JPH07246911A - シートベルト巻取り装置 - Google Patents

シートベルト巻取り装置

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Publication number
JPH07246911A
JPH07246911A JP6065443A JP6544394A JPH07246911A JP H07246911 A JPH07246911 A JP H07246911A JP 6065443 A JP6065443 A JP 6065443A JP 6544394 A JP6544394 A JP 6544394A JP H07246911 A JPH07246911 A JP H07246911A
Authority
JP
Japan
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belt
webbing
clamp
tip
clamp member
Prior art date
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Pending
Application number
JP6065443A
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English (en)
Inventor
Sadanori Osumi
貞▲徳▼ 大隅
Mutsumi Haraoka
睦 原岡
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NSK Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
NSK Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to GB9504796A priority patent/GB2287871B/en
Priority to DE19508679A priority patent/DE19508679C2/de
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトクランプ機構によるベルト挾持を解除
するタイミングをベルトに作用する張力に正確に対応さ
せることができるシートベルト巻取り装置を提供するこ
と。 【構成】 緊急時にベルト23を挾持するクランプ部材
32には、ベルト23に押し付けられた際に鋭角に尖っ
た先端部をベルト23に突き刺すことによりベルト23
の引き出しを拘束するとともに、一定以上の荷重が先端
部に作用した時に先端部が破断または変形することによ
ってベルト23の拘束を解除する係止突起35を適宜数
装備してなるベルトクランプ機構29において、係止突
起35の先端が一定量までベルト23に突き刺さった位
置でクランプ部材32のベルト側への移動を規制するス
トッパ38を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に用いられる
シートベルト巻取り装置に関し、さらに詳しくは、衝突
時の衝撃等によりシートベルトに所定の大きさ以上の張
力が作用した場合に、シートベルトの引き出しによって
乗員の身体に作用する減速度を緩和し、乗員をより効果
的に保護できるようにしたシートベルト巻取り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車等において、乗
員の身体をシートに拘束することにより衝突の衝撃から
乗員を保護するシートベルトが用いられているが、この
シートベルトを巻取るシートベルト巻取り装置のなかに
は、衝突等の緊急時に、シートベルトが巻付けられてい
るベルト巻取り軸の回転をロックするのみならず、シー
トベルトを挟み込んでシートベルトの引き出しを止める
ベルトクランプ機構を設け、衝突時の初期に乗員をシー
トに拘束する性能を向上させたものがある。
【0003】ところが、図9のグラフに点線で示すよう
に、緊急時にベルトをロックしてシートベルトの引き出
しを止めるだけのベルトクランプ機構を組み込んだシー
トベルト巻取り装置においては、衝突後の時間の経過と
ともにベルト張力が増加し、衝突による衝撃力が極めて
大きいときには、乗員の身体に急激な減速度を作用させ
ることになる。
【0004】そこで、上述のベルトクランプ機構を改良
して、衝撃によりシートベルトに作用する張力が所定の
値より小さい初期の時にはベルトクランプ機構を作動さ
せてシートベルトの引き出しを止めた状態を保って乗員
の身体を確実にシートに拘束し、その後シートベルトに
作用する張力が所定の値より大きくなった時点で、この
ベルトクランプ機構の作動を解除してシートベルトを所
定量引き出させることにより、乗員の身体に生じる減速
度を緩和し、乗員の身体をより確実に保護するようにし
た構成のものが研究されている。
