JPH08261744A - 器形測定方法及び装置 - Google Patents

器形測定方法及び装置

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JPH08261744A
JPH08261744A JP6812195A JP6812195A JPH08261744A JP H08261744 A JPH08261744 A JP H08261744A JP 6812195 A JP6812195 A JP 6812195A JP 6812195 A JP6812195 A JP 6812195A JP H08261744 A JPH08261744 A JP H08261744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
axis
vessel
container
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6812195A
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English (en)
Inventor
Keizo Ikeda
啓三 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は器形測定方法及び装置に関し、特
に、3個のセンサを用いて器の3次元データを検出し、
器形を得ることを目的とする。 【構成】 本発明による器形測定方法及び装置は、器(2
3)の内径方向のX軸データ(30)を得ると共に、高さ方向
のY軸データ(31)を得、回転方向のφ各度データ(32)及
び前記各データ(30,31)に基づいて器(23)の形状を測定
することにより、簡単に高精度の器形を検出する構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、器形測定方法及び装置
に関し、特に、3個のセンサを用いて器の3次元データ
を検出し、器形を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の器形測定
方法としては、例えば、図5及び図6の方法が採用され
ていた。すなわち、図5において符号1で示されるもの
は棒状の支持体であり、この支持体1には水平方向に移
動自在に設けられた多数の細棒2が配設され、器23の
外形を測定する場合には、この各細棒2を器23の外面
に合わせて移動させることによって外形を得ていた。又
はキャリパス等を用いて人手で計測していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の器の計測方法
は、以上のように構成されているため、次のような課題
が存在していた。すなわち、図6で示すように、器の内
部が入口よりも拡大している場合、内部の内径寸法は測
定が不可であった。また、キャリパス等を用いた人手作
業では効率が悪く、また、精度を上げることが困難であ
った。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、3個のセンサを用いて器の
3次元データを検出し、器形を得るようにした器形測定
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による器形測定方
法は、器の内径方向のX軸に沿うX軸データを得ると共
に、前記器の高さ方向のY軸に沿うY軸データを得、前
記器の回転方向のφ角度データ及び前記各データに基づ
いて前記器の形状を測定する方法である。
【0006】本発明による器形測定装置は、ケースの上
蓋に設けられ垂下するねじ軸及びこのねじ軸の回転を検
出する第1回転検出器を有する駆動モータと、前記ねじ
軸に螺合されY軸に沿って移動するスライダと、前記ス
ライダに設けられX軸に沿って出入するプローブを有す
る直線検出部と、前記上蓋に設けられ前記駆動モータと
前記上蓋との相対回転を検出するための第2回転検出器
とを備え、前記直線検出部及びねじ軸を器の内部に配設
し、前記直線検出部からのX軸データ、前記第1回転検
出器からのY軸データ及び前記第2回転検出器からのφ
角度データを用いて前記器の形状を測定する構成であ
る。
【0007】さらに詳細には、前記各データを入力する
ための演算部と、前記演算部の出力データを記録する記
録部とを有する構成である。
【0008】
【作用】本発明による器形測定方法及び装置において
は、器の内径方向のX軸データ、高さ方向のY軸データ
及び回転方向のφ角度データをCPUからなる演算部に
入力し、演算部にて演算し、器の内又は外の形状を出力
データとして出力する。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明による器形測定方法
及び装置の好適な実施例について詳細に説明する。図1
において符号10で示されるものは支柱からなるケース
であり、このケース10の上蓋11には、軸受12を介
して駆動モータ13が上蓋11と相対回転自在に設けら
れている。この駆動モータ13には下方に垂下するその
ねじ軸14の回転数を検出しこのねじ軸14に螺合した
スライダ15のY軸方向の移動を検出するレゾルバ等の
第1回転検出器16が設けられており、この駆動モータ
13に設けられた第1歯車17はこの上蓋11の第2回
転検出器18の第2歯車19に結合し、この第2回転検
出器18は各歯車17,19を介して駆動モータ13の
