JPH07250049A - 冗長構成切替え方式 - Google Patents

冗長構成切替え方式

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JPH07250049A
JPH07250049A JP6038051A JP3805194A JPH07250049A JP H07250049 A JPH07250049 A JP H07250049A JP 6038051 A JP6038051 A JP 6038051A JP 3805194 A JP3805194 A JP 3805194A JP H07250049 A JPH07250049 A JP H07250049A
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JP
Japan
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error
circuit
check code
data
main signal
Prior art date
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Application number
JP6038051A
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English (en)
Inventor
Kyosuke Dobashi
恭介 土橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】正常な信号のみを出力し続けることができ、異
常が下流側にまで影響することを防止することができる
精度の高い冗長構成切替え方式を提供する。 【構成】0系カード1-0 、1系カード1-1 では、主信号
処理回路11で処理がなされたのちの主信号S3を1フ
レーム当りn行に分割し、各行毎のエラーチェックコー
ドS5をエラーチェックコード演算回路13により求め
る。また多重回路14により、i行目に関するエラーチ
ェックコードS5を主信号S3のi+1行目の先頭に挿
入し、主信号S7を生成する。系選択カード2では、メ
モリ回路21により主信号S7をそれぞれ所定量遅延さ
せて主信号S8とするとともに、エラー検出回路23に
て、主信号S7に挿入されたエラーチェックコードを用
いて各行のエラーの有無を判断し、その判断結果に基づ
いて切替え制御回路24および切替え回路22によりエ
ラーの生じていない側の主信号S8を1行毎に選択出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されるデータに対
して所定の処理を施す処理部を複数設けて冗長構成をな
すとともに、この複数の処理部のそれぞれから出力され
るデータのいずれかを選択部により選択出力する場合の
冗長構成切替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば同期化ディジタルハイアラーキ
(SDH:Synchronous Digital Hierarchy )に適合し
た通信システムなどのように、障害の発生によりシステ
ムダウンとなることが許されないシステムにおいては、
各種の装置を冗長構成とすることにより高信頼性を実現
している。すなわち、同様な動作を行う処理部を複数設
けておき、これらのうちの正常なものを選択的に使用す
ることにより、一部の装置に障害が発生してもシステム
ダウンとなることを防止する構成をなしている。
【0003】図6はこのような冗長構成(二重化構成)
をとった信号処理装置の構成を示す機能ブロック図であ
る。図中、10-0は0系カード、10-1は1系カードであ
り、ともに主信号処理回路11-0,11-1およびタイミング
生成回路60-0,60-1から構成された同一構成のものであ
る。これらの0系カード10-0および1系カード10-1は、
主信号処理回路11-0,11-1にて入力主信号S1-0,S1-1に
対して所定の処理を、タイミング生成回路60-0,60-1で
生成される主信号処理タイミング信号S2-0,S2-1に同期
して施す。そして主信号処理回路11-0,11-1での処理が
終了したのちの主信号S3-0,S3-1は、それぞれ系選択カ
ード20へと入力される。ここで入力主信号S1-0と入力
主信号S1-1とは原則として同一(上流側において障害が
生じているときなどにおいて異なる場合もある)の信号
であり、また主信号処理回路11-0,11-1がそれぞれ行う
処理も同一である。
【0004】系選択カード20では、主信号S3-0,S3-1
はともに切替え回路22に入力されており、この切替え
回路22において切替え制御回路61から与えられる切
替え制御信号S10 に応じて主信号S3-0,S3-1のいずれか
が選択され、系選択後の主信号S9として出力される。
【0005】一方、主信号S3-0,S3-1はアラーム検出回
