JPH07247897A - 内燃機関の安全制御装置 - Google Patents
内燃機関の安全制御装置Info
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- JPH07247897A JPH07247897A JP6034784A JP3478494A JPH07247897A JP H07247897 A JPH07247897 A JP H07247897A JP 6034784 A JP6034784 A JP 6034784A JP 3478494 A JP3478494 A JP 3478494A JP H07247897 A JPH07247897 A JP H07247897A
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- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/18—Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
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- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B9/00—Safety arrangements
- G05B9/02—Safety arrangements electric
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1832—Number of cylinders eight
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- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
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- F02P5/1518—Digital data processing using two or more central computing units, e.g. interpolation
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Testing Of Engines (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レシプロエンジン制御装置におけるCRAZ
Y−EEC状態に十分対処することのできる内燃機関の
安全制御装置を提供する。 【構成】 機関10の燃料噴射制御のための2組のCPU
2A,2B およびCPU監視手段5A,5B を有し、かつ、CP
U監視手段により一方のCPUが異常状態にあれば他方
のCPUに切り換えられるようになっている二重制御系
と、機関の少なくとも一つの気筒における失火を検出す
る失火検出手段20とを備え、CPU監視手段は、失火検
出手段の失火検出に基づいて、一方のCPUがCRAZ
Y−EEC状態にあると判断して他方のCPUに切り換
えるように構成される。また、機関の点火制御のための
同様の二重制御系と、点火時期が正常であるか否かを検
出する点火時期検出手段とを設け、点火時期検出手段の
異常検出に基づいてCRAZY−EEC状態を判断する
ように構成される。
Y−EEC状態に十分対処することのできる内燃機関の
安全制御装置を提供する。 【構成】 機関10の燃料噴射制御のための2組のCPU
2A,2B およびCPU監視手段5A,5B を有し、かつ、CP
U監視手段により一方のCPUが異常状態にあれば他方
のCPUに切り換えられるようになっている二重制御系
と、機関の少なくとも一つの気筒における失火を検出す
る失火検出手段20とを備え、CPU監視手段は、失火検
出手段の失火検出に基づいて、一方のCPUがCRAZ
Y−EEC状態にあると判断して他方のCPUに切り換
えるように構成される。また、機関の点火制御のための
同様の二重制御系と、点火時期が正常であるか否かを検
出する点火時期検出手段とを設け、点火時期検出手段の
異常検出に基づいてCRAZY−EEC状態を判断する
ように構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の安全制御装
置、特にレシプロエンジンの安全制御装置、更に具体的
には小型航空機等に用いられる航空機用レシプロエンジ
ンの安全制御装置に関する。
置、特にレシプロエンジンの安全制御装置、更に具体的
には小型航空機等に用いられる航空機用レシプロエンジ
ンの安全制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、航空機用エンジンの制御系はC
PU化されており、通常、その高度な安全性確保の必要
のために二組の制御用CPUとそれらを切り換えるCP
U監視回路とからなる冗長系が形成されている。しか
し、航空機用エンジンの故障率については、重量の大き
いエンジンが航空機の重心ひいては航空機の操縦性に重
要な影響を持つことから、極めて厳格な基準を充足する
ことが求められており、特にエンジンの破損や火災等の
重大な故障に対する確率基準、例えば10-9以下、は比
較的安価な制御用CPUによる単なる二重系では対応す
ることができないという実情がある。
PU化されており、通常、その高度な安全性確保の必要
のために二組の制御用CPUとそれらを切り換えるCP
U監視回路とからなる冗長系が形成されている。しか
し、航空機用エンジンの故障率については、重量の大き
いエンジンが航空機の重心ひいては航空機の操縦性に重
要な影響を持つことから、極めて厳格な基準を充足する
ことが求められており、特にエンジンの破損や火災等の
重大な故障に対する確率基準、例えば10-9以下、は比
較的安価な制御用CPUによる単なる二重系では対応す
ることができないという実情がある。
【0003】なかでも、比較的安価な制御用CPUにお
いては、CPUが何らかの異常動作を行ってアクチュエ
ータへの出力が異常となっているにもかかわらず、CP
U監視回路へは正常に出力するCRAZY−EEC状態
の発生確率は、その重大な故障の確率基準より高くなる
のが実情であり、別途このCRAZY−EEC状態を検
出して制御用CPUを切り換えるようにして、高度な安
全性を確保する必要がある。
いては、CPUが何らかの異常動作を行ってアクチュエ
ータへの出力が異常となっているにもかかわらず、CP
U監視回路へは正常に出力するCRAZY−EEC状態
の発生確率は、その重大な故障の確率基準より高くなる
のが実情であり、別途このCRAZY−EEC状態を検