【0005】図10及び図11は、衝撃等によりシート
ベルトに作用する張力が所定の値より小さい初期の時に
はシートベルトを挾持して該シートベルトの引き出しを
阻止し、ベルト挾持後にベルトに作用する張力が所定の
値より大きくなった時には、ベルト挾持を解除して引き
出しを許容するようにしたベルトクランプ機構を備えた
シートベルト巻取り装置の従来例を示したものである。
【0006】この図10及び図11に示したシートベル
ト巻取り装置1は、実開平4−43551号公報に開示
されたもので、車両衝突時等の緊急時には、シートベル
トとなるウェビング2が巻装されている巻取り軸3を緊
急ロック機構4によってロックして、巻取り軸3の回転
によるウェビング2の引き出し(矢印A方向へのベルト
の移動)を阻止すると共に、巻取り軸3からリトラクタ
ーベース5の背板部6上に引き出されているウェビング
2をベルトクランプ機構8に挾持させることによって、
巻取り軸3上に巻残っているウェビング2の巻締りによ
る引き出しを阻止する。
【0007】ここに、ウェビング2は、リトラクターベ
ース5の一対の側壁部9に支持されたベルトガイドピン
10によって、背板部6に沿って引き出されるように、
引き出し位置の位置決めがなされている。また、ベルト
クランプ機構8は、リトラクターベース5の一対の側壁
部9に両端を支持されたクランプシャフト11と、該ク
ランプシャフト11を回転中心として背板部6上のウェ
ビング2に沿って揺動可能に支持されたクランプホルダ
ー12と、該クランプホルダー12の先端に取り付けら
れたクランプ部材13とを備えた構成とされており、緊
急時にはクランプホルダー12が図1の矢印B方向に揺
動してクランプ部材13をウェビング2に押し付けて背
板部6とクランプ部材13とでウェビング2を挾持した
挾持状態とすることでウェビング2のA方向への引き出
しを拘束する。
【0008】ただし、クランプ部材13は、図11にも
示すように、半円筒状の外観を呈し、その両端部にはク
ランプホルダー12に回転自在に支持される支持軸部1
4が突設されて、半円状の外周面15をクランプホルダ
ー12側にしてクランプホルダー12の先端に回転自在
に保持されている。そして、ウェビング2に向けられた
クランプ部材13の平坦な面には、図11にも示したよ
うに、ベルト2に押し付けられた際に鋭角に尖った先端
部をベルトに突き刺すことによりベルトの引き出しを拘
束する係止突起16が多数形成されている。そして、こ
れらの各係止突起16は、一定以上の荷重が先端部に作
用した時に先端部が破断してベルトの拘束を解除するよ
うに、強度や寸法が設定されている。
【0009】即ち、図10及び図11に示した従来のベ
ルトクランプ機構8は、緊急事態の発生した初期には、
クランプ部材13をウェビング2に押し付けて、該クラ
ンプ部材13の係止突起16をウェビング2に突き刺し
た挾持状態とすることによって、しっかりとウェビング
2を係止してウェビング2の引き出しを阻止し、このベ
ルト挾持後に乗員の慣性エネルギー等でウェビング2に
作用する張力が所定以上に増大したときには、係止突起
16の破断によってベルトの挾持状態を解除して、ベル
トの拘束によって乗員の身体に作用する衝撃を緩和しよ
うとしたものである。
【0010】図12は、ベルトクランプ機構8が作動し
て、クランプ部材13の係止突起16がウェビング2に
突き刺さってウェビング2の引き出しが阻止されたベル
ト挾持状態を示している。また、図13は、ベルト挾持
後にベルトに作用する張力が所定以上に達したために、
係止突起16の破断によって挾持が解除された状態を示
している。この場合に、破断した係止突起16の先端部
17は、ウェビング2内に埋没したままとなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ベルト
クランプ機構8が、ベルト挾持後にベルトに作用する張
力が所定以上に達した時にベルト挾持を解除する構成と
されていると、衝突後のベルト張力の変化は、図9に2
点鎖線で示すように、ベルト張力が所定の大きさP1に
達すると巻締り等によるベルトの引き出しが始まって張
力が下がり、ベルトの引き出しが止まるとその時の張力
P2から再びベルト張力が上昇して、P1より大きい値
のP3に達する場合もあるが、シートベルトに作用する
最大張力は、ロック解除ができないベルトクランプ機構
を使用したものよりも小さく抑えることが可能になり、
ベルト挾持を解除するタイミングをベルトに作用する張
力に正確に対応させることができれば、衝突時等にベル
トから乗員の身体に作用する衝撃を効果的に低減させる
ことも可能になる。
【0012】ところが、前述した従来のベルトクランプ
機構8の構成では、係止突起16が破断するタイミング
(ベルト張力)が、車両の衝突時等における衝撃の作用
条件(減速条件)等によってばらつき易く、したがっ
て、ベルト挾持を解除するタイミングをベルトに作用す
る張力に正確に対応させることが極めて困難であり、結
