JPH07250446A - アキシャル型ブラシレスモータ - Google Patents

アキシャル型ブラシレスモータ

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Publication number
JPH07250446A
JPH07250446A JP3974994A JP3974994A JPH07250446A JP H07250446 A JPH07250446 A JP H07250446A JP 3974994 A JP3974994 A JP 3974994A JP 3974994 A JP3974994 A JP 3974994A JP H07250446 A JPH07250446 A JP H07250446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
core coil
circuit board
printed circuit
terminal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3974994A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kuroda
稔 黒田
Masakazu Yamabayashi
正和 山林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3974994A priority Critical patent/JPH07250446A/ja
Publication of JPH07250446A publication Critical patent/JPH07250446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空心コイルのプリント基板への搭載時に搭載
面の識別をなくし、空心コイルの固定方法として接着
剤、または両面粘着テープを用いないでプリント基板に
固定する方法にし、接着層の厚みをロスしない優れた特
性を持ち組立が容易なモータの提供を目的とする。 【構成】 空心コイルの実体領域の内周部と外周部の両
側にまたがる電気接続部を有するプリント基板にするこ
とにより、空心コイルの搭載面を識別する必要がない構
成にしている。また、プリント基板に電気接続部の他に
固定用接続部を設け、前記電気接続部と固定用接続部に
対応する位置に空心コイルの電気接続端子部と固定用接
続部を有する構造にすることにより、半田でプリント基
板に空心コイルを固定できる構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空心コイルをプリント
基板上に取り付けたアキシャル型ブラシレスモータ(以
降モータと称する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音響・映像分野は市場の拡大にと
もないセットの小型化・薄型化・軽量化が要求され、そ
れに使用されるモータの小型化および高性能化の要求が
高まっている。
【0003】以下に、従来のモータについて説明する。
図9は従来例のモータの部分構造図を示すものである。
【0004】図10(a)は図9に使用する空心コイル
搭載の部分構造図である。図10(b)は図10(a)
の空心コイル搭載の部分構造図の断面図である。図9,
図10において1は空心コイル、2はロータマグネッ
ト、3は前記空心コイル1の巻始め電気接続端子部で、
空心コイル1の内周部に位置する。4は前記空心コイル
1の巻終り電気接続端子部で、空心コイル1の外周部に
位置する。5はプリント基板、6は前記プリント基板5
に設けられた電気接続部で、空心コイル1の巻始め電気
接続端子部3と巻終り電気接続端子部4に対応する位置
に設けられている。7は半田で、プリント基板5の電気
接続部6と空心コイル1の巻始め電気接続端子部3と巻
終り電気接続端子部4を電気接続している。8はプリン
ト基板5と空心コイル1を固定する接着剤である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記空
心コイル1は巻始め電気接続端子部3と巻終り電気接続
端子部4を有する構造となっており、プリント基板5へ
の搭載時に搭載面の識別が必要であった。また、空心コ
イル1のプリント基板5への搭載工程において、空心コ
イル1の固定方法として接着剤8を用いたり両面粘着テ
ープを用いてプリント基板5に固定するため、接着層の
厚みをロスし薄型化には適していなかった。さらに作業
工程が多項目化し、組立て効率が非常に悪いという問題
を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成で組立作業効率が改善できる。さらに、
小型化・薄型化・高効率化ができるモータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータは、空心コイルの実体領域の内周部と
外周部の両側にまたがる電気接続部を有するプリント基
板で構成することにより、空心コイルの巻始め電気接続
端子部と巻終り電気接続端子部のどちらの電気接続端子
部がプリント基板の電気接続部と電気接続されても空心
コイルに流れる電流の方向を一定にできるので、空心コ
イルの搭載面の識別する必要がない構成をしている。あ
るいは、空心コイルの巻始め電気接続端子部と巻終り電
気接続端子部の他に、少なくとも1ヶ所以上の固定用端
子部を有する空心コイルをプリント基板に設けられた電
気接続部と固定用接続部で前記空心コイルを半田でプリ
ント基板に固定する構成にしている。
【0008】
【作用】この構成によって、モータの組立工程において
プリント基板への空心コイルの搭載面の識別をする必要
がなくなる。また、半田でプリント基板に固定する際、
空心コイルの対象位置に巻始め電気接続端子部と巻終わ
り電気接続端子部と固定用端子部を設けることにより半
田の引き合う力を安定させることができるので、プリン
ト基板に他の電子部品と同時にリフローによって固定で
き、組立工程を簡素化できる。また、半田でプリント基
板に空心コイルを固定するので接着剤あるいは両面粘着
テープの厚み量を必要とせずモータを薄くできる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。なお、従来の構成と同じ部分
については従来例での符号を付し、その説明を省略す
る。
【0010】図1(a)は本発明の第1の実施例におけ
るモータの空心コイル搭載の部分構造図である。図1
(b)は図1(a)の空心コイル搭載の部分構造図の断
面図である。図2は第1の実施例で使用するプリント基
板の部分平面図である。図3は図1(a)の空心コイル
に流れる電流の方向を示す回路図である。図4(a)は
図1(a)におけるモータの空心コイルの搭載面を反転
した状態を示す部分構造図である。図4(b)は図4
(a)の空心コイル搭載の部分構造図の断面図である。
図5は図4(a)の空心コイルに流れる電流の方向を示
す回路図である。6はプリント基板5に設けられた電気