出して制御用CPUを切り換えるようにして、高度な安
全性を確保する必要がある。
【0004】このCRAZY−EEC状態に対する安全
性をより高めるために、例えばガスタービンエンジンを
用いる大型航空機のエンジン制御装置において、ガスタ
ービン回転数検出センサを設けてガスタービンのオーバ
ーランを検出し、オーバーラン検出時には一方のCPU
がCRAZY−EEC状態であると判断して他方のCP
Uに切り換えることが行われている。
性をより高めるために、例えばガスタービンエンジンを
用いる大型航空機のエンジン制御装置において、ガスタ
ービン回転数検出センサを設けてガスタービンのオーバ
ーランを検出し、オーバーラン検出時には一方のCPU
がCRAZY−EEC状態であると判断して他方のCP
Uに切り換えることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大型航空機
に用いられているガスタービンエンジンは、連続燃焼シ
ステムであり、かつ、システムをモデル化して検出パラ
メータによる計算制御が可能であることから、連続制御
が可能である。このため、このようなガスタービンエン
ジンの場合は、エンジン回転数のオーバーランによりC
PUのCRAZY−EEC状態を検出することが可能と
なる。
に用いられているガスタービンエンジンは、連続燃焼シ
ステムであり、かつ、システムをモデル化して検出パラ
メータによる計算制御が可能であることから、連続制御
が可能である。このため、このようなガスタービンエン
ジンの場合は、エンジン回転数のオーバーランによりC
PUのCRAZY−EEC状態を検出することが可能と
なる。
【0006】しかしながら、例えば小型航空機用のレシ
プロエンジンにおいては、燃焼が間歇的に行われ、か
つ、燃焼過程を演算式化することも困難であり、タイミ
ング制御を主体とする間歇制御が行われている。したが
って、エンジン回転数のオーバーラン時には既にエンジ
ンが破損した状態となるか、あるいは、検出したとして
も遅すぎることとなり、レシプロエンジン制御装置にお
けるCRAZY−EEC状態への対策としては十分でな
いという問題がある。
プロエンジンにおいては、燃焼が間歇的に行われ、か
つ、燃焼過程を演算式化することも困難であり、タイミ
ング制御を主体とする間歇制御が行われている。したが
って、エンジン回転数のオーバーラン時には既にエンジ
ンが破損した状態となるか、あるいは、検出したとして
も遅すぎることとなり、レシプロエンジン制御装置にお
けるCRAZY−EEC状態への対策としては十分でな
いという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、レシプロエンジン制御
装置におけるCRAZY−EEC状態に十分対処するこ
とのできる内燃機関の安全制御装置を提供することを目
的とする。更に具体的には、本発明は、レシプロエンジ
ン制御装置におけるCRAZY−EEC状態となる可能
性の高い状態を、エンジンの失火および/あるいはプレ
イグニッションを検出することにより判断し、比較的安
価なCPUシステムを使用することのできる内燃機関の
安全制御装置を提供することを目的とする。
装置におけるCRAZY−EEC状態に十分対処するこ
とのできる内燃機関の安全制御装置を提供することを目
的とする。更に具体的には、本発明は、レシプロエンジ
ン制御装置におけるCRAZY−EEC状態となる可能
性の高い状態を、エンジンの失火および/あるいはプレ
イグニッションを検出することにより判断し、比較的安
価なCPUシステムを使用することのできる内燃機関の
安全制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による内燃機関の
安全制御装置は、機関の燃料噴射制御のための2組のC
PUおよびCPU監視手段を有し、かつ、CPU監視手
段により一方のCPUが異常状態にあれば他方のCPU
に切り換えられるようになっている二重制御系と、機関
の少なくとも一つの気筒における失火を検出する失火検
出手段とを備え、CPU監視手段は、失火検出手段の失
火検出に基づいて、一方のCPUがCRAZY−EEC
状態にあると判断して他方のCPUに切り換えるように
構成されている。
安全制御装置は、機関の燃料噴射制御のための2組のC
PUおよびCPU監視手段を有し、かつ、CPU監視手
段により一方のCPUが異常状態にあれば他方のCPU
に切り換えられるようになっている二重制御系と、機関
の少なくとも一つの気筒における失火を検出する失火検
出手段とを備え、CPU監視手段は、失火検出手段の失
火検出に基づいて、一方のCPUがCRAZY−EEC
状態にあると判断して他方のCPUに切り換えるように
構成されている。
【0009】また、本発明による内燃機関の安全制御装
置は、機関の点火制御のための2組のCPUおよびCP
U監視手段を有し、かつ、CPU監視手段により一方の
CPUが異常状態にあれば他方のCPUに切り換えられ
るようになっている二重制御系と、機関の少なくとも一
つの気筒における点火時期が正常であるか否かを検出す
る点火時期検出手段とを備え、CPU監視手段は、点火
時期検出手段の異常検出に基づいて、一方のCPUがC
RAZY−EEC状態にあると判断して他方のCPUに
切り換えるように構成されている。
置は、機関の点火制御のための2組のCPUおよびCP
U監視手段を有し、かつ、CPU監視手段により一方の
CPUが異常状態にあれば他方のCPUに切り換えられ
るようになっている二重制御系と、機関の少なくとも一
つの気筒における点火時期が正常であるか否かを検出す
る点火時期検出手段とを備え、CPU監視手段は、点火
時期検出手段の異常検出に基づいて、一方のCPUがC
RAZY−EEC状態にあると判断して他方のCPUに
切り換えるように構成されている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、レシプロエンジンの致命的
な故障の原因の一つである失火を有効に検出し、それに
より制御装置のCRAZY−EEC状態となる可能性の
高い状態を判断して、二重制御系のチャンネルスイッチ
オーバーを実行するようにし、失火によりトルク変動が
大きくなって例えばリダクションギアが破損するという
致命的故障が発生する前に有効に対処することができ
る。
な故障の原因の一つである失火を有効に検出し、それに
より制御装置のCRAZY−EEC状態となる可能性の
高い状態を判断して、二重制御系のチャンネルスイッチ
オーバーを実行するようにし、失火によりトルク変動が
大きくなって例えばリダクションギアが破損するという
致命的故障が発生する前に有効に対処することができ
る。
【0011】また、レシプロエンジンにおける致命的故
障のもう一つの原因であるプレイグニッションを予測し
