JPH07244657A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

Info

Publication number
JPH07244657A
JPH07244657A JP6032393A JP3239394A JPH07244657A JP H07244657 A JPH07244657 A JP H07244657A JP 6032393 A JP6032393 A JP 6032393A JP 3239394 A JP3239394 A JP 3239394A JP H07244657 A JPH07244657 A JP H07244657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
editing
unit
input
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6032393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shitanda
秀樹 四反田
Osamu Kamo
理 加茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6032393A priority Critical patent/JPH07244657A/ja
Publication of JPH07244657A publication Critical patent/JPH07244657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル名を忘れた場合でも、装置の複雑化
や、入力装置の使い分けによる手間の発生を生じること
なく、そのファイル名の文書を文書記憶手段から読み出
して、編集処理が行うことができる文書編集装置を提供
する。 【構成】 文書原稿117に付されたバーコード116
を判読する判読部と、編集内容を示す指示動作を検出す
る指示動作検出部と、バーコード116を用いて対応表
記億部101から文書を検索する文書検索部102と、
検索された文書を文書格納部103の記憶媒体から抽出
し、入力部100によって検出された編集指示に従い編
集処理を行う文書編集部106と、識別モードか編集モ
ードのいずれかを指定するモード指定手段と、識別モー
ド時には、入力部100にバーコード116の判読動作
を行わせ、編集モード時には、入力部100に指示動作
の検出動作を行わせる切り換え部105を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書編集装置に関し、
特に、磁気ディスク、光ディスク等に電子的に記憶され
た文書群から所望の文書を読み出し、その文書に対して
編集処理を行う文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の文書編集装置としては、編集指
示を入力する入力手段がキーボードで構成されているも
のがある。操作者は、このキーボードから削除、コピ
ー、ブロック等の編集指示を入力して編集作業を行うこ
とができる。しかし、キーボードからの入力操作におい
ては、1つの編集処理を行う為に、多くキー操作を必要
とし、操作が煩わしい場合があった。そこで、編集指示
入力に対する操作性の向上を目指して、その指示入力を
ペン入力により行える文書編集装置が提案された。
【0003】このような文書編集装置として、従来、図
7に示されるような構成のものがあった。図7におい
て、301はペン入力装置、302はキーボード、30
3は文書記憶部、304は文書編集部、305はCRT
等の表示部である。上記構成の文書編集装置を使って、
所望の文書の編集処理を行うには、操作者は、先ずキー
ボードを操作して、編集したい文書のファイル名を入力
する。文書編集部304はファイル名を受け取り、文書
記憶部303から該当する文書を抽出して表示部305
に表示する。その後、操作者は、ペン入力装置301を
使って、編集指示を入力する。文書編集部304は、そ
の指示に基づいて表示部305の文書に対して編集を行
い、操作者の所望の文書に編集する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のペン
入力装置を用いた文書編集装置は、操作者が編集したい
文書のファイル名を忘れた場合や、そのファイル名を正
確に記憶していない場合、文書記憶手段から編集したい
文書を読み出すことができず、その文書を編集処理でき
ない不具合があった。このような問題点を解決するため
に、紙面上に記録されたコードを用いて文書を管理する
方法が提案されている。例えば特開平1−197878
の文書管理装置では、バーコード読み取り装置を別途入
力装置として用いて、この問題を解決しようとしてい
る。特開平3−28959の文書編集装置でも同様の方
法が提案されている。しかし、いずれの場合でも、別途
入力装置を必要とし、装置の複雑さと、操作する際に操
作者が入力装置を持ち替えるという手間が必要となる。
【0005】本発明は、上記実情に鑑み、編集したい文
