸気加熱室(ラショナ
ル、タイプ11 1)内で蒸気加熱し、および −環境温度に冷却する。この方法で製造したフランクフ
ルターの加熱収量および固さは高圧処理を行わなかった
対照フランクフルターと比較するために得た値と一緒に
表3に示す。
【表3】 本方法により製造した低リン酸塩フランクフルターは高
圧処理を行なわなかった対照フランクフルターより加熱
収量が僅かに高く、テクスチャーははるかに固かった
(最高増加は2000バール)ことは表3から分かる。
圧処理を行なわなかった対照フランクフルターより加熱
収量が僅かに高く、テクスチャーははるかに固かった
(最高増加は2000バール)ことは表3から分かる。
【0027】例4 4.1および4.2の番号を付した低脂肪、低リン酸塩
フランクフルターの異る2セットを2つの異るレシピに
従って、例3に示す方法で製造した。 赤身肉 60% 背脂肪 5% 氷 35% セット(番号) 4.1 4.2 亜硝酸塩キュアリング塩(g/kg肉バッター) 15 15 二リン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.0 0.5 混合スパイス 4.0g/kg肉バッター アスコルビン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッター デキストロース 1g/kg肉バッター この方法で製造したフランクフルターの加熱収量および
固さは高圧処理を行わなかった対照フランクフルターと
比較するために得た値と一緒に表4に示す。
フランクフルターの異る2セットを2つの異るレシピに
従って、例3に示す方法で製造した。 赤身肉 60% 背脂肪 5% 氷 35% セット(番号) 4.1 4.2 亜硝酸塩キュアリング塩(g/kg肉バッター) 15 15 二リン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.0 0.5 混合スパイス 4.0g/kg肉バッター アスコルビン酸ナトリウム 0.5g/kg肉バッター デキストロース 1g/kg肉バッター この方法で製造したフランクフルターの加熱収量および
固さは高圧処理を行わなかった対照フランクフルターと
比較するために得た値と一緒に表4に示す。
【表4】 本方法により製造した低脂肪、低リン酸塩フランクフル
ターは高圧処理を行わなかった対照フランクフルターよ
り加熱収量が高く、テクスチャーが固い(最高増加は2
000バールである)ことが表4から分かる。
ターは高圧処理を行わなかった対照フランクフルターよ
り加熱収量が高く、テクスチャーが固い(最高増加は2
000バールである)ことが表4から分かる。
【0028】例5 5.1の番号を付した1セットの、低リン酸塩、低脂肪
フランクフルターおよび5.2の番号を付した1セット
の低リン酸塩フランクフルターを1000および200
0バールの2つの異る静水圧および次の異る2つのレシ
ピで例3に示す方法で製造した。 セット番号 5.1 5.2 赤身肉(%) 60 50 背脂肪(%) 5 25 氷(%) 35 25 亜硝酸塩キュアリング塩(g/kg肉バッター) 15 15 二リン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.5 0.5 混合スパイス(g/kg肉バッター) 4.0 4.0 アスコルビン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.5 0.5 デキストロース(g/kg肉バッター) 1.0 1.0 例3開示の蒸気加熱の代りに、これらのソーセージは5
0℃、60%湿度で17分加温し、55℃、37%湿度
で7分乾燥し、68℃で10分蒸気燻煙し、次いで72
℃で12分蒸気加熱することを含むプログラム2に従っ
て蒸気燻煙−加熱室(オートサーム、タイプ6349)
内で蒸気燻煙−加熱した。この方法で製造したフランク
フルターの加熱収量および固さは加圧処理を行わなかっ
た対照フランクフルター試料と比較するために得た値と
一緒に表5に示す。
フランクフルターおよび5.2の番号を付した1セット
の低リン酸塩フランクフルターを1000および200
0バールの2つの異る静水圧および次の異る2つのレシ
ピで例3に示す方法で製造した。 セット番号 5.1 5.2 赤身肉(%) 60 50 背脂肪(%) 5 25 氷(%) 35 25 亜硝酸塩キュアリング塩(g/kg肉バッター) 15 15 二リン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.5 0.5 混合スパイス(g/kg肉バッター) 4.0 4.0 アスコルビン酸ナトリウム(g/kg肉バッター) 0.5 0.5 デキストロース(g/kg肉バッター) 1.0 1.0 例3開示の蒸気加熱の代りに、これらのソーセージは5
0℃、60%湿度で17分加温し、55℃、37%湿度
で7分乾燥し、68℃で10分蒸気燻煙し、次いで72
℃で12分蒸気加熱することを含むプログラム2に従っ
て蒸気燻煙−加熱室(オートサーム、タイプ6349)
内で蒸気燻煙−加熱した。この方法で製造したフランク
フルターの加熱収量および固さは加圧処理を行わなかっ
た対照フランクフルター試料と比較するために得た値と
一緒に表5に示す。
【表5】 本方法により製造した低リン酸塩、低脂肪フランクフル
ターおよび低リン酸塩フランクフルターは高圧処理を行
わなかった対照フランクより加熱収量が高く、テクスチ
ャーが固いことが表5から分かる。
ターおよび低リン酸塩フランクフルターは高圧処理を行
わなかった対照フランクより加熱収量が高く、テクスチ
ャーが固いことが表5から分かる。
【0029】例6 6.1および6.2の番号を付した2バッチの低リン酸
塩、低脂肪、高水分フランクフルターを1000バール
の静水圧および2つの異るレシピ〔6.2は2%の馬鈴
薯化工澱粉(ラーフAC)を含む〕に従って例3に示す
