JPH0724952Y2 - リニアアクチュエータの静推力測定装置 - Google Patents

リニアアクチュエータの静推力測定装置

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JPH0724952Y2
JPH0724952Y2 JP15440988U JP15440988U JPH0724952Y2 JP H0724952 Y2 JPH0724952 Y2 JP H0724952Y2 JP 15440988 U JP15440988 U JP 15440988U JP 15440988 U JP15440988 U JP 15440988U JP H0724952 Y2 JPH0724952 Y2 JP H0724952Y2
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JP
Japan
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static thrust
thrust
measuring device
linear
linear actuator
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JP15440988U
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洋一 木村
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、超音波リニアモータ等のリニアアクチュエ
ータの静推力を測定する静推力測定装置に関する。
「従来の技術」 例えば、扉、X−Yテーブル等を駆動させるリニアアク
チュエータを開発する場合、リニアアクチュエータの静
推力を、扉、X−Yテーブル等を始動させるのに十分な
ものとする必要があり、このため、設計、試作したリニ
アアクチュエータの静推力を実際に測定するようにして
いる。
第4図は、従来の静推力測定装置の概略構成を示すもの
である。この静推力測定装置は、リニアアクチュエータ
の一つであるリニアパルスモータの静推力を測定するも
のであり、荷重変換器1のヘッド2をレール3上を走行
する走行体4に押し当て、推力とは反対方向に荷重変換
器1を送りねじ5により押し進め、その変位を直線型の
ポテンションメータ6により検出して、走行体4のレー
ル3上の各位置での静推力を測定するようにしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記のような従来の静推力測定装置にお
いては、ポテンションメータ6の長さに限界があるた
め、走行体4の走行ストロークが長い場合や、様々なス
トロークや位置にある走行体4の静推力を測定するのが
困難であった。
また、走行体が、これとレールとの間の摩擦により走行
する超音波リニアモータの場合、レール表面の面粗度に
より静推力が異なるため、レールの各位置での静推力を
測定することができる静推力測定装置の開発が望まれて
いた。
「考案の目的」 この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、スト
ロークが長い場合や、様々なストロークや位置にあるリ
ニアアクチュエータの静推力を容易に測定することがで
きるリニアアクチュエータの静推力測定装置を提供する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、この考案のリニアアクチュエ
ータの静推力測定装置は、リニアアクチュエータとして
作動する超音波リニアモータの走行方向前方に設けられ
て静推力を測定する荷重変換器と、該荷重変換器を前記
超音波リニアモータの走行方向に移動させる送りねじ
と、該送りねじに並列に設けられて送りねじから回転力
が伝達されることにより前記超音波リニアモータの位置
を検出する多回転ポテンショメータとを具備してなるこ
とを特徴とするものである。
「作用」 この考案のリニアアクチュエータの静推力測定装置にあ
っては、リニアアクチュエータの静推力を測定する荷重
変換器をリニアアクチュエータと共に送りねじにより移
動させ、この送りねじの回転を多回転ポテンションメー
タにより検知してリニアアクチュエータの位置を検出す
ることにより、各位置でのリニアアクチュエータの静推
力を測定する。
「実施例」 以下、この考案のリニアアクチュエータの静推力測定装
置の一実施例を第1図ないし第3図を参照して説明す
る。
これらの図において符号10は支持台を示す。この支持台
10にはボールネジ(送りねじ)11が支持軸12,12に螺合
されて支持台10と平行に支持されており、このボールネ
ジ11の上方には支持レール13,13が支持台10と平行に設
けられている。この支持レール13,13には荷重変換器14
が左右方向に移動自在に設けられており、この荷重変換
器14の下面には上記ボールネジ11に螺合されたナット15
が取り付けられている。また、荷重変換器14の先端部に
は支持用ポール16の基端部が固定されており、この支持
用ポール16の先端部には超音波リニアモータの走行体4
が連結されている。
また、上記ボールネジ11の基端部には、このボールネジ
11を回転させるためのハンドル18が取り付けられると共
に、プーリ19がその回転軸をボールネジ11の回転軸と一
致させて取り付けられている。一方、上記支持台10には
多回転ポテンションメータ20が固定されており、この多
回転ポテンションメータ20の回転軸にはプーリ21が取り
付けられている。そして、このプーリ21と上記プーリ19
にはタイミングベルト22が巻回されており、これらプー
リ19、タイミングベルト22およびプーリ21を介してボー
ルネジ11の回転が多回転ポテンションメータ20に伝達さ
れるようになっている。
さらに、上記荷重変換器14は増幅器23を介してX−Yレ
コーダ等の表示部24に接続されており、この表示部24に
は上記多回転ポテンションメータ20が接続されている。
次に、上記構成のリニアアクチュエータの静推力測定装
置により静推力を測定する方法を説明する。
荷重変換器14に支持用ポール16を介して走行体4を押し