書のファイル名を忘れた場合や、そのファイル名を正確
に記憶していない場合でも、装置の複雑化や、入力装置
の使い分けによる手間の発生を生じることなく文書記憶
手段から所望の文書を取り出して編集処理を行うことが
できる文書編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明による文書編集装置は、予め印刷出力
された文書原稿に付された識別記号を参照して、文書記
憶手段に格納された文書原稿に対応する文書を取り出
し、所望の編集処理を行うための文書編集装置であっ
て、文書原稿に付された前記識別記号を判読する判読部
と、編集内容を示す操作者の指示動作を座標情報として
検出する指示動作検出部とを一体の形で有した入力手段
と、入力手段によって判読された文書原稿に付された識
別記号を用いて文書記憶手段中から識別記号に該当する
文書を検索する文書検索手段と、文書検索手段によって
検索された文書を文書記憶手段中から抽出し、入力手段
によって検出された座標情報に対応する編集指示を解読
して文書の編集処理を行う文書編集手段と、文書の識別
モードか文書編集モードのいずれかを指定するモード指
定手段と、 文書の識別モード時には、入力手段に識別
記号の判読動作を行わせ、文書編集モード時には、入力
手段に操作者の指示動作の座標情報検出動作を行わせる
ように入力手段の処理動作を切り換える切り換え手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明による文書編集装置は、請
求項1の発明に対し、文書検索手段が、文書記憶手段に
記憶された文書の文書名と、この文書名に対応する識別
記号とを格納した文書名対応情報格納部を有しており、
入力手段によって判読された識別記号に従って文書名対
応情報格納部を検索して該当する文書名を抽出する。請
求項3の発明による文書編集装置は、請求項1の発明に
対し、入力手段が、識別記号を光学的に読み取るための
発光部と受光部とを有し、かつ操作者が手で操作するペ
ン形状の入力装置と、入力面を有し、操作者が入力装置
を入力面上で作用させた位置を座標情報として検出する
座標検出装置とを備えている。
【0008】
【作用】上記請求項1の発明のよれば、モード指定手段
が文書の識別モードか文書編集モードのいずれかを指定
する。識別モードが指定されると、切り換え手段が入力
手段に識別記号の判読動作を行わせ、入力手段が識別記
号を判読する。すると、文書検索手段が入力手段によっ
て判読された文書原稿に付された識別記号を用いて文書
記憶手段中から識別記号に該当する文書を検索し、文書
編集手段が文書検索手段によって検索された文書を文書
記憶手段中から抽出する。抽出後、自動的に、あるい
は、モード指定手段によって文書編集モード時が指定さ
れると、切り換え手段が入力手段に操作者の指示動作の
座標情報検出動作を行わせ、入力手段が座標情報を検出
する。すると文書編集手段が、抽出した文書を、入力手
段によって検出された座標情報に対応する編集指示を解
読して文書の編集処理を行う。
【0009】上記請求項2の発明によれば、文書検索手
段が、入力手段によって判読された識別記号に従って文
書を検索する処理を、文書検索手段が文書名対応情報格
納部を検索して該当する文書名を抽出することで行う。
上記請求項3の発明によれば、操作者が手でペン形状の
入力装置を操作することで、識別記号の判読が行なわれ
る。即ち、入力装置の発光部と受光部が識別記号を光学
的に読み取る。また文書編集モード時に、入力手段が座
標情報を検出する処理は、操作者が入力装置の入力面上
でペン形状の入力装置を作用させた位置の座標情報を座
標検出装置が検出することにより行なわれる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の文書編集装置の一実施例を図
面を用いて説明する。図1は、文書編集装置の構成を示
すブロック図である。この文書編集装置は、処理モード
として、編集対象の文書名を識別するための文書識別モ
ードと、特定された文書に対して所望の編集動作を行う
文書編集モードとを有している。さらに、文書識別モー
ドは、印刷出力された文書原稿に対して付されたバーコ
ードから編集対象を識別させるバーコード入力方式と、
装置が提示する文書名の中から、編集対象の文書名を直
接指定する文書名指定方式とが択一的に選択できるよう
に設定されている。
【0011】以下、図1に示す各処理部の構成について
説明する。入力部100は、ペン入力装置110と、座
標検出装置111とから構成され、文書識別モード時に
は文書の選択を行い、文書編集モード時には編集指示の
入力を行う。図2は、文書識別モード時と文書編集モー
ド時の入力部100の動作状態を模式的に示している。
【0012】ペン入力装置110は、その本体がペン形
状に形成されており、座標検出装置111の座標入力表
面112を押圧して座標値を入力するための押圧部11
3を有している。そして、文書識別モード時に文書名指
定方式が選択された場合には、装置が表示する文書名の
中から、編集対象の文書名を直接指定し、文書編集モー
ド時には、指定された文書に対する削除、移動、ブロッ