局、設計時に想定した衝撃吸収性能等を得ることが困難
という問題があった。
【0013】これは、例えば、図14に示すように、ウ
ェビング2に押し付けられたクランプ部材13の係止突
起16には、ウェビング2に作用している張力による剪
断力F1と、クランプホルダー12の揺動動作によるウ
ェビング2への押圧力の反力F2とが作用しており、実
際には、これらの力F1,F2の合力F3が係止突起1
6を破砕する力となると考えられるが、前述した従来の
ベルトクランプ機構8では、ベルト挾持後、F3によっ
て係止突起16が破砕されるまで、クランプホルダー1
2の揺動による押付け動作が続き、ウェビング2に作用
する張力の増加に従って力F2が増加し続けるというこ
と、そして、力F2は、張力の増加速度等に応じて増加
速度が変動することなどが要因となって、現実に係止突
起16が破砕する時の力F3に対してF2の影響力が極
めて大きくなっているためであると、本願発明者等は、
考察した。
【0014】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、ベルトクランプ機構によるベルト挾持を
解除するタイミングをベルトに作用する張力に正確に対
応させることができ、従って、車両の衝突時等における
衝撃の作用条件(減速条件)等に拘らず、シートベルト
に作用する最大張力の低下や衝撃吸収性能等をほぼ設計
通りに安定して得ることができるシートベルト巻取り装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、シ
ートベルトを巻装する巻取り軸を緊急時にロックする緊
急ロック機構と、前記巻取り軸からリトラクターベース
の背板部上に引き出されているシートベルトに向かって
移動可能に設けられたクランプ部材を具備して緊急時に
は前記クランプ部材をシートベルトに押し付けてシート
ベルトを挟持状態にすることによってベルトの引き出し
を拘束するベルトクランプ機構とを備え、かつ、前記ク
ランプ部材には、ベルトに押し付けられた際に鋭角に尖
った先端部をベルトに突き刺すことによりベルトの引き
出しを拘束するとともに、一定以上の荷重が前記先端部
に作用した時に該先端部が破断または変形することによ
ってベルトの拘束を解除する係止突起を適宜数装備して
なるシートベルト巻取り装置であって、前記ベルトクラ
ンプ機構には、前記係止突起の先端が一定量までベルト
に突き刺さった位置で前記クランプ部材の移動を規制す
るストッパを装備したことを特徴とするシートベルト巻
取り装置により達成される。
【0016】
【作用】本発明の上記構成によれば、車両衝突等の緊急
時には、ベルトクランプ機構が作動し、巻取り軸からリ
トラクターベースの背板部上に引き出されたシートベル
トにクランプ部材を押し付けて、該クランプ部材に装備
されている係止突起をシートベルトに突き刺すことによ
りベルトの引き出しを拘束するが、係止突起をシートベ
ルトに突き刺すためのクランプ部材の押し付け方向への
移動は、ストッパによって、係止突起の先端が一定量ま
でベルトに突き刺さった位置で規制される。
【0017】そのため、ベルトの引き出しを阻止する係
止突起に作用する力として、ベルトに作用する張力によ
る剪断力F1の他に、ベルトへの押し付け力に対する反
力F2が合ったとしても、ベルトへの押し付け力等に対
する反力F2は、ベルトの張力の増加等に応じて増大す
ることがなく、増大するベルト張力による剪断力F1に
比して極めて小さな一定値以下に抑えることができ、係
止突起に破断や変形を生ぜしめる力F3は、ほぼベルト
張力による剪断力F1のみとして考えることが可能にな
る。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に係るシートベルト巻取り装
置の一実施例を示したものである。この一実施例のシー
トベルト巻取り装置は、いわゆるクランプ機構付きのリ
トラクターで、対向する一対の側壁部20と該一対の側
壁部20同士を連結している背板部21とを有した構成
をなして座席側の固定構造物(例えば、車体等)に取り
付けられる金属板製のリトラクターベース22と、リト
ラクターベース22に回転自在に支持されてシートベル
トとなるウェビング23を巻回した巻き取り軸24と、
該巻き取り軸24の一端側に装備されて該巻き取り軸2
4をウェビング巻き取り方向に付勢する巻き取りばね装
置(図示略)と、巻き取り軸24の他端側に装備されて
急ブレーキ操作や衝突による速度変化等から緊急事態の
発生を検出して巻き取り軸24と一体の爪車25に係止
爪26を噛合させて巻き取り軸24のウェビング繰り出
し方向への回転(図の矢印X方向への回転)を阻止する
緊急ロック機構27と、巻き取り軸24から引き出され
たウェビング23をリトラクターベース22の背板部2
1に沿って案内するウェビングガイド28と、車両衝突
等の緊急時にウェビングガイド28上のウェビング23
を挾持してウェビング23の引き出しを阻止するベルト