方法で製造した。 バッチ番号 6.1 6.2 赤身肉(%) 60 60 背脂肪(%) 5 5 氷(%) 35 35 亜硝酸塩キュアリング塩(%) 1.5 1.5 澱粉 − 2.0 この方法で製造したフランクフルターの加熱収量および
固さは加圧処理を行わなかった対照試料と比較するため
得た値と一緒に表6に示す。
塩、低脂肪、高水分フランクフルターを1000バール
の静水圧および2つの異るレシピ〔6.2は2%の馬鈴
薯化工澱粉(ラーフAC)を含む〕に従って例3に示す
方法で製造した。 バッチ番号 6.1 6.2 赤身肉(%) 60 60 背脂肪(%) 5 5 氷(%) 35 35 亜硝酸塩キュアリング塩(%) 1.5 1.5 澱粉 − 2.0 この方法で製造したフランクフルターの加熱収量および
固さは加圧処理を行わなかった対照試料と比較するため
得た値と一緒に表6に示す。
【表6】 本方法により製造した澱粉を含みまたは含まない低リン
酸塩、低脂肪、高水分フランクフルターは高圧処理を行
わなかった対照フランクフルターより加熱収量が高く、
テクスチャーが固いことが表6から分かる。
酸塩、低脂肪、高水分フランクフルターは高圧処理を行
わなかった対照フランクフルターより加熱収量が高く、
テクスチャーが固いことが表6から分かる。
【0030】例7 3バッチの低リン酸塩、低脂肪、高水分フランクフルタ
ーを1000バールの静水圧および次のレシピに従って
例3に示す方法で製造した。 赤身肉(%) 60 背脂肪(%) 5 氷(%) 35 亜硝酸塩キュアリング塩(%) 1.5 3バッチのソーセージは異る温度で5分、連続的または
間欠的に、すなわち1バッチは10℃で5分、もう1つ
のバッチは50℃で5分、最後のバッチは10℃で各1
分の5サイクル(圧力はサイクル間で開放する)で高圧
処理した。この方法で製造したフランクフルターの加熱
収量および固さは高圧処理を行わなかった対照フランク
フルターと比較するため得た値と一緒に表7に示す。
ーを1000バールの静水圧および次のレシピに従って
例3に示す方法で製造した。 赤身肉(%) 60 背脂肪(%) 5 氷(%) 35 亜硝酸塩キュアリング塩(%) 1.5 3バッチのソーセージは異る温度で5分、連続的または
間欠的に、すなわち1バッチは10℃で5分、もう1つ
のバッチは50℃で5分、最後のバッチは10℃で各1
分の5サイクル(圧力はサイクル間で開放する)で高圧
処理した。この方法で製造したフランクフルターの加熱
収量および固さは高圧処理を行わなかった対照フランク
フルターと比較するため得た値と一緒に表7に示す。
【表7】 本方法により上記異る條件下で製造した低リン酸塩、低
脂肪、高水分フランクフルターは高圧処理を行わなかっ
た対照フランクフルターより加熱収量が高く、テクスチ
ャーが固いことが表7から分かる。
脂肪、高水分フランクフルターは高圧処理を行わなかっ
た対照フランクフルターより加熱収量が高く、テクスチ
ャーが固いことが表7から分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラオ マンダバ スイス国ブベイ,リュ デ マロニエール 25
Claims (9)
- 【請求項1】 肉、添加脂肪、氷および亜硝酸塩キュア
リング塩から成る肉バッターを調製し、充填し、充填肉
バッターを500〜4000バールの静水圧で処理し、
次いで加熱することを特徴とする、低塩および/または
低リン酸塩および/または低脂肪および/または高水分
ソーセージの製造方法。 - 【請求項2】−細砕肉を磨砕し、 −氷、亜硝酸塩キュアリング塩、場合によりリン酸塩や
脂肪を添加しながら磨砕肉をチョッピングし、 −得たバッターをケーシングに充填し、 −得た生ソーセージを真空包装し、 −真空包装シーセージを500〜4000バールの静水
圧で処理し、 −高圧処理ソーセージの包装を解き、 −場合により発色させ、 −加熱しおよび/または燻煙し、次いで冷却する工程を
含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 真空包装ソーセージを500〜4000
バールの静水圧、−15〜100℃の温度で60分まで
処理することを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 真空包装ソーセージを500〜4000
バールの静水圧、5〜60℃で10分まで処理すること
を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 氷、亜硝酸塩キュアリング塩および場合
によりリン酸塩を添加しながら1〜10℃の温度で30
秒〜3分磨細肉をチョッピングし、次いで場合により脂
肪を添加しながら10〜15℃の温度までチョッピング
することを含む、請求項2記載の方法。 - 【請求項6】 40〜70%の磨砕肉、20〜50%の
氷、1.2〜2.4%の亜硝酸塩キュアリング塩および
0.3%までのリン酸塩を含むバッターを調製し、次い
でバッターが1〜30%の脂肪含量を有するような割合
で脂肪を添加することを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 50〜60%の磨砕肉、25〜45%の
氷、1.4〜1.8%の亜硝酸塩キュアリング塩および
0.1%までのリン酸塩を含むバッターを調製し、次い
でバッターが1〜10%の脂肪含量を有するような割合
で脂肪を添加することを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 肉バッター1kgにつき2〜8gの混合ス
パイス、1gまでのアスコルビン酸ナトリウム、3%ま
での澱粉および2gまでのデキストロースを添加するこ
とを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の
方法により製造した低塩および/または低リン酸塩およ
び/または低脂肪および/または高水分ソーセージ。
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