JPH07247512A - 転圧機械の動力伝達装置 - Google Patents

転圧機械の動力伝達装置

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JPH07247512A
JPH07247512A JP6042189A JP4218994A JPH07247512A JP H07247512 A JPH07247512 A JP H07247512A JP 6042189 A JP6042189 A JP 6042189A JP 4218994 A JP4218994 A JP 4218994A JP H07247512 A JPH07247512 A JP H07247512A
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JP
Japan
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gear
reverse
shaft
power transmission
clutch
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JP6042189A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Toda
隆一 戸田
Katsunori Misumi
剋徳 三隅
Shigeru Fuku
繁 福
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OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK
Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK
Sakai Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】前後進の切換操作を容易に且つ円滑に行い得る
転圧機械の動力伝達装置を提供する。 【構成】一定方向に回転するエンジン1の出力側に変速
装置2と前後進切換装置51を設けた転圧機械の動力伝
達装置において、歯車式クラッチ機構を有する前後進切
換装置51を変速装置2の入力側に配置し、前記歯車式
クラッチ機構の噛合構造を常時噛合方式又は同期噛合方
式に構成した、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転圧機械の前後進切換
操作を容易に且つ円滑に行い得る転圧機械の動力伝達装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】転圧機械の動力伝達装置として図5に示
すものがある。この装置は一定方向に回転するエンジン
1の回転数を4速に変速する変速装置2と、両端部に自
在継手(図示せず)を取り付けた推進軸3と、出力側の
歯車4の回転方向を正逆方向に切り替える前後進切換装
置5と、左右の駆動輪6,6,6…の内輪差を吸収する
差動歯車装置7と、左右一対のチェーン減速装置8,8
等によって構成されており、これ等の装置2,3,5,
7,8は図示の順序で相互に連結されて一連の動力伝達
装置を構成している。尚、図中の9はクラッチである。
【0003】変速装置2は入力軸10に固定した第1の
変速歯車12と、前記入力軸10と同心に配置した出力
軸13に遊転自在に取り付けた第2,第3及び第4の変
速歯車14,15,16と、前記入力軸10及び出力軸
13に平行に配置した副軸17に取り付けられ且つ前記
第1ないし第4の各変速歯車12,14,15,16に
噛合する第1ないし第4の中間歯車18,19,20,
21と、前記第1及び第2の変速歯車12,14の中間
位置にくるように前記出力軸13に固定した第1のクラ
ッチ用歯車23と、前記第3及び第4の変速歯車15,
16の中間位置にくるように前記出力軸13に固定した
第2のクラッチ用歯車23aと、後述するクラッチ用歯
車のスリーブ28,28を駆動するシフターフォーク2
9,29a等によって構成されている。
【0004】各クラッチ用歯車23,23aは同形であ
るので、第1のクラッチ用歯車23について説明する
と、この歯車23は円板状に形成され且つ外周に外歯2
5を刻んだハブ26と、このハブ26の外歯25に係合
する内歯27を有し前記外歯25に沿って前後方向に移
動する円環状のスリーブ28等によって構成されてお
り、各スリーブ28,28の外周に設けた溝の中にシフ
ターフォーク29,29aの先端部が嵌入している。
【0005】また、各変速歯車12,14,15,16
の側部には各スリーブ28,28の内歯27に係合する
係合用の外歯32,33,34,35が設けられてい
る。
【0006】尚、ここには図示していないが、2個のシ
フターフォーク29,29aに対して変速レバーが1個
だけ設けられており、この単一の変速レバーを前後の中
立位置から左右に移動し、更に前後に動かすと、実公昭
57−51949号に記載された要領で各シフターフォ
ーク29,29aのとちらかがスリーブ23,23aの
どちらかを前方又は後方に移動し、所望の変速状態を選
択するようになっている。
【0007】すなわち、スリーブ23が係合用外歯32
又は33のどちらかに係合すると、入力軸10と出力軸