ク指定或は、印刷、編集終了等の編集処理命令の入力を
行う。
【0013】更に、このペン入力装置110は、原稿に
印刷されたバーコードを読み取るためのバーコードリー
ダーが付加されている。バーコードリーダーは、バーコ
ードの読み取るための発光素子114と、受光素子11
5とを備え、図2に示されるように原稿117のバーコ
ード116を読み取り、コード信号に変換する。このバ
ーコードリーダーは文書識別モード時にバーコード方式
が選択された場合に動作する。
【0014】このように、このペン入力装置110は、
文書名の指定及び編集指示を入力する入力装置とバーコ
ードリーダーとが一体化されている。従って、操作者は
このペン入力装置のみを操作することにより、文書名の
指定入力と指定した文書の編集指示入力とを行うことが
できる。ペン入力装置110は、入力操作性及びコンパ
クト化に有利な構成となっている。
【0015】座標検出装置111は加圧式タブレットで
構成されている。このタブレットは互いに離間させた上
下2層の透明抵抗膜を備えており、上方の抵抗膜の一部
をペン入力装置110の押圧部113で押圧すると、2
層の抵抗膜が押圧点で互いに接触することにより生じる
抵抗値の変動を電気信号に変換して座標位置を検出する
ものである。
【0016】表示部109は、タブレットと一体型の液
晶ディスプレイが用いられている。各モード時の処理メ
ニューを表示して、タブレット越しに操作者に提示す
る。そこで、操作者が処理メニュー中の所望の処理の位
置をペン入力装置により押圧すると、タブレットがその
位置の座標信号を生成して、装置本体に出力すること
で、その指示が入力されるものである。表示部109が
表示する内容として、文書識別モード時には、「バーコ
ード入力方式」、「文書名指定方式」の選択メニューを
表示する。そして、入力部100により「文書名指定方
式」が指示されると、この装置が記憶している文書のフ
ァイル名を表示する。また、文書編集モード時には、編
集状態の文書内容と、各種処理及び「印刷」、「終了」
等のメニューを表示する。
【0017】切り換え部105は、文書識別モード時
に、先ず入力部100のタブレットから、「バーコード
入力方式」或は「文書名指定入力方式」の表示位置の座
標信号を受け付け、その信号をペン位置情報変換部10
4に出力する。切り換え部105がペン位置情報変換部
104から「バーコード入力方式」を識別したことを示
す信号を受け付けると、ペン入力装置110からの信号
を文書検索部102に出力するように設定する。また、
「文書名指定入力方式」を識別したことを示す信号を受
け付けると、タブレット111からの座標信号をペン位
置情報変換部104に出力するように設定する。さら
に、文書検索部102から「文書入力モード終了」を示
す信号を受け付けると、ペン位置情報変換部104に対
して、タブレットからの座標信号を出力する文書編集モ
ードに設定する。
【0018】対応表記憶部101は、コード番号とファ
イル名とを関連づけた対応表を記憶している。この対応
表の一例を図3に示す。図3は、コード番号とファイル
名とが関連していることを示している。また、このコー
ド番号は、予め印刷出力された文書原稿にバーコードで
表示された識別記号と一致するものである。ペン位置情
報変換部104は、文書識別モード時にタブレット11
1からの座標情報に基づいてファイル名を検索するファ
イル名変換部と、文書編集モード時に操作者のペン操作
を編集命令に変換する編集命令変換部とを備えている。
ファイル名変換部は、文書識別モード時に、入力部10
0のタブレットから切り換え部105を介して、「文書
名指定入力方式」選択の座標信号を受け付けると、対応
表記憶部101からファイル名を読み出し、表示部10
9に出力する。そして、表示部109に表示されたファ
イル名の内から、操作者が指定したファイル名の座標信
号をタブレット111から受け付けると、その座標が示
すファイル名を調べ出し、後段の文書編集部106に出
力する。そして、編集命令変換部に「文書編集モード開
始」を示す信号を出力する。
【0019】編集命令変換部は、ファイル名変換部から
「文書編集モード開始」を示す信号を受け付けると、入
力部100のタブレット111から切り換え部105を
介して、座標信号の受け付けを開始する。そして、座標
信号を受け付けると、その座標信号に対応する編集命令
を調べ出し、この命令を後段の文書編集部106に出力
する。
【0020】文書検索部102は、ペン入力装置110
が文書原稿に付されたバーコードから判読したコード番
号を切り換え部105を介して受け取り、対応表記憶部
101内を検索して、コード番号と関連して記憶してい
るファイル名を読み出す。そして、このファイル名を後
段の文書編集部106に出力する。さらに、切り換え部
105に「文書入力モード終了」を示す信号を出力す
る。
【0021】文書格納部103は、文書とその文書のフ
ァイル名とを関連付けて記憶しており、磁気ディスク装
置や光ディスク装置等の記憶手段から構成されている。
文書編集部106は、抽出部と編集部とを備えている。
抽出部はペン位置情報変換部104のファイル変換部或