クランプ機構29とを備えた構成となっている。
【0019】巻き取り軸24の一端に装備される巻き取
りばね装置や、巻き取り軸24の他端に装備される緊急
ロック機構27は、公知のものでよく、ここでは、詳述
しない。ウェビングガイド28は、補強板28aととも
に、背板部21にねじ止めされている。
【0020】ベルトクランプ機構29は、リトラクター
ベース22の一対の側壁部20に両端を支持されたクラ
ンプシャフト30と、該クランプシャフト30を回転中
心として揺動可能に支持されたクランプホルダー31
と、該クランプホルダー31の先端に取り付けられたク
ランプ部材32とを備えた構成とされており、緊急時に
はクランプホルダー31が図1の矢印B方向に揺動して
クランプ部材32をウェビング23に押し付けて背板部
21上のウェビングガイド28とクランプ部材32とで
ウェビング23を挾持した挾持状態とすることでウェビ
ング23のA方向への引き出しを拘束する。
【0021】ここに、クランプ部材32は、半円筒状の
外観を呈し、その半円状の外周面を断面形状が半円状を
呈したクランプホルダー31の先端凹部33に収容さ
れ、さらに該クランプ部材32の両端部に突設された支
持軸部34がクランプホルダー31に枢着されることに
より、クランプホルダー31の先端に回転自在に保持さ
れている。
【0022】そして、ウェビング23に向けられたクラ
ンプ部材32の平坦な面には、先端が鋭角に尖った第1
の係止突起35と、先端が平坦に成形された第2の係止
突起36との2種の係止突起がそれぞれ適宜数突設され
ている。第1の係止突起35は、第2の係止突起36よ
りもウェビング23側に長く突出しており、先端の尖っ
た部分をウェビング23に突き刺すことによりウェビン
グ23の繰り出しを防止し、第2の係止突起36は先端
の平坦面をウェビング23の表面に押し当ててウェビン
グガイド28との協働で挾持することでウェビング23
の繰り出しを防止する。ここに、第1の係止突起35
は、該クランプ部材32によるウェビング23の係止状
態(挾持状態)において、ウェビング23に付き刺さっ
ている先端部に作用する荷重が予め設定した所定値以上
になると、該先端部が破損または変形して、該先端部に
よる係止が解除されるように、強度設計されている。
【0023】また、このベルトクランプ機構29は、車
両衝突等の緊急時に緊急ロック機構27に連動して作動
するクランプホルダー31の揺動によりクランプ部材3
2をウェビング23側に移動させて、クランプ部材32
によるベルト挾持を実現するものであるが、第1の係止
突起35の先端が一定量までベルトに突き刺さった時
に、クランプホルダー31に当接してクランプ部材32
のウェビング23側への移動を規制するストッパ38が
装備されている。
【0024】ここに、ストッパ38は、リトラクターベ
ース22の一対の側壁部20間に橋渡しされた軸部材で
あり、該ストッパ38がクランプホルダー31に当接す
るタイミングとなる第1の係止突起35の先端部の突き
刺し量(即ち、前述した、一定量)とは、第1の係止突
起35の先端部がウェビング23の引き出し方向への移
動を阻止するに十分な係止力を発揮し、さらに、第2の
係止突起36の先端の平坦面による押圧力がウェビング
の引き出し阻止に有効に働く程度まで、クランプ部材3
2のウェビング23側への押し付けが完了した挾持初期
の状態を意味し、ベルト挾持後のベルトに作用する張力
の増加によってさらにクランプ部材32の押し付けが進
行することを除くことを意味している。
【0025】従って、急激な減速や衝撃の作用のない通
常運転時においては、クランプ部材32は、図1に示す
ように、ウェビングガイド28上のウェビング23から
離間した状態に保たれ、また、ストッパ38にしても、
クランプホルダー31から離間した状態になっている。
【0026】以下、以上の一実施例の緊急時におけるベ
ルトクランプ機構29の動作を説明する。車両の衝突等
の緊急事態が発生するとそれを検出した緊急ロック機構
27が作動し、該緊急ロック機構27は、ロアテンショ
ンプレート40を貫通したポールピン41を回転中心と
してポール42を矢印Z方向に回動させて、図2に示す
ように、ポール42に一体に設けられた係止爪26を爪
車25に係合させて、巻き取り軸24のウェビング引き
出し方向への回転を阻止する。そして、係止爪26が爪
車25に係合した状態で巻き取り軸24にウェビング引
き出し方向の回転力(矢印X方向の回転)が作用する
と、ポール42を枢支しているロアテンションプレート
40も同方向に回動し、その際に、ポールピン41が側
壁部20に形成されている長穴44内を背板部21側か
ら正面側に移動すると共に、ロアテンションプレート4
0に形成されたスロットル穴45の係合面46に係合し
ているカムピン47が、係合面46を摺動して図1およ
び図2の上方側(ウェビング引き出し方向)に移動す
る。
【0027】カムピン47は、クランプホルダー31上
に突設されたもので、このロアテンションプレート40