付け、この位置での静推力を荷重変換器14にり測定し、
この測定値を表示部24に表示する。次に、ハンドル18に
よりボールネジ11を回転させて荷重変換器14を支持レー
ル13上を所定距離移動させ、これにより走行体4を支持
用ポール16を介して移動させる。そして、所定距離移動
した位置での静推力を荷重変換器14により測定し、この
測定値を表示部24に表示する。また、ボールネジ11の回
転により多回転ポテンションメータ20がプーリ19、タイ
ミングベルト22およびプーリ21を介して回転する。そし
て、この回転数から上記走行体4の移動距離を求め、走
行体4の位置を検出し、これを表示部24に表示する。こ
の過程を順次繰り返して行うことにより走行体4のレー
ル3上の各位置での静推力を測定する。第3図にレール
上の各位置で走行体4の静推力を測定した結果の一例を
示す。
上記構成のリニアアクチュエータの静推力測定装置によ
れば、走行体4の静推力を測定する荷重変換器14を走行
体4と共にボールネジ11により移動させ、このボールネ
ジ11の回転を多回転ポテンションメータ20により検知し
て走行体4のレール3上の位置を検出するようにしたの
で、ストロークが長い場合や、様々なストロークや位置
にある走行体4の静推力を容易にかつ正確に測定するこ
とができる。
また、走行体4の位置を検出するのに多回転ポテンショ
ンメータ20を用いたので、直線型のポテンションメータ
を用いる場合に比べ、装置自体を小型化することができ
る。
さらに、ボールネジ11に取り付けるプーリ19と多回転ポ
テンションメータ20に取り付けるプーリ19の径を変える
ことにより、測定ストロークおよびストローク測定精度
を変えることができる。
なお、上記実施例では、この考案のリニアアクチュエー
タの静推力測定装置を、超音波リニアモータの静推力を
測定する場合について述べたが、リニアパルスモータや
他のリニアアクチュエータの静推力測定に適用すること
ができるのは言うまでもない。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案のリニアアクチュエータ
の静推力測定装置によれば、リニアアクチュエータの静
推力を測定する荷重変換器をリニアパルスモータと共に
送りねじにより移動させ、この送りねじの回転を多回転
ポテンションメータにより検知してリニアアクチュエー
タの位置を検出するようにしたので、ストロークが長い
場合や、様々なストロークや位置にあるリニアアクチュ
エータの静推力を容易にかつ正確に測定することができ
る。
また、リニアアクチュエータの位置を検出するのに多回
転ポテションメータを用い、これを送りねじに対して並
列に設けたので、直線型のポテンションメータを用いる
場合に比べ、装置自体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案のリニアアクチュエータ
の静推力測定装置の一実施例を示すものであり、第1図
は装置の平面図、第2図は第1図におけるII−II線視
図、第3図はレール上の各位置での走行体の静推力を示
すグラフ、第4図は従来の静推力測定装置の一例を示す
側面図である。 4……走行体(リニアアクチュエータ)、11……ボール
ネジ(送りねじ)、14……荷重変換器、20……多回転ポ
テンションメータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアアクチュエータとして作動する超音
    波リニアモータの走行方向前方に設けられて静推力を測
    定する荷重変換器と、該荷重変換器を前記超音波リニア
    モータの走行方向に移動させる送りねじと、該送りねじ
    に並列に設けられて送りねじから回転力が伝達されるこ
    とにより前記超音波リニアモータの位置を検出する多回
    転ポテンショメータとを具備してなることを特徴とする
    リニアアクチュエータの静推力測定装置。
JP15440988U 1988-11-28 1988-11-28 リニアアクチュエータの静推力測定装置 Expired - Lifetime JPH0724952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15440988U JPH0724952Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 リニアアクチュエータの静推力測定装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15440988U JPH0724952Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 リニアアクチュエータの静推力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0275969U JPH0275969U (ja) 1990-06-11
JPH0724952Y2 true JPH0724952Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31431109

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JP15440988U Expired - Lifetime JPH0724952Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 リニアアクチュエータの静推力測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019116957A1 (ja) 2017-12-15 2019-06-20 三菱電機株式会社 推力測定装置

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Publication number Publication date
JPH0275969U (ja) 1990-06-11

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