JPH0724686U - キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム - Google Patents

キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム

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JPH0724686U
JPH0724686U JP6032393U JP6032393U JPH0724686U JP H0724686 U JPH0724686 U JP H0724686U JP 6032393 U JP6032393 U JP 6032393U JP 6032393 U JP6032393 U JP 6032393U JP H0724686 U JPH0724686 U JP H0724686U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
frame
auxiliary equipment
traveling
type tractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6032393U
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English (en)
Inventor
広範 石橋
正治 亀尾
敏文 平田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面枠に装着される各種の走行用補助備品を
一括して取り付けることができるキャビン型トラクタに
おける走行用補助備品の取付フレームを提供する。 【構成】 ボンネット5の後部に運転操作部8を覆うキ
ャビン9を設け、該キャビン9の前面枠12に沿って中
空フレーム17を配設すると共に、上記中空フレーム1
7に走行用補助備品を一括に装備した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サイドミラー、フラッシャーランプ等の走行用補助備品を一括して 取り付けることができるキャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレ ームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボンネットの後部に運転操作部を覆うキャビンを設けたトラクタ、いわ ゆるキャビン型トラクタでは、機体の左右位置に必要なサイドミラー、フラッシ ャーランプや作業灯等の走行用補助備品を、上記キャビンの前面枠にそれぞれ直 に組付けるように構成されており、また上記備品のうち電力供給を必要とする作 業灯等の備品は、前面枠の所定位置に電装ハーネスの取出口を設け、キャビン内 の操作パネルを介してボンネット内のバッテリーに接続するようになっている。 しかしながら、上記の構成では、トラクタの組立作業時に前面枠に組付ける備 品毎に穴明け、金具の取付等の加工処理を施さなければならず、部品点数が増加 して組付け作業が煩雑になるうえ、後付けでオプション備品を装着する場合も甚 だ面倒な取付加工をいちいち前面枠に施す必要が生じ、また、作業灯等の電装ハ ーネスとキャビン内で用いる電装ハーネスの引き回しが狭いキャビン内に混在す ることとなって、電装系の点検、保守が複雑かつ困難となる、という欠点を有す るものであった。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので あって、その目的とするところは、各種走行用補助備品の組付けを労力を要する ことなく容易に行なうことができ、組立て作業の効率を向上させることができる と共に、電装ハーネスの引き回しをキャビンの内外で系統化し得て、電装系の点 検、保守を容易に行うことができ、しかも簡単な作業で後付けのオプション備品 の取付け、取外しを行なうことができ、組立時の作業性の向上と圃場作業時にお ける安全性の向上を両立して図ることができるキャビン型トラクタにおける走行 用補助備品の取付フレームを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため、本考案が採用した技術的手段は、ボンネットの後部に運 転操作部を覆うキャビンを設け、該キャビンの前面枠に沿って中空フレームを配 設すると共に、上記中空フレームに走行用補助備品を一括に装備したことを特徴 とするものである。
【0005】
【作用】
したがって、本考案によれば、各種走行用補助備品の組付け、取外しを簡単に 行なうことができると共に、各補助備品毎の組付け位置調整を不要にし、組立て 効率を向上させることができ、電装系の点検、保守を系統別に容易に行うことが できる。
【0006】
【実施例】
本考案の構成を、図面に示した一実施例に基いて詳細に説明する。 図1および図2において、1はキャビン型トラクタであり、該キャビン型トラ クタ1は、前輪2および後輪3を備えた機体フレーム4の前部に図示しないエン ジンを内装したボンネット5を配設し、その後部に操作ハンドル6、座席7等の 運転操作部8を備えたキャビン9が形成されていると共に、上記キャビン9の後 方にはミッションケース10が配設されてキャビン型トラクタ1を構成している 。
【0007】 上記キャビン9は、フロントガラス11を穿設した前面枠12および天井部1 3と、該天井部13をキャビン9の後部で支持する後部支柱14、14とから形 成されており、上記キャビン9の左右側部には、ドア15、15がヒンジ16を 介して開閉自在に装備されている。
【0008】 前記前面枠12には、該前面枠12の左右枠部12a、12aおよび上枠部1 2bに沿って折曲形成された中空フレーム17がステー18、18…を介して装 着されており、上記左右枠部12a、12aに沿う左右フレーム部17a、17 aの上部は機体前方に向けて折曲され、上枠部12bから前方に離間した位置に 上フレーム部17bを平行状に張り出すように中空フレーム17が構成されてい る。