路62-0,62-1にも入力されており、ここで主信号の異常
の監視が、タイミング生成回路63から与えられるアラ
ーム検出タイミング信号S61 に同期して行われている。
アラーム検出回路62-0,62-1は、主信号S3-0,S3-1のそ
れぞれに関する異常の有無を示すアラーム検出信号S62-
0 ,S62-1 を切替え制御部61に与える。そして切替え
制御部61は、主信号S3-0,S3-1のうちの正常である側
を切替え回路22が選択するように切替え制御信号S10
を生成し、切替え回路22に与えている。なお切替え制
御部61は、タイミング生成回路25で生成される切替
え制御タイミング信号S13 に同期して切替え制御信号S1
0 を生成する。
【0006】かくしてこのような構成によれば、主信号
S3-0,S3-1のフレーム位相やビット位相を一致させてお
けば、選択している側の主信号に何らかの異常が発生し
た場合に、正常であるもう一方の主信号を主信号S9とし
て無瞬断で出力することができる。
【0007】ところが、主信号S3-0,S3-1に異常が生じ
てからアラーム検出回路62-0,62-1がアラームを検出す
るまでには若干の時間を必要とし、この間には切替え回
路22は異常が生じた側の主信号を選択し続けてしま
う。このため、エラーまたはアラームがそのまま下流側
に抜け出てしまうという不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
異常の検出に要する時間を考慮していなかったため、実
際に異常が発生した時点から系の切替えがなされるまで
にはエラーまたはアラームがそのまま下流側に抜け出て
しまうという不具合があった。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、正常な信号の
みを出力し続けることができ、異常が下流側にまで影響
してしまうことを防止することができる精度の高い冗長
構成切替え方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えば0系カードおよび1系カードなど
の複数の処理部はそれぞれ、処理前または処理後のデー
タを一定のブロックにブロック分けして各ブロックのデ
ータについてエラーチェックコードを生成する例えばエ
ラーチェックコード演算回路などのチェックコード生成
手段と、このチェックコード生成手段により生成された
エラーチェックコードを次のブロックのデータ中に付加
する例えば多重回路などのチェックコード付加手段とを
有し、エラーチェックコードをデータとともに例えば系
選択カードなどの選択部へと与えるようにし、また前記
選択部は、前記複数の処理部のそれぞれから与えられる
データを所定量遅延させる例えばメモリ回路などの遅延
手段と、前記複数の処理部のそれぞれから与えられるデ
ータに付加されているエラーチェックコードに基づいて
各ブロックにおけるデータエラーの有無を判断する例え
ばエラー検出回路などのエラーチェック手段とを有し、
前記遅延手段により遅延されたデータのうち、前記エラ
ーチェック手段によりエラー無しと判断されたデータを
選択出力するよう、ブロック単位で切替えを行うように
した。
【0011】
【作用】このような手段を講じたことにより、複数の処
理部ではそれぞれ、処理前または処理後のデータが一定
のブロックにブロック分けされるとともに、各ブロック
のデータについてエラーチェックコードが生成され、こ
のエラーチェックコードが次のブロックのデータ中に付
加されて選択部へと出力される。また前記選択部では、
前記複数の処理部のそれぞれから与えられるデータが所
定量遅延されるとともに、前記複数の処理部のそれぞれ
から与えられるデータに付加されているエラーチェック
コードに基づいて各ブロックにおけるデータエラーの有
無が判断され、前記遅延手段により遅延されたデータの
うち、前記エラーチェック手段によりエラー無しと判断
されたデータを選択出力するよう、ブロック単位で切替
えが行われる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係る冗長構成切替え方式
を適用して構成された信号処理装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。なお、図6と同一部分には同一符号を
付している。また図1において、末尾の「-0」「-1」を
除いた符号が同一である部分は互いに同等なものであ
り、0系側に関するものには末尾に「-0」を、また1系
側に関するものには末尾に「-1」をそれぞれ付して区別
してある。そして以下では、特に0系側と1系側とを区
別する必要がある場合を除き、末尾の「-0」「-1」を省
略して説明する。
【0013】図中、1-0 は0系カード、1-1 は1系カー
ドであり、ともに主信号処理回路11、タイミング生成
回路12、エラーチェックコード演算回路(ECC演算
回路)13および多重回路14から構成された同一構成
のものである。
【0014】主信号処理回路11は、入力主信号S1に