は、文書検索部102から出力されたファイル名を受け
付けると、文書格納部103の記憶手段内を検索して、
そのファイル名に該当する文書を抽出する。
【0022】編集部は、ペン位置情報変換部104の編
集命令変換部からの編集命令を受け付けると、抽出部が
抽出した文書に対して、その命令に従う編集処理を実行
する。また、ペン位置情報変換部104の編集命令変換
部から「編集文書の印刷」を示す指示が入力されると、
後段の印刷コード番号生成部107に、編集文書のファ
イル名を示す信号を出力すると共に、印刷部108に編
集文書を出力する。また、ペン位置情報変換部104の
編集命令変換部から「編集終了」を示す信号を受け付け
ると、編集命令変換部からの編集命令の信号の受け付け
を停止する。
【0023】印刷コード番号生成部107は、文書編集
部106から編集文書のファイル名を示す信号を受け付
けると、対応表記憶部101を検索して、受け付けた編
集文書のファイル名に関連して記憶されているコード番
号を読み出す。そして、このコード番号からバーコード
印刷用の情報を生成し、この情報を印刷部108に出力
する。
【0024】印刷部108は、文書編集部106から編
集文書及び印刷コード番号生成部107からバーコード
の印刷情報を受け付ける。そして、この編集文書とバー
コードの印刷情報にしたがって、編集文書とバーコード
を印刷する。上記の文書編集装置は、具体的には図4に
示すように、表示装置201、ペン入力装置202、座
標検出装置203、メモリ204、ROM205、CP
U206、プリンター207で構成される。表示装置2
01は、表示部109の機能を実現するもので、具体的
には、液晶ディスプレイ及び液晶ディスプレイ制御装置
からなる。ペン入力装置202及び座標検出装置203
は、入力部100を実現する。そして、メモリ204
は、文書、その文書のファイル名及び対応表記憶部10
1の対応表を記憶し、ROM205は、ペン位置情報変
換部104、文書検索部102、文書編集部106、印
刷コード生成部107の機能を実現するための文書編集
プログラムを記憶する。CPU206は文書編集プログ
ラムを実行する。プリンター207は印刷部108を実
現する。
【0025】次に、上記構成の文書編集装置の動作を図
5、図6のフローチャートを用いて説明する。先ず、操
作者は、表示部109に表示されているメニュー「バー
コード入力方式」、「文書名指定方式」の内、1つをペ
ン入力装置110により指定する(S100、S10
1)。ここで、例えば、操作者が「ファイル名指定入
力」を指示したとすると、その指示された座標がタブレ
ットにより検出され、位置ペン位置情報変換部104に
出力される。ペン位置情報変換部104は、出力された
座標に対する編集命令を調べ、その結果、対応表記憶部
101内を検索して、文書格納部103に格納されてい
る文書のファイル名の一欄を表示部109に表示する。
そして、操作者は、その一覧のファイル名の内、所望の
ファイル名をペン入力装置110により指示する。タブ
レットによりの指示位置の座標が検出され、ペン位置情
報変換部104に出力される。出力された座標はペン位
置情報変換部104によりファイル名に変換され文書編
集部106に出力される(S102)。
【0026】一方、操作者が「バーコード入力方式」を
指示した場合は、ペン入力装置110の発光素子及び受
光素子が起動される(S103)。そして、操作者がペ
ン入力装置110をバーコード上で移動させると、この
バーコードがペン入力装置110に読み込まれる(S1
04)。そして、読み込まれた情報はコード番号に変更
され、文書検索部102に出力される。文書検索部10
2は、出力されたコード番号を検索キーとして対応表記
憶部101内を検索し、このコード番号に該当するファ
イル名を読み出す。そして、文書編集部106にそのフ
ァイル名を出力する(S105)。この出力の後、文書
検索部102からの終了信号により、切り換え部105
はペン入力装置110のバーコードリーダーの駆動を停
止する(S106)。
【0027】次に、文書編集部106は、受け取ったフ
ァイル名を検索キーとして文書格納部103内を検索
し、このファイル名に該当する文書を抽出し(S10
7)、表示部109に表示させる。また、同時に、表示
部109の下部に、「移動」、「削除」、「ブロック指
定」、「印刷」、「終了」等の編集メニューを表示す
る。操作者が、表示部109上の所望の編集命令及び編
集文字等をペン入力装置110により指示すると、タブ
レット、ペン位置情報変換部104及び文書編集部10
6により、指定した編集処理が実行される(S10
8)。
【0028】所望の編集処理を行った後、操作者は「印
刷」又は、「終了」の指示をペン入力装置110を用い
て入力する(S109、S110)。例えば、「終了」
を指示すると、文書編集部106は、文書編集を終了す
る。また、「印刷」が指示されれば、文書編集部106
は、編集した文書を印刷部108に出力する。そして、
編集された文書のファイル名が印刷コード生成部107
に出力される。この印刷コード生成部107は、対応表
記憶部101内を検索し、受け取ったファイル名に該当