の回動による係合面46に沿う移動で、クランプホルダ
ー31が、クランプシャフト30を中心に矢印B方向に
回動する。このクランプホルダー31の回動により、ク
ランプホルダー31の先端に装備されたクランプ部材3
2は、ウェビング23側に移動して、ウェビング23に
押し付けられる。この時のクランプ部材32のウェビン
グ23側への移動は、図2に示すように、クランプホル
ダー31がストッパ38に当接することで停止し、第1
の係止突起35の先端が一定量までウェビング23に突
き刺さり、かつ、第2の係止突起36の先端の平坦面が
ウェビング23を押圧して、ウェビング23の引き出し
方向への移動を拘束するベルト挾持状態が得られる。
【0028】このように、ベルトクランプ機構29は、
緊急ロック機構27に連動して作動する。そして、該ベ
ルトクランプ機構29は、ベルト挾持後に乗員からベル
トに作用する運動エネルギー等でウェビング23に作用
する張力が増大し、第1の係止突起35に作用する荷重
が一定値を超えると、第1の係止突起35の先端部の破
断あるいは変形が生じ、これによる挾持力の低下によっ
て、図3に示すように、挾持が解除されてウェビング2
3の引き出しが許容されて、ウェビング23に作用する
張力の低減、ベルトの拘束によって乗員の身体に作用す
る衝撃の緩和がなされる。そして、以上の実施例では、
第1の係止突起35をウェビング23に突き刺すための
クランプ部材32の押し付け方向への移動は、ストッパ
32によって、第1の係止突起35の先端が一定量まで
ベルトに突き刺さった適正位置で規制される。
【0029】そのため、ベルトの引き出しを阻止する係
止突起に作用する力として、ベルトに作用する張力によ
る剪断力F1の他に、ベルトへの押し付け力に対する反
力F2が合ったとしても、ベルトへの押し付け力等に対
する反力F2は、ベルトの張力の増加等に応じて増大す
ることがなく、増大するベルト張力による剪断力F1に
比して極めて小さな一定値以下に抑えることができ、係
止突起に破断や変形を生ぜしめる力F3は、ほぼベルト
張力による剪断力F1のみとして考えることが可能にな
る。
【0030】従って、予めベルト挾持を解除させたい張
力を想定して第1の係止突起35の強度設計等を行って
おくことで、ベルトクランプ機構29によるベルト挾持
を解除するタイミングをベルトに作用する張力に正確に
対応させることができ、車両の衝突時等における衝撃の
作用条件(減速条件)等に拘らず、シートベルトに作用
する最大張力の低下や衝撃吸収性能等をほぼ設計通りに
安定して得ることが可能になる。
【0031】なお、上述の実施例では、ストッパ38
は、リトラクターベース22の一対の側壁部20間に橋
渡しした軸部材であったが、該ストッパ38の設置形態
は、一実施例に限定するものではない。例えば、図4に
示すように、リトラクターベース22を車体等に固定す
るために側壁部20の上端部に固設される金属板製のア
ッパーステー48に、ストッパ38として機能する突き
当て部49を折り曲げ形成するようにしてもよい。ま
た、図5に示すように、リトラクターベース22の側壁
部20の一部をクランプホルダー31側に切り起こすこ
とによって、ストッパ38と機能する突片50を形成す
るようにしてもよい。さらに、図6に示すように、クラ
ンプホルダー31には、クランプシャフト30と平行に
位置決めピン52を挿通させておき、この位置決めピン
52の両端部をリトラクターベース22の側壁部20に
形成した長孔53に嵌入させ、長孔53における位置決
めピン52の移動許容量で、ストッパ38としての機能
を得るようにしてもよい。
【0032】図7は、本発明に係るシートベルト巻取り
装置のさらに別の実施例を示したものである。この実施
例のシートベルト巻取り装置は、対向する一対の側壁部
60と該一対の側壁部60同士を連結している背板部6
1とを有した構成をなして座席側の固定構造物(例え
ば、車体等)に取り付けられる金属板製のリトラクター
ベース62と、リトラクターベース62に回転自在に支
持されてシートベルトとなるウェビング63を巻回した
ボビン64と、車両衝突等の緊急時にリトラクターベー
ス62の背板部61に沿った定位置でウェビング63を
挾持してウェビング63の引き出しを阻止するベルトク
ランプ機構65とを備えた構成となっている。
【0033】ベルトクランプ機構65は、ボビン64に
巻残っているウェビング63の巻締りによるウェビング
63の引き出しを防止するためのもので、図7に示すよ
うに、リトラクターベース62の背板部61上の定位置
に固定して設けられるロアープレート76と、ウェビン
グ63に押し当てる多数の係止突起を有したクランプ部
材77と、該クランプ部材77を保持して緊急時にクラ
ンプ部材77を移動動作させるクランプレバー78と、
該クランプレバー78がクランプ部材77を移動させる
ときにクランプ部材77がウェビング63を適正に押圧
するようにクランプ部材77の移動位置を規制するアッ