接続部で空心コイル1の実体領域の内周部と外周部の両
側にまたがる位置に配置されている。3は前記空心コイ
ル1の巻始め電気接続端子部である。4は前記空心コイ
ル1の巻終り電気接続端子部である。
【0011】以下動作方法について図1,図4を用いて
説明する。図1(a)に示すように、入力端子9から通
電された電流は電気接続部6をかえして、空心コイル1
の内周側から時計方向に通電され電気接続部6を経由し
て出力される。
【0012】図4(a)に示すように、図1(a)と空
心コイル搭載面を反転した状態においては入力端子9か
ら通電された電流は電気接続部6を経由して、空心コイ
ル1の外周側から時計方向に通電され電気接続部6を経
由して出力される。
【0013】図1,図4に示すように、空心コイル1の
実体領域の内周部と外周部の両側にまたがる電気接続部
6を構成することによりコイル搭載面を反転した状態で
もコイルに流れる電流の方向は一定になる構成にしてい
る。
【0014】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来の構
成と同じ部分については従来例での符号を付し、その説
明を省略する。
【0015】図6(a)は本発明の第2の実施例におけ
るモータの空心コイル搭載の部分構造図である。図6
(b)は図6(a)の空心コイル搭載の部分構造図の断
面図である。図7は第2の実施例で使用するプリント基
板の部分平面図である。図8は第2の実施例で使用する
空心コイルの構造図である。10は前記プリント基板5
に設けられた固定用接続部、11は空心コイル1に設け
られた固定用端子部である。
【0016】図6に示すように、プリント基板5に設け
られた電気接続部6と固定用接続部11に対応する空心
コイル1に設けられた巻始め電気接続端子部3と巻終り
電気接続端子部4と固定用端子部11を半田7で固定す
る構成にしている。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリント基板へ
の空心コイルの取付け工程の際、空心コイルの搭載面の
識別をする必要がなくなり、設備・人件費等のコスト低
減をはかることができる。さらに、プリント基板に他の
電子部品と同時にリフローによって固定できるので組立
工程を大幅に消減できる。また、プリント基板と空心コ
イルの固定を半田で行うのでモータを薄くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例におけるモータ
の空心コイル搭載の部分構造図 (b)は本発明の第1の実施例におけるモータの空心コ
イル搭載の部分構造図の断面図
【図2】本発明の第1の実施例で使用するプリント基板
の部分平面図
【図3】本発明の第1の実施例における空心コイルに流
れる電流の方向を示す図
【図4】(a)は図1(a)における空心コイルの搭載
面を反転した状態を示す部分構造図 (b)は図1(a)における空心コイルの搭載面を反転
した状態を示す部分構造図の断面図
【図5】図4(a)の実施例における空心コイルに流れ
る電流の方向を示す図
【図6】(a)は本発明の第2の実施例におけるモータ
の空心コイル搭載の部分構造図 (b)は本発明の第2の実施例におけるモータの空心コ
イル搭載の部分構造図の断面図
【図7】本発明の第2の実施例で使用するプリント基板
の部分平面図
【図8】本発明の第2の実施例で使用する空心コイルの
構造図
【図9】従来例のモータの部分構造図
【図10】(a)は従来例で使用するモータの空心コイ
ル搭載の部分構造図 (b)は従来例で使用するモータの空心コイル搭載の部
分構造図の断面図
【符号の説明】
1 空心コイル 2 ロータマグネット 3 巻始め電気接続端子部 4 巻終り電気接続端子部 5 プリント基板 6 電気接続部 7 半田 8 接着剤 9 入力端子 10 固定用接続部 11 固定用端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極着磁されたロータマグネットと軸方向
    に対向する位置に、平角電線を巻回して構成された空心
    コイルを取り付けたプリント基板を配置したアキシャル
    型ブラシレスモータにおいて、空心コイルの実体領域の
    内周部と外周部の両側にまたがる電気接続部を有するプ
    リント基板により構成されたアキシャル型ブラシレスモ
    ータ。
  2. 【請求項2】多極着磁されたロータマグネットと軸方向
    に対向する位置に、平角電線を巻回して構成された空心
    コイルを取り付けたプリント基板を配置したアキシャル
    型ブラシレスモータにおいて、前記空心コイルは巻始め
    電気接続端子部と巻終り電気接続端子部の他に少なくと
    も1ヶ所以上の固定用端子部を有し、前記巻始め電気接
    続端子部と巻終り電気接続端子部と固定用端子部が対象
    位置に設定され、プリント基板に設けられた電気接続部
    と固定用接続部で前記空心コイルを半田でプリント基板
    に固定したアキシャル型ブラシレスモータ。
JP3974994A 1994-03-10 1994-03-10 アキシャル型ブラシレスモータ Pending JPH07250446A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3974994A JPH07250446A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 アキシャル型ブラシレスモータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3974994A JPH07250446A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 アキシャル型ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07250446A true JPH07250446A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12561618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3974994A Pending JPH07250446A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 アキシャル型ブラシレスモータ

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JP (1) JPH07250446A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102656776A (zh) * 2010-01-06 2012-09-05 株式会社神户制钢所 轴向间隙型无刷电动机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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