てCRAZY−EEC状態となる可能性の高い状態を判
断し、二重制御系のチャンネルスイッチオーバーを実行
するようにし、点火時期進角が大きくなってプレイグニ
ッション状態に達し、そこでピストンが溶損してエンジ
ンが破壊されるという致命的故障を事前に有効に対処す
ることができる。
障のもう一つの原因であるプレイグニッションを予測し
てCRAZY−EEC状態となる可能性の高い状態を判
断し、二重制御系のチャンネルスイッチオーバーを実行
するようにし、点火時期進角が大きくなってプレイグニ
ッション状態に達し、そこでピストンが溶損してエンジ
ンが破壊されるという致命的故障を事前に有効に対処す
ることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明による内燃機関の安全制御装
置の第1の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、制御系はAおよびBの二チャンネルから構成
されており、1A、1BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の冷却水温、吸気温等のエンジン運転状態パラメー
タを検出するための各種センサ、2Aおよび2Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネルを構成する制御用CPUであ
るCPU−AおよびCPU−B、3A−1、3A−2お
よび3B−1、3B−2はそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の制御信号許可手段(イネーブリング手段)、4−
1、4−2は図示していないインジェクタの駆動用アク
チュエータへの出力用OR手段、5Aおよび5Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネル用のCPU監視手段、10は
例えば8気筒のレシプロエンジン、11、12はともに
排気管、13、13、・・・は各気筒の排気ポート近傍
に設けられた排気ポート排気温センサ、14は集合部排
気温センサ、20は失火検出手段である。
置の第1の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、制御系はAおよびBの二チャンネルから構成
されており、1A、1BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の冷却水温、吸気温等のエンジン運転状態パラメー
タを検出するための各種センサ、2Aおよび2Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネルを構成する制御用CPUであ
るCPU−AおよびCPU−B、3A−1、3A−2お
よび3B−1、3B−2はそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の制御信号許可手段(イネーブリング手段)、4−
1、4−2は図示していないインジェクタの駆動用アク
チュエータへの出力用OR手段、5Aおよび5Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネル用のCPU監視手段、10は
例えば8気筒のレシプロエンジン、11、12はともに
排気管、13、13、・・・は各気筒の排気ポート近傍
に設けられた排気ポート排気温センサ、14は集合部排
気温センサ、20は失火検出手段である。
【0013】なお、ここでは、イネーブリング手段3A
−1、3A−2(あるいは、3B−1、3B−2)およ
び出力用OR手段4−1、4−2は2組のみ図示されて
いるが、例えば8気筒のエンジン10の場合、8気筒の
インジェクタを操作するための8組の同様なイネーブリ
ング手段および出力用OR手段の組み合わせが設けられ
ていることに留意されたい。また、集合部排気温センサ
14の検出信号は、失火検出手段20に供給されるとと
もに、必要に応じてCPU−Aにも排気温データとして
供給され、更に、図示されてはいないが、CPU−Bに
も同様に必要に応じて供給される。
−1、3A−2(あるいは、3B−1、3B−2)およ
び出力用OR手段4−1、4−2は2組のみ図示されて
いるが、例えば8気筒のエンジン10の場合、8気筒の
インジェクタを操作するための8組の同様なイネーブリ
ング手段および出力用OR手段の組み合わせが設けられ
ていることに留意されたい。また、集合部排気温センサ
14の検出信号は、失火検出手段20に供給されるとと
もに、必要に応じてCPU−Aにも排気温データとして
供給され、更に、図示されてはいないが、CPU−Bに
も同様に必要に応じて供給される。
【0014】今、チャンネルAが動作中であるとすれ
ば、定期的あるいはエンジン10の回転に同期して各種
センサ1Aからエンジン回転数、吸気圧、冷却水温、吸
気温等の検出信号がCPU−A(2A)に入力され、C
PU−Aによって演算されたインジェクタのアクチュエ
ータへの制御出力はイネーブリング手段3A−1、3A
−2に入力される。また、CPU−AはCPU監視手段
5Aによって監視されており、CPU監視手段5Aの要
求信号に対してCPU−Aが回答信号をCPU監視手段
5Aに送っている。このCPU監視手段5Aは、CPU
−Aの動作状態に応じてイネーブリング手段3A−1、
3A−2を次のように制御している。
ば、定期的あるいはエンジン10の回転に同期して各種
センサ1Aからエンジン回転数、吸気圧、冷却水温、吸
気温等の検出信号がCPU−A(2A)に入力され、C
PU−Aによって演算されたインジェクタのアクチュエ
ータへの制御出力はイネーブリング手段3A−1、3A
−2に入力される。また、CPU−AはCPU監視手段
5Aによって監視されており、CPU監視手段5Aの要
求信号に対してCPU−Aが回答信号をCPU監視手段
5Aに送っている。このCPU監視手段5Aは、CPU
−Aの動作状態に応じてイネーブリング手段3A−1、
3A−2を次のように制御している。
【0015】すなわち、CPU−Aが正常に動作してい
る場合には、イネーブリング手段3A−1、3A−2を
してCPU−Aからの制御信号を出力用OR手段4−
1、4−2に出力することを許可させる。また、CPU
−Aが異常な場合には、イネーブリング手段3A−1、
3A−2をしてCPU−Aからの制御信号を出力用OR
手段4−1、4−2に出力することを禁止させるととも
に、チャンネルBのCPU監視手段5BにチャンネルA
が異常であることを示す信号を出力する。こうして、チ
ャンネルBのCPU監視手段5BがチャンネルAが異常
であることを検出した場合、CPU−B(2B)に異常
がなければ、チャンネルBのイネーブリング手段3B−
1、3B−2をしてCPU−Bからの制御信号を出力用