13が直結又は中間歯車18,19を介して連結され
る。またスリーブ23aが係合用外歯34又は35のど
ちらかに係合すると、入力軸10と出力軸13が中間歯
車18,20又は18,21を介して連結される。
【0008】各変速歯車12,14,15,16の外径
は後方に行くのに従って逐次、増大し、また中間歯車1
8,19,20,21の外径は逐次、減小しているの
で、第2のクラッチ用歯車23aが第4の変速歯車の外
歯35に係合したとき、この変速装置2は第1速(最低
速)の状態となり、また第1のクラッチ用歯車23が第
1の変速歯車の外歯32に係合したとき第4速(最高
速)となる。
【0009】前後進切換装置5は、推進軸3に直結した
駆動用の傘歯車36と、この傘歯車36に係合する正逆
転用の傘歯車37,38と、各傘歯車37,38の中心
部を遊転自在に貫通する軸39と、この軸39の外周に
刻んだスプライン(図示せず)に嵌合して軸方向に移動
する出力歯車4等によって構成されており、図示してい
ない前後進レバーを操作すると、出力歯車4が軸39に
沿って矢印の方向に移動し、傘歯車37,38に設けた
係合用の内歯42,42のいずれか一方に係合して出力
歯車4を正逆方向に回転させるようになっている。
【0010】そして、この出力歯車4が大歯車44を介
して差動歯車装置7を回転させ、その結果、左右の駆動
軸45,45が回転し、更にチェーン減速機8,8を介
して駆動輪6,6,6…が回転する。尚、図中の46は
駐車ブレーキである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】転圧機械は、路面等を
均一に締固めるために、ほぼ一定の速度で何度も路面等
の上を往復する。従って、転圧機械は、変速操作よりも
前後進の切換操作を頻繁に行う。ところが、従来の動力
伝達装置には次に述べるような問題点があった。 (1) 前後進の切換操作が円滑でない。これは前後進切換
装置5が変速装置2の出力側にあって低回転・高トルク
の出力を伝達するので、出力歯車4及び係合用内歯42
の歯厚が大きく設定されているためである。従って切換
操作のタイミングが適当でないと前後進の切換が困難と
なったり、場合によっては歯と歯が衝突してガリガリと
いう不愉快な音響を発生することもあり、係合させるた
めにクラッチ9の接・断操作を頻繁に行う場合もある。
【0012】(2) 前後進切換の噛合開始後、噛合が完了
するまでの操作に可成りの力を必要とする。これは噛合
した出力歯車4の歯面に、変速装置2の可動部の慣性質
量、すなわちクラッチ9を切り離されたのち惰勢で回転
している歯車12,14,15,16,18,19,2
0,21の慣性質量が出力歯車4に作用するため、噛合
した歯面間の摺動抵抗が大きいからである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点に
鑑み、前後進の切換操作を容易に且つ円滑に行い得る転
圧機械の動力伝達装置を提供することを課題とする。
【0014】前記の課題を解決するため、本発明では次
の手段を構成した。 〔請求項1〕 一定方向に回転するエンジンの出力側に
変速装置と前後進切換装置を設けた転圧機械の動力伝達
装置において、歯車式クラッチ機構を有する前後進切換
装置を変速装置の入力側に配置し、前記クラッチ機構の
噛合構造を常時噛合方式又は同期噛合方式に構成したこ
とを特徴とする転圧機械の動力伝達装置。 〔請求項2〕 歯車式クラッチ機構が入力軸に固定した
正転用の歯車と、前記入力軸と同心に配置した出力軸に
遊転自在に嵌着され且つ前記正転用の歯車によって駆動
される中間歯車機構を介して正転用歯車と反対の方向に
回転する逆転用の歯車と、前記正逆転用の歯車の中間位
置にくるように前記出力軸に固定され且つ前後進レバー
の操作によって中立状態から前記正逆転用歯車のいずれ
か一方に係合するクラッチ用歯車とを備え、前記中間歯
車機構は前記入力軸及び出力軸に平行に配置した副軸
と、前記副軸の一方の端部側に取り付けられ且つ前記正
転用歯車に噛合する第1の中間歯車と、前記副軸の他方
の端部側に取り付けた第2の中間歯車と、前記第2の中
間歯車と逆転用歯車の双方に同時に噛合する第3の中間
歯車とを有している請求項1に記載の転圧機械の動力伝
達装置。
【0015】
【作用】(1) 前後進切換装置を変速装置の入力側に配置
したので、前後進切換装置は従来に比べて高回転・低ト
ルクの動力を伝達する。従って、クラッチ用歯車の歯厚
を小さく設定することが可能になり、噛合動作を円滑に
行うことができる。
【0016】(2) 前第 (1)項と同じ理由により、クラッ
チ用歯車が噛合した際、歯面に作用する慣性質量が従来
に比べて変速装置の可動部の慣性質量に相当する分だけ
小さくなる。従って、噛合部の歯面間に作用する摺動抵
抗が小さくなり、その結果、噛合のための操作力が大幅
に軽減される。
【0017】(3) 歯車式クラッチ機構を利用して前後進
切換装置を構成したので装置の構造が簡単で操作が確実
である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図3は本発明の第1の実施例を示すも
ので、この実施例の主要部は前後進切換装置51と、変
速装置2と、推進軸3と、減速装置52と、差動歯車装
置7と、チェーン減速装置8等によって構成されてお