上蓋11に対する相対回転(φ角度)を検出するように
構成されている。
【0010】前記スライダ15には、その軸方向を前記
ねじ軸14とは直交して有する周知のリニア差動変圧器
等からなる直線検出部20が設けられ、この直線検出部
20のプローブ21はばね22を介して常時器23の内
壁23aに当接するように構成されている。従って、こ
の駆動モータ13を起動させてねじ軸14を回転させる
ことにより、スライダ15がY軸方向に上下動すると共
にプローブ21は内壁23aに沿ってX軸方向に移動
し、駆動モータ13を停止して駆動モータ13を上蓋1
1に対して相対回転することにより、プローブ21は内
壁23aの内周形状を測定することができる。そのた
め、第1回転検出器16からは器23の高さに沿うY軸
方向のYデータ31、第2回転検出器18からは器23
の周方向(回転方向)であるφ角度データ32、及び、
直線検出部20からは器23の内径方向(X軸方向)に
沿うX軸データ30が得られる。
【0011】次に、動作について述べる。前述の各デー
タ30,31,32は、図2に示されるようにA/D変
換器40でA/D変換された後、CPUからなる演算部
50にて周知の座標演算がなされ、その出力データ50
aはデータの記録部51で記録されると共に、X−Yプ
ロッタ52によって作図される。
【0012】このX−Yプロッタ52による作図の1例
は、図3及び図4に示す通りであり、図3の場合には、
器23の肉厚、形状データを示す内、外径断面図であ
り、図4では、器23の各高さ方向の3ケ所である
1,Y2,Y3の位置の横断面により真円度と肉厚が得
られる。
【0013】
【発明の効果】本発明による器形測定方法及び装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、3個のセンサを用いて器の
内側から器形を検出しているため、任意の形状のものを
安価に3次元データとして計測可能でき、さらには、2
次元の図形データをプリントして得ることができ、従来
よりもその計測作業を大幅に迅速化及び高精度化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による器形測定装置を示す構成図であ
る。
【図2】ブロック図である。
【図3】出力データの図形である。
【図4】出力データの図形である。
【図5】従来方法を示す構成図である。
【図6】従来方法を示す構成図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 上蓋 13 駆動モータ 14 ねじ軸 15 スライダ 16 第1回転検出器 18 第2回転検出器 20 直線検出部 23 器 30 X軸データ 31 Y軸データ 32 φ角度データ 50 演算部 50a 出力データ 51 記録部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器(23)の内径方向のX軸に沿うX軸デー
    タ(30)を得ると共に、前記器(23)の高さ方向のY軸に沿
    うY軸データ(31)を得、前記器(23)の回転方向のφ角度
    データ(32)及び前記各データ(30,31)に基づいて前記器
    (23)の形状を測定することを特徴とする器形測定方法。
  2. 【請求項2】 ケース(10)の上蓋(11)に設けられ垂下す
    るねじ軸(14)及びこのねじ軸(14)の回転を検出する第1
    回転検出器(16)を有する駆動モータ(13)と、前記ねじ軸
    (14)に螺合されY軸に沿って移動するスライダ(15)と、
    前記スライダ(15)に設けられX軸に沿って出入するプロ
    ーブ(21)を有する直線検出部(20)と、前記上蓋(11)に設
    けられ前記駆動モータ(13)と前記上蓋(11)との相対回転
    を検出するための第2回転検出器(18)とを備え、前記直
    線検出部(20)及びねじ軸(14)を器(23)の内部に配設し、
    前記直線検出部(20)からのX軸データ(30)、前記第1回
    転検出器(16)からのY軸データ(31)及び前記第2回転検
    出器(18)からのφ角度データ(32)を用いて前記器(23)の
    形状を測定する構成としたことを特徴とする器形測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各データ(30,31,32)を入力するため
    の演算部(50)と、前記演算部(50)の出力データ(50a)を
    記録する記録部(51)とを有することを特徴とする請求項
    1記載の器形測定装置。
JP6812195A 1995-03-27 1995-03-27 器形測定方法及び装置 Pending JPH08261744A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104165609A (zh) * 2014-06-23 2014-11-26 浙江工业大学 三维扫描系统及扫描方法
CN109540043A (zh) * 2018-11-09 2019-03-29 武汉中飞扬测控工程有限公司 一种使用激光测距原理测量板坯锥度仪锥度的方法
CN110081848A (zh) * 2019-06-04 2019-08-02 包头职业技术学院 一种异型坯结晶器开口度测量仪

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