パープレート79と、該アッパープレート79をリトラ
クターベース62の側壁部60に固定しているアッパー
ステー80とを備えた構成とされている。
【0034】ここに、クランプ部材77は、ウェビング
63に押し当てる係止突起が立設された押え面82とア
ッパープレート79の案内面上を摺動するガイド面83
とで略楔状を呈した構造で、後端側に装備された軸部8
4がクランプレバー78に回転自在に支持されている。
該クランプ部材77の押え面82には、先端が鋭角に尖
った第1の係止突起85と、先端が平坦に成形された第
2の係止突起86との2種の係止突起がそれぞれ適宜数
突設されている。図8の(b)に示すように、第1の係
止突起85は先端の尖った部分をウェビング63に突き
刺すことによりウェビング63の引き出しを防止し、第
2の係止突起86は先端の平坦面をウェビング63の表
面に押し当ててロアープレート76との協働で挾持する
ことでウェビング63の引き出しを防止する。ここに、
第1の係止突起85は、該クランプ部材77によるウェ
ビング63の係止状態において、ウェビング63に作用
する荷重が予め設定した所定値以上になると、ウェビン
グ63に付き刺さる先端部が破損または変形して、該先
端部による係止が解除されるように、強度設計されてい
る。
【0035】クランプレバー78は、リトラクターベー
ス62の一対の側壁部60間に架設された軸88を中心
に揺動自在に支持されており、その先端部においてクラ
ンプ部材77の軸部84を保持している。そして、該ク
ランプレバー78は、前述した図示略の緊急ロック機構
と連動動作するもので、緊急ロック機構がボビン64の
ウェビング引き出し方向の回転を阻止する緊急時には、
矢印a方向に揺動することによりクランプ部材77をウ
ェビング63に押し付けて、ウェビング63の引き出し
を阻止する。また、クランプレバー78は、通常は、ウ
ェビング63にクランプ部材77が接触しないように、
アッパープレート79の背面側に配設されたリターンス
プリング89によって、矢印aとは逆向きに付勢されて
いる。また、クランプ部材77の後端面に当接する如く
クランプレバー78上に装備された異形断面形状の連結
部90は、ボビン64からのウェビング引き出し位置が
ボビン64上の巻径(残量)に応じて変動しないよう
に、滑らかな湾曲面に形成された一端部91をウェビン
グ63に当接させることにより、引き出し位置を規制し
ている。
【0036】アッパープレート79は、図7に示すよう
に、横断面形状が矩形の筒状に成形されたもので、平坦
な下面93がロアープレート76の表面に対して傾斜し
た状態となるようにアッパーステー80によって支持さ
れており、この下面93がクランプ部材77をウェビン
グ63側に進退させる案内面として機能する。
【0037】そして、このアッパープレート79の下面
93の前端部には、第1の係止突起85の先端が一定量
までベルトに突き刺さった位置でクランプ部材77のウ
ェビング63側への移動を阻止するストッパ95が装備
されている。このストッパ95は、円柱状の軸部材をウ
ェビング63を横断する方向に沿って下面93に溶接し
たものであり、該ストッパ95がクランプ部材77に当
接するタイミングとなる第1の係止突起85の先端部の
突き刺し量(即ち、前述した、一定量)とは、第1の係
止突起85の先端部がウェビング63の引き出し方向へ
の移動を阻止するに十分な係止力を発揮し、さらに、第
2の係止突起86の先端の平坦面による押圧力がウェビ
ングの引き出し阻止に有効に働く程度まで、クランプ部
材77のウェビング63側への押し付けが完了した挾持
初期の状態を意味し、ベルト挾持後のベルトに作用する
張力の増加によってさらにクランプ部材77の押し付け
が進行することを除くことを意味している。
【0038】以下、図7に示したシートベルト巻取り装
置の作用を説明する。急激な減速等のない通常走行時等
には、ウェビング63はボビン64から自在に引き出せ
る状態にあり、また、図8の(a)に示すように、クラ
ンプ部材77もウェビング63から離間した状態になっ
ている。 しかし、例えば、車両の衝突等、急激な減速
が働く緊急事態が発生すると、それを検出した緊急ロッ
ク機構が作動してボビン64をロックし、該ボビン64
の回転によるウェビングの引き出しを阻止する。そし
て、同時に、緊急ロック機構に連動動作するベルトクラ
ンプ機構65が作動し、図8の(b)に示すように、ク
ランプ部材77の各係止突起85,86がウェビング6
3に押し付けられて、ベルトクランプ機構65によるベ
ルト挾持状態が実現されて、巻締りによるウェビング6
3の引き出しが阻止される。この結果、緊急事態の発生
初期には、速やかに、かつ確実に乗員が拘束される。
【0039】また、このベルトクランプ機構65がベル
ト挾持状態となる時のクランプ部材77のウェビング6
3側への移動は、クランプ部材77の下面に固設された
ストッパ95によって、一定位置で移動が拘束されてい
る。
【0040】そして、ベルトクランプ機構65の作動に