り、これ等の装置51,2,3,52,7,8は図示の
順序でエンジン1の出力側に相互に連結されて一連の動
力伝達装置を構成している。
【0019】尚、変速装置2,推進軸3,差動歯車装置
7及びチェーン減速装置8は従来のものと同形であるの
で、これ等については、従来の技術を説明した際の符号
及び記号を付して示し、詳細な説明を省略する。
【0020】前後進切換装置51は多数の歯車を組合せ
た歯車式のクラッチ機構とシフターフォーク57等によ
って構成されている。クラッチ機構は入力軸53に固定
した正転用の歯車54と、前記入力軸53と同心に配置
した出力軸55に軸受62を介して遊転自在に嵌着した
逆転用の歯車56と、前記正逆転用の歯車54,56の
中間位置にくるように前記出力軸55にスプライン71
を介して相対回転不能に取り付けられ且つシフターフォ
ーク57の操作によって図示の中立状態から正逆転用の
歯車54,56のいずれか一方に係合するクラッチ用歯
車58と、前記入力軸53及び出力軸55に平行な副軸
59に固定した第1の中間歯車60及び第2の中間歯車
61と、これ等を内蔵したケーシング50等によって構
成されており、前記第1の中間歯車60は前記正転用歯
車54に噛合しており、また第2の中間歯車61は第3
の中間歯車63を介して逆転用歯車56に噛合してい
る。
【0021】クラッチ用歯車58は図2に示すように外
周に外歯64を刻んだ円板状のハブ65と、このハブ6
5の外歯64に係合する内歯66を有し且つ前記外歯6
4に沿って出力軸55と同方向(図2矢印a,b参照)
に移動する円環状のスリーブ67等によって構成されて
おり、このスリーブ67の外周に設けた溝の中にシフタ
ーフォーク57の先端部が嵌入している。
【0022】尚、図中の70はシフターフォーク57を
回動自在に支持する支点であり、シフターフォーク57
が矢印c方向に動くと、前記スリーブ67が矢印a方向
に移動してスリーブの内歯66が正転用歯車54の内側
に設けた係合用歯輪68の外歯69に係合し、出力軸5
5を入力軸53に連結するようになっている。またシフ
ターフォーク57が矢印d方向に動くと、スリーブ67
が矢印b方向に移動してスリーブの内歯66が逆転用歯
車56の内側に設けた係合用歯輪68の外歯69に係合
し、中間歯車60,61,63を介して出力軸55を入
力軸53に連結するようになっている。
【0023】尚、本発明では、前後進切換装置51が変
速装置2の入力側,すなわち高回転・低トルクの位置に
配置されているので、スリーブの内歯66及び係合用歯
輪の外歯69の歯厚が従来に比べて遥かに小さく設定さ
れている。
【0024】更に細部について説明すると、図1におけ
る73は駐車ブレーキ、図3における75はPTO軸
(図示せず)を駆動するための増速用の歯車であり、こ
のPTO軸及び増速用歯車75は必要に応じて設置され
る。
【0025】次に、この実施例の装置の取扱要領及び作
動について説明する。いま、前進中の転圧機械(図示せ
ず)を後進させる場合は、先ず、クラッチ9を「脱」の
状態にしたのち、各駆動輪6,6,6…に設けたブレー
キ76,76,76…を作動させて転圧機械をほぼ停止
状態とし、ここで前後進レバー(図示せず)を操作して
シフターフォーク57を前進位置cから後進位置dに移
動させる。
【0026】この操作によって、それまで正転用歯車の
係合用外歯69に係合していたスリーブの内歯66は今
度は逆転用歯車56の係合用外歯69に係合する。この
際、すでに段落番号23に述べたようにスリーブの内歯
66及び係合用歯輪の外歯69の歯厚が従来に比べて小
さく設定されているので、噛合動作が円滑に行われる。
【0027】また前記したようにスリーブの内歯66が
係合用の外歯69に係合した際、惰勢で回転していたク
ラッチのディスク77及び前後進切換装置の各歯車5
4,56,60,61,63の慣性質量がスリーブ67
の歯面に作用するが、この慣性質量は従来に比べて変速
装置の可動部の慣性質量の分だけ小さいので、スリーブ
の内歯66を係合用の外歯69に沿って摺動する際の摺
動抵抗が小さく済む。従って、前後進レバーを操作する
力が従来に比べて大幅に軽減される。
【0028】本発明の第2の実施例を図4に示す。この
例は歯車式クラッチ機構の噛合構造を同期式(シンクロ
メッシュ式)に構成したもので、この構造におけるハブ
65aの両側には、円錐面78を有する凹部79が環状
に形成されており、また正逆転用の各歯車54a,56
aの内側には、前記ハブ65aが矢印a又はb方向に移
動した際、前記凹部79に係合して前記円錐面78と面
接触する円錐面80を有する凸部82,82が形成され
ている。
【0029】更に、ハブ65aには、その外周に沿って
等間隔に複数の係止機構が設けられている。各係止機構
はハブ65aの半径方向にハブ65aに穿設した円筒形
の穴83と、この穴83の中に配置した圧縮スプリング
84と、この圧縮スプリング84によって外方に付勢さ
れるボール85等によって構成されており、このボール
85の頂部がスリーブ67aの内歯66に設けた球面状
の凹み86に係合している。
【0030】次に、このクラッチ機構の取扱要領及び作
動について説明する。いま、中間位置にあるスリーブ6
7aの内歯66を正転用歯車の係合用外歯69に係合さ
せるためには、先ず、前後進レバー(図示せず)を操作