するコード番号を読み出し、コード番号を示すバーコー
ドの印刷情報を生成する(S111)。印刷部108
は、編集文書と共にバーコードを印刷する(S11
2)。
【0029】尚、上記実施例では、座標検出装置が加圧
方式のタブレットの場合について示されている。しかし
ながら、本発明の座標検出装置は、それに限定されるも
のではなく、例えば電磁誘導や静電容量を利用して座標
を検出する方式のタブレットを用いてもよい。なお、電
磁誘導方式のタブレットを用いた場合は、ペン入力装置
側にバーコードを読み取るバーコードリーダーと、さら
に電磁誘導を発生するコイルや電磁石等の構成を備える
ことになる。
【0030】また、上記実施例では、編集後の文書に対
して、編集前のコード番号及びファイル名を用いてい
た。しかし、これとは違って、編集後の文書に対して、
新しいファイル名及びコード番号を生成するようにして
もよい。そうすることで、上記実施例のように編集後の
文書を新規文書とし、その文書のコード番号を示すバー
コードを読み込むことで、編集前後の文書を自在に読み
出し、編集することができる。編集後の文書に対して、
新しいファイル名及びコード番号を用いる場合の構成と
しては、新しいファイル名及びコード番号を入力する入
力装置と、編集後の文書及び入力したファイル名を文書
格納部の記憶媒体に記憶させると共に、そのファイル名
とコード番号を対応表記憶部の対応表に関連付けて記憶
させる手段が必要となる。
【0031】また、他のワードプロセッサ等で別途新規
に作成された文書に対して、新しいファイル名及びコー
ド番号を設けるように構成してもよい。その場合の構成
としては、新しいファイル名及びコード番号を入力する
入力装置と、別途作成された文書及び入力したファイル
名を文書格納部の記憶媒体に記憶させると共に、そのフ
ァイル名とコード番号を対応表記憶部の対応表に関連付
けて記憶させる手段が必要となる。
【0032】さらに、上記実施例では、文書の読み出す
識別記号をバーコードで表示したが、本発明は、これに
限定されるものはなく、例えば文字や記号でもよい。こ
の文字や記号の場合は、ペン入力装置にOCR(Opt
ical Character Reader)を付加
することにより実現できる。さらに、上記実施例では、
バーコードにファイル名を示す識別記号を盛り込んでい
たが、これに代えて、直接ファイル名をバーコード化し
て用いてもよく、また、このように構成すれば、ペン入
力装置110から読み込まれた情報をそのまま用いて、
記憶媒体の文書を抽出することができる。このため、対
応表記憶部101と文書検索部102を省略することが
できる。
【0033】さらに、上記実施例では、文書格納部を磁
気ディスクあるいは光ディスクからなる記憶手段から構
成したが、それらに代えてフロッピーディスクのような
脱着可能なメディアで構成してもよい。この場合、上記
実施例のファイル名のかわりに脱着メディアごとに付与
されたボリューム名とそのメディアのなかで文書を識別
する文書名とを合成したもの用いればよい。
【0034】さらに、文書格納部は文書編集部と直接に
接続されたものではなく電話回線などの通信回線を使っ
て周接的に接続されているものでもよい。この場合、上
記実施例のファイル名の代わりに、電話回線の先を特定
する電話番号などの識別番号と、その相手の中での文書
を識別する文書名とを合成したものを用いればよい。こ
の場合、通信を行うための通信制御部が必要となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明の文書編集装置は、編集命令の入力と識別記号の読み
込みとを一体型のデバイスを用いて行うように構成した
ことにより、簡単な装置により編集したい文書に対し
て、そのファイル名を忘れてしまったような場合でも、
その文書原稿に付された識別記号を読み込むことで、そ
の文書を読み出し編集を行うことができ、且つ文書の読
み出し処理及び編集処理における装置の操作性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書編集装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施例の入力部100のペン入力装置110
と座標検出装置111の操作状態を示す模式図である。
【図3】同実施例の対応表記憶部101の対応表の一例
を示す図である。
【図4】同実施例の文書編集装置の機器構成を示す構成
図を示す。
【図5】同実施例の文書編集装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】同実施例の文書編集装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】従来の文書編集装置の構成図を示す。
【符号の説明】
100 入力部 110 ペン入力装置 111 座標検出装置 101 対応表記憶部 102 文書検索部 103 文書格納部 104 ペン位置情報変換部 105 切り換え部 106 文書編集部 107 印刷コード生成部 108 印刷部 109 表示部 112 座標入力面 114 発光素子 115 受光素子 116 バーコード 117 原稿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め印刷出力された文書原稿に付された