対して所定の処理を、タイミング生成回路12で生成さ
れる主信号処理タイミング信号S2に同期して施し、処
理後の主信号S3をエラーチェックコード演算回路13
および多重回路14にそれぞれ与える。なお、入力主信
号S1-0と入力主信号S1-1とは原則として同一(障害が生
じているときなどにおいて異なる場合もある)の信号で
あり、また主信号処理回路11-0,11-1がそれぞれ行う処
理も同一である。
【0015】エラーチェックコード演算回路13は、主
信号S3に関して所定のエラーチェックコードを求める
ための演算をタイミング生成回路12で生成されるエラ
ーチェックコード演算タイミング信号S4に同期して行
い、求めたエラーチェックコードS5を多重回路14に
与える。
【0016】多重回路14は、エラーチェックコードS
5を主信号S3の所定の位置に挿入する処理をタイミン
グ生成回路12で生成されるエラーチェックコード挿入
タイミング信号S6に同期して行う。そして多重回路1
4は、エラーチェックコードS5を挿入したのちの主信
号S7を系選択カード2へと与える。
【0017】系選択カード2は、メモリ回路21-0,21-
1、切替え回路22、エラー検出回路23-0,23-1、切替
え制御回路24およびタイミング生成回路25からな
る。メモリ回路21-0,21-1には、0系カード1-0 および
1系カード1-1 からそれぞれ出力された主信号S7-0,S7
-1がそれぞれ入力されており、この主信号S7-0,S7-1を
所定量遅延させたのちに主信号S8-0,S8-1として切替え
回路22へと与える。
【0018】切替え回路22は、切替え制御回路24か
ら与えられる切替え制御信号S10 に応じて主信号S8-0,
S8-1のいずれかを選択し、系選択後の主信号S9として出
力する。
【0019】エラー検出回路23-0,23-1には、0系カー
ド1-0 および1系カード1-1 からそれぞれ出力された主
信号S7-0,S7-1がそれぞれ入力されており、この主信号
S7-0,S7-1中に挿入されているエラーチェックコードに
基づいてのエラーの有無の監視をタイミング生成回路2
5が生成するエラーチェックタイミング信号S11 に同期
して行う。そしてエラー検出回路23-0,23-1は、エラー
の有無を示すエラー検出信号S12-0 ,S12-1 を切替え制
御回路24へと与える。
【0020】切替え制御部24は、主信号S7-0,S7-1の
うちの正常であるものに対応する主信号S8-0,S8-1を切
替え回路22が選択するように切替え制御信号S10 を生
成し、切替え回路22に与える。なお切替え制御部24
は、切替え制御信号S10 をタイミング生成回路25で生
成される切替え制御タイミング信号S13 に同期して生成
する。
【0021】次に以上のように構成された信号処理装置
の動作を説明する。まず本実施例の信号処理装置では、
主信号の本来のフレーム構成における1フレームを、図
2に示すようにnブロック(n行)に分割して管理す
る。なお、主信号としては、例えばSDHに準拠したフ
レーム構成の信号が取り扱われるが、SDHフレームに
おいては1フレームが9行により構成されているので、
nを“9”とし、SDHフレームの9行のそれぞれをそ
のまま1ブロックとして利用することができる。
【0022】さて、主信号処理回路11で処理されたの
ちの主信号S3は、エラーチェックコード演算回路13
にて、各行毎にエラーチェックコードを求めるための演
算が行われ、エラーチェックコードS5が生成される。
なおSDH信号の場合、各行がセクションオーバヘッド
部分と主信号部分とにより構成されているので、上記演
算は主信号部分についてのみ行う。
【0023】主信号処理回路11で処理されたのちの主
信号S3は、多重回路14にも入力されており、ここで
各行に対し、エラーチェックコード演算回路13にて求
められた1つ前の行に関するエラーチェックコードS5
が付加される。エラーチェックコードS5は、例えば図
2に示すように、主信号S3の各行の先頭に設定したエ
ラーチェックコード部分に挿入される。すなわち図3に
示すように、i行目の主信号部分に関して求めたエラー
チェックコードS5は、次のi+1行目の先頭に付加さ
れる。なお主信号S3がSDH信号の場合には、エラー
チェックコード部分としてはセクションオーバヘッド部
分をそのまま利用することができる。
【0024】このようにして0系カード1-0 および1系
カード1-1 において、エラーチェックコードが付加され
た主信号S7-0,S7-1がそれぞれ生成され、系選択カード
2へと与えられる。
【0025】系選択カード2では、主信号S7-0,S7-1は
メモリ回路21-0,21-1にて1/nフレーム分、すなわち
1行分の遅延が施され、主信号S8-0,S8-1として切替え
回路22へと出力される。
【0026】一方、エラー検出回路23-0,23-1では、主
信号S7-0,S7-1の各行の主信号部分に対して、それぞれ
エラーチェックコード演算回路13と同様な演算を行