してシフターフォーク(図示せず)を作動させ、ハブ6
5aの凹部79を正転用歯車54aの凸部82に嵌合さ
せて押圧する。この操作によって相互に接触した円錐面
78,80間に摩擦力が発生し、この摩擦力が正転用歯
車54aの回転速度を急速に低下させる。
【0031】ここで、前後進レバーを更に操作してシフ
ターフォークを作動させると、スリーブ67aの内歯6
6の歯先面がボール85を穴83の中に押し込みながら
前進し、スリーブの内歯66が係合用歯輪の外歯69に
係合する。この際、正転用歯車54aの回転速度がクラ
ッチ用歯車58aのそれにほぼ等しいか、あるいは接近
しているので、噛合動作が更に円滑に且つ容易に行われ
る。
【0032】尚、中間位置にあるスリーブ67aの内歯
66を逆転用歯車の係合用外歯69に係合させるには、
前後進レバーを反対方向に操作すれがよく、この際、反
対側の円錐面78,80間に発生した摩擦力によって逆
転用歯車56aの回転速度が急速に低下し、クラッチ用
歯車と逆転用歯車の係合を容易にする。
【0033】尚、本発明は前述の実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば変速装置は別の構造を有するも
のであってもよいこと等、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0034】以上に述べたように、本発明は転圧機械の
頻繁に行う前後進操作に係わり、次のような優れた効果
を発揮する。 (1) 前後進切換装置を変速装置の入力側に配置したの
で、クラッチ用歯車の歯厚を小さくすることが可能にな
り、前後進切換の噛合動作を円滑に行うことができる。 (2) 前第 (1)項と同じ理由により、クラッチ用歯車が噛
合した際、歯面に作用する摺動抵抗が小さくなり、噛合
のための前後進切換の操作力が大幅に軽減される。 (3) 歯車式クラッチ機構を利用して前後進切換装置を構
成したので、装置の構造が簡単で作動が確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体概略図であ
る。
【図2】図1に示す前後進切換装置の部分切断側面図で
ある。
【図3】図2における III−III 方向からの歯車の配列
を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例における前後進切換装置
の部分を示す切断側面図である。
【図5】従来の装置の構成を示す全体概略図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 変速装置 50 ケーシング 51 前後進切換装置 53 入力軸 54,54a 正転用歯車 55 出力軸 56,56a 逆転用歯車 57 シフターフォーク 58,58a クラッチ用歯車 59 副軸 60 第1の中間歯車 61 第2の中間歯車 63 第3の中間歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福 繁 神奈川県厚木市上依知3010番地 大久保歯 車工業株式会社開発部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に回転するエンジンの出力側に
    変速装置と前後進切換装置を設けた転圧機械の動力伝達
    装置において、歯車式クラッチ機構を有する前後進切換
    装置を変速装置の入力側に配置し、前記クラッチ機構の
    噛合構造を常時噛合方式又は同期噛合方式に構成したこ
    とを特徴とする転圧機械の動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 歯車式クラッチ機構が入力軸に固定した
    正転用の歯車と、前記入力軸と同心に配置した出力軸に
    遊転自在に嵌着され且つ前記正転用の歯車によって駆動
    される中間歯車機構を介して正転用歯車と反対の方向に
    回転する逆転用の歯車と、前記正逆転用の歯車の中間位
    置にくるように前記出力軸に固定され且つ前後進レバー
    の操作によって中立状態から前記正逆転用歯車のいずれ
    か一方に係合するクラッチ用歯車とを備え、前記中間歯
    車機構は前記入力軸及び出力軸に平行に配置した副軸
    と、前記副軸の一方の端部側に取り付けられ且つ前記正
    転用歯車に噛合する第1の中間歯車と、前記副軸の他方
    の端部側に取り付けた第2の中間歯車と、前記第2の中
    間歯車と逆転用歯車の双方に同時に噛合する第3の中間
    歯車とを有している請求項1に記載の転圧機械の動力伝
    達装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020510175A (ja) * 2017-03-02 2020-04-02 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag 船舶用船外推進システムの変速機
JP2020191026A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 株式会社明電舎 巡視点検システム

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