OR手段4−1、4−2に出力させ、チャンネルAから
チャンネルBへの切り換えが行われる。
る場合には、イネーブリング手段3A−1、3A−2を
してCPU−Aからの制御信号を出力用OR手段4−
1、4−2に出力することを許可させる。また、CPU
−Aが異常な場合には、イネーブリング手段3A−1、
3A−2をしてCPU−Aからの制御信号を出力用OR
手段4−1、4−2に出力することを禁止させるととも
に、チャンネルBのCPU監視手段5BにチャンネルA
が異常であることを示す信号を出力する。こうして、チ
ャンネルBのCPU監視手段5BがチャンネルAが異常
であることを検出した場合、CPU−B(2B)に異常
がなければ、チャンネルBのイネーブリング手段3B−
1、3B−2をしてCPU−Bからの制御信号を出力用
OR手段4−1、4−2に出力させ、チャンネルAから
チャンネルBへの切り換えが行われる。
【0016】次に、失火検出手段20には、エンジン1
0の各気筒の排気ポート近傍に設けられた排気ポート排
気温センサ13、13、・・・および排気管11に設け
られた集合部排気温センサ14からの検出信号が入力さ
れており、気筒別排気温度および集合部排気温度が監視
される。例えば、排気ポート排気温センサ信号のうちの
少なくとも一つが300℃以下であり、かつ、集合部排
気温センサ信号が470℃以上であるならば、エンジン
10に失火が発生していると判断する。失火検出手段2
0が失火発生と判断すると、CPU監視手段5Aに判断
信号を送り、CPU監視手段5Bを介して、強制的にC
PU−AからCPU−Bに切り換える。これにより、C
PU−AがCRAZY−EEC状態になっても、チャン
ネルスイッチオーバーが行われて、正常な制御が継続可
能であることとなる。
0の各気筒の排気ポート近傍に設けられた排気ポート排
気温センサ13、13、・・・および排気管11に設け
られた集合部排気温センサ14からの検出信号が入力さ
れており、気筒別排気温度および集合部排気温度が監視
される。例えば、排気ポート排気温センサ信号のうちの
少なくとも一つが300℃以下であり、かつ、集合部排
気温センサ信号が470℃以上であるならば、エンジン
10に失火が発生していると判断する。失火検出手段2
0が失火発生と判断すると、CPU監視手段5Aに判断
信号を送り、CPU監視手段5Bを介して、強制的にC
PU−AからCPU−Bに切り換える。これにより、C
PU−AがCRAZY−EEC状態になっても、チャン
ネルスイッチオーバーが行われて、正常な制御が継続可
能であることとなる。
【0017】失火検出手段20における失火発生の判断
に当たっては、上記の判断方法のほか、気筒別排気温度
を監視し、全気筒の平均排気温度との偏差が失火判定値
を超えると失火発生と判断する方法、あるいは、各気筒
排気温度間の温度差が失火判定値を超えると失火発生と
判断する方法、また、上記した実施例において、排気管
12に更にもう一つの集合部排気温センサを設け、二つ
の集合部排気温センサからの集合部排気温度の差と気筒
別排気温度とにより失火発生を判断する方法等各種の方
法を採用することができる。
に当たっては、上記の判断方法のほか、気筒別排気温度
を監視し、全気筒の平均排気温度との偏差が失火判定値
を超えると失火発生と判断する方法、あるいは、各気筒
排気温度間の温度差が失火判定値を超えると失火発生と
判断する方法、また、上記した実施例において、排気管
12に更にもう一つの集合部排気温センサを設け、二つ
の集合部排気温センサからの集合部排気温度の差と気筒
別排気温度とにより失火発生を判断する方法等各種の方
法を採用することができる。
【0018】本第1の実施例においては、上記の構成に
より、レシプロエンジンの致命的な故障の原因の一つで
ある失火を有効に検出し、それにより制御装置のCRA
ZY−EEC状態となる可能性の高い状態を判断するこ
とで、失火によりトルク変動が大きくなって例えばリダ
クションギアが破損するという致命的故障が発生する前
に有効に対処することが可能となる。
より、レシプロエンジンの致命的な故障の原因の一つで
ある失火を有効に検出し、それにより制御装置のCRA
ZY−EEC状態となる可能性の高い状態を判断するこ
とで、失火によりトルク変動が大きくなって例えばリダ
クションギアが破損するという致命的故障が発生する前
に有効に対処することが可能となる。
【0019】なお、上記した実施例においては、失火の
発生を排気温度を利用して検出しているが、例えば温度
検出のためのサーミスタや熱電対は即応性は低いが、簡
便で、かつ、検出には簡単な比較回路を必要とするのみ
であることから安価であり、現在のところ最善の手段で
あるということができる。この失火検出系に故障が多い
と、エンジンのパワーダウンの確率を高めることとなる
ので、有効なセンサは明らかではないが、軸トルクの変
動を検出するトルクセンサや振動を検出するノックセン
サを用いることも可能であろう。特に、ノックセンサに
ついては、検出すべき時点がフルパワーに近いことか
ら、非共振型のノックセンサを用いることが必要となろ
う。
発生を排気温度を利用して検出しているが、例えば温度
検出のためのサーミスタや熱電対は即応性は低いが、簡
便で、かつ、検出には簡単な比較回路を必要とするのみ
であることから安価であり、現在のところ最善の手段で
あるということができる。この失火検出系に故障が多い
と、エンジンのパワーダウンの確率を高めることとなる
ので、有効なセンサは明らかではないが、軸トルクの変
動を検出するトルクセンサや振動を検出するノックセン
サを用いることも可能であろう。特に、ノックセンサに
ついては、検出すべき時点がフルパワーに近いことか
ら、非共振型のノックセンサを用いることが必要となろ
う。
【0020】図2は、本発明による内燃機関の安全制御
装置の第2の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、各種センサ1A、1B、制御用CPU(CP
U−A、CPU−B)2A、2B、イネーブリング手段
3A−1、3A−2および3B−1、3B−2、出力用
OR手段4−1、4−2、CPU監視手段5A、5B
は、図1に示されている二重制御系と同等な制御系を構
成しており、同じ符号が付されている。ただし、本実施
例においては、出力用OR手段4−1、4−2からの出
力信号によりイグナイタの駆動用アクチュエータが付勢
されるようになっている。
装置の第2の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、各種センサ1A、1B、制御用CPU(CP
U−A、CPU−B)2A、2B、イネーブリング手段
3A−1、3A−2および3B−1、3B−2、出力用
OR手段4−1、4−2、CPU監視手段5A、5B