    識別記号を参照して、文書記憶手段に格納された前記文
    書原稿に対応する文書を取り出し、所望の編集処理を行
    うための文書編集装置であって、 前記文書原稿に付された前記識別記号を判読する判読部
    と、編集内容を示す操作者の指示動作を座標情報として
    検出する指示動作検出部とを一体の形で有した入力手段
    と、 前記入力手段によって判読された前記文書原稿に付され
    た前記識別記号を用いて前記文書記憶手段中から前記識
    別記号に該当する文書を検索する文書検索手段と、 前記文書検索手段によって検索された文書を前記文書記
    憶手段中から抽出し、前記入力手段によって検出された
    前記座標情報に対応する編集指示を解読して前記文書の
    編集処理を行う文書編集手段と、 文書の識別モードか文書編集モードのいずれかを指定す
    るモード指定手段と、 文書の識別モード時には、前記入力手段に前記識別記号
    の判読動作を行わせ、文書編集モード時には、前記入力
    手段に前記操作者の指示動作の座標情報検出動作を行わ
    せるように入力手段の処理動作を切り換える切り換え手
    段とを備えたことを特徴とする、文書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記文書検索手段は、前記文書記憶手段
    に記憶された文書の文書名と、この文書名に対応する識
    別記号とを格納した文書名対応情報格納部を有してお
    り、前記入力手段によって判読された前記識別記号に従
    って前記文書名対応情報格納部を検索して該当する文書
    名を抽出することを特徴とする、請求項1記載の文書編
    集装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、 前記識別記号を光学的に読み取るための発光部と受光部
    とを有し、操作者が手で操作するペン形状の入力装置
    と、 入力面を有し、操作者が前記入力装置を前記入力面上で
    作用させた位置を座標情報として検出する座標検出装置
    とを備えたことを特徴とする、請求項1記載の文書編集
    装置。
JP6032393A 1994-03-02 1994-03-02 文書編集装置 Pending JPH07244657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6032393A JPH07244657A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 文書編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6032393A JPH07244657A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 文書編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07244657A true JPH07244657A (ja) 1995-09-19

Family

ID=12357717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6032393A Pending JPH07244657A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 文書編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07244657A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09128137A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Ricoh Co Ltd 電子文書操作システム及び電子文書操作方法
EP0833276A2 (en) * 1996-09-30 1998-04-01 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming system
JP2000112646A (ja) * 1998-08-07 2000-04-21 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報表示媒体
JP2001147779A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Ricoh Co Ltd 筆記入力装置
US6651894B2 (en) 2000-12-12 2003-11-25 Ricoh Company, Ltd. Imaging method, imaging apparatus, and image information management system