よって、ウェビング63の引き出しが阻止されると、該
ウェビング63に拘束されている乗員に働く慣性によっ
て、ウェビング63に作用する荷重が徐々に上昇し、こ
れによって第1の係止突起85に作用する剪断力等が第
1の係止突起85の強度限界に達すると、図8の(c)
に示すように、ウェビング63に付き刺さっている第1
の係止突起85の先端部が破断または変形して、これに
よって、ベルトクランプ機構65による係止力が低減す
るため、ウェビング63の巻締りによる引き出しが起こ
る。即ち、ベルトクランプ機構65による係止状態が解
除され、この時の第1の係止突起85の先端部の破断と
ウェビング63の引き出しによってウェビング63に作
用する運動エネルギーの吸収がなされ、これによって、
乗員がウェビング63から受ける衝撃が軽減される。
【0041】そして、この実施例の場合も、第1の係止
突起85をウェビング63に突き刺すためのクランプ部
材77の押し付け方向への移動は、ストッパ95によっ
て、第1の係止突起85の先端が一定量までベルトに突
き刺さった適正位置で規制されている。
【0042】そのため、ベルトの引き出しを阻止する係
止突起に作用する力として、ベルトに作用する張力によ
る剪断力F1の他に、ベルトへの押し付け力に対する反
力F2が合ったとしても、ベルトへの押し付け力等に対
する反力F2は、ベルトの張力の増加等に応じて増大す
ることがなく、増大するベルト張力による剪断力F1に
比して極めて小さな一定値以下に抑えることができ、係
止突起に破断や変形を生ぜしめる力F3は、ほぼベルト
張力による剪断力F1のみとして考えることが可能にな
る。
【0043】従って、予め挾持状態を解除させたい張力
を想定して第1の係止突起85の強度設計等を行ってお
くことで、ベルトクランプ機構65によるベルト挾持を
解除するタイミングをベルトに作用する張力に正確に対
応させることができ、車両の衝突時等における衝撃の作
用条件(減速条件)等に拘らず、シートベルトに作用す
る最大張力の低下や衝撃吸収性能等をほぼ設計通りに安
定して得ることが可能になる。
【0044】なお、この実施例では、ストッパ95は、
軸部材をアッパープレート79に接合することによって
得たが、実施例に示したものに限定するものではなく、
例えば、アッパープレート79の一部を切り起こした
り、あるいはリトラクターベースの一対の側壁の一部を
切り起こしたりすることによって得ることも考えられ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明のシートベルト巻取り装置によれ
ば、車両衝突等の緊急時には、ベルトクランプ機構が作
動し、巻取り軸からリトラクターベースの背板部上に引
き出されたシートベルトにクランプ部材を押し付けて、
該クランプ部材に装備されている係止突起をシートベル
トに突き刺すことによりベルトの引き出しを拘束する
が、係止突起をシートベルトに突き刺すためのクランプ
部材の押し付け方向への移動は、ストッパによって、係
止突起の先端が一定量までベルトに突き刺さった位置で
規制される。そのため、ベルトの引き出しを阻止する係
止突起に作用する力として、ベルトに作用する張力によ
る剪断力F1の他に、ベルトへの押し付け力に対する反
力F2が合ったとしても、ベルトへの押し付け力等に対
する反力F2は、ベルトの張力の増加等に応じて増大す
ることがなく、増大するベルト張力による剪断力F1に
比して極めて小さな一定値以下に抑えることができ、係
止突起に破断や変形を生ぜしめる力F3は、ほぼベルト
張力による剪断力F1のみとして考えることが可能にな
る。従って、予めベルト挾持を解除させたい張力を想定
して係止突起の強度設計等を行っておくことで、ベルト
クランプ機構によるベルト挾持を解除するタイミングを
ベルトに作用する張力に正確に対応させることができ、
車両の衝突時等における衝撃の作用条件(減速条件)等
に拘らず、シートベルトに作用する最大張力の低下や衝
撃吸収性能等をほぼ設計通りに安定して得ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成説明図である。
【図2】本発明の一実施例の作用説明図である。
【図3】本発明の一実施例の作用説明図である。
【図4】本発明に係るシートベルト巻取り装置の他の実
施例の要部の構成説明図である。
【図5】本発明に係るシートベルト巻取り装置のさらに
他の実施例の要部の構成説明図である。
【図6】本発明に係るシートベルト巻取り装置のまたさ
らに他の実施例の要部の構成説明図である。
【図7】本発明に係るシートベルト巻取り装置のさらに
別の実施例の構成説明図である。
【図8】図7のシートベルト巻取り装置の作用説明図で
ある。
【図9】衝突後の時間の経過に伴うシートベルトの張力
の変化の状態を示すグラフである。
【図10】従来のシートベルト巻取り装置の概略構成図
である。
【図11】従来のベルトクランプ機構のクランプ部材の