は、図1に示されている二重制御系と同等な制御系を構
成しており、同じ符号が付されている。ただし、本実施
例においては、出力用OR手段4−1、4−2からの出
力信号によりイグナイタの駆動用アクチュエータが付勢
されるようになっている。
【0021】それらに加えて、CPU−Aとイネーブリ
ング手段3A−1、3A−2との間にそれぞれホールド
手段6−1、6−2が介挿され、また、各種センサのう
ち特にエンジン回転数センサ7およびカムポジションセ
ンサ8が抽出して例示されている。更に、それら二つの
センサの検出信号を入力され、かつ、ホールド手段6−
1、6−2に点火時期範囲信号を供給するとともに、そ
れらの状態信号を受けることにより点火時期を検出し、
CPU監視手段5Aに異常信号を送出する点火時期範囲
信号発生用ウィンドウ手段30が設けられている。
ング手段3A−1、3A−2との間にそれぞれホールド
手段6−1、6−2が介挿され、また、各種センサのう
ち特にエンジン回転数センサ7およびカムポジションセ
ンサ8が抽出して例示されている。更に、それら二つの
センサの検出信号を入力され、かつ、ホールド手段6−
1、6−2に点火時期範囲信号を供給するとともに、そ
れらの状態信号を受けることにより点火時期を検出し、
CPU監視手段5Aに異常信号を送出する点火時期範囲
信号発生用ウィンドウ手段30が設けられている。
【0022】なお、本実施例においても、図示されては
いないが、例えばエンジンが8気筒であれば、8気筒に
対するイグナイタを操作するために8組のホールド手
段、イネーブリング手段および出力用OR手段の組み合
わせが設けられていることに留意されたい。また、エン
ジン回転数センサ7およびカムポジションセンサ8は、
CPU−Aに対するもののみが抽出して例示されている
が、CPU−Bに対する各種センサ中にもそれらのセン
サが含まれていることはいうまでもない。
いないが、例えばエンジンが8気筒であれば、8気筒に
対するイグナイタを操作するために8組のホールド手
段、イネーブリング手段および出力用OR手段の組み合
わせが設けられていることに留意されたい。また、エン
ジン回転数センサ7およびカムポジションセンサ8は、
CPU−Aに対するもののみが抽出して例示されている
が、CPU−Bに対する各種センサ中にもそれらのセン
サが含まれていることはいうまでもない。
【0023】本実施例における二重制御系は、図1のも
のと同様に動作し、いずれかのチャンネルのCPUが異
常の場合でもチャンネルスイッチオーバーを実行して、
イグナイタへの点火時期制御が継続されるように制御す
る。点火時期制御が正常に行われている時点では、ホー
ルド手段6−1、6−2はCPU−Aからの制御信号を
通過させるように動作する。
のと同様に動作し、いずれかのチャンネルのCPUが異
常の場合でもチャンネルスイッチオーバーを実行して、
イグナイタへの点火時期制御が継続されるように制御す
る。点火時期制御が正常に行われている時点では、ホー
ルド手段6−1、6−2はCPU−Aからの制御信号を
通過させるように動作する。
【0024】次に、プレイグニッションを検出するため
の点火時期検出手段を構成するホールド手段6−1、6
−2およびウィンドウ手段30における点火時期検出動
作について説明する。図3は、点火時期範囲信号すなわ
ちウィンドウ信号の生成を説明するためのタイムチャー
トであり、ウィンドウ手段30に供給されるカムポジシ
ョン信号およびエンジン回転数信号と出力されるウィン
ドウ信号との関係を示している。カムポジション信号
は、エンジンの実際の作動行程を示す信号であり、例え
ば#1エンジンの上死点(TDC)信号を用いており、
また、エンジン回転数信号は、例えば12パルス/1回
転の信号であり、30°クランク角毎に発生され、エン
ジンの実作動行程から7°進角(BTDC)される。所
定の点火時期範囲、例えば、BTDC37°〜7°の間
を#1気筒に対する正常な点火時期範囲とし、この範囲
を示す点火時期範囲信号すなわちウィンドウ信号が生成
される。同様に、各気筒に対して、各気筒におけるBT
DC37°〜7°のウィンドウ信号が生成される。
の点火時期検出手段を構成するホールド手段6−1、6
−2およびウィンドウ手段30における点火時期検出動
作について説明する。図3は、点火時期範囲信号すなわ
ちウィンドウ信号の生成を説明するためのタイムチャー
トであり、ウィンドウ手段30に供給されるカムポジシ
ョン信号およびエンジン回転数信号と出力されるウィン
ドウ信号との関係を示している。カムポジション信号
は、エンジンの実際の作動行程を示す信号であり、例え
ば#1エンジンの上死点(TDC)信号を用いており、
また、エンジン回転数信号は、例えば12パルス/1回
転の信号であり、30°クランク角毎に発生され、エン
ジンの実作動行程から7°進角(BTDC)される。所
定の点火時期範囲、例えば、BTDC37°〜7°の間
を#1気筒に対する正常な点火時期範囲とし、この範囲
を示す点火時期範囲信号すなわちウィンドウ信号が生成
される。同様に、各気筒に対して、各気筒におけるBT
DC37°〜7°のウィンドウ信号が生成される。
【0025】これらのウィンドウ信号がウィンドウ手段
30からホールド手段6−1、6−2に入力され、そこ
でCPU−Aからの点火制御信号のタイミングがチェッ
クされる。ホールド手段6−1、6−2は、点火制御信
号のタイミングがそれぞれのウィンドウ信号内にあると
きは、正常な点火時期であると判断して、CPU−Aか
らの点火制御信号をそのままイネーブリング手段3A−
1、3A−2に通過させる。点火制御信号がウィンドウ
信号内にない、すなわち、プレイグニッションが発生す
るような異常な点火時期の場合には、点火制御信号をホ
ールドするとともに、ウィンドウ手段30に点火時期の
異常を示す信号を送出する。このようにして結果的にプ
レイグニッションを予測しうる点火時期が検出され、し
たがって、ホールド手段6−1、6−2およびウィンド
ウ手段30の組み合わせが点火時期検出手段を構成して
いる。
30からホールド手段6−1、6−2に入力され、そこ
でCPU−Aからの点火制御信号のタイミングがチェッ
クされる。ホールド手段6−1、6−2は、点火制御信
号のタイミングがそれぞれのウィンドウ信号内にあると
きは、正常な点火時期であると判断して、CPU−Aか
らの点火制御信号をそのままイネーブリング手段3A−
1、3A−2に通過させる。点火制御信号がウィンドウ
信号内にない、すなわち、プレイグニッションが発生す
るような異常な点火時期の場合には、点火制御信号をホ
ールドするとともに、ウィンドウ手段30に点火時期の
異常を示す信号を送出する。このようにして結果的にプ
レイグニッションを予測しうる点火時期が検出され、し
たがって、ホールド手段6−1、6−2およびウィンド