う。そして、i−1行目に関する演算結果を次の行(i
行目)に挿入されているエラーチェックコードと比較す
ることによって、i−1行目のエラーの有無を検出す
る。そしてエラー検出回路23-0,23-1は、エラーの有無
に応じてエラー検出信号S12-0 ,S12-1 の状態を変化さ
せる。具体的には、例えば図4に示す状態において主信
号S7-0中のA行目のデータA-0 でエラーが生じていたと
すると、エラー検出回路23-0は同図に示すように、B行
目の先頭に付加されたエラーチェックコードを用いてこ
の旨を検出したのち、次の行(B行目)に関してエラー
がないことを検出するまでの期間(1行分に相当する期
間)に、エラー検出信号S12-0 をエラー有りを示す
「H」レベルとする。また例えば図4に示す状態におい
て主信号S7-1中のB行目のデータB-1 でエラーが生じて
いたとすると、エラー検出回路23-1は同図に示すよう
に、C行目の先頭に付加されたエラーチェックコードを
用いてこの旨を検出したのち、次の行(C行目)に関し
てエラーがないことを検出するまでの期間(1行分に相
当する期間)に、エラー検出信号S12-1 をエラー有りを
示す「H」レベルとする。
【0027】切替え制御回路24では、エラー検出信号
S12-0 ,S12-1 に基づき、切替え回路22が選択してい
る系に対応するエラー検出信号S12がエラー有りを示
す「H」レベルに変わったことに応じて、切替え回路2
2に他方の系を選択させるように切替え制御信号S10
を変化させる。かくして図4に示す状態にあっては、切
替え制御信号S10は、主信号S7のB行目が系選択カ
ード2に入力されている期間においては主信号S8-1を、
その他の期間は主信号S8-0をそれぞれ選択させる信号と
なる。
【0028】切替え回路22では、主信号S8-0,S8-1の
うちの切替え制御信号S10で指定されたものが選択さ
れ、系選択後の主信号S9として出力される。ところで、
図4に示す状態において主信号S7-0にエラーが生じてい
るのは、A行目の期間のデータA-0 であるのに対し、こ
の主信号S7-0に対応する主信号S8-0側を選択せずに主信
号S8-1側が選択されるのは主信号S7-0のB行目が系選択
カード2に入力されている期間となっており、遅延して
いる。これは、A行目に関するエラー検出に、B行目の
先頭に付加したエラーチェックコードを用いるためであ
り、他の行についても同様に遅延が生じる。
【0029】そこで、切替え回路22に入力する主信号
S8-0,S8-1を、前述したようにメモリ回路21-0,21-1に
て主信号S7-0,S7-1を1/nフレーム分、すなわち1行
分遅延させることにより、切替え回路22における主信
号S8-0,S8-1と切替え制御信号S10とのタイミングを
合わせている。これにより、系選択後の主信号S9として
は図4に示すように、主信号S8-0,S8-1のうちのエラー
が生じていないデータを組み合わせてなり、かつデータ
の瞬断や欠落も生じていない、エラーフリーの信号が得
られる。
【0030】このように本実施例は、0系カード1-0 お
よび1系カード1-1 では、主信号を1フレーム当りn行
に分割するとともに、各行毎にエラーチェックコードを
求め、主信号に付加して出力する。そして系選択カード
2では、0系カード1-0 および1系カード1-1 のそれぞ
れから与えられる主信号S7に関し、付加されているエ
ラーチェックコードを用いてのエラー検出を1行毎に行
うとともに、このエラー検出の結果に基づいて1行分遅
延した主信号S8-0,S8-1の選択を1行毎に行う。
【0031】従って、主信号S8-0,S8-1は、1行毎にエ
ラーの検出が行われたのちに、その結果に基づいてエラ
ーの無いものが選択出力されるので、エラーの生じてい
る信号がそのまま下流に出力されてしまうことがない。
【0032】しかも本実施例では、1フレームをn行に
分割し、各行についてエラーの検出を行っていることに
より、エラーの有無を常に一定の遅延で判断することが
でき、主信号を一定時間(1行分の期間)、一律に遅延
させるだけでエラーの有無の判定結果と主信号とのタイ
ミングを合わせることができ、上述のような選択処理を
容易に実現できる。なお、1フレームの分割数nを大き
くするほど、メモリ回路21の容量、つまり主信号の遅
延時間を小さくすることができる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば上記実施例では、0系カード1-0 お
よび1系カード1-1 では、主信号処理回路11にて処理
が施されたのちの主信号S3に対してエラーチェックコ
ードS5を挿入しているが、主信号処理回路11での処
理により主信号のフレームフォーマットが変化しない場
合には、エラーチェックコードを挿入したのちの主信号
に対して主信号処理回路11にて処理を施すようにして
も良い。
【0034】すなわち図5に示すように、エラーチェッ
クコード演算回路13では入力主信号S1に関するエラ