【0009】 上記中空フレーム17の左右フレーム部17a、17aには、取付ステー19 、19を介して取着されるサイドミラー20、20と、左右フラッシャーランプ 21、21が装着されていると共に、上フレーム部17bには、所定間隔を存し て作業灯22、22が前方に向けて装着されている。 また、上記前面枠12を構成する右枠部12aには、左右フラッシャーランプ 21、21と作業灯22、22の電装ハーネス23を、キャビン9の内部から右 フレーム部17aの下端に挿通案内する取出し孔24が穿設されており、上記電 装ハーネス23は、中空フレーム17内を貫通して左右フラッシャーランプ21 、21と作業灯22、22にそれぞれ接続され、運転操作部8の図示しないレバ ースイッチの切換操作で、左右フラッシャーランプ21、21による所要の左右 回向指示と作業灯22、22の点灯、消灯を行うようになっている。 なお、25、25は、各作業灯22、22の本体に電装ハーネス23からの接続 電線を取り出すハーネス通し孔である。
【0010】 本考案は叙上の如く構成したから、キャビン型トラクタ1の組立時において、 トラクタの走行に必須の走行用補助備品を、予め中空フレーム17に一括に装備 しておき、また電装備品を上記中空フレーム17内に挿通した電装ハーネス23 に接続しておけば、前面枠12に備品毎に直に穴明け、金具の取付等の加工処理 を施す必要がなくなり、上記中空フレーム17をステー18、18を介して前面 枠12に装着し、コネクター等による電装ハーネス23の接続のみで、簡単に走 行用補助備品の組付けを行うことができる。
【0011】 また、フラッシャーランプ21や作業灯22の電装ハーネス23は、キャビン 9内の電装系とは独立して配線されるので電装系統が明確になり、電装系の点検 、保守が極めて容易になる。 しかも後付けでオプション備品を装着する場合にも、甚だ面倒な取付加工を前 面枠12に施す必要がなくなり、中空フレーム17への取付加工のみの簡単な作 業で後付けのオプション備品の取付けを行なうことができる。
【0012】 更には、ステー18、18…を介して装着される中空フレーム17は、前面枠 12の補強フレームとして兼用されるので、前面枠12自体の剛性を向上させる ことができ、機体の転倒やキャビン9に直接外力が作用するような場合にも、前 面枠12の変形を可及的に防止してフロントガラス11の破損を抑制し、搭乗者 の安全を確保することができる。
【0013】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、ボンネットの後部に運転操作部を覆うキャビンを設 け、該キャビンの前面枠に沿って中空フレームを配設すると共に、上記中空フレ ームに走行用補助備品を一括に装備したから、次のような極めて有用な実用的効 果を奏する。 キャビン型トラクタの組立時においては、前面枠に備品毎の穴明け、金具の取 付等を直に施す必要が一掃され、簡単に走行用補助備品の組付けを行うことがで き、組立時の作業性を向上させることができる。 電装備品の電装系を中空フレーム内に挿通して接続できるので、キャビン内の 電装系と混在することがなく、電装系統を明確に区別することができ、電装系毎 の点検、保守が極めて容易になる。 後付けでオプション備品を装着する場合にも、甚だ面倒な取付加工を前面枠に 施す必要がなくなり、中空フレームへの取付加工のみの簡単な作業で後付けのオ プション備品の取付けを行なうことができる。 中空フレームを前面枠の補強フレームとして兼用することができ、前面枠自体 の剛性を増強し得て、転倒事故等によりキャビンに外力が加わるような場合にも 前面枠の変形を可及的に防止することができ、搭乗者に対する安全性を向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビン型トラクタの一部省略全体側面図であ
る。
【図2】同上一部省略要部正面図である。
【符号の説明】
1 キャビン型トラクタ 5 ボンネット 8 運転操作部 9 キャビン 12 前面枠 17 中空フレーム 20 サイドミラー 21 フラッシャーランプ 22 作業灯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネットの後部に運転操作部を覆うキ
    ャビンを設け、該キャビンの前面枠に沿って中空フレー
    ムを配設すると共に、上記中空フレームに走行用補助備
    品を一括に装備したことを特徴とするキャビン型トラク
    タにおける走行用補助備品の取付フレーム。
JP6032393U 1993-10-14 1993-10-14 キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム Pending JPH0724686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6032393U JPH0724686U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6032393U JPH0724686U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724686U true JPH0724686U (ja) 1995-05-09

Family

ID=13138857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6032393U Pending JPH0724686U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 キャビン型トラクタにおける走行用補助備品の取付フレーム

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JP (1) JPH0724686U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015147233A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2015189450A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ヤンマー株式会社 作業車両

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