ウ手段30の組み合わせが点火時期検出手段を構成して
いる。
【0026】点火時期の異常を示す信号を受け取ったウ
ィンドウ手段30は、CPU監視手段5Aに異常信号を
送り、CPU監視手段5Bと協働して、強制的にCPU
−AからCPU−Bに切り換える。これにより、CPU
−Aがその後CRAZY−EEC状態となって、プレイ
グニッションしそうになっても、チャンネルスイッチオ
ーバーが実行されて、点火制御は有効に継続されること
となる。
ィンドウ手段30は、CPU監視手段5Aに異常信号を
送り、CPU監視手段5Bと協働して、強制的にCPU
−AからCPU−Bに切り換える。これにより、CPU
−Aがその後CRAZY−EEC状態となって、プレイ
グニッションしそうになっても、チャンネルスイッチオ
ーバーが実行されて、点火制御は有効に継続されること
となる。
【0027】したがって、本第2の実施例によれば、レ
シプロエンジンにおける致命的故障のもう一つの原因で
あるプレイグニッションを予測してCRAZY−EEC
状態となる可能性の高い状態を判断し、点火時期進角が
大きくなってプレイグニッション状態に達し、そこでピ
ストンが溶損してエンジンが破壊されるという致命的故
障を事前に防止することが可能となる。
シプロエンジンにおける致命的故障のもう一つの原因で
あるプレイグニッションを予測してCRAZY−EEC
状態となる可能性の高い状態を判断し、点火時期進角が
大きくなってプレイグニッション状態に達し、そこでピ
ストンが溶損してエンジンが破壊されるという致命的故
障を事前に防止することが可能となる。
【0028】上記した第2の実施例においては、CPU
からの点火制御信号経路に介挿されたホールド手段6−
1、6−2およびウィンドウ手段30により点火時期検
出手段を構成しているが、点火制御信号経路とは別に点
火時期検出手段を設けて、その検出出力によりCPU監
視手段を制御してチャンネルスイッチオーバーを実行す
ることも可能である。また、その場合、点火時期検出手
段を、例えば他方のCPUすなわちCPU−Bのソフト
ウェアにより、実現することもできる。
からの点火制御信号経路に介挿されたホールド手段6−
1、6−2およびウィンドウ手段30により点火時期検
出手段を構成しているが、点火制御信号経路とは別に点
火時期検出手段を設けて、その検出出力によりCPU監
視手段を制御してチャンネルスイッチオーバーを実行す
ることも可能である。また、その場合、点火時期検出手
段を、例えば他方のCPUすなわちCPU−Bのソフト
ウェアにより、実現することもできる。
【0029】以上説明した実施例は、それぞれ単独に用
いて有効な安全制御装置であるが、並設することによっ
てより有効な安全制御を達成することができることはい
うまでもない。また、それらは航空機用のレシプロエン
ジンの制御装置に対して本発明による内燃機関の安全制
御装置を適用した場合を示しているが、自動車用等のそ
の他のレシプロエンジンの制御装置に対しても本発明が
適用可能であることもまたいうまでもない。
いて有効な安全制御装置であるが、並設することによっ
てより有効な安全制御を達成することができることはい
うまでもない。また、それらは航空機用のレシプロエン
ジンの制御装置に対して本発明による内燃機関の安全制
御装置を適用した場合を示しているが、自動車用等のそ
の他のレシプロエンジンの制御装置に対しても本発明が
適用可能であることもまたいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明による内燃機関の安全制御装置は
以上のように構成されているので、比較的安価なCPU
システムを使用したレシプロエンジン制御装置における
CRAZY−EEC状態に有効に対処することのできる
内燃機関の安全制御装置を得ることができる。
以上のように構成されているので、比較的安価なCPU
システムを使用したレシプロエンジン制御装置における
CRAZY−EEC状態に有効に対処することのできる
内燃機関の安全制御装置を得ることができる。
【0031】更に、本発明によれば、レシプロエンジン
の致命的故障の原因である失火を検出および/あるいは
プレイグニッションを予測検出することにより、CPU
システムがCRAZY−EEC状態となる可能性の高い
状態にあることを判断して、致命的故障の発生前に有効
に対処することが可能となる。
の致命的故障の原因である失火を検出および/あるいは
プレイグニッションを予測検出することにより、CPU
システムがCRAZY−EEC状態となる可能性の高い
状態にあることを判断して、致命的故障の発生前に有効
に対処することが可能となる。
【図1】本発明による内燃機関の安全制御装置の第1の
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による内燃機関の安全制御装置の第2の
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
【図3】ウィンドウ信号の生成を説明するためのタイム
チャートである。
チャートである。
1A,1B…各種センサ 2A,2B…制御用CPU 3A−1,3A−2,3B−1,3B−2…イネーブリ
ング手段 4−1,4−2…出力用OR手段 5A,5B…CPU監視手段 6−1,6−2…ホールド手段 7…エンジン回転数センサ 8…カムポジションセンサ 10…レシプロエンジン 11,12…排気管 13…排気ポート排気温センサ 14…集合部排気温センサ 20…失火検出手段 30…ウィンドウ手段
ング手段 4−1,4−2…出力用OR手段 5A,5B…CPU監視手段 6−1,6−2…ホールド手段 7…エンジン回転数センサ 8…カムポジションセンサ 10…レシプロエンジン 11,12…排気管 13…排気ポート排気温センサ 14…集合部排気温センサ 20…失火検出手段 30…ウィンドウ手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【実施例】図1は、本発明による内燃機関の安全制御装
置の第1の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、制御系はAおよびBの二チャンネルから構成
されており、1A、1BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の冷却水温、吸気温等のエンジン運転状態パラメー
タを検出するための各種センサ、2Aおよび2Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネルを構成する制御用CPUであ
るCPU−AおよびCPU−B、3−1A、3−2Aお
よび3−1B、3−2BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の制御信号許可手段(イネーブリング手段)、4−