斜視図である。
【図12】従来のベルトクランプ機構によるベルト挾持
状態の説明図である。
【図13】従来のベルトクランプ機構によるベルト挾持
の解除状態の説明図である。
【図14】ベルトクランプ機構のクランプ部材に作用す
る力の説明図である。
【符号の説明】
20 側壁部 21 背板部 22 リトラクターベース 23 ウェビング 24 巻き取り軸 25 爪車 26 係止爪 27 緊急ロック機構 28 ウェビングガイド 29 ベルトクランプ機構 30 クランプシャフト 31 クランプホルダー 32 クランプ部材 33 先端凹部 34 支持軸部 35 第1の係止突起 36 第2の係止突起 38 ストッパ 40 ロアテンションプレート 41 ポールピン 42 ポール 44 長穴 45 スロットル穴 46 係合面 47 カムピン 48 アッパーステー 49 突き当て部 50 突片 52 位置決めピン 53 長孔
フロントページの続き (72)発明者 原岡 睦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトを巻装する巻取り軸を緊急
    時にロックする緊急ロック機構と、前記巻取り軸からリ
    トラクターベースの背板部上に引き出されているシート
    ベルトに向かって移動可能に設けられたクランプ部材を
    具備して緊急時には前記クランプ部材をシートベルトに
    押し付けてシートベルトを挟持状態にすることによって
    ベルトの引き出しを拘束するベルトクランプ機構とを備
    え、かつ、前記クランプ部材には、ベルトに押し付けら
    れた際に鋭角に尖った先端部をベルトに突き刺すことに
    よりベルトの引き出しを拘束するとともに、一定以上の
    荷重が前記先端部に作用した時に該先端部が破断または
    変形することによってベルトの拘束を解除する係止突起
    を適宜数装備してなるシートベルト巻取り装置であっ
    て、 前記ベルトクランプ機構には、前記係止突起の先端が一
    定量までベルトに突き刺さった位置で前記クランプ部材
    の移動を規制するストッパを装備したことを特徴とする
    シートベルト巻取り装置。
JP6065443A 1994-03-10 1994-03-10 シートベルト巻取り装置 Pending JPH07246911A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6065443A JPH07246911A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 シートベルト巻取り装置
US08/399,634 US5588611A (en) 1994-03-10 1995-03-07 Retractor with a clamping mechanism
GB9504796A GB2287871B (en) 1994-03-10 1995-03-09 Retractor with a clamping mechanism
DE19508679A DE19508679C2 (de) 1994-03-10 1995-03-10 Rückzugsvorrichtung mit Klemmvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP6065443A JPH07246911A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 シートベルト巻取り装置

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ID=13287291

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6065443A Pending JPH07246911A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 シートベルト巻取り装置

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JP (1) JPH07246911A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216160A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Tokai Rika Co Ltd ウェビング巻取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013216160A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Tokai Rika Co Ltd ウェビング巻取装置

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