ーチェックコードS5を求め、これを入力主信号S1に
対して付加したのちに、このエラーチェックコードS5
を付加した主信号S51を主信号処理回路11に与え
る。そして主信号処理回路11で処理されたのちの主信
号を、主信号S7として系選択カード2へと与える。
【0035】このように構成することにより、0系カー
ド1-0 および1系カード1-1 の動作監視をも系選択カー
ド2において行うことができるようになる。なお、前記
実施例の場合には、0系カード1-0 および1系カード1-
1 の動作監視を行う場合には、監視手段を別途設けて行
う必要がある。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変形実施が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、例えば0系カードおよ
び1系カードなどの複数の処理部はそれぞれ、処理前ま
たは処理後のデータを一定のブロックにブロック分けし
て各ブロックのデータについてエラーチェックコードを
生成する例えばエラーチェックコード演算回路などのチ
ェックコード生成手段と、このチェックコード生成手段
により生成されたエラーチェックコードを次のブロック
のデータ中に付加する例えば多重回路などのチェックコ
ード付加手段とを有し、エラーチェックコードをデータ
とともに例えば系選択カードなどの選択部へと与えるよ
うにし、また前記選択部は、前記複数の処理部のそれぞ
れから与えられるデータを所定量遅延させる例えばメモ
リ回路などの遅延手段と、前記複数の処理部のそれぞれ
から与えられるデータに付加されているエラーチェック
コードに基づいて各ブロックにおけるデータエラーの有
無を判断する例えばエラー検出回路などのエラーチェッ
ク手段とを有し、前記遅延手段により遅延されたデータ
のうち、前記エラーチェック手段によりエラー無しと判
断されたデータを選択出力するよう、ブロック単位で切
替えを行うようにしたので、正常な信号のみを出力し続
けることができ、異常が下流側にまで影響してしまうこ
とを防止することができる精度の高い冗長構成切替え方
式となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冗長構成切替え方式を
適用して構成された信号処理装置の構成を示す機能ブロ
ック図。
【図2】図1に示す装置内での受渡しフレーム構成の一
例を示す図。
【図3】エラーチェックコードの付加状態を示す図。
【図4】図1中の各信号のタイムチャート。
【図5】図1中の0系カード1-0 および1系カード1-1
の変形構成例を示す機能ブロック図。
【図6】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
1-0 …0系カード 1-1 …1系カード 11(11-0,11-1)…主信号処理回路 12(12-0,12-1)…タイミング生成回路 13(13-0,13-1)…エラーチェックコード演算回路
(ECC演算回路) 14(14-0,14-1)…多重回路 2…系選択カード 21(21-0,21-1)…メモリ回路 22…切替え回路 23(23-0,23-1)…エラー検出回路 24…切替え制御回路 25…タイミング生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデータに対して所定の処理を
    施す処理部を複数設けて冗長構成をなすとともに、この
    複数の処理部のそれぞれから出力されるデータのいずれ
    かを選択部により選択出力する場合の冗長構成切替え方
    式において、 前記複数の処理部はそれぞれ、処理前または処理後のデ
    ータを一定のブロックにブロック分けして各ブロックの
    データについてエラーチェックコードを生成するチェッ
    クコード生成手段と、このチェックコード生成手段によ
    り生成されたエラーチェックコードを次のブロックのデ
    ータ中に付加するチェックコード付加手段とを有し、エ
    ラーチェックコードをデータとともに前記選択部へと与
    えるようにし、 また前記選択部は、前記複数の処理部のそれぞれから与
    えられるデータを所定量遅延させる遅延手段と、前記複
    数の処理部のそれぞれから与えられるデータに付加され
    ているエラーチェックコードに基づいて各ブロックにお
    けるデータエラーの有無を判断するエラーチェック手段
    とを有し、前記遅延手段により遅延されたデータのう
    ち、前記エラーチェック手段によりエラー無しと判断さ
    れたデータを選択出力するよう、ブロック単位で切替え
    を行うようにしたことを特徴とする冗長構成切替え方
    式。
JP6038051A 1994-03-09 1994-03-09 冗長構成切替え方式 Pending JPH07250049A (ja)

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