1、4−2は図示していないインジェクタの駆動用アク
チュエータへの出力用OR手段、5Aおよび5Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネル用のCPU監視手段、10は
例えば8気筒のレシプロエンジン、11、12はともに
排気管、13、13、・・・は各気筒の排気ポート近傍
に設けられた排気ポート排気温センサ、14は集合部排
気温センサ、20は失火検出手段である。
置の第1の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、制御系はAおよびBの二チャンネルから構成
されており、1A、1BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の冷却水温、吸気温等のエンジン運転状態パラメー
タを検出するための各種センサ、2Aおよび2Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネルを構成する制御用CPUであ
るCPU−AおよびCPU−B、3−1A、3−2Aお
よび3−1B、3−2BはそれぞれAおよびBチャンネ
ル用の制御信号許可手段(イネーブリング手段)、4−
1、4−2は図示していないインジェクタの駆動用アク
チュエータへの出力用OR手段、5Aおよび5Bはそれ
ぞれAおよびBチャンネル用のCPU監視手段、10は
例えば8気筒のレシプロエンジン、11、12はともに
排気管、13、13、・・・は各気筒の排気ポート近傍
に設けられた排気ポート排気温センサ、14は集合部排
気温センサ、20は失火検出手段である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】なお、ここでは、イネーブリング手段3−
1A、3−2A(あるいは、3−1B、3−2B)およ
び出力用OR手段4−1、4−2は2組のみ図示されて
いるが、例えば8気筒のエンジン10の場合、8気筒の
インジェクタを操作するための8組の同様なイネーブリ
ング手段および出力用OR手段の組み合わせが設けられ
ていることに留意されたい。また、集合部排気温センサ
14の検出信号は、失火検出手段20に供給されるとと
もに、必要に応じてCPU−Aにも排気温データとして
供給され、更に、図示されてはいないが、CPU−Bに
も同様に必要に応じて供給される。
1A、3−2A(あるいは、3−1B、3−2B)およ
び出力用OR手段4−1、4−2は2組のみ図示されて
いるが、例えば8気筒のエンジン10の場合、8気筒の
インジェクタを操作するための8組の同様なイネーブリ
ング手段および出力用OR手段の組み合わせが設けられ
ていることに留意されたい。また、集合部排気温センサ
14の検出信号は、失火検出手段20に供給されるとと
もに、必要に応じてCPU−Aにも排気温データとして
供給され、更に、図示されてはいないが、CPU−Bに
も同様に必要に応じて供給される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】今、チャンネルAが動作中であるとすれ
ば、定期的あるいはエンジン10の回転に同期して各種
センサ1Aからエンジン回転数、吸気圧、冷却水温、吸
気温等の検出信号がCPU−A(2A)に入力され、C
PU−Aによって演算されたインジェクタのアクチュエ
ータへの制御出力はイネーブリング手段3−1A、3−
2Aに入力される。また、CPU−AはCPU監視手段
5Aによって監視されており、CPU監視手段5Aの要
求信号に対してCPU−Aが回答信号をCPU監視手段
5Aに送っている。このCPU監視手段5Aは、CPU
−Aの動作状態に応じてイネーブリング手段3−1A、
3−2Aを次のように制御している。
ば、定期的あるいはエンジン10の回転に同期して各種
センサ1Aからエンジン回転数、吸気圧、冷却水温、吸
気温等の検出信号がCPU−A(2A)に入力され、C
PU−Aによって演算されたインジェクタのアクチュエ
ータへの制御出力はイネーブリング手段3−1A、3−
2Aに入力される。また、CPU−AはCPU監視手段
5Aによって監視されており、CPU監視手段5Aの要
求信号に対してCPU−Aが回答信号をCPU監視手段
5Aに送っている。このCPU監視手段5Aは、CPU
−Aの動作状態に応じてイネーブリング手段3−1A、
3−2Aを次のように制御している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】すなわち、CPU−Aが正常に動作してい
る場合には、イネーブリング手段3−1A、3−2Aを
してCPU−Aからの制御信号を出力用OR手段4−
1、4−2に出力することを許可させる。また、CPU
−Aが異常な場合には、イネーブリング手段3−1A、
3−2AをしてCPU−Aからの制御信号を出力用OR
手段4−1、4−2に出力することを禁止させるととも
に、チャンネルBのCPU監視手段5BにチャンネルA
が異常であることを示す信号を出力する。こうして、チ
ャンネルBのCPU監視手段5BがチャンネルAが異常
であることを検出した場合、CPU−B(2B)に異常
がなければ、チャンネルBのイネーブリング手段3−1
B、3−2BをしてCPU−Bからの制御信号を出力用
OR手段4−1、4−2に出力させ、チャンネルAから
チャンネルBへの切り換えが行われる。
る場合には、イネーブリング手段3−1A、3−2Aを
してCPU−Aからの制御信号を出力用OR手段4−
1、4−2に出力することを許可させる。また、CPU
−Aが異常な場合には、イネーブリング手段3−1A、
3−2AをしてCPU−Aからの制御信号を出力用OR
手段4−1、4−2に出力することを禁止させるととも
に、チャンネルBのCPU監視手段5BにチャンネルA
が異常であることを示す信号を出力する。こうして、チ
ャンネルBのCPU監視手段5BがチャンネルAが異常
であることを検出した場合、CPU−B(2B)に異常
がなければ、チャンネルBのイネーブリング手段3−1
B、3−2BをしてCPU−Bからの制御信号を出力用
OR手段4−1、4−2に出力させ、チャンネルAから
チャンネルBへの切り換えが行われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図2は、本発明による内燃機関の安全制御
装置の第2の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、各種センサ1A、1B、制御用CPU(CP
U−A、CPU−B)2A、2B、イネーブリング手段
3−1A、3−2Aおよび3−1B、3−2B、出力用
OR手段4−1、4−2、CPU監視手段5A、5B