JP2007026298A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Ricoh Co Ltd コンピュータ入力装置、コンピュータ入力方法、情報処理装置及び情報処理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09128137A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Ricoh Co Ltd 電子文書操作システム及び電子文書操作方法
JP2004303254A (ja) * 1995-11-01 2004-10-28 Ricoh Co Ltd 電子文書操作システム、電子文書操作方法及び筆記装置
EP0833276A2 (en) * 1996-09-30 1998-04-01 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming system
EP0833276A3 (en) * 1996-09-30 1998-12-16 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming system
US6137590A (en) * 1996-09-30 2000-10-24 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming system
JP2000112646A (ja) * 1998-08-07 2000-04-21 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報表示媒体
JP2001147779A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Ricoh Co Ltd 筆記入力装置
US6651894B2 (en) 2000-12-12 2003-11-25 Ricoh Company, Ltd. Imaging method, imaging apparatus, and image information management system
US6935565B2 (en) 2000-12-12 2005-08-30 Ricoh Company, Ltd. Imaging method, imaging apparatus, and image information management system
JP2007026298A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Ricoh Co Ltd コンピュータ入力装置、コンピュータ入力方法、情報処理装置及び情報処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7054487B2 (en) Controlling and electronic device
JPH03202967A (ja) 電子ファイリング装置
EP0354703B1 (en) Information processing apparatus
JPH03161873A (ja) データベース構築機能を有する電子フアイリング装置
JPH07244657A (ja) 文書編集装置
JP2003127473A (ja) 画像形成装置
JPH08137648A (ja) 画像入出力装置の操作装置
JPS63219061A (ja) 文字処理装置
JP3770812B2 (ja) 金融機関用の営業店端末装置
JPH1013642A (ja) 画像情報処理装置
JPH03263182A (ja) 電子ファイリングシステム
JP3296858B2 (ja) 画像ファイリング方法
JPH08317155A (ja) ファイリング方法およびファイリング装置
JP2889444B2 (ja) キーボード映像を切換えて使用可能な情報処理装置
JP4431967B2 (ja) 画像処理装置
JPH07200597A (ja) 文書管理装置
JP3138361B2 (ja) 情報処理装置
JPH0528191A (ja) データ入出力装置
JP3498670B2 (ja) 画像編集装置
JPH05290163A (ja) 画像情報切り出し装置とそれに用いる方法,および,切り出し領域指定プレート
JP2528026Y2 (ja) 情報ファイル装置
JPH0476613A (ja) ユーザ定義ヘルプガイダンス装置
JPH0594512A (ja) 電子フアイリング装置
JPH03174660A (ja) イメージデータによる文書タイトル検索機能を備えた電子フアイリング装置
JP2004214990A (ja) 画像形成装置の表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 17

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 18

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131129