は、図1に示されている二重制御系と同等な制御系を構
成しており、同じ符号が付されている。ただし、本実施
例においては、出力用OR手段4−1、4−2からの出
力信号によりイグナイタの駆動用アクチュエータが付勢
されるようになっている。
装置の第2の実施例の概念的構成を示すブロック図であ
る。図中、各種センサ1A、1B、制御用CPU(CP
U−A、CPU−B)2A、2B、イネーブリング手段
3−1A、3−2Aおよび3−1B、3−2B、出力用
OR手段4−1、4−2、CPU監視手段5A、5B
は、図1に示されている二重制御系と同等な制御系を構
成しており、同じ符号が付されている。ただし、本実施
例においては、出力用OR手段4−1、4−2からの出
力信号によりイグナイタの駆動用アクチュエータが付勢
されるようになっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】それらに加えて、CPU−Aとイネーブリ
ング手段3−1A、3−2Aとの間にそれぞれホールド
手段6−1、6−2が介挿され、また、各種センサのう
ち特にエンジン回転数センサ7およびカムポジションセ
ンサ8が抽出して例示されている。更に、それら二つの
センサの検出信号を入力され、かつ、ホールド手段6−
1、6−2に点火時期範囲信号を供給するとともに、そ
れらの状態信号を受けることにより点火時期を検出し、
CPU監視手段5Aに異常信号を送出する点火時期範囲
信号発生用ウィンドウ手段30が設けられている。
ング手段3−1A、3−2Aとの間にそれぞれホールド
手段6−1、6−2が介挿され、また、各種センサのう
ち特にエンジン回転数センサ7およびカムポジションセ
ンサ8が抽出して例示されている。更に、それら二つの
センサの検出信号を入力され、かつ、ホールド手段6−
1、6−2に点火時期範囲信号を供給するとともに、そ
れらの状態信号を受けることにより点火時期を検出し、
CPU監視手段5Aに異常信号を送出する点火時期範囲
信号発生用ウィンドウ手段30が設けられている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】これらのウィンドウ信号がウィンドウ手段
30からホールド手段6−1、6−2に入力され、そこ
でCPU−Aからの点火制御信号のタイミングがチェッ
クされる。ホールド手段6−1、6−2は、点火制御信
号のタイミングがそれぞれのウィンドウ信号内にあると
きは、正常な点火時期であると判断して、CPU−Aか
らの点火制御信号をそのままイネーブリング手段3−1
A、3−2Aに通過させる。点火制御信号がウィンドウ
信号内にない、すなわち、プレイグニッションが発生す
るような異常な点火時期の場合には、点火制御信号をホ
ールドするとともに、ウィンドウ手段30に点火時期の
異常を示す信号を送出する。このようにして結果的にプ
レイグニッションを予測しうる点火時期が検出され、し
たがって、ホールド手段6−1、6−2およびウィンド
ウ手段30の組み合わせが点火時期検出手段を構成して
いる。
30からホールド手段6−1、6−2に入力され、そこ
でCPU−Aからの点火制御信号のタイミングがチェッ
クされる。ホールド手段6−1、6−2は、点火制御信
号のタイミングがそれぞれのウィンドウ信号内にあると
きは、正常な点火時期であると判断して、CPU−Aか
らの点火制御信号をそのままイネーブリング手段3−1
A、3−2Aに通過させる。点火制御信号がウィンドウ
信号内にない、すなわち、プレイグニッションが発生す
るような異常な点火時期の場合には、点火制御信号をホ
ールドするとともに、ウィンドウ手段30に点火時期の
異常を示す信号を送出する。このようにして結果的にプ
レイグニッションを予測しうる点火時期が検出され、し
たがって、ホールド手段6−1、6−2およびウィンド
ウ手段30の組み合わせが点火時期検出手段を構成して
いる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関の安全制御装置の第1の
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による内燃機関の安全制御装置の第2の
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
実施例の概念的構成を示すブロック図である。
【図3】ウィンドウ信号の生成を説明するためのタイム
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 1A、1B…各種センサ 2A、2B…制御用CPU 3─1A、3−2A、3−1B、3−2B…イネーブリ
ング手段 4−1、4−2…出力用OR手段 5A、5B…CPU監視手段 6−1、6−2…ホールド手段 7…エンジン回転数センサ 8…カムポジションセンサ 10…レシプロエンジン 11、12…排気管 13…排気ポート排気温センサ 14…集合部排気温センサ 20…失火検出手段 30…ウィンドウ手段
ング手段 4−1、4−2…出力用OR手段 5A、5B…CPU監視手段 6−1、6−2…ホールド手段 7…エンジン回転数センサ 8…カムポジションセンサ 10…レシプロエンジン 11、12…排気管 13…排気ポート排気温センサ 14…集合部排気温センサ 20…失火検出手段 30…ウィンドウ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 17/12 G01M 15/00 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 機関の燃料噴射制御のための2組のCP
UおよびCPU監視手段を有し、かつ、該CPU監視手
段により一方のCPUが異常状態にあれば他方のCPU
に切り換えられるようになっている二重制御系と、 上記機関の少なくとも一つの気筒における失火を検出す
る失火検出手段とを備え、 上記CPU監視手段が、上記失火検出手段の失火検出に
基づいて、一方のCPUがCRAZY−EEC状態にあ
ると判断して、他方のCPUに切り換えるようになって
いる内燃機関の安全制御装置。 - 【請求項2】 機関の点火制御のための2組のCPUお
よびCPU監視手段を有し、かつ、該CPU監視手段に
より一方のCPUが異常状態にあれば他方のCPUに切
り換えられるようになっている二重制御系と、 上記機関の少なくとも一つの気筒における点火時期が正
常であるか否かを検出する点火時期検出手段とを備え、 上記CPU監視手段が、上記点火時期検出手段の異常検
出に基づいて、一方のCPUがCRAZY−EEC状態
にあると判断して、他方のCPUに切り換えるようにな
っている内燃機関の安全